JPH08221847A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH08221847A
JPH08221847A JP7024225A JP2422595A JPH08221847A JP H08221847 A JPH08221847 A JP H08221847A JP 7024225 A JP7024225 A JP 7024225A JP 2422595 A JP2422595 A JP 2422595A JP H08221847 A JPH08221847 A JP H08221847A
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JP
Japan
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tension
reel
brake
winding
tape
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Pending
Application number
JP7024225A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Uetake
昭浩 上竹
Toshio Mamiya
敏夫 間宮
Katsuji Akimoto
勝司 秋元
Masatake Takase
昌毅 高瀬
Katsuaki Ikema
克明 池間
Kazuyoshi Suzuki
和良 鈴木
Katsunori Takahashi
克典 高橋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンションレギュレータを働かせてテンショ
ンの大きさを制御しながら、同時にテープ走行を停止さ
せることができるようにして、磁気テープに過大なテン
ションが掛かることのない記録再生装置を提供する。 【構成】 一対のバンドブレーキ機構の各ブレーキバン
ドは、一側はシャーシ側にそれぞれ固定された固定端と
すると共に、他側は一対のテンション付与機構にそれぞ
れ接続された移動端とし、固定端は、供給側リール又は
巻取り側リールがテープ媒体を送り出す供給側となった
ときには食い込み側となり且つテープ媒体を巻取る巻取
り側となったときには逃げ側となるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ等のテープ
媒体を情報記録媒体として用いる記録再生装置に関し、
特に、テープ走行を制御するブレーキ構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、この種の記録再生装置と
しては、例えば、図3に示すようなものがある。図3に
おいて、供給側リール1と巻取り側リール2とは横並び
に配置されており、供給側リール1から出た磁気テープ
Tは、テンションガイド9及び図示しないヘッドドラム
等を通過して巻取り側リール2に巻き取られている。こ
れら供給側リール1及び巻取り側リール2を支持するリ
ール受け台にはそれぞれブレーキドラム3,4が一体に
設けられており、更に、供給側のブレーキドラム3には
磁気テープTのテンションを制御するためのブレーキド
ラム5が一体に設けられている。
【0003】ブレーキドラム5にはブレーキバンド6が
掛けられており、このブレーキバンド6の一方の固定端
6aはメカデッキシャーシに固定され、他方の移動端6
bはテンションアーム7に取付けられている。テンショ
ンアーム7は、支点軸8によってメカデッキシャーシに
回動自在に支持されており、このテンションアーム7の
先端には磁気テープTを側方に開いて適当な大きさのテ
ンションを付与するテンションガイド9が取付けられて
いる。このようなテンションアーム7は、常時はスプリ
ング10によって側方へ開くように引っ張られており、
このスプリング10の基端はメカデッキシャーシに固定
されていて、スプリング10の付勢力によるテンション
アーム7の移動をストッパピン11で制限している。
【0004】また、供給側リール1側のブレーキドラム
3と巻取り側リール2側のブレーキドラム4の間にはメ
インブレーキ12が配設されており、このメインブレー
キ12の作動により各ブレーキドラム3,4を介して供
給側リール1及び巻取り側リール2を共に急速に停止可
能に構成している。このメインブレーキ12は、一対の
ブレーキレバー13,14と、これらブレーキレバー1
3,14の押圧部13a,14aを各ブレーキドラム
3,4に押圧するように付勢するブレーキばね15と、
