JPH08220557A - 液晶表示装置、その検査方法及び静電気防止方法 - Google Patents

液晶表示装置、その検査方法及び静電気防止方法

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JPH08220557A
JPH08220557A JP2154095A JP2154095A JPH08220557A JP H08220557 A JPH08220557 A JP H08220557A JP 2154095 A JP2154095 A JP 2154095A JP 2154095 A JP2154095 A JP 2154095A JP H08220557 A JPH08220557 A JP H08220557A
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display device
crystal display
array substrate
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JP2154095A
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English (en)
Inventor
Shigeki Watamura
茂樹 綿村
Kenichi Niki
憲一 仁木
Masayuki Yokomizo
政幸 横溝
Kazuki Inoue
一樹 井上
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Mitsubishi Electric Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置の薄膜トランジスタを非接触で
検査することができる液晶表示装置及びその検査方法を
提供するとともに、ショートリング構造をとることな
く、静電気による上記薄膜トランジスタの静電気による
絶縁破壊を防止できる静電気防止方法を提供する。 【構成】 ソース信号線a1〜an及びゲート信号線b1
〜bmそれぞれに光抵抗素子P1〜Pn及びp1〜pmの出
力端子側を接続するとともに、入力端子側を短絡線Sで
短絡し、短絡線Sそれぞれにソース駆動回路8及びゲー
ト駆動回路9を接続した構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリクス型の液晶表
示装置の表示画面の検査方法及び検査装置に関し、特に
非接触の検査方法及び検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マトリクス型の液晶表示装置は、一般的
に、図5(a)に示すように、一方のガラス板からなる
アレイ基板1上に複数の行信号線b1〜bmと複数の列信
号線a1〜anとを交差させ、この交差部にスイッチング
素子c11〜cnmを設けて多数の画素2を形成し、図5
(b)に示すように、透明電極4を有する他方のガラス
基板からなる対向基板3をアレイ基板1に対向させ、こ
の間に液晶5を挟持させてなる。
【0003】上記マトリクス型の液晶表示装置において
は、表示画面の大型化にともない、画素子数が増大し、
大きな表示領域に数万ないし数十万個のスイッチング素
子を配置しなければならず、上記スイッチング素子をす
べて無欠陥に形成することは困難であるので、欠陥の有
無および欠陥の位置の検査がますます重要になってい
る。
【0004】従来のマトリクス型液晶表示装置の検査方
法は、実開平4―55535号公報に示されているよう
に、マトリクス型液晶表示装置を駆動させるのに必要な
電圧(以下駆動信号と略す)を行及び列信号線に印加ず
るために、各信号線端にプローブを接触させて駆動信号
を印加するもので、図5(a)に示したように、行信号
線b1〜bmおよび列信号線a1〜anが互いに独立してい
るために上記プローブは各信号線b1〜bmおよびa1
nの数だけ必要である。
【0005】図5において、スイッチング素子c11〜c
nmに薄膜トランジスタ(以下TFTと略す)を用い、行
信号線b1〜bmをゲート信号線、列信号線a1〜anをソ
ース信号線とする。
【0006】駆動用ICを備えたプローブをソース信号
線a1〜anとゲート信号線b1〜bmに接触させ、駆動用
ICからTFTをONにする画素2に対応するソース信
号とゲート信号が印加される。
【0007】図6は、図5に示したソース信号線a1
n上にあるTFTc11〜cnmに印加するソース信号と
ゲート信号のタイミングチャート例を示し、6はソース
