JPH08222291A - 並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ - Google Patents

並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ

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JPH08222291A
JPH08222291A JP7030460A JP3046095A JPH08222291A JP H08222291 A JPH08222291 A JP H08222291A JP 7030460 A JP7030460 A JP 7030460A JP 3046095 A JP3046095 A JP 3046095A JP H08222291 A JPH08222291 A JP H08222291A
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branch cable
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列多芯の幹線ケーブルと分岐ケーブルとを
電気的に相互接続するコネクタにおいて、分岐ケーブル
と幹線ケーブルとを確実に接続する。 【構成】 分岐ケーブル用カバー14には分岐ケーブル
を受けるケーブル受部23が形成されていると共に、そ
のケーブル受部23に連なる凹状のケーブル固定部32
が形成されている。ケーブル固定部32の上端にはクラ
ンプ片33が開閉可能に一体に設けられており、そのク
ランプ片33の閉鎖状態でケーブル受部23で受けた分
岐ケーブルを保持することができる。ケーブル受部23
の隅部に対応して4本の脚部34が形成されていると共
に、ケーブル受部23の奥端位置に閉鎖部35が形成さ
れている。分岐ケーブルを保持した分岐ケーブル用カバ
ー14をハウジングに装着することにより、ハウジング
のコンタクト部材と確実に導通することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列多芯の幹線ケーブ
ルと並列多芯の分岐ケーブルとを電気的に接続するため
の並列多芯ケーブル相互接続用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばFA(ファクトリオー
トメーション)においては、コントロールユニットと複
数の入出力機器との間をケーブルで接続することによ
り、ケーブルを通じてコントロールユニットと入出力機
器との間の信号の伝送を行うようにしている。
【0003】ところが、コントロールユニットと入出力
機器との間をケーブルで接続する場合には、入出力機器
の数だけ当該入出力機器とコントロールユニットとの間
にケーブルを配線する必要があり、入出力機器の数が増
加するほど、ケーブルの配線が面倒となると共に配線ス
ペースが増大する。
【0004】そこで、近年、コントロールユニットと入
出力機器との間の信号伝送を、最小限の信号線で行う省
配線化装置が供されており、本出願人は、斯様な省配線
化装置として、実願平5−42049号のものを出願し
た。このものは、図16に示すように、複数のコンタク
ト部材1が設けられたハウジング2にカバー3を上下方
向から夫々装着するもので、ハウジング2の下面とカバ
ー3との間で平行多芯の幹線ケーブル4を挾持し、ハウ
ジング2の上面とカバー3との間で平行多芯の分岐ケー
ブル5を挾持するようになっている。
【0005】従って、ハウジング2とカバー3との間に
幹線ケーブル4及び分岐ケーブル5が夫々挾持された状
態では、幹線ケーブル4と分岐ケーブル5とはコンタク
ト部材1を通じて電気的に接続される。
【0006】この場合、ハウジング2及びカバー3は、
両者が完全に係合されるのに先立って仮係合状態となる
ように構成されており、その仮係合状態でケーブル4,
5とコネクタとの位置関係を調整することができる。そ
して、仮係合状態のカバー3同士を強く挟圧すると、ハ
ウジング2とカバー3とが完全に一体化して固着すると
共に、ケーブル4,5にコンタクト部材1が強く食い込
んで圧着するので、幹線ケーブル4と分岐ケーブル5と