このブレーキばね15による押圧力を解除するように作
用するリンク式の図示しないブレーキ解除機構等からな
り、一対のブレーキレバー13,14はそれぞれ回動軸
13b,14bによってメカデッキシャーシに回動自在
に支持されている。
【0005】更に、一対のブレーキレバー13,14の
押圧部13a,14aの反対側には長穴13c,14c
がそれぞれ設けられており、これらの長穴13c,14
cにはブレーキ解除機構の解除ピン16が共通に且つ摺
動可能に係合されている。この解除ピン16を矢印方向
へ移動することにより、回動軸13b,14bを中心と
して一対のブレーキレバー13,14が回動し、これに
より、押圧部13a,14aをブレーキドラム3,4か
らそれぞれ離反させることができる。
【0006】かくして、図3に示すように、磁気テープ
Tが実線の矢印で示すFWD方向(正方向)に走行して
いるものとすると、磁気テープTに掛かっているテンシ
ョンによりテンションアーム7は、スプリング10のば
ね力に抗して支点軸8を中心に時計方向へ回動する。こ
れにより、ブレーキバンド6の移動端6bが同様に時計
方向に移動するためブレーキバンド6によるブレーキド
ラム5の巻締め力が弱くなり、供給側リール1の回転が
容易になるため磁気テープTの繰り出し量が増加する。
その結果、磁気テープTのテンションが低下してテンシ
ョンアーム7が反時計方向に戻り、このテンションとス
プリング10のばね力とが釣り合う位置でテンションア
ーム7が静止する。そして、テンションの増減変化に応
じて上記バランス操作が繰り返され、このようにして磁
気テープTのテンションが一定に保持される。
【0007】一方、磁気テープTが破線の矢印で示すR
EV方向(逆方向)に走行しているものとすると、同じ
く磁気テープTに掛かっているテンションによりテンシ
ョンアーム7は、スプリング10のばね力に抗して時計
方向へ回転する。これにより、ブレーキバンド6の移動
端6bが同様に時計方向に移動し、ブレーキバンド6に
よるブレーキドラム5の巻締め力が弱くなるため供給側
リール1の回転が容易になり、磁気テープTの繰り出し
量が増加する。その結果、磁気テープTのテンションが
低下するため、このテンションとスプリング10のばね
力とが釣り合う位置でテンションアーム7が静止し、同
様にしてテンションの増減変化に応じてバランス操作が
繰り返され、磁気テープTのテンションが一定に保持さ
れる。
【0008】この場合、ブレーキバンド6によってブレ
ーキドラム5に発生するブレーキ力とテープリールの回
転方向との間には、次のような関係が生ずる。即ち、磁
気テープTがFWD方向に回転するときのブレーキ力
は、磁気テープTがREV方向に回転するときのブレー
キ力よりも小さくなる。これは、磁気テープTがFWD
方向に回転するときには、時計方向に回転するブレーキ
ドラム5の回転方向後方に位置するブレーキバンド6の
移動端6bがブレーキドラム5に近づく方向へ移動する
(以下、このような関係を「逃げ」という。)ため、ブ
レーキバンド6によるブレーキドラム5の巻締め力が大
きく低下する一方、磁気テープTがREV方向に回転す
るときには、反時計方向に回転するブレーキドラム5の
回転方向後方には制御バンド6の固定端6aが位置する
ことになる(以下、このような関係を「食い込み」とい
う。)ため、ブレーキバンド6によるブレーキドラム5
の巻締め力の低下が低く押さえられることによるもので
ある。
【0009】また、供給側リール1及び巻取り側リール
2を、例えば、早送りから停止させる場合には、メイン
ブレーキ12を作動させて行っている。このメインブレ
ーキ12は、上記ブレーキドラム5とブレーキバンド6
とからなる他のブレーキに比較して強力なブレーキトル
クを発生するように構成されており、このメインブレー
キ12によれば、両リール1,2を急速に停止させるこ
とができる。
【0010】尚、従来、一般に、巻取り側のリール受け
台にはブレーキドラム4が設けられているだけであり、
上述したような供給側のテンションアーム7とスプリン
グ10とブレーキバンド6とブレーキドラム5とからな
るバンドタイプのテンションレギュレータを採用した記
録再生装置は提供されていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の記録再生装置にあっては、上述したよう
に異なるタイプのブレーキ機構を複数持っており、テン
ションレギュレータを働かせる場合にはブレーキドラム
5とブレーキバンド6とを働かせ、例えば、テープリー
ル1,2を早送りから停止させる場合には、メインブレ
