JPH08220654A - フィルムホルダ及びこれを用いた画像読み取り装置 - Google Patents
フィルムホルダ及びこれを用いた画像読み取り装置Info
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- JPH08220654A JPH08220654A JP7187602A JP18760295A JPH08220654A JP H08220654 A JPH08220654 A JP H08220654A JP 7187602 A JP7187602 A JP 7187602A JP 18760295 A JP18760295 A JP 18760295A JP H08220654 A JPH08220654 A JP H08220654A
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム原稿を保持するフィルムホルダ、及
び前記フィルムホルダを用いた画像読み取り装置に関
し、フィルム原稿のコマの変更を容易にした。 【解決手段】 フィルムホルダ10は、ホルダ本体30
とアダプタ40とを備える。ホルダ本体30は、フィル
ム原稿を保持し、この保持された前記フィルム原稿の各
コマの画像が臨む複数の開口部51,61を有する。ア
ダプタ40は、前記ホルダ本体30を前記フィルム原稿
の長手方向に沿ってスライド可能に保持し、前記ホルダ
本体30の前記複数の開口部51,61のうち、少なく
とも1つの前記開口部51,61に整合する開口窓7
1,91を有する。
び前記フィルムホルダを用いた画像読み取り装置に関
し、フィルム原稿のコマの変更を容易にした。 【解決手段】 フィルムホルダ10は、ホルダ本体30
とアダプタ40とを備える。ホルダ本体30は、フィル
ム原稿を保持し、この保持された前記フィルム原稿の各
コマの画像が臨む複数の開口部51,61を有する。ア
ダプタ40は、前記ホルダ本体30を前記フィルム原稿
の長手方向に沿ってスライド可能に保持し、前記ホルダ
本体30の前記複数の開口部51,61のうち、少なく
とも1つの前記開口部51,61に整合する開口窓7
1,91を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルム原稿を
保持するフィルムホルダ、及び前記フィルムホルダを用
いた画像読み取り装置に関する。
保持するフィルムホルダ、及び前記フィルムホルダを用
いた画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿ホルダとしては、例
えば図10に示すようなフィルムホルダが使用されてい
た。同図は、従来のフィルムホルダの開状態を示す斜視
図である。同図中、300は、従来のフィルムホルダを示
すものであり、このフィルムホルダ300は、いわゆる35m
mサイズのストリップフィルム310をその表裏面から挟ん
で保持するものである。
えば図10に示すようなフィルムホルダが使用されてい
た。同図は、従来のフィルムホルダの開状態を示す斜視
図である。同図中、300は、従来のフィルムホルダを示
すものであり、このフィルムホルダ300は、いわゆる35m
mサイズのストリップフィルム310をその表裏面から挟ん
で保持するものである。
【0003】上記ストリップフィルム310は、図10に
示すように、5コマの画像311が長手方向に一列に並ん
でいる。前記フィルムホルダ300は、図10に示すよう
に、ストリップフィルム310を載置する受け部320と、こ
の受け部320に薄肉なヒンジ部330を介して連結され、ヒ
ンジ部330を介して対称な形状を成し、受け部320との間
にストリップフィルム310を表裏面から挟み込む蓋部340
とから構成されている。
示すように、5コマの画像311が長手方向に一列に並ん
でいる。前記フィルムホルダ300は、図10に示すよう
に、ストリップフィルム310を載置する受け部320と、こ
の受け部320に薄肉なヒンジ部330を介して連結され、ヒ
ンジ部330を介して対称な形状を成し、受け部320との間
にストリップフィルム310を表裏面から挟み込む蓋部340
とから構成されている。
【0004】上記受け部320と蓋部340とは、図10に示
すように、ストリップフィルム310の幅より幅広な幅広
部321,341と、各幅広部321,341より幅狭で、ストリップ
フィルム310の幅にほぼ等しい幅を有する幅狭部322,342
とを備えている。そして、上記幅広部321,341と幅狭部3
22,342との間には、図10に示すように、段差部323,34
3がそれぞれに形成されている。段差部323,343は、図示
しないが、画像読み取り装置内に対するフィルムホルダ
300の挿入停止位置、並びにイジェクト時の押出部分と
して作用する。
すように、ストリップフィルム310の幅より幅広な幅広
部321,341と、各幅広部321,341より幅狭で、ストリップ
フィルム310の幅にほぼ等しい幅を有する幅狭部322,342
とを備えている。そして、上記幅広部321,341と幅狭部3
22,342との間には、図10に示すように、段差部323,34
3がそれぞれに形成されている。段差部323,343は、図示
しないが、画像読み取り装置内に対するフィルムホルダ
300の挿入停止位置、並びにイジェクト時の押出部分と
して作用する。
【0005】上記受け部320と蓋部340との長手方向のほ
ぼ中央には、図10に示すように、ストリップフィルム
310の1コマ分の画像311に等しい大きさの開口部324,34
4が、両幅広部321,341を上下に貫通するように形成され
ている。また、受け部320の幅広部321の上面には、図1
0に示すように、ストリップフィルム310の幅方向の位
置を規制する複数の突起325・・・が、ストリップフィ
ルム310の幅方向の両端部に沿って形成されている。こ
れに対し、蓋部340の幅広部341の下面には、前記各突起
325がそれぞれはまり込む複数の貫通孔345・・・が形成
されている。
ぼ中央には、図10に示すように、ストリップフィルム
310の1コマ分の画像311に等しい大きさの開口部324,34
4が、両幅広部321,341を上下に貫通するように形成され
ている。また、受け部320の幅広部321の上面には、図1
0に示すように、ストリップフィルム310の幅方向の位
置を規制する複数の突起325・・・が、ストリップフィ
ルム310の幅方向の両端部に沿って形成されている。こ
れに対し、蓋部340の幅広部341の下面には、前記各突起
325がそれぞれはまり込む複数の貫通孔345・・・が形成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のフィルムホルダ300では、ストリップフィルム310の画
像311のコマを変更する場合に、その都度、フィルムホ
ルダ300を開き、開口部324,344に対し、次に読み取る画
像311のコマ合わせをやり直さなければならなず、コマ
の変更が煩わしいといった第1の問題点があった。
のフィルムホルダ300では、ストリップフィルム310の画
像311のコマを変更する場合に、その都度、フィルムホ
ルダ300を開き、開口部324,344に対し、次に読み取る画
像311のコマ合わせをやり直さなければならなず、コマ
の変更が煩わしいといった第1の問題点があった。
【0007】一方、ストリップフィルム310には、表裏
面の別がある。このため、ストリップフィルム310の表
裏面が逆になると、例えば、その画像311中に写ってい
る文字が裏返しに表示されたり、或いは人物の並びが左
右逆になってしまうという不都合がある。ストリップフ
ィルム310の表裏面が逆になってしまう要因としては、
フィルムホルダ300を表裏面を誤って、図示しないが、
画像読み取り装置に挿入してしまうことにより発生す
る。この場合、画像311が表裏逆に読み取られてしま
う。このため、フィルムホルダ300を取り出した後、表
裏を逆にして、再度、画素読み取り装置に挿入しなけれ
ばならならず、操作が面倒であるという第2の問題点が
ある。
面の別がある。このため、ストリップフィルム310の表
裏面が逆になると、例えば、その画像311中に写ってい
る文字が裏返しに表示されたり、或いは人物の並びが左
右逆になってしまうという不都合がある。ストリップフ
ィルム310の表裏面が逆になってしまう要因としては、
フィルムホルダ300を表裏面を誤って、図示しないが、
画像読み取り装置に挿入してしまうことにより発生す
る。この場合、画像311が表裏逆に読み取られてしま
う。このため、フィルムホルダ300を取り出した後、表
裏を逆にして、再度、画素読み取り装置に挿入しなけれ
ばならならず、操作が面倒であるという第2の問題点が
ある。
【0008】これに加え、1回の画像の読み取りに時間
が掛かるため、改めて画像を読み取ると、2倍の画像読
み取り時間が掛かってしまうという第3の問題点があっ
た。
が掛かるため、改めて画像を読み取ると、2倍の画像読
み取り時間が掛かってしまうという第3の問題点があっ
た。
【0009】そこで、請求項1〜4記載の発明は、上記
した従来の技術の有する第1の問題点に鑑みてなされた
ものである。上記請求項1記載の発明は、次の点を目的
とする。すなわち、請求項1記載の発明は、フィルム原
稿のコマの変更を容易に行うことができるようにしたフ
ィルムホルダを提供しようとするものである。
した従来の技術の有する第1の問題点に鑑みてなされた
ものである。上記請求項1記載の発明は、次の点を目的
とする。すなわち、請求項1記載の発明は、フィルム原
稿のコマの変更を容易に行うことができるようにしたフ
ィルムホルダを提供しようとするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわ
ち、コマ送りの位置決めが容易なフィルムホルダを提供
しようとするものである。
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわ
ち、コマ送りの位置決めが容易なフィルムホルダを提供
しようとするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3記載の発明は、フィルム原稿
の交換時の位置ずれを防止できるようにしたフィルムホ
ルダを提供しようとするである。請求項4記載の発明
は、上記した請求項1〜3記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3記載の発明は、フィルム原稿
の交換時の位置ずれを防止できるようにしたフィルムホ
ルダを提供しようとするである。請求項4記載の発明
は、上記した請求項1〜3記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。
【0012】すなわち、請求項4記載の発明は、アダプ
タの挿入方向を変更するだけで、フィルム原稿のコマの
変更を容易に行うことができるようにしたフィルムホル
ダを提供しようとするものである。請求項5〜8は、上
記した従来の技術の有する第1,第2の問題点に鑑みて
なされたものである。
タの挿入方向を変更するだけで、フィルム原稿のコマの
変更を容易に行うことができるようにしたフィルムホル
ダを提供しようとするものである。請求項5〜8は、上
記した従来の技術の有する第1,第2の問題点に鑑みて
なされたものである。
【0013】上記請求項5記載の発明は、上記した請求
項1〜4記載の発明の目的に加え、次の点を目的とす
る。すなわち、請求項5記載の発明は、フィルムホルダ
に形成した識別マークにより、フィルム原稿の表裏面を
識別できるようにしたフィルムホルダを提供しようとす
るものである。
項1〜4記載の発明の目的に加え、次の点を目的とす
る。すなわち、請求項5記載の発明は、フィルムホルダ
に形成した識別マークにより、フィルム原稿の表裏面を
識別できるようにしたフィルムホルダを提供しようとす
るものである。
【0014】請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項6記載の発明は、識別マークを、非スライド側のア
ダプタに形成することで、識別マークの検出を容易にし
たフィルムホルダを提供しようとするものである。
〜5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項6記載の発明は、識別マークを、非スライド側のア
ダプタに形成することで、識別マークの検出を容易にし
たフィルムホルダを提供しようとするものである。
【0015】請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項7記載の発明は、識別マークを、切り欠き部より構
成することで、フィルムホルダの外観上、フィルム原稿
の表裏面を識別できるようにしたフィルムホルダを提供
しようとするものである。
〜6記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項7記載の発明は、識別マークを、切り欠き部より構
成することで、フィルムホルダの外観上、フィルム原稿
の表裏面を識別できるようにしたフィルムホルダを提供
しようとするものである。
【0016】請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜7記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項8記載の発明は、フィルムホルダの差し替えを不要
にしたフィルムホルダを用いた画像読み取り装置を提供
しようとするものである。
〜7記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。請
求項8記載の発明は、フィルムホルダの差し替えを不要
にしたフィルムホルダを用いた画像読み取り装置を提供
しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、次の点を特徴とする。すなわち、フィルムホルダ(1
0)は、例えば図1,3に示すように、ホルダ本体(30)
と、アダプタ(40)とを備える。