信号線a1〜anに印加されるソース信号、7はゲート信
号線b1〜bmに印加するゲート信号を示し、Ta1〜T
nはそれぞれソース信号線a1〜anに印加されるソー
ス信号6の印加時間、Tb1〜Tbmはそれぞれゲート信
号線b1〜bmに印加されるゲート信号7がHiになって
いる時間、即ちTFTc11〜cnmがONになっている時
間であり、上記各信号6および7の印加時間は駆動IC
によって制御される。
【0008】ゲート信号線b1〜bmに順次ゲート信号7
が印加されるとTFTc11〜cnmが順次ONになり、順
次選択された画素のソース信号線a1〜anにソース信号
6を印加することによって各画素(TFT)を表示させ
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のマトリクス型液晶表示装置の検査方法では、各ソ
ース信号線a1〜anおよびゲート信号線b1〜bmにプロ
ーブを接触させてソース信号6およびゲート信号7を印
加する方法は、接触不良が問題となる。特に、画素数の
増大にともないプローブ数が多くなり、接触不良がます
ます起こり易くなり、検査もれが問題となる。
【0010】また、近年各ソース信号線a1〜anおよび
ゲート信号線b1〜bmの間隔が50μm以下となり、各
ソース信号線a1〜anおよびゲート信号線b1〜bmにプ
ローブを接触させて導通を得ることが困難になりつつあ
る。
【0011】また、検査回数が増えるとプローブの接触
回数が増え、プローブ先端が摩耗して接触不良になると
いう問題があった。
【0012】さらに、各ソース信号線a1〜anおよびゲ
ート信号線b1〜bmはそれぞれ電気的に切り離されてい
るのでTFTc11〜cnmのような非線形素子を用いた場
合、静電気によるTFTc11〜cnmの絶縁破壊が起こり
易く、上記絶縁破壊を防止するために、従来は各ソース
信号線a1〜anおよびゲート信号線b1〜bmを短絡する
ショートリング構造がとられ、製造工程を複雑にしてい
た。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、非接触で各ソース信号線a1
nおよびゲート信号線にソース信号およびゲート信号
を印加して検査することができる液晶表示装置及びその
検査方法を提供することを目的とする。
【0014】また、各ソース信号線およびゲート信号線
を短絡するショートリング構造をとることなく、静電気
によるTFTの絶縁破壊を防止できる液晶表示装置の静
電気防止方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数のゲート信号線と複数のソース信号線とを交差させ
て形成し、上記交差部に薄膜トランジスタを配設したア
レイ基板、このアレイ基板に対向して配設した対向基
板、この対向基板と上記アレイ基板との間に挟持された
液晶、上記ゲート信号線にその出力端子を接続しその入
力端子を短絡線で短絡した複数の光抵抗素子、上記ソー
ス信号線にその出力端子を接続しその入力端子を短絡線
で短絡した複数の光抵抗素子、上記短絡線に接続された
ゲート駆動回路およびソース駆動回路を備え液晶表示装
置である。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示装置において、光抵抗素子は、アレイ基板と異な
る基板上に形成されたものである。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1記載の液
晶表示装置において、光抵抗素子は、アレイ基板上に形
成されたものである。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1、2また
は3のいずれかに記載の液晶表示装置において、光抵抗
素子は、アモルファスシリコンi層、金属からなる入力
端子と接続され上記アモルファスシリコンi層上に形成
されたアモルファスシリコンn層、金属からなる出力端
子と接続され上記アモルファスシリコンi層上に形成さ
れたアモルファスシリコンn層を備えたものである。
【0019】請求項5に係る発明は、複数のゲート信号
線と複数のソース信号線とを交差させて形成し、上記交
差部に薄膜トランジスタを配設したアレイ基板、このア
レイ基板に対向して配設した対向基板、この対向基板と
上記アレイ基板との間に挟持された液晶を備えた液晶表
示装置の上記ゲート信号線および上記ソース信号線それ
ぞれに複数の光抵抗素子の出力端子を接続し、上記複数
の光抵抗素子の入力端子を短絡線で短絡し、この短絡線