ーキ12を作動させて瞬間的にテープ走行を停止させる
構造となっていた。そのため、早送りからテープ走行を
急速に停止させる場合に、磁気テープTには非常に大き
なテンションが掛かることになり、磁気テープTに悪影
響を与えると共に、より薄いテープを走行させると、テ
ープにダメージが与えられるおそれがあるという課題が
あった。
【0012】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、テンションレギュレータを働かせてテ
ンションの大きさを制御しながら、同時にテープ走行を
停止させることができるようにして、磁気テープに過大
なテンションが掛かることのない記録再生装置を提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、本発明
の記録再生装置は、一対のバンドブレーキ機構の各ブレ
ーキバンドは、一側はシャーシ側にそれぞれ固定された
固定端とすると共に、他側は一対のテンション付与機構
にそれぞれ接続された移動端とし、固定端は、供給側リ
ール又は巻取り側リールがテープ媒体を送り出す供給側
となったときには食い込み側となり且つテープ媒体を巻
取る巻取り側となったときには逃げ側となるように配置
したことを特徴としている。
【0014】また、本発明の記録再生装置は、一対のバ
ンドブレーキ機構の各ブレーキバンドは、一側はシャー
シ側にそれぞれ固定された固定端とすると共に、他側は
一対のテンション付与機構にそれぞれ接続された移動端
とし、固定端は、供給側リール又は巻取り側リールがテ
ープ媒体を送り出す供給側となったときには食い込み側
となり且つテープ媒体を巻取る巻取り側となったときに
は逃げ側となるように配置すると共に、テープ媒体の走
行を停止するときにテンション付与機構によるテンショ
ンを増大させてバンドブレーキ機構のブレーキ力を強く
するブレーキ力拡大機構を設けたことを特徴としてい
る。
【0015】
【作用】本発明は、上述のように構成したことにより、
供給側及び巻取り側の双方にテンション付与機構及びバ
ンドブレーキ機構があり、供給側リール又は巻取り側リ
ールがテープ媒体を送り出す供給側では食い込み側とな
って回転力が重くなり、また、供給側リール又は巻取り
側リールがテープ媒体を巻取る巻取り側では逃げ側とな
って回転力が軽くなる。そのため、テンションレギュレ
ータを働かせながらブレーキバンドでブレーキドラムに
ブレーキ力を作用させて、供給側リール及び巻取り側リ
ール間のテープ走行を確実に停止することができると共
に、テープ媒体に過大なテンションが掛からないように
することができる。
【0016】また、供給側及び巻取り側の双方にテンシ
ョン付与機構とバンドブレーキ機構とブレーキ力拡大機
構とを設ける構成としたことにより、従来のメインブレ
ーキを用いることなくテンションレギュレータを働かせ
るためのブレーキ機構のみによって強力なブレーキ力を
発生することができ、テープ媒体に過大なテンションを
与えることなく、例えば、早送りから停止までの動作を
早期に且つ確実に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本発明の実施例を示すもので、図
1は本発明の一実施例を示すテープローディング状態の
平面図、図2は本発明に係るテンション付与機構の他の
実施例を示す平面図である。尚、図1及び図2におい
て、従来例を示す図3と同一部分には同一の符号を付し
て説明する。
【0018】図1において、ヘッドドラム18はメカデ
ッキシャーシ19の奥側の中央部に配設されている。こ
のヘッドドラム18は、メカデッキシャーシ19に固定
された固定ドラムと、この固定ドラムに回転自在に保持
された回転ドラムとからなり、回転ドラムには図示しな
い磁気ヘッドが取付けられている。このヘッドドラム1
8を両側から挟むように一対のスライド部材20a,2
0bが、メカデッキシャーシ19に設けた一対のガイド
溝21a,21bにそれぞれスライド可能に係合されて
いる。一対のスライド部材20a,20bは、それぞれ
テープガイド22a,22bと傾斜ガイド23a,23
bとを有し、互いに連動してヘッドドラム18に対して
進退移動可能とされており、情報記録用のテープ媒体の
一具体例を示す磁気テープTをヘッドドラム18に巻き
付けるローディング動作と、その巻き付けを開放するア
ンロード動作とを行うことができる。
【0019】磁気テープTは、その一側が供給側リール
1に巻かれ、他側が巻取り側リール2に固定されて、上
下に重ね合わされた一対のシェルからなるカセット筐体