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、次の点を特徴とする。すなわち、フィルムホルダ(1
0)は、例えば図1,3に示すように、ホルダ本体(30)
と、アダプタ(40)とを備える。
【0018】上記ホルダ本体(30)は、例えば図1,3に
示すように、フィルム原稿(図示せず)を保持し、この
保持された前記フィルム原稿の各コマの画像が臨む複数
の開口部(51,61)を有する。上記フィルム原稿として、
例えばいわゆる35mmサイズのものを例示したが、これ
に限らず、いわゆるブローニーサイズのフィルムやこれ
以外のサイズのフィルムでもよい。
示すように、フィルム原稿(図示せず)を保持し、この
保持された前記フィルム原稿の各コマの画像が臨む複数
の開口部(51,61)を有する。上記フィルム原稿として、
例えばいわゆる35mmサイズのものを例示したが、これ
に限らず、いわゆるブローニーサイズのフィルムやこれ
以外のサイズのフィルムでもよい。
【0019】前記フィルム原稿のコマ数は、例えば6コ
マのものを例示したが、これに限らず、1,2〜5コ
マ、或いは7コマ以上でよい。前記開口部(51,61)の数
を、例えばフィルム原稿のコマ数と一致させたが、これ
に限らず、フィルム原稿のコマ数より少なくともよい
し、或いはフィルム原稿のコマ数より多くしてもよい。
マのものを例示したが、これに限らず、1,2〜5コ
マ、或いは7コマ以上でよい。前記開口部(51,61)の数
を、例えばフィルム原稿のコマ数と一致させたが、これ
に限らず、フィルム原稿のコマ数より少なくともよい
し、或いはフィルム原稿のコマ数より多くしてもよい。
【0020】前記アダプタ(40)は、例えば図1,4に示
すように、前記ホルダ本体(30)を前記フィルム原稿の長
手方向に沿ってスライド可能に保持し、前記ホルダ本体
(30)の前記複数の開口部(51,61)のうち、少なくとも1
つの前記開口部(51,61)に整合する開口窓(71,91)を有す
る。上記開口窓(71,91)の数を、例えば2個としたが、
これに限らず、1個、或いは3個以上としてもよい。
すように、前記ホルダ本体(30)を前記フィルム原稿の長
手方向に沿ってスライド可能に保持し、前記ホルダ本体
(30)の前記複数の開口部(51,61)のうち、少なくとも1
つの前記開口部(51,61)に整合する開口窓(71,91)を有す
る。上記開口窓(71,91)の数を、例えば2個としたが、
これに限らず、1個、或いは3個以上としてもよい。
【0021】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。
記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。
【0022】すなわち、前記ホルダ本体(30)と前記アダ
プタ(40)との間には、例えば図1に示すように、一時停
止手段(100)を備えている。上記一時停止手段(100)は、
例えば図1に示すように、前記ホルダ本体(30)の前記複
数の開口部(51,61)の1つと、前記アダプタ(40)の前記
開口窓(71,91)との両位置が互に一致した各停止位置に
おいて、前記アダプタ(40)に対する前記ホルダ本体(30)
のスライドを規制する一時停止手段(100)を形成してい
る。
プタ(40)との間には、例えば図1に示すように、一時停
止手段(100)を備えている。上記一時停止手段(100)は、
例えば図1に示すように、前記ホルダ本体(30)の前記複
数の開口部(51,61)の1つと、前記アダプタ(40)の前記
開口窓(71,91)との両位置が互に一致した各停止位置に
おいて、前記アダプタ(40)に対する前記ホルダ本体(30)
のスライドを規制する一時停止手段(100)を形成してい
る。
【0023】前記一時停止手段(100)を、例えば図1に
示すように、アダプタ(40)側に形成された位置決め溝(1
01)と、ホルダ本体(30)側に形成された停止爪(102)とか
ら構成したが、これに限らず、互いにはまり合う凹凸部
の一方をホルダ本体(30)とアダプタ(40)とのいずれか一
方に形成しておけばよい。
示すように、アダプタ(40)側に形成された位置決め溝(1
01)と、ホルダ本体(30)側に形成された停止爪(102)とか
ら構成したが、これに限らず、互いにはまり合う凹凸部
の一方をホルダ本体(30)とアダプタ(40)とのいずれか一
方に形成しておけばよい。
【0024】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴に加え、次の3つの点を
特徴とする。第1に、前記ホルダ本体(30)は、例えば図
1,3に示すように、ホルダ下部(50)と、ホルダ蓋部(6
0)とから構成されている。上記ホルダ下部(50)は、例え
ば図1,3に示すように、前記フィルム原稿の下面を保
持するものである。
又は請求項2記載の発明の特徴に加え、次の3つの点を
特徴とする。第1に、前記ホルダ本体(30)は、例えば図
1,3に示すように、ホルダ下部(50)と、ホルダ蓋部(6
0)とから構成されている。上記ホルダ下部(50)は、例え
ば図1,3に示すように、前記フィルム原稿の下面を保
持するものである。
【0025】前記ホルダ蓋部(60)は、例えば図1,3に
示すように、前記フィルム原稿を挟んで前記ホルダ下部
(50)に重なり合い、前記ホルダ下部(50)との間で前記フ
ィルム原稿を挟んで保持するものである。
示すように、前記フィルム原稿を挟んで前記ホルダ下部
(50)に重なり合い、前記ホルダ下部(50)との間で前記フ
ィルム原稿を挟んで保持するものである。
【0026】第2に、前記アダプタ(40)は、例えば図
1,4に示すように、アダプタ下部(70)と、アダプタ蓋
部(90)とから構成されている。上記アダプタ下部(70)
は、例えば図1,4に示すように、前記ホルダ下部(50)
を外側からスライド可能に保持するものである。前記ア
ダプタ蓋部(90)は、例えば図1,4に示すように、前記
アダプタ下部(70)にヒンジ部(80)を介して開閉可能に連
結され、前記ホルダ蓋部(60)を外側からスライド可能に
保持するものである。
1,4に示すように、アダプタ下部(70)と、アダプタ蓋
部(90)とから構成されている。上記アダプタ下部(70)
は、例えば図1,4に示すように、前記ホルダ下部(50)
を外側からスライド可能に保持するものである。前記ア
ダプタ蓋部(90)は、例えば図1,4に示すように、前記
アダプタ下部(70)にヒンジ部(80)を介して開閉可能に連
結され、前記ホルダ蓋部(60)を外側からスライド可能に
保持するものである。
【0027】第3に、前記ホルダ本体(30)と前記アダプ
タ(40)との間には、例えば図1に示すように、スライド
防止手段(110)を備えている。上記スライド防止手段(11
0)は、例えば図1に示すように、前記アダプタ下部(70)
と前記アダプタ蓋部(90)とが前記ヒンジ部(80)を介して
開いた状態において、前記アダプタ(40)に対する前記ホ
ルダ本体(30)のスライドを阻止するものである。
タ(40)との間には、例えば図1に示すように、スライド
防止手段(110)を備えている。上記スライド防止手段(11
0)は、例えば図1に示すように、前記アダプタ下部(70)
と前記アダプタ蓋部(90)とが前記ヒンジ部(80)を介して
開いた状態において、前記アダプタ(40)に対する前記ホ
ルダ本体(30)のスライドを阻止するものである。
【0028】前記スライド防止手段(110)は、例えば図
1に示すように、アダプタ(40)側に形成された係止溝(1
11)と、ホルダ本体(30)側に形成された係止爪(112)とか
ら構成したが、これに限らず、互いにはまり合う凹凸部
の一方をホルダ本体(30)とアダプタ(40)とのいずれか一
方に形成しておけばよい。さらに、凹凸部に限らず、摩
擦抵抗によりスライドを阻止してもよい。
1に示すように、アダプタ(40)側に形成された係止溝(1
11)と、ホルダ本体(30)側に形成された係止爪(112)とか
ら構成したが、これに限らず、互いにはまり合う凹凸部
の一方をホルダ本体(30)とアダプタ(40)とのいずれか一
方に形成しておけばよい。さらに、凹凸部に限らず、摩
擦抵抗によりスライドを阻止してもよい。
【0029】請求項4記載の発明は、上記した請求項1
〜3記載の発明の特徴に加え、次の2つの点を特徴とす
る。第1に、前記アダプタ(40)には、例えば図1,4に
示すように、前記フィルム原稿の数コマ離れた位置に一
対の前記開口窓(71,91)が形成されている。第2に、前
記アダプタ(40)には、例えば図1,4に示すように、前
記アダプタ(40)の挿入方向を示す指示マーク(例えば指
示窓72,92)が表示されている。
〜3記載の発明の特徴に加え、次の2つの点を特徴とす
る。第1に、前記アダプタ(40)には、例えば図1,4に
示すように、前記フィルム原稿の数コマ離れた位置に一
対の前記開口窓(71,91)が形成されている。第2に、前
記アダプタ(40)には、例えば図1,4に示すように、前
記アダプタ(40)の挿入方向を示す指示マーク(例えば指
示窓72,92)が表示されている。
【0030】上記指示マークとして、例えば図1,4に
示すように、指示窓(72,92)を形成したが、これに限ら
ず、アダプタ(40)の表面に凸状に形成したり、或いはア
ダプタ(40)に直接形成することなく、アダプタ(40)の表
面に、矢印等を印刷したシールを貼ってもよい。請求項
5記載の発明は、上記した請求項1〜4記載の発明の特
徴に加え、次の点を特徴とする。
示すように、指示窓(72,92)を形成したが、これに限ら
ず、アダプタ(40)の表面に凸状に形成したり、或いはア
ダプタ(40)に直接形成することなく、アダプタ(40)の表
面に、矢印等を印刷したシールを貼ってもよい。請求項
5記載の発明は、上記した請求項1〜4記載の発明の特
徴に加え、次の点を特徴とする。
【0031】すなわち、前記ホルダ本体(30)と前記アダ
プタ(40)とのいずれか一方には、例えば図7に示すよう
に、フィルム原稿の表裏面を識別するための識別マーク
(例えば切り欠き部41)が形成されている。上記識別マ
ークは、例えば図7に示すように、アダプタ(40)側に形
成したが、これに限らず、ホルダ本体(30)側、或いはホ
ルダ本体(30)及びアダプタ(40)の両側に形成してもよ
い。
プタ(40)とのいずれか一方には、例えば図7に示すよう
に、フィルム原稿の表裏面を識別するための識別マーク
(例えば切り欠き部41)が形成されている。上記識別マ
ークは、例えば図7に示すように、アダプタ(40)側に形
成したが、これに限らず、ホルダ本体(30)側、或いはホ
ルダ本体(30)及びアダプタ(40)の両側に形成してもよ
い。
【0032】また、識別マークとして、例えば図7に示
すように、切り欠き部41を形成したが、これに限らず、
凹部や凸部、溝、或いは穴等を形成してもよい。さら
に、アダプタ(40)に直接形成することなく、アダプタ(4
0)に表面に、図9に示すように、磁気テープ(42)を貼
り、磁気的に読み取れるようにしてもよい。また、テー
プは、磁気テープ(42)に限らず、反射率が変化するテー
プ等を貼って、光学的に読み取れるようにしてもよい。
すように、切り欠き部41を形成したが、これに限らず、
凹部や凸部、溝、或いは穴等を形成してもよい。さら
に、アダプタ(40)に直接形成することなく、アダプタ(4
0)に表面に、図9に示すように、磁気テープ(42)を貼
り、磁気的に読み取れるようにしてもよい。また、テー
プは、磁気テープ(42)に限らず、反射率が変化するテー
プ等を貼って、光学的に読み取れるようにしてもよい。
【0033】請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。す
なわち、前記識別マークは、例えば図7に示すように、
前記アダプタ(40)の挿入方向の端部に形成されている。
上記識別マークを、例えば図7に示すように、前記アダ
プタ(40)の挿入方向の両側の端部に各々形成したが、こ
れに限らずに、一方の端部だけに形成してもよい。
〜5記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。す
なわち、前記識別マークは、例えば図7に示すように、
前記アダプタ(40)の挿入方向の端部に形成されている。
上記識別マークを、例えば図7に示すように、前記アダ
プタ(40)の挿入方向の両側の端部に各々形成したが、こ
れに限らずに、一方の端部だけに形成してもよい。
【0034】請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。す
なわち、前記識別マークが、例えば図7に示すように、
切り欠き部(31)より構成されている。請求項8記載の発
明は、上記した請求項1〜7記載の発明の特徴に加え、
次の点を特徴とする。
〜6記載の発明の特徴に加え、次の点を特徴とする。す
なわち、前記識別マークが、例えば図7に示すように、
切り欠き部(31)より構成されている。請求項8記載の発
明は、上記した請求項1〜7記載の発明の特徴に加え、
次の点を特徴とする。
【0035】すなわち、画像読み取り装置(20)には、図
示しないが、識別マーク検出手段と、画像データ反転手
段とを備えている。上記識別マーク検出手段は、前記フ
ィルムホルダの識別マーク(例えば切り欠き部41)を検
出するものである。上記識別マーク検出手段を、例えば
光学的なセンサーより構成したが、これに限らず、機械
的や、或いは磁気的な検出手段を用いてもよい。
示しないが、識別マーク検出手段と、画像データ反転手
段とを備えている。上記識別マーク検出手段は、前記フ
ィルムホルダの識別マーク(例えば切り欠き部41)を検
出するものである。上記識別マーク検出手段を、例えば
光学的なセンサーより構成したが、これに限らず、機械
的や、或いは磁気的な検出手段を用いてもよい。
【0036】前記画像データ反転手段は、前記識別マー
ク検出手段により検出した検出信号により、挿入された
前記フィルムホルダ(10)の表裏方向を判別し、前記フィ
