JPH08221004A - 平板パネル表示装置のための雰囲気光を吸収する正面板 - Google Patents
平板パネル表示装置のための雰囲気光を吸収する正面板Info
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- JPH08221004A JPH08221004A JP7313181A JP31318195A JPH08221004A JP H08221004 A JPH08221004 A JP H08221004A JP 7313181 A JP7313181 A JP 7313181A JP 31318195 A JP31318195 A JP 31318195A JP H08221004 A JPH08221004 A JP H08221004A
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- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/241—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases the vessel being for a flat panel display
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/08—Electrodes intimately associated with a screen on or from which an image or pattern is formed, picked-up, converted or stored, e.g. backing-plates for storage tubes or collecting secondary electrons
- H01J29/085—Anode plates, e.g. for screens of flat panel displays
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- H01J29/896—Anti-reflection means, e.g. eliminating glare due to ambient light
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- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/89—Optical components structurally combined with the vessel
- H01J2329/892—Anti-reflection, anti-glare, viewing angle and contrast improving means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雰囲気光の反射が防止されてコントラスト比
の大きな画像が得ることができ、かつ隣接する電極間の
耐アーク放電特性が優れた、面板を有する平板パネル表
示装置を提供する。 【解決手段】 画像表示装置は、陰極基板から間隔距離
を有して配置された透明なガラス陽極板を有する。陰極
基板は複数個のマイクロチップを有する。陽極板は、先
端部に対して後方に収束する等しい側面を有するプリズ
ム体のアレイを備えた形状の内側表面を有する。先端部
は光吸収部材で被覆され、そして、陽極櫛状体を形成す
る領域が導電体部材で被覆される。それぞれの陽極櫛状
体の上に、異なるカラーを発光する蛍光体が沈着され
る。側面により雰囲気光は先端部に向って進み、そして
この雰囲気光は光吸収部材で吸収される。蛍光体により
放射された光は、谷間部のために、陽極板の外側表面に
向かって進む。
の大きな画像が得ることができ、かつ隣接する電極間の
耐アーク放電特性が優れた、面板を有する平板パネル表
示装置を提供する。 【解決手段】 画像表示装置は、陰極基板から間隔距離
を有して配置された透明なガラス陽極板を有する。陰極
基板は複数個のマイクロチップを有する。陽極板は、先
端部に対して後方に収束する等しい側面を有するプリズ
ム体のアレイを備えた形状の内側表面を有する。先端部
は光吸収部材で被覆され、そして、陽極櫛状体を形成す
る領域が導電体部材で被覆される。それぞれの陽極櫛状
体の上に、異なるカラーを発光する蛍光体が沈着され
る。側面により雰囲気光は先端部に向って進み、そして
この雰囲気光は光吸収部材で吸収される。蛍光体により
放射された光は、谷間部のために、陽極板の外側表面に
向かって進む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体的にいえば、
画像表示装置に関する。さらに詳細にいえば、本発明
は、電極とカソード・ルミネセンス被覆体とを有する透
明な正面板を備えた平板パネル表示装置型の画像表示装
置に関する。
画像表示装置に関する。さらに詳細にいえば、本発明
は、電極とカソード・ルミネセンス被覆体とを有する透
明な正面板を備えた平板パネル表示装置型の画像表示装
置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】平板パネル表示装置の
ような画像表示装置は、透明な正面板と、下にあるカソ
ード・ルミネセンス被覆体とで、雰囲気光を反射するこ
とにより、コントラスト比が低下し、またまぶしさが生
ずる。この問題点を処理するために、種々の構造体およ
び種々の処理法が用いられている。例えば、雰囲気光を
散乱するエレメントとして機能する不規則構造およびパ
ターンを表面に備えることにより、入射雰囲気光を観察
者の視野とは異なる方向に反射させる。このような処理
法の実施例が、米国特許第4,972,117号および
米国特許第5,240,748号に開示されている。液
晶表示装置(LCD)の場合、観察者にとって観察可能
である角度が限定されており、したがって、まぶしい光
を視野の外に反射することはある程度使用されている。
それにも拘らず、その傾向は観察可能な角度を大きくす
る方向に向いている。さらに、散乱は任意に与えられた
反射の角度における反射の集中度を減少させるけれど
も、非生産的な光(すなわち、画像生成工程に役割を果
たさない光)はなお観察者に戻ってくる。
ような画像表示装置は、透明な正面板と、下にあるカソ
ード・ルミネセンス被覆体とで、雰囲気光を反射するこ
とにより、コントラスト比が低下し、またまぶしさが生
ずる。この問題点を処理するために、種々の構造体およ
び種々の処理法が用いられている。例えば、雰囲気光を
散乱するエレメントとして機能する不規則構造およびパ
ターンを表面に備えることにより、入射雰囲気光を観察
者の視野とは異なる方向に反射させる。このような処理
法の実施例が、米国特許第4,972,117号および
米国特許第5,240,748号に開示されている。液
晶表示装置(LCD)の場合、観察者にとって観察可能
である角度が限定されており、したがって、まぶしい光
を視野の外に反射することはある程度使用されている。
それにも拘らず、その傾向は観察可能な角度を大きくす
る方向に向いている。さらに、散乱は任意に与えられた
反射の角度における反射の集中度を減少させるけれど
も、非生産的な光(すなわち、画像生成工程に役割を果
たさない光)はなお観察者に戻ってくる。
【0003】米国特許第5,206,746号は、液晶
表示装置において、間隔距離を有して配置された液晶と
後方照明部品との間に配置された、三角形プリズム体を
並べたアレイを備えた透明な光学装置を開示している。
プリズム体の底部は、プリズム体の収束する側面により
限定されたチャンネルの中に、入射する雰囲気光が入っ
てくる開口部としての役割を果たす。(米国特許第5,
206,746号で「谷間部の底部分」と呼ばれてい
る)プリズム体の先端部は、光を吸収する部材で被覆さ
れる。プリズムのこの底部に入射する雰囲気光は、多数
回反射されて先端部に向かって進み、そして光を吸収す
る部材により吸収される。他方、後方照明光源から逆方
向に進みそして先端部に入射する光は比較的影響を受け
なく、そして液晶に与えられた透明モードまたは散乱モ
ードに従って、観察者にまで到達する、または散乱され
ることができる。米国特許第5,206,746号に開
示されている内容は、参考として、本発明の中に取り込
まれている。
表示装置において、間隔距離を有して配置された液晶と
後方照明部品との間に配置された、三角形プリズム体を
並べたアレイを備えた透明な光学装置を開示している。
プリズム体の底部は、プリズム体の収束する側面により
限定されたチャンネルの中に、入射する雰囲気光が入っ
てくる開口部としての役割を果たす。(米国特許第5,
206,746号で「谷間部の底部分」と呼ばれてい
る)プリズム体の先端部は、光を吸収する部材で被覆さ
れる。プリズムのこの底部に入射する雰囲気光は、多数
回反射されて先端部に向かって進み、そして光を吸収す
る部材により吸収される。他方、後方照明光源から逆方
向に進みそして先端部に入射する光は比較的影響を受け
なく、そして液晶に与えられた透明モードまたは散乱モ
ードに従って、観察者にまで到達する、または散乱され
ることができる。米国特許第5,206,746号に開
示されている内容は、参考として、本発明の中に取り込
まれている。
【0004】米国特許第5,206,746号に開示さ
れているプリズム体は、機械加工、鋳造、プレス加工、
射出成形、またはこれらと同等の工程により作成され
る。これらの工程では、尖鋭な先端部は得られない。し
たがって、雰囲気光の吸収が最大であり、かつ他の方向
における画像作成後方照明光の透過に対しては障害が最
小限であるように、先端部の打切りの寸法と被覆との間
で、すなわち部材の「カット」について、交換条件が必
要である。さらに、米国特許第5,206,746号に
開示されているプリズム体の寸法とピッチは、ミリメー
トルの程度である。したがって、画素の行/列が阻止さ
れることを避けるために、またはモワレ干渉パターン
(例えば、米国特許第4,972,117号の説明を見
よ)が導入されるのを避けるために、注意深い位置決め
が必要である。
れているプリズム体は、機械加工、鋳造、プレス加工、
射出成形、またはこれらと同等の工程により作成され
る。これらの工程では、尖鋭な先端部は得られない。し
たがって、雰囲気光の吸収が最大であり、かつ他の方向
における画像作成後方照明光の透過に対しては障害が最
小限であるように、先端部の打切りの寸法と被覆との間
