JPH0822204A - 転写装置及び転写材除電装置 - Google Patents
転写装置及び転写材除電装置Info
- Publication number
- JPH0822204A JPH0822204A JP15760094A JP15760094A JPH0822204A JP H0822204 A JPH0822204 A JP H0822204A JP 15760094 A JP15760094 A JP 15760094A JP 15760094 A JP15760094 A JP 15760094A JP H0822204 A JPH0822204 A JP H0822204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- image
- transfer material
- bias
- toner image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、最適な電圧印加を行うことがで
きて余分な電力消費や過剰な電圧印加による像担持体の
疲労，抵抗低下及び異常画像、余分なオゾン発生の防
止、転写材分離性の向上を計ることができるようにする
ことを目的とする。 【構成】 この発明は、転写バイアスが印加されて像担
持体１１表面のトナー像を転写材に転写する転写手段２
０と、この転写手段２０に対して少なくとも２つ以上の
異なる転写バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に
印加する転写バイアス印加手段２１〜２４とを備えたも
のである。
きて余分な電力消費や過剰な電圧印加による像担持体の
疲労，抵抗低下及び異常画像、余分なオゾン発生の防
止、転写材分離性の向上を計ることができるようにする
ことを目的とする。 【構成】 この発明は、転写バイアスが印加されて像担
持体１１表面のトナー像を転写材に転写する転写手段２
０と、この転写手段２０に対して少なくとも２つ以上の
異なる転写バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に
印加する転写バイアス印加手段２１〜２４とを備えたも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複写機，ファクシミリ，
プリンタ等の画像形成装置における転写装置及び転写材
除電装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置における転写装置及び転写材
除電装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機，ファクシミリ，プリンタ等の画
像形成装置は、一般に、感光体等からなる像担持体の表
面にトナー像を形成してこのトナー像を転写装置により
転写材に転写し、この転写材をトナー像転写後に転写材
除電装置により除電して像担持体から分離している。上
記転写装置は、コロナ放電器に所定の電圧を印加し、こ
のコロナ放電器により転写材の背面側から像担持体側に
向けてコロナ放電を行って像担持体表面のトナー像を転
写材の表面に転写するコロナ転写装置や、転写ローラに
所定の転写バイアス電圧を印加して転写材が像担持体と
転写ローラとの間を通過する際に像担持体表面のトナー
像を転写材の表面に転写するローラ転写装置などがあ
る。
像形成装置は、一般に、感光体等からなる像担持体の表
面にトナー像を形成してこのトナー像を転写装置により
転写材に転写し、この転写材をトナー像転写後に転写材
除電装置により除電して像担持体から分離している。上
記転写装置は、コロナ放電器に所定の電圧を印加し、こ
のコロナ放電器により転写材の背面側から像担持体側に
向けてコロナ放電を行って像担持体表面のトナー像を転
写材の表面に転写するコロナ転写装置や、転写ローラに
所定の転写バイアス電圧を印加して転写材が像担持体と
転写ローラとの間を通過する際に像担持体表面のトナー
像を転写材の表面に転写するローラ転写装置などがあ
る。
【０００３】これらの転写装置では、コロナ放電器や転
写ローラに対する電圧印加は、転写材が像担持体とコロ
ナ放電器や転写ローラとの間にある時にのみ行ってお
り、像担持体に対して不要な電圧印加を行わないよう
に、また、オゾンを発生しないようにタイミングをとっ
ているものが多い。また、特開平１ー１３６１８０号公
報には、転写材搬送タイミングの誤差により転写バイア
ス電圧印加タイミングがずれることを防ぐために、感光
体上のトナー像を転写ローラを用いて記録紙に転写する
電子写真記録装置において、記録すべき画像信号を検出
する手段により、記録信号の有無に応じて転写ローラに
転写バイアス電圧を印加するようにしたことを特徴とす
る転写制御法が記載されている。
写ローラに対する電圧印加は、転写材が像担持体とコロ
ナ放電器や転写ローラとの間にある時にのみ行ってお
り、像担持体に対して不要な電圧印加を行わないよう
に、また、オゾンを発生しないようにタイミングをとっ
ているものが多い。また、特開平１ー１３６１８０号公
報には、転写材搬送タイミングの誤差により転写バイア
ス電圧印加タイミングがずれることを防ぐために、感光
体上のトナー像を転写ローラを用いて記録紙に転写する
電子写真記録装置において、記録すべき画像信号を検出
する手段により、記録信号の有無に応じて転写ローラに
転写バイアス電圧を印加するようにしたことを特徴とす
る転写制御法が記載されている。
【０００４】特開平２ー３２３８５号公報には、像担持
体上に形成されたトナー像をコロナ放電器から前記像担
持体に向けて放出されるコロナイオンを利用して転写材
に転写する画像形成装置において、前記転写材のサイズ
及び／又は材質を検知する検知手段と、前記検知手段の
検知情報に応じて前記コロナ放電器の前記像担持体に放
出するコロナイオン電流を予め設定された最適値に制御
する制御手段とを備え、前記コロナイオン電流の内の前
記転写材に流れる電流をサイズ及び／又は材質に拘らず
略一定に制御することを特徴とする画像形成装置が記載
されている。
体上に形成されたトナー像をコロナ放電器から前記像担
持体に向けて放出されるコロナイオンを利用して転写材
に転写する画像形成装置において、前記転写材のサイズ
及び／又は材質を検知する検知手段と、前記検知手段の
検知情報に応じて前記コロナ放電器の前記像担持体に放
出するコロナイオン電流を予め設定された最適値に制御
する制御手段とを備え、前記コロナイオン電流の内の前
記転写材に流れる電流をサイズ及び／又は材質に拘らず
略一定に制御することを特徴とする画像形成装置が記載
されている。
【０００５】特開平４ー３３６５７６号公報には、少な
くとも導電性を有する弾性部材からなる転写ローラの導
電層を軸方向に電気的に独立した複数の領域に分割し、
紙幅検出器により記録紙の紙幅方向ガイドの位置を検出
してこの紙幅検出器の検出結果から記録紙幅に応じてバ
イアス制御装置により上記複数の領域への転写バイアス
印加と印加量制御とを行うようにした転写装置が記載さ
れている。
くとも導電性を有する弾性部材からなる転写ローラの導
電層を軸方向に電気的に独立した複数の領域に分割し、
紙幅検出器により記録紙の紙幅方向ガイドの位置を検出
してこの紙幅検出器の検出結果から記録紙幅に応じてバ
イアス制御装置により上記複数の領域への転写バイアス
印加と印加量制御とを行うようにした転写装置が記載さ
れている。
【０００６】また、上記転写材除電装置は、コロナ除電
装置等に電圧を印加して該コロナ除電装置等により転写
材をトナー像転写後に除電し、異常画像の防止や転写材
分離性の向上を計っている。そして、コロナ除電装置で
は、転写材の除電は、転写材が像担持体とコロナ除電装
置との間にある時にのみ行っており、像担持体に対して
不要な電圧印加を行わないように、また、余分なオゾン
を発生しないようにタイミングをとっているものが多
い。
装置等に電圧を印加して該コロナ除電装置等により転写
材をトナー像転写後に除電し、異常画像の防止や転写材
分離性の向上を計っている。そして、コロナ除電装置で
は、転写材の除電は、転写材が像担持体とコロナ除電装
置との間にある時にのみ行っており、像担持体に対して
不要な電圧印加を行わないように、また、余分なオゾン
を発生しないようにタイミングをとっているものが多
い。
【０００７】特開昭６１ー１６２０７３号公報には、感
光体を帯電手段、像露光手段、現像手段、転写コロナ発
生手段および分離手段の各部位を順次通過移動せしめ、
該感光体上に形成されたトナー粒子の現像像を該感光体
に密着して同期的に移送される転写材上に転写し、該転
写後の転写材を前記感光体より分離するようにした電子
写真装置において、前記分離手段は、前記感光体との間
に所要の間隙を保持して配置された絶縁体ブロックに先
端が突出しないように取り付けられた除電針からなる除
電器であり、該除電器の除電針には、前記転写コロナ発
生手段と共通に用いる同一電源により該コロナ発生手段