ルムホルダ(10)が裏面方向から挿入されていることを条
件に、読み取った画像データの表裏方向を反転するもの
である。
ク検出手段により検出した検出信号により、挿入された
前記フィルムホルダ(10)の表裏方向を判別し、前記フィ
ルムホルダ(10)が裏面方向から挿入されていることを条
件に、読み取った画像データの表裏方向を反転するもの
である。
【0037】次に、請求項1記載の発明は、次のような
作用を奏する。すなわち、アダプタ(40)に対して、ホル
ダ本体(30)をスライドさせることで、フィルム原稿のコ
マの変更を行うことができる。まず、ホルダ本体(30)の
複数の開口部(51,61)のうち、少なくとも1つの開口部
(51,61)を、アダプタ(40)の開口窓(71,91)に一致させて
おくことで、当該開口部(51,61)が臨むフィルム原稿の
画像を読み取ることができる。
作用を奏する。すなわち、アダプタ(40)に対して、ホル
ダ本体(30)をスライドさせることで、フィルム原稿のコ
マの変更を行うことができる。まず、ホルダ本体(30)の
複数の開口部(51,61)のうち、少なくとも1つの開口部
(51,61)を、アダプタ(40)の開口窓(71,91)に一致させて
おくことで、当該開口部(51,61)が臨むフィルム原稿の
画像を読み取ることができる。
【0038】コマを変更するには、アダプタ(40)に対し
てホルダ本体(30)をスライドさせ、ホルダ本体(30)の異
なる開口部(51,61)とアダプタ(40)の開口窓(71,91)とを
一致させればよい。請求項2記載の発明は、上記した請
求項1記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。
てホルダ本体(30)をスライドさせ、ホルダ本体(30)の異
なる開口部(51,61)とアダプタ(40)の開口窓(71,91)とを
一致させればよい。請求項2記載の発明は、上記した請
求項1記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。
【0039】すなわち、ホルダ本体(30)のスライド時
に、例えば図1に示すように、一時停止手段(100)によ
り、当該開口部(51,61)とアダプタ(40)の開口窓(71,91)
とが相互に一致した位置で、ホルダ本体(30)のスライド
が規制される。このため、ホルダ本体(30)をスライドす
る操作者による位置合わせが容易である。請求項3記載
の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の
作用に加え、次のような作用を奏する。
に、例えば図1に示すように、一時停止手段(100)によ
り、当該開口部(51,61)とアダプタ(40)の開口窓(71,91)
とが相互に一致した位置で、ホルダ本体(30)のスライド
が規制される。このため、ホルダ本体(30)をスライドす
る操作者による位置合わせが容易である。請求項3記載
の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の
作用に加え、次のような作用を奏する。
【0040】すなわち、アダプタ(40)を開いて、ホルダ
本体(30)にフィルム原稿を装着する際には、例えば図1
に示すように、スライド防止手段(110)により、アダプ
タ(40)に対するホルダ本体(30)のスライドが阻止され
る。このため、フィルム原稿の交換時の位置ずれを防止
できる。請求項4記載の発明によれば、上記した請求項
1〜3記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。
本体(30)にフィルム原稿を装着する際には、例えば図1
に示すように、スライド防止手段(110)により、アダプ
タ(40)に対するホルダ本体(30)のスライドが阻止され
る。このため、フィルム原稿の交換時の位置ずれを防止
できる。請求項4記載の発明によれば、上記した請求項
1〜3記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。
【0041】すなわち、指示マーク(例えば指示窓72,9
2)に従ってアダプタ(40)を挿入し、又、同様に指示マ
ーク(例えば指示窓72,92)に従ってアダプタ(40)の挿
入方向を変更することで、フィルム原稿のコマの変更を
容易に行うことができる。請求項5記載の発明は、上記
した請求項1〜4記載の発明の作用に加え、次のような
作用を奏する。
2)に従ってアダプタ(40)を挿入し、又、同様に指示マ
ーク(例えば指示窓72,92)に従ってアダプタ(40)の挿
入方向を変更することで、フィルム原稿のコマの変更を
容易に行うことができる。請求項5記載の発明は、上記
した請求項1〜4記載の発明の作用に加え、次のような
作用を奏する。
【0042】すなわち、例えば図7に示すように、識別
マーク(例えば切り欠き部41)により、フィルム原稿の
表裏面を識別できる。請求項6記載の発明は、上記した
請求項1〜5記載の発明の作用に加え、次のような作用
を奏する。すなわち、識別マーク(例えば切り欠き部4
1)を、例えば図7に示すように、アダプタ(40)側に形
成したので、ホルダ本体(30)のスライドにより、識別マ
ーク(例えば切り欠き部41)の位置が移動しない。
マーク(例えば切り欠き部41)により、フィルム原稿の
表裏面を識別できる。請求項6記載の発明は、上記した
請求項1〜5記載の発明の作用に加え、次のような作用
を奏する。すなわち、識別マーク(例えば切り欠き部4
1)を、例えば図7に示すように、アダプタ(40)側に形
成したので、ホルダ本体(30)のスライドにより、識別マ
ーク(例えば切り欠き部41)の位置が移動しない。
【0043】請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。すなわち、前記識別マークが、例えば図7に示すよ
うに、切り欠き部(31)より構成されているので、フィル
ム原稿の表裏方向が外観上も明らかである。請求項8記
載の発明は、上記した請求項1〜7記載の発明の作用に
加え、次のような作用を奏する。
〜6記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏す
る。すなわち、前記識別マークが、例えば図7に示すよ
うに、切り欠き部(31)より構成されているので、フィル
ム原稿の表裏方向が外観上も明らかである。請求項8記
載の発明は、上記した請求項1〜7記載の発明の作用に
加え、次のような作用を奏する。
【0044】すなわち、画像読み取り装置(20)に、フィ
ルムホルダ(10)が挿入されると、識別マーク検出手段に
より、フィルムホルダ(10)の識別マーク(例えば切り欠
き部41)が検出される。識別マーク検出手段により識別
マーク(例えば切り欠き部41)が検出されると、識別マ
ーク検出手段から画像データ反転手段に検出信号が出力
される。
ルムホルダ(10)が挿入されると、識別マーク検出手段に
より、フィルムホルダ(10)の識別マーク(例えば切り欠
き部41)が検出される。識別マーク検出手段により識別
マーク(例えば切り欠き部41)が検出されると、識別マ
ーク検出手段から画像データ反転手段に検出信号が出力
される。
【0045】画像データ反転手段は、識別マーク検出手
段から出力された検出信号により、挿入された前記フィ
ルムホルダ(10)の表裏方向を判別する。その結果、フィ
ルムホルダが裏面方向から挿入されていると判別された
場合、例えば図8に示すように、フィルムホルダ(10)の
挿入後、識別マーク検出手段から画像データ反転手段に
検出信号が出力されない場合には、画像データ反転手段
は、読み取った画像データの表裏方向を反転する。
段から出力された検出信号により、挿入された前記フィ
ルムホルダ(10)の表裏方向を判別する。その結果、フィ
ルムホルダが裏面方向から挿入されていると判別された
場合、例えば図8に示すように、フィルムホルダ(10)の
挿入後、識別マーク検出手段から画像データ反転手段に
検出信号が出力されない場合には、画像データ反転手段
は、読み取った画像データの表裏方向を反転する。
【0046】
【発明の実施の形態】図1〜6は、本発明の第1実施例
を示すものである。図1は、フィルムホルダの開状態を
示す斜視図、図2は画像読み取り装置の概略説明図、図
3はホルダ本体の分解斜視図、図4はアダプタの分解斜
視図、図5はフィルムホルダの閉状態を示す斜視図、図
6は画像読み取り装置のフィルムホルダの搬送機構を底
方向から見た概略説明図をそれぞれ示す。
を示すものである。図1は、フィルムホルダの開状態を
示す斜視図、図2は画像読み取り装置の概略説明図、図
3はホルダ本体の分解斜視図、図4はアダプタの分解斜
視図、図5はフィルムホルダの閉状態を示す斜視図、図
6は画像読み取り装置のフィルムホルダの搬送機構を底
方向から見た概略説明図をそれぞれ示す。
【0047】図1中、10は、フィルムホルダを示し、こ
のフィルムホルダ10には、図示しないが、複数コマの画
像が長手方向に一列に並んだフィルム原稿、例えば6コ
マに切断されたいわゆる35mmサイズのストリップフィ
ルムが保持される。そして、フィルムホルダ10は、図2
に示すような画像読み取り装置20に装着され、ストリッ
プフィルムの画像が読み取られる。
のフィルムホルダ10には、図示しないが、複数コマの画
像が長手方向に一列に並んだフィルム原稿、例えば6コ
マに切断されたいわゆる35mmサイズのストリップフィ
ルムが保持される。そして、フィルムホルダ10は、図2
に示すような画像読み取り装置20に装着され、ストリッ
プフィルムの画像が読み取られる。
【0048】上記ストリップフィルムとしては、いわゆ
る35mmサイズのものを例示したが、例えばいわゆるブ
ローニーサイズのフィルムであってもよい。また、コマ
数も6コマに限らず、1コマであってもよい。まず、図
1,3〜5図を用いて、フィルムホルダ10について説明
する。上記フィルムホルダ10は、図1,3,4に示すよ
うに、大別すると、ストリップフィルムを保持し、この
保持された前記ストリップフィルムの各コマの画像が臨
む複数の開口部51,61を有するホルダ本体30と、このホ
ルダ本体30をストリップフィルムの長手方向に沿ってス
ライド可能に保持し、ホルダ本体30の複数の開口部51,6
1のうち、少なくとも1つの開口部51,61に整合する開口
窓71,91を有するアダプタ40とを備える。
る35mmサイズのものを例示したが、例えばいわゆるブ
ローニーサイズのフィルムであってもよい。また、コマ
数も6コマに限らず、1コマであってもよい。まず、図
1,3〜5図を用いて、フィルムホルダ10について説明
する。上記フィルムホルダ10は、図1,3,4に示すよ
うに、大別すると、ストリップフィルムを保持し、この
保持された前記ストリップフィルムの各コマの画像が臨
む複数の開口部51,61を有するホルダ本体30と、このホ
ルダ本体30をストリップフィルムの長手方向に沿ってス
ライド可能に保持し、ホルダ本体30の複数の開口部51,6
1のうち、少なくとも1つの開口部51,61に整合する開口
窓71,91を有するアダプタ40とを備える。
【0049】前記ホルダ本体30は、図3に示すように、
ストリップフィルムの下面を保持するホルダ下部50と、
ストリップフィルムを挟んでホルダ下部50に重なり合
い、ホルダ下部50との間でストリップフィルムを挟んで
保持するホルダ蓋部60とから構成されている。前記アダ
プタ40は、図4に示すように、ホルダ下部30を外側から
スライド可能に保持するアダプタ下部70と、このアダプ
タ下部70にヒンジ部80を介して開閉可能に連結され、ホ
ルダ蓋部60を外側からスライド可能に保持するアダプタ
蓋部90とから構成されている。
ストリップフィルムの下面を保持するホルダ下部50と、
ストリップフィルムを挟んでホルダ下部50に重なり合
い、ホルダ下部50との間でストリップフィルムを挟んで
保持するホルダ蓋部60とから構成されている。前記アダ
プタ40は、図4に示すように、ホルダ下部30を外側から
スライド可能に保持するアダプタ下部70と、このアダプ
タ下部70にヒンジ部80を介して開閉可能に連結され、ホ
ルダ蓋部60を外側からスライド可能に保持するアダプタ
蓋部90とから構成されている。
【0050】上記ホルダ下部50とホルダ蓋部60とは、図
1,3に示すように、アダプタ40のヒンジ部80を挟んで
ほぼ対称な形状を成す。また、ホルダ下部50とホルダ蓋
部60との全長は、6コマのストリップフィルムの全長よ
り少し長く設定されている。もちろん、使用するストリ
ップフィルムのコマ数により、ホルダ下部50とホルダ蓋
部60との全長を自由に設定することも可能である。
1,3に示すように、アダプタ40のヒンジ部80を挟んで
ほぼ対称な形状を成す。また、ホルダ下部50とホルダ蓋
部60との全長は、6コマのストリップフィルムの全長よ
り少し長く設定されている。もちろん、使用するストリ
ップフィルムのコマ数により、ホルダ下部50とホルダ蓋
部60との全長を自由に設定することも可能である。
【0051】そして、ホルダ下部50とホルダ蓋部60とに
は、図3に示すように、ストリップフィルムのコマ数に
合わせて、ストリップフィルムの画像に適合した6個の
方形な開口部51,61がそれぞれ形成されている。上記ホ
ルダ下部50の上面には、図3に示すように、ストリップ
フィルムがはまり込む窪み部52が形成されている。
は、図3に示すように、ストリップフィルムのコマ数に
合わせて、ストリップフィルムの画像に適合した6個の
方形な開口部51,61がそれぞれ形成されている。上記ホ
ルダ下部50の上面には、図3に示すように、ストリップ
フィルムがはまり込む窪み部52が形成されている。
【0052】また、ホルダ下部50の長手方向の両端部に
は、図3に示すように、他方のホルダ蓋部60を係止する
ための本体係止部53がそれぞれ形成されている。各本体
係止部53には、係止突起54がそれぞれ形成されている。
これに対し、前記ホルダ蓋部60の上面には、図3に示す
ように、ホルダ下部50の上記窪み部52にはまり込む隆起
部62が形成されている。この隆起部62は、窪み部52には
