JPH0822045B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0822045B2
JPH0822045B2 JP61202114A JP20211486A JPH0822045B2 JP H0822045 B2 JPH0822045 B2 JP H0822045B2 JP 61202114 A JP61202114 A JP 61202114A JP 20211486 A JP20211486 A JP 20211486A JP H0822045 B2 JPH0822045 B2 JP H0822045B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術(第9図〜第10図) D 発明が解決しようとする問題点(第11図) E 問題点を解決するための手段(第3図) F 作用(第3図) G 実施例(第1図〜第8図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダに関し、例えば8ミリ
ビデオ方式のビデオテープレコーダ(VTR)に適用して
好適なものである。
B 発明の概要 本発明は、同一の記録トラツクに、オーデイオ信号記
録領域及びビデオ信号記録領域を形成するようにしてな
るビデオテープレコーダにおいて、オーデイオ信号記録
領域の再生及びビデオ信号記録領域の記録を、互いに隣
合う記録トラツクについて同時に再生及び記録するよう
にしたことにより、オーデイオ信号を再生して聞きなが
ら対応するビデオ信号を確実にインサート記録すること
ができる。
C 従来の技術 8ミリビデオ方式のVTRは、特開昭57−186877号公報
に開示されているように、回転ヘツドによつて形成され
るヘリカルトラックでなる1本の記録トラツク上に互い
に連続するようにビデオ信号記録領域に加えてPCMオー
デイオ信号記録領域を形成することにより、再生された
オーデイオ信号の音質を高めるようになされており、回
転ビデオヘツドは、第9図のように構成されている。
すなわち、回転ドラム1上の180°対向した位置に正
及び負のアジマス角を有する一対の磁気ヘツド(これを
Aヘツド及びBヘツドと呼ぶ)HDA及びHDBが装着され、
回転ドラム1のほぼ210°の角範囲に亘つて磁気テープ
2が巻き付けられている。記録モード時Aヘツドでなる
磁気ヘツドHDA及びBヘツドでなる磁気ヘツドHDBは、磁
気テープ2に当たり始めた後巻付角θPCM(=30°)の
オーデイオ信号記録領域ERPCMを走査している間、PCMオ
ーデイオ信号を磁気テープ2上に記録又は再生し、続い
て巻付角θVD(=180°)のビデオ信号記録領域ERVD
走査している間、1フイールド分のビデオ信号(輝度信
号、クロマ信号等でなる)を記録又は再生する。
かくして磁気テープ2上には、第10図に示すように、
磁気ヘツドHDAによつて、1フイールド分のビデオ信号V
Dを記録してなるビデオ信号記録領域ERVDと、対応する
オーデイオ信号APCM(時間軸圧縮PCMオーデイオ信号で
なる)を記録してなるオーデイオ信号記録領域ERPCM
を連続させた構成を有し、かつ正のアジマス角を有する
記録トラツクTAが形成される。またこれに隣接するよう
に同様にして、磁気ヘツドHDBによつて、ビデオ信号記
録領域ERVD及びオーデイオ信号記録領域ERPCMで構成さ
れた負のアジマス角を有する記録トラツクTBが形成され
る。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、ビデオ信号によつて表される画像情報に対
して、必要に応じて選定した音声情報を組合せ記録する
ようなインサート編集をするために、予めオーデイオ信
号をオーデイオ信号記録領域ERPCMに記録しておき、こ
れを再生してオペレータが聴き取りながら対応する画像
情報でなるビデオ信号をビデオ信号記録領域ERVDに記録