にゲート駆動回路およびソース駆動回路を接続し、上記
光抵抗素子に光を照射することによって上記ゲート駆動
回路およびソース駆動回路の駆動信号をそれぞれ上記ゲ
ート信号線およびソース信号線を介して上記薄膜トラン
ジスタに印加する液晶表示装置の検査方法である。
【0020】請求項6に係る発明は、請求項5記載の液
晶表示装置の検査方法において、光抵抗素子は、アレイ
基板と異なる基板上に形成されたものである。
【0021】請求項7に係る発明は、請求項5記載の液
晶表示装置の検査方法において、光抵抗素子は、アレイ
基板上に形成されたものである。
【0022】請求項8に係る発明は、請求項5、6また
は7のいずれかに記載の液晶表示装置の検査方法におい
て、光抵抗素子は、アモルファスシリコンi層、金属か
らなる入力端子と接続され上記アモルファスシリコンi
層上に形成されたアモルファスシリコンn層、金属から
なる出力端子と接続され上記アモルファスシリコンi層
上に形成されたアモルファスシリコンn層を備えたもの
である。
【0023】請求項9に係る発明は、複数のゲート信号
線と複数のソース信号線とを交差させて形成し、上記交
差部に薄膜トランジスタを配設したアレイ基板、このア
レイ基板に対向して配設した対向基板、この対向基板と
上記アレイ基板との間に挟持された液晶を備えた液晶表
示装置の上記ゲート信号線および上記ソース信号線それ
ぞれに複数の光抵抗素子の出力端子を接続し、上記複数
の光抵抗素子の入力端子を短絡線で短絡し、上記光抵抗
素子のすべてに光を照射する液晶表示装置の静電気防止
方法である。
【0024】請求項10に係る発明は、請求項9記載の
液晶表示装置の静電気防止方法において、短絡線を接地
するものである。
【0025】請求項11に係る発明は、請求項9記載の
液晶表示装置の静電気防止方法において、光抵抗素子
は、アレイ基板と異なる基板上に形成されたものであ
る。
【0026】請求項12に係る発明は、請求項9記載の
液晶表示装置の静電気防止方法において、光抵抗素子
は、アレイ基板上に形成されたものである。
【0027】請求項13に係る発明は、請求項9、11
または12のいずれかに記載の液晶表示装置の静電気防
止方法において、光抵抗素子は、アモルファスシリコン
i層、金属からなる入力端子と接続され上記アモルファ
スシリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn
層、金属からなる出力端子と接続され上記アモルファス
シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn層
を備えたものである。
【0028】
【作用】請求項1〜8に係る発明によれば、ゲート信号
線およびソース信号線それぞれに複数の光抵抗素子の出
力端子を接続し、上記複数の光抵抗素子の入力端子を短
絡線で短絡し、この短絡線にゲート駆動回路およびソー
ス駆動回路を接続しているので、上記光抵抗素子のうち
駆動信号を印加したいゲート信号線およびソース信号線
に接続された光抵抗素子に光を照射してこの基狩抵抗素
子の抵抗を小さくし、上記ゲート駆動回路およびソース
駆動回路の駆動信号をそれぞれ上記抵抗が小さくなった
光抵抗素子から上記ゲート信号線およびソース信号線を
介して上記薄膜トランジスタに印加することによって、
非接触で薄膜トランジスタの欠陥を検査することができ
る。
【0029】また、プローブを必要とせず、光抵抗素子
の形成によって検査ができるので、ゲート信号線および
ソース信号線の狭ピッチ化に容易に対応することができ
る。
【0030】請求項3、4、7、8、12および13に
係る発明によれば、薄膜トランジスタの形成工程と同一
の工程で光抵抗素子を形成することができる。
【0031】請求項9〜13に係る発明によれば、光抵
抗素子のすべてに光を照射することによって、ゲート信
号線およびソース信号線それぞれを接続して同電位に
し、静電気による薄膜トランジスタの破壊を防止するこ
とができる。
【0032】請求項10に係る発明によれば、短絡線を
接地することによって、帯電電荷を除去して液晶の特性
劣化を防止することができる。
【0033】
【実施例】
実施例1.図1(a)および(b)は本発明の一実施例
になる液晶表示装置の等価回路を示す。図において、1
は一方のガラス基板からなるアレイ基板、a1〜anはソ
ース信号線、b1〜bmはゲート信号線、c11〜cnmはソ
ース信号線a1〜anおよびゲート信号線b1〜bmの交差
部に接続されたTFT、2は画素、3は透明電極4を有
する他方のガラス基板からなる対向基板、5はアレイ基