をコンタクト部材1を通じて電気的に接続することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものでは、分岐ケーブル5の端部をハウジング
2とカバー3との間で挾持する構成であるので、分岐ケ
ーブル5をハウジング2とカバー3との間で完全に挾持
するまでは互いの位置関係が不安定となる。このため、
ケーブルの接続作業が困難な場所(手の届きにくい場
所、狭い場所等)において作業を行う場合は、作業性が
大幅に低下したり、分岐ケーブル5が正規の位置からず
れてしまってケーブル4,5同士の電気的な接続が不確
実となるという欠点がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、幹線ケーブルと分岐ケーブルとを電気
的に接続する構成において、作業性を高めながら分岐ケ
ーブルと幹線ケーブルとを確実に接続することができる
並列多芯ケーブル相互接続用コネクタを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の並列多芯ケーブ
ル相互接続用コネクタは、並列多芯の幹線ケーブルを受
ける第1のケーブル受部と並列多芯の分岐ケーブルを受
ける第2のケーブル受部とが対面形成されたハウジング
を設け、このハウジングを貫通した状態で前記第1及び
第2のケーブル受部から突出し、幹線ケーブル及び分岐
ケーブルが導通状態で圧着される複数のコンタクト部材
を設け、前記第1のケーブル受部に対応し、幹線ケーブ
ルを受けるケーブル受部が形成された幹線ケーブル用カ
バーを設け、前記第2のケーブル受部に対応し、分岐ケ
ーブルを受けるケーブル受部が形成された分岐ケーブル
用カバーを設け、この分岐ケーブル用カバーに、分岐ケ
ーブルを保持する保持手段を設け、前記分岐ケーブル用
カバーに、前記保持手段で保持された分岐ケーブルを前
記ケーブル受部に位置決めする位置決め手段を設け、前
記ハウジングとカバーとを一体化する固着手段を設けた
ものである(請求項1)。
【0010】上記した構成において、前記分岐ケーブル
用カバーに、前記ケーブル受部で受けた分岐ケーブルの
先端を閉鎖する閉鎖部を設けるようにしてもよい(請求
項2)。
【0011】また、前記位置決め手段を、前記ケーブル
受部の隅部に対応して設けられた複数の脚部から構成す
るようにしてもよい(請求項3)。
【0012】また、前記保持手段を、前記分岐ケーブル
用カバーに開閉可能に設けられたクランプ片から構成
し、当該クランプ片のクランプ状態で上記ケーブル受部
で受けた分岐ケーブルを保持するようにしてもよい(請
求項4)。
【0013】また、前記クランプ片を、前記ケーブル受
部側に設けるようにしてもよい(請求項5)。
【0014】
【作用及び発明の効果】請求項1記載の並列多芯ケーブ
ル相互接続用コネクタの場合、並列多芯の幹線ケーブル
と並列多芯の分岐ケーブルとを電気的に接続するとき
は、幹線ケーブル用カバーのケーブル受部に幹線ケーブ
ルを受けた状態で保持手段により幹線ケーブルを保持す
ると共に、分岐ケーブル用カバーのケーブル受部に分岐
ケーブルを受けた状態で保持手段により分岐ケーブルを
保持する。このとき、分岐ケーブル用カバーに保持され
た分岐ケーブルの先端は位置決め手段によりケーブル受
部に位置決めされる。
【0015】続いて、幹線ケーブル若しくは分岐ケーブ
ルが夫々保持された各カバーをハウジングに装着する
と、固着手段により各カバーとハウジングとが固着され
る。このとき、幹線ケーブル及び分岐ケーブルはハウジ
ングとカバーとの間で夫々挟圧されるので、コンタクト
部材が幹線ケーブル及び分岐ケーブルに圧着し、以て幹
線ケーブルと分岐ケーブルとはコンタクト部材を通じて
電気的に接続される。
【0016】ここで、分岐ケーブル用カバーに保持され
た分岐ケーブルは位置決め手段によりケーブル受部に位
置決めされているので、ケーブルの接続作業が困難な場
所であっても容易に幹線ケーブルと分岐ケーブルとを確
実に電気的に接続することができる。
【0017】請求項2記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、分岐ケーブルを保持手段によりカバ
ーに保持させる際は、分岐ケーブルの先端を閉鎖部に当
接させた状態で行う。これにより、カバーに対する分岐