24内に回転可能に収容されている。このようなカセッ
ト筐体24に収容された磁気テープTは、ローディング
時において、一対のスライド部材20a,20bのスラ
イド動作を介して一対のテープガイド22a,22bと
傾斜ガイド23a,23bとによってカセット筐体24
から引き出され、ヘッドドラム18に巻き付けられる。
【0020】これと同時に、磁気テープTは、ヘッドド
ラム18の入口側であるテープ供給側及び出口側である
テープ巻取り側の双方にそれぞれ設けられたテンション
アーム25,26の回動動作を介して、各テンションア
ーム25,26の先端に取付けられたテンションガイド
27,28の移動により、それぞれ側方へ引っ張られ
る。これにより、供給側リール1から引き出されてガイ
ドポスト29を通過した磁気テープTの供給側には、テ
ープガイド22a及びテンションガイド27によって適
度な大きさのテンションが付与される。
【0021】また、ヘッドドラム18を通過した磁気テ
ープTは、巻取り側に配設されたピンチローラ31によ
ってキャプスタン32に圧接され、このキャプスタン3
2を回転駆動するキャプスタンモータ33の回転力によ
り、ピンチローラ31との間に生じる摩擦力で送り走行
される。そして、キャプスタン32から送り出された磁
気テープTは、テンションガイド28及びガイドポスト
30を経て再びカセット筐体24内に入り込み、巻取り
側リール2に巻かれている。
【0022】一対のテンションアーム25,26は、そ
れぞれ支点軸34,35を介してメカデッキシャーシ1
9に回動自在に支持されていると共に、それぞれスプリ
ング36,37によって外側に付勢されている。即ち、
各テンションアーム25,26の長手方向中途部にスプ
リング36,37の一端がそれぞれ係止され、それらの
他端がメカデッキシャーシ19に固定されて、図1にお
いて、供給側のテンションガイド27には反時計方向に
向かう回転力が付与され、巻取り側のテンションガイド
28には時計方向に向かう回転力が付与されている。
【0023】また、テンションアーム25,26の支点
軸34,35に近い部分であって、テンションガイド2
7,28が取付けられている側にはブレーキバンド3
8,39の移動側の端部(移動端)38a,39aがそ
れぞれ回動自在に取付けられている。これらブレーキバ
ンド38,39は、帯板状のバンド本体と、このバンド
本体の一面に固着されたパッドとからなり、パッドを内
側にした状態でブレーキドラム40,41にそれぞれ巻
かれている。そして、各ブレーキバンド38,39の他
端である固定側の端部(固定端)38b,39bは、そ
れぞれメカデッキシャーシ19に固定されている。
【0024】このような構成を有するブレーキバンド3
8,39が巻かれた各ブレーキドラム40,41は、載
置される供給側リール1を保持して一体的に回動する供
給側のリール受け台42及び、同様に載置される巻取り
側リール2を保持して一体的に回動する巻取り側のリー
ル受け台43にそれぞれ一体に設けられている。更に、
各リール受け台42,43には、それぞれリール台ギア
44,45が一体に設けられている。そして、両リール
台ギア44,45の間には、これらリール台ギア44,
45に対して選択的に噛合可能なように従動ギア46が
旋回移動可能に配設されている。
【0025】この従動ギア46は、首振りアーム47に
固定された枢軸48に回転自在に支持されている。かか
る従動ギア46は駆動ギア50に常時噛合していると共
に、その駆動ギア50は首振り軸51に回転自在に支持
されている。更に、首振り軸51には、首振りアーム4
7に固定された軸受52が回転自在に嵌合されており、
この軸受52と駆動ギア50との間には、ある大きさの
摩擦力を発生する摩擦部材が介在されている。従って、
駆動ギア50の回転力がある大きさの摩擦力よりも小さ
いとき、首振りアーム47は駆動ギア50と一体的に回
転し、駆動ギア50の回転力が上記摩擦力よりも大きく
なると、軸受52との間にスベリが生じて駆動ギア50
が回転運動を続けることになる。
【0026】このような駆動ギア50の駆動方法として
は、専用のモータ53を設けて駆動力を得るように構成
してもよく、また、例えばキャプスタンモータ33から
ベルト等の動力伝達媒体を介して駆動力を得るものとし
てもよい。本実施例では、モータ53の回転軸を首振り
軸51として、モータ53で駆動ギア50を直接回転駆
動するように構成している。
【0027】上記テンションアーム25,26とテンシ
ョンガイド27,28とスプリング36,37とで一対
のテンション付与機構を構成し、ブレーキバンド38,
