JPH08221109A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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Publication number
JPH08221109A
JPH08221109A JP2143695A JP2143695A JPH08221109A JP H08221109 A JPH08221109 A JP H08221109A JP 2143695 A JP2143695 A JP 2143695A JP 2143695 A JP2143695 A JP 2143695A JP H08221109 A JPH08221109 A JP H08221109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
microcomputer
command
movement
cpu
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2143695A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Kawashima
伯彦 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2143695A priority Critical patent/JPH08221109A/ja
Publication of JPH08221109A publication Critical patent/JPH08221109A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットの誤動作を確実に防止することがで
きるロボット制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 教示プログラムを管理するマンマシンCPU
1、関節角指令位置信号S1 を送出する軌道補間CPU
2及びモータ7の速度指令信号S3 を送出するサーボ演
算CPU3を有するロボット制御装置において、軌道補
間CPU2が送出する関節角指令位置信号S1 をマンマ
シンCPU1にフィードバックするとともに、マンマシ
ンCPU1では、関節角指令位置信号S 1 を変換するこ
とにより手先位置を求め、この手先位置が目標とする軌
道上に所定の許容範囲内で存在するか否か、及び手先速
度が設定速度に対し所定の許容範囲内に収まっているか
否かを検証するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ロボットの制御を行なう従来技術に係る
ロボット制御装置は、一般に複数のマイクロコンピュー
タ(以下マイコンという)で構成してあり、各マイコン
の動作をウォッチドックタイマ機能により監視して安全
性を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
技術の如く、ウォッチドッグタイマ機能による監視のみ
では、特に制御アルゴリズムが複雑になってくるとソフ
トウェアのバグが誤動作を惹起する可能性が大きくなる
こととも相俟ち、安全性を充分に確保することができ
ず、この安全性に対するさらなる対策が待望されてい
る。
【0004】本発明は、上記従来技術に鑑み、ロボット
の誤動作を確実に防止することができるロボット制御装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明の構成は、複数のマイクロコンピュータを有する
ロボット制御装置において、一方のマイクロコンピュー
タが送出するロボットの軌道、各関節位置に関する指令
である移動指令を他方のマイクロコンピュータにフィー
ドバックする一方、他方のマイクロコンピュータで前記
移動指令に基づき逆変換を行なうとともに、このマイク
ロコンピュータが有するロボットの軌道、各関節位置に
関する移動情報と比較することによりこの他方のマイク
ロコンピュータで前記移動指令を常時監視し、目標値か
ら外ずれる場合には警告を発するように構成したことを
特徴とする。
【0006】第2の発明の構成は、第1の発明におい
て、上記他方のマイクロコンピュータが、ロボットの軌
道目標位置、速度等の移動情報を上記一方のマイクロコ
ンピュータへ供給するものであり、上記一方のマイクロ
コンピュータが、上記移動情報に基づき軌道の算出を行
ない、各関節の指令位置へ展開して移動指令である関節
角指令位置信号を送出するものであることを特徴とす
る。
【0007】第3の発明の構成は、第1の発明若しくは
第2の発明において、上記目標値から外ずれる場合には
ロボットの各関節の駆動源を緊急停止するように構成し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明によれば、一方のマイコンが
送出する移動指令を他方のマイコンで処理することによ
りこの移動指令の正規であることが検証される。また、
異常時にはロボットが緊急停止される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
【0010】図1に示すように、本実施例は、マンマシ
ンCPU1、軌道補間CPU2及びサーボ演算CPU3
の3個のマイコンを有する装置である。これらのうち、
マンマシンCPU1は、ロボットプログラムメモリ4に
記憶されているロボットの移動情報である教示プログラ
ムD1 を管理し、動作命令であれば軌道目標位置、速
度、移動方式(直線/円弧等)等の移動情報D2 を軌道
補間CPU2へ供給する。軌道補間CPU2は、移動情
報D2 に基づき軌道の算出を行ない、各関節の指令位置
へ展開して移動指令である関節角指令位置を表わす関節
角指令位置信号S 1 をサーボ演算CPU4へ供給する。
サーボ演算CPU4は、関節角指令位置信号S1 と、ロ
ボットの各関節の位置を検出するエンコーダ5の出力信
号である位置検出信号S2 とを比較し、両者の偏差が零
となるようにサーボドライバ6にドライバ速度指令信号
3 を供給する。サーボドライバ6はドライバ速度指令
信号S3 に応じた速度でモータ7が回転するようにこの
モータ7を制御する。モータ7は各関節を駆動するため
のもので、図では一個しか示していないが実際には複数
個の関節にそれぞれ対応して同数配設してあり、同時に
その回転位置を検出するエンコーダ5がそれぞれ連結し
てある。
【0011】本実施例における軌道補間CPU2の出力
信号である関節角指令位置信号S1は、サーボ演算CP
