JPH08222036A - 同軸カールコード用導体 - Google Patents
同軸カールコード用導体Info
- Publication number
- JPH08222036A JPH08222036A JP5033295A JP5033295A JPH08222036A JP H08222036 A JPH08222036 A JP H08222036A JP 5033295 A JP5033295 A JP 5033295A JP 5033295 A JP5033295 A JP 5033295A JP H08222036 A JPH08222036 A JP H08222036A
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- JP
- Japan
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- wire
- conductor
- coaxial cable
- stranded
- outer diameter
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 同軸ケーブル単体又は同軸ケーブルを一構
成要素とする多心ケーブルをらせん加工したカールコー
ドにおいて、その同軸ケーブルの導体として複数の金属
素線を同心状に撚合せた撚線であって、中心の金属素線
は断面積当たりの破断強度が35kg/mm2 以上の高
張力金属を用い、かつ外層には低抵抗線を配し、その素
線径は中心導体の素線径よりも細い構成とし、更に撚線
全体を幾何学的に決められる撚合せ外径の98%以下の
外径まで圧縮加工した圧縮撚線。前記圧縮撚線上に錫
又は半田のオーバーコートメッキを施した一括コーティ
ング撚線。 【効果】 100MHz以上の周波数帯域で、伝送特性
が画期的に改善されて耐屈曲特性も損なうことがなく、
携帯電話等の分野での利用が期待できる。
成要素とする多心ケーブルをらせん加工したカールコー
ドにおいて、その同軸ケーブルの導体として複数の金属
素線を同心状に撚合せた撚線であって、中心の金属素線
は断面積当たりの破断強度が35kg/mm2 以上の高
張力金属を用い、かつ外層には低抵抗線を配し、その素
線径は中心導体の素線径よりも細い構成とし、更に撚線
全体を幾何学的に決められる撚合せ外径の98%以下の
外径まで圧縮加工した圧縮撚線。前記圧縮撚線上に錫
又は半田のオーバーコートメッキを施した一括コーティ
ング撚線。 【効果】 100MHz以上の周波数帯域で、伝送特性
が画期的に改善されて耐屈曲特性も損なうことがなく、
携帯電話等の分野での利用が期待できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波で使用される同
軸カールコードの伝送特性及び屈曲特性の改良された圧
縮撚線に関する。
軸カールコードの伝送特性及び屈曲特性の改良された圧
縮撚線に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同軸カールコード用導体として
は、高屈曲性能を得るために軟銅線或いは抗張力合金線
を複数撚合せた多心撚線又は綿糸の周囲に金属導体を巻
回した構造の導体が使用される。
は、高屈曲性能を得るために軟銅線或いは抗張力合金線
を複数撚合せた多心撚線又は綿糸の周囲に金属導体を巻
回した構造の導体が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の同軸カールコー
ド用導体は高屈曲特性と優れた高周波信号の伝送特性の
両立が困難であった。つまり、高周波信号の伝送におい
ては、有効表皮厚みの点で単線導体が最も低損失とな
る。しかるに、単線導体は屈曲が加わると短期間で断線
に至る。また、高張力素材の単線を使用すれば、耐屈曲
性は向上するが、硬いため適切なカール特性が得られな
い問題があった。一方、同軸カールコード用導体として
撚線構造は十分な屈曲特性及びカール特性を有するもの
の、伝送損失が大きくなってしまう問題があった。
ド用導体は高屈曲特性と優れた高周波信号の伝送特性の
両立が困難であった。つまり、高周波信号の伝送におい
ては、有効表皮厚みの点で単線導体が最も低損失とな
る。しかるに、単線導体は屈曲が加わると短期間で断線
に至る。また、高張力素材の単線を使用すれば、耐屈曲
性は向上するが、硬いため適切なカール特性が得られな
い問題があった。一方、同軸カールコード用導体として
撚線構造は十分な屈曲特性及びカール特性を有するもの
の、伝送損失が大きくなってしまう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、カールコード
としての使用条件における伝送特性と屈曲性の両立を可
能とする、同軸カールコード用導体として最適な導体構
成を提供することを目的とするものである。本発明者は
上記課題を種々検討した結果、次のような知見を得た。
すなわち、カールコードとしての可撓性を持たせるため
に、通常のやり方で撚線導体とすると、伝送損失が増大
する欠点を生じる。しかし、高周波域での伝送損失が導
体外表面を流れる有効電流により決定されることに着目
し、外層には低抵抗導体を配し、かつ単線導体に近い表
面形状を得るため所定の圧縮加工を行い、かつ中心には
太径の高張力導体を配することにより、高屈曲特性と優
れた高周波信号の伝送特性とを同時に満足させる得るこ
とを見出した。
としての使用条件における伝送特性と屈曲性の両立を可
能とする、同軸カールコード用導体として最適な導体構
成を提供することを目的とするものである。本発明者は
上記課題を種々検討した結果、次のような知見を得た。
すなわち、カールコードとしての可撓性を持たせるため
に、通常のやり方で撚線導体とすると、伝送損失が増大
する欠点を生じる。しかし、高周波域での伝送損失が導
体外表面を流れる有効電流により決定されることに着目
し、外層には低抵抗導体を配し、かつ単線導体に近い表
面形状を得るため所定の圧縮加工を行い、かつ中心には
太径の高張力導体を配することにより、高屈曲特性と優