39とブレーキドラム40,41とでバンドブレーキ機
構を構成している。更に、支持部材61と、カムピン6
2aを有する回動部材62と、カム部64を有するカム
ギア63とでブレーキ力拡大機構を構成している。
【0028】かくして、カセット筐体24をメカデッキ
シャーシ19上の所定位置にセットすると、供給側リー
ル1は供給側のリール受け台42上に載置され、巻取り
側リール2は巻取り側のリール受け台43上に載置され
て、それぞれ一体的に回転可能な状態になる。これと同
時に、一対のテンションアーム25,26が支点軸3
4,35を中心として互いに離反するように外側に回動
し、各アーム25,26の先端に設けたテンションガイ
ド27,28が磁気テープTの一部をそれぞれ側方に引
っ張る。これにより、一対のテープガイド22a,22
b及び傾斜ガイド23a,23bによって磁気テープT
の一部がヘッドドラム18に巻き付けられると共に、磁
気テープTに適度な大きさのテンションが付与されて、
図1に示すようなローディング状態になる。
【0029】このような状態から、磁気テープTを正送
り(巻取りFWD方向)するか又は逆送り(巻戻しRE
V方向)するかによりモータ53の回転方向を決定し
て、駆動ギア50を介して従動ギア46を対応するリー
ル台ギア44又は45に噛合させる。例えば、供給側リ
ール1に巻き取られている磁気テープTを巻取り側リー
ル2に巻き取る正送りの場合には、図1において実線で
示すように、従動ギア46を巻取り側リール受け台43
のリール台ギア45に噛合させる。
【0030】即ち、駆動ギア50を実線の矢印で示す時
計方向に回転させると、駆動ギア50に噛合している従
動ギア46が反時計方向に回転すると同時に、駆動ギア
50と首振りアーム47との間に生ずる摩擦力により、
駆動ギア50と同様に首振りアーム47も首振り軸51
を中心として時計方向に回動する。これにより、従動ギ
ア46が巻取り側のリール台ギア45に噛合し、その回
転力をリール受け台43に伝達して巻取り側リール2を
時計方向に回転させる。
【0031】これと同時に、キャプスタンモータ33が
駆動されてキャプスタン32を回転し、ピンチローラ3
1との間の摩擦力により磁気テープTが巻取り側リール
2側に走行される。これにより、巻取り側リール2に磁
気テープTを巻き取ることができる。
【0032】このようなテープ走行時、それぞれのテン
ションアーム25,26及びテンションガイド27,2
8は、磁気テープTに加えられているテンションの大き
さとスプリング36,37のばね力とが均衡した位置に
おいてバランスされた状態にある。このような状態か
ら、ヘッドドラム18の供給側において、磁気テープT
がFWD方向に引っ張られてテンションが増加すると、
そのテンションの増加量に応じてテンションガイド27
及びテンションアーム25が、スプリング36のばね力
に抗して支点軸34を中心に時計方向へ回動する。
【0033】これにより、ブレーキバンド38の移動端
38aが同様に時計方向に回動するため、ブレーキバン
ド38によるブレーキドラム40の巻締め力が弱くな
り、供給側リール1の回転が容易になる。その結果、磁
気テープTのテンションが減少してテンションアーム2
5が反時計方向に戻り、このテンションとスプリング3
6のばね力とが釣り合う位置でテンションアーム25が
静止する。このようなバランス操作は、テンションの増
減変化に応じて繰り返され、このようにして磁気テープ
Tのテンションが一定に制御されている。
【0034】このとき、ヘッドドラム18の巻取り側で
は、キャプスタン32の回転力によって磁気テープTが
ヘッドドラム18等から引き出され、引き出された磁気
テープTがキャプスタン32により送り出されて、モー
タ53の駆動力で回転駆動されている巻取り側リール2
に巻き取られている。従って、巻取り側リール2の巻取
り力に起因して磁気テープTに発生するテンションによ
り、テンションガイド28及びテンションアーム26は
スプリング37のばね力に抗して支点軸35を中心に反
時計方向へ回動する。これにより、ブレーキバンド39
の移動端39aが同様に反時計方向に回動するため、ブ
レーキバンド39によるブレーキドラム41の巻締め力
が弱くなり、巻取り側リール2の回転が容易になってい
る。即ち、巻取り側ではブレーキバンド39は緩んだ状
態にあり、ブレーキ力は働いていない。
【0035】このようなテープ走行状態からテープ走行
を停止させる場合、本実施例では、従来のようにメイン
ブレーキを用いることなく、ブレーキバンド38,39
によるブレーキ力だけで効率良く実行することができ