まり込むことで、窪み部52と隆起部62との間にストリッ
プフィルムを挟み込む。
は、図3に示すように、他方のホルダ蓋部60を係止する
ための本体係止部53がそれぞれ形成されている。各本体
係止部53には、係止突起54がそれぞれ形成されている。
これに対し、前記ホルダ蓋部60の上面には、図3に示す
ように、ホルダ下部50の上記窪み部52にはまり込む隆起
部62が形成されている。この隆起部62は、窪み部52には
まり込むことで、窪み部52と隆起部62との間にストリッ
プフィルムを挟み込む。
【0053】前記ホルダ蓋部60の長手方向の両端部に
は、図3に示すように、ホルダ下部50の各本体係止部53
にそれぞれ係合する本体係合部63がそれぞれ形成されて
いる。各本体係合部63には、本体係止部53の係止突起54
と行き違うことで、図5に示すように、ホルダ下部50と
ホルダ蓋部60とを閉状態にロックする係合突起64がそれ
ぞれ形成されている。
は、図3に示すように、ホルダ下部50の各本体係止部53
にそれぞれ係合する本体係合部63がそれぞれ形成されて
いる。各本体係合部63には、本体係止部53の係止突起54
と行き違うことで、図5に示すように、ホルダ下部50と
ホルダ蓋部60とを閉状態にロックする係合突起64がそれ
ぞれ形成されている。
【0054】一方、前記アダプタ下部70とアダプタ蓋部
90とは、図4に示すように、ヒンジ部80を挟んでほぼ対
称な形状を成す。また、アダプタ下部70とアダプタ蓋部
90との全長は、4コマのストリップフィルムの全長にほ
ぼ等しく設定されている。そして、アダプタ下部70とア
ダプタ蓋部90と両端部には、図4に示すように、ホルダ
本体30の2コマ分離れた2個の開口部51,61に各々適合
した2個の方形な開口窓71,91がそれぞれ形成されてい
る。このため、図5に示すように、ホルダ本体30の2個
の開口部51,61が、アダプタ40の2個の開口窓71,91に臨
む。
90とは、図4に示すように、ヒンジ部80を挟んでほぼ対
称な形状を成す。また、アダプタ下部70とアダプタ蓋部
90との全長は、4コマのストリップフィルムの全長にほ
ぼ等しく設定されている。そして、アダプタ下部70とア
ダプタ蓋部90と両端部には、図4に示すように、ホルダ
本体30の2コマ分離れた2個の開口部51,61に各々適合
した2個の方形な開口窓71,91がそれぞれ形成されてい
る。このため、図5に示すように、ホルダ本体30の2個
の開口部51,61が、アダプタ40の2個の開口窓71,91に臨
む。
【0055】また、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90と
の2個の開口窓71,91の間には、図4に示すように、ア
ダプタ40の挿入方向を示す指示マークとして、ホルダ本
体30の隣接した2個の開口部51,61に各々臨む2個の三
角形状の指示窓72,92がそれぞれ形成されている。2個
の指示窓72,92は、三角形の尖った向きが外向きに配置
され、画像読み取り装置20に対するフィルムホルダ10の
挿入方向を指示している。
の2個の開口窓71,91の間には、図4に示すように、ア
ダプタ40の挿入方向を示す指示マークとして、ホルダ本
体30の隣接した2個の開口部51,61に各々臨む2個の三
角形状の指示窓72,92がそれぞれ形成されている。2個
の指示窓72,92は、三角形の尖った向きが外向きに配置
され、画像読み取り装置20に対するフィルムホルダ10の
挿入方向を指示している。
【0056】なお、上記指示マークとしては、指示窓7
2,92に限らず、アダプタ40の表面に矢印等を印刷してお
いてもよい。前記アダプタ下部70の上面には、図4に示
すように、ホルダ下部50のスライド方向に沿って、その
幅方向両端部に各々位置する複数個、例えば6個のスラ
イド保持部73・・・が形成されている。各スライド保持
部73は、アダプタ下部70の上面から断面L字形に突出す
る。そして、ホルダ下部50は、図1に示すように、相対
向したスライド保持部73の間隔内に差し込まれ、スライ
ド保持部73によりアダプタ下部70に対してスライド可能
に保持される。
2,92に限らず、アダプタ40の表面に矢印等を印刷してお
いてもよい。前記アダプタ下部70の上面には、図4に示
すように、ホルダ下部50のスライド方向に沿って、その
幅方向両端部に各々位置する複数個、例えば6個のスラ
イド保持部73・・・が形成されている。各スライド保持
部73は、アダプタ下部70の上面から断面L字形に突出す
る。そして、ホルダ下部50は、図1に示すように、相対
向したスライド保持部73の間隔内に差し込まれ、スライ
ド保持部73によりアダプタ下部70に対してスライド可能
に保持される。
【0057】また、アダプタ下部70のヒンジ部80を挟ん
で反対側の端部には、図4に示すように、他方のアダプ
タ蓋部90を係止するためのアダプタ係止部74が形成され
ている。アダプタ係止部74には、係止突起75が形成され
ている。これに対し、前記アダプタ蓋部90の上面には、
図4に示すように、ホルダ蓋部60のスライド方向に沿っ
て、その幅方向両端部に各々位置する複数個、例えば6
個のスライド保持部93が形成されている。各スライド保
持部93は、アダプタ蓋部90の上面から断面L字形に突出
する。そして、ホルダ蓋部60は、図1に示すように、相
対向したスライド保持部93の間隔内に差し込まれ、スラ
イド保持部93によりアダプタ蓋部90に対してスライド可
能に保持される。
で反対側の端部には、図4に示すように、他方のアダプ
タ蓋部90を係止するためのアダプタ係止部74が形成され
ている。アダプタ係止部74には、係止突起75が形成され
ている。これに対し、前記アダプタ蓋部90の上面には、
図4に示すように、ホルダ蓋部60のスライド方向に沿っ
て、その幅方向両端部に各々位置する複数個、例えば6
個のスライド保持部93が形成されている。各スライド保
持部93は、アダプタ蓋部90の上面から断面L字形に突出
する。そして、ホルダ蓋部60は、図1に示すように、相
対向したスライド保持部93の間隔内に差し込まれ、スラ
イド保持部93によりアダプタ蓋部90に対してスライド可
能に保持される。
【0058】また、アダプタ蓋部90のヒンジ部80を挟ん
で反対側の端部には、図4に示すように、アダプタ下部
70のアダプタ係止部74に係合するアダプタ係合部94が形
成されている。アダプタ係合部94には、アダプタ係止部
74の係止突起75と行き違うことで、図5に示すように、
アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とを閉状態にロックす
る係合突起95が形成されている。
で反対側の端部には、図4に示すように、アダプタ下部
70のアダプタ係止部74に係合するアダプタ係合部94が形
成されている。アダプタ係合部94には、アダプタ係止部
74の係止突起75と行き違うことで、図5に示すように、
アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とを閉状態にロックす
る係合突起95が形成されている。
【0059】前記ヒンジ部80は、図4に示すように、ア
ダプタ蓋部90に形成されたヒンジ軸81と、ヒンジ軸81を
軸支する、アダプタ下部70に形成されたヒンジ軸受82と
から構成される。このため、アダプタ下部70とアダプタ
蓋部90とは、図1,5に示すように、ヒンジ軸81を中心
に展開状に開閉できる。一方、ホルダ本体30とアダプタ
40との間には、図1に示すように、ホルダ本体30の複数
の開口部51,61の1つと、アダプタ40の開口窓71,91との
両位置が互に一致した各停止位置において、アダプタ40
に対するホルダ本体30のスライドを規制する一時停止手
段100を形成している。
ダプタ蓋部90に形成されたヒンジ軸81と、ヒンジ軸81を
軸支する、アダプタ下部70に形成されたヒンジ軸受82と
から構成される。このため、アダプタ下部70とアダプタ
蓋部90とは、図1,5に示すように、ヒンジ軸81を中心
に展開状に開閉できる。一方、ホルダ本体30とアダプタ
40との間には、図1に示すように、ホルダ本体30の複数
の開口部51,61の1つと、アダプタ40の開口窓71,91との
両位置が互に一致した各停止位置において、アダプタ40
に対するホルダ本体30のスライドを規制する一時停止手
段100を形成している。
【0060】上記一時停止手段100は、図1,3,4に
示すように、ホルダ下部50とホルダ蓋部60との相対向し
た端部に沿って各々形成された複数個、例えば各4個の
位置決め溝101・・・と、各4個の位置決め溝101の一つ
にはまり込む、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそ
れぞれ形成された停止爪102とから構成されている。上
記各位置決め溝101は、図3に示すように、ホルダ下部5
0とホルダ蓋部60との相対向した端面にV字形に形成さ
れている。そして、4個の位置決め溝101は、ホルダ下
部50とホルダ蓋部60との中央の4個の開口部51,61のほ
ぼ中央に各々位置している。
示すように、ホルダ下部50とホルダ蓋部60との相対向し
た端部に沿って各々形成された複数個、例えば各4個の
位置決め溝101・・・と、各4個の位置決め溝101の一つ
にはまり込む、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそ
れぞれ形成された停止爪102とから構成されている。上
記各位置決め溝101は、図3に示すように、ホルダ下部5
0とホルダ蓋部60との相対向した端面にV字形に形成さ
れている。そして、4個の位置決め溝101は、ホルダ下
部50とホルダ蓋部60との中央の4個の開口部51,61のほ
ぼ中央に各々位置している。
【0061】前記各停止爪102は、図4に示すように、
アダプタ下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に
突出し、平面が略L字形に屈曲し、その三角形に尖った
先端自由端部が各位置決め溝101に弾性的にはまり込
む。アダプタ下部70とアダプタ蓋部90との両停止爪102
は、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とを閉じた際に干
渉しないように、図4において左右に分かれて形成され
ている。
アダプタ下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に
突出し、平面が略L字形に屈曲し、その三角形に尖った
先端自由端部が各位置決め溝101に弾性的にはまり込
む。アダプタ下部70とアダプタ蓋部90との両停止爪102
は、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とを閉じた際に干
渉しないように、図4において左右に分かれて形成され
ている。
【0062】そして、各停止爪102が、図1に示すよう
に、各位置決め溝101にはまり込んだ位置において、ホ
ルダ下部50の開口部51とアダプタ下部70の開口窓71との
位置が、又、ホルダ蓋部60の開口部61とアダプタ蓋部90
の開口窓91との位置が相互に一致する。また、各停止爪
102は、各位置決め溝101に弾性的にはまり込んでいると
ともに、両者がV字形を成しているため、アダプタ下部
70に対してホルダ下部50を、アダプタ蓋部90に対してホ
ルダ蓋部60を各々スライドさせようとすると、各停止爪
102が各位置決め溝101から係脱する。
に、各位置決め溝101にはまり込んだ位置において、ホ
ルダ下部50の開口部51とアダプタ下部70の開口窓71との
位置が、又、ホルダ蓋部60の開口部61とアダプタ蓋部90
の開口窓91との位置が相互に一致する。また、各停止爪
102は、各位置決め溝101に弾性的にはまり込んでいると
ともに、両者がV字形を成しているため、アダプタ下部
70に対してホルダ下部50を、アダプタ蓋部90に対してホ
ルダ蓋部60を各々スライドさせようとすると、各停止爪
102が各位置決め溝101から係脱する。
【0063】つぎに、各停止爪102が隣接した各位置決
め溝101に弾性的にはまり込む際に、アダプタ40に対し
てホルダ本体30をスライドする操作者にクリック感を与
える。なお、図面に示した実施例では、一時停止手段10
0として、ホルダ本体30側に位置決め溝101を形成し、ア
ダプタ40側に停止爪102を形成したが、逆にアダプタ40
側に位置決め溝101を形成し、ホルダ本体30側に停止爪1
02を形成してもよい。
め溝101に弾性的にはまり込む際に、アダプタ40に対し
てホルダ本体30をスライドする操作者にクリック感を与
える。なお、図面に示した実施例では、一時停止手段10
0として、ホルダ本体30側に位置決め溝101を形成し、ア
ダプタ40側に停止爪102を形成したが、逆にアダプタ40
側に位置決め溝101を形成し、ホルダ本体30側に停止爪1
02を形成してもよい。
【0064】また、ホルダ本体30とアダプタ40との間に
は、図1に示すように、アダプタ下部70とアダプタ蓋部
90とがヒンジ部80を介して開いた状態において、アダプ
タ40に対するホルダ本体30のスライドを阻止するスライ
ド防止手段110を備えている。上記スライド防止手段110
は、図1,3,4に示すように、ホルダ下部50とホルダ
蓋部60との相対向した端部に沿って各々形成された複数
個の係止溝111・・・と、係止溝111の一つにはまり込
む、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそれぞれ形成
された係合爪112と、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90
とを閉じた状態において、係止溝111と係合爪112とを係
脱させて、アダプタ40に対するホルダ本体30のスライド
を許容する、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそれ
ぞれ形成された退避爪113とから構成されている。