し得るようにできれば、VTRの機能を一段と拡大できる
と考えられる。
しかし第9図及び第10図について上述した従来のVTR
においては、これを実現し得ない問題がある。すなわ
ち、第9図において、一対の磁気ヘツドHDA及びHDBは、
180°対向した位置に装着されているので、一方の磁気
ヘツドHDA(又はHDB)がオーデイオ信号領域ERPCMを走
査しているとき、他方の磁気ヘツドHDB(又はHDA)はビ
デオ信号記録領域ERVDを走査している関係にある。
ここで、実際上、磁気ヘツドHDA及びHDBは、それぞれ
巻付角180°のビデオ信号記録領域ERVDを走査している
期間WA及びWBを表すスイツチングパルス信号SWP(第11
図(A))に基づいて、それぞれ第11図(B)及び
(C)に示すように、期間WAの間一方の磁気ヘツドHDA
がビデオ信号記録領域ERVDに対して、記録又は再生動作
するように制御され、これと同時に他方の磁気ヘツドHD
Bがオーデイオ信号記録領域ERPCMに対して記録又は再生
動作するように制御される。
同様にして期間WBにおいて、磁気ヘツドHDBは、ビデ
オ信号記録領域ERVDに対して記録又は再生動作するよう
に制御され、これと同時に磁気ヘツドHDAがオーデイオ
信号記録領域ERPCMに対して記録又は再生動作するよう
に制御される。
従つてインサート編集するために、オーデイオ信号記
録領域ERPCMを磁気ヘツドHDA(又はHDB)によつて再生
しようとすれば、必ずこれと同時に他方の磁気ヘツドHD
B(又はHDA)がビデオ信号記録領域ERVDに対して記録動
作をしていることになる。
ところが実際上、オーデイオ信号記録領域ERPCMから
磁気ヘツドHDB(又はHDA)がピツクアツプ再生するオー
デイオ信号に対して、磁気ヘツドがHDA(又はHDB)がビ
デオ信号記録領域ERVDに記録する際に、ほぼ−40〔dB〕
程度の信号レベルを有する記録ビデオ信号のクロストー
クがロータリトランスを介して生ずることを避け得ず、
このような条件の下においてオーデイオ信号を再生する
ことは実用上極めて困難である。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので事前に記
録されたオーデイオ信号を再生しながらこれに適応する
ビデオ信号を、確実に、インサート記録することができ
るようにしたビデオテープレコーダを提案しようとする
ものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、回転
ドラム1上に配置されかつ互いに異なるアジマス角を有
する一対の第1及び第2の磁気ヘツドHDA及びHDBにより
形成された記録トラツクTA及びTBに、オーデイオ信号記
録領域及びERPCM及びビデオ信号記録領域ERVDを形成す
る記録再生装置において、第2の磁気ヘツドHDBに近接
して配設され、第1の磁気ヘツドHDAと同じアジマス角
を有する第3の磁気ヘツドHDASと、入力ビデオ信号をほ
ぼ1フイールド区間遅延して第3の磁気ヘツドHDASへ供
給する遅延手段と、オーデイオ信号記録領域ERPCMから
第2の磁気ヘツドHDAと第3の磁気ヘツドHDASとにより
同時に再生されたオーデイオ信号を連続したオーデイオ
信号となすオーデイオ信号再生手段(22A、22B、23)と
を具え、記録トラツクTA、TBのうち、互いに隣接する第
1及び第2の記録トラツクTA及びTBのオーデイオ信号記
録領域ERPCM及びビデオ信号記録領域ERVDについて、第
2の磁気ヘツドHDBと第3の磁気ヘツドHDASとにより、
第1及び第2の記録トラツクTA及びTBのオーデイオ信号
記録領域ERPCMから同時に上記オーデイオ信号を再生す
ると共に、上記第1及び第2の記録トラツクTA及びTBの
ビデオ信号記録領域ERVDに同時にビデオ信号を記録する
ようにする。
F 作用 ヘリカルスキヤンダブルアジマス記録方式によつて、
それぞれオーデイオ信号記録領域ERPCM及びビデオ信号