板1と対向基板3との間に挟持させた液晶、P1〜Pn
ソース信号線a1〜anの端部に接続するようにアレイ基
板1上に形成された光抵抗素子、p1〜pmはゲート信号
線b1〜bmの端部に接続するようにアレイ基板1上に形
成された光抵抗素子、8はソース駆動回路、9はゲート
駆動回路、Sは光抵抗素子P1〜Pnおよびp1〜pmの入
力端子それぞれにソース駆動回路8およびゲート駆動回
路9を短絡し接続する短絡線である。
【0034】図2は、図1に示した液晶表示装置の各画
素2(TFT)を検査する検査方法を説明する構成図で
ある。図において、1、3、8、9およびSはそれぞれ
図1に示したアレイ基板、対向基板、ソース駆動回路、
ゲート駆動回路および短絡線、10はアレイ基板1に形
成された光抵抗素子P1〜Pnおよびp1〜pm(図示せ
ず)に一対一に対応する光照射窓(図示せず)を有する
光照射装置、11は光照射装置10のON/OFFの制
御を行う制御コンピュータである。
【0035】図1に示したTFTc11をONにするため
には、図6に示したTa1時間だけ光抵抗素子P1に対応
する光照射装置10の光照射窓から光抵抗素子P1に光
を照射すると同時に、Tb1時間だけ光抵抗素子p1にこ
れに対応する光照射窓から光を照射する。光を照射する
光抵抗素子P1〜Pnおよびp1〜pmの選択および制御
は、制御コンピュータ11により行う。
【0036】光を照射された光抵抗素子P1およびp1
抵抗が低下して、それぞれソース駆動回路8およびゲー
ト駆動回路9のソース信号およびゲート信号が印加され
てTFTc11がONになりる。このように順次光抵抗素
子p1〜pmと光抵抗素子P1〜Pnの組み合わせで光照射
を繰り返して全画素2(TFT)の動作が正常であるか
どうか検査される。
【0037】本実施例によれば、ソース信号線a1〜an
およびゲート信号線b1〜bmの端部に接続するようにア
レイ基板1上に形成された光抵抗素子P1〜Pnおよびp
1〜pmに光照射装置10の光照射窓から光を順次照射す
ることによって、それぞれソース駆動回路8およびゲー
ト駆動回路9のソース信号およびゲート信号をTFTc
11〜cnmに印加してその動作を順次非接触で検査するこ
とができる。
【0038】図3は本実施例に用いる光抵抗素子の構造
を示す断面図で、アレイ基板1上にアモルファスシリコ
ンi層12、アモルファスシリコンn層13、金属から
なりソース信号線a1〜anまたはゲート信号線b1〜bm
に接続された出力端子14、金属からなる入力端子15
を順次成膜しパターニングした構成である。図4はTF
Tの構造を示す断面図で、アレイ基板1上に、ゲート信
号線b1〜bm、層間絶縁膜17、アモルファスシリコン
i層12、上部保護膜16、アモルファスシリコンn層
13、ITOからなる画素電極18、ソース信号線a1
〜anおよび保護膜19の順にパターニングした構造で
ある。
【0039】図3に示した光抵抗素子は、図4に示した
TFTの製造工程においけるゲート信号線b1〜bm、ア
モルファスシリコンi層12、アモルファスシリコンn
層13およびソース信号線a1〜anの製造工程において
形成することができ、光抵抗素子とTFTは同一工程で
製造することができる。
【0040】なお、本実施例において、光抵抗素子P1
〜Pnおよびp1〜pmをアレイ基板1上に形成した例を
示したが、別の基板に形成した光抵抗素子P1〜Pnおよ
びp1〜pmをそれぞれソース信号線a1〜anおよびゲー
ト信号線b1〜bmに接続してもよいことは言うまでもな
い。
【0041】実施例2.図1(a)に示したソース信号
線a1〜anおよびゲート信号線b1〜bmに接続した光抵
抗素子P1〜Pnおよびp1〜pmすべてに同時に光を照射
することによって、ソース信号線a1〜anおよびゲート
信号線b1〜bmすべてが短絡線Sを通じて導通されるの
で同電位にすることができ、静電気によるTFTc11
nmの破壊を防止することができる。なお、本実施例に
おいて、ソース駆動回路8およびゲート駆動回路9は必
要としない。
【0042】実施例3.図1(b)に示したように、液
晶表示装置はアレイ基板1と対向基板3の間に液晶5を
挟持させた構造となっている。図1(a)に示したソー
ス信号線a1〜anまたはゲート信号線b1〜bmの電位の
中で異なった電位の部分があるまま放置すると、透明電
極4と上記異なった電位のソース信号線a1〜anまたは
ゲート信号線b1〜bmに沿って直流電圧が印加された状
態になって液晶が分極したり、あるいは図4に示したT
FTに電荷がトラップされ、液晶の特性が変化し、輝線
あるいは暗線が発生するようになる。