は、図1に示すように、アダプタ下部70とアダプタ蓋部
90とがヒンジ部80を介して開いた状態において、アダプ
タ40に対するホルダ本体30のスライドを阻止するスライ
ド防止手段110を備えている。上記スライド防止手段110
は、図1,3,4に示すように、ホルダ下部50とホルダ
蓋部60との相対向した端部に沿って各々形成された複数
個の係止溝111・・・と、係止溝111の一つにはまり込
む、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそれぞれ形成
された係合爪112と、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90
とを閉じた状態において、係止溝111と係合爪112とを係
脱させて、アダプタ40に対するホルダ本体30のスライド
を許容する、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90とにそれ
ぞれ形成された退避爪113とから構成されている。
【0065】上記係止溝111は、図3に示すように、位
置決め溝101の無い側のホルダ下部50とホルダ蓋部60と
の端面に連続してコ字形に形成されている。そして、係
止溝111の形成範囲は、ホルダ下部50とホルダ蓋部60と
の中央の4個の開口部51,61の範囲内に形成されてい
る。前記各係合爪112は、図4に示すように、アダプタ
下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に突出し、
平面が略L字形に屈曲し、その矩形の先端自由端部が各
係止溝111にはまり込む。アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90との両係止爪112は、アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90とを閉じた際に干渉しないように、図4において左
右に分かれて形成されている。
置決め溝101の無い側のホルダ下部50とホルダ蓋部60と
の端面に連続してコ字形に形成されている。そして、係
止溝111の形成範囲は、ホルダ下部50とホルダ蓋部60と
の中央の4個の開口部51,61の範囲内に形成されてい
る。前記各係合爪112は、図4に示すように、アダプタ
下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に突出し、
平面が略L字形に屈曲し、その矩形の先端自由端部が各
係止溝111にはまり込む。アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90との両係止爪112は、アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90とを閉じた際に干渉しないように、図4において左
右に分かれて形成されている。
【0066】前記退避爪113は、図4に示すように、ア
ダプタ下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に直
角三角形形に突出し、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90
とを閉じた位置で、他方の各係合爪112を押し下げるこ
とで、係止溝111から係脱させている。なお、図面に示
した実施例では、スライド防止手段110として、ホルダ
本体30側に係止溝111を形成し、アダプタ40側に係合爪1
12と退避爪113とを形成したが、逆にアダプタ40側に係
止溝111を形成し、ホルダ本体30側にアダプタ40側に係
合爪112と避爪113とを形成してもよい。
ダプタ下部70とアダプタ蓋部90との各上面から上方に直
角三角形形に突出し、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90
とを閉じた位置で、他方の各係合爪112を押し下げるこ
とで、係止溝111から係脱させている。なお、図面に示
した実施例では、スライド防止手段110として、ホルダ
本体30側に係止溝111を形成し、アダプタ40側に係合爪1
12と退避爪113とを形成したが、逆にアダプタ40側に係
止溝111を形成し、ホルダ本体30側にアダプタ40側に係
合爪112と避爪113とを形成してもよい。
【0067】つぎに、上記したフィルムホルダ10の作用
について説明する。まず、アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90とを、図1に示すように、開き、ホルダ下部50の窪
み部52に、ストリップフィルム(図示せず)を載置す
る。このとき、ストリップフィルムの6コマの画像が、
ホルダ下部50の6個の開口部51にそれぞれ臨む。
について説明する。まず、アダプタ下部70とアダプタ蓋
部90とを、図1に示すように、開き、ホルダ下部50の窪
み部52に、ストリップフィルム(図示せず)を載置す
る。このとき、ストリップフィルムの6コマの画像が、
ホルダ下部50の6個の開口部51にそれぞれ臨む。
【0068】つぎに、アダプタ蓋部90を、図5に示すよ
うに、ヒンジ部80を中心に旋回させて、アダプタ下部70
とアダプタ蓋部90と閉じる。このとき、ストリップフィ
ルムの6コマの画像が、ホルダ蓋部60の6個の開口部61
にそれぞれ臨む。同時に、ホルダ下部50とホルダ蓋部60
との2個の開口部51,61が、アダプタ下部70とアダプタ
蓋部90との2個の開口窓71,91に臨む。
うに、ヒンジ部80を中心に旋回させて、アダプタ下部70
とアダプタ蓋部90と閉じる。このとき、ストリップフィ
ルムの6コマの画像が、ホルダ蓋部60の6個の開口部61
にそれぞれ臨む。同時に、ホルダ下部50とホルダ蓋部60
との2個の開口部51,61が、アダプタ下部70とアダプタ
蓋部90との2個の開口窓71,91に臨む。
【0069】また、アダプタ下部70とアダプタ蓋部90と
の2個の指示窓72,92を通して、2個の開口部51,61の間
に位置する隣接した2コマの画像が覗ける。そして、ホ
ルダ本体30は、アダプタ40に対して開口部51,61の2個
分のスライドが可能であって、2個分のスライドを行う
ことで、各開口窓71,91に対して3コマの画像を表示で
きる。このため、フィルムホルダ10を、各指示窓72,92
の指示に従って正・逆向きに挿入することで、6コマ全
ての画像の読み取りが可能である。
の2個の指示窓72,92を通して、2個の開口部51,61の間
に位置する隣接した2コマの画像が覗ける。そして、ホ
ルダ本体30は、アダプタ40に対して開口部51,61の2個
分のスライドが可能であって、2個分のスライドを行う
ことで、各開口窓71,91に対して3コマの画像を表示で
きる。このため、フィルムホルダ10を、各指示窓72,92
の指示に従って正・逆向きに挿入することで、6コマ全
ての画像の読み取りが可能である。
【0070】つぎに、図2,6を用いて、画像読み取り
装置20について説明する。上記画像読み取り装置20は、
図2に示すように、筐体21と、この筐体21に固定された
メカシャーシ22とを備えている。上記筐体21は、図2に
示すように、その底面を成すボディ23と、このボディ23
の前面から垂設された前パネル24と、この前パネル24の
上縁からボディ23と平行に延びた上カバー25とからな
る。
装置20について説明する。上記画像読み取り装置20は、
図2に示すように、筐体21と、この筐体21に固定された
メカシャーシ22とを備えている。上記筐体21は、図2に
示すように、その底面を成すボディ23と、このボディ23
の前面から垂設された前パネル24と、この前パネル24の
上縁からボディ23と平行に延びた上カバー25とからな
る。
【0071】上記前パネル24の高さ中央には、図2,6
に示すように、横長の挿入口26が開口しており、この挿
入口26の奥側には、前記フィルムホルダ10を走査するス
キャニング部120が配置され、このスキャニング部120の
さらに奥側、すなわち図2の左側のボディ23の底面に
は、主基板27が固定されている。上記スキャニング部12
0には、図6に示すように、前記筐体21の前パネル24の
挿入口26に臨む位置に一端側を接して奥側に延びたハウ
ジング130と、このハウジング130の一方側壁に形成され
たフランジ131の外側から出力軸をハウジング130内に向
けて固定されたステッピングモータ140とを備えてい
る。
に示すように、横長の挿入口26が開口しており、この挿
入口26の奥側には、前記フィルムホルダ10を走査するス
キャニング部120が配置され、このスキャニング部120の
さらに奥側、すなわち図2の左側のボディ23の底面に
は、主基板27が固定されている。上記スキャニング部12
0には、図6に示すように、前記筐体21の前パネル24の
挿入口26に臨む位置に一端側を接して奥側に延びたハウ
ジング130と、このハウジング130の一方側壁に形成され
たフランジ131の外側から出力軸をハウジング130内に向
けて固定されたステッピングモータ140とを備えてい
る。
【0072】また、ハウジング130内には、図2,6に
示すように、前記前パネル24の挿入口26側から奥側に移
動可能に保持され、上記モータ140により駆動されるラ
ックキャリッジ150と、このラックキャリッジ150と所定
間隔を介して一体に配置され、ラックキャリッジ150と
の間隔内にフィルムホルダ10を挟むホルダキャリッジ16
0とを備えている。ラックキャリッジ150の奥側端から
は、図6に示すように、互いに平行な、例えばモジュー
ル0.3の一対のはす歯ラック151が、ラックキャリッ
ジ150と同一幅で奥側に延びている。
示すように、前記前パネル24の挿入口26側から奥側に移
動可能に保持され、上記モータ140により駆動されるラ
ックキャリッジ150と、このラックキャリッジ150と所定
間隔を介して一体に配置され、ラックキャリッジ150と
の間隔内にフィルムホルダ10を挟むホルダキャリッジ16
0とを備えている。ラックキャリッジ150の奥側端から
は、図6に示すように、互いに平行な、例えばモジュー
ル0.3の一対のはす歯ラック151が、ラックキャリッ
ジ150と同一幅で奥側に延びている。
【0073】前記ハウジング130のフランジ131の奥側位
置には、図6に示すように、上記モータ140の出力軸に
平行に配置されたシャフト141が、一対の軸受142,142を
介してハウジング130の左右内壁に回転自在に支持され
ている。このシャフト141には、そのモータ140の側の一
方の軸受142の近くにアイドラギア143が、またアイドラ
ギア143と他方の軸受142との間には、一対のピニオン14
4,144がそれぞれ固定されている。さらに、前記モータ1
40の出力軸には、小ギア145が固定され、小ギア145はア
イドラギア143に、ピニオン144ははす歯ラック151の下
面にそれぞれ噛合している。
置には、図6に示すように、上記モータ140の出力軸に
平行に配置されたシャフト141が、一対の軸受142,142を
介してハウジング130の左右内壁に回転自在に支持され
ている。このシャフト141には、そのモータ140の側の一
方の軸受142の近くにアイドラギア143が、またアイドラ
ギア143と他方の軸受142との間には、一対のピニオン14
4,144がそれぞれ固定されている。さらに、前記モータ1
40の出力軸には、小ギア145が固定され、小ギア145はア
イドラギア143に、ピニオン144ははす歯ラック151の下
面にそれぞれ噛合している。
【0074】したがって、モータ140の回転駆動力は、
小ギア145、アイドラギア143、シャフト141と伝達され
た後、ピニオン144とはす歯ラック151により直進駆動力
に変換されて、ラックキャリッジ150とホルダキャリッ
ジ160との間に装着されるフィルムホルダ10を往復移動
させる。また、モータ140は、その1ステップ当たりの
回転角度が予め決められており、例えば、装着されたフ
ィルムホルダ10内のストリップフィルムの1画像分に相
当する1ステップ当たり、0.9度づつの回転駆動が可
能である。
小ギア145、アイドラギア143、シャフト141と伝達され
た後、ピニオン144とはす歯ラック151により直進駆動力
に変換されて、ラックキャリッジ150とホルダキャリッ
ジ160との間に装着されるフィルムホルダ10を往復移動
させる。また、モータ140は、その1ステップ当たりの
回転角度が予め決められており、例えば、装着されたフ
ィルムホルダ10内のストリップフィルムの1画像分に相
当する1ステップ当たり、0.9度づつの回転駆動が可
能である。
【0075】前記ラックキャリッジ150及びホルダキャ
リッジ160は、図6に示すように、前記シャフト141に対
して直角方向に設けられた、それぞれ左右一対の上ロッ
ド170,170及び下ロッド171,171により、往復移動可能に
案内されている。また、上ロッド170の前パネル24から
離れた側の一端部はそれぞれラックキャリッジ150によ
り支持され、前パネル24に隣接した側の端部はそれぞれ
少量だけ垂直に移動可能に支持されている。
リッジ160は、図6に示すように、前記シャフト141に対
して直角方向に設けられた、それぞれ左右一対の上ロッ
ド170,170及び下ロッド171,171により、往復移動可能に
案内されている。また、上ロッド170の前パネル24から
離れた側の一端部はそれぞれラックキャリッジ150によ
り支持され、前パネル24に隣接した側の端部はそれぞれ
少量だけ垂直に移動可能に支持されている。
【0076】また、上ロッド170の一端部側は、図6に
示すように、それぞれバネ180により下方に押圧されて
おり、はす歯ラック151をそれぞれピニオン144に押圧
し、完全に噛合するようにしている。さらにピニオン14
4は、それぞれはす歯ラック151を回動させるピボット軸
としても作用する。これに対し、前パネル24側の上ロッ
ド170の他端部側には、図6に示すように、丸棒状の合
焦カム部材190が、上ロッド170と平行に配され、ハウジ
ング130の左右内壁に回転自在に支持されている。