に印加される電圧とは逆極性の成分を含む電圧を印加
し、該印加電圧を前記除電針が自己放電を開始する電圧
よりも低くしたことを特徴とする電子写真装置における
転写材分離装置が記載されている。
光体を帯電手段、像露光手段、現像手段、転写コロナ発
生手段および分離手段の各部位を順次通過移動せしめ、
該感光体上に形成されたトナー粒子の現像像を該感光体
に密着して同期的に移送される転写材上に転写し、該転
写後の転写材を前記感光体より分離するようにした電子
写真装置において、前記分離手段は、前記感光体との間
に所要の間隙を保持して配置された絶縁体ブロックに先
端が突出しないように取り付けられた除電針からなる除
電器であり、該除電器の除電針には、前記転写コロナ発
生手段と共通に用いる同一電源により該コロナ発生手段
に印加される電圧とは逆極性の成分を含む電圧を印加
し、該印加電圧を前記除電針が自己放電を開始する電圧
よりも低くしたことを特徴とする電子写真装置における
転写材分離装置が記載されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記転写装置では、コ
ロナ放電器や転写ローラに対する電圧印加は転写材が像
担持体とコロナ放電器や転写ローラとの間にある時にの
み行っているが、コロナ放電器や転写ローラへの電圧印
加を最適に行うことができなくて転写材の必要の無い部
分に対して過剰に行うので、余分な電力を消費し、ま
た、コロナ転写装置では余分なオゾンを発生する。ま
た、上記転写材除電装置では、転写材の除電は転写材が
像担持体とコロナ除電装置との間にある時にのみ行って
いるが、転写材除電装置への電圧印加を最適に行うこと
ができなくて転写材の必要の無い部分に対して過剰に行
うので、余分な電力消費や、過剰な電圧印加による像担
持体の疲労，抵抗低下及び異常画像が生じ、また、コロ
ナ除電装置では余分なオゾンを発生する。
ロナ放電器や転写ローラに対する電圧印加は転写材が像
担持体とコロナ放電器や転写ローラとの間にある時にの
み行っているが、コロナ放電器や転写ローラへの電圧印
加を最適に行うことができなくて転写材の必要の無い部
分に対して過剰に行うので、余分な電力を消費し、ま
た、コロナ転写装置では余分なオゾンを発生する。ま
た、上記転写材除電装置では、転写材の除電は転写材が
像担持体とコロナ除電装置との間にある時にのみ行って
いるが、転写材除電装置への電圧印加を最適に行うこと
ができなくて転写材の必要の無い部分に対して過剰に行
うので、余分な電力消費や、過剰な電圧印加による像担
持体の疲労，抵抗低下及び異常画像が生じ、また、コロ
ナ除電装置では余分なオゾンを発生する。
【０００９】本発明は、上記問題点を改善し、最適な電
圧印加を行うことができて余分な電力消費や過剰な電圧
印加による像担持体の疲労，抵抗低下及び異常画像、余
分なオゾン発生の防止、転写材分離性の向上を計ること
ができる転写装置及び転写材除電装置を提供することを
目的とする。
圧印加を行うことができて余分な電力消費や過剰な電圧
印加による像担持体の疲労，抵抗低下及び異常画像、余
分なオゾン発生の防止、転写材分離性の向上を計ること
ができる転写装置及び転写材除電装置を提供することを
目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、像担持体の表面にトナー像
を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装
置における転写装置において、転写バイアスが印加され
て前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する転写
手段と、この転写手段に対して少なくとも２つ以上の異
なる転写バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印
加する転写バイアス印加手段とを備えたものである。
め、請求項１記載の発明は、像担持体の表面にトナー像
を形成し、このトナー像を転写材に転写する画像形成装
置における転写装置において、転写バイアスが印加され
て前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する転写
手段と、この転写手段に対して少なくとも２つ以上の異
なる転写バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印
加する転写バイアス印加手段とを備えたものである。
【００１１】請求項２記載の発明は、請求項１記載の転
写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像信
号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて転写バ
イアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備えたもの
である。
写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像信
号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて転写バ
イアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備えたもの
である。
【００１２】請求項３記載の発明は、像担持体の表面に
トナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画
像形成装置における転写装置において、のこ歯状若しく
は針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割され、前
記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する導電板か
らなる転写用電極と、この転写用電極の各分割部分にそ
れぞれ別々に転写バイアスを印加する転写バイアス印加
手段とを備えたものである。
トナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写する画
像形成装置における転写装置において、のこ歯状若しく
は針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割され、前
記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する導電板か
らなる転写用電極と、この転写用電極の各分割部分にそ
れぞれ別々に転写バイアスを印加する転写バイアス印加
手段とを備えたものである。
【００１３】請求項４記載の発明は、像担持体の表面に
トナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写し、こ
の転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装置の転
写材除電装置において、除電バイアスが印加されて転写
材を除電する除電手段と、この除電手段に対して少なく
とも２つ以上の異なる除電バイアスを転写材幅方向位置
に応じて同時に印加する除電バイアス印加手段とを備え
たものである。
トナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写し、こ
の転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装置の転
写材除電装置において、除電バイアスが印加されて転写
材を除電する除電手段と、この除電手段に対して少なく
とも２つ以上の異なる除電バイアスを転写材幅方向位置
に応じて同時に印加する除電バイアス印加手段とを備え
たものである。
【００１４】請求項５記載の発明は、請求項４記載の転
写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像信
号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて除電バ
イアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備えたもの
である。
写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像信
号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて除電バ
イアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備えたもの
である。
【００１５】請求項６記載の発明は、像担持体の表面に
トナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写し、こ
の転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装置にお
