JP5291869B2 - 液面測定システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧力差を使用して、容器内の液面、例えば、沸騰水型原子炉(BWR)、改良型沸騰水型原子炉(ABWR)、または改良型沸騰水型原子炉II(ABWR II)の原子炉圧力容器(RPV)の中に存在する液体の水準を測定するための装置に関し、さらに詳細には、測定装置の1つまたは複数の通路の中へ導入され得る非凝縮性ガスに関する許容差が向上した装置に関する。
容器内に存在する液体の水準を測定するために非常に多様な計器類が使用可能であり、かつ使用されてきた。BWRでは、このような方式で監視される1つの液面は、冷却液、典型的には、水あるいは何らかの方式で腐食を抑制したりまたは冷却液の性能を向上させたりするための添加化合物を混和する希釈水溶液の水準である。原子炉容器に加えて、この技術の他の応用例には、例えば、化学反応炉、従来の燃焼ボイラ、または内部から液体もしくは液体の成分が、少なくとも1つの非凝縮性ガス(すなわち、容器内で維持されている作用条件下で凝縮しないガス)と一緒に気化している容器が含まれる。
これらの液面測定の結果は、1つまたは複数の制御システム、例えば、液面制御装置、給液制御装置、ブローダウン制御装置、ならびに常時監視容器および/または関連システム内部の適切な動作条件および/または安全余裕度を維持するために設けられる他の制御装置によって利用される重要なパラメータを典型的に構成する。したがって、液面計測および液面測定システムは、運転開始、運転停止、および/または過失もしくは事故に関連する、典型的な制御運転管理体制からの大幅な逸脱さえも含む広範な状況にわたって十分な精度で動作しなければならない。
液面計測および測定システムの出力は、例えば、原子炉に関連する原子炉保護システムを含む様々な制御機械類および機器類に転送されるのが典型である。これらの原子炉保護システムは、容器、配管、検知器、および原子炉の安全な運転を維持するために協働する電子機器の組合せを典型的に含む。したがって、液面計器測定システムは、常時監視容器内部の液面の実際の状態を正確に反映する信号を生成することが重要である。
常時監視容器内部の実際の液面を正確に測定しかつ表示することが重要であるので、望ましい液面情報を供給しようと、様々な従来技術の方法および装置が開発されてきた。そのような1つの従来技術の装置が、加圧液体型原子炉または沸騰水型原子炉に応用された装置として図1に例示されている。
図1に例示するように、液面計器測定システム1は圧力容器10に装着される。圧力容器10およびほとんどの液面計器測定システム1は、原子炉棟14に隣接するドライウェル(または第一次原子炉格納容器)構造12の中に配置される。基準脚16および差圧検出器18を含む液面計器測定システム1の一部は、原子炉棟14の中に位置する。冷却液20が、原子炉燃料24を覆う液面22を確立するために圧力容器10に供給されており、この冷却液は液面22下方の圧力容器10の下方空間26の中に閉じ込められている。
燃料24は、基部32によって圧力容器10の中で支持され、かつ冷却液20を加熱して、液面22上方の圧力容器10の上方空間28の中に集積する水蒸気または蒸気30を発生させる。液面計器測定システム1は、水蒸気30を少なくとも1つの凝縮室50の中へ誘導する、断熱材40によって囲繞される上向きに傾斜した水蒸気吸入口38を経由して、液面22上方に、上方タップ36を介して圧力容器10に装着される。基準脚16は、凝縮室50を差圧検出器18に連結し、凝縮する水蒸気30によって生成された液体が、可変脚44を経由して、正常液面22下方に位置決めされた下方タップ42を介して圧力容器10に戻される。次いで、基準脚および可変脚の中で維持される液体の2つの液柱間の圧力差を測定することによって、圧力容器10内部の液面を求めることができる。
図2に、容器内部の液面を測定するための別の実施形態を例示する。図2に例示するように、凝縮容器1が、水蒸気管路4を介して原子炉圧力容器2に連結される。凝縮容器1の水蒸気管路4は、圧力容器口15で原子炉圧力容器2の中へ開口し、入口5を介して凝縮容器1に連結される。水蒸気管路4は、登り勾配で圧力容器口15から凝縮容器1の入口5まで延びる。凝縮容器1の内部には、絶えず凝縮液が入口5の高さまで満たされている凝縮液域6が設けられており、過剰な凝縮液が水蒸気管路4を通って原子炉圧力容器2の中に直接戻っていく。水蒸気域3が凝縮液域6の上方に設けられ、それによって水蒸気が原子炉圧力容器2から水蒸気管路4を通って、この領域内に常時導入される。