示すように、それぞれバネ180により下方に押圧されて
おり、はす歯ラック151をそれぞれピニオン144に押圧
し、完全に噛合するようにしている。さらにピニオン14
4は、それぞれはす歯ラック151を回動させるピボット軸
としても作用する。これに対し、前パネル24側の上ロッ
ド170の他端部側には、図6に示すように、丸棒状の合
焦カム部材190が、上ロッド170と平行に配され、ハウジ
ング130の左右内壁に回転自在に支持されている。
【0077】上記合焦カム部材190には、図6に示すよ
うに、左右一対の環状溝191,191が扁心して形成されて
おり、左右一対の上ロッド170の前パネル24側の他端部
はそれぞれ環状溝191内で支持されている。また、合焦
カム部材190の一端には円板状の合焦ノブ192が同心上に
固定されており、合焦ノブ192の一部は前パネル24に形
成されたスロット28から突出している。このスロット28
から突出した合焦ノブ192を手動で回転させることによ
り、合焦カム部材190を回転させ、環状溝191を介して上
ロッド170の高さを上下させることができる。そして、
上ロッド170を介してラックキャリッジ150及びホルダキ
ャリッジ160を昇降させ、例えばフィルム面について約
1mm程度の上下方向の位置調整が可能となる。
うに、左右一対の環状溝191,191が扁心して形成されて
おり、左右一対の上ロッド170の前パネル24側の他端部
はそれぞれ環状溝191内で支持されている。また、合焦
カム部材190の一端には円板状の合焦ノブ192が同心上に
固定されており、合焦ノブ192の一部は前パネル24に形
成されたスロット28から突出している。このスロット28
から突出した合焦ノブ192を手動で回転させることによ
り、合焦カム部材190を回転させ、環状溝191を介して上
ロッド170の高さを上下させることができる。そして、
上ロッド170を介してラックキャリッジ150及びホルダキ
ャリッジ160を昇降させ、例えばフィルム面について約
1mm程度の上下方向の位置調整が可能となる。
【0078】このように構成されたスキャニング部120
の奥側には、図2に示すように、スキャニング部120に
保持されて移動するフィルムホルダ10に当接するイジェ
クト板200が、図示しないイジェクト機構により、前記
ラックキャリッジ150とホルダキャリッジ160の間のフィ
ルムホルダ10の移動空間内に出没可能に設けられてい
る。
の奥側には、図2に示すように、スキャニング部120に
保持されて移動するフィルムホルダ10に当接するイジェ
クト板200が、図示しないイジェクト機構により、前記
ラックキャリッジ150とホルダキャリッジ160の間のフィ
ルムホルダ10の移動空間内に出没可能に設けられてい
る。
【0079】前記メカシャーシ22内には、図2に示すよ
うに、前記スキャニング部120の下方に配され、上方の
フィルムホルダ10内のストリップフィルムの画像にLE
D光を照射する照明光学部210と、前記スキャニング部1
20の上方に配され、ストリップフィルムの1画像を透過
したLED光から画像を読み取る画像読み取り部220が
収納されている。
うに、前記スキャニング部120の下方に配され、上方の
フィルムホルダ10内のストリップフィルムの画像にLE
D光を照射する照明光学部210と、前記スキャニング部1
20の上方に配され、ストリップフィルムの1画像を透過
したLED光から画像を読み取る画像読み取り部220が
収納されている。
【0080】上記照明光学部210には、図2に示すよう
に、メカシャーシ22にネジ止めされた照明ベース211
と、この照明ベース211の底部奥側に固定されて、複数
のLED光を前パネル24側に向けて照射するLEDブロ
ック212と、照明ベース211の底部の前パネル24側部に配
され、LEDブロック212からのLED光を反射するト
ーリックミラー213と、このトーリックミラー213からの
LED光を上方のストリップフィルム側に曲げる40度
ミラー214と、この40度ミラー214の上部位置にスリッ
トを開口させて、このスリットを介してLED光を照明
光学部210の外部に送るとともに、照明光学部210の上面
を成す照明系フタ215とを備えている。
に、メカシャーシ22にネジ止めされた照明ベース211
と、この照明ベース211の底部奥側に固定されて、複数
のLED光を前パネル24側に向けて照射するLEDブロ
ック212と、照明ベース211の底部の前パネル24側部に配
され、LEDブロック212からのLED光を反射するト
ーリックミラー213と、このトーリックミラー213からの
LED光を上方のストリップフィルム側に曲げる40度
ミラー214と、この40度ミラー214の上部位置にスリッ
トを開口させて、このスリットを介してLED光を照明
光学部210の外部に送るとともに、照明光学部210の上面
を成す照明系フタ215とを備えている。
【0081】前記画像読み取り部220は、図2に示すよ
うに、ストリップフィルムの1画像を透過した照明光学
部210からのLED光を直角に奥側に曲げる45度反射
ミラー221と、この45度反射ミラー221からのLED光
を結像させる投影レンズ222と、CCDホルダ223を実装
した基板224を介し、メカシャーシ22にネジ止めされた
CCD225と、投影レンズ222の下方を覆う投影系フタ22
6とを備えている。
うに、ストリップフィルムの1画像を透過した照明光学
部210からのLED光を直角に奥側に曲げる45度反射
ミラー221と、この45度反射ミラー221からのLED光
を結像させる投影レンズ222と、CCDホルダ223を実装
した基板224を介し、メカシャーシ22にネジ止めされた
CCD225と、投影レンズ222の下方を覆う投影系フタ22
6とを備えている。
【0082】つぎに、上記した画像読み取り装置20の作
用について説明する。まず、フィルムホルダ10を、図2
に示すように、画像読み取り装置20の挿入口26から挿入
する。フィルムホルダ10を挿入すると、図2に示すよう
に、そのアダプタ40の端面にイジェクト板200が当た
る。また、アダプタ40は、フィルムホルダ10が挿入口26
から押し込まれたときに、ラックキャリッジ150及びホ
ルダキャリッジ160の間に取り込まれて位置決めがされ
るように、その幅及び厚みが予め決められている。
用について説明する。まず、フィルムホルダ10を、図2
に示すように、画像読み取り装置20の挿入口26から挿入
する。フィルムホルダ10を挿入すると、図2に示すよう
に、そのアダプタ40の端面にイジェクト板200が当た
る。また、アダプタ40は、フィルムホルダ10が挿入口26
から押し込まれたときに、ラックキャリッジ150及びホ
ルダキャリッジ160の間に取り込まれて位置決めがされ
るように、その幅及び厚みが予め決められている。
【0083】画像読み取り装置20内に挿入されたフィル
ムホルダ10は、図2に示すように、ラックキャリッジ15
0及びホルダキャリッジ160により画像読み取り位置まで
運搬された後、フィルムホルダ10の挿入方向前方に位置
する開口窓72,92に臨む1画像が、照明光学部210からの
LED光により照射され、CCD225により読み取られ
る。
ムホルダ10は、図2に示すように、ラックキャリッジ15
0及びホルダキャリッジ160により画像読み取り位置まで
運搬された後、フィルムホルダ10の挿入方向前方に位置
する開口窓72,92に臨む1画像が、照明光学部210からの
LED光により照射され、CCD225により読み取られ
る。
【0084】フィルムホルダ10のイジェクトが指示され
ると、ラックキャリッジ150及びホルダキャリッジ160が
画像読み取り範囲を越えて奥側に移動するとともに、前
記イジェクト板200がフィルムホルダ10の移動空間内に
突き出して、その後、メカシャーシ22の一部に当接して
係止されるが、ラックキャリッジ150及びホルダキャリ
ッジ160は奥側に移動し続ける。この結果、イジェクト
板200にフィルムホルダ10のアダプタ40の端面が当接
し、フィルムホルダ10がラックキャリッジ150及びホル
ダキャリッジ160に対して相対的に挿入口26に向かって
押される。その後、ラックキャリッジ150及びホルダキ
ャリッジ160がフィルムホルダ10の取り込み位置まで戻
ると、フィルムホルダ10は前パネル24より突出するの
で、フィルムホルダ10を容易に取り出すことができる。
ると、ラックキャリッジ150及びホルダキャリッジ160が
画像読み取り範囲を越えて奥側に移動するとともに、前
記イジェクト板200がフィルムホルダ10の移動空間内に
突き出して、その後、メカシャーシ22の一部に当接して
係止されるが、ラックキャリッジ150及びホルダキャリ
ッジ160は奥側に移動し続ける。この結果、イジェクト
板200にフィルムホルダ10のアダプタ40の端面が当接
し、フィルムホルダ10がラックキャリッジ150及びホル
ダキャリッジ160に対して相対的に挿入口26に向かって
押される。その後、ラックキャリッジ150及びホルダキ
ャリッジ160がフィルムホルダ10の取り込み位置まで戻
ると、フィルムホルダ10は前パネル24より突出するの
で、フィルムホルダ10を容易に取り出すことができる。
【0085】ストリップフィルムのコマの変更を行うに
は、挿入口26に挿入した状態で、アダプタ40に対してホ
ルダ本体30をスライドさせればよい。このようにスライ
ドさせると、フィルムホルダ10の挿入方向前方に位置す
る3コマまでのストリップフィルムの画像を読み取るこ
とができる。これに対し、フィルムホルダ10の挿入方向
後方に位置する3コマの画像を読み取るには、フィルム
ホルダ10を180度回転させ、逆向きに挿入口26に挿入
すればよい。そして、アダプタ40に対してホルダ本体30
をスライドさせることにより、ストリップフィルムを入
れ替えることなく、残りの3コマの画像の読み取りを行
うことができる。
は、挿入口26に挿入した状態で、アダプタ40に対してホ
ルダ本体30をスライドさせればよい。このようにスライ
ドさせると、フィルムホルダ10の挿入方向前方に位置す
る3コマまでのストリップフィルムの画像を読み取るこ
とができる。これに対し、フィルムホルダ10の挿入方向
後方に位置する3コマの画像を読み取るには、フィルム
ホルダ10を180度回転させ、逆向きに挿入口26に挿入
すればよい。そして、アダプタ40に対してホルダ本体30
をスライドさせることにより、ストリップフィルムを入
れ替えることなく、残りの3コマの画像の読み取りを行
うことができる。
【0086】図7,8は、本発明の第2実施例を示すも
のである。図7は、フィルムホルダの第2実施例を示す
斜視図、図8は図7のフィルムホルダを使用した画像読
み取り装置の動作を示すフローチャートをそれぞれ示
す。本第2実施例の特徴は、フィルムホルダ10に、図7
に示すように、フィルム原稿の表裏面を識別するための
識別マーク、例えば切り欠き部41が形成された点にあ
る。
のである。図7は、フィルムホルダの第2実施例を示す
斜視図、図8は図7のフィルムホルダを使用した画像読
み取り装置の動作を示すフローチャートをそれぞれ示
す。本第2実施例の特徴は、フィルムホルダ10に、図7
に示すように、フィルム原稿の表裏面を識別するための
識別マーク、例えば切り欠き部41が形成された点にあ
る。
【0087】すなわち、図7に示すように、フィルムホ
ルダ10のアダプタ40の角部を、三角形状に切り欠いて、
切り欠き部41を形成している。上記切り欠き部41は、図
7に示すように、アダプタ40の挿入方向の両端部にそれ
ぞれ形成されている。そして、各切り欠き部41は、挿入
方向に向かって左側に位置させている。
ルダ10のアダプタ40の角部を、三角形状に切り欠いて、
切り欠き部41を形成している。上記切り欠き部41は、図
7に示すように、アダプタ40の挿入方向の両端部にそれ
ぞれ形成されている。そして、各切り欠き部41は、挿入
方向に向かって左側に位置させている。
【0088】なお、本第2実施例では、識別マークとし
て、切り欠き部41を形成したが、これに限らず、凹部や
凸部、溝、或いは穴等を形成してもよい。また、本第2
実施例では、識別マークをフィルムホルダ10のアダプタ
40側に形成したが、これに限らず、ホルダ本体30側や、
或いはホルダ本体30及びアダプタ40の両側に形成しても
よい。
て、切り欠き部41を形成したが、これに限らず、凹部や
凸部、溝、或いは穴等を形成してもよい。また、本第2
実施例では、識別マークをフィルムホルダ10のアダプタ
40側に形成したが、これに限らず、ホルダ本体30側や、
或いはホルダ本体30及びアダプタ40の両側に形成しても
よい。
【0089】さらに、本第2実施例の説明においては、
先に説明した第1実施例と同一構成部分については同一
符号を付し、具体的な説明は省略する。つぎに、上記し
た構成を備えたフィルムホルダ10の使用手順について説
明する。まず、フィルムホルダ10内に、フィルム原稿を
装着する。この際に、図7において、上方にフィルム原
稿の表面が位置するように装着する。
先に説明した第1実施例と同一構成部分については同一
符号を付し、具体的な説明は省略する。つぎに、上記し
た構成を備えたフィルムホルダ10の使用手順について説
明する。まず、フィルムホルダ10内に、フィルム原稿を
装着する。この際に、図7において、上方にフィルム原
稿の表面が位置するように装着する。
【0090】その後、フィルム原稿を装着したフィルム
ホルダ10を、図2に示すように、画像読み取り装置20の
挿入口26から挿入する。つづいて、図8に示したフロー
チャートを用いて、画像読み取り装置20の動作について
説明する。まず、第1ステップS1では、図8に示すよ
うに、フィルム原稿を装着したフィルムホルダ10を、図
2に示すように画像読み取り装置20の挿入口26から挿入
する。
ホルダ10を、図2に示すように、画像読み取り装置20の
挿入口26から挿入する。つづいて、図8に示したフロー
チャートを用いて、画像読み取り装置20の動作について
説明する。まず、第1ステップS1では、図8に示すよ
うに、フィルム原稿を装着したフィルムホルダ10を、図
2に示すように画像読み取り装置20の挿入口26から挿入