ケーブルの位置決めを簡単に行うことができる。
【0018】また、分岐ケーブルが保持手段により分岐
ケーブル用カバーに保持された状態では、分岐ケーブル
の先端は閉鎖部により閉鎖されているので、分岐ケーブ
ルの先端を保護することができる。
【0019】請求項3記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、保持手段により分岐ケーブルが分岐
ケーブル用カバーに装着された状態では、ケーブルはケ
ーブル受部の隅部に対応して設けられた複数の脚部によ
り位置決めされるので、簡単な構成で分岐ケーブルの位
置ずれを確実に防止することができる。
【0020】請求項4記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、分岐ケーブル用カバーに分岐ケーブ
ルを保持させるには、分岐ケーブルをケーブル受部に受
けた状態でクランプ片をクランプすると、クランプ片に
より分岐ケーブルをワンタッチで保持することができ
る。
【0021】請求項5記載の並列多芯ケーブル相互接続
用コネクタの場合、クランプ片はケーブル受部側に設け
られているので、ハウジングに分岐ケーブル用カバーを
装着した形態では、分岐ケーブル用カバーに設けられた
クランプ片は内側に位置する。これにより、クランプ片
を外部から隠蔽してコネクタの見映えを良好とすること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図13を
参照して説明する。全体を分解して示す図1において、
コネクタ11は、ハウジング12の上下面側に幹線ケー
ブル用カバー13及び分岐ケーブル用カバー14を夫々
装着することにより構成されている。
【0023】まず、ハウジング12について図2乃至図
4を参照して説明する。図2はハウジング12の上面を
示し、図3はハウジングの下面を示している。これらの
図2及び図3において、ハウジング12の下面及び上面
には矩形面状の第1のケーブル受部15及び第2のケー
ブル受部16が夫々形成されていると共に、各ケーブル
受部15,16の隅部に対応して4個の係止孔17が形
成されている。
【0024】また、ハウジング12には銅合金なるコン
タクト部材18がインサート成形されており、各コンタ
クト部材18の両端が第1及び第2のケーブル受部15
及び16から突出している。
【0025】コンタクト部材18は、図4に示すように
両端部にV字状の切削部18aが形成されていると共
に、当該切削部18aに連なるスリット部18bが形成
されており、それらの切削部18a及びスリット部18
bがハウジング12から露出している。
【0026】尚、コンタクト部材18は、図2及び図3
に示すように1つ置きに並設されており、隣同士に位置
するコンタクト部材18同士が互いに干渉しないように
なっている。
【0027】図2及び図3において、ハウジング12の
側面には図示上下方向に連なって固着手段としての第1
の山部19、第2の山部20、第3の山部21が形成さ
れていると共に、それらの各山部19,20,21を跨
ぐ1対のガイド部22が所定距離離間した状態で側方に
突出形成されている。
【0028】次に、幹線ケーブル用カバー13について
図5及び図6を参照して説明する。図5は幹線ケーブル
用カバー13の下面を示し、図6は幹線ケーブル用カバ
ー13の上面を示している。
【0029】これらの図5及び図6において、幹線ケー
ブル用カバー13の上面には矩形平面状のケーブル受部
23が形成されていると共に、このケーブル受部23を
横断する溝部24が所定距離離間した状態で形成されて
いる。この場合、溝部24は、ハウジング12に設けら
れたコンタクト部材18の位置に対応して形成されてい
る。
【0030】幹線ケーブル用カバー13において一方の
側面中央には固着手段としての1本の係合片25が一体
形成されていると共に、他方の側面端部には固着手段と
して1対の係合片26が一体形成されている。これらの
係合片25,26の先端には内方に指向する係合爪25
a,26aが夫々形成され、係合片25の外面中央部に
は外方を指向する係合突部27が形成されている。
【0031】ここで、1対の係合片26の間には係合壁
部28が橋架されている。この係合壁部28の内面中央