この水蒸気管路は、相対的に短くかつ十分な直径を有するように典型的に構成され、それによって原子炉圧力容器と凝縮容器1との間の圧力降下が本質的に存在しない。したがって、水蒸気域3の内部の圧力は、原子炉圧力容器2の内部の圧力と典型的に密接に対応する。水蒸気域3は、凝縮液域6の下方に設けられた差圧測定管路17を介して、充填水準を測定する役目をする差圧変換器20に連結される。凝縮容器1の排出装置7が、水蒸気域3の上方端11に設けられた追加的な凝縮液域7aを有する。
上方端11に直接隣接して冷却段9が存在し、それに隣接してU字管路10、すなわち、凝縮液排出管路8に合体するサイホンが存在する。凝縮液排出管路8は、凝縮液域6の上方で凝縮容器1を貫通し、水蒸気管路4内部で、凝縮容器の入口5から原子炉圧力容器2の中へ延びる。U字管路10は、追加的な凝縮液の一部が凝縮液排出管路8を介して原子炉圧力容器2の中へ絶えず戻るような程度に、このような追加的な凝縮液によって満たされている。U字管路10の中に回収された追加的な凝縮液は、水蒸気と一緒に原子炉圧力容器2から水蒸気管路4を通って凝縮液容器1に進入する1つまたは複数の非凝縮性ガスを溶解した形態で含有する。これらの非凝縮性ガスは、それらが低密度である結果として、水蒸気域3の上方端11に蓄積する傾向があり、そこから非凝縮性ガスは凝縮水蒸気と一緒にU字管路10の中へ進入していく。このような様態で、非凝縮性ガスは、追加的な凝縮液域7aを介して凝縮容器1から除去されて原子炉圧力容器2の中へ戻され、それによって凝縮容器1における非凝縮性ガスの蓄積を低減する。
図3に別の実施形態を例示する。図3に示すように、原子炉圧力容器(その外側壁2のみを例示する)に、正常運転時の正常充填水準Nまで水が充填されている。充填水準Nの上方では、圧力容器の内部4が水蒸気によって満たされている。充填不足状態が検出されるとき、すなわち、検出された水準が臨界充填水準Kを下回るとき、確実に原子炉圧力容器を十分に冷却するために、追加的な冷却が受動的に可能になる。冷却処置を活動化するための基本的な要素は、外壁2に平行に設けられた逆U字管構成を有する差圧測定管8の構成である。差圧測定管8は、弓状の上方連結部8Bを介して第2の管脚8Cに合体する第1の管脚8Aを含む。2本の管脚8A、8Cは、相互に平行であり、外壁2にも平行であることが好ましい。それらは、この場合には、臨界充填水準Kの領域内の下方から正常充填水準Nの下方の高さまで達する。第2の管脚8Cは基本的に端面が閉じているが、第1の管脚8Aは内部4に流れ連結される。したがって、差圧測定管8は、一端が閉鎖され、その他端のみが内部4に連結されている。この場合に、第1の管脚8Aが臨界充填水準Kの領域内の内部4に流れ連結されていることが必須である。
図3に例示した実施形態では、第1の管脚8Aは圧力容器2の内部4に間接的に連結されている。具体的には、第1の管脚8Aは、その下方領域が、管脚を包囲するジャケット管12の中へ延び、その下方端10がジャケット管の中で終わる。下方端10は、第1の管脚8Aからジャケット管12の中へ流路を形成するために開口しており、ジャケット管12の上方端は第1の管脚8Aに対して閉じ、漏れが生じないように緊密に構成されている。ジャケット管12は次に、臨界充填水準Kの下方の上昇管16の中へ通じる第1の流路14Aを設け、ジャケット管12の上方領域は、第2の流路14Bを介して臨界充填水準Kの上方で上昇管16に同様に連結されている。上昇管16は次に、下方流出領域16Aを介して臨界充填水準Kの下方箇所および上方流出領域16Bによって臨界充填水準Kの上方箇所で、原子炉圧力容器の内部4に連結される。下方流出領域16Aには最初に、外壁2に対して同じく平行に延びる(したがって、差圧測定管8とも平行に上方流出領域16Bまで上向きに延びる)上昇管16のサイホン形状領域が続く。
図3に例示するように、2本の管脚8A、8Cの間の差圧を検出するための測定装置18が設けられている。測定装置18は、弓状の第1の流路14Aが上昇管16の中へ出る領域内で、第1の測定管路18Aを介してこの流路にも連結される。さらには、測定装置18が第2の測定管路18Bを介して第2の管脚8Cの下方端に連結される。この下方端は、測定装置18に流れ連結する以外は閉鎖されている。2本の管脚8A、8Cの中に存在する圧力状況は、対応する測定管路18A、18Bを介して測定装置18に伝達される。
図3に例示するように、測定装置18は、2本の測定管路18A、18Bの間の感知された圧力差の変化を軸運動に変換するための受動パルス発生器として構成されたものである。例えば、測定装置18には圧力板19を設けることが可能であり、その一側は、第1の管脚8Aからの圧力によって作用を受け、その他方側は第2の管脚8Cからの圧力によって作用を受ける。2本の管脚8A、8Cの間の差圧に変化が生じる場合には、圧力板19の軸変位が生じ、それは次に、圧縮ガス管路24の中に配置される空気圧弁22に対して作用する。正常に加圧された窒素が圧縮ガス管路24の中に供給されかつ維持される。圧縮ガス管路24は、横溢管路28の開放/閉鎖を行うように動作可能な遮断弁26につながる。差圧測定管8の最高点(すなわち、弓状部分8Bの上方点)に逃がし弁30も設けることができる。
図3に例示した装置の正常運転時に、原子炉圧力容器には、弓状部分8B上方に位置する正常充填水準Nまで冷却液が充填されている。差圧測定管8が最初に充填されているとき、水は、下方流出領域16A、上昇管16、および第1の流路14Aを経由して内部4から第1の管脚8Aの下方端10の中へ貫入する。それによって、差圧測定管8は、その2本の管脚8A、8Cともども水によって完全に充填される。差圧測定管8の中に元々存在していた空気および/または他の非凝縮性ガスは、最初の充填時に逃がし弁30を経由して放出され得る。したがって、測定システムには、差圧測定管8の中に残存する非凝縮性ガスが実質的に存在し得ない。このような正常運転状態では、2本の測定配管18A、18Bを経由して測定装置18によって検出される2本の管脚8A、8C中の圧力値は、2本の管脚8A、8C中に含まれる水柱の圧力によっても求められる。
内部4の充填水準が正常充填水準Nと臨界充填水準Kとの間の低充填水準Rまで降下すれば、低充填水準Rは、上昇管16と内部4との間における流体連通の結果として、この上昇管の中で確立された液面に概ね対応することになる。ジャケット管12自体は、2つの流路14A、14Bを介して上昇管16と流体連通しているので、低充填水準Rはジャケット管12の中でも反映されることになる。したがって、ジャケット管12には、低充填水準Rの下方に水が充満し、その上方に水蒸気が充満することになり、それによって第1の管脚8Aを加熱する。水蒸気が第2の流路14Bを経由して最初にジャケット管12の中に流入するとき、この水蒸気は、冷たい第1の管脚8A上で凝縮して、ジャケット管12の内側を下向きに流れ、原子炉圧力容器の中へ戻っていく凝縮液を生成する。
非凝縮性ガスの蓄積
上で留意したように、凝縮室中の非凝縮性ガスの蓄積、その結果として基準管路および/または可変管路中のそれらの存在は、常時監視容器の液面測定における不正確さにつながり得る。上で論じた従来技術の努力を反映するように、一般にシステム内に存在する液体中のガスの除去(例えば、ブローダウン作業)および/または溶解によって、非凝縮性ガスの蓄積を抑制し、かつ/またはその蓄積を軽減するための様々な装置が開発されてきた。
圧力容器内で発生した水蒸気は、極微量の非凝縮性ガスを典型的に含有する。例えば、原子力産業では、非凝縮性ガスは核分裂過程の副産物として発生し、これらのガスは、水素と酸素の概ね化学量論的混合物(すなわち、2:1)となる傾向を有するが、微量の他の元素(窒素など)も含有するのが一般である。他の応用例では、これらの非凝縮性ガス(主に酸素および窒素)の源は空気である。一旦、非凝縮性ガスがシステム内に混入すると、容器からの水蒸気または蒸気がそれらを凝縮室の中へ運搬する傾向を有する。