ける転写材除電装置において、のこ歯状若しくは針状に
形成されて転写材幅方向に複数に分割され、転写材を除
電する導電板からなる除電用電極と、この除電用電極の
各分割部分にそれぞれ別々に除電バイアスを印加する除
電バイアス印加手段とを備えたものである。
トナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写し、こ
の転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装置にお
ける転写材除電装置において、のこ歯状若しくは針状に
形成されて転写材幅方向に複数に分割され、転写材を除
電する導電板からなる除電用電極と、この除電用電極の
各分割部分にそれぞれ別々に除電バイアスを印加する除
電バイアス印加手段とを備えたものである。
【００１６】
【作用】請求項１記載の発明では、転写バイアス印加手
段が転写手段に対して少なくとも２つ以上の異なる転写
バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印加し、転
写手段が像担持体表面のトナー像を転写材に転写する。
段が転写手段に対して少なくとも２つ以上の異なる転写
バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印加し、転
写手段が像担持体表面のトナー像を転写材に転写する。
【００１７】請求項２記載の発明では、請求項１記載の
転写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像
信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて転写
バイアスの電圧値と印加位置が決定される。
転写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像
信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて転写
バイアスの電圧値と印加位置が決定される。
【００１８】請求項３記載の発明では、転写バイアス印
加手段が転写用電極の各分割部分にそれぞれ別々に転写
バイアスを印加し、転写用電極が像担持体表面のトナー
像を転写材に転写する。
加手段が転写用電極の各分割部分にそれぞれ別々に転写
バイアスを印加し、転写用電極が像担持体表面のトナー
像を転写材に転写する。
【００１９】請求項４記載の発明では、除電バイアス印
加手段が除電手段に対して少なくとも２つ以上の異なる
除電バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印加
し、除電手段が転写材を除電する。
加手段が除電手段に対して少なくとも２つ以上の異なる
除電バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印加
し、除電手段が転写材を除電する。
【００２０】請求項５記載の発明では、請求項４記載の
転写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像
信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて除電
バイアスの電圧値と印加位置が決定される。
転写装置において、記録すべき画像信号を検出する画像
信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて除電
バイアスの電圧値と印加位置が決定される。
【００２１】請求項６記載の発明では、除電バイアス印
加手段が除電用電極の各分割部分にそれぞれ別々に除電
バイアスを印加し、除電用電極が転写材を除電する。
加手段が除電用電極の各分割部分にそれぞれ別々に除電
バイアスを印加し、除電用電極が転写材を除電する。
【００２２】
【実施例】図１は請求項１〜３記載の発明を適用した画
像形成装置の第１の例を示し、図２はその一部を示す。
この第１の例は、複写機からなる電子写真方式の画像形
成装置の例であり、像担持体として感光体ドラム１１が
用いられている。画像形成動作時には、原稿画素は画像
検知板からなる原稿読み取り手段１２により検知され、
時系列の画像信号に変換される。この原稿読み取り手段
１２からの画像信号は画像処理装置１３により所定の画
像処理がなされて露光手段を構成するレーザ発光源１４
へ出力される。レーザ発光源１４は、画像処理装置１３
からの画像信号により駆動され、画像信号により強度変
調されたレーザ光を出射する。
像形成装置の第１の例を示し、図２はその一部を示す。
この第１の例は、複写機からなる電子写真方式の画像形
成装置の例であり、像担持体として感光体ドラム１１が
用いられている。画像形成動作時には、原稿画素は画像
検知板からなる原稿読み取り手段１２により検知され、
時系列の画像信号に変換される。この原稿読み取り手段
１２からの画像信号は画像処理装置１３により所定の画
像処理がなされて露光手段を構成するレーザ発光源１４
へ出力される。レーザ発光源１４は、画像処理装置１３
からの画像信号により駆動され、画像信号により強度変
調されたレーザ光を出射する。
【００２３】また、感光体ドラム１１はモータにより回
転駆動されて帯電手段たる帯電チャージャ１５により均
一に帯電され、レーザ発光源１４からのレーザ光は偏向
器により偏向されて光学系により感光体ドラム１１に結
像されることにより感光体ドラム１１に画像露光がなさ
れて静電潜像が形成される。この感光体ドラム１１上の
静電潜像は現像装置１６により現像されてトナー像とな
り、給紙装置から給送されてきた転写紙からなる転写材
は転写装置１７により感光体ドラム１１上のトナー像が
転写された後に分離手段により感光体ドラム１１から分
離されて定着装置によりトナー像が定着される。また、
感光体ドラム１１は、転写紙分離後にクリーニング装置
１８によりクリーニングされて残留トナーが除去され、
次の画像形成動作に備える。
転駆動されて帯電手段たる帯電チャージャ１５により均
一に帯電され、レーザ発光源１４からのレーザ光は偏向
器により偏向されて光学系により感光体ドラム１１に結
像されることにより感光体ドラム１１に画像露光がなさ
れて静電潜像が形成される。この感光体ドラム１１上の
静電潜像は現像装置１６により現像されてトナー像とな
り、給紙装置から給送されてきた転写紙からなる転写材
は転写装置１７により感光体ドラム１１上のトナー像が
転写された後に分離手段により感光体ドラム１１から分
離されて定着装置によりトナー像が定着される。また、
感光体ドラム１１は、転写紙分離後にクリーニング装置
１８によりクリーニングされて残留トナーが除去され、
次の画像形成動作に備える。
【００２４】転写装置１７は感光体ドラム１１側に開口
部を有する遮蔽枠１９内にのこ歯状（若しくは針状）に
形成された導電板からなる転写用電極２０を配置した転
写手段を備えたコロナ転写装置であり、転写用電極２０
は転写紙が感光体ドラム１１と転写用電極２０との間を
通過する時に電源２１〜２３からスウィッチング回路２
４を介して転写バイアス電圧が印加されることにより転
写紙の背面側から感光体ドラム１１に向けてコロナ放電
を行って感光体ドラム１１上のトナー像を転写紙に転写
させる。
部を有する遮蔽枠１９内にのこ歯状（若しくは針状）に
形成された導電板からなる転写用電極２０を配置した転
写手段を備えたコロナ転写装置であり、転写用電極２０
は転写紙が感光体ドラム１１と転写用電極２０との間を
通過する時に電源２１〜２３からスウィッチング回路２
４を介して転写バイアス電圧が印加されることにより転
写紙の背面側から感光体ドラム１１に向けてコロナ放電
を行って感光体ドラム１１上のトナー像を転写紙に転写
させる。
【００２５】導電板２０は感光体ドラム１１と対向して
転写紙幅方向（転写紙搬送方向と直角な方向）と平行に
配置される。この導電板２０は転写紙幅方向へ所定の長
さ（例えば一定の長さ）毎に分割されて複数の部分Ａ，
Ｂ，Ｃ・・・Ｊに分割され、これらの部分Ａ〜Ｊはそれ
ぞれスウィッチング回路２４により互いに独立して互い
に異なる少なくとも２種類以上の転写バイアス電圧、例
えば互いに異なる３種類の電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3が電源２
１〜２３から選択的に印加される。従って、スウィッチ
ング回路２４及び電源２１〜２３は導電板２０の各部分
Ａ，Ｂ，Ｃ・・・Ｊにそれぞれ転写バイアスを印加する
転写バイアス印加手段を構成する。
転写紙幅方向（転写紙搬送方向と直角な方向）と平行に
配置される。この導電板２０は転写紙幅方向へ所定の長
さ（例えば一定の長さ）毎に分割されて複数の部分Ａ，
Ｂ，Ｃ・・・Ｊに分割され、これらの部分Ａ〜Ｊはそれ
ぞれスウィッチング回路２４により互いに独立して互い
に異なる少なくとも２種類以上の転写バイアス電圧、例