記録領域ERVDを有する記録トラツクTA、TBを形成する際
に、記録トラツクTA(又はTB)のオーデイオ信号記録領
域ERPCMに予め記録されているオーデイオ信号を再生し
てこれを聞きながらビデオ信号記録領域ERVDにビデオ信
号を記録する際に、隣接する記録トラツクTB(又はTA)
について、同時にオーデイオ信号を再生し、また同時に
ビデオ信号を記録するようにする。
このようにすれば、オーデイオ信号記録領域ERPCM
らオーデイオ信号を再生する際に、ビデオ信号記録領域
ERVDに記録されるビデオ信号のクロストークが生ずるお
それを有効に回避し得、かくして確実にビデオ信号をイ
ンサート記録することができる。
G 実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第9図との対応部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、回転ドラム1には、第3の磁気ヘツドHDASが設
けられている。この磁気ヘツドHDASはAヘツドでなる磁
気ヘツドHDAと同じ正のアジマス角を有し、磁気ヘツドH
DBと同時に、かつ1フイールド分後行側の記録トラツク
TAを走査し得るように、磁気ヘツドHDBの近傍位置に配
設されている。
すなわち第3の磁気ヘツドHDASの装着位置は、回転ド
ラム1の外周面を展開して第2図に示すように、回転ド
ラム1の回転方向に見て磁気ヘツドHDBを基準にしてギ
ヤツプ間距離GLだけ後行した位置に配設されている。
ここで、第2の磁気ヘツドHDBは、第1の磁気ヘツドH
DAと共通の下エツジ線LLに一致する高さレベルを有する
と共に、180°後行した位置に配設されている。これに
対して第3の磁気ヘツドHDASは、第2の磁気ヘツドHDB
を基準にして下エツジ線LLに沿つてギヤツプ間距離GL
け後行し、かつ磁気テープ2上の隣接する記録トラツク
TAを走査し得るように1トラツクピツチTPだけ上方にず
れた位置に位置合わせされている。
その結果第3の磁気ヘツドHDASは、第3図に示すよう
に、第2の磁気ヘツドHDBが記録トラツクTBを走査開始
するときこれと同時に第3の磁気ヘツドHDASが、後行側
に隣接する記録トラツクTAを走査開始する位置に来るよ
うになされ、その後第4図に示すように、第3の磁気ヘ
ツドHDASが記録トラツクTAの終端部を走査していると
き、同じアジマス角を有するAヘツドでなる第1の磁気
ヘツドHDAが対応する記録トラツクTAを走査開始し得る
ようになされている。
この実施例の場合、磁気ヘツドHDB及びHDAS間のギヤ
ツプ間距離GL(第2図)は、記録トラツクTB及びTA間の
H並びを保持し得る間隔α(=1H)と等しい値に選定
されており、かくして第2の磁気ヘツドHDBが記録トラ
ツクTBを走査開始した時点において、これと同時に第3
の磁気ヘツドHDASが記録トラツクTAを走査開始し得るよ
うになされている。
因に、8ミリビデオ方式の記録トラツクのフオーマツ
トにおいては、NTSC方式のビデオ信号についてSP(stan
dard play)モードで磁気テープを走行させる場合、H
並びαはα=1Hに選定される。
これらの磁気ヘツドは第5図に示す記録再生回路11に
接続され、記録トラツクTA及びTBのオーデイオ信号記録
領域ERPCMから磁気ヘツドHDAS及びHDBによつてピツクア
ツプしたPCMオーデイオ信号の再生音声をオペレータに
聴き取らせながら、対応するビデオ信号を記録トラツク
TA及びTBのビデオ信号記録領域ERVDに記録するように切
換動作する。
記録再生回路11は、インサート記録すべき入力ビデオ
信号VDINを直接受けるA系列ビデオ信号記録部12Aと、
入力ビデオ信号VDINを遅延回路13を介して受けるB系列
ビデオ信号記録部12Bとを有する。
遅延回路13は、フイールドメモリ13Aを有し、入力ビ
デオ信号VDINをビデオデータに変換して記憶すると共