で、すなわち部材の「カット」について、交換条件が必
要である。さらに、米国特許第5,206,746号に
開示されているプリズム体の寸法とピッチは、ミリメー
トルの程度である。したがって、画素の行/列が阻止さ
れることを避けるために、またはモワレ干渉パターン
(例えば、米国特許第4,972,117号の説明を見
よ)が導入されるのを避けるために、注意深い位置決め
が必要である。
【0005】平板パネル表示装置は、ラップトップ・コ
ンピュータおよびノートブック・コンピュータのための
画像表示スクリーンとして広く用いられている。この場
合、ここで用いられいる「平板」という用語は、厚さに
関して薄いということであり(例えば、従来の電子銃陰
極線管表示装置に比べて奥行きが小さい)、平面的であ
るということではない。したがって、この用語は、薄く
て平坦な表示装置だけでなく、薄いが平坦でない湾曲し
た表示装置をも包含する。米国特許第4,857,79
9号、米国特許第5,103,144号および米国特許
第5,225,820号に開示されているように、いわ
ゆる「電界放射表示装置(FED)型」の平板パネル表
示装置は、陽極電極とカソードルミネセンス被覆体とを
備えた透明な面板を有する。このような表示装置は、個
別に呼び出し可能な発光装置のマトリックス・アレイを
有する。面板から間隔距離を有して配置されたエミッタ
板は、複数個の導電性ストリップ体を有する。これらの
導電性ストリップ体のおのおのは、多数個の間隔距離を
有して配置された電子放射先端部を有する。これらの先
端部は陰極としての役割を果たし、そして面板から上方
に突き出ている。導電性の抽出電極(すなわち、ゲート
電極)構造体が先端部に隣接するエミッタ板の上に配置
され、そして電子放射を発生しおよび制御する。抽出電
極構造体は、多数個の個別に呼び出し可能で交差するス
トリップ体を有する。これらの交差するストリップ体
は、陰極ストリップ体に垂直であり、そして開口部を有
していて、放射された電子がそこを透過することができ
る。
ンピュータおよびノートブック・コンピュータのための
画像表示スクリーンとして広く用いられている。この場
合、ここで用いられいる「平板」という用語は、厚さに
関して薄いということであり(例えば、従来の電子銃陰
極線管表示装置に比べて奥行きが小さい)、平面的であ
るということではない。したがって、この用語は、薄く
て平坦な表示装置だけでなく、薄いが平坦でない湾曲し
た表示装置をも包含する。米国特許第4,857,79
9号、米国特許第5,103,144号および米国特許
第5,225,820号に開示されているように、いわ
ゆる「電界放射表示装置(FED)型」の平板パネル表
示装置は、陽極電極とカソードルミネセンス被覆体とを
備えた透明な面板を有する。このような表示装置は、個
別に呼び出し可能な発光装置のマトリックス・アレイを
有する。面板から間隔距離を有して配置されたエミッタ
板は、複数個の導電性ストリップ体を有する。これらの
導電性ストリップ体のおのおのは、多数個の間隔距離を
有して配置された電子放射先端部を有する。これらの先
端部は陰極としての役割を果たし、そして面板から上方
に突き出ている。導電性の抽出電極(すなわち、ゲート
電極)構造体が先端部に隣接するエミッタ板の上に配置
され、そして電子放射を発生しおよび制御する。抽出電
極構造体は、多数個の個別に呼び出し可能で交差するス
トリップ体を有する。これらの交差するストリップ体
は、陰極ストリップ体に垂直であり、そして開口部を有
していて、放射された電子がそこを透過することができ
る。
【0006】この表示装置が小さな電力で動作すること
ができ、そして戸外の明るい光の下で動作することがで
きることが好ましいから、電界放射表示装置は、雰囲気
光を反射することに関する問題点に特に敏感である。電
界放射表示装置に最も良く用いられるカソードルミネセ
ンス被覆体は、粒状の蛍光体の層である。入射する雰囲
気光のわずか3%が面板のガラス・空気の境界面で反射
されて戻ってくるだけであるが、蛍光体の層では50%
程が反射されるであろう。このことは、明るい部屋でも
利用できるために必要なコントラスト比を厳しく制限す
る。実際、戸外の明るいところでまたは室内の照明の条
件の下で、点灯していない(すなわち、「オフ」状態
の)従来の電界放射表示装置のスクリーンは、灰色また
は黒色よりはむしろ、白色に見えるであろう。
ができ、そして戸外の明るい光の下で動作することがで
きることが好ましいから、電界放射表示装置は、雰囲気
光を反射することに関する問題点に特に敏感である。電
界放射表示装置に最も良く用いられるカソードルミネセ
ンス被覆体は、粒状の蛍光体の層である。入射する雰囲
気光のわずか3%が面板のガラス・空気の境界面で反射
されて戻ってくるだけであるが、蛍光体の層では50%
程が反射されるであろう。このことは、明るい部屋でも
利用できるために必要なコントラスト比を厳しく制限す
る。実際、戸外の明るいところでまたは室内の照明の条
件の下で、点灯していない(すなわち、「オフ」状態
の)従来の電界放射表示装置のスクリーンは、灰色また
は黒色よりはむしろ、白色に見えるであろう。
【0007】従来の電界放射表示装置の陽極は、導電体
部材の薄い膜を有し、そしてこの導電体部材の薄膜は面
板の内側表面を被覆する。カラーでない表示装置の場
合、陽極の膜は、通常、面板の表面に広がった連続した
層の形状を有する。カラー表示装置の場合、米国特許第
5,225,820号に開示されているように、3個の
電気的に分離された櫛状体のセグメントに分けられる。
これらの櫛状体のおのおのは、蛍光体粒子で被覆された
複数個の接続されたバンドまたはストリップ体を有す
る。これらの蛍光体粒子は、3原色のカラー、すなわ
ち、赤色、青色および緑色、の中のそれぞれ異なるカラ
ーを発光する。金属の反射率が高いために、そして発光
する蛍光体を陽極を通して観察することができるため
に、従来の電界放射表示装置の設計では、インジウム・
スズ酸化物(ITO)のような透明な導電体部材で陽極
を作成することが必要である。けれども、このような透
明な部材の導電性は、アルミニウムまたは他の従来の不
透明な導電体部材の導電性よりも低い。
部材の薄い膜を有し、そしてこの導電体部材の薄膜は面
板の内側表面を被覆する。カラーでない表示装置の場
合、陽極の膜は、通常、面板の表面に広がった連続した
層の形状を有する。カラー表示装置の場合、米国特許第
5,225,820号に開示されているように、3個の
電気的に分離された櫛状体のセグメントに分けられる。
これらの櫛状体のおのおのは、蛍光体粒子で被覆された
複数個の接続されたバンドまたはストリップ体を有す
る。これらの蛍光体粒子は、3原色のカラー、すなわ
ち、赤色、青色および緑色、の中のそれぞれ異なるカラ
ーを発光する。金属の反射率が高いために、そして発光
する蛍光体を陽極を通して観察することができるため
に、従来の電界放射表示装置の設計では、インジウム・
スズ酸化物(ITO)のような透明な導電体部材で陽極
を作成することが必要である。けれども、このような透
明な部材の導電性は、アルミニウムまたは他の従来の不
透明な導電体部材の導電性よりも低い。
【0008】電界放射表示装置の場合、陽極板とエミッ
タ板との間の空間を排気して真空にすることにより、異
なるカラーの蛍光体の陽極ストリップ体の間に生ずるア
ーク放電作用ができるだけ小さくされる。けれども、分
配された面板の滑らかな後方表面の全域に配置された、
分離した電極沈着体の同一片面内の鋭い端部間の表面漏
洩のために、高い電圧における異なるカラーの櫛状体の
間の電圧差はなお1つの問題点である。このような漏洩
は、アーク放電の前兆である。したがって、異なるカラ
ーの櫛状体の隣接するストリップ体の間の漏洩を、でき
るだけ小さくすることが必要である。
タ板との間の空間を排気して真空にすることにより、異
なるカラーの蛍光体の陽極ストリップ体の間に生ずるア
ーク放電作用ができるだけ小さくされる。けれども、分
配された面板の滑らかな後方表面の全域に配置された、
分離した電極沈着体の同一片面内の鋭い端部間の表面漏
洩のために、高い電圧における異なるカラーの櫛状体の
間の電圧差はなお1つの問題点である。このような漏洩
は、アーク放電の前兆である。したがって、異なるカラ
ーの櫛状体の隣接するストリップ体の間の漏洩を、でき
るだけ小さくすることが必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明により、画像表示
装置の透明な面板が得られる。この面板は、それに入射
する雰囲気光の反射を小さくするのに適した寸法と構造
を有する。
装置の透明な面板が得られる。この面板は、それに入射
する雰囲気光の反射を小さくするのに適した寸法と構造
を有する。
【0010】本発明によりさらに、電極とカソードルミ
ネセンス部材とを備えた透明な面板を有する、平板パネ
ル表示装置が得られる。この面板は、入射する雰囲気光
の反射を小さくし、および電極相互間のアーク放電発生
に対し大きな保護が得られる、寸法と構造を有する。
ネセンス部材とを備えた透明な面板を有する、平板パネ
ル表示装置が得られる。この面板は、入射する雰囲気光
の反射を小さくし、および電極相互間のアーク放電発生
に対し大きな保護が得られる、寸法と構造を有する。
【0011】本発明の1つの特徴に従い、画像表示装置
の陽極板は、プリズム体が並んだアレイにより形成され
る、回折格子を備えた表面を有する。このプリズム体の
アレイは一方向性光フィルタとして動作し、それによ
り、画像作成のための光が反対方向に進むのを過度に妨
害することなく、陽極板に入射する雰囲気光の反射を阻
止する。下記で詳細に説明される1つの好ましい実施例
の場合、プリズム体のアレイは、ピッチがマイクロメー
トルの程度であり、そして横断面が鋸歯状の構造を有
し、そしてプリズム体の先端部は光を吸収する部材で被
覆される。
の陽極板は、プリズム体が並んだアレイにより形成され
る、回折格子を備えた表面を有する。このプリズム体の
アレイは一方向性光フィルタとして動作し、それによ
り、画像作成のための光が反対方向に進むのを過度に妨
害することなく、陽極板に入射する雰囲気光の反射を阻
止する。下記で詳細に説明される1つの好ましい実施例
の場合、プリズム体のアレイは、ピッチがマイクロメー
トルの程度であり、そして横断面が鋸歯状の構造を有
し、そしてプリズム体の先端部は光を吸収する部材で被
覆される。
【0012】プリズム体の先端部に導電体部材が沈着さ
れ、それにより電極が得られる。この電極の上に、蛍光
体粒子のようなカソードルミネセンス部材の被覆体が沈