えば互いに異なる３種類の電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3が電源２
１〜２３から選択的に印加される。従って、スウィッチ
ング回路２４及び電源２１〜２３は導電板２０の各部分
Ａ，Ｂ，Ｃ・・・Ｊにそれぞれ転写バイアスを印加する
転写バイアス印加手段を構成する。
【００２６】図１に示すように画像記憶演算装置２５は
画像処理装置１３からの画像信号を一旦メモリに記憶す
る。また、画像記憶演算装置２５は、記録すべき画像信
号（記録すべき画素の信号）を検出する画像信号検出手
段を兼ね、図２に示すように転写紙２６を転写用電極２
０の各部分Ａ〜Ｊに対応して転写紙幅方向へ複数に分割
すると共に転写紙搬送方向に複数に所定の長さ（例えば
一定の長さ）毎に分割することにより、複数の領域０Ａ
〜０Ｊ，１Ａ〜１Ｊ，２Ａ〜２Ｊ・・・ｎＡ〜ｎＪに分
割し、上記メモリに記憶した画像信号から転写紙２６の
各領域０Ａ〜ｎＪに転写される画像の面積率（画像部の
全体に対する面積率）ｓを求める。
画像処理装置１３からの画像信号を一旦メモリに記憶す
る。また、画像記憶演算装置２５は、記録すべき画像信
号（記録すべき画素の信号）を検出する画像信号検出手
段を兼ね、図２に示すように転写紙２６を転写用電極２
０の各部分Ａ〜Ｊに対応して転写紙幅方向へ複数に分割
すると共に転写紙搬送方向に複数に所定の長さ（例えば
一定の長さ）毎に分割することにより、複数の領域０Ａ
〜０Ｊ，１Ａ〜１Ｊ，２Ａ〜２Ｊ・・・ｎＡ〜ｎＪに分
割し、上記メモリに記憶した画像信号から転写紙２６の
各領域０Ａ〜ｎＪに転写される画像の面積率（画像部の
全体に対する面積率）ｓを求める。
【００２７】そして、画像記憶演算装置２５は、転写紙
２６の各領域毎の画像面積率ｓから転写用電極２０の各
部分Ａ〜Ｊに印加する転写バイアス電圧を決定し、例え
ば０≦ｓ＜３０％の時は転写バイアス電圧をＶ1に決定
し、３０％≦ｓ＜６５％の時は転写バイアス電圧をＶ2
に決定し、６５％≦ｓ≦１００％の時は転写バイアス電
圧をＶ3に決定し、これらの決定した転写バイアス電圧
を転写紙２６の各領域が転写位置を通過する時にスウィ
ッチング回路２４に指示する信号を出力する。
２６の各領域毎の画像面積率ｓから転写用電極２０の各
部分Ａ〜Ｊに印加する転写バイアス電圧を決定し、例え
ば０≦ｓ＜３０％の時は転写バイアス電圧をＶ1に決定
し、３０％≦ｓ＜６５％の時は転写バイアス電圧をＶ2
に決定し、６５％≦ｓ≦１００％の時は転写バイアス電
圧をＶ3に決定し、これらの決定した転写バイアス電圧
を転写紙２６の各領域が転写位置を通過する時にスウィ
ッチング回路２４に指示する信号を出力する。
【００２８】スウィッチング回路２４は転写用電極２０
の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２１〜２３からの
３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を画像記憶演
算装置２５の指示に従って印加する。すなわち、スウィ
ッチング回路２４は、転写紙２６の幅方向へ一列に配列
された領域０Ａ〜０Ｊが転写用電極２０と感光体ドラム
１１との間の転写位置を通過する時ｔ0には転写用電極
２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２１〜２３か
らの３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を転写紙
２６の各領域０Ａ〜０Ｊの画像面積率に応じて印加し、
転写紙２６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊ
が転写用電極２０と感光体ドラム１１との間の転写位置
を通過する時ｔ1には転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに
対してそれぞれ電源２１〜２３からの３種類の転写バイ
アス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を転写紙２６の各領域１Ａ〜１
Ｊの画像面積率に応じて印加し、転写紙２６の幅方向へ
一列に配列された部分２Ａ〜２Ｊが転写用電極２０と感
光体ドラム１１との間の転写位置を通過する時ｔ2には
転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２
１〜２３からの３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ
3を転写紙２６の各領域２Ａ〜２Ｊの画像面積率に応じ
て印加するというように転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊ
に対してそれぞれ電源２１〜２３からの３種類の転写バ
イアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を画像記憶演算装置２５の指
示に従って印加する。
の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２１〜２３からの
３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を画像記憶演
算装置２５の指示に従って印加する。すなわち、スウィ
ッチング回路２４は、転写紙２６の幅方向へ一列に配列
された領域０Ａ〜０Ｊが転写用電極２０と感光体ドラム
１１との間の転写位置を通過する時ｔ0には転写用電極
２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２１〜２３か
らの３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を転写紙
２６の各領域０Ａ〜０Ｊの画像面積率に応じて印加し、
転写紙２６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊ
が転写用電極２０と感光体ドラム１１との間の転写位置
を通過する時ｔ1には転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに
対してそれぞれ電源２１〜２３からの３種類の転写バイ
アス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を転写紙２６の各領域１Ａ〜１
Ｊの画像面積率に応じて印加し、転写紙２６の幅方向へ
一列に配列された部分２Ａ〜２Ｊが転写用電極２０と感
光体ドラム１１との間の転写位置を通過する時ｔ2には
転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源２
１〜２３からの３種類の転写バイアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ
3を転写紙２６の各領域２Ａ〜２Ｊの画像面積率に応じ
て印加するというように転写用電極２０の各部分Ａ〜Ｊ
に対してそれぞれ電源２１〜２３からの３種類の転写バ
イアス電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3を画像記憶演算装置２５の指
示に従って印加する。
【００２９】例えば、スウィッチング回路２４は、転写
紙２６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊが転
写用電極２０と感光体ドラム１１との間の転写位置を通
過する時ｔ1には、転写紙２６の領域１Ｂの画像面積率
ｓ1Bがｓ1B＝２０％であれば電源２１からの転写バイア
ス電圧Ｖ1を転写用電極２０の分割部分Ｂに印加し、転
写紙２６の領域１Ｃの画像面積率ｓ1Cがｓ1C＝３２％で
あれば電源２２からの転写バイアス電圧Ｖ2を転写用電
極２０の分割部分Ｃに印加し、転写紙２６の領域１Ｄの
画像面積率ｓ1Dがｓ1D＝５０％であれば電源２２からの
転写バイアス電圧Ｖ2を転写用電極２０の分割部分Ｄに
印加し、転写紙２６の領域１Ｅの画像面積率ｓ1Eがｓ1E
＝７０％であれば電源２３からの転写バイアス電圧Ｖ3
を転写用電極２０の分割部分Ｅに印加する。
紙２６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊが転
写用電極２０と感光体ドラム１１との間の転写位置を通
過する時ｔ1には、転写紙２６の領域１Ｂの画像面積率
ｓ1Bがｓ1B＝２０％であれば電源２１からの転写バイア
ス電圧Ｖ1を転写用電極２０の分割部分Ｂに印加し、転
写紙２６の領域１Ｃの画像面積率ｓ1Cがｓ1C＝３２％で
あれば電源２２からの転写バイアス電圧Ｖ2を転写用電
極２０の分割部分Ｃに印加し、転写紙２６の領域１Ｄの
画像面積率ｓ1Dがｓ1D＝５０％であれば電源２２からの
転写バイアス電圧Ｖ2を転写用電極２０の分割部分Ｄに
印加し、転写紙２６の領域１Ｅの画像面積率ｓ1Eがｓ1E
＝７０％であれば電源２３からの転写バイアス電圧Ｖ3