する。
【0091】つぎに、図8に示すように、第1ステップ
S1から第2ステップS2に進み、画像読み取りが行わ
れる。この画像読み取りは、図2に示すように、画像読
み取り装置20内のCCD225により行われ、CCD225か
らは画像データが出力される。その後、第2ステップS
2から第3ステップS3に進み、フィルムホルダ10の切
り欠き部41の検出が行われる。この検出は、図示しない
が、画像読み取り装置20内の識別マーク検出手段で行わ
れる。
S1から第2ステップS2に進み、画像読み取りが行わ
れる。この画像読み取りは、図2に示すように、画像読
み取り装置20内のCCD225により行われ、CCD225か
らは画像データが出力される。その後、第2ステップS
2から第3ステップS3に進み、フィルムホルダ10の切
り欠き部41の検出が行われる。この検出は、図示しない
が、画像読み取り装置20内の識別マーク検出手段で行わ
れる。
【0092】上記識別マーク検出手段しては、図示しな
いが、画像読み取り装置20内に光学的なセンサーを配置
しておき、この光学的なセンサーによりフィルムホルダ
10の切り欠き部41の有無を検出している。そして、上記
例示した光学的なセンサーにより、フィルムホルダ10の
切り欠き部41が検出されると、光学的なセンサーから検
出信号が出力される。
いが、画像読み取り装置20内に光学的なセンサーを配置
しておき、この光学的なセンサーによりフィルムホルダ
10の切り欠き部41の有無を検出している。そして、上記
例示した光学的なセンサーにより、フィルムホルダ10の
切り欠き部41が検出されると、光学的なセンサーから検
出信号が出力される。
【0093】なお、上記識別マーク検出手段は、光学的
なセンサーに限らず、マイクロスイッチ等により、フィ
ルムホルダ10の切り欠き部41を機械的に検出してもよ
い。つぎに、第3ステップS3から第4ステップS4に
進み、フィルムホルダ10の切り欠き部41が有るか否かの
判定が行われる。この判定は、図示しないが、画像読み
取り装置20内の画像データ反転手段より行われる。
なセンサーに限らず、マイクロスイッチ等により、フィ
ルムホルダ10の切り欠き部41を機械的に検出してもよ
い。つぎに、第3ステップS3から第4ステップS4に
進み、フィルムホルダ10の切り欠き部41が有るか否かの
判定が行われる。この判定は、図示しないが、画像読み
取り装置20内の画像データ反転手段より行われる。
【0094】上記画像データ反転手段は、前記した光学
的なセンサーからの検出信号の有無により、フィルムホ
ルダ10の表裏方向、最終的には、フィルムホルダ10に保
持されているフィルム原稿の表裏方向を判別している。
そして、第4ステップS4において、フィルムホルダ10
の切り欠き部41が有りと判定された場合には、図8に示
すように、次の第5ステップに進み、画像データ反転手
段は、CCD225から出力された画像データをそのまま
出力する。
的なセンサーからの検出信号の有無により、フィルムホ
ルダ10の表裏方向、最終的には、フィルムホルダ10に保
持されているフィルム原稿の表裏方向を判別している。
そして、第4ステップS4において、フィルムホルダ10
の切り欠き部41が有りと判定された場合には、図8に示
すように、次の第5ステップに進み、画像データ反転手
段は、CCD225から出力された画像データをそのまま
出力する。
【0095】その結果、図示しないが、外部のパーソナ
ルコンピュータ等のディスプレーには、CCD225で読
み取ったままの画像が表示される。これに対し、第4ス
テップS4において、フィルムホルダ10の切り欠き部41
が無しと判定された場合、すなわち、フィルムホルダ10
の表裏方向が逆に挿入されている場合には、図8に示す
ように、次の第6ステップS6に進む。
ルコンピュータ等のディスプレーには、CCD225で読
み取ったままの画像が表示される。これに対し、第4ス
テップS4において、フィルムホルダ10の切り欠き部41
が無しと判定された場合、すなわち、フィルムホルダ10
の表裏方向が逆に挿入されている場合には、図8に示す
ように、次の第6ステップS6に進む。
【0096】上記第6ステップでは、図8に示すよう
に、画像データが反転される。すなわち、フィルムホル
ダ10の表裏方向が逆に挿入されている場合には、フィル
ムホルダ10に装着されたフィルム原稿の画像が、CCD
225により表裏面逆に読み取られている。このため、画
像データ反転手段は、CCD225から出力された画像デ
ータを、その画像データが表示される際に、その表裏面
が逆になるように反転させて出力する。
に、画像データが反転される。すなわち、フィルムホル
ダ10の表裏方向が逆に挿入されている場合には、フィル
ムホルダ10に装着されたフィルム原稿の画像が、CCD
225により表裏面逆に読み取られている。このため、画
像データ反転手段は、CCD225から出力された画像デ
ータを、その画像データが表示される際に、その表裏面
が逆になるように反転させて出力する。
【0097】その結果、図示しないが、外部のパーソナ
ルコンピュータ等のディスプレーには、CCD225で読
み取ったのと表裏面が逆の画像が表示され、フィルム原
稿の画像が正しく表示される。なお、フィルムホルダ10
に装着時に、フィルム原稿の表裏面方向を誤ってしまう
こともあるので、手動操作により、逆の手順で表示させ
ることも可能である。すなわち、フィルム原稿の表裏方
向を誤っている場合には、第4ステップS4において、
フィルムホルダ10の切り欠き部41が有りと判定された場
合に、第6ステップS6に進み、逆に無しと判定された
場合に、第5ステップS5に進むように切り換え可能に
構成してもよい。
ルコンピュータ等のディスプレーには、CCD225で読
み取ったのと表裏面が逆の画像が表示され、フィルム原
稿の画像が正しく表示される。なお、フィルムホルダ10
に装着時に、フィルム原稿の表裏面方向を誤ってしまう
こともあるので、手動操作により、逆の手順で表示させ
ることも可能である。すなわち、フィルム原稿の表裏方
向を誤っている場合には、第4ステップS4において、
フィルムホルダ10の切り欠き部41が有りと判定された場
合に、第6ステップS6に進み、逆に無しと判定された
場合に、第5ステップS5に進むように切り換え可能に
構成してもよい。
【0098】図9は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、同図は、フィルムホルダの第3実施例を示す斜視
図を示す。本第3実施例の特徴は、フィルムホルダ10の
アダプタ40に、図8に示すように、フィルム原稿の表裏
面を識別するための識別マークとして、例えば磁気テー
プ42を貼った点にある。
あり、同図は、フィルムホルダの第3実施例を示す斜視
図を示す。本第3実施例の特徴は、フィルムホルダ10の
アダプタ40に、図8に示すように、フィルム原稿の表裏
面を識別するための識別マークとして、例えば磁気テー
プ42を貼った点にある。
【0099】すなわち、本第3実施例においては、磁気
テープ42を、識別マーク検出手段としての磁気的なセン
サーで読み取るようにする。なお、識別マークとしての
テープは、磁気テープ42に限らず、反射率が変化するテ
ープ等を貼って、光学的センサーで読み取れるようにし
てもよい。また、本第3実施例では、磁気テープ42をア
ダプタ40に貼ったが、これに限らず、ホルダ本体30側
や、或いはホルダ本体30及びアダプタ40の両側に貼って
もよい。
テープ42を、識別マーク検出手段としての磁気的なセン
サーで読み取るようにする。なお、識別マークとしての
テープは、磁気テープ42に限らず、反射率が変化するテ
ープ等を貼って、光学的センサーで読み取れるようにし
てもよい。また、本第3実施例では、磁気テープ42をア
ダプタ40に貼ったが、これに限らず、ホルダ本体30側
や、或いはホルダ本体30及びアダプタ40の両側に貼って
もよい。
【0100】さらに、本第3実施例の説明においては、
先に説明した第1実施例と同一構成部分については同一
符号を付し、具体的な説明は省略する。
先に説明した第1実施例と同一構成部分については同一
符号を付し、具体的な説明は省略する。
【0101】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明は、次のような効果を奏する。すなわち、請
求項1記載の発明によれば、ホルダ本体をアダプタに対
してスライドすることにより、フィルム原稿のコマの変
更を容易に行うことができるようにしたフィルムホルダ
を提供することできる。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明は、次のような効果を奏する。すなわち、請
求項1記載の発明によれば、ホルダ本体をアダプタに対
してスライドすることにより、フィルム原稿のコマの変
更を容易に行うことができるようにしたフィルムホルダ
を提供することできる。
【0102】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。す
なわち、請求項2記載の発明によれば、コマ送りの位置
決めが容易なフィルムホルダを提供することができる。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2
記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。す
なわち、請求項2記載の発明によれば、コマ送りの位置
決めが容易なフィルムホルダを提供することができる。
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2
記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0103】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
フィルム原稿の交換時の位置ずれを防止できるようにし
たフィルムホルダを提供することができる。
フィルム原稿の交換時の位置ずれを防止できるようにし
たフィルムホルダを提供することができる。
【0104】請求項4記載の発明は、上記した請求項1
〜3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項4記載の発明によれば、アダプタ
の挿入方向を変更するだけで、フィルム原稿のコマの変
更を容易に行うことができるようにしたフィルムホルダ
を提供することができる。
〜3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項4記載の発明によれば、アダプタ
の挿入方向を変更するだけで、フィルム原稿のコマの変
更を容易に行うことができるようにしたフィルムホルダ
を提供することができる。
【0105】請求項5記載の発明は、上記した請求項1
〜4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項5記載の発明によれば、フィルム
ホルダに形成した識別マークにより、フィルム原稿の表
裏面を識別できるようにしたフィルムホルダを提供する
ことができる。
〜4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項5記載の発明によれば、フィルム
ホルダに形成した識別マークにより、フィルム原稿の表
裏面を識別できるようにしたフィルムホルダを提供する
ことができる。
【0106】請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜5記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項6記載の発明によれば、識別マークを、非ス
ライド側のアダプタに形成することで、識別マークの検
出を容易にしたフィルムホルダを提供することができ
る。
〜5記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項6記載の発明によれば、識別マークを、非ス
ライド側のアダプタに形成することで、識別マークの検
出を容易にしたフィルムホルダを提供することができ
る。
【0107】請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項7記載の発明によれば、識別マークを、切り
欠き部より構成することで、フィルムホルダの外観上、
フィルム原稿の表裏面を識別できるようにしたフィルム
ホルダを提供することができる。
〜6記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項7記載の発明によれば、識別マークを、切り
欠き部より構成することで、フィルムホルダの外観上、
フィルム原稿の表裏面を識別できるようにしたフィルム
ホルダを提供することができる。
【0108】請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜7記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項8記載の発明によれば、フィルムホルダの差
し替えを不要にしたフィルムホルダを用いた画像読み取
り装置を提供することができる。
〜7記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。請求項8記載の発明によれば、フィルムホルダの差
し替えを不要にしたフィルムホルダを用いた画像読み取
り装置を提供することができる。
【図1】フィルムホルダの開状態を示す斜視図である。
【図2】画像読み取り装置の概略説明図である。
【図3】ホルダ本体の分解斜視図である。
【図4】アダプタの分解斜視図である。
【図5】フィルムホルダの閉状態を示す斜視図である。
【図6】画像読み取り装置のフィルムホルダの搬送機構
を底方向から見た概略斜視図である。
を底方向から見た概略斜視図である。
【図7】フィルムホルダの第2実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図7のフィルムホルダを使用した画像読み取り
