JPH0822028B2 - ビデオカメラの光量不足検出装置 - Google Patents

ビデオカメラの光量不足検出装置

Info

Publication number
JPH0822028B2
JPH0822028B2 JP62164435A JP16443587A JPH0822028B2 JP H0822028 B2 JPH0822028 B2 JP H0822028B2 JP 62164435 A JP62164435 A JP 62164435A JP 16443587 A JP16443587 A JP 16443587A JP H0822028 B2 JPH0822028 B2 JP H0822028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agc
level
amplifier
output
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62164435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS648772A (en
Inventor
寛司 三国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP62164435A priority Critical patent/JPH0822028B2/ja
Publication of JPS648772A publication Critical patent/JPS648772A/ja
Publication of JPH0822028B2 publication Critical patent/JPH0822028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオカメラの光量不足検出装置に関す
る。
(従来の技術) ビデオカメラの撮影中における露出状態を検知する回
路は、基本的にはその光電変換により直接的に得られた
輝度信号レベルを基準レベルと比較することによって判
別するように構成されている。すなわち、自動絞り(以
下オートアイリスと称する)制御系により、露出が十分
であるときは撮像素子に対する適正値まで光量を低下さ
せるようにレンズ系の実効F値を絞り、露出が不足する
ときは絞り開放で最大限の光電変換を行わせている。
そして、露出不足の場合には、第4図に示すような光
量不足検出装置により、光量が適正値より低いことを撮
影者に知らせるための光量不足アラーム信号が出力され
る。
同図において、21は輝度信号S1の入力端子、22はAGC
回路、23はトランジスタQ1及びエミッタ抵抗R1からなる
バッファ回路、24は抵抗R2及びコンデンサC1の積分回路
で構成されたローパスフィルタ(LPF)、25は自動絞り
制御回路、26はコンパレータによる比較判別回路、27は
固定バイアス回路、28は光量不足アラーム信号の出力端
子である。
上記構成において、バッファ回路23から出力される輝
度信号S1は、LPF24で平滑され直流信号化されて比較判
別回路26の反転入力端子に入力され、ここで固定バイア
ス回路27から非反転入力端子に入力された基準信号レベ
ルと比較される。この結果、直流信号レベル<基準信号
レベルと判別された場合には、比較判別回路26から
「H」レベルの信号(もしくは「L」レベルの信号)が
光量アラーム信号として出力端子28に出力され、マイク
ロコンピュータ等(図示省略)に供給されてキャラクタ
ー化された後電子ビューファインダ(図示省略)内に光
量不足アラーム表示される。なお、LPF24の積分時定数
は、通常、最大10V程度迄(1V:垂直走査周期,NTSC方式
の場合1/60≒16.7ms)の設計がなされている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、ビデオカメラのオートアイリス動作は、ス
チールカメラにおけるような静止被写体に対する露光制
御とは大きく異なり、動態被写体を連続的にかつ適正に
露光制御することを目的とする。このため、変動の激し
い被写体光量に対して逐次適正露光として応答させる必
要があるが、絞り動作のハンチング現象を回避するため
の制動制御を具備することから、応答性にある程度の遅
れ要素(遅れ時間)を持たせている。従って、LPF24の
平滑DC値レベルは、カメラパン操作により瞬時に画像内
容が変化した場合、オートアイリス動作が遅れ要素を帯
びつつレンズ系の実効F値が一定値に定着した後、一定
値化することになる。例えば、第6図に示すように、あ
る時刻t1において被写体の映像が第5図(a)に示す状
態から同図(b)に示す状態に瞬時に移行した場合を考
えると、このときオートアイリス制御系はAPL(Average
Picture Level:平均映像レベル)の低下に応じてレン
ズ系の実効F値をF1〔第5図(a)に示す被写体におけ
るオートアイリス制御F値〕からF2〔第5図(b)に示
す被写体におけるオートアイリス制御F値〕にシフトし