を転写用電極２０の分割部分Ｅに印加する。
【００３０】この第１の例では、転写用電極２０の各部
分Ａ〜Ｊに対して複数種類の転写バイアスを転写紙幅方
向位置に応じて同時に印加するので、転写用電極２０の
各部分Ａ〜Ｊに対して最適な転写バイアス電圧を印加す
ることができ、余分な電力消費を防ぐことができる。ま
た、転写装置はコロナ放電により感光体ドラム１１上の
トナー像を転写紙に転写するコロナ転写装置であるの
で、余分なオゾン発生を防ぐことができる。
分Ａ〜Ｊに対して複数種類の転写バイアスを転写紙幅方
向位置に応じて同時に印加するので、転写用電極２０の
各部分Ａ〜Ｊに対して最適な転写バイアス電圧を印加す
ることができ、余分な電力消費を防ぐことができる。ま
た、転写装置はコロナ放電により感光体ドラム１１上の
トナー像を転写紙に転写するコロナ転写装置であるの
で、余分なオゾン発生を防ぐことができる。
【００３１】また、画像記憶演算装置２５は、記録すべ
き画像信号を検出する画像信号検出手段を兼ね、転写用
電極２０の各部分Ａ〜Ｊに印加する転写バイアスの電圧
値と印加位置を記録すべき画像信号に応じて決定するの
で、画像信号に応じて最適な転写バイアスを転写用電極
２０の各部分Ａ〜Ｊに印加することができ、過剰な電圧
印加による感光体ドラム１１の疲労や抵抗低下を防ぐこ
とができる。また、転写材には画像部以外に不要な電荷
を与えずに転写材の分離性を高めることができる。さら
に、転写装置はのこ歯状（若しくは針状）に形成された
導電板からなる転写用電極２０を用いて構成したので、
より簡単な構成で安価にできる。
き画像信号を検出する画像信号検出手段を兼ね、転写用
電極２０の各部分Ａ〜Ｊに印加する転写バイアスの電圧
値と印加位置を記録すべき画像信号に応じて決定するの
で、画像信号に応じて最適な転写バイアスを転写用電極
２０の各部分Ａ〜Ｊに印加することができ、過剰な電圧
印加による感光体ドラム１１の疲労や抵抗低下を防ぐこ
とができる。また、転写材には画像部以外に不要な電荷
を与えずに転写材の分離性を高めることができる。さら
に、転写装置はのこ歯状（若しくは針状）に形成された
導電板からなる転写用電極２０を用いて構成したので、
より簡単な構成で安価にできる。
【００３２】図３は請求項４〜６記載の発明を適用した
画像形成装置の第２の例を示し、図４はその一部を示
す。この第２の例は、複写機からなる電子写真方式の画
像形成装置の例であり、像担持体として感光体ドラム１
１が用いられている。画像形成動作時には、原稿画素は
画像検知板からなる原稿読み取り手段１２により検知さ
れ、時系列の画像信号に変換される。この原稿読み取り
手段１２からの画像信号は画像処理装置１３により所定
の画像処理がなされて露光手段を構成するレーザ発光源
１４へ出力される。レーザ発光源１４は、画像処理装置
１３からの画像信号により駆動され、画像信号により強
度変調されたレーザ光を出射する。
画像形成装置の第２の例を示し、図４はその一部を示
す。この第２の例は、複写機からなる電子写真方式の画
像形成装置の例であり、像担持体として感光体ドラム１
１が用いられている。画像形成動作時には、原稿画素は
画像検知板からなる原稿読み取り手段１２により検知さ
れ、時系列の画像信号に変換される。この原稿読み取り
手段１２からの画像信号は画像処理装置１３により所定
の画像処理がなされて露光手段を構成するレーザ発光源
１４へ出力される。レーザ発光源１４は、画像処理装置
１３からの画像信号により駆動され、画像信号により強
度変調されたレーザ光を出射する。
【００３３】また、感光体ドラム１１はモータにより回
転駆動されて帯電手段たる帯電チャージャ１５により均
一に帯電され、レーザ発光源１４からのレーザ光は偏向
器により偏向されて光学系により感光体ドラム１１に結
像されることにより感光体ドラム１１に画像露光がなさ
れて静電潜像が形成される。この感光体ドラム１１上の
静電潜像は現像装置１６により現像されてトナー像とな
り、給紙装置から給送されてきた転写紙からなる転写材
は転写装置２７により感光体ドラム１１上のトナー像が
転写された後に転写材除電装置２８による除電で感光体
ドラム１１から分離されて定着装置によりトナー像が定
着される。また、感光体ドラム１１は、転写紙分離後に
クリーニング装置１８によりクリーニングされて残留ト
ナーが除去され、次の画像形成動作に備える。転写装置
２７は、例えばコロナ転写装置が用いられ、転写紙が感
光体ドラム１１と転写装置２７との間を通過する時に転
写紙の背面からコロナ放電を行って転写紙を帯電させる
ことにより感光体ドラム１１上のトナー像を転写させ
る。
転駆動されて帯電手段たる帯電チャージャ１５により均
一に帯電され、レーザ発光源１４からのレーザ光は偏向
器により偏向されて光学系により感光体ドラム１１に結
像されることにより感光体ドラム１１に画像露光がなさ
れて静電潜像が形成される。この感光体ドラム１１上の
静電潜像は現像装置１６により現像されてトナー像とな
り、給紙装置から給送されてきた転写紙からなる転写材
は転写装置２７により感光体ドラム１１上のトナー像が
転写された後に転写材除電装置２８による除電で感光体
ドラム１１から分離されて定着装置によりトナー像が定
着される。また、感光体ドラム１１は、転写紙分離後に
クリーニング装置１８によりクリーニングされて残留ト
ナーが除去され、次の画像形成動作に備える。転写装置
２７は、例えばコロナ転写装置が用いられ、転写紙が感
光体ドラム１１と転写装置２７との間を通過する時に転
写紙の背面からコロナ放電を行って転写紙を帯電させる
ことにより感光体ドラム１１上のトナー像を転写させ
る。
【００３４】転写材除電装置２７は転写紙搬送路側に開
口部を有する遮蔽枠２９内にのこ歯状（若しくは針状）
に形成された導電板からなる除電用電極３０を配置した
除電手段を備えたコロナ除電方式の転写材除電装置であ
り、除電用電極３０は転写紙が感光体ドラム１１と除電
用電極３０との間を通過する時に電源３１〜３３からス
ウィッチング回路３４を介して除電バイアス電圧が印加
されることにより転写紙の背面側から転写紙の背面に向
けてコロナ放電を行って転写紙を除電することにより転
写紙を感光体ドラム１１から分離させる。
口部を有する遮蔽枠２９内にのこ歯状（若しくは針状）
に形成された導電板からなる除電用電極３０を配置した
除電手段を備えたコロナ除電方式の転写材除電装置であ
り、除電用電極３０は転写紙が感光体ドラム１１と除電
用電極３０との間を通過する時に電源３１〜３３からス
ウィッチング回路３４を介して除電バイアス電圧が印加
されることにより転写紙の背面側から転写紙の背面に向
けてコロナ放電を行って転写紙を除電することにより転
写紙を感光体ドラム１１から分離させる。
【００３５】導電板３０は転写紙搬送路と対向して転写
紙幅方向（転写紙搬送方向と直角な方向）と平行に配置
される。この導電板３０は転写紙幅方向へ所定の長さ
（例えば一定の長さ）毎に分割されて複数の部分Ａ，
Ｂ，Ｃ・・・Ｊに分割され、これらの部分Ａ〜Ｊはそれ
ぞれスウィッチング回路３４により互いに独立して互い
に異なる少なくとも２種類以上の除電バイアス電圧、例
えば互いに異なる３種類の電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3が電源３
１〜３３から選択的に印加される。従って、スウィッチ
ング回路３４及び電源３１〜３３は導電板３０の各部分
Ａ，Ｂ，Ｃ・・・Ｊにそれぞれ除電バイアスを印加する
除電バイアス印加手段を構成する。
紙幅方向（転写紙搬送方向と直角な方向）と平行に配置
される。この導電板３０は転写紙幅方向へ所定の長さ
（例えば一定の長さ）毎に分割されて複数の部分Ａ，
Ｂ，Ｃ・・・Ｊに分割され、これらの部分Ａ〜Ｊはそれ
ぞれスウィッチング回路３４により互いに独立して互い
に異なる少なくとも２種類以上の除電バイアス電圧、例
えば互いに異なる３種類の電圧Ｖ1，Ｖ2，Ｖ3が電源３
１〜３３から選択的に印加される。従って、スウィッチ
ング回路３４及び電源３１〜３３は導電板３０の各部分
Ａ，Ｂ，Ｃ・・・Ｊにそれぞれ除電バイアスを印加する
除電バイアス印加手段を構成する。
【００３６】図３に示すように画像記憶演算装置３５は
画像処理装置１３からの画像信号を一旦メモリに記憶す
る。また、画像記憶演算装置３５は、記録すべき画像信
号（記録すべき画素の信号）を検出する画像信号検出手
段を兼ね、図４に示すように転写紙３６を除電用電極３
０の各部分Ａ〜Ｊに対応して転写紙幅方向へ複数に分割
すると共に転写紙搬送方向に複数に所定の長さ（例えば
一定の長さ）毎に分割することにより、複数の領域０Ａ
〜０Ｊ，１Ａ〜１Ｊ，２Ａ〜２Ｊ・・・ｎＡ〜ｎＪに分
割し、上記メモリに記憶した画像信号から転写紙３６の
各領域０Ａ〜ｎＪに転写される画像の面積率（画像部の
全体に対する面積率）ｓを求める。
画像処理装置１３からの画像信号を一旦メモリに記憶す
る。また、画像記憶演算装置３５は、記録すべき画像信
号（記録すべき画素の信号）を検出する画像信号検出手