部には係合片25の形状に対応した凹部29が形成され
ていると共に、その凹部29の端部に係合突部27の形
状に対応した傾斜面30が形成されている。そして、幹
線ケーブル用カバー13の下面には膨出部31が形成さ
れている。
【0032】一方、幹線ケーブル用カバー13のケーブ
ル受部23と連なるように凹状のケーブル固定部32が
形成されていると共に、そのケーブル固定部32の一方
の上端に保持手段としてのクランプ片33が一体形成さ
れている。この場合、ケーブル固定部32の他方の上端
内面には係合爪32aが形成されており、その係合爪3
2aにクランプ片33の先端が係合することによりクラ
ンプ状態となるようになっている。尚、ケーブル固定部
32とクランプ片33との連結部は肉薄に形成されてお
り、クランプ片33の容易な回動が可能となっている。
また、幹線ケーブル用カバーにおいてケーブル受部23
の隅部に対応して位置決め手段としての4個の脚部34
が起立形成されている。
【0033】次に分岐ケーブル用カバー14について図
7及び図8を参照して説明するに、幹線ケーブル用カバ
ー13と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、
異なる部分についてのみ符号を付して説明する。
【0034】図7は分岐ケーブル用カバー14の上面を
示し、図8は分岐ケーブル用カバー14の下面を示して
いる。これらの図7及び図8において、分岐ケーブル用
カバー14のケーブル受部23の端部には板状の閉鎖部
35が起立形成されている。この場合、幹線ケーブル用
カバー13と分岐ケーブル用カバー14との違いは、閉
鎖部35が設けられているか否かだけであり、他の形状
は同一である。
【0035】次に上記構成の作用について説明する。ま
ず、クランプ片33の開放状態で幹線ケーブル用カバー
13のケーブル受部23及び当該ケーブル受部23と連
なるケーブル固定部32に平形多芯の幹線ケーブル36
を載置してから、クランプ片33を回動してケーブル固
定部32の係合爪32aに係合させてクランプする。こ
れにより、クランプ片33により幹線ケーブル36が保
持されるので、幹線ケーブル36に幹線ケーブル用カバ
ー13が装着される。このとき、幹線ケーブル36は幹
線ケーブル用カバー13のケーブル受部23に4本の脚
部34により挾持されるので、幹線ケーブル36をケー
ブル受部23に確実に位置決めすることができる(図1
参照)。
【0036】この場合、幹線ケーブル用カバー13に幹
線ケーブル36を保持する際は、幹線ケーブル36に対
して幹線ケーブル用カバー13を位置決めした状態で装
着することが望ましい。
【0037】次に、同様にして、分岐ケーブル用カバー
14にクランプ片33によるクランプにより平形多芯の
分岐ケーブル37を保持する。このとき、分岐ケーブル
37を閉鎖部35に当接させた状態でクランプ片33に
より分岐ケーブル37をクランプすることにより、分岐
ケーブル用カバー14に対する分岐ケーブル37の位置
合わせを簡単に行うことができる。また、分岐ケーブル
37の先端は4本の脚部34により挾持されるので、分
岐ケーブル37をケーブル受部23に確実に位置決めす
ることができる(図1参照)。
【0038】続いて、上述のようにして幹線ケーブル3
6を保持した幹線ケーブル用カバー13と分岐ケーブル
37を保持した分岐ケーブル用カバー14とをハウジン
グ12に装着する。
【0039】即ち、最初の第1の装着過程では、幹線ケ
ーブル用カバー13にハウジング12を上方から軽く押
込む。このとき、ハウジング12のガイド部22を幹線
ケーブル用カバー13の係合片25,26に摺接させな
がら押込む。そして、幹線ケーブル用カバー13の係合
片25,26の係合爪25a,26aがハウジング12
の側面に形成された第1の山部19に係合したところで
押込み作業を中断する。これにより、幹線ケーブル用カ
バー13は、ハウジング12に対して所定距離離間した
第1の仮係合状態となる(図9参照)。
【0040】この第1の仮係合状態では、幹線ケーブル
用カバー13のケーブル受部23とハウジング12の第
1のケーブル受部15から突出したコンタクト部材18
との間には幹線ケーブル36のケーブル径を上回った間
隙が形成されている。従って、第1の仮係合状態では、