着される。電界放射平板パネル表示装置に用いるのに適
切である透明な面板の1つの好ましい実施例は、複数個
の電極を有する。これらの電極は、鋸歯状の表面の隣接
する領域の上に作成され、かつ異なるカラーを放射する
蛍光体粒子で被覆される。
れ、それにより電極が得られる。この電極の上に、蛍光
体粒子のようなカソードルミネセンス部材の被覆体が沈
着される。電界放射平板パネル表示装置に用いるのに適
切である透明な面板の1つの好ましい実施例は、複数個
の電極を有する。これらの電極は、鋸歯状の表面の隣接
する領域の上に作成され、かつ異なるカラーを放射する
蛍光体粒子で被覆される。
【0013】本発明に従って作成される透明な面板と表
示装置は、画像のコントラスト比と隣接する電極の間の
電圧の隔離との両方を、同時に改良するのに役立つ。マ
イクロメートル程度のパターンである鋭い先端部によ
り、画像に対する障害が小さく、かつパターン/画素の
整合の妨害またはモワレ干渉が最小である、優れた一方
向光透過特性が得られる。鋸歯状構造体により、入射雰
囲気光は収束するチャンネルに向かって進み、そして先
端部で吸収され、それにより、雰囲気光が反射性の蛍光
体層に近付かないようにされる。他方、蛍光体が放射す
る光は吸収体により阻止されることはなく、観察者に向
かって妨害を受けないで進む(実際、優先して進む)。
このことにより、単純に反射が除去されること以上にさ
え、画像のコントラスト比が増強される。先端部の上に
電極を作成することにより、隣接する電極ストリップ体
の間の表面導電路が長くなり、それにより、アーク放電
の発生を抑止することができ、かつさらに高い電圧を用
いることを可能にする。
示装置は、画像のコントラスト比と隣接する電極の間の
電圧の隔離との両方を、同時に改良するのに役立つ。マ
イクロメートル程度のパターンである鋭い先端部によ
り、画像に対する障害が小さく、かつパターン/画素の
整合の妨害またはモワレ干渉が最小である、優れた一方
向光透過特性が得られる。鋸歯状構造体により、入射雰
囲気光は収束するチャンネルに向かって進み、そして先
端部で吸収され、それにより、雰囲気光が反射性の蛍光
体層に近付かないようにされる。他方、蛍光体が放射す
る光は吸収体により阻止されることはなく、観察者に向
かって妨害を受けないで進む(実際、優先して進む)。
このことにより、単純に反射が除去されること以上にさ
え、画像のコントラスト比が増強される。先端部の上に
電極を作成することにより、隣接する電極ストリップ体
の間の表面導電路が長くなり、それにより、アーク放電
の発生を抑止することができ、かつさらに高い電圧を用
いることを可能にする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の選定された実施例は、例
示と説明のためのものである。これらの実施例は添付図
面を参照しながら説明される。
示と説明のためのものである。これらの実施例は添付図
面を参照しながら説明される。
【0015】図面は異なっても、同等なエレメントには
同等な番号が付されている。
同等な番号が付されている。
【0016】本発明による平板パネル表示装置は、電子
放射体(すなわち、陰極)裏面板12から真空の隙間を
隔てて周知の方法で間隔距離を有して配置された、カソ
ードルミネセンス陽極面板10を有する。エミッタ板1
2は、多数個の導電性のマイクロチップ体14を備えた
陰極電極を有する。導電性のマイクロチップ体14は導
電性のストリップ体の層16の上に作成され、そしてス
トリップ体層16は絶縁体層18の上に作成される。
放射体(すなわち、陰極)裏面板12から真空の隙間を
隔てて周知の方法で間隔距離を有して配置された、カソ
ードルミネセンス陽極面板10を有する。エミッタ板1
2は、多数個の導電性のマイクロチップ体14を備えた
陰極電極を有する。導電性のマイクロチップ体14は導
電性のストリップ体の層16の上に作成され、そしてス
トリップ体層16は絶縁体層18の上に作成される。
【0017】抽出(またはゲート)電極22は、絶縁体
層20の上に沈着された交差ストリップ体の導電体層を
有する。絶縁体層20は、導電体層16から電極22を
絶縁し、かつ導電体層16から電極22を離して配置す
る役割を果たす。マイクロチップ14は、円錐の形状を
有し、かつ導電体層22と絶縁体層20とを貫通する開
口部の中に作成される。マイクロチップ14と、絶縁体
層20と、導電体層22との相対的寸法は、それぞれの
マイクロチップ14の頂点が全体的に導電体層22と同
じ高さになるように選定される。
層20の上に沈着された交差ストリップ体の導電体層を
有する。絶縁体層20は、導電体層16から電極22を
絶縁し、かつ導電体層16から電極22を離して配置す
る役割を果たす。マイクロチップ14は、円錐の形状を
有し、かつ導電体層22と絶縁体層20とを貫通する開
口部の中に作成される。マイクロチップ14と、絶縁体
層20と、導電体層22との相対的寸法は、それぞれの
マイクロチップ14の頂点が全体的に導電体層22と同
じ高さになるように選定される。
【0018】陽極板10は、透明な(例えば、ガラス
の)基板26の上に沈着された導電体部材層28を有す
る。基板26は、抽出電極22に対向しかつそれに平行
に配置される。導電体層28は基板26の内側表面25
の上に沈着され、そしてゲート電極22に直接に対向す
る。導電体層28は、基板26の表面25の上に沈着さ
れた1個の連続した電極の形状であることができる、ま
たは電気的に絶縁された複数個の櫛状電極の形状である
ことができる。この櫛状電極のおのおのは、基板26の
表面25の上の交互嵌合した位置に沈着された、複数個
の接続された平行な導電体のバンドまたはストリップ体
を有する。例えば、導電体層28は、米国特許第5,2
25,820号に開示されているインジウム・スズ酸化
物(ITO)のような、透明な部材であることができ
る。または、導電体層28は、本発明の原理に従い、下
記で詳細に説明されるように、任意の透明な導電性部材
または任意の不透明な導電体部材であることができる。
陽極板10はまた蛍光被覆体24を有する。蛍光被覆体
24は、抽出電極22に直接に対向するように、および
抽出電極22の直ぐ近くに隣接するように、導電体層2
8の上に沈着される。蛍光被覆体24は、電気泳動沈着
工程または他の周知の工程を用いて、導電体層28の上
に沈着することができる。
の)基板26の上に沈着された導電体部材層28を有す
る。基板26は、抽出電極22に対向しかつそれに平行
に配置される。導電体層28は基板26の内側表面25
の上に沈着され、そしてゲート電極22に直接に対向す
る。導電体層28は、基板26の表面25の上に沈着さ
れた1個の連続した電極の形状であることができる、ま
たは電気的に絶縁された複数個の櫛状電極の形状である
ことができる。この櫛状電極のおのおのは、基板26の
表面25の上の交互嵌合した位置に沈着された、複数個
の接続された平行な導電体のバンドまたはストリップ体
を有する。例えば、導電体層28は、米国特許第5,2
25,820号に開示されているインジウム・スズ酸化
物(ITO)のような、透明な部材であることができ
る。または、導電体層28は、本発明の原理に従い、下
記で詳細に説明されるように、任意の透明な導電性部材
または任意の不透明な導電体部材であることができる。
陽極板10はまた蛍光被覆体24を有する。蛍光被覆体
24は、抽出電極22に直接に対向するように、および
抽出電極22の直ぐ近くに隣接するように、導電体層2
8の上に沈着される。蛍光被覆体24は、電気泳動沈着
工程または他の周知の工程を用いて、導電体層28の上
に沈着することができる。
【0019】従来の技術に従って、電源30によって抽
出電極22に対し相対的に負となる電位を導電体層16
に加えることにより、1個または複数個のマイクロチッ
プ・エミッタ14を付勢することができ、それにより電
界が発生し、そしてマイクロチップ14から電子が放射
される。放射された電子は陽極板10に向かって加速さ
れる。それは、抽出電極22と導電体層28との間に接
続された電源32による非常に大きな正電圧によって、
陽極板10が正にバイアスされているからである。陰極
電極16から放射され、そして陽極電極18に吸引され
た電子のエネルギは、蛍光被覆体24に転送され、その
結果、蛍光が発生する。電子の電荷は、蛍光被覆体24
から導電体層28に転送される。このようにして、電源
32に対する回路が完成する。また従来の技術により、
陰極層16およびゲート層22のストリップ体を個々に
マトリックス・アドレス指定することができ、それによ
り対応する蛍光体領域の選択的画素照射を行うことがで
き、そして陽極板10の正面、すなわち外側表面35、
から見たときに観察可能な画像を生ずることができる。
出電極22に対し相対的に負となる電位を導電体層16
に加えることにより、1個または複数個のマイクロチッ
プ・エミッタ14を付勢することができ、それにより電
界が発生し、そしてマイクロチップ14から電子が放射
される。放射された電子は陽極板10に向かって加速さ
れる。それは、抽出電極22と導電体層28との間に接
続された電源32による非常に大きな正電圧によって、
陽極板10が正にバイアスされているからである。陰極
電極16から放射され、そして陽極電極18に吸引され
た電子のエネルギは、蛍光被覆体24に転送され、その
結果、蛍光が発生する。電子の電荷は、蛍光被覆体24
から導電体層28に転送される。このようにして、電源
32に対する回路が完成する。また従来の技術により、
陰極層16およびゲート層22のストリップ体を個々に
マトリックス・アドレス指定することができ、それによ
り対応する蛍光体領域の選択的画素照射を行うことがで
き、そして陽極板10の正面、すなわち外側表面35、
から見たときに観察可能な画像を生ずることができる。
【0020】この表示装置のすべての電子回路は、電源
を含めて、エミッタ板12の中に集積化することができ
る。ただし、陽極板10の中に備えられる陽極電極を構
成する導電体28は別である。支持体26の表面25に
1個の導電体電極28が広がっている場合、エミッタ板
12と陽極板10との間に1つの電気的接続が必要であ
る。けれども、米国特許第5,225,820号に開示
されているように、陽極が電気的に分離された櫛状体の
形状の3個の電極で構成される場合、エミッタ板12と
陽極板10との間に3個の電気的接続が必要である。
を含めて、エミッタ板12の中に集積化することができ
る。ただし、陽極板10の中に備えられる陽極電極を構
成する導電体28は別である。支持体26の表面25に
1個の導電体電極28が広がっている場合、エミッタ板