段を兼ね、図４に示すように転写紙３６を除電用電極３
０の各部分Ａ〜Ｊに対応して転写紙幅方向へ複数に分割
すると共に転写紙搬送方向に複数に所定の長さ（例えば
一定の長さ）毎に分割することにより、複数の領域０Ａ
〜０Ｊ，１Ａ〜１Ｊ，２Ａ〜２Ｊ・・・ｎＡ〜ｎＪに分
割し、上記メモリに記憶した画像信号から転写紙３６の
各領域０Ａ〜ｎＪに転写される画像の面積率（画像部の
全体に対する面積率）ｓを求める。
【００３７】そして、画像記憶演算装置３５は、転写紙
３６の各領域毎の画像面積率ｓから除電用電極３０の各
部分Ａ〜Ｊに印加する除電バイアス電圧を決定し、例え
ば０≦ｓ＜３０％の時は除電バイアス電圧をＶ4に決定
し、３０％≦ｓ＜６５％の時は除電バイアス電圧をＶ5
に決定し、６５％≦ｓ≦１００％の時は除電バイアス電
圧をＶ6に決定し、これらの決定した除電バイアス電圧
を転写紙３６の各領域が除電位置を通過する時にスウィ
ッチング回路３４に指示する信号を出力する。
３６の各領域毎の画像面積率ｓから除電用電極３０の各
部分Ａ〜Ｊに印加する除電バイアス電圧を決定し、例え
ば０≦ｓ＜３０％の時は除電バイアス電圧をＶ4に決定
し、３０％≦ｓ＜６５％の時は除電バイアス電圧をＶ5
に決定し、６５％≦ｓ≦１００％の時は除電バイアス電
圧をＶ6に決定し、これらの決定した除電バイアス電圧
を転写紙３６の各領域が除電位置を通過する時にスウィ
ッチング回路３４に指示する信号を出力する。
【００３８】スウィッチング回路３４は除電用電極３０
の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３１〜３３からの
３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を画像記憶演
算装置３５の指示に従って印加する。すなわち、スウィ
ッチング回路３４は、転写紙３６の幅方向へ一列に配列
された領域０Ａ〜０Ｊが除電用電極３０と感光体ドラム
１１との間の除電位置を通過する時ｔ0には除電用電極
３０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３１〜３３か
らの３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を転写紙
３６の各領域０Ａ〜０Ｊの画像面積率に応じて印加し、
転写紙３６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊ
が除電用電極２０と感光体ドラム１１との間の除電位置
を通過する時ｔ1には除電用電極３０の各部分Ａ〜Ｊに
対してそれぞれ電源３１〜３３からの３種類の除電バイ
アス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を転写紙２６の各領域１Ａ〜１
Ｊの画像面積率に応じて印加し、転写紙２６の幅方向へ
一列に配列された部分２Ａ〜２Ｊが除電用電極３０と感
光体ドラム１１との間の除電位置を通過する時ｔ2には
除電用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３
１〜３３からの３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ
6を転写紙２６の各領域２Ａ〜２Ｊの画像面積率に応じ
て印加するというように除電用電極３０の各部分Ａ〜Ｊ
に対してそれぞれ電源３１〜３３からの３種類の除電バ
イアス電圧Ｖ 4，Ｖ5，Ｖ6を画像記憶演算装置３５の指
示に従って印加する。
の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３１〜３３からの
３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を画像記憶演
算装置３５の指示に従って印加する。すなわち、スウィ
ッチング回路３４は、転写紙３６の幅方向へ一列に配列
された領域０Ａ〜０Ｊが除電用電極３０と感光体ドラム
１１との間の除電位置を通過する時ｔ0には除電用電極
３０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３１〜３３か
らの３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を転写紙
３６の各領域０Ａ〜０Ｊの画像面積率に応じて印加し、
転写紙３６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊ
が除電用電極２０と感光体ドラム１１との間の除電位置
を通過する時ｔ1には除電用電極３０の各部分Ａ〜Ｊに
対してそれぞれ電源３１〜３３からの３種類の除電バイ
アス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ6を転写紙２６の各領域１Ａ〜１
Ｊの画像面積率に応じて印加し、転写紙２６の幅方向へ
一列に配列された部分２Ａ〜２Ｊが除電用電極３０と感
光体ドラム１１との間の除電位置を通過する時ｔ2には
除電用電極２０の各部分Ａ〜Ｊに対してそれぞれ電源３
１〜３３からの３種類の除電バイアス電圧Ｖ4，Ｖ5，Ｖ
6を転写紙２６の各領域２Ａ〜２Ｊの画像面積率に応じ
て印加するというように除電用電極３０の各部分Ａ〜Ｊ
に対してそれぞれ電源３１〜３３からの３種類の除電バ
イアス電圧Ｖ 4，Ｖ5，Ｖ6を画像記憶演算装置３５の指
示に従って印加する。
【００３９】例えば、スウィッチング回路３４は、転写
紙３６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊが除
電用電極３０と感光体ドラム１１との間の除電位置を通
過する時ｔ1には、転写紙２６の領域１Ｂの画像面積率
ｓ1Bがｓ1B＝２０％であれば電源３１からの除電バイア
ス電圧Ｖ4を除電用電極３０の分割部分Ｂに印加し、転
写紙２６の領域１Ｃの画像面積率ｓ1Cがｓ1C＝３２％で
あれば電源３２からの除電バイアス電圧Ｖ5を除電用電
極３０の分割部分Ｃに印加し、転写紙３６の領域１Ｄの
画像面積率ｓ1Dがｓ1D＝５０％であれば電源３２からの
除電バイアス電圧Ｖ5を除電用電極３０の分割部分Ｄに
印加し、転写紙２６の領域１Ｅの画像面積率ｓ1Eがｓ1E
＝７０％であれば電源３３からの除電バイアス電圧Ｖ6
を除電用電極３０の分割部分Ｅに印加する。
紙３６の幅方向へ一列に配列された領域１Ａ〜１Ｊが除
電用電極３０と感光体ドラム１１との間の除電位置を通
過する時ｔ1には、転写紙２６の領域１Ｂの画像面積率
ｓ1Bがｓ1B＝２０％であれば電源３１からの除電バイア
ス電圧Ｖ4を除電用電極３０の分割部分Ｂに印加し、転
写紙２６の領域１Ｃの画像面積率ｓ1Cがｓ1C＝３２％で
あれば電源３２からの除電バイアス電圧Ｖ5を除電用電
極３０の分割部分Ｃに印加し、転写紙３６の領域１Ｄの
画像面積率ｓ1Dがｓ1D＝５０％であれば電源３２からの
除電バイアス電圧Ｖ5を除電用電極３０の分割部分Ｄに
印加し、転写紙２６の領域１Ｅの画像面積率ｓ1Eがｓ1E
＝７０％であれば電源３３からの除電バイアス電圧Ｖ6
を除電用電極３０の分割部分Ｅに印加する。
【００４０】この第２の例では、除電用電極３０の各部
分Ａ〜Ｊに対して複数種類の除電バイアス電圧を転写紙
幅方向位置に応じて同時に印加するので、除電用電極３
０の各部分Ａ〜Ｊに対して最適な除電バイアス電圧を印
加することができ、余分な電力消費を防ぐことができ
る。また、転写材除電装置はコロナ除電装置であるの
で、余分なオゾン発生を防ぐことができる。
分Ａ〜Ｊに対して複数種類の除電バイアス電圧を転写紙
幅方向位置に応じて同時に印加するので、除電用電極３
０の各部分Ａ〜Ｊに対して最適な除電バイアス電圧を印
加することができ、余分な電力消費を防ぐことができ
る。また、転写材除電装置はコロナ除電装置であるの
で、余分なオゾン発生を防ぐことができる。
【００４１】また、画像記憶演算装置３５は、記録すべ
き画像信号を検出する画像信号検出手段を兼ね、除電用
電極３０の各部分Ａ〜Ｊに印加する除電バイアスの電圧
値と印加位置を記録すべき画像信号に応じて決定するの
で、画像信号に応じて最適な除電バイアスを除電用電極
３０の各部分Ａ〜Ｊに印加することができ、過剰な電圧
印加による感光体ドラム１１の疲労や抵抗低下を防ぐこ
とができる。また、転写材には画像情報の多い部分に不
要な電荷を与えずに余分な除電バイアス電圧の印加によ
る異常画像を防ぐことができる。さらに、転写材除電装
置２８はのこ歯状（若しくは針状）に形成された導電板
からなる転写用電極３０を用いて構成したので、より簡
単な構成で安価にできる。
き画像信号を検出する画像信号検出手段を兼ね、除電用
電極３０の各部分Ａ〜Ｊに印加する除電バイアスの電圧
値と印加位置を記録すべき画像信号に応じて決定するの
で、画像信号に応じて最適な除電バイアスを除電用電極
３０の各部分Ａ〜Ｊに印加することができ、過剰な電圧
印加による感光体ドラム１１の疲労や抵抗低下を防ぐこ
とができる。また、転写材には画像情報の多い部分に不