水蒸気または他の蒸気が凝縮室に進入し、凝縮して凝縮液を生成するとき、非凝縮性ガスはガス状態に留まり、凝縮室内に蓄積し始め、それによって凝縮室内の蒸気空間中の非凝縮性ガスの濃度を上昇させる。非凝縮性ガスの濃度が上昇すると、これらのガスの一部が凝縮室内に存在する液体の中に溶解することになる。凝縮液(溶解したガスを含有する)は、装置の1つまたは複数の他の部分の中へ流入し、このような様態で常時監視容器に戻され得る。
上で論じた従来技術の装置に反映されているように、非凝縮性ガスを凝縮室から除去するための主要な機構は、過剰な凝縮液の溢流の中に含有された溶解ガスによるものである。このようなシステムが適切に動作するとき、非凝縮性ガスの蓄積は平衡水準に近い水準に維持されることになる。このような平衡条件下では、凝縮室に進入する水蒸気中に存在する酸素および水素の濃度は、約13ppmvと25ppmv(体積百万分率)との間の値域内にあるのが典型である(それぞれヘンリーの法則に準拠)。
しかし、非凝縮性ガスは、例えば、システム内の基準脚または他の箇所における漏れによって益流が減少し、それによって非凝縮性ガスの除去が限定されるか、または追加的なガスの導入を許す場合には、理想的な平衡条件を超える水準で凝縮室内に蓄積し得る。非凝縮性ガスの蓄積に関する別の原因は、液体の中に溶解されるガスの量は液面上方の気体の分圧に比例すると規定するヘンリーの法則の単なる関数である。したがって、非凝縮性ガスの分圧が凝縮室内で維持されている濃度を下回る領域に液体が進入するとき、この液体中に溶解したガスは液体から放出されるか、またはそれから「剥ぎ取られ」得る。
基準脚中への流動
凝縮液中の非凝縮性ガスの濃度が平衡値を超過し、かつ凝縮液がシステムの他の部分の中へ分配されるとき、例えば、基準脚液面を維持するために水蒸気凝縮液が凝縮室から基準脚の中へ流入するとき、非凝縮性ガスは、基準脚および/またはシステムの他の部分の中へ運搬すべき凝縮液の中に溶解される恐れがある。このような溶解または同伴されたガスが溶液から放出されると、それは液面計器測定システムの基準脚の中に蓄積し、それによって測定液面を変化させ、不規則でかつ/または不正確な液面読取り値を供給し得る。
以上を纏めると、3つの条件、すなわち、(1)非凝縮性ガスの高い水準が凝縮室内に存在しなければならないこと、(2)非凝縮性ガスが、例えば、微量の漏れによって基準脚の中へ導入されねばならないこと、および(3)引き続いて起こる基準脚内部における非凝縮性ガス飽和液体の除圧を含む条件が同時に生じると、非凝縮性ガスが差圧液面測定システムの基準脚の中に放出される可能性が増大する。これらの条件は、特に、急速な除圧および正常な遮断(相対的に緩慢な除圧を典型的に含む)などの非定例運転時に発生する恐れがあり、かつまさに発生して、深刻な誤差を招くことになり得る。基準脚中のガス放出によって誘発される誤差の程度は、基準脚の幾何学的形状、元々の非凝縮性ガスの量および組成、ならびに除圧率を含む要因の組合せに依存する。基準脚中の液体の損失または変位が、差圧検出器によって検出される基準圧に直接影響を与え、その結果として、常時監視容器中の液面測定が、実際に容器中に存在する液体よりも多くの液体を、時には大幅に多くの液体を収容しているものとして検知されることになる。
原子力発電の運転では、正常運転時の原子炉圧力容器の内部における液面の不正確な測定が一連の問題を呈示する。しかし、作業員は、異常状況時に適切な炉心冷却が実現されているかどうかを判断するために非常操作手順を実行するときにこのような測定値に依拠するので、より高い液面が誤って示されると、動的除圧事象時に作業員に対して曖昧なまたは誤った情報をもたらすことになる。これは、別の、潜在的に破局的な一連の問題を生む。明らかなことであるが、液面測定システムの改良は、基準脚中の非凝縮性ガスの蓄積を防止もしくは抑制するための手順および/または構造を含むことが可能であり、より信頼性のある測定値を供給して、プラントを運転するための安全余裕度を向上させることになる。
非凝縮性ガスによって引き起こされる測定誤差問題に対処するために、液面測定システムに対する幾つかの別法による改良が提案されてきた。1つの提案は、凝縮室を主要水蒸気管路に通気し、それによって能動的に水蒸気の流れを凝縮室に通過させて非凝縮性ガスが凝縮室内に蓄積するのを防止するものである。第2の提案は、液面測定誤差を小さな定量化可能な値にまで低減するために凝縮室の下方に蓄積器を位置決めするものである。第3の提案は、規則的な頻度で基準脚を手動で補填するものである。第4の提案は、基準脚の継続的な補填を行う自動充填維持システムを含む。第5の提案は、凝縮室内に温度監視器を設置して、温度が低下したときのみ補填を行うものである。第6の提案は、凝縮室を容器ノズルの下方に位置決めしなおすものである。第7の提案は、非凝縮性ガスの蓄積を防止するために水蒸気の流れを凝縮室に通過させて凝縮室を可変脚に通気するものである。
米国特許第5,475,720号公報 米国特許第5,754,609号公報 米国特許第6,865,244号公報
しかし、これらの提案のそれぞれは、それらの実現可能性、費用、および/または性能に関して固有の制限を有する。したがって、基準管路中の溶液から非凝縮性ガスが抜け出す可能性を低減し、それによって差圧測定システムを使用してより信頼性のある液面読取り値を供給する改良型凝縮室の設計に対する要望が依然として存在する。
本発明のひとつは、上表面を有する一定量の液体と、非凝縮性ガスを含有する蒸気とを収容する常時監視容器の中の液面を測定するための液面測定システムであって、第1の量の液体を収容し、かつ前記蒸気を凝縮するように構成された凝縮室と、前記蒸気および非凝縮性ガスを前記凝縮室の中へ導入するために前記常時監視容器と前記凝縮室との間に延びる水蒸気脚と、液体を前記凝縮室から受け入れ、かつそれを前記液体の前記上表面の下方箇所で前記常時監視容器の中へ導入するための可変脚と、液体を液体源から受け入れ、かつ前記液体を前記凝縮室の中へ導入するための基準脚と、圧力差を測定するために前記可変脚と前記基準脚との間に配置された差圧検知器とを備えることを特徴とする。
本発明の特徴および動作は、本発明の様々な実施形態の以下のさらに詳細な説明および添付の図面における例示から明白である。これらの図面は、例示目的のためのみに提供されており、したがって尺度に従って描かれてはいない。様々な実施形態で例示される要素の空間的関係および相対的サイズ決めは、対応する説明に関して図の明瞭度を高めるために縮小、拡大、または配置換えを行った場合もある。したがって、これらの図は、本発明の実施例としての実施形態によって包含され得る対応する構造的要素の相対的なサイズ決めおよび位置決めを正確に反映するものではないと解釈すべきである。
以下に論じられ、かつ/または本特許図面中に例示された実施例は、本開示が完璧かつ完全になるように提供されており、また当業者に本発明の範囲を十分に伝えるものである。本発明の原理および特徴は、本発明の範囲から逸脱することなく様々なかつ数多くの実施形態において利用可能である。実際に、図に例示された様々な構成要素、特徴、および構造自体は、簡略化のために例示された追加的な典型的生産ライン構成および/または製品を生み出すために選択的に組合せが可能であり、それらは本明細書に例示しかつ説明する機構および原理に完全に調和するものであり、したがって、本発明の範囲および趣旨に包含されることを当業者は容易に理解するであろう。
図4に例示するように、本発明に係る液面測定システム100の実施形態は、改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)の原子炉圧力容器(RPV)のような常時監視容器102を含む。この常時監視容器102は、液体を収容する下方部分106と、液体の気化によって生成された蒸気または水蒸気を主に収容する上方部分104とを含む。改良型凝縮室(CC)110は、基準脚(RL)118、可変脚(VL)114、および水蒸気脚(SL)108への連結部を含む少なくとも3つの連結部を有する小型容器である。
RL118は、制御棒駆動(CRD)駆動水システム122から流動制御弁(PPC)120までのような補給水システムから、CC110の中へ延びる液体通路を設け、CC内部で発生した凝縮液と一緒にCCの中で蓄積し始める。VL114は次に、過剰な液体がCC110から流出して常時監視容器102の液体部分106の中へ戻ることを可能にし、それによってCC(および同様にRL118)内部の実質的に一定の液面と、常時監視容器中の液面にほぼ対応するVLの下方部分の内部の液面とを共に維持する。
次いで、常時監視容器102の内部の液面は、VL114(すなわち、常時監視容器内部の水準に対応する下方水準)とRL118(すなわち、CC110内部に維持されている液体表面の相対的高さによって決定される実質的に一定の値)との間の検知器124によって測定された差圧(ΔP)を評価することによって求めることができる。検知器124からの出力は、適切な記録および/または制御装置に配線124aを介して常に、定期的に、かつ/または要求に応じて送信可能である。理解されるように、この差は、CC110および常時監視容器102のそれぞれの相対的位置、内部構成、および液負荷に依存する。
CC110からVL114開口部の中へ達する開口部は、このVL開口部がRL118からCCの中へ達する開口部よりも高い相対位置に位置決めされるように構成される。VL開口部はまた、SL108からの開口部よりも低い相対位置に位置決めされる。SL108は、RPV計器管路ノズル安全端に連結される。容器および/システムの運転時にCC110の中に蓄積する非凝縮性ガスは、RL118からCCに進入する液体の中に一般的には絶えず溶解および/または同伴され、かつ/またはCCの中で生成する凝縮液は、VL114を介して溢流によって運搬され、常時監視容器102の下方部分106に戻される。
改良型CC設計は、CC110の中に存在する潜在的に非凝縮性ガスを多く含有する水の下向きの流れが、CC内部のRL開口部に進入するのを防止する。さらには、RL118を介して水が導入され、かつ本開示のシステム中の流体運動の「循環」性質のために、改良型CC設計は、連続運転時にCC/管路の連結部が受ける熱応力の程度も軽減することが期待される。さらには、CC110の中に蓄積する非凝縮性ガスは、それらの相対的な浮力による単純な対流によってSL108を介してRPVに絶えず戻される傾向を有する。
本発明に係る凝縮室の典型的な実施形態のさらに詳細な図が、全体として図4の一部に対応する図5に例示されている。図5に例示するように、常時監視容器102からCC110に延びるSL108は、CCに到達する前に蒸気または水蒸気が凝縮するのを回避するために、相対的に短く、断熱され、かつ十分な直径を有するのが典型である。図示されていないが、CC110の一部には、CCの1つまたは複数の内部表面を常時監視容器102から進入する蒸気または水蒸気を凝縮するのに十分な温度まで冷却するために、典型的には強制的および/または自然の対流を利用する熱移動手段を設けることができる。図5に同様に例示するように、VL114には、RL118に設けられたCC中の開口部に対してVL中の開口部の水準を効果的に上昇させる、CC110内部の突出部、堰、または他の構造を設けることができる。
理解されるように、非常に多様な付属品およびCC構成を使用して2つの開口部の間の垂直離隔を実現することができる。同様に理解されるように、CC110のサイズ、RL118から進入する液体の相対的な温度および流量、凝縮液がCC内部で生成されている比率は、ある程度まで様々な構成要素に印加される液温の値域を決定する。適切な温度および流量を選択することによって、当業者であれば運転時に構成要素がさらされる温度値域を低下させ、それによって構成要素に対する熱応力を軽減する方法を提供することができる。
特定の幾つかの実施形態を参照して本明細書に例示しかつ説明したが、しかしながら本発明を図示の細部に限定しようとするものではない。さらに正確に言えば、様々な変更が、特許請求の範囲の均等物の範囲および限界内でかつ本発明の趣旨から逸脱することなく実施可能である。本発明は、例えば、非凝縮性ガスの影響を回避しながら高圧下で液面を測定しようとする要望が存在する任意の応用例において有効である。それは水蒸気および液体に限定されるものではない。またそれは公益事業産業に限定されるものでもない。
基準脚と可変脚との間の差圧を利用して容器内部の液面を測定しようとする従来技術のひとつの試みを例示する図である。 基準脚と可変脚との間の差圧を利用して容器内部の液面を測定しようとする従来技術の別の試みを例示する図である。 基準脚と可変脚との間の差圧を利用して容器内部の液面を測定しようとする従来技術の更に別の試みを例示する図である。 本発明の実施形態に従って構成された典型的な装置を示す模式図である。 図4に例示した装置または本発明に従って構成された他の装置で使用するのに適切な、本発明の実施形態に係る典型的な凝縮室構成を示す模式図である。
符号の説明
N 充填水準
K 臨界充填水準
1 計測/測定システム/凝縮容器
2 原子炉圧力容器/外側壁
3 水蒸気域
4 水蒸気管路/内部
5 入口
6 凝縮液域
7 排出装置
7a 凝縮液域
8 放出管路/圧力測定管
8a 第1の管脚
8b 弓状上方連結部
8c 管脚
9 冷却段
10 圧力容器/U字管路/下方端
11 上方端
12 ドライウェル構造/ジャケット管
14 原子炉棟
14A 第1の流路
14B 第2の流路
15 圧力容器口
16 基準脚/上昇管
16A 下方流出領域
16B 上方流出領域
17 差圧測定管路
18 圧力検出器/測定装置
18A 第1の測定管路
18B 第2の測定管路
19 圧力板
20 冷却液/差圧変換器
22 液面/空気圧弁
24 原子炉燃料/圧縮ガス管路
26 下方空間/遮断弁
28 上方空間/横溢管路
30 水蒸気または蒸気/通気弁
32 基部
36 上方タップ
38 傾斜水蒸気吸入口
40 断熱材
42 下方タップ
44 可変脚
50 凝縮室
100 液面測定システム
102 常時監視容器
104 上方部分
106 下方部分
106 液体部分
108 水蒸気脚(SL)
110 改良型凝縮室(CC)
114 可変脚(VL)
118 基準脚(RL)
120 制御弁
122 駆動水システム
124 検知器
124A 配線

Claims (5)

  1. 上表面を有する一定量の液体と、非凝縮性ガスを含有する蒸気とを収容する常時監視容器(102)の中の液面を測定するための液面測定システム(100)であって、
    第1の量の液体を収容し、かつ前記蒸気を凝縮するように構成された凝縮室(110)と、
    前記蒸気および非凝縮性ガスを前記凝縮室の中へ導入するために前記常時監視容器と前記凝縮室との間に延びる水蒸気脚(108)と、
    液体を前記凝縮室から受け入れ、かつそれを前記液体の前記上表面の下方箇所で前記常時監視容器の中へ導入するための可変脚(114)と、
    液体を前記常時監視容器(102)の外部に設けられた液体源から受け入れ、かつ前記液体を前記凝縮室の中へ導入するための基準脚(118)と、
    圧力差を測定するために前記可変脚と前記基準脚との間に配置された差圧検知器(124)と、
    を備え、
    前記常時監視容器(102)が原子炉圧力容器である、
    液面測定システム(100)。
  2. 前記可変脚は、前記凝縮室の中に設けられた第1の開口部を介して液体を前記凝縮室から受け入れ、
    前記基準脚は、第2の開口部を介して前記液体を前記凝縮室の中へ導入し、
    前記第1の開口部は、垂直離隔距離DVだけ前記第2の開口部より上方に配置される、請求項1記載の液面を測定するための液面測定システム(100)。
  3. 前記常時監視容器(102)は原子炉圧力容器(RPV)であり、
    前記液体は水溶液であり、
    前記液体源は、前記非凝縮性ガスの平衡状態以下の濃度を有する前記水溶液を供給する、請求項1記載の液面を測定するための液面測定システム(100)。
  4. 前記水蒸気管(108)は概ね水平な構成を有する、請求項1記載の液面を測定するための液面測定システム(100)。
  5. 上表面を有する一定量の液体と、非凝縮性ガスを含有する蒸気とを収容する常時監視容器(102)の中の液面を測定する方法において、
    蒸気を前記常時監視容器から凝縮室(110)の中へ導入し、かつ前記蒸気の一部を凝縮して第1の比率Lsで液体を生成する段階と、
    基準脚(118)を介して液体を前記常時監視容器(102)の外部に設けられた液体源から第2の率Lrで前記凝縮室の中へ導入する段階と、
    可変脚(114)を介して液体を第3の率Lvで前記凝縮室から除去し、それを前記常時監視容器に戻す段階であって、平均して式
    s+Lr=Lv
    を満たし、それによって前記凝縮室の中で平均基準液面を維持し、且つ前記可変脚の中で可変液面を確立する段階と、
    前記平均基準液面と前記可変液面との間の圧力差(124)を検知する段階と、
    を含み、
    前記常時監視容器(102)が原子炉圧力容器である、
    方法。
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