る。即ち、テープ走行を停止させるために、例えば、停
止ボタンを操作することによってキャプスタンモータ3
3及びモータ53を停止すると、キャプスタン32によ
るテープ送り及び駆動ギア50によるリール受け台43
の回転が停止されるため、磁気テープTのテンションが
低下する。
【0036】このようにテープ走行系のテンションが低
下すると、スプリング36,37のばね力は、常にテー
プ走行系のテンションの大きさとバランスするように作
用するため、それぞれが縮む方向に働き、図1におい
て、供給側ではテンションアーム25を反時計方向Yへ
回動させ、巻取り側ではテンションアーム26を時計方
向Xへ回動させる。これにより、供給側及び巻取り側の
双方において、ブレーキバンド38,39の各移動端3
8a,39aが互いに離反するように外側に引っ張られ
るため、それらのパッドによるブレーキドラム40,4
1の締付力がそれぞれ増加する。その結果、各ブレーキ
ドラム40,41と一体のリール受け台42,43を介
して供給側リール1及び巻取り側リール2の回転が減速
されて停止される。
【0037】しかも、本実施例のブレーキバンド38,
39の掛け方によれば、テープ走行がFWD方向の場
合、供給側のブレーキドラム40はブレーキバンド38
の固定端38bを引っ張る方向に回転し、いわゆる「食
い込み」の関係になっている一方、巻取り側のブレーキ
ドラム41はブレーキバンド39の移動端39aを引っ
張る方向に回転し、いわゆる「逃げ」の関係になってい
る。そのため、供給側ブレーキドラム40の摩擦力は大
きく生ずる一方、反対側に位置する巻取り側ブレーキド
ラム41の摩擦力は小さく生ずるため、走行系全体に渡
ってテープが弛むことなく、テープ走行を停止すること
ができる。
【0038】更に、供給側及び巻取り側の双方で共にテ
ンションレギュレータが働いているため、供給側及び巻
取り側のいずれの側においても、磁気テープTの走行が
停止する瞬間に過大なテンションがテープ走行系に掛か
ることがない。従って、磁気テープTがテンションの変
動によって影響を受けることがなく、磁気テープTに対
して非常に優しく、薄物の磁気テープTの走行にも適し
ている記録再生装置を得ることができる。
【0039】このようなブレーキ構造によるブレーキ作
用は、磁気テープTが破線の矢印で示すREV方向に走
行している場合にも同様である。即ち、ヘッドドラム1
8を中心として供給側と巻取り側とは、ほぼ左右対称を
なす構造となっているため、テープ走行がFWD方向と
逆となるREV方向であっても、上述したような作用及
び効果と同様のものを得ることができる。
【0040】図2に示すテンション付与機構の他の実施
例は、ブレーキの動作時にスプリング56のばね力を強
くしてブレーキ力を増大させるようにしたものである。
尚、図2では、供給側のテンション付与機構のみを図示
したが、巻取り側のテンション付与機構は左右対称構造
をなすため、その図示は省略する。
【0041】図2において、ブレーキバンド38は、細
長い帯状のバンド本体38cと、このバンド本体38c
の一面に固着されたパッド38dとからなり、パッド3
8dがブレーキドラム40の外周面に接触する。かかる
ブレーキバンド38の固定端38bは固定具57によっ
てメカデッキシャーシ19に固定され、また、移動端3
8aはテンションアーム58の係止片58aにねじ59
等の取付具によって回動自在に取付けられている。
【0042】テンションアーム58の基端は支点軸34
でメカデッキシャーシ19に回動自在に支持されている
と共に、先端にはテンションガイド27が回転自在に取
付けられている。このようなテンションアーム58の係
止片58aにスプリング56の一端が係止されており、
このスプリング56の他端は、メカデッキシャーシ19
のテンションアーム58が延在する側に配設されたばね
掛け具60に取付けられている。
【0043】ばね掛け具60は、メカデッキシャーシに
突設された回動軸66に回動自在に支持された支持部材
61と、この支持部材61に保持された回動部材62と
から構成されている。回動部材62は、カムピン62a
と掛けピン62bと爪片62cとを有し、掛けピン62
bに上記スプリング56の他端が係止されている。更
に、回動部材62の爪片62cはくの字形に形成されて
おり、その先端は、支持部材61に設けたノコ歯状の円
弧凸部61aに係止されている。従って、爪片62cを
回動させて円弧凸部61aとの係止位置を変えることに
より、支持部材61と回動部材62の相対位置を変化さ
せて、スプリング56のばね力を強弱調整することがで
きる。