要な電荷を与えずに余分な除電バイアス電圧の印加によ
る異常画像を防ぐことができる。さらに、転写材除電装
置２８はのこ歯状（若しくは針状）に形成された導電板
からなる転写用電極３０を用いて構成したので、より簡
単な構成で安価にできる。
【００４２】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明によれ
ば、像担持体の表面にトナー像を形成し、このトナー像
を転写材に転写する画像形成装置における転写装置にお
いて、転写バイアスが印加されて前記像担持体表面のト
ナー像を転写材に転写する転写手段と、この転写手段に
対して少なくとも２つ以上の異なる転写バイアスを転写
材幅方向位置に応じて同時に印加する転写バイアス印加
手段とを備えたので、転写手段に対して最適な転写バイ
アス電圧を印加することができ、余分な電力消費を防ぐ
ことができる。また、コロナ転写装置である場合には、
余分なオゾン発生を防ぐことができる。
ば、像担持体の表面にトナー像を形成し、このトナー像
を転写材に転写する画像形成装置における転写装置にお
いて、転写バイアスが印加されて前記像担持体表面のト
ナー像を転写材に転写する転写手段と、この転写手段に
対して少なくとも２つ以上の異なる転写バイアスを転写
材幅方向位置に応じて同時に印加する転写バイアス印加
手段とを備えたので、転写手段に対して最適な転写バイ
アス電圧を印加することができ、余分な電力消費を防ぐ
ことができる。また、コロナ転写装置である場合には、
余分なオゾン発生を防ぐことができる。
【００４３】請求項２記載の発明によれば、請求項１記
載の転写装置において、記録すべき画像信号を検出する
画像信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて
転写バイアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備え
たので、画像信号に応じて最適な転写バイアスを転写手
段に印加することができ、過剰な電圧印加による像担持
体の疲労や抵抗低下を防ぐことができる。また、転写材
には画像部以外に不要な電荷を与えずに転写材の分離性
を高めることができる。
載の転写装置において、記録すべき画像信号を検出する
画像信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて
転写バイアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備え
たので、画像信号に応じて最適な転写バイアスを転写手
段に印加することができ、過剰な電圧印加による像担持
体の疲労や抵抗低下を防ぐことができる。また、転写材
には画像部以外に不要な電荷を与えずに転写材の分離性
を高めることができる。
【００４４】請求項３記載の発明によれば、像担持体の
表面にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写
する画像形成装置における転写装置において、のこ歯状
若しくは針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割さ
れ、前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する導
電板からなる転写用電極と、この転写用電極の各分割部
分にそれぞれ別々に転写バイアスを印加する転写バイア
ス印加手段とを備えたので、請求項１記載の発明と同様
な効果が得られ、かつ、より簡単な構成で安価にでき
る。
表面にトナー像を形成し、このトナー像を転写材に転写
する画像形成装置における転写装置において、のこ歯状
若しくは針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割さ
れ、前記像担持体表面のトナー像を転写材に転写する導
電板からなる転写用電極と、この転写用電極の各分割部
分にそれぞれ別々に転写バイアスを印加する転写バイア
ス印加手段とを備えたので、請求項１記載の発明と同様
な効果が得られ、かつ、より簡単な構成で安価にでき
る。
【００４５】請求項４記載の発明によれば、像担持体の
表面にトナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写
し、この転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装
置の転写材除電装置において、除電バイアスが印加され
て転写材を除電する除電手段と、この除電手段に対して
少なくとも２つ以上の異なる除電バイアスを転写材幅方
向位置に応じて同時に印加する除電バイアス印加手段と
を備えたので、除電手段に対して最適な除電バイアス電
圧を印加することができ、余分な電力消費を防ぐことが
できる。また、コロナ除電装置である場合には、余分な
オゾン発生を防ぐことができる。
表面にトナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写
し、この転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装
置の転写材除電装置において、除電バイアスが印加され
て転写材を除電する除電手段と、この除電手段に対して
少なくとも２つ以上の異なる除電バイアスを転写材幅方
向位置に応じて同時に印加する除電バイアス印加手段と
を備えたので、除電手段に対して最適な除電バイアス電
圧を印加することができ、余分な電力消費を防ぐことが
できる。また、コロナ除電装置である場合には、余分な
オゾン発生を防ぐことができる。
【００４６】請求項５記載の発明によれば、請求項４記
載の転写装置において、記録すべき画像信号を検出する
画像信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて
除電バイアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備え
たので、画像信号に応じて最適な除電バイアスを除電手
段に印加することができ、過剰な電圧印加による像担持
体の疲労や抵抗低下を防ぐことができる。また、転写材
には画像情報の多い部分に不要な電荷を与えずに余分な
除電バイアス電圧の印加による異常画像を防ぐことがで
きる。
載の転写装置において、記録すべき画像信号を検出する
画像信号検出手段の検出結果により、画像信号に応じて
除電バイアスの電圧値と印加位置を決定する手段を備え
たので、画像信号に応じて最適な除電バイアスを除電手
段に印加することができ、過剰な電圧印加による像担持
体の疲労や抵抗低下を防ぐことができる。また、転写材
には画像情報の多い部分に不要な電荷を与えずに余分な
除電バイアス電圧の印加による異常画像を防ぐことがで
きる。
【００４７】請求項６記載の発明によれば、像担持体の
表面にトナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写
し、この転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装
置における転写材除電装置において、のこ歯状若しくは
針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割され、転写
材を除電する導電板からなる除電用電極と、この除電用
電極の各分割部分にそれぞれ別々に除電バイアスを印加
する除電バイアス印加手段とを備えたので、請求項４記
載の発明と同様な効果が得られ、かつ、より簡単な構成
で安価にできる。
表面にトナー像を形成してこのトナー像を転写材に転写
し、この転写材をトナー像転写後に除電する画像形成装
置における転写材除電装置において、のこ歯状若しくは
針状に形成されて転写材幅方向に複数に分割され、転写
材を除電する導電板からなる除電用電極と、この除電用
電極の各分割部分にそれぞれ別々に除電バイアスを印加
する除電バイアス印加手段とを備えたので、請求項４記
載の発明と同様な効果が得られ、かつ、より簡単な構成
で安価にできる。
【図１】本発明を適用した画像形成装置の第１の例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】同第１の例の一部を説明するための説明図であ
る。
る。
【図３】本発明を適用した画像形成装置の第２の例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】同第２の例の一部を説明するための説明図であ
る。
る。
１１ 感光体ドラム １７ 転写装置 ２０ 転写用電極 ２１〜２３，３１〜３３ 電源 ２４，３４ スウィッチング回路 ２５，３５ 画素記憶演算装置 ２８ 転写材除電装置 ３０ 除電用電極
Claims (6)
- 【請求項１】像担持体の表面にトナー像を形成し、この
トナー像を転写材に転写する画像形成装置における転写
装置において、転写バイアスが印加されて前記像担持体