に、当該ビデオデータの読出時間を1フイールド分のビ
デオ信号のタイミングと、磁気ヘツドHDB及びHDAS間の
ギヤツプ間距離GL及びH並びαとを考慮して、(1フ
イールド−GL+α)の遅延量だけ遅延した遅延ビデオ
信号VDDLをB系列ビデオ信号記録部12Bに送出する。
ギヤツプ間距離GLに相当する遅延量は、タイミング発
生回路13Bを介して例えば可変抵抗で構成されたギヤツ
プ間距離微調整素子13Cによつて微小遅延量Δだけ調整
し得る。この実施例の場合、ギヤツプ間距離GLに相当す
る遅延量は、H並びαとほぼ等しい値に選定されてお
り、かくしてA系列ビデオ信号記録部12Aに現在の入力
ビデオ信号VDINが入力しているタイミングで1フイール
ド分前の入力ビデオ信号VDINでなる遅延ビデオ信号VDDL
がB系列ビデオ信号記録部12Bに入力され、かくしてA
系列ビデオ信号記録部12A及びB系列ビデオ信号記録部1
2Bから、現在の入力ビデオ信号VDINに対応する第1の記
録ビデオ信号VDRECA及び1フイールド分前の入力ビデオ
信号VDINに対応する第2の記録ビデオ信号VDRECBが同時
に送出される。
この第1及び第2の記録ビデオ信号VDRECA及びVDRECB
は、それぞれ記録増幅回路14A及び14Bを介し、さらにロ
ータリートランス15A及び15Bを介して磁気ヘツドHDAS及
びHDBに与えられる。かくして磁気ヘツドHDAS及びHDB
は、第3図について上述したように、それぞれ記録トラ
ツクTA及びTBを走査しているタイミングでそれぞれ第1
及び第2の記録ビデオ信号VDRECA及びVDRECBをタイミン
グ発生部16の制御の下に同時に記録し得るようになされ
ている。
タイミング発生部16は、回転ドラム1が1回転するご
とに発生される回転検出信号PGを、例えばモノマルチバ
イブレータ構成の遅延回路16Aを通じてドラムサーボ回
路16Bに与える。遅延回路16Aは、ギヤツプ間距離GL(第
2図)と、H並びα(第3図)との差でなるヘツドず
れ量GL−αに相当する時間だけ回転検出信号PGを遅延
させてなる遅延回転検出信号PGDLをドラムサーボ回路16
Bに送出する。かくしてドラムサーボ回路16Bは当該遅延
回転検出信号PGDLに同期した速度で回転ドラム1を回転
駆動する。
これに加えてタイミング発生部16は、現在の入力ビデ
オ信号VDIN及び遅延ビデオ信号VDDLにそれぞれ含まれて
いる同期信号を分離する基準同期信号分離回路16Cを有
し、かくして得られた基準同期信号SVDR(第6図
(C))及びSVDD(第6図(D))をドラムサーボ回路
16Bに与えることにより、回転ドラム1を入力ビデオ信
号VDINと同期する位相で回転させるように位相制御す
る。
回転検出信号PGは、波形整形回路16Dにおいてデユー
テイ比が50%のスイツチパルス信号SWP(第6図
(A))を発生し、このスイツチパルス信号SWPが論理
「L」レベルにあるとき(この期間は記録トラツクTBの
ビデオ信号記録領域ERVD(第3図及び第4図)を走査す
べき期間であることを表す)、インバータ17によつて得
られる反転スイツチパルス信号▲▼によつてB系
列ビデオ信号記録部12B及び記録増幅回路14Bを動作させ
て、磁気ヘツドHDBによつて記録トラツクTB上にビデオ
信号VDRECBを記録させる。
これに対してドラムサーボ回路16Bは、スイツチパル
ス信号SWPに対してヘツドずれ量GL−αに相当する時
間(この実施例の場合GL−α=0である)だけ遅延し
た遅延スイツチパルス信号SWPDLをインバータ16Eによつ
て反転してなる遅延反転スイツチパルス信号▲
▼(第6図(B))をA系列ビデオ信号記録部12A及
び記録増幅回路14Aに与える。かくして遅延反転スイツ
チパルス信号▲▼が論理「L」レベルになつ
た期間(この実施例の場合スイツチ期間WAの期間)の間
記録増幅回路14Aを記録動作させることによつて第1の
記録ビデオ信号VDRECAを、記録トラツクTAのビデオ信号