【0044】また、回動部材62のカムピン62aに
は、メカデッキシャーシに固定されたモータ等により回
転駆動されるカムギア63に設けたカム部64が接触し
ている。このカムギア63のカム部64は、ギア部のピ
ッチ円半径よりも若干小さい半径Rで所定角度θだけピ
ッチ円と同心状に形成された円弧状の基準面64aと、
この基準面64aの両側に形成され且つ半径が徐々に増
加するように半径方向外側に延びる円弧状の傾斜面64
bとからなり、このようなカム部64にカムピン62a
がスプリング56のばね力によって圧接されている。
【0045】かくして、カムギア63を回転させると、
カムピン62aが基準面64a上を滑っている間は回動
部材62との間に相対的な変化が生じないため、スプリ
ング56のばね力に変化は生じない。次に、カムピン6
2aが、どちらか一方の傾斜面64bに乗り上げると、
この傾斜面64bによってカムピン62aが押し上げら
れ、その押し上げ量に応じて回動部材62が回動軸66
を中心に時計方向に回動する。これにより、掛けピン6
2bに一端が係止されているスプリング56が引っ張ら
れ、これにより増加する引張量の増加分だけスプリング
56のばね力が強くなる。
【0046】従って、このようなばね力の増加作用を上
記ブレーキ作用に一致させることにより、スプリング5
6のばね力を強くして、ブレーキ力を増大させることが
できる。これにより、磁気テープTが停止するまでの停
止距離を短くして、磁気テープTの走行を早期に停止さ
せることができる。
【0047】以上説明してきたが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、例えば上記実施例において
は、ブレーキ力拡大機構として支持部材61と回動部材
62とカムギア63とを設け、カム機構を用いてスプリ
ング56を進退させる例について説明したが、例えば、
ばね掛け具を直接進退させてスプリング56のばね力を
変化させる構成とすることもできる。このように、本発
明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもの
である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一対のバンドブレーキ機構の各ブレーキバンドの一側を
シャーシ側にそれぞれ固定して固定端とすると共に他側
を一対のテンション付与機構にそれぞれ接続して移動端
とし、テープ媒体を送り出す供給側では食い込み側とな
り且つテープ媒体を巻取る巻取り側では逃げ側となるよ
うに各ブレーキバンドの固定端と移動端を配置する構成
としたため、テンションレギュレータを働かせながらブ
レーキバンドでブレーキドラムにブレーキ力を作用させ
て、供給側リール及び巻取り側リール間のテープ走行を
停止することができると共に、テープ媒体に過大なテン
ションが掛からないようにすることができる。従って、
テープ媒体がテンションの変動によって影響を受けるこ
とがなく、テープ媒体に対して非常に優しく、薄物のテ
ープ媒体の走行にも適している記録再生装置を提供する
ことができるという効果が得られる。
【0049】また、テープ走行系のヘッドドラムの供給
側及び巻取り側の双方でテンションレギュレータが働く
ため、テープ媒体の供給側及び巻取り側のいずれの場合
にも走行系全体のテンションをほぼ一定に制御すること
ができ、テープ走行の安定性を図ることができる。更
に、従来のメインブレーキを廃止できるため、カセット
筐体の大きさが異なる大小複数のテープカセットを使用
することができるコンパチブル方式の記録再生装置に容
易に適用することができるという効果も得られる。
【0050】また、本発明によれば、供給側及び巻取り
側の双方にテンション付与機構とバンドブレーキ機構と
ブレーキ力拡大機構とを設ける構成としたため、従来の
メインブレーキを用いることなくテンションレギュレー
タを働かせるためのブレーキ機構のみによって強力なブ
レーキ力を発生することができる。従って、テープ媒体
に過大なテンションを与えることがなく、磁気テープが
停止するまでの停止距離を短くして、磁気テープの走行
を早期に且つ確実に停止させることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテープローディング状
態の平面図である。
【図2】本発明に係るテンション付与機構の他の実施例
を示す平面図である。
【図3】従来の記録再生装置のテープローディング状態