幹線ケーブル用カバー13はクランプ片33により幹線
ケーブル36に保持されて位置決めされた状態となって
いるものの、幹線ケーブル用カバー13を幹線ケーブル
36の軸方向に沿った大きな力を印加することにより位
置調整することができる。
【0041】続いて、分岐ケーブル用カバー14をハウ
ジング12の上側に軽く押込むことにより、係合片2
5,26の係合爪25a,26aをハウジング12の側
面に形成された第3の山部21に係合させる。これによ
り、分岐ケーブル用カバー14は、ハウジング12に対
して所定距離離間された第1の仮係合状態となる(図9
参照)。
【0042】次の第2の装着過程では、ハウジング12
に仮止めされている幹線ケーブル用カバー13と分岐ケ
ーブル用カバー14とを強く圧接する。すると、夫々の
カバー13,14の係合片25は対向するカバー14,
13の係合壁部28とハウジング12の側面との間隙に
侵入すると共に、係合片25,26の係合爪25a,2
6aは第1及び第3の山部19及び21から夫々脱出し
て第2の山部20に係合するようになる。このとき、係
合片25の外側面に形成された係合突部27が係合壁部
28の端部に当接するので、それ以上のカバーの進行が
規制される。これにより、各カバー13,14は、ハウ
ジング12から所定距離離間した第2の仮係合状態とな
る(図10参照)。
【0043】この第2の仮係合状態では、各カバー1
3,14においてケーブル受部23とコンタクト部材1
8との間隙は幹線ケーブル36及び分岐ケーブル37の
径よりも僅かに小さく設定されているので、各ケーブル
36,37の被覆にコンタクト部材18の切削部18a
が若干食込むようになる。これにより、各ケーブル3
6,37はコネクタ11に仮固定状態となるので、カバ
ー13,14に対する押圧を解除した状態で力を印加す
るにしても、コネクタ11が幹線ケーブル36に対して
移動したり、或いは分岐ケーブル37がコネクタ11か
ら脱落したりすることはない。
【0044】最終の第3の装着過程では、ハウジング1
2に仮止めされた各カバー13,14を図13に示すよ
うにプライヤ等の工具を用いて締付ける。このとき、各
カバー13,14の外面には蒲鉾形状の膨出部31が形
成されているので、プライヤからの押圧力は膨出部31
が受けることになる。これにより、プライヤによる押圧
力がカバー13,14に対して傾斜して作用するにして
も、カバー13,14を確実に強く挟圧することができ
る。また、カバー13,14の一方の側面に設けられた
係合片25はハウジング12のガイド部22間に挾持さ
れた状態で案内されると共に、他方の側面に設けられた
係合片26はガイド部22を挾持した状態で案内される
ので、カバー13,14はハウジング12に対する装着
方向に確実に案内される。
【0045】そして、プライヤによる各カバー13,1
4同士の挟圧が進行すると、係合片25,26の係合爪
25a,26aがハウジングの第3の山部21若しくは
第1の山部19を乗越えると共に係合突部27が係合壁
部28の端面に係合する。これにより、カバー13,1
4は、最終的にハウジング12に固着されて一体化され
る(図11,図12参照)。
【0046】このとき、幹線ケーブル36及び分岐ケー
ブル37は各カバー13,14のケーブル受部23で押
圧されてコンタクト部材18に強く圧接するので、コン
タクト部材18の切削部18aによりケーブル36,3
7の外被が押し破られると共に、内部の導体部がコンタ
クト部材18のスリット部18bに圧入し、以て幹線ケ
ーブル36と分岐ケーブル37とはコンタクト部材18
を通じて互いに電気的に接続される。
【0047】尚、上述のようにハウジング12とカバー
13,14とが完全に一体化された状態では、ハウジン
グ12から突出したコンタクト部材18の先端はカバー
13,14のケーブル受部15,16に形成された溝部
24に侵入すると共に、カバー13,14のケーブル受
部23に立設された脚部34はハウジング12のケーブ
ル受部15,16に形成された係止孔17に侵入するよ
うになる。
【0048】上記構成のものによれば、分岐ケーブル用
カバー14にケーブル固定部32及びクランプ片33を
設け、クランプ片33により分岐ケーブル37をクラン
プ状態で保持すると共に、斯様にして分岐ケーブル用カ