【0043】そこで、検査が終了した後、実施例2と同
様に、光抵抗素子P1〜Pnおよびp1〜pmすべてに同時
に光を照射することによって、ソース信号線a1〜an
よびゲート信号線b1〜bmすべてを短絡線Sを通じて導
通させるとともに、短絡線Sの少なくともいずれかを接
地することによって、アレイ基板1に残存する電荷を除
去し、液晶の特性劣化を防止することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1〜8に係る発明によれば、ゲー
ト信号線およびソース信号線それぞれに複数の光抵抗素
子の出力端子を接続し、上記複数の光抵抗素子の入力端
子を短絡線で短絡し、この短絡線にゲート駆動回路およ
びソース駆動回路を接続しているので、上記光抵抗素子
のうち駆動信号を印加したいゲート信号線およびソース
信号線に接続された光抵抗素子に光を照射してこの光抵
抗素子の抵抗を小さくし、上記ゲート駆動回路およびソ
ース駆動回路の駆動信号をそれぞれ上記抵抗が小さくな
った光抵抗素子から上記ゲート信号線およびソース信号
線を介して上記薄膜トランジスタに印加することによっ
て、非接触で薄膜トランジスタの欠陥を検査することが
できる。
【0045】また、光抵抗素子の形成によって検査がで
きるので、ゲート信号線およびソース信号線の狭ピッチ
化に容易に対応することができる。
【0046】請求項3、4、7、8、12および13に
係る発明によれば、薄膜トランジスタの形成工程と同一
の工程で光抵抗素子を形成することができる。
【0047】請求項9〜13に係る発明によれば、光抵
抗素子のすべてに光を照射することによって、ゲート信
号線およびソース信号線それぞれを接続して同電位に
し、静電気による薄膜トランジスタの破壊を防止するこ
とができる。
【0048】請求項10に係る発明によれば、短絡線を
接地することによって、帯電電荷を除去して液晶の特性
劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例になる液晶表示装置の平面
図(a)及び断面図(b)である。
【図2】 本発明の液晶表示装置の各画素(TFT)を
検査する検査方法を説明する構成図である。
【図3】 光抵抗素子の構成を示す断面図である。
【図4】 TFTの構成を示す断面図である。
【図5】 従来の液晶表示装置の平面図(a)及び断面
図(b)である。
【図6】 ソース信号とゲート信号のタイミングチャー
トを示す図である。
【符号の説明】
1 アレイ基板、2 画素、3 対向基板、4 透明電
極、5 液晶、6 ソース信号、7 ゲート信号、8
ソース駆動回路、9 ゲート駆動回路、10光照射装
置、11 制御コンピュータ、12 アモルファスシリ
コンi層、13アモルファスシリコンn層、14 出力
端子、15 入力端子、16 上部保護膜、17 層間
絶縁膜、18 画素電極、19 保護膜、a1〜an
ース信号線(列信号線)、b1〜bm ゲート信号線(行
信号線)、c11〜cnm 薄膜トランジスタ(TFT、ス
イッチング素子)、P1〜Pnおよびp1〜pm 光抵抗素
子、S 短絡線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 H01L 27/12 T 27/12 G01R 31/28 L 29/786 H01L 29/78 623A (72)発明者 横溝 政幸 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内 (72)発明者 井上 一樹 熊本県菊池郡西合志町御代志997番地 株 式会社アドバンスト・ディスプレイ内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート信号線と複数のソース信号
    線とを交差させて形成し、上記交差部に薄膜トランジス
    タを配設したアレイ基板、このアレイ基板に対向して配
    設した対向基板、この対向基板と上記アレイ基板との間
    に挟持された液晶、上記ゲート信号線にその出力端子を
    接続しその入力端子を短絡線で短絡した複数の光抵抗素
    子、上記ソース信号線にその出力端子を接続しその入力
    端子を短絡線で短絡した複数の光抵抗素子、上記短絡線
    に接続されたゲート駆動回路およびソース駆動回路を備
    えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 光抵抗素子は、アレイ基板と異なる基板
    上に形成されたことを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 光抵抗素子は、アレイ基板上に形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 光抵抗素子は、アモルファスシリコンi
    層、金属からなる入力端子と接続され上記アモルファス
    シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn
    層、金属からなる出力端子と接続され上記アモルファス
    シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn層
    を備えたことを特徴とする請求項1、2または3のいず
    れかに記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 複数のゲート信号線と複数のソース信号
    線とを交差させて形成し、上記交差部に薄膜トランジス
    タを配設したアレイ基板、このアレイ基板に対向して配
    設した対向基板、この対向基板と上記アレイ基板との間
    に挟持された液晶を備えた液晶表示装置の上記ゲート信
    号線および上記ソース信号線それぞれに複数の光抵抗素
    子の出力端子を接続し、上記複数の光抵抗素子の入力端
    子を短絡線で短絡し、この短絡線にゲート駆動回路およ
    びソース駆動回路を接続し、上記光抵抗素子に光を照射
    することによって上記ゲート駆動回路およびソース駆動
    回路の駆動信号をそれぞれ上記ゲート信号線およびソー
    ス信号線を介して上記薄膜トランジスタに印加すること
    を特徴とする液晶表示装置の検査方法。
  6. 【請求項6】 光抵抗素子は、アレイ基板と異なる基板
    上に形成されたことを特徴とする請求項5記載の液晶表
    示装置の検査方法。
  7. 【請求項7】 光抵抗素子は、アレイ基板上に形成され
    たことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置の検査
    方法。
  8. 【請求項8】 光抵抗素子は、アモルファスシリコンi
    層、金属からなる入力端子と接続され上記アモルファス
    シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn
    層、金属からなる出力端子と接続され上記アモルファス
    シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn層
    を備えたことを特徴とする請求項5、6または7のいず
    れかに記載の液晶表示装置の検査方法。
  9. 【請求項9】 複数のゲート信号線と複数のソース信号
    線とを交差させて形成し、上記交差部に薄膜トランジス
    タを配設したアレイ基板、このアレイ基板に対向して配
    設した対向基板、この対向基板と上記アレイ基板との間
    に挟持された液晶を備えた液晶表示装置の上記ゲート信
    号線および上記ソース信号線それぞれに複数の光抵抗素
    子の出力端子を接続し、上記複数の光抵抗素子の入力端
    子を短絡線で短絡し、上記光抵抗素子のすべてに光を照
    射することを特徴とする液晶表示装置の静電気防止方
    法。
  10. 【請求項10】 短絡線を接地することを特徴とする請
    求項9記載の液晶表示装置の静電気防止方法。
  11. 【請求項11】 光抵抗素子は、アレイ基板と異なる基
    板上に形成されたことを特徴とする請求項9記載の液晶
    表示装置の静電気防止方法。
  12. 【請求項12】 光抵抗素子は、アレイ基板上に形成さ
    れたことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の静
    電気防止方法。
  13. 【請求項13】 光抵抗素子は、アモルファスシリコン
    i層、金属からなる入力端子と接続され上記アモルファ
    スシリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn
    層、金属からなる出力端子と接続され上記アモルファス
    シリコンi層上に形成されたアモルファスシリコンn層
    を備えたことを特徴とする請求項9、11または12の
    いずれかに記載の液晶表示装置の静電気防止方法。
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