12と陽極板10との間に1つの電気的接続が必要であ
る。けれども、米国特許第5,225,820号に開示
されているように、陽極が電気的に分離された櫛状体の
形状の3個の電極で構成される場合、エミッタ板12と
陽極板10との間に3個の電気的接続が必要である。
【0021】1個の陽極電極を有する図2に示された実
施例の場合、および多数個の陽極電極を有する図3およ
び図4に示された実施例の場合、透明な陽極板10は、
本発明の原理に従い、正面側表面すなわち外側表面35
は通常局所的に平坦でかつ滑らかであり、そして裏面側
表面すなわち内側表面25は周期的な波型であり、それ
により急峻な壁面を有する三角形のプリズム体36が並
んだアレイを備え、そして先端部38が、表面25の活
性画像作成領域40にわたって、横方向または縦方向に
平行なラインを構成して並ぶ(図4を見よ)。したがっ
て、陽極板10の内側表面25は、外側表面35に全体
的に平行である点線42に沿って整列した底部41を有
する近接して配置されたプリズム体36と、点線42に
平行な点線43に沿って整列した頂点すなわち先端部3
8とで構成される、回折格子となる。それぞれのプリズ
ム体36の先端部38は、カーボン・ブラック部材47
のような光を吸収する部材の層で被覆され、そして次に
再びアルミニウム48のような導電性の部材の層で被覆
される。
施例の場合、および多数個の陽極電極を有する図3およ
び図4に示された実施例の場合、透明な陽極板10は、
本発明の原理に従い、正面側表面すなわち外側表面35
は通常局所的に平坦でかつ滑らかであり、そして裏面側
表面すなわち内側表面25は周期的な波型であり、それ
により急峻な壁面を有する三角形のプリズム体36が並
んだアレイを備え、そして先端部38が、表面25の活
性画像作成領域40にわたって、横方向または縦方向に
平行なラインを構成して並ぶ(図4を見よ)。したがっ
て、陽極板10の内側表面25は、外側表面35に全体
的に平行である点線42に沿って整列した底部41を有
する近接して配置されたプリズム体36と、点線42に
平行な点線43に沿って整列した頂点すなわち先端部3
8とで構成される、回折格子となる。それぞれのプリズ
ム体36の先端部38は、カーボン・ブラック部材47
のような光を吸収する部材の層で被覆され、そして次に
再びアルミニウム48のような導電性の部材の層で被覆
される。
【0022】カラーでない表示装置に対して適切である
図2の装置において、すべてのプリズム体36のすべて
の先端部38は、光を吸収しかつ導電体である部材4
7、48で被覆される。次に、異なるプリズム体36の
先端部38の別々にアルミニウムで被覆された部分が共
通に接続され、それにより、正面板10の内側表面25
の実質的に全体にわたる1個の陽極電極28が形成され
る。次に、蛍光被覆体24が導電体層48の上に取り付
けられる。この取り付けの際、蛍光被覆体の粒子24が
電極28に接触するように行われる。蛍光被覆体24
は、陽極28に適切な電圧が加えられると、電極のマト
リックス・アドレス指定された励起により蛍光を発生す
る、比較的均一な組成の蛍光体粒子であることができ
る。光吸収体47としてもし適切な導電体部材を用いる
ことができるならば、別々の導電体48を用いることは
必要ないであろう。
図2の装置において、すべてのプリズム体36のすべて
の先端部38は、光を吸収しかつ導電体である部材4
7、48で被覆される。次に、異なるプリズム体36の
先端部38の別々にアルミニウムで被覆された部分が共
通に接続され、それにより、正面板10の内側表面25
の実質的に全体にわたる1個の陽極電極28が形成され
る。次に、蛍光被覆体24が導電体層48の上に取り付
けられる。この取り付けの際、蛍光被覆体の粒子24が
電極28に接触するように行われる。蛍光被覆体24
は、陽極28に適切な電圧が加えられると、電極のマト
リックス・アドレス指定された励起により蛍光を発生す
る、比較的均一な組成の蛍光体粒子であることができ
る。光吸収体47としてもし適切な導電体部材を用いる
ことができるならば、別々の導電体48を用いることは
必要ないであろう。
【0023】カラーの表示装置に対して適切である図3
および図4の場合、先端部38の全部に光吸収体47が
同じように備えられる。けれども、他の近接して配置さ
れたプリズム体36の介在する領域54により分離され
た、グループになって近接して配置されるプリズム体3
6の選定された領域51、52、53にのみ、導電体部
材48が取り付けられる。前記介在する領域54の他の
近接して配置されたプリズム体36の先端部38は、導
電体部材48による被覆がなされないままである。次
に、導電体層の異なる群51、52、53が、板26の
内側表面25の周縁の活性画像作成領域40(図4)の
外側に沈着された、同じまたは異なる導電体部材の電気
的に分離されたストリップ体55、56、57により、
それぞれ接続される。このことにより、接続された群5
1、52、53は、3原色のカラーのそれぞれに1個ず
つ、3個の別々に作動可能な電極櫛状体が形成される。
次に、3原色のカラーのそれぞれを発生する異なる蛍光
被覆体24a、24b、24cが、櫛状体のそれぞれに
取り付けられ、それにより、カラー画像の表示装置に用
いられる分離した赤陽極バンドと、緑陽極バンドと、青
陽極バンドとが形成される。
および図4の場合、先端部38の全部に光吸収体47が
同じように備えられる。けれども、他の近接して配置さ
れたプリズム体36の介在する領域54により分離され
た、グループになって近接して配置されるプリズム体3
6の選定された領域51、52、53にのみ、導電体部
材48が取り付けられる。前記介在する領域54の他の
近接して配置されたプリズム体36の先端部38は、導
電体部材48による被覆がなされないままである。次
に、導電体層の異なる群51、52、53が、板26の
内側表面25の周縁の活性画像作成領域40(図4)の
外側に沈着された、同じまたは異なる導電体部材の電気
的に分離されたストリップ体55、56、57により、
それぞれ接続される。このことにより、接続された群5
1、52、53は、3原色のカラーのそれぞれに1個ず
つ、3個の別々に作動可能な電極櫛状体が形成される。
次に、3原色のカラーのそれぞれを発生する異なる蛍光
被覆体24a、24b、24cが、櫛状体のそれぞれに
取り付けられ、それにより、カラー画像の表示装置に用
いられる分離した赤陽極バンドと、緑陽極バンドと、青
陽極バンドとが形成される。
【0024】図示されたプリズム体36は二等辺プリズ
ム体であり、その等しい側面表面58、59は板12に
向かって内側方向に角度2αで入り込んでいる。ここ
で、αは角度の2等分線に関する半分の角度である(図
2および図3を見よ)。この角度の2等分線は、通常、
反対側の表面35の面に対し垂直であるであろう。角度
αは光が一方向に透過する特性が得られるように選定さ
れる。このことにより、正面から外側表面35および板
10に入射する雰囲気光61(図2)は、底部41を通
って後方に案内され、そして後方表面25のプリズム体
36の収束するチャンネルにより捕獲されるであろう。
他方、蛍光体粒子24の励起により内側表面25の近く
で発生する光は、隣接するプリズム体36の間の谷間部
60の共役なチャンネルの中へ前方方向に進み、そして
観察者に向かって板10を前方方向に透過するであろ
う。角度αは30°以下であることができる。角度αは
10°〜25°であることが好ましい。二等辺プリズム
体の構造が推奨されるが、プリズム構造体として二等辺
でないプリズム構造体がまた可能である。
ム体であり、その等しい側面表面58、59は板12に
向かって内側方向に角度2αで入り込んでいる。ここ
で、αは角度の2等分線に関する半分の角度である(図
2および図3を見よ)。この角度の2等分線は、通常、
反対側の表面35の面に対し垂直であるであろう。角度
αは光が一方向に透過する特性が得られるように選定さ
れる。このことにより、正面から外側表面35および板
10に入射する雰囲気光61(図2)は、底部41を通
って後方に案内され、そして後方表面25のプリズム体
36の収束するチャンネルにより捕獲されるであろう。
他方、蛍光体粒子24の励起により内側表面25の近く
で発生する光は、隣接するプリズム体36の間の谷間部
60の共役なチャンネルの中へ前方方向に進み、そして
観察者に向かって板10を前方方向に透過するであろ
う。角度αは30°以下であることができる。角度αは
10°〜25°であることが好ましい。二等辺プリズム
体の構造が推奨されるが、プリズム構造体として二等辺
でないプリズム構造体がまた可能である。
【0025】表面25の画像作成領域40の中に形成さ
れた鋸歯状波回折格子が機能することにより、表面35
を通して板10に入ってくる大部分の雰囲気光61(空
気とガラスの界面において屈折率に基づいて決定される
範囲内の入射角を有する光)がプリズム体36の側面5
8、59に当たり、そして内部で反射される。プリズム
体36が鋭角三角形の形状であるために、光61のプリ
ズム体の先端部38に向けての多数回の内部反射が増進
されるであろう。光61は、最終的に、先端部38の光
吸収部材47により吸収されるであろう。したがって、
プリズム体36は光捕獲体として働き、それにより、入
射する雰囲気光が蛍光体粒子24に到達することが防止
され、したがって、雰囲気光が蛍光体粒子24で反射さ
れることが防止される。他方、蛍光体24により放射さ
れた光63は、プリズム体の表面58、59において大
きな屈折率のガラスに入射し、そして好ましいことに、
陽極板正面表面に向かって前方方向に進み、そして観察
者に向かって進む。先端部38を被覆している部材4
7、48による前方方向の光透過性に対する障害はいず
れも、プリズム体36の前方方向の増強された方向性に
よる照明度の増加により、打ち消されるであろう。2層
部材47、48方式(例えば、アルミニウムで被覆され
炭素処理された先端部)では、吸収がなくかつ不透明で
ある導電体部材48を用いることにより、放射された光
63の部材47により吸収を防止することができる。導
電体部材48は、もし磨かれているならば、そうでなけ
れば見ることができない光線64を反射し、観察者33
の視野に戻すであろう。したがって、回折格子は一方向
性フィルタとして作用し、雰囲気光の後方反射を最小に
し、かつ蛍光体から観察者に到達する光を最大にする。
入射する雰囲気光は完全に吸収されるから、蛍光体粒子
が幅が広くかつ粒状であっても、20xを越えるコント
ラスト比を有する可能性がある。
れた鋸歯状波回折格子が機能することにより、表面35