ようとする遅れ時間h1が生じ、時刻t2で初めて定着点に
到達することになる。このとき、光量を示す輝度信号S1
の平滑DC値レベルL1も絞り変化に追従する形で絞りの定
着点よりさらに積分回路の遅れ分Δhだけ遅れた後、最
終的にはオートアイリス制御により一定値に復帰するこ
とになるが、それまでの過渡期間では一旦直流的に低下
することになる。
従って、この過渡期間において、輝度信号S1の平滑DC
値レベルL1が固定バイアス回路27からの基準信号レベル
L2以下に降下する条件にあると、その間(第6図におい
て時間h0の期間)比較判別回路26の出力が「H」レベル
となり、光量不足として撮影者に警告してしまういわゆ
る瞬間誤警告という非常に煩わしく不都合な現象が発生
するといった問題があった。
ただし、オートアイリス制御系の制動性を緩和し制御
速度を速くすれば瞬間誤警告の発生頻度を少なくするこ
とができるが、完全に回避することは不可能である。ま
た、オートアイリス制御系の制動性を緩和することはハ
ンチング現象の発生頻度を高めることになり、オートア
イリス制御系の安定度の上からもおのずから限界がある
ので、有効な手段とはいえない。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るビデオカメラの光量不足検出装置は、ビ
デオカメラにより得られた輝度信号のレベルを一定レベ
ルに制御するAGCアンプと、このAGCアンプの出力が導か
れたバッファ回路と、このバッファ回路の出力が導かれ
たローパスフィルタと、このローパスフィルタの出力が
導かれた直流増幅器とからなり、この直流増幅器の出力
が前記AGCアンプの制御信号として入力されることによ
り、これらAGCアンプ、バッファ回路、ローパスフィル
タ及び直流増幅器によってAGCループが形成され、このA
GCループを形成する前記ローパスフィルタより得られる
急激な輝度信号の変位に対して弛緩して追従していくAG
C検波レベルと基準信号発生部で発生された基準信号レ
ベルとを比較し、AGC検波レベルが基準レベル以下とな
ったとき、光量不足を示す信号を出力する比較判別回路
を備えたものである。
(作用) AGCアンプ、バッファ回路、ローパスフィルタ及び直
流増幅器によってAGCループを形成する。このAGCループ
による制御系は、オートアイリス制御された輝度信号を
入力として、その大小変位に対して安定的に出力レベル
を一定に制御する自動可変増幅器を構成する。そのた
め、輝度信号の変位が急激であっても、ローパスフィル
タより得られたAGC検波レベルは弛緩して追従する形と
なり、絞り動作の遅れ等はこのローパスフィルタによる
検波部で殆ど平滑吸収され、レベル変化は微小なものと
なる。
そして、このローパスフィルタより得られたAGC検波
レベルと、基準信号発生部で発生された基準信号レベル
とを比較することにより、比較判別回路では、絞り動作
の遅れ等による誤判別の無い、より確実な光量不足の検
出が可能となる。すなわち、オートアイリス制御系の過
渡現象の影響を受けずに、確実に光量不足を検出するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るビデオカメラの光量不足検出装
置の概略ブロック図、第2図は同装置におけるAGC制御
系の具体的回路図を示している。
同図において、1は光量状態を示す輝度信号S1が入力
されるバッファ回路、2はオートアイリス制御のための
検波手段としてのローパスフィルタ(LPF)であり、図
示は省略しているが以後オートアイリス制御系に接続さ
れている。また、3はこれらバッファ回路1、LPF2と並
列に接続された別のバッファ回路、4はバッファ回路3
から入力された輝度信号S1の大小により常に出力を一定
化するようにレベル制御するAGCアンプ、5はAGC制御後
の輝度信号(AGC出力波形)S2を入力し後段へ伝送する
バッファ回路であり、出力端子12よりAGC出力信号S3
出力する。また、6はAGCループとして後段で検波する
ためのバッファ回路、7はAGC検波手段としてのローパ
スフィルタ(積分回路)、8はAGC検波としての直流分
を直流増幅するDC増幅器であり、これらバッファ回路
6、LPF7、DC増幅器8でAGCループを構成している。す
なわち、このDC増幅器8から出力される直流制御信号S5
によってAGCアンプ4の増幅度を常時大小させてAGC制御
を行うものである。また、9は固定バイアス回路、10は
コンパレータによる比較判別回路である。比較判別回路
10には、前記したLPF7の出力、すなわちバッファ回路6
からのAGC出力信号S3を平滑し直流化した信号S4が入力
され、ここで固定バイアス回路9からの固定バイアス電
圧(直流電圧)S6と比較され、その比較結果により光量
不足アラーム信号S7を出力端子13から出力するものであ
る。
すなわち、上記構成の光量不足検出回路は、低照度領
域でAGC制御系の総合利得が最大となった後AGC出力波形
S2のレベルが低下することを利用して、光量不足アラー
ム信号S7を出力するものである。本来、AGC制御系は、
オートアイリス制御された輝度信号を入力としてその大
小変位に対して安定的に出力レベルを一定に制御しよう
とする自動可変増幅器を構成し、AGC出力信号S3を供給
するものであるから、その検波部の時定数は数10V〜100
V程度(1V:垂直走査周期,NTSC方式の場合16.7ms)に設
定されている。従って、輝度信号の変位(すなわち、画
像変位)が急激であっても、その検波直流電位(AGC検
波レベル)は弛緩して追従していく形となり、前記従来
例で問題となる絞り動作の遅れ等はこの検波部では殆ど
平滑吸収されてレベル変化は全く微小化されている。よ
って、これを光量不足検出のための入力信号として用い
ることにより、第6図に示したような誤警告出力を確実
に防止するものである。
第3図に、照度に対するオートアイリス検波レベル、
AGC検波レベル、及びレンズ系絞りF値の各特性を示
す。
露光が十分な照度域より逐次低照度域へシフト(図中
左から右へシフト)させていくと、ある照度Aにおいて
レンズ系の絞りFは全開(F=F0)となり、オートアイ
リス検波レベルL3は以後低下していくことになるが、AG
C制御系はさらに連続的に利得を増大させつつ追従し、
照度Bにおいて最大利得に到達し、以後図中Q領域(低
照度領域)で低下することになる。すなわち、AGC検波
レベルL4は、照度の変化に対してオートアイリス検波レ
ベルL3よりもかなり広い範囲で一定レベルを維持するこ
とになる。ここで、比較判別回路10の一方の入力である
固定バイアス電圧S6のレベル(基準信号レベル)を図中
L5に設定すれば、照度B′で初めて光量不足アラーム信
号S7が「H」レベルとなり、低照度のQ領域中照度B′
以下で安定的に撮影者に警告することができる。
因に、前記従来例で問題となっていたオートアイリス
検波レベルによる比較判別方法では、被写体の急変によ
って誤警告をする領域は、第3図中P領域の照度で発生
していたが、本発明によれば全く問題とならないことが
わかる。
(発明の効果) 本発明に係わるビデオカメラの光量不足検出装置は、
AGCアンプ、バッファ回路、ローパスフィルタ及び直流
増幅器によってAGCループを形成し、このAGCループを形
成するローパスフィルタより得られたAGC検波レベルと
基準信号発生部で発生された基準信号レベルとを比較す
ることにより、AGC検波レベルが基準信号レベル以下と
なったとき、光量不足を示す信号を出力するように構成
したので、画像変位が急激であっても、ローパスフィル
タより得られたAGC検波レベルは弛緩して追従する形と
なるため、絞り動作の遅れ等による誤判別の無い、より
確実な光量不足の検出が可能となる。そのため、従来装
置とは異なり、オートアイリス制御遅れによる過渡的な
誤警告を確実に防止することができ、低照度領域で確実
に光量不足状態を撮影者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオカメラの光量不足検出装置
の概略ブロック図、第2図は同装置におけるAGC制御系
の具体的回路図、第3図は照度に対する各部の信号レベ
ルの特性図、第4図は従来の光量不足検出装置の概略ブ
ロック図、第5図(a),(b)はカメラパン移動時の
被写体変化の一例を示す図、第6図は第4図に示す装置
の各部の信号レベルの特性図である。 1,3,5,6……バッファ回路 2,7……ローパスフィルタ(LPF) 4……AGCアンプ 8……DC増幅器 9……固定バイアス回路 10……比較判別回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラにより得られた輝度信号のレ
    ベルを一定レベルに制御するAGCアンプと、このAGCアン
    プの出力が導かれたバッファ回路と、このバッファ回路
    の出力が導かれたローパスフィルタと、このローパスフ
    ィルタの出力が導かれた直流増幅器とからなり、この直
    流増幅器の出力が前記AGCアンプの制御信号として入力
    されることにより、これらAGCアンプ、バッファ回路、
    ローパスィルタ及び直流増幅器によってAGCループが形
    成され、このAGCループを形成する前記ローパスフィル
    タより得られる急激な輝度信号の変位に対して弛緩して
    追従していくAGC検波レベルと基準信号発生部で発生さ
    れた基準信号レベルとを比較し、AGC検波レベルが基準
    レベル以下となったとき、光量不足を示す信号を出力す
    る比較判別回路を備えたことを特徴とするビデオカメラ
    の光量不足検出装置。
JP62164435A 1987-07-01 1987-07-01 ビデオカメラの光量不足検出装置 Expired - Fee Related JPH0822028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62164435A JPH0822028B2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01 ビデオカメラの光量不足検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62164435A JPH0822028B2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01 ビデオカメラの光量不足検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648772A JPS648772A (en) 1989-01-12
JPH0822028B2 true JPH0822028B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=15793107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62164435A Expired - Fee Related JPH0822028B2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01 ビデオカメラの光量不足検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0822028B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5235544A (en) * 1990-11-09 1993-08-10 John Caywood Flash EPROM cell and method for operating same
JP5881289B2 (ja) 2009-12-17 2016-03-09 三菱鉛筆株式会社 筆記具

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579177A (en) * 1980-06-20 1982-01-18 Hitachi Ltd Television camera
JPS5711583A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Hitachi Ltd Television camera
JPS61103375A (ja) * 1984-10-26 1986-05-21 Canon Inc 撮像装置
JPS6197269U (ja) * 1984-11-30 1986-06-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS648772A (en) 1989-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5455685A (en) Video camera exposure control apparatus for controlling iris diaphragm and automatic gain control operating speed
US8040393B2 (en) Image-pickup signal processor and method of detecting flicker
KR930007232A (ko) 비디오 카메라 장치
JPH0822028B2 (ja) ビデオカメラの光量不足検出装置
JPH07298130A (ja) 撮像装置
US6201575B1 (en) Imaging apparatus
KR920007437A (ko) 촬상장치의 자동노출제어방법 및 그 장치
JP2762560B2 (ja) 撮像装置における商用電源周波数フリツカ除去回路
JPH0212071B2 (ja)
JP4240738B2 (ja) 撮像装置
JP4591037B2 (ja) フリッカ成分検出装置及びフリッカ成分検出方法
USRE41144E1 (en) Auxiliary amplifier selection circuit for a CCD camera
JP3330384B2 (ja) 電子的撮像装置
JPH05219431A (ja) ビデオカメラ用露出制御装置
KR200146240Y1 (ko) 전자 뷰 파인더의 밝기 자동 조절회로
JP2528080Y2 (ja) 撮像装置のレベル検出回路
JPH0513087Y2 (ja)
JP2936824B2 (ja) ビデオカメラ用露出制御装置
JPH0730798A (ja) オートフォーカスビデオカメラ
JPH0376634B2 (ja)
JPH04299679A (ja) Ccdカメラのシャッタ制御回路
JP2778301B2 (ja) フリッカレス電子シャッタ制御装置
JPS6229376A (ja) 撮像装置
JPS63203068A (ja) 自動焦点ビデオカメラ
JP2581095Y2 (ja) テレビカメラの逆光補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees