JPH08220283A - 原子炉水位測定装置 - Google Patents

原子炉水位測定装置

Info

Publication number
JPH08220283A
JPH08220283A JP7020105A JP2010595A JPH08220283A JP H08220283 A JPH08220283 A JP H08220283A JP 7020105 A JP7020105 A JP 7020105A JP 2010595 A JP2010595 A JP 2010595A JP H08220283 A JPH08220283 A JP H08220283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
reactor
pressure
tank
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7020105A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiji Kuroki
玲二 黒木
Tamotsu Asano
保 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7020105A priority Critical patent/JPH08220283A/ja
Publication of JPH08220283A publication Critical patent/JPH08220283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】リファレンスレグ配管に溶け込んだ非凝縮性ガ
スの急速減圧時の気体化を防ぎ、基準水柱の安定化を計
ることにより、正確な原子炉水位を知ること。 【構成】図において、原子炉圧力容器1の上部に、配管
16で凝縮槽2が接続されている。そして、その凝縮槽
2の下部にリファレンスレグ配管11をつなげる。リフ
ァレンスレグ配管11の下側は、差圧伝送器5の低圧側
に接続する。また差圧伝送器4は高圧側に原子炉圧力容
器1の下部からのバリアブルレグ配管14を接続する。
凝縮槽2には温度センサー3が備え付けられている。同
センサーは制御装置12に接続されており、さらに制御
装置12は自動弁5にも接続されている。 【効果】圧力変化時にも、正確に原子炉水位を知ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉水位測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に原子炉水位計は、基準面器である
凝縮槽と圧力容器に接続された高圧側検出配管の間に取
り付けられた差圧計で、圧力容器内の水頭と基準水柱と
の差圧で原子炉水位を検出している。
【0003】この原子炉水位計としては特開昭62−2784
12号の図に示されるように、基準面器の下部の低圧側検
出配管に差圧計を設置し、差圧計のもう一方の高圧側に
は原子炉圧力容器に接続して、原子炉水位と基準水柱と
の差圧を圧力計にて水頭の変化として検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造では
炉水の放射性分解によって生じるH2 ,O2 という非凝
縮性ガスが蒸気と一緒に凝縮槽へ流れ込み、原子炉圧力
容器−凝縮槽の接続配管形状によっては、凝縮槽基準水
柱に非凝縮性ガスが溜る可能性が有り、急速減圧時に凝
縮槽及び低圧側検出配管に溶け込んだ溶存ガスが一気に
気体となり、凝縮槽の水を圧力容器へと押し戻す。この
ため、凝縮槽及びリファレンスレグ配管内の水が減少し
て、基準水柱としての役割を果たせなくなり、基準水柱
と圧力容器内の水頭の圧力差として水位を検出していた
ので正確な水位が検出されないという欠点があった。
【0005】本発明の目的は原子炉急速減圧時にも正確
な値を示す原子炉水位測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は凝縮槽に
温度センサーを取り付けて、非凝縮性ガスが溜ることに
よって凝縮槽での凝縮機能が阻害され温度低下をまねく
為、ある温度以下になった場合に配管の横側に取り付け
られている制御弁が開きCRD駆動水が流れ込むように
したことにある。
【0007】
【作用】配管に水が流れ込むことにより、凝縮槽上部か
ら溶け込んだH2 ,O2 という非凝縮性ガスが水と一緒
に凝縮配管を通して圧力容器内に流れ込む。このことに
より、リファレンスレグ配管内の基準水柱への溶存ガス
はなくなり、急速減圧時にも基準水柱の量は変化するこ
とはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
【0009】図1において、原子炉圧力容器1の上部
に、配管で凝縮槽2に接続されている。そして、その凝
縮槽2の下部に配管11をつなげる。配管11の下側
は、差圧伝送器4の低圧側に接続する。また差圧伝送器
4は高圧側に原子炉圧力容器1の下部からの配管14を
接続する。凝縮槽2には温度センサー3が備え付けられ
ている。同センサーは制御装置12に接続されており、
さらに制御装置12は自動弁5にも接続されている。
【0010】凝縮槽2内部の気相部が、ある温度以下に
なった時に、つまり、凝縮槽2の内部の水に非凝縮性ガ
スが溶け込む条件が成立したとき(原子炉モードSWが
運転位置で温度が低下した時)に、制御弁(自動弁)5
が作動して弁が開き、逆流を防ぐために二個の逆止弁
6,7を通りCRD駆動水が流れ込む。このことによ
り、凝縮槽2内の非凝縮性ガスが水に溶解し始めると、
温度センサー3が信号を制御装置12に送り、さらに、
そこから制御弁に制御信号を送り自動弁を開くことによ
って、配管11にCRD駆動水が流れ込み、凝縮槽2の
上部のガスが溶け込んだ水を配管16を通して原子炉圧
力容器1に流し込み、常に凝縮槽2内部の水はガスが溶
け込んでいない状態になる。
【0011】このため、急速減圧時にも配管11内の水
からガスが発生することはなく、基準水柱は溶存ガスの
気化により原子炉圧力容器1に押し戻されることによる
減少を避けることができ、基準水柱は常に安定した値を
保つことができる。そのため、基準水柱と原子炉圧力容
器1の水頭の圧力差として水位を検出している本水位計
は正確な値を指示する事ができる。
【0012】CRD駆動水を使うことは、構造的に近接
していて、また炉圧に近い圧力でもあり、配管11へと
注水することができる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
急速減圧時にも原子炉水位が正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す原子炉水位測定装置を
示す構成図。
【符号の説明】
1…原子炉圧力容器、2…凝縮槽、3…温度センサー、
4…差圧伝送器、5…自動弁、6,7…逆止弁、8…流
量調節弁、9…手動弁、10…CRDポンプ、11…リ
ファレンスレグ配管、12…制御装置、13…原子炉格
納容器、14…配管、15…CRD配管、16…凝縮槽
配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凝縮槽と,その下部に取り付けられた低圧
    側検出配管と,この低圧側検出配管の基準水柱と圧力容
    器内に接続した高圧側検出配管の水頭との差圧を測定す
    る差圧伝送器からなる原子炉水位測定装置において、配
    管に接続された水を供給する水供給配管と,水供給配管
    に設けられた制御弁と,凝縮槽に設けられた温度センサ
    ー,凝縮槽,リファレンスレグ配管中に溶解した非凝縮
    性ガス濃度を検出する温度センサーで測定された温度が
    所定温度以下になったときに制御弁を開く制御装置を備
    えたことを特徴とする原子炉水位測定装置。
JP7020105A 1995-02-08 1995-02-08 原子炉水位測定装置 Pending JPH08220283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020105A JPH08220283A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 原子炉水位測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020105A JPH08220283A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 原子炉水位測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08220283A true JPH08220283A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12017839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7020105A Pending JPH08220283A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 原子炉水位測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08220283A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122444A (ja) * 2011-11-11 2013-06-20 Toshiba Corp 原子炉水位計の水張り設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013122444A (ja) * 2011-11-11 2013-06-20 Toshiba Corp 原子炉水位計の水張り設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7316205B2 (en) Steam-heating apparatus
US5566571A (en) Differential pressure detecting equipment capable of preventing accumulation of non-condensible gases
JP5291869B2 (ja) 液面測定システム及び方法
US20030138072A1 (en) Device and method for cooling a reactor pressure vessel of a boiling water reactor plant
JPH08220283A (ja) 原子炉水位測定装置
JP3742226B2 (ja) 液位計測装置を備えた液体タンク設備
JP3216465B2 (ja) 原子炉水位測定装置
JP2989183B1 (ja) 運転中蒸発缶の液位算出方法
JPH09133566A (ja) 液位測定装置
JP3060575B2 (ja) 水位測定装置
JP2787369B2 (ja) 自動圧力制御弁
JP2718858B2 (ja) 水質調整装置
JP2002147847A (ja) 給湯器
JPH04194502A (ja) 発電プラントと水位制御方法及びその装置
JPH02293506A (ja) ボイラの給水系統における逆止弁異常検出方法
JPH06341601A (ja) 減圧ボイラ式気化器およびその制御方法
JPS6154122B2 (ja)
JP2544933Y2 (ja) 追焚き用風呂釜における沸騰検出装置
JPS55161903A (en) Control valve opening keeping method
JPH06289180A (ja) 圧力容器の水位計測装置
JPH05126305A (ja) ボイラにおける濃縮ブロー弁の制御機構
JPS5838683B2 (ja) 脱気装置の水位制御装置
JPH01118006A (ja) 自給式蒸発装置
JPH0730888B2 (ja) ボイラの給水ポンプの給水能力低下検出方法
JPH06313503A (ja) 給水装置における給水溶存酸素量の制御装置