U3とは別にマンマシンCPU1にフィードバックされ
るが、マンマシンCPU1では、関節角指令位置信号S
1 に基づき座標変換を行なうことにより手先位置を求
め、この手先位置と軌道目標位置、速度、移動方式等の
移動情報D2 とを比較することにより手先位置が目標と
する軌道上に存在するか否かを常時監視し、このときの
ズレ量が許容値を超える場合には異常であると判断して
異常信号S7 をサーボドライバ6に供給し、モータ7を
緊急停止するように構成してある。同時に手先速度が目
標速度に対して許容値内に収まっているか否かを常時監
視し、許容値を超える場合には異常であると判断して同
様にモータ7を緊急停止するように構成してある。
【0012】上記実施例によれば、ロボットプログラム
メモリ4が供給する教示プログラムD1 に基づきマンマ
シンCPU1がロボットの手先の軌道目標位置、速度、
移動方式等の移動情報D2 を特定して軌道補間CPU2
に供給する。
【0013】軌道補間CPU2は移動情報D2 に基づき
手首の軌道の算出を行ない、移動指令である関節角指令
位置信号S1 を送出する。この関節角指令位置信号S1
とロボットの現状の姿勢を表わす位置検出信号S2 との
偏差が零になるようにモータ7を駆動することによりロ
ボットが所定の姿勢に制御される。
【0014】一方、関節角指令位置信号S1 はマンマシ
ンCPU1にフィードバックされマンマシンCPU1で
その正規であることが検証される。すなわち、関節角指
令位置信号S1 に基づき座標変換を行なうことにより手
先位置を求め、この手先位置と軌道目標位置、速度、移
動方式等の移動情報D2 とを比較することにより両者間
のズレ量を検証する。この結果ズレ量が許容値を超える
場合には異常信号S7によりモータ7を緊急停止させ
る。
【0015】本発明は、要するに、一方のマイコンの出
力信号である移動指令を他方のマイコンにフィードバッ
クするとともに逆変換してこの他方のマイコンが有する
移動情報と比較することにより移動指令が正規であるこ
とを検証し得るように構成してあれば上記実施例の構成
に限定されるものではない。
【0016】また、異常時の警告手段としては、駆動源
を緊急停止させることも含め、既知の警告手段を適用す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明した通
り、本発明によれば、ロボットの軌道、位置、速度等の
移動情報を算出するマイコンの出力値を他のマイコンに
より常時監視するようにしたので、ハードウェアの故障
による誤動作は勿論、ソウトウェアのバグ等によるロボ
ットの誤動作を防ぐ事が可能となり、より安全性が向上
する。
【0018】また、異常時には、ロボットを緊急停止す
る等の警告を発することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るブロック線図。
【符号の説明】
1 マンマシンCPU 2 軌道補間CPU 3 サーボ演算CPU D1 教示プログラム D2 移動情報 S1 関節角指令位置信号 S2 位置信号 S3 ドライバ速度指令信号 S4 異常信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロコンピュータを有するロ
    ボット制御装置において、 一方のマイクロコンピュータが送出するロボットの軌
    道、各関節位置に関する指令である移動指令を他方のマ
    イクロコンピュータにフィードバックする一方、他方の
    マイクロコンピュータで前記移動指令に基づき逆変換を
    行なうとともに、このマイクロコンピュータが有するロ
    ボットの軌道、各関節位置に関する移動情報と比較する
    ことによりこの他方のマイクロコンピュータで前記移動
    指令を常時監視し、目標値から外ずれる場合には警告を
    発するように構成したことを特徴とするロボット制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記他方のマイクロコンピュータが、ロ
    ボットの軌道目標位置、速度等の移動情報を上記一方の
    マイクロコンピュータへ供給するものであり、上記一方
    のマイクロコンピュータが、上記移動情報に基づき軌道
    の算出を行ない、各関節の指令位置へ展開して移動指令
    である関節角指令位置信号を送出するものであることを
    特徴とする[請求項1]に記載するロボット制御装置。
  3. 【請求項3】 上記目標値から外ずれる場合にはロボッ
    トの各関節の駆動源を緊急停止するように構成したこと
    を特徴とする[請求項1]若しくは[請求項2]に記載
    するロボット制御装置。
JP2143695A 1995-02-09 1995-02-09 ロボット制御装置 Withdrawn JPH08221109A (ja)

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JP2143695A JPH08221109A (ja) 1995-02-09 1995-02-09 ロボット制御装置

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JPH08221109A true JPH08221109A (ja) 1996-08-30

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10264080A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Fanuc Ltd ロボット制御装置
JP2006346797A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Kobe Steel Ltd 産業用ロボットの制御装置
JP2009083000A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fanuc Ltd ロボットの動作チェック機能を備えたロボット制御装置及び制御方法
US11421338B2 (en) 2017-03-31 2022-08-23 Nielson Scientific, Llc Three-dimensional semiconductor fabrication

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Effective date: 20020507