の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 供給側リール 2 巻取り側リール 18 ヘッドドラム 19 メカデッキシャーシ 24 カセット筐体 25,26,58 テンションアーム 27,28 テンションガイド 36,37,56 スプリング 38,39 ブレーキバンド 38a,39a 移動端 38b,39b 固定端 40,41 ブレーキドラム 60 ばね掛け具 61 支持部材 62 回動部材 63 カムギア 64 カム部 T 磁気テープ(テープ媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 昌毅 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 池間 克明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 鈴木 和良 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高橋 克典 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット筐体内に回転可能に収容された
    供給側リールと巻取り側リールとの間で巻取り及び巻戻
    しが行われる情報記録用のテープ媒体の一部をカセット
    筐体から引き出してヘッドドラムに対する供給側及び巻
    取り側の双方にて上記テープ媒体にテンションを付与す
    る一対のテンション付与機構と、 一対の上記テンション付与機構の作動に連動して上記供
    給側リールを支持するリール受け台のブレーキドラム及
    び上記巻取り側リールを支持するリール受け台のブレー
    キドラムにそれぞれ巻いたブレーキバンドを締めること
    によりブレーキ力を付与する一対のバンドブレーキ機構
    とを備えた記録再生装置において、 一対の上記バンドブレーキ機構の各ブレーキバンドは、
    一側はシャーシ側にそれぞれ固定された固定端とすると
    共に、他側は一対の上記テンション付与機構にそれぞれ
    接続された移動端とし、上記固定端は、上記供給側リー
    ル又は上記巻取り側リールが上記テープ媒体を送り出す
    供給側となったときには食い込み側となり且つテープ媒
    体を巻取る巻取り側となったときには逃げ側となるよう
    に配置したことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 カセット筐体内に回転可能に収容された
    供給側リールと巻取り側リールとの間で巻取り及び巻戻
    しが行われる情報記録用のテープ媒体の一部をカセット
    筐体から引き出してヘッドドラムに対する供給側及び巻
    取り側の双方にて上記テープ媒体にテンションを付与す
    る一対のテンション付与機構と、 一対の上記テンション付与機構の作動に連動して上記供
    給側リールを支持するリール受け台のブレーキドラム及
    び上記巻取り側リールを支持するリール受け台のブレー
    キドラムにそれぞれ巻いたブレーキバンドを締めること
    によりブレーキ力を付与する一対のバンドブレーキ機構
    とを備えた記録再生装置において、 一対の上記バンドブレーキ機構の各ブレーキバンドは、
    一側はシャーシ側にそれぞれ固定された固定端とすると
    共に、他側は一対の上記テンション付与機構にそれぞれ
    接続された移動端とし、上記固定端は、上記供給側リー
    ル又は上記巻取り側リールが上記テープ媒体を送り出す
    供給側となったときには食い込み側となり且つテープ媒
    体を巻取る巻取り側となったときには逃げ側となるよう
    に配置すると共に、 上記テープ媒体の走行を停止するときに上記テンション
    付与機構によるテンションを増大させて上記バンドブレ
    ーキ機構のブレーキ力を強くするブレーキ力拡大機構を
    設けたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記ブレーキ力拡大機構は、上記テンション付与機構に
    一端が連結された上記スプリングの他端を係止するばね
    掛け具と、上記ばね掛け具に設けたカムピンを移動させ
    てばね力を変化させるカム部を設けたカムギアとから構
    成したことを特徴とする記録再生装置。
JP7024225A 1995-02-13 1995-02-13 記録再生装置 Pending JPH08221847A (ja)

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