表面のトナー像を転写材に転写する転写手段と、この転
写手段に対して少なくとも２つ以上の異なる転写バイア
スを転写材幅方向位置に応じて同時に印加する転写バイ
アス印加手段とを備えたことを特徴とする転写装置。 - 【請求項２】請求項１記載の転写装置において、記録す
べき画像信号を検出する画像信号検出手段の検出結果に
より、画像信号に応じて転写バイアスの電圧値と印加位
置を決定する手段を備えたことを特徴とする転写装置。 - 【請求項３】像担持体の表面にトナー像を形成し、この
トナー像を転写材に転写する画像形成装置における転写
装置において、のこ歯状若しくは針状に形成されて転写
材幅方向に複数に分割され、前記像担持体表面のトナー
像を転写材に転写する導電板からなる転写用電極と、こ
の転写用電極の各分割部分にそれぞれ別々に転写バイア
スを印加する転写バイアス印加手段とを備えたことを特
徴とする転写装置。 - 【請求項４】像担持体の表面にトナー像を形成してこの
トナー像を転写材に転写し、この転写材をトナー像転写
後に除電する画像形成装置の転写材除電装置において、
除電バイアスが印加されて転写材を除電する除電手段
と、この除電手段に対して少なくとも２つ以上の異なる
除電バイアスを転写材幅方向位置に応じて同時に印加す
る除電バイアス印加手段とを備えたことを特徴とする転
写材除電装置。 - 【請求項５】請求項４記載の転写装置において、記録す
べき画像信号を検出する画像信号検出手段の検出結果に
より、画像信号に応じて除電バイアスの電圧値と印加位
置を決定する手段を備えたことを特徴とする転写材除電
装置。 - 【請求項６】像担持体の表面にトナー像を形成してこの
トナー像を転写材に転写し、この転写材をトナー像転写
後に除電する画像形成装置における転写材除電装置にお
いて、のこ歯状若しくは針状に形成されて転写材幅方向
に複数に分割され、転写材を除電する導電板からなる除
電用電極と、この除電用電極の各分割部分にそれぞれ別
々に除電バイアスを印加する除電バイアス印加手段とを
備えたことを特徴とする転写材除電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15760094A JP3373658B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 転写装置及び転写材除電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15760094A JP3373658B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 転写装置及び転写材除電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0822204A true JPH0822204A (ja) | 1996-01-23 |
| JP3373658B2 JP3373658B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=15653267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15760094A Expired - Fee Related JP3373658B2 (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 転写装置及び転写材除電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3373658B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000181291A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| WO2005091083A1 (en) * | 2004-03-20 | 2005-09-29 | Eastman Kodak Company | Method and device for electrically discharging a printing material |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15760094A patent/JP3373658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000181291A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| WO2005091083A1 (en) * | 2004-03-20 | 2005-09-29 | Eastman Kodak Company | Method and device for electrically discharging a printing material |
| JP2007529768A (ja) * | 2004-03-20 | 2007-10-25 | イーストマン コダック カンパニー | 印刷材料を放電させるための方法および装置 |
| US7486920B2 (en) | 2004-03-20 | 2009-02-03 | Eastman Kodak Company | Method and device electrically discharging a printing material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3373658B2 (ja) | 2003-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5461461A (en) | Image transferring device and medium separating device for an image forming apparatus | |
| US5890030A (en) | Electrostatic image forming apparatus | |
| EP0508355B1 (en) | Device for charging a photosensitive body | |
| JPH02293765A (ja) | ３レベル画像形成のための白色レベル安定化方法 | |
| JP3032671B2 (ja) | 転写装置 | |
| US5038177A (en) | Selective pre-transfer corona transfer with light treatment for tri-level xerography | |
| JPH04190260A (ja) | 画像形成装置の制御方法 | |
| JPH05281822A (ja) | 複写結像装置における静電目標再計算 | |
| JP3373658B2 (ja) | 転写装置及び転写材除電装置 | |
| JP3271822B2 (ja) | 印刷機 | |
| US6026267A (en) | Image forming apparatus including a pre-transfer eraser | |
| JPH05346715A (ja) | 電子写真装置 | |
| JPH05281821A (ja) | ３レベル像形成装置における静電気のサイクル開始収束 | |
| US5612772A (en) | Image forming apparatus | |
| US6208819B1 (en) | Method for discharging photoreceptor residual charges | |
| US6223011B1 (en) | Printing machine with reconditioning light source | |
| JPH02123379A (ja) | 感光体の縁を現像しない現像方法及び装置 | |
| JPH08211687A (ja) | 後段現像部材によるエッジ不揃い及び背景除去 | |
| JPS58172667A (ja) | 転写コロナ放電器 | |
| JPH07210011A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3587955B2 (ja) | 静電画像形成方法 | |
| JP3310069B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH06118775A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH0473669A (ja) | 静電記録装置の高圧出力制御装置 | |
| JP2004271883A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |