JPH08220430A - 広角レンズ - Google Patents

広角レンズ

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JPH08220430A
JPH08220430A JP7052011A JP5201195A JPH08220430A JP H08220430 A JPH08220430 A JP H08220430A JP 7052011 A JP7052011 A JP 7052011A JP 5201195 A JP5201195 A JP 5201195A JP H08220430 A JPH08220430 A JP H08220430A
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JP
Japan
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lens
plastic
lenses
wide
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7052011A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Kikuchi
雅仁 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7052011A priority Critical patent/JPH08220430A/ja
Publication of JPH08220430A publication Critical patent/JPH08220430A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/12Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having three components only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチックレンズを多用して低価格化を図
るとともに、温度や湿度などの使用環境が変化しても十
分な性能を確保できるようにする。 【構成】 物体側から順に、プラスチック凹レンズ1、
プラスチック凸レンズ2、ガラスレンズ3の3枚で構成
し、物体側2枚をプラスチックレンズにして、レンズ系
の低価格化を図り、物体側のプラスチック凹レンズ1と
プラスチック凸レンズ2をアフォーカル系のワイドコン
バータに構成して、プラスチックレンズを用いても、温
度や湿度などの使用環境の変化によって性能が変化する
ことがなく、使用環境が変化しても十分な性能を確保す
ることができ、しかも2枚のプラスチックレンズの少な
くとも各一面をそれぞれ非球面に形成したことにより、
収差補正が有利になり、ワイドコンバータにより画角が
大きくなっても十分に収差補正ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子カメラなどの撮
影装置に用いられる広角レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】電子カメラに用いられる広角レンズにお
いては、ガラス製のレンズを用いた5枚構成のものが広
く知られている。このような広角レンズでは、ガラス製
のレンズを5枚用いているので、高性能ではあるが、非
常に高価なものであるという問題があった。そこで、従
来では、低価格な広角レンズとして、プラスチック製の
レンズを用いた2枚構成のものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック製のレンズを用いた従来の広角レンズでは、レン
ズが温度や湿度などの使用環境によってピントが変動す
るため、ガラス製のレンズに比べて、常温常湿下では差
ほど性能は変わらないが、使用環境の変化によりかなり
性能が低下するという欠点があった。この発明の課題
は、プラスチックレンズを多用して低価格化を図るとと
もに、温度や湿度などの使用環境が変化しても十分な性
能を確保することができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、物体側より順に、プラスチック凹レン
ズ、プラスチック凸レンズ、ガラスレンズを配置した3
枚構成とし、プラスチック凹レンズとプラスチック凸レ
ンズをアフォーカル系のワイドコンバータとして構成
し、少なくともプラスチック凸レンズの一面を非球面に
形成したことを特徴とするものである。この場合、請求
項2に記載の如く、1枚目のプラスチック凹レンズの一
面が非球面に形成されていることが望ましい。また、請
求項3に記載の如く、n番目の面の曲率半径をRn、n
番目の面のアッベ数をνn、全系の焦点距離をfとした
とき、 (1)R2<2f (2)R3>−2f (3)R4>−2f (4)45<ν1<70 (5)45<ν3<70 の各条件を満足していることが望ましい。
【0005】
【作用】この発明によれば、レンズ3枚で構成したう
ち、物体側2枚をプラスチックレンズにすることによ
り、レンズ系の低価格化を図るとともに、物体側のプラ
スチック凹レンズとプラスチック凸レンズをアフォーカ
ル系のワイドコンバータとして構成したことにより、プ
ラスチックレンズを用いても、温度や湿度などの使用環
境の変化によって性能が変化することがなく、これによ
り使用環境が変化しても十分な性能を確保することがで
き、しかも2枚のプラスチックレンズのうち少なくとも
2枚目のプラスチック凸レンズの一面を非球面に形成し
たことにより、収差補正が有利になり、画角が小さけれ
ば十分に収差補正ができる。この場合、請求項2に記載
の如く、1枚目のプラスチック凹レンズの一面も非球面
に形成されていれば、ワイドコンバータにより画角が大
きくなっても十分に収差補正ができる。また、請求項3
に記載の(1)〜(3)の各条件を満足していれば、2
枚のプラスチックレンズを用いても十分な性能が確保で
き、また(4)および(5)の各条件を満足していれ
ば、収差のうち特に色収差の補正が有利になり、画角が
大きくても十分に色収差が補正できる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して、この発明の広
角レンズの一実施例について説明する。この広角レンズ
は、図1に示すように、物体側より順に、プラスチック
凹レンズ1、プラスチック凸レンズ2、ガラスレンズ3
を配置した3枚構成となっている。プラスチック凹レン
ズ1は、物体側に凸面を向けたメニスカス凹レンズで、
画角の広角化を図るものであり、物体側面が非球面に形
成されている。プラスチック凸レンズ2は、物体側に凹
面を向けたメニスカス凸レンズで、収差補正を図るため
に像側面が非球面に形成されている。そして、プラスチ
ック凹レンズ1とプラスチック凸レンズ2は、アフォー
カル系のワイドコンバータとして構成されている。ま
た、ガラスレンズ3は、両凸レンズで、結像作用と焦点
距離を決定するパワーレンズとしての役割をもってい
る。この広角レンズは、プラスチック凹レンズ1から入
射した光をプラスチック凸レンズ2を介してガラスレン
ズ3で絞り、水晶板などのフィルタ4およびカバーガラ
ス5を介してCCDなどの撮像素子の像面6に結像させ
ている。
【0007】また、この広角レンズは、n番目の面の曲
率半径をRn、n番目の面のアッベ数をνn、全系の焦
点距離をfとしたとき、 (1)R2<2f (2)R3>−2f (3)R4>−2f (4)45<ν1<70 (5)45<ν3<70 の各条件を満足している。
【0008】以下、(1)〜(5)の各条件について説
明する。(1)〜(3)の各条件は2枚のプラスチック
凹レンズ1とプラスチック凸レンズ2との性能に関し、
これらの条件から外れると、十分な性能が得られない。
また(4)および(5)の各条件はプラスチック凹レン
ズ1とプラスチック凸レンズ2の色収差に関し、これら
の条件から外れると、色収差の補正が不利になる。
【0009】このように、この広角レンズでは、プラス
チック凹レンズ1、プラスチック凸レンズ2、ガラス凸
レンズ3の3枚構成のうち、2枚をプラスチックレンズ
にしたので、レンズ系の低価格化を図ることができる。
また、プラスチック凹レンズ1とプラスチック凸レンズ
2とでアフォーカル系のワイドコンバータを構成してい
るので、プラスチックレンズを用いても、温度や湿度な
どの使用環境の変化によって性能が変化することがな
く、使用環境が変化しても十分な性能が確保できるとと
もに、ワイドコンバータにより画角を大きくすることが
できる。さらに、プラスチック凹レンズ1の物体側面と
プラスチック凸レンズ2の像側面とが非球面に形成され
ているので、収差補正、特に色収差の補正が有利にな
り、ワイドコンバータにより画角が大きくなっても十分
に収差補正ができ、収差特性の良いものを得ることがで
きる。
【0010】次に、この広角レンズの具体例を表1に示
す。この表1では、焦点距離fが3.35mmで、FNO
が1.2で、イメージサークルが3.1mmである。
【表1】 ただし、Dはレンズおよびフィルタなどの中心厚および
空気空間である。
【0011】また、非球面係数は表2の通りである。
【表2】 なお、非球面は以下の式で表される。 Z=Cρ2/[1+√{1−(A0+1)C2ρ2}]+A4ρ4+A6ρ6 ただし、Zはレンズ面での光軸からの高さの変位量、C
は近軸曲率、ρは光軸からの距離、Aは非球面係数であ
る。
【0012】このような広角レンズの具体例では、球面
収差が図2(a)に示す収差曲線となり、非点収差が図
2(b)に示す収差曲線となり、歪曲収差(ディストー
ション)が図2(c)に示す収差曲線となり、メリジオ
ナル・コマ収差が図3(a)に示す収差曲線で、サジタ
ル・コマ収差が図3(b)に示す収差曲線となり、これ
らの図から収差特性が良く、性能が良いことがわかる。
また、この具体例では、図4(a)および図4(b)に
示すMTF(Modulation Transfer Function)特性が得ら
れる。すなわち、このMTFは、8、24、40(本/
mm)の空間周波数で、デフォーカスが±0.05mm
である。そして、図4(a)は20℃でのベストフォー
カス面の特性を示し、図4(b)は40℃の環境におけ
る20℃でのベストフォーカス面の位置での特性を示し
ている。これらの図から明らかなように、20℃の環境
でも40℃の環境でもほとんどMTF特性は変化してい
ないことがわかり、この具体例では温度の変化によって
性能が変化しないことがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、物体側から順に、プラスチック凹レンズ、プラスチ
ック凸レンズ、ガラスレンズの3枚で構成し、物体側2
枚をプラスチックレンズにすることにより、レンズ系の
低価格化を図ることができるとともに、物体側のプラス
チック凹レンズとプラスチック凸レンズをアフォーカル
系のワイドコンバータとして構成したので、プラスチッ
クレンズを用いても、温度や湿度などの使用環境の変化
によって性能が変化することがなく、使用環境が変化し
ても十分な性能を確保することができ、しかも2枚のプ
ラスチックレンズのうち少なくとも2枚目のプラスチッ
ク凸レンズの一面を非球面に形成しているので、収差補
正が有利になり、画角が小さければ、十分に収差補正が
でき、性能の良いものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の広角レンズの一実施例を示す構成
図。
【図2】図1の具体例の収差を示し、(a)は球面収差
を示す図、(b)は非点収差を示す図、(c)は歪曲収
差を示す図。
【図3】図1の具体例のコマ収差を示し、(a)はメリ
ジオナル・コマ収差を示す図、(b)はサジタル・コマ
収差を示す図。
【図4】図1の具体例のMTF特性を示し、(a)は使
用環境が20℃でのベストフォーカス面の特性を示す
図、(b)は使用環境が40℃における20℃でのベス
トフォーカス面位置での特性を示す図。
【符号の説明】
1 プラスチック凹レンズ 2 プラスチック凸レンズ 3 ガラスレンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、プラスチック凹レン
    ズ、プラスチック凸レンズ、ガラスレンズを配置した3
    枚構成とし、前記プラスチック凹レンズと前記プラスチ
    ック凸レンズをアフォーカル系のワイドコンバータとし
    て構成し、少なくとも前記プラスチック凸レンズの一面
    を非球面に形成したことを特徴とする広角レンズ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記プラスチック凹
    レンズの一面は非球面に形成されていることを特徴とす
    る広角レンズ。
  3. 【請求項3】 n番目の面の曲率半径をRn、n番目の
    面のアッベ数をνn、全系の焦点距離をfとしたとき、 (1)R2<2f (2)R3>−2f (3)R4>−2f (4)45<ν1<70 (5)45<ν3<70 の各条件を満足することを特徴とする請求項1または2
    記載の広角レンズ。
JP7052011A 1995-02-17 1995-02-17 広角レンズ Pending JPH08220430A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001159732A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Nikon Corp 超広角レンズ及び該レンズを備える撮影装置
US7110189B2 (en) 2004-03-24 2006-09-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographing lens having three lens element
WO2011027622A1 (ja) * 2009-09-01 2011-03-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 対物光学系
JP2015132759A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 広角レンズ系、カメラ
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