記録領域ERVDに記録させるようになされている。
磁気ヘツドHDAS及びHDBのオーデイオ信号記録領域ER
PCMからピツクアツプされたピツクアツプオーデイオ信
号ADPBA及びADPBB(第6図(F1)及び(E1))はそれぞ
れロータリートランス15A及び15Bを介し、さらに再生増
幅回路21A及び21Bを介してA系列オーデイオ信号再生部
22A及びB系列オーデイオ信号再生部22Bに与えられる。
A系列及びB系列オーデイオ信号再生部22A及び22B
は、それぞれ与えられたピツクアツプオーデイオ信号AD
PBA及びADPBBをRAMでなるメモリに書き込み、これを必
要に応じて所定の時点で時間軸伸長させながら読み出し
てデジタル/アナログ変換した後、再生出力PBA(第6
図(F2))及びPBB(第6図(E2))として出力する。
この再生出力PBA及びPBBは、加算回路23において加算
した後、再生オーデイオ増幅回路24を介して後段のオー
デイオ信号処理部に与えられる。
ここで再生増幅回路21A及びA系列オーデイオ信号再
生部22Aには、ドラムサーボ回路16Bにおいて発生される
遅延スイツチパルス信号SWPDLが動作信号として与えら
れる。この遅延スイツチパルス信号SWPDLは、スイツチ
パルス信号SWP(第6図(A))に対してヘツドずれ量G
L−α(この実施例の場合GL=α)だけ遅延したパ
ルス信号でなる。
以上の構成において、記録再生回路11は第6図(A)
のスイツチパルス信号SWPのうち、スイツチ期間WAを再
生モード期間TPBとして割り当てると共に、スイツチ期
間WBを記録動作モード期間TRECとして割り当てる。
先ず再生動作モード期間TPBにおいては、第3図につ
いて上述したように、Bヘツドでなる第2の磁気ヘツド
HDBが記録トラツクTBのオーデイオ信号記録領域ERPCM
走査すると同時に、Aヘツドでなる第3の磁気ヘツドHD
ASが記録トラツクTAのオーデイオ信号記録領域ERPCM
走査する。
その結果磁気ヘツドHDAS及びHDBから得られるピツク
アツプオーデイオ信号ADPBA及びADPBBがそれぞれ再生増
幅回路21A及び21Bを通じてA系列及びB系列オーデイオ
信号再生部22A及び22Bに入力される。
ここで、再生増幅回路21Bを介してピツクアツプされ
たピツクアツプオーデイオ信号ADPBBが、ATFサーボ回路
(図示せず)にATFトラツキング信号ATFOUTとして送出
されることにより、記録トラツクTBのオーデイオ信号記
録領域ERPCMに記録されているパイロツト信号が再生さ
れ、これにより磁気ヘツドHDBを介して回転ドラム1がA
TFサーボ制御され、これにより磁気ヘツドHDB及びHDAS
がそれぞれ記録トラツクTB及びTAをトラツキング走査す
る。
かくしてスイツチ期間WAにおいて磁気ヘツドHDBによ
つてピツクアツプされたピツクアツプオーデイオ信号AD
PBB(第6図(E1))はB系列オーデイオ信号再生部22B
において順次PCMオーデイオデータD1、ポストアンブル
データD2、ガードデータD3に変換されて行く。そしてポ
ストアンブルデータD2が得られたとき、B系列オーデイ
オ信号再生部22Bは再生出力PBB(第6図(E2))をスイ
ツチ期間WBの開始時点に同期させて加算回路23に送出す
る。
これに対してAヘツドでなる磁気ヘツドHDASによつて
ピツクアツプされたピツクアツプオーデイオ信号ADPBA
(第6図(F1))は、ピツクアツプオーデイオ信号AD
PBBと同時に再生増幅回路21Aを通じてA系列オーデイオ
信号再生部22Aに取り込まれて行く。そしてポストアン
ブルデータD2が取り込まれたとき、A系列オーデイオ信
号再生部22Aは次のスイツチ期間WAの開始時点(すなわ
ち次のスイツチ期間WBに相当する1フイールド分の時間
だけ遅延した時点でなる)からA系列オーデイオ信号再
生部22Aの再生出力PBAを加算回路23に送出する。
かくして再生オーデイオ増幅回路24から、順次続くス
イツチ期間WB及びWAのタイミングで得られる再生出力PB
B及びPBAによつて連続したアナログオーデイオ信号でな
るオーデイオ出力信号ADOUTが送出されることになる。
かかるオーデイオ信号の再生動作が実行されている間
に、記録トラツクTB及びTAのビデオ信号記録領域ERVD
対する記録ビデオ信号VDRECA及びVDRECBの記録がなされ
る。
すなわち磁気ヘツドHDBのピツクアツプオーデイオ信
号ADPBB(第6図(E1))についてB系列オーデイオ信
号再生部22BがポストアンブルデータD2を検出したとき
そのタイミング近傍においてスイツチパルス信号SWP
(第6図(A))及び反転スイツチパルス信号▲
▼がスイツチ期間WAからWBに切り換わつて論理レベルを
反転させることにより、B系列オーデイオ信号再生部22
B及び再生増幅回路21Bが非動作状態に制御されると同時
に、B系列ビデオ信号記録部12B及び記録増幅回路14Bが
動作状態に制御される。従つてB系列ビデオ信号記録部
12Bは、遅延回路13から得られる1フイールド前の入力
ビデオ信号VDIN(すなわち遅延ビデオ信号VDDL)でなる
記録ビデオ信号VDRECB(第6図(E1))を磁気ヘツドHD
Bに送出する。
かくして記録トラツクTBのビデオ信号記録領域ER
VDに、1フイールド前のビデオ信号が記録される。
これに対してA系列オーデイオ信号再生部22Aがピツ
クアツプオーデイオ信号ADPBAのポストアンブルデータD
2を検出すると、そのタイミングの近傍においてスイツ
チパルス信号SWP(第6図(A))がスイツチ期間WAか
らスイツチ期間WBに切り換わる。このときドラムサーボ
回路16Bは遅延スイツチパルス信号SWPDL及び反転遅延ス
イツチパルス信号▲▼(第6図(B))の論
理レベルを反転させることにより、A系列オーデイオ信
号再生部22A及び再生増幅回路21Aを非動作状態に制御す
ると同時に、A系列ビデオ信号記録部21A及び記録増幅
回路14Aを動作状態に制御する。
この結果スイツチ期間WBの間にA系列ビデオ信号記録
部12Aが記録ビデオ信号VDRECA(第6図(F1))を記録
トラツクTAのビデオ信号記録領域ERVDに記録して行く。
やがてスイツチ期間WBからスイツチ期間WAに切り換わ
ると、このスイツチパルス信号SWPが反転することによ
りB系列ビデオ信号記録部12B及び増幅回路14Bが非動作
状態に制御されると同時にB系列オーデイオ信号再生部
22B及び再生増幅回路21Bが動作状態に制御される。
またドラムサーボ回路16Bを介してスイツチパルス信
号SWPの変化に応じて変化する遅延スイツチパルス信号S
WPDLの変化によつて、A系列ビデオ信号記録部12A及び
記録増幅回路14Aが非動作状態に制御されると同時に、
A系列ビデオ信号再生部22A及び再生増幅回路21Aが動作
状態に制御される。
ところでこのスイツチ期間WAにおいては、第4図につ
いて上述したように、磁気ヘツドHDB及びHDASが記録ト
ラツクTB及びTAのビデオ信号記録領域ERVDを離脱して一
旦磁気テープ2には接触しない状態になつた後、第3図
について上述したように磁気ヘツドHDB及びHDASがその
次の記録トラツクTB及びTAのオーデイオ信号記録領域ER
PCMに突入する状態になる。この状態になると磁気ヘツ
ドHDB及びHDASが記録トラツクTB及びTAのオーデイオ信
号記録領域ERPCMからピツクアツプオーデイオ信号ADPBB
及びADPBAをピツクアツプ開始する。
かくして磁気ヘツドHDAS及びHDBは、第7図(B)及
び(C)に示すように、スイツチ期間WAにおいてピツク
アツプオーデイオ信号ADPBA及びADPBBをピツクアツプす
る際には記録動作をせず、共に再生動作をすることにな
る。
以上の構成によれば、互いにアジマス角を異にする第
2及び第3の磁気ヘツドHDB及びHDASを、互いに隣接す
る記録トラツクTB及びTAを同時に走査し得るような位置
関係に配設すると同時に、これら2つの磁気ヘツドHDB
及びHDASによつて同時にオーデイオ信号記録領域ERPCM
からPCMオーデイオデータD1を再生し(第6図(E1)及
び(F1))、かつ同時にビデオ信号記録領域ERVDにビデ
オデータD4(第6図(E1)及び(F1))を記録するよう
に構成したことにより、予めオーデイオ信号を記録した
状態において、当該オーデイオ信号を再生してオペレー
タに聴き取らせながら対応する画像情報をもつビデオ信
号を記録することができる。
かくするにつき、オーデイオ信号を再生するタイミン
グにおいてビデオ信号を記録することがないので、オー
デイオ信号の再生及びビデオ信号の記録を確実に実現し
得る。
他の実施例 (1)上述の実施例においては磁気ヘツドHDB及びHDAS
のギヤツプ間距離GL(第2図)を記録パターン(第3図
及び第4図)のH並びαと等しくなるように選定した
場合について述べたが、ギヤツプ間距離GLがH並びα
と等しくない場合には、第6図に対応させて第8図に示
すように、磁気ヘツドHDASに対するピツクアツプオーデ
イオ信号ADPBAをピツクアツプする際のタイミング及び
記録ビデオ信号VDRECAを記録するタイミング(第8図
(F1))が、ギヤツプ間距離GL及び並びαの差でなる
ヘツドずれ量GL−α分だけ、ピツクアツプオーデイオ
信号ADPBB及び記録ビデオ信号VDRECBを処理するタイミ
ング(第8図(E1))に対してずれることを除いて、第
6図の場合と同様の動作が得られる。
従つてヘツドずれ量GL−αの値が、記録トラツクTB
及びTAの、オーデイオ信号記録領域ERPCM及びビデオ信
号記録領域ERVD間にあるポストアンブルデータD2及びガ
ードデータD3に相当する時間を越えない範囲においてB
系列オーデイオ信号再生部22Bの再生出力PBBと、A系列
オーデイオ信号再生部22Aの再生出力PBAとを連続的に再
生することができる。
かかる構成において、第1の記録ビデオ信号VDRECA
び第2の記録ビデオ信号VDRECB間の遅延量は、遅延回路
13のギヤツプ間距離微調整素子13Cの微調整量Δと共にG
L−α+Δと表すことができることにより、このギヤ
ツプ間距離微調整素子13Cを微調整することによつて再
生出力PBB及びPBAが連続再生できるように、電気的ビデ
オ信号の遅延量を最適値になるように容易に調整するこ
とができる。
かくして、たとえギヤツプ間距離GLに取付誤差があつ
たとしても、これを容易に調整し得る。
(2)また上述の実施例においては、H並びαをNTSC
方式のSPモードの場合としてα=1Hに選定した実施例
について述べたが、これに限らず種々のH並びを有する
VTRに本発明を適用し得る。
例えばNTSC方式のLP(long play)モードのときに
は、α=0.5Hに選定すれば良く、またPAL方式のSPモ
ード及びLPモードにおいてはそれぞれα=2H及びα
=1Hに選定すれば良い。
(3)また上述の実施例においては、記録トラツクTBに
記録すべきビデオ信号として、(1フイールド−GL+α
+Δ)だけ遅延したビデオ信号VDDLを遅延回路13から
得るようにした構成について述べたが、遅延フイールド
数はこれに限らず複数フイールド分遅延するように選定
しても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
(4)上述の実施例においては、回転ドラム1に対して
磁気テープ2を180°(ビデオ信号記録領域の巻付角θ
VD)+30°(オーデイオ信号記録領域ERPCMの巻付角θ
PCM)だけ巻き付けた場合の実施例について述べたが、
当該巻付角θVD及びθPCMを180°以上及び又は30°以上
に巻き付けるようにしたVTRに本発明を適用しても、上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
(5)上述の実施例においては、第3の磁気ヘツドHDAS
を、第2の磁気ヘツドHDBの後行側に配設した場合につ