れた高周波信号の伝送特性とを同時に満足させる得るこ
とを見出した。
【0005】すなわち、本発明は: 同軸ケーブル単体又は同軸ケーブルを一構成要素と
する多心ケーブルをらせん加工したカールコードにおい
て、その同軸ケーブルの導体として複数の金属素線を同
心状に撚合せた撚線であって、中心の金属素線は断面積
当たりの破断強度が35kg/mm2 以上の高張力金属
を用い、かつ外層には低抵抗線を配し、その素線径は中
心導体の素線径よりも細い構成とし、更に撚線全体を幾
何学的に決められる撚合せ外径の98%以下の外径まで
圧縮加工した圧縮撚線を提供する。また、 記載の圧縮撚線上に錫又は半田のオーバーコート
メッキを施した一括コーティング撚線をも提供する。
する多心ケーブルをらせん加工したカールコードにおい
て、その同軸ケーブルの導体として複数の金属素線を同
心状に撚合せた撚線であって、中心の金属素線は断面積
当たりの破断強度が35kg/mm2 以上の高張力金属
を用い、かつ外層には低抵抗線を配し、その素線径は中
心導体の素線径よりも細い構成とし、更に撚線全体を幾
何学的に決められる撚合せ外径の98%以下の外径まで
圧縮加工した圧縮撚線を提供する。また、 記載の圧縮撚線上に錫又は半田のオーバーコート
メッキを施した一括コーティング撚線をも提供する。
【0006】以下、本発明を図面に基いて具体的に説明
する。図1は本発明のカールコード用中心導体として用
いる圧縮撚線の断面形状を示す模式図である。ここで、
外層に配置された圧縮素線は、銅又は銅合金、特に軟銅
又は軟銅合金或いはそれらの銀オーバーコートメッキさ
れた導体等からなる低抵抗金属線であり、圧縮すること
により単線に近い外観形状が与えられる。
する。図1は本発明のカールコード用中心導体として用
いる圧縮撚線の断面形状を示す模式図である。ここで、
外層に配置された圧縮素線は、銅又は銅合金、特に軟銅
又は軟銅合金或いはそれらの銀オーバーコートメッキさ
れた導体等からなる低抵抗金属線であり、圧縮すること
により単線に近い外観形状が与えられる。
【0007】本発明の圧縮素線として特に銀メッキした
銅又は銅合金を用いると表皮部分の導電率が良好で望ま
しい。ここで、該外層素線径は伝送信号の周波数で決定
される有効表皮厚みより大きいサイズである。つまり、
図2に示す一般の撚線に比べて、同一外径下では低損失
特性が得られる表面形状となっており、この作用は非圧
縮加工の撚線外径に対して98%以下、好ましくは95
%以下の圧縮後の撚線外径にすることで得られる。圧縮
加工後の撚線外径が非圧縮加工の撚線外径に対して98
%を超えると有効な低損失効果が得られない。
銅又は銅合金を用いると表皮部分の導電率が良好で望ま
しい。ここで、該外層素線径は伝送信号の周波数で決定
される有効表皮厚みより大きいサイズである。つまり、
図2に示す一般の撚線に比べて、同一外径下では低損失
特性が得られる表面形状となっており、この作用は非圧
縮加工の撚線外径に対して98%以下、好ましくは95
%以下の圧縮後の撚線外径にすることで得られる。圧縮
加工後の撚線外径が非圧縮加工の撚線外径に対して98
%を超えると有効な低損失効果が得られない。
【0008】また、圧縮による屈曲特性の低下を防ぐた
めに、内層には外層素線外径を上回る高張力導体を用い
ることが必要である。この構成は図3に示す通常の圧縮
撚線構造と比較すると明らかなように、十分な強度を持
たせることが可能となることに加え、より低い圧縮率で
表面平滑化の効果が得られるものである。
めに、内層には外層素線外径を上回る高張力導体を用い
ることが必要である。この構成は図3に示す通常の圧縮
撚線構造と比較すると明らかなように、十分な強度を持
たせることが可能となることに加え、より低い圧縮率で
表面平滑化の効果が得られるものである。
【0009】この場合に、高張力導体の材質は限定する
必要はないが、連続屈曲でも有効な強度となるために
は、35kg/mm2 以上、好ましくは50kg/mm
2 以上の破断強度の素線を用いることが必要である。
必要はないが、連続屈曲でも有効な強度となるために
は、35kg/mm2 以上、好ましくは50kg/mm
2 以上の破断強度の素線を用いることが必要である。
【0010】
【実施例】本発明を下記の実施例により詳細に説明する
が、これらは本発明の範囲を制限しない。同軸カールコ
ード用中心導体として下記の素線又は撚線を準備し、図
4に示す基本構造の同軸ケーブルを試作品として製造し
た。図4において、11は中心導体であり、12は発泡
ポリエチレン絶縁被覆層であり、13は銀メッキ軟銅線
横巻層であり、14は塩化ビニル樹脂などの外被であ
る。
が、これらは本発明の範囲を制限しない。同軸カールコ
ード用中心導体として下記の素線又は撚線を準備し、図
4に示す基本構造の同軸ケーブルを試作品として製造し
た。図4において、11は中心導体であり、12は発泡
ポリエチレン絶縁被覆層であり、13は銀メッキ軟銅線
横巻層であり、14は塩化ビニル樹脂などの外被であ
る。
【0011】この同軸ケーブル試作品の外径は3.0m
mφである。 A:0.51mmφ軟銅単線、 B:7/0.16mm
φ軟銅撚線 C:7/0.17mm圧縮軟銅撚線、 D:図5に示される本発明の開発導体(0.203mm
φCP線、0.16mmφ軟銅線) また、屈曲性試験は図6に示すように、500gの重り
を下げた同軸ケーブル試作品をケーブルの外径に等しい
2つのマンドレルに挟み夫々±90°に連続17回曲
げ、破断に至る回数を記した。その結果を下記表1に示
した。
mφである。 A:0.51mmφ軟銅単線、 B:7/0.16mm
φ軟銅撚線 C:7/0.17mm圧縮軟銅撚線、 D:図5に示される本発明の開発導体(0.203mm
φCP線、0.16mmφ軟銅線) また、屈曲性試験は図6に示すように、500gの重り
を下げた同軸ケーブル試作品をケーブルの外径に等しい
2つのマンドレルに挟み夫々±90°に連続17回曲
げ、破断に至る回数を記した。その結果を下記表1に示