バー14に保持された分岐ケーブル37を4本の脚部3
4によりケーブル受部23に位置決めするようにしたの
で、ハウジング12に分岐ケーブル用カバー14を装着
する際に分岐ケーブル37が位置ずれしてしまうことを
防止することができる。従って、ハウジングの両側に幹
線ケーブル及び分岐ケーブルを受けた状態でカバーをハ
ウジングに装着することにより幹線ケーブルと分岐ケー
ブルとを電気的に接続する構成のものに比べて、ケーブ
ルの接続作業が困難な場所において作業する場合であっ
ても、作業性を高めて幹線ケーブル36と幹線ケーブル
37とを電気的に確実に接続することができる。
【0049】この場合、幹線ケーブル36に幹線ケーブ
ル用カバー13を保持させる際にもクランプ片33によ
り幹線ケーブル36を幹線ケーブル用カバー13に保持
するようにしたので、幹線ケーブル36とコネクタ11
との接続作業を簡単化して全体の作業時間を短縮するこ
とができる。
【0050】また、クランプ片33はカバー13,14
のケーブル受部23側に設けられているので、ハウジン
グ11にカバー13,14が装着された形態では、クラ
ンプ片33はコネクタ11の内側に位置することにな
り、コネクタ11の見映えを良好に図ることができる。
【0051】さらに、分岐ケーブル用カバー14におい
てはケーブル受部23の端部に閉鎖部35を設けるよう
にしたので、分岐ケーブル用カバー14に分岐ケーブル
37を保持する際に、分岐ケーブル37を閉鎖部35に
当接することにより簡単に位置決めすることができると
共に、分岐ケーブル37の端部の保護を図ることができ
る。
【0052】ところで、分岐ケーブル37としては制御
機器から導出されているケーブルが接続されることか
ら、上述したような平形多芯ケーブルよりも例えばキャ
ブタイヤケーブルの外被を剥いで使用するのが一般的で
ある。
【0053】この場合、キャブタイヤケーブルのケーブ
ル単線の外径が分岐ケーブル37の外径寸法と等しいく
ら太い場合には、ケーブル単線は直線状態を維持するこ
とができるので、上述したように分岐ケーブル用カバー
14のクランプ片33により各ケーブル単線を保持する
と共に、脚部34によりケーブル単線を位置決めするこ
とができ、以て、キャブタイヤケーブルと幹線ケーブル
36とを確実に電気的に接続することができる。
【0054】ところが、キャブタイヤケーブルのケーブ
ル単線が細い場合には、ケーブル単線がばらばらとなっ
てしまうので、のケーブル単線をクランプ片33により
分岐ケーブル用カバー14に保持させるにしてもケーブ
ル受部23に位置決めすることは困難である。
【0055】そこで、図14に示すように分離されたケ
ーブル単線38の先端に4つの鞘が連結されて形成され
たキャップ39を被せる。このキャップ39の材質はゴ
ムのように弾性材であると共に、1つの鞘の外径寸法は
上記実施例で使用した平形多芯ケーブルの1本のケーブ
ルの外径寸法と同一寸法に設定されていると共に、内径
寸法はケーブル単線38の外径寸法と同一寸法に設定さ
れている。また、キャップ39においてケーブル線38
の挿入部は半割りにされており、これによりキャップ3
9にケーブル線39を簡単に挿入することができる。
【0056】この場合、キャップ39の外径寸法が同一
で穴径が異なるものを複数種類用意しておくことによ
り、外径寸法が異なるケーブル線38にも簡単に対応す
ることができる。
【0057】また、図15に示すようにキャップ39と
して短長のものを使用するようにしてもよい。この場
合、クランプ片33によるケーブル線38のクランプが
不十分となるので、ケーブル固定部32及びクランプ片
33をケーブル線38の外径に対応させて形成するのが
望ましい。
【0058】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、次のように変形または拡張できる。分岐ケーブ
ル用カバー14のケーブル受部23の両側に2本の脚部
34だけを形成するようにしてもよい。幹線ケーブル用
カバー13においてはケーブル固定部32及びクランプ
片33を省略するようにしてもよい。分岐ケーブル用カ
バー14の閉鎖部35を省略するようにしてもよい。こ
の場合、幹線ケーブル用カバー13と分岐ケーブル用カ