いて述べた。これはトラツク幅TWがトラツクピツチTP
対してTW>TPの関係にあるため、第3の磁気ヘツドHDAS
を先行させると記録トラツクTAの一部が第2の磁気ヘツ
ドHDBによつてオーバライトされる不都合を回避するよ
うにしたものである。
これに対してTW≦TPの関係にある場合は、第3の磁気
ヘツドHDASを第2の磁気ヘツドHDBの先行側に配設して
も良く、要は第3の磁気ヘツドHDASが第2の磁気ヘツド
HDBと同時に、これが走査している記録トラツクTBに隣
接する記録トラツクTAを走査できる位置に配設すれば良
い。
H 発明の効果 上述のように本発明によれば、アジマス角が互いに異
なる隣接する記録トラツクについて、PCMオーデイオ信
号の再生と、ビデオ信号の記録とを、それぞれ同時に行
うようにしたことにより、再生したオーデイオ信号をオ
ペレータに聴き取らせながら対応するビデオ信号をイン
サート記録し得る記録再生装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明はによるビデオテープレコーダの一実施
例に用いられる回転ドラムの構成を示す略線的平面図、
第2図はその磁気ヘツド相互間のギヤツプ間距離の説明
に供する回転ドラムの展開図、第3図及び第4図は記録
パターンと磁気ヘツドの関係を示す略線図、第5図は本
発明によるビデオテープレコーダの一実施例に用いられ
る記録再生回路を示すブロツク図、第6図及び第7図は
その動作の説明に供する略線的信号波形図、第8図は他
の実施例を示す略線的信号波形図、第9図は従来のビデ
オテープレコーダに用いられている回転ドラムの構成を
示す略線的平面図、第10図はその記録パターンを示す略
線図、第11図はそのインサート記録モードの説明に供す
る略線的信号波形図である。 1……回転ドラム、2……磁気テープ、ERPCM……オー
デイオ信号記録領域、ERVD……ビデオ信号記録領域、HD
A、HDB、HDAS……第1、第2、第3の磁気ヘツド、TA、
TB……記録トラツク、11……記録再生回路、12A、12B…
…A系列、B系列ビデオ信号記録部、13……遅延回路、
14A、14B……記録増幅回路、15A、15B……ロータリート
ランス、16……タイミング発生部、21A、21B……再生増
幅回路、22A、22B……A系列、B系列オーデイオ信号再
生部、23……加算回路、24……再生オーデイオ増幅回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に配置されかつ互いに異なる
    アジマス角を有する一対の第1及び第2の磁気ヘツドに
    より形成された記録トラツクに、オーデイオ信号記録領
    域及びビデオ信号記録領域を形成する記録再生装置にお
    いて、 上記第2の磁気ヘツドに近接して配設され、上記第1の
    磁気ヘツドと同じアジマス角を有する第3の磁気ヘツド
    と、 入力ビデオ信号をほぼ1フイールド区間遅延して上記第
    3の磁気ヘツドへ供給する遅延手段と、 上記オーデイオ信号記録領域から上記第2の磁気ヘツド
    と上記第3の磁気ヘツドとにより同時に再生されたオー
    デイオ信号を連続したオーデイオ信号となすオーデイオ
    信号再生手段と、 を具え、 上記記録トラツクのうち、互いに隣接する第1及び第2
    の記録トラツクの上記オーデイオ信号記録領域及び上記
    ビデオ信号記録領域について、上記第2の磁気ヘツドと
    上記第3の磁気ヘツドとにより、上記第1及び第2の記
    録トラツクの上記オーデイオ信号記録領域から同時に上
    記オーデイオ信号を再生すると共に、上記第1及び第2
    の記録トラツクの上記ビデオ信号記録領域に同時にビデ
    オ信号を記録する ことを特徴とする記録再生装置。
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