装置の動作を示すフローチャートである。
装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】フィルムホルダの第3実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】従来のフィルムホルダの開状態を示す斜視図
である。
である。
10 フィルムホルダ 20 画像読み取り装置 21 筺体 22 メカシャーシ 23 ボディ 24 前パネル 25 上カバー 26 挿入口 27 主基板 28 スロット 30 ホルダ本体 40 アダプタ 41 切り欠き部 42 磁気テープ 50 ホルダ下部 51 開口部 52 窪み部 53 本体係止部 54 係止突起 60 ホルダ蓋部 61 開口部 62 隆起部 63 本体係合部 64 係合突起 70 アダプタ下部 71 開口窓 72 指示窓 73 スライド保持部 74 アダプタ係止部 75 係止突起 80 ヒンジ部 81 ヒンジ軸 82 ヒンジ軸受 90 アダプタ蓋部 91 開口窓 92 指示窓 93 スライド保持部 94 アダプタ係合部 95 係合突起 100 一時停止手段 101 位置決め溝 102 停止爪 110 スライド防止手段 111 係止溝 112 係合爪 113 退避爪 120 スキャニング部 130 ハウジング 131 フランジ 140 ステッピングモー
タ 141 シャフト 142 軸受 143 アイドラギア 144 ピニオン 145 小ギア 150 ラックキャリッジ 151 はす歯ラック 160 ホルダキャリッジ 170 上ロッド 171 下ロッド 180 バネ 190 合焦カム部材 191 環状溝 192 合焦ノブ 200 イジェクト板 210 照明光学部 211 照明ベース 212 LEDブロック 213 トーリックミラー 214 40度ミラー 215 照明系フタ 220 画像読み取り部 221 45度反射ミラー 222 投影レンズ 223 CCDホルダ 224 基板 225 CCD 226 投影系フタ 300 従来のフィルムホルダ 310 ストリップフィル
ム 311 画像 320 受け部 330 ヒンジ部 340 蓋部 321,341 幅広部 322,342 幅狭部 323,343 段差部 324,344 開口部 325 突起 345 貫通孔
タ 141 シャフト 142 軸受 143 アイドラギア 144 ピニオン 145 小ギア 150 ラックキャリッジ 151 はす歯ラック 160 ホルダキャリッジ 170 上ロッド 171 下ロッド 180 バネ 190 合焦カム部材 191 環状溝 192 合焦ノブ 200 イジェクト板 210 照明光学部 211 照明ベース 212 LEDブロック 213 トーリックミラー 214 40度ミラー 215 照明系フタ 220 画像読み取り部 221 45度反射ミラー 222 投影レンズ 223 CCDホルダ 224 基板 225 CCD 226 投影系フタ 300 従来のフィルムホルダ 310 ストリップフィル
ム 311 画像 320 受け部 330 ヒンジ部 340 蓋部 321,341 幅広部 322,342 幅狭部 323,343 段差部 324,344 開口部 325 突起 345 貫通孔
Claims (8)
- 【請求項1】 複数コマの画像が長手方向に一列に並ん
だフィルム原稿を保持するとともに、前記複数コマの画
像の少なくとも1個のコマの前記画像が臨む画像読み取
り用の開口部を有するフィルムホルダにおいて、 前記フィルム原稿を保持し、この保持された前記フィル
ム原稿の各コマの前記画像が臨む複数の前記開口部を有
するホルダ本体と、 前記ホルダ本体を前記フィルム原稿の前記長手方向に沿
ってスライド可能に保持し、前記ホルダ本体の前記複数
の開口部のうち、少なくとも1つの前記開口部に整合す
る開口窓を有するアダプタとを備えたことを特徴とする
フィルムホルダ。 - 【請求項2】 前記ホルダ本体と前記アダプタとの間に
は、前記ホルダ本体の前記複数の開口部の1つと、前記
アダプタの前記開口窓との両位置が互に一致した各停止
位置において、前記アダプタに対する前記ホルダ本体の
スライドを規制する一時停止手段を備えていることを特
徴とする請求項1記載のフィルムホルダ。 - 【請求項3】 前記ホルダ本体は、前記フィルム原稿の
下面を保持するホルダ下部と、前記フィルム原稿を挟ん
で前記ホルダ下部に重なり合い、前記ホルダ下部との間
で前記フィルム原稿を挟んで保持するホルダ蓋部とから
構成され、 前記アダプタは、前記ホルダ下部を外側からスライド可
能に保持するアダプタ下部と、前記アダプタ下部にヒン
ジ部を介して開閉可能に連結され、前記ホルダ蓋部を外
側からスライド可能に保持するアダプタ蓋部とから構成
され、 前記ホルダ本体と前記アダプタとの間には、前記アダプ
タ下部と前記アダプタ蓋部とが前記ヒンジ部を介して開
いた状態において、前記アダプタに対する前記ホルダ本
体のスライドを阻止するスライド防止手段を備えたこと
を特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィルムホル
ダ。 - 【請求項4】 前記アダプタには、前記フィルム原稿の
数コマ離れた位置に一対の前記開口窓が形成されるとと
もに、前記アダプタの挿入方向を示す指示マークが表示
されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載のフィルムホルダ。 - 【請求項5】 前記ホルダ本体と前記アダプタとのいず
れか一方には、フィルム原稿の表裏面を識別するための
識別マークが形成されていることを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載のフィルムホルダ。 - 【請求項6】 前記識別マークは、前記アダプタの挿入
方向の端部に形成されていることを特徴とする請求項1
〜5のいずれか1項に記載のフィルムホルダ。 - 【請求項7】 前記識別マークが、切り欠き部より構成
されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
項に記載のフィルムホルダ。 - 【請求項8】 前記フィルムホルダが挿入され、当該挿
入された前記フィルムホルダの保持されたフィルムを、
前記フィルムホルダの開口部を通して読み取る画像読み
取り装置において、 前記画像読み取り装置には、 前記フィルムホルダの識別マークを検出する識別マーク
検出手段と、 前記識別マーク検出手段により検出した検出信号によ
り、挿入された前記フィルムホルダの表裏方向を判別
し、前記フィルムホルダが裏面方向から挿入されている
ことを条件に、読み取った画像データの表裏方向を反転
する画像データ反転手段とを備えたことを特徴とする請
求項1〜7のいずれか1項に記載のフィルムホルダを用
いた画像読み取り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7187602A JPH08220654A (ja) | 1994-12-13 | 1995-07-25 | フィルムホルダ及びこれを用いた画像読み取り装置 |
US08/570,609 US5790187A (en) | 1994-12-13 | 1995-12-11 | Film holder, image reading device and method for reading a film original with an image reading device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30856294 | 1994-12-13 | ||
JP6-308562 | 1994-12-13 | ||
JP7187602A JPH08220654A (ja) | 1994-12-13 | 1995-07-25 | フィルムホルダ及びこれを用いた画像読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08220654A true JPH08220654A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=26504462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187602A Withdrawn JPH08220654A (ja) | 1994-12-13 | 1995-07-25 | フィルムホルダ及びこれを用いた画像読み取り装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5790187A (ja) |
JP (1) | JPH08220654A (ja) |
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JPH09294188A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Konica Corp | フィルムスキャナ |
US5995204A (en) * | 1996-06-17 | 1999-11-30 | Konica Corporation | Photographic image processing apparatus |
US6175406B1 (en) * | 1996-11-08 | 2001-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Film holder and image reading apparatus |
US7310172B2 (en) * | 2002-05-30 | 2007-12-18 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Adapter for viewing and scanning images residing on transparent media |
US8547603B2 (en) * | 2003-11-03 | 2013-10-01 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Transparency imaging systems and methods |
JP3814612B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2006-08-30 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
CN201503534U (zh) * | 2009-09-12 | 2010-06-09 | 苏州佳世达电通有限公司 | 胶片夹 |
CN201518090U (zh) * | 2009-09-12 | 2010-06-30 | 苏州佳世达电通有限公司 | 胶片夹 |
USD702245S1 (en) * | 2012-01-11 | 2014-04-08 | Victor Susman | Scanning frame |
JP6295594B2 (ja) * | 2013-10-18 | 2018-03-20 | セイコーエプソン株式会社 | フィルムホルダー、画像データ生成方法およびスキャンシステム |
Family Cites Families (8)
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---|---|---|---|---|
JPS57178234U (ja) * | 1981-05-06 | 1982-11-11 | ||
US4804989A (en) * | 1987-11-12 | 1989-02-14 | Kumanomido Shin Ichi | Thin, large format film holder and adapter therefor |
US5239392A (en) * | 1988-05-10 | 1993-08-24 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Reading apparatus |
US5113268A (en) * | 1988-06-10 | 1992-05-12 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Dual operational image reading apparatus |
JP2568547Y2 (ja) * | 1990-08-29 | 1998-04-15 | 株式会社ニコン | フィルムホルダー |
US5448377A (en) * | 1992-11-30 | 1995-09-05 | Konica Corporation | Film image editing apparatus using image density variation detection |
JP3438787B2 (ja) * | 1993-10-13 | 2003-08-18 | 株式会社ニコン | フィルムホルダ、画像入力装置および方法 |
JPH08137013A (ja) * | 1994-11-11 | 1996-05-31 | Nikon Corp | 画像入力装置 |
-
1995
- 1995-07-25 JP JP7187602A patent/JPH08220654A/ja not_active Withdrawn
- 1995-12-11 US US08/570,609 patent/US5790187A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5790187A (en) | 1998-08-04 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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