バー14とは同一のものを使用することができるので、
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の分解斜視図
【図2】ハウジングの上面を示す斜視図
【図3】ハウジングの下面を示す斜視図
【図4】コンタクト部材を示す正面図
【図5】幹線ケーブル用カバーの下面を示す斜視図
【図6】幹線ケーブル用カバーの上面を示す斜視図
【図7】分岐ケーブル用カバーの上面を示す斜視図
【図8】分岐ケーブル用カバーの下面を示す斜視図
【図9】第1の仮係合状態で示す全体の縦断面図
【図10】第2の仮係合状態で示す全体の縦断面図
【図11】固着状態で示す全体の縦断面図
【図12】固着状態で示す全体の側面図
【図13】プライヤによる締付状態で示す全体の縦断面
【図14】本発明の一実施例の変形例を示す分岐ケーブ
ル用カバーの斜視図
【図15】本発明の一実施例の変形例を示す分岐ケーブ
ル用カバーの斜視図
【図16】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はコネクタ、12はハウジング、13は幹線ケーブ
ル用カバー、14は分岐ケーブル用カバー、15は第1
のケーブル受部、16は第2のケーブル受部、18はコ
ンタクト部材、19〜21は山部(固着手段)、23は
ケーブル受部、25,26は係合片(固着手段)、32
はケーブル固定部、33はクランプ片(保持手段)、3
4は脚部(位置決め手段)、35は閉鎖部、36は幹線
ケーブル、37は分岐ケーブルである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列多芯の幹線ケーブルを受ける第1の
    ケーブル受部と並列多芯の分岐ケーブルを受ける第2の
    ケーブル受部とが対面形成されたハウジングと、 このハウジングを貫通した状態で前記第1及び第2のケ
    ーブル受部から突出するように設けられ、幹線ケーブル
    及び分岐ケーブルが導通状態で圧着される複数のコンタ
    クト部材と、 前記第1のケーブル受部に対応して設けられ、幹線ケー
    ブルを受けるケーブル受部が形成された幹線ケーブル用
    カバーと、 前記第2のケーブル受部に対応して設けられ、分岐ケー
    ブルを受けるケーブル受部が形成された分岐ケーブル用
    カバーと、 この分岐ケーブル用カバーに設けられ、分岐ケーブルを
    保持する保持手段と、 前記分岐ケーブル用カバーに設けられ、前記保持手段で
    保持された分岐ケーブルを前記ケーブル受部に位置決め
    する位置決め手段と、 前記ハウジングとカバーとを一体化する固着手段とを備
    えたことを特徴とする並列多芯ケーブル相互接続用コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記分岐ケーブル用カバーには、前記ケ
    ーブル受部で受けた分岐ケーブルの先端を閉鎖する閉鎖
    部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の並
    列多芯ケーブル相互接続用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段は、前記ケーブル受部
    の隅部に対応して設けられた複数の脚部から構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の並列多芯ケーブル
    相互接続用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記分岐ケーブル用カ
    バーに開閉可能に設けられたクランプ片から構成され、
    当該クランプ片のクランプ状態で上記ケーブル受部で受
    けた分岐ケーブルを保持することを特徴とする請求項1
    記載の並列多芯ケーブル相互接続用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記クランプ片は、前記ケーブル受部側
    に設けられていることを特徴とする請求項4記載の並列
    多芯ケーブル相互接続用コネクタ。
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