を通して板10に入ってくる大部分の雰囲気光61(空
気とガラスの界面において屈折率に基づいて決定される
範囲内の入射角を有する光)がプリズム体36の側面5
8、59に当たり、そして内部で反射される。プリズム
体36が鋭角三角形の形状であるために、光61のプリ
ズム体の先端部38に向けての多数回の内部反射が増進
されるであろう。光61は、最終的に、先端部38の光
吸収部材47により吸収されるであろう。したがって、
プリズム体36は光捕獲体として働き、それにより、入
射する雰囲気光が蛍光体粒子24に到達することが防止
され、したがって、雰囲気光が蛍光体粒子24で反射さ
れることが防止される。他方、蛍光体24により放射さ
れた光63は、プリズム体の表面58、59において大
きな屈折率のガラスに入射し、そして好ましいことに、
陽極板正面表面に向かって前方方向に進み、そして観察
者に向かって進む。先端部38を被覆している部材4
7、48による前方方向の光透過性に対する障害はいず
れも、プリズム体36の前方方向の増強された方向性に
よる照明度の増加により、打ち消されるであろう。2層
部材47、48方式(例えば、アルミニウムで被覆され
炭素処理された先端部)では、吸収がなくかつ不透明で
ある導電体部材48を用いることにより、放射された光
63の部材47により吸収を防止することができる。導
電体部材48は、もし磨かれているならば、そうでなけ
れば見ることができない光線64を反射し、観察者33
の視野に戻すであろう。したがって、回折格子は一方向
性フィルタとして作用し、雰囲気光の後方反射を最小に
し、かつ蛍光体から観察者に到達する光を最大にする。
入射する雰囲気光は完全に吸収されるから、蛍光体粒子
が幅が広くかつ粒状であっても、20xを越えるコント
ラスト比を有する可能性がある。
【0026】プリズム体36の急峻性と一方向性フィル
タ作用の現象は、プリズム被覆体47、48を観察者3
3に対して障害物ではなくする傾向がある。このことに
より、電極28に対して、インジウム・スズ酸化物(I
TO)のような導電性があまりよくなくそして光に対し
て透明である部材よりはむしろ、さらに伝統的でそして
さらに導電性がよくかつ光に対して不透明である部材の
使用を可能にする。さらに、波形の回折格子25によ
り、赤陽極櫛状体と緑陽極櫛状体と青陽極櫛状体とのそ
れぞれの隣接する電極バンド51、52、53(図3お
よび図4を見よ)の間の非導電体領域54の中に多数個
の凹所60を備えた不規則な表面の形状が得られる。こ
のことにより、電極の間の表面経路が増加し、したがっ
て、表面漏洩が減少し、そして多数個の電極の設計にお
いて、陽極電圧をさらに大きくすることが可能になる。
谷間部60は、領域54の中に故意でなく沈着されるこ
とがある迷走導電体部材48に対する保護がまた得られ
るであろう。
タ作用の現象は、プリズム被覆体47、48を観察者3
3に対して障害物ではなくする傾向がある。このことに
より、電極28に対して、インジウム・スズ酸化物(I
TO)のような導電性があまりよくなくそして光に対し
て透明である部材よりはむしろ、さらに伝統的でそして
さらに導電性がよくかつ光に対して不透明である部材の
使用を可能にする。さらに、波形の回折格子25によ
り、赤陽極櫛状体と緑陽極櫛状体と青陽極櫛状体とのそ
れぞれの隣接する電極バンド51、52、53(図3お
よび図4を見よ)の間の非導電体領域54の中に多数個
の凹所60を備えた不規則な表面の形状が得られる。こ
のことにより、電極の間の表面経路が増加し、したがっ
て、表面漏洩が減少し、そして多数個の電極の設計にお
いて、陽極電圧をさらに大きくすることが可能になる。
谷間部60は、領域54の中に故意でなく沈着されるこ
とがある迷走導電体部材48に対する保護がまた得られ
るであろう。
【0027】ザイディ(Zaidi)ほか名の文献「多
重露光干渉計リソグラフィ(Multiple Exp
osure Interferometoric Li
thography)」、SPIE2197:オプチカ
ル/レーザ・マイクロリソグラフィVII 、869頁〜8
75頁(T.A.ブランナ(Brunner)出版、1
994年)に開示されているような干渉ホログラフィ技
術により、ガラス陽極板10の中のプリズム構造体によ
り示される線形回折格子を作成することができる。この
ような技術により、先端部のピッチが1マイクロメート
ルであり、プリズム体の深さ(先端部と谷間部のライン
42、43の間の間隔距離)が1マイクロメートルと3
マイクロメートルとの間にあり、対応する角度の半分が
それぞれ26°と9°との間にある、尖鋭なプリズム体
を製造することができる。比較のために、蛍光体粒子の
直径は典型的には5マイクロメートル〜10マイクロメ
ートルであり、したがって、1個の蛍光体粒子が1個ま
たは多数個のプリズム体先端部の上に存在するであろ
う。このような構造体は非常に強く波形であり、したが
って表面導電性が大幅に低下し、そして2,000ボル
トまでの横方向電圧を隔離することができる。
重露光干渉計リソグラフィ(Multiple Exp
osure Interferometoric Li
thography)」、SPIE2197:オプチカ
ル/レーザ・マイクロリソグラフィVII 、869頁〜8
75頁(T.A.ブランナ(Brunner)出版、1
994年)に開示されているような干渉ホログラフィ技
術により、ガラス陽極板10の中のプリズム構造体によ
り示される線形回折格子を作成することができる。この
ような技術により、先端部のピッチが1マイクロメート
ルであり、プリズム体の深さ(先端部と谷間部のライン
42、43の間の間隔距離)が1マイクロメートルと3
マイクロメートルとの間にあり、対応する角度の半分が
それぞれ26°と9°との間にある、尖鋭なプリズム体
を製造することができる。比較のために、蛍光体粒子の
直径は典型的には5マイクロメートル〜10マイクロメ
ートルであり、したがって、1個の蛍光体粒子が1個ま
たは多数個のプリズム体先端部の上に存在するであろ
う。このような構造体は非常に強く波形であり、したが
って表面導電性が大幅に低下し、そして2,000ボル
トまでの横方向電圧を隔離することができる。
【0028】図2または、図3および図4、の板10を
作成する1つの方法が、図5A〜図5E(正しい尺度で
は示されていない)の概要図に示されている。
作成する1つの方法が、図5A〜図5E(正しい尺度で
は示されていない)の概要図に示されている。
【0029】透明で長方形のガラス板26の内側表面2
5が、フォトレジストの層70で均一に被覆される。フ
ォトレジスト層70に対して干渉ホログラフィを用いて
露光が行われ、そして現像されてフォトレジスト70の
一部分が除去される。この除去の後、図5Aに示されて
いるように、介在する隙間75によって分離された、フ
ォトレジスト70の除去部分の縦方向または横方向に延
びたバンド73の回折格子72が後に残る。フォトレジ
ストの1個または多数個の付加層(図示されていない)
を別のマスキング段階で沈着し、それにより、駆動電子
装置、電極ストリップ相互接続体、またはこれらと同等
のものを構成するために、活性画像作成装置から離れた
周縁領域を作成することができる。次に、フォトレジス
ト回折格子72で被覆された板26にエッチングが行わ
れ、それにより、前記で説明されたように、近接して配
置されたプリズム体36を定める表面25の周期的な波
形を有する鋸歯状横断面を備えた構造体76を作成する
ことができる。板26の別にマスクされた周縁領域には
エッチングが行われないままであり、それにより、駆動
電子装置、相互接続体などのための安定な平坦部が得ら
れる。回折格子72の間隔距離を有して配置されたバン
ド73を構成する現像されたフォトレジスト部分のエッ
チング特性が、全体的に、ガラス板26のエッチング特
性と整合するように、フォトレジスト層70の部材が選
定される。層70の厚さおよびバンド73の間の間隔距
離は、前記で説明されたように要求された先端部・谷間
部の深さおよび半分角αを得るために、経験的に選定さ
れる。現像されたフォトレジスト・バンド73のピッチ
が、表面25の最終的な形状に要求されるプリズム構造
体のピッチに等しくなるように、干渉ホログラフィが実
行される。
5が、フォトレジストの層70で均一に被覆される。フ
ォトレジスト層70に対して干渉ホログラフィを用いて
露光が行われ、そして現像されてフォトレジスト70の
一部分が除去される。この除去の後、図5Aに示されて
いるように、介在する隙間75によって分離された、フ
ォトレジスト70の除去部分の縦方向または横方向に延
びたバンド73の回折格子72が後に残る。フォトレジ
ストの1個または多数個の付加層(図示されていない)
を別のマスキング段階で沈着し、それにより、駆動電子
装置、電極ストリップ相互接続体、またはこれらと同等
のものを構成するために、活性画像作成装置から離れた
周縁領域を作成することができる。次に、フォトレジス
ト回折格子72で被覆された板26にエッチングが行わ
れ、それにより、前記で説明されたように、近接して配
置されたプリズム体36を定める表面25の周期的な波
形を有する鋸歯状横断面を備えた構造体76を作成する
ことができる。板26の別にマスクされた周縁領域には
エッチングが行われないままであり、それにより、駆動
電子装置、相互接続体などのための安定な平坦部が得ら
れる。回折格子72の間隔距離を有して配置されたバン
ド73を構成する現像されたフォトレジスト部分のエッ
チング特性が、全体的に、ガラス板26のエッチング特
性と整合するように、フォトレジスト層70の部材が選
定される。層70の厚さおよびバンド73の間の間隔距
離は、前記で説明されたように要求された先端部・谷間
部の深さおよび半分角αを得るために、経験的に選定さ
れる。現像されたフォトレジスト・バンド73のピッチ
が、表面25の最終的な形状に要求されるプリズム構造
体のピッチに等しくなるように、干渉ホログラフィが実
行される。
【0030】次に、別のフォトレジスト層78が表面2
5の上に沈着され、それにより、V字型の谷部60の深
さの約3/4(すなわち、プリズムの底部・先端部の高
さの3/4)まで、このV字型の谷部60を部分的に埋
める。層78はまた、必要な時、周縁領域の部分を完全
にまたは選択的に整合させるのに用いることができる。
次に、光を吸収する炭素部材層47が表面25の上に蒸
着により沈着され、それにより、プリズム体36の先端
部38の露出した先端が被覆される。この時点におい
て、活性画像作成領域40(図4を見よ)は、図5Bに
概略的に示されている。(図5Bは正しい尺度では示さ