した。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】以上の通り、100MHz以上の周波数
帯域において、本発明の構造の金属撚線を用いた同軸カ
ールコードの伝送特性が画期的に改善されるとともに耐
屈曲特性も損なうことがなく、携帯電話等の高周波伝送
損失が課題となっている分野での利用が期待できる。
帯域において、本発明の構造の金属撚線を用いた同軸カ
ールコードの伝送特性が画期的に改善されるとともに耐
屈曲特性も損なうことがなく、携帯電話等の高周波伝送
損失が課題となっている分野での利用が期待できる。
【図1】本発明のカールコード用中心導体としての圧縮
撚線の断面形状を示す模式図である。
撚線の断面形状を示す模式図である。
【図2】一般の撚線の断面形状を示す模式図である。
【図3】通常の圧縮撚線の断面形状を示す模式図であ
る。
る。
【図4】本発明のカールコード用中心導体を用いた同軸
ケーブル試作品の基本構造を示す断面図である。
ケーブル試作品の基本構造を示す断面図である。
【図5】本発明の開発導体を示す断面図である。
【図6】屈曲性試験方法を概略的に示す模式図である。
1 低抵抗金属線 2 高張力金属線 11 中心導体 12 発泡ポリエチレン被覆層 13 銀めっき軟銅線横巻層 14 外被
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出口 幸吉 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 同軸ケーブル単体又は同軸ケーブルを一
構成要素とする多心ケーブルをらせん加工したカールコ
ードにおいて、その同軸ケーブルの導体として複数の金
属素線を同心状に撚合せた撚線であって、中心の金属素
線は断面積当たりの破断強度が35kg/mm2 以上の
高張力金属を用い、かつ外層には低抵抗線を配し、その
素線径は中心導体の素線径よりも細い構成とし、更に撚
線全体を幾何学的に決められる撚合せ外径の98%以下
の外径まで圧縮加工したことを特徴とする圧縮撚線。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧縮撚線上に錫又は半田
のオーバーコートメッキを施したことを特徴とする一括
コーティング撚線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033295A JPH08222036A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 同軸カールコード用導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033295A JPH08222036A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 同軸カールコード用導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222036A true JPH08222036A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12855969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033295A Pending JPH08222036A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 同軸カールコード用導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08222036A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006008981A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Sumitomo Wiring Systems, Limited | 自動車用電線 |
WO2006008982A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Sumitomo Wiring Systems, Limited | 自動車用電線 |
WO2006070690A1 (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Autonetworks Technologies, Limited | 自動車用電線 |
JP2015195661A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線の支持構造、及び、クランプ |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP5033295A patent/JPH08222036A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006008981A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Sumitomo Wiring Systems, Limited | 自動車用電線 |
WO2006008982A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-26 | Sumitomo Wiring Systems, Limited | 自動車用電線 |
WO2006070690A1 (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Autonetworks Technologies, Limited | 自動車用電線 |
JP2015195661A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線の支持構造、及び、クランプ |
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