れていない。プリズム体と沈着層の寸法は、板26の厚
さに比べて誇張されて示されている。)前記の図2で説
明されたように、1個の陽極電極構造体の場合、炭素層
47の上に、導電性部材層48(例えば、アルミニウ
ム)を直接に沈着する(例えば、スパッタリングにより
沈着する)ことができる。けれども、図3および図4の
3個の電極のカラー表示装置の場合、隣接する電極バン
ド51、52、53の間に分離領域54を得るために
(図3および図4を見よ)、また別のマスキング段階が
まず行われる。
5の上に沈着され、それにより、V字型の谷部60の深
さの約3/4(すなわち、プリズムの底部・先端部の高
さの3/4)まで、このV字型の谷部60を部分的に埋
める。層78はまた、必要な時、周縁領域の部分を完全
にまたは選択的に整合させるのに用いることができる。
次に、光を吸収する炭素部材層47が表面25の上に蒸
着により沈着され、それにより、プリズム体36の先端
部38の露出した先端が被覆される。この時点におい
て、活性画像作成領域40(図4を見よ)は、図5Bに
概略的に示されている。(図5Bは正しい尺度では示さ
れていない。プリズム体と沈着層の寸法は、板26の厚
さに比べて誇張されて示されている。)前記の図2で説
明されたように、1個の陽極電極構造体の場合、炭素層
47の上に、導電性部材層48(例えば、アルミニウ
ム)を直接に沈着する(例えば、スパッタリングにより
沈着する)ことができる。けれども、図3および図4の
3個の電極のカラー表示装置の場合、隣接する電極バン
ド51、52、53の間に分離領域54を得るために
(図3および図4を見よ)、また別のマスキング段階が
まず行われる。
【0031】図5Cに示されているように、また別のフ
ォトレジスト層80が表面25の上に沈着される。この
沈着は、以前のフォトレジスト層78を除去しないで行
われる。層80に対し、従来のマスキング技術を用いて
露光が行われ、そして現像が行われて選択的に一部分が
除去され、分離領域54を定めるフォトレジスト被覆体
が残される。領域82は、ストリップ体51、52、5
3を定めるために、層80により被覆されないで残され
る。ストリップ体51、52、53は、3個の異なるカ
ラーの陽極電極櫛状体を構成するであろう。周縁領域が
従来の方法でマスクされ、それにより、おのおのの系列
のそれぞれのバンドの中の相互接続体55、56、57
(図4を見よ)が得られる。
ォトレジスト層80が表面25の上に沈着される。この
沈着は、以前のフォトレジスト層78を除去しないで行
われる。層80に対し、従来のマスキング技術を用いて
露光が行われ、そして現像が行われて選択的に一部分が
除去され、分離領域54を定めるフォトレジスト被覆体
が残される。領域82は、ストリップ体51、52、5
3を定めるために、層80により被覆されないで残され
る。ストリップ体51、52、53は、3個の異なるカ
ラーの陽極電極櫛状体を構成するであろう。周縁領域が
従来の方法でマスクされ、それにより、おのおのの系列
のそれぞれのバンドの中の相互接続体55、56、57
(図4を見よ)が得られる。
【0032】図5Dに示されているように、表面25の
上に、アルミニウム導電体層48がスパッタリングによ
り沈着される。その結果、フォトレジスト層80により
被覆されていないストリップ体51、52、53を定め
る領域82の中の炭素部材47の上に、導電性部材48
が沈着される。層80により被覆されている領域54の
中に配置されたプリズム体36の炭素で被覆された先端
部は遮蔽されていて、アルミニウムが沈着されない。次
に、フォトレジスト層78およびフォトレジスト層80
が溶媒または他の周知の方法により除去され、そして異
なるカラーの蛍光体24a、24bおよび24cが、電
気泳動沈着により、電極櫛状体のそれぞれのストリップ
体51、52および53の上に沈着される。フォトレジ
スト層80により被覆された領域54の中のプリズム体
36は、それらの先端部を被覆する導電体部材を有しな
く、それにより、電極ストリップ体51、52および5
3を電気的に分離する役割を果たす。もちろん、エレメ
ントの相対的寸法は正しくは表されていないことと、お
よび図示の明確さと簡単さのために、繰り返しの数も最
小限にされていることが分かるであろう。特に、陽極5
1、52、53のおのおのが多数個の蛍光体粒子24
a、24b、24cを有し、そしてさらに多数個のプリ
ズム体36が陽極ストリップ体51、52、53のおの
おのおよび分離領域54を占有することが分かるであろ
う。
上に、アルミニウム導電体層48がスパッタリングによ
り沈着される。その結果、フォトレジスト層80により
被覆されていないストリップ体51、52、53を定め
る領域82の中の炭素部材47の上に、導電性部材48
が沈着される。層80により被覆されている領域54の
中に配置されたプリズム体36の炭素で被覆された先端
部は遮蔽されていて、アルミニウムが沈着されない。次
に、フォトレジスト層78およびフォトレジスト層80
が溶媒または他の周知の方法により除去され、そして異
なるカラーの蛍光体24a、24bおよび24cが、電
気泳動沈着により、電極櫛状体のそれぞれのストリップ
体51、52および53の上に沈着される。フォトレジ
スト層80により被覆された領域54の中のプリズム体
36は、それらの先端部を被覆する導電体部材を有しな
く、それにより、電極ストリップ体51、52および5
3を電気的に分離する役割を果たす。もちろん、エレメ
ントの相対的寸法は正しくは表されていないことと、お
よび図示の明確さと簡単さのために、繰り返しの数も最
小限にされていることが分かるであろう。特に、陽極5
1、52、53のおのおのが多数個の蛍光体粒子24
a、24b、24cを有し、そしてさらに多数個のプリ
ズム体36が陽極ストリップ体51、52、53のおの
おのおよび分離領域54を占有することが分かるであろ
う。
【0033】前記で説明された実施例に対し、本発明の
範囲内において、この他の変更および置き換えの可能で
あることが、当業者には理解されるであろう。
範囲内において、この他の変更および置き換えの可能で
あることが、当業者には理解されるであろう。
【0034】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 第1基板と、前記第1基板の上に作成された多
数個の導電体マイクロチップを備えた陰極電極と、前記
第1基板から間隔距離を有して配置され、かつ前記マイ
クロチップと対面した内側表面を有し、かつ前記マイク
ロチップとは反対側に外側表面を有し、かつ少なくとも
画像作成領域の中で透明であり、かつ前記内側表面が前
記画像作成領域の中にプリズム体の回折格子を形成する
表面を有し、かつ前記プリズム体が先端部を有する、第
2基板と、複数個の前記先端部を被覆する導電体部材で
あって、該導電体部材は陽極電極櫛状体を形成するため
に電気的に接続された前記先端部のおのおのを被覆す
る、導電体部材と、前記陽極電極櫛状体の上の前記画像
作成領域の中に沈着されたカソードルミネセンス部材
と、を有するコンピュータ画像表示装置。 (2) 第1項記載の装置において、前記導電体部材が
アルミニウムであり、かつ前記カソードルミネセンス部
材が蛍光体である、前記装置。 (3) 第1項記載の装置において、前記先端部の前記
複数個を被覆する光吸収部材をさらに有し、かつ前記導
電体部材が前記光吸収部材の上に配置される、前記装
置。 (4) 第3項記載の装置において、先端部の前記第1
複数個とは異なる前記先端部の第2複数個をまた前記光
吸収部材が被覆する、前記装置。 (5) 第3項記載の装置において、前記第2基板が透
明なガラス板を有し、かつ前記カソードルミネセンス部
材が前記導電体部材の上に取り付けられた蛍光被覆体で
ある、前記装置。 (6) 第5項記載の装置において、前記マイクロチッ
プに向かう方向に収束角で収束する等しい側面を有する
二等辺プリズム体で前記プリズム体が構成される、前記
装置。 (7) 第6項記載の装置において、前記プリズム体が
前記側面と前記収束角の二等分線との間に定められる半
分角を有し、かつ前記半分角が30度以下である、前記
装置。 (8) 第7項記載の装置において、前記半分角が10
度ないし25度の範囲内にある、前記装置。 (9) 第1項記載の装置において、前記導電体部材が
電気的に分離された3個の陽極電極櫛状体を形成するた
めに接続され、かつ前記カソードルミネセンス部材が前
記陽極電極櫛状体の異なる櫛状体の上にそれぞれ沈着さ
れた異なるカラーの光を発光する3個の部材を有する、
前記装置。 (10) 第9項記載の装置において、前記先端部の前
記複数個を被覆する光吸収部材をさらに有し、かつ前記
導電体部材が前記光吸収部材の上に配置される、前記装
置。 (11) 第10項記載の装置において、分離された前
記陽極電極櫛状体の導電体部材で被覆されたプリズム体
の間に配置された前記プリズム体のそれぞれの先端部を
また前記光吸収部材が被覆する、前記装置。
る。 (1) 第1基板と、前記第1基板の上に作成された多
数個の導電体マイクロチップを備えた陰極電極と、前記
第1基板から間隔距離を有して配置され、かつ前記マイ
クロチップと対面した内側表面を有し、かつ前記マイク
ロチップとは反対側に外側表面を有し、かつ少なくとも
画像作成領域の中で透明であり、かつ前記内側表面が前
記画像作成領域の中にプリズム体の回折格子を形成する
表面を有し、かつ前記プリズム体が先端部を有する、第
2基板と、複数個の前記先端部を被覆する導電体部材で
あって、該導電体部材は陽極電極櫛状体を形成するため
に電気的に接続された前記先端部のおのおのを被覆す
る、導電体部材と、前記陽極電極櫛状体の上の前記画像
作成領域の中に沈着されたカソードルミネセンス部材
と、を有するコンピュータ画像表示装置。 (2) 第1項記載の装置において、前記導電体部材が
アルミニウムであり、かつ前記カソードルミネセンス部
材が蛍光体である、前記装置。 (3) 第1項記載の装置において、前記先端部の前記
複数個を被覆する光吸収部材をさらに有し、かつ前記導
電体部材が前記光吸収部材の上に配置される、前記装
置。 (4) 第3項記載の装置において、先端部の前記第1
複数個とは異なる前記先端部の第2複数個をまた前記光
吸収部材が被覆する、前記装置。 (5) 第3項記載の装置において、前記第2基板が透
明なガラス板を有し、かつ前記カソードルミネセンス部
材が前記導電体部材の上に取り付けられた蛍光被覆体で
ある、前記装置。 (6) 第5項記載の装置において、前記マイクロチッ
プに向かう方向に収束角で収束する等しい側面を有する
二等辺プリズム体で前記プリズム体が構成される、前記
装置。 (7) 第6項記載の装置において、前記プリズム体が
前記側面と前記収束角の二等分線との間に定められる半
分角を有し、かつ前記半分角が30度以下である、前記
装置。 (8) 第7項記載の装置において、前記半分角が10
度ないし25度の範囲内にある、前記装置。 (9) 第1項記載の装置において、前記導電体部材が
電気的に分離された3個の陽極電極櫛状体を形成するた
めに接続され、かつ前記カソードルミネセンス部材が前
記陽極電極櫛状体の異なる櫛状体の上にそれぞれ沈着さ
れた異なるカラーの光を発光する3個の部材を有する、
前記装置。 (10) 第9項記載の装置において、前記先端部の前
記複数個を被覆する光吸収部材をさらに有し、かつ前記
導電体部材が前記光吸収部材の上に配置される、前記装
置。 (11) 第10項記載の装置において、分離された前
記陽極電極櫛状体の導電体部材で被覆されたプリズム体
の間に配置された前記プリズム体のそれぞれの先端部を
また前記光吸収部材が被覆する、前記装置。
【0035】(12) 反対側に対面する正面表面およ
び裏面表面を有し、かつ少なくとも画像作成領域におい
て透明である、板であって、かつ前記裏面表面が前記画
像作成領域においてプリズム体の回折格子を形成する表
面形状を有し、かつ前記プリズム体が先端部を有する、
前記板と、前記先端部の第1複数個を被覆する光吸収部
材と、前記先端部の第2複数個を被覆する導電体部材で
あって、先端部の前記第1複数個が少なくとも先端部の
前記第2複数個を有し、かつ前記先端部の異なる先端部
を被覆する前記導電体部材が陽極電極櫛状体を形成する
ために電気的に接続される、前記導電体部材と、前記導
電体部材の上の前記板の上に沈着されたカソードルミネ
センス部材と、を有するカソードルミネセンス画像表示
装置のための陽極板。 (13) 第12項記載の陽極板において、前記板がガ
ラス板であり、かつ前記カソードルミネセンス部材が蛍
光体部材である、前記陽極板。 (14) 第13項記載の陽極板において、前記プリズ
ム体が前記正面表面から離れる方向に収束角で収束する
等しい側面を有する二等辺プリズム体であり、かつ前記
側面と前記収束角の二等分線との間に定められる半分角
により前記収束角が特徴付けられ、かつ前記半分角が3
0度以下である、前記陽極板。 (15) 第14項記載の陽極板において、前記半分角
が10度ないし25度の範囲内にある、前記陽極板。 (16) 第12項記載の陽極板において、前記光吸収
部材が炭素であり、かつ前記導電体部材がアルミニウム
である、前記陽極板。
び裏面表面を有し、かつ少なくとも画像作成領域におい
て透明である、板であって、かつ前記裏面表面が前記画
像作成領域においてプリズム体の回折格子を形成する表
面形状を有し、かつ前記プリズム体が先端部を有する、
前記板と、前記先端部の第1複数個を被覆する光吸収部
材と、前記先端部の第2複数個を被覆する導電体部材で
あって、先端部の前記第1複数個が少なくとも先端部の
前記第2複数個を有し、かつ前記先端部の異なる先端部
を被覆する前記導電体部材が陽極電極櫛状体を形成する
ために電気的に接続される、前記導電体部材と、前記導
電体部材の上の前記板の上に沈着されたカソードルミネ
センス部材と、を有するカソードルミネセンス画像表示
装置のための陽極板。 (13) 第12項記載の陽極板において、前記板がガ
ラス板であり、かつ前記カソードルミネセンス部材が蛍
光体部材である、前記陽極板。 (14) 第13項記載の陽極板において、前記プリズ
ム体が前記正面表面から離れる方向に収束角で収束する
等しい側面を有する二等辺プリズム体であり、かつ前記
側面と前記収束角の二等分線との間に定められる半分角
により前記収束角が特徴付けられ、かつ前記半分角が3
0度以下である、前記陽極板。 (15) 第14項記載の陽極板において、前記半分角
が10度ないし25度の範囲内にある、前記陽極板。 (16) 第12項記載の陽極板において、前記光吸収
部材が炭素であり、かつ前記導電体部材がアルミニウム
である、前記陽極板。
【0036】(17) 正面表面と裏面表面とを備えた
透明な陽極板を有する電界放射画像表示装置であって、
導電体部材により定められる第1陽極が前記裏面表面の
第1領域の上に沈着され、かつ前記第1陽極から横方向
に離れた位置に配置されかつ導電体部材により定められ
る第2陽極が前記裏面表面の第2領域の上に沈着され、
かつ第1カソードルミネセンス部材が前記第1陽極の上
に沈着され、かつ第2カソードルミネセンス部材が前記
第2陽極の上に沈着され、かつ前記第1カソードルミネ
センス部材および前記第2カソードルミネセンス部材が
それぞれ異なるカラーを発光し、かつ前記裏面表面の前
記第1領域と前記第2領域との間に配置されたプリズム
体がアレイに並べられた表面形状を前記裏面表面が有
し、かつ前記第1電極と前記第2電極との間の前記裏面
表面に沿って漏洩が起こらないように前記プリズム体が
寸法を有しかつ構成される、ことを特徴とする、前記電
界放射画像表示装置。 (18) 第17項記載の電界放射画像表示装置におい
て、前記プリズム体の前記アレイがまた前記第1領域お
よび前記第2領域の上に配置され、かつ前記プリズム体
が先端部を有し、かつ前記第1領域および前記第2領域
の中の前記プリズム体の前記先端部の上におよび前記第
1領域および前記第2領域の間に配置された前記プリズ
ム体の前記先端部の上に沈着された光吸収部材を前記陽
極板がさらに有し、かつ前記第1領域の中の前記プリズ
ム体の前記先端部の上の前記光吸収部材の上に沈着され
た前記導電体部材により前記第1陽極が作成され、かつ
前記第2領域の中の前記プリズム体の前記先端部の上の
前記光吸収部材の上に沈着された前記導電体部材により
前記第2陽極が作成される、前記電界放射画像表示装
置。 (19) 第18項記載の電界放射画像表示装置におい
て、前記導電体部材が光を透過しない部材であり、かつ
前記第1カソードルミネセンス部材が赤カラーと青カラ
ーと緑カラーとの中の第1カラーを発光する第1蛍光体
部材があり、かつ前記第2カソードルミネセンス部材が
前記赤カラーと前記青カラーと前記緑カラーとの中の第
2カラーを発光する第2蛍光体部材である、前記電界放
射画像表示装置。
透明な陽極板を有する電界放射画像表示装置であって、
導電体部材により定められる第1陽極が前記裏面表面の
第1領域の上に沈着され、かつ前記第1陽極から横方向
に離れた位置に配置されかつ導電体部材により定められ
る第2陽極が前記裏面表面の第2領域の上に沈着され、
かつ第1カソードルミネセンス部材が前記第1陽極の上
に沈着され、かつ第2カソードルミネセンス部材が前記
第2陽極の上に沈着され、かつ前記第1カソードルミネ
センス部材および前記第2カソードルミネセンス部材が
それぞれ異なるカラーを発光し、かつ前記裏面表面の前
記第1領域と前記第2領域との間に配置されたプリズム
体がアレイに並べられた表面形状を前記裏面表面が有
し、かつ前記第1電極と前記第2電極との間の前記裏面
表面に沿って漏洩が起こらないように前記プリズム体が
寸法を有しかつ構成される、ことを特徴とする、前記電
界放射画像表示装置。 (18) 第17項記載の電界放射画像表示装置におい
て、前記プリズム体の前記アレイがまた前記第1領域お
よび前記第2領域の上に配置され、かつ前記プリズム体
が先端部を有し、かつ前記第1領域および前記第2領域
の中の前記プリズム体の前記先端部の上におよび前記第
1領域および前記第2領域の間に配置された前記プリズ
ム体の前記先端部の上に沈着された光吸収部材を前記陽
極板がさらに有し、かつ前記第1領域の中の前記プリズ
ム体の前記先端部の上の前記光吸収部材の上に沈着され
た前記導電体部材により前記第1陽極が作成され、かつ
前記第2領域の中の前記プリズム体の前記先端部の上の
前記光吸収部材の上に沈着された前記導電体部材により
前記第2陽極が作成される、前記電界放射画像表示装
置。 (19) 第18項記載の電界放射画像表示装置におい
て、前記導電体部材が光を透過しない部材であり、かつ
前記第1カソードルミネセンス部材が赤カラーと青カラ
ーと緑カラーとの中の第1カラーを発光する第1蛍光体
部材があり、かつ前記第2カソードルミネセンス部材が
前記赤カラーと前記青カラーと前記緑カラーとの中の第
2カラーを発光する第2蛍光体部材である、前記電界放
射画像表示装置。
【0037】(20) 透明な板の1つの表面の上にフ
ォトレジストの第1層を沈着する段階と、フォトレジス
トの分離されたバンドの第1マスキング・パターンを作
成するために、フォトレジストの前記第1層の一部分を
除去する段階と、前記表面が先端部と谷間部とを交代し
て備えた横断面が鋸歯状の構造体を作成するために、前
記マスキング・パターンで被覆された前記表面をエッチ
ングする段階と、フォトレジスト部材の前記第1層を除
去する段階と、前記先端部の頂上を露出したまま前記谷
間部を少なくとも部分的に満たすように、横断面が鋸歯
状の前記構造体の上にフォトレジストの第2層を沈着す
る段階と、露出した前記先端部の頂上の上に光吸収部材
の層を沈着する段階と、露出した前記先端部の少なくと
もいくつかの頂上の上の前記光吸収部材の上に導電性部
材の層を沈着する段階と、フォトレジストの前記第2層
を除去する段階と、を有する、画像表示装置のための陽
極板を作成する方法。 (21) 第20項記載の方法において、前記導電性部
材の上にカソードルミネセンス部材を沈着する段階をさ
らに有する、前記方法。 (22) 第20項記載の方法において、前記バンドを
作成するために干渉ホログラフィを用いてフォトレジス
トの前記第1層を露光する段階をさらに有する、前記方
法。 (23) 第20項記載の方法において、フォトレジス
トの前記第2層の上にフォトレジストの第3層を沈着す
る段階と、フォトレジストの前記第3層の分離したバン
ドの第2マスキング・パターンを作成するためにフォト
レジストの前記第3層の一部分を除去する段階とを有
し、かつ陽極ストリップ体を作成するために前記第2マ
スキング・パターンによりマスクされていない先端部の
露出した前記頂上の前記部分の上に導電性部材の前記層
が沈着される、前記方法。 (24) 第23項記載の方法において、複数個の電気
的に分離されたストリップ体を定めるように前記第2マ
スキング・パターンが構成され、かつ電気的に分離され
た前記ストリップ体のそれぞれの異なるストリップ体に
対し異なるカラーを発光する異なるカソードルミネセン
ス部材を沈着する段階をさらに有する、前記方法。 (25) 鋭角を有する先端部を備えたプリズム体が並
んだアレイで構成される回折格子を備えるように構成さ
れた裏面表面と、および正面表面と、光を吸収しかつ導
電体でありかつ少なくとも1個の電極櫛状体を形成する
ように接続された、前記先端部の上に沈着された部材と
を有し、かつ前記裏面表面から前記正面表面に向かう方
向に光が優越して透過する性質を前記プリズム体が有す
る、光透過電極板。 (26) 鋭角を有する先端部を備えたプリズム体が並
んだアレイで構成される回折格子を備えるように構成さ
れた裏面表面と、正面表面と、を備えた板と、前記先端
部の上に沈着された光を吸収する部材と、前記光吸収部
材の上に、少なくとも1個の電極櫛状体を形成するよう
に接続された前記導電体部材とを有し、かつ前記プリズ
ム体が前記正面表面から前記裏面表面への光の透過を阻
止し、かつ前記プリズム体が前記裏面表面から前記正面
表面に光を透過する、一方向性光フィルタ。
ォトレジストの第1層を沈着する段階と、フォトレジス
トの分離されたバンドの第1マスキング・パターンを作
成するために、フォトレジストの前記第1層の一部分を
除去する段階と、前記表面が先端部と谷間部とを交代し
て備えた横断面が鋸歯状の構造体を作成するために、前
記マスキング・パターンで被覆された前記表面をエッチ
ングする段階と、フォトレジスト部材の前記第1層を除
去する段階と、前記先端部の頂上を露出したまま前記谷
間部を少なくとも部分的に満たすように、横断面が鋸歯
状の前記構造体の上にフォトレジストの第2層を沈着す
る段階と、露出した前記先端部の頂上の上に光吸収部材
の層を沈着する段階と、露出した前記先端部の少なくと
もいくつかの頂上の上の前記光吸収部材の上に導電性部
材の層を沈着する段階と、フォトレジストの前記第2層
を除去する段階と、を有する、画像表示装置のための陽
極板を作成する方法。 (21) 第20項記載の方法において、前記導電性部
材の上にカソードルミネセンス部材を沈着する段階をさ
らに有する、前記方法。 (22) 第20項記載の方法において、前記バンドを
作成するために干渉ホログラフィを用いてフォトレジス
トの前記第1層を露光する段階をさらに有する、前記方
法。 (23) 第20項記載の方法において、フォトレジス
トの前記第2層の上にフォトレジストの第3層を沈着す
る段階と、フォトレジストの前記第3層の分離したバン
ドの第2マスキング・パターンを作成するためにフォト
レジストの前記第3層の一部分を除去する段階とを有
し、かつ陽極ストリップ体を作成するために前記第2マ
スキング・パターンによりマスクされていない先端部の
露出した前記頂上の前記部分の上に導電性部材の前記層
が沈着される、前記方法。 (24) 第23項記載の方法において、複数個の電気
的に分離されたストリップ体を定めるように前記第2マ
スキング・パターンが構成され、かつ電気的に分離され
た前記ストリップ体のそれぞれの異なるストリップ体に
対し異なるカラーを発光する異なるカソードルミネセン
ス部材を沈着する段階をさらに有する、前記方法。 (25) 鋭角を有する先端部を備えたプリズム体が並
んだアレイで構成される回折格子を備えるように構成さ
れた裏面表面と、および正面表面と、光を吸収しかつ導
電体でありかつ少なくとも1個の電極櫛状体を形成する
ように接続された、前記先端部の上に沈着された部材と
を有し、かつ前記裏面表面から前記正面表面に向かう方
向に光が優越して透過する性質を前記プリズム体が有す
る、光透過電極板。 (26) 鋭角を有する先端部を備えたプリズム体が並
んだアレイで構成される回折格子を備えるように構成さ
れた裏面表面と、正面表面と、を備えた板と、前記先端
部の上に沈着された光を吸収する部材と、前記光吸収部
材の上に、少なくとも1個の電極櫛状体を形成するよう
に接続された前記導電体部材とを有し、かつ前記プリズ
ム体が前記正面表面から前記裏面表面への光の透過を阻
止し、かつ前記プリズム体が前記裏面表面から前記正面
表面に光を透過する、一方向性光フィルタ。
【0038】(27) コンピュータ画像表示装置は、
陰極基板12から間隔距離を有して配置された透明なガ
ラス陽極板10を有する。陰極基板12は、複数個のマ
イクロチップ14を有する。板10は、プリズム体36
の先端部38に対して後方に収束する等しい側面58、
59を有するプリズム体36のアレイを備えた形状の内
側表面25を有する。先端部38は光を吸収する部材4
7で被覆され、そして次に、陽極櫛状体を形成する領域
51、52、53が導電体部材48で被覆される。それ
ぞれの陽極櫛状体51、52、53の上に、異なるカラ
ーを発光する蛍光体24a、24b、24cが沈着され
る。側面58、59により雰囲気光は先端部38に向っ
て進み、そしてこの雰囲気光は部材47で吸収される。
蛍光体24a、24b、24cにより放射された光は、
谷間部60により、板10の外側表面35に向かって進
む。
陰極基板12から間隔距離を有して配置された透明なガ
ラス陽極板10を有する。陰極基板12は、複数個のマ
イクロチップ14を有する。板10は、プリズム体36
の先端部38に対して後方に収束する等しい側面58、
59を有するプリズム体36のアレイを備えた形状の内
側表面25を有する。先端部38は光を吸収する部材4
7で被覆され、そして次に、陽極櫛状体を形成する領域
51、52、53が導電体部材48で被覆される。それ
ぞれの陽極櫛状体51、52、53の上に、異なるカラ
ーを発光する蛍光体24a、24b、24cが沈着され
る。側面58、59により雰囲気光は先端部38に向っ
て進み、そしてこの雰囲気光は部材47で吸収される。
蛍光体24a、24b、24cにより放射された光は、
谷間部60により、板10の外側表面35に向かって進
む。
【図1】本発明を特に応用することができる方式の、従
来の電界放射表示(FED)装置の横断面図。
来の電界放射表示(FED)装置の横断面図。
【図2】図1の装置に使用することができる、本発明に
よる透明正面板の1つの実施例の拡大横断面図。
よる透明正面板の1つの実施例の拡大横断面図。
【図3】図1の透明な正面板の1つの変更された実施例
の拡大横断面図。
の拡大横断面図。
【図4】図3に示された正面板の底部の平面図。
【図5】正面板を製造する方法の順次の段階を示した図
であって、Aは製造の最初の段階の正面板の図、B〜E
は製造のその後の順次の段階の正面板の図。
であって、Aは製造の最初の段階の正面板の図、B〜E
は製造のその後の順次の段階の正面板の図。
12 第1基板、陰極 10 第2基板、陽極 24、24a、24b、24c カソードルミネセンス
部材 36 プリズム体 38 先端部 47 光吸収部材 48 導電体部材 51、52、53 陽極電極櫛状体
部材 36 プリズム体 38 先端部 47 光吸収部材 48 導電体部材 51、52、53 陽極電極櫛状体
フロントページの続き (72)発明者 ブルース イー.グナーデ アメリカ合衆国テキサス州ダラス,クロス クリーク 12219
Claims (2)
- 【請求項1】 第1基板と、 前記第1基板の上に作成された多数個の導電体マイクロ
チップを備えた陰極電極と、 前記第1基板から間隔距離を有して配置され、かつ前記
マイクロチップと対面した内側表面を有し、かつ前記マ
イクロチップとは反対側に外側表面を有し、かつ少なく
とも画像作成領域の中で透明であり、かつ前記内側表面
が前記画像作成領域の中にプリズム体の回折格子を形成
する表面を有し、かつ前記プリズム体が先端部を有す
る、第2基板と、 複数個の前記先端部を被覆し、かつ陽極電極櫛状体を形
成するために電気的に接続された前記先端部のおのおの
を被覆する、導電体部材と、 前記陽極電極櫛状体の上の前記画像作成領域の中に沈着
されたカソードルミネセンス部材と、を有するコンピュ
ータ画像表示装置。 - 【請求項2】 透明な板の1つの表面の上にフォトレジ
ストの第1層を沈着する段階と、 フォトレジストの分離されたバンドの第1マスキング・
パターンを作成するために、フォトレジストの前記第1
層の一部分を除去する段階と、 前記表面が先端部と谷間部とを交代して備えた横断面が
鋸歯状の構造体を作成するために、前記マスキング・パ
ターンで被覆された前記表面をエッチングする段階と、 フォトレジスト部材の前記第1層を除去する段階と、 前記先端部の頂上を露出したまま前記谷間部を少なくと
も部分的に満たすように、横断面が鋸歯状の前記構造体
の上にフォトレジストの第2層を沈着する段階と、 露出した前記先端部の頂上の上に光吸収部材の層を沈着
する段階と、 露出した前記先端部の少なくともいくつかの頂上の上の
前記光吸収部材の上に導電性部材の層を沈着する段階
と、 フォトレジストの前記第2層を除去する段階と、を有す
る、画像表示装置のための陽極板を作成する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/347,011 US5608286A (en) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | Ambient light absorbing face plate for flat panel display |
US347011 | 1994-11-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221004A true JPH08221004A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=23361970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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EP (1) | EP0715332A3 (ja) |
JP (1) | JPH08221004A (ja) |
KR (1) | KR960019427A (ja) |
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- 1995-11-29 KR KR1019950044618A patent/KR960019427A/ko not_active Application Discontinuation
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- 1995-11-30 JP JP7313181A patent/JPH08221004A/ja active Pending
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