JPH08219927A - 自動バランス修正装置 - Google Patents
自動バランス修正装置Info
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- JPH08219927A JPH08219927A JP3048195A JP3048195A JPH08219927A JP H08219927 A JPH08219927 A JP H08219927A JP 3048195 A JP3048195 A JP 3048195A JP 3048195 A JP3048195 A JP 3048195A JP H08219927 A JPH08219927 A JP H08219927A
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- piezoelectric element
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- Testing Of Balance (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動バランス修正装置の構造の簡素化と小型
化を図り、しかも回転体の比較的大きなアンバランスを
迅速且つ正確に補正できるようにする。 【構成】 内部の中央に回転主軸と同芯上に位置するセ
ンターコアーを有する本体ケースと,等角度間隔で少な
くとも3個の圧電素子収納孔が放射状に形成されると共
に、センターコアーへその軸芯φと垂直方向へ移動自在
に挿着した少なくとも1枚の円盤状ロータと,ロータの
圧電素子収納孔内へ挿着され、その作動力によりロータ
を軸芯φと垂直の方向へ移動させる少なくとも3個の積
層型圧電素子と,振動の検出信号によりバランス修正用
の補正値出力P0と補正角度θを演算すると共に、積層
型圧電素子へロータの駆動信号S2を出力する制御装置
とから自動バランス修正装置を構成する。
化を図り、しかも回転体の比較的大きなアンバランスを
迅速且つ正確に補正できるようにする。 【構成】 内部の中央に回転主軸と同芯上に位置するセ
ンターコアーを有する本体ケースと,等角度間隔で少な
くとも3個の圧電素子収納孔が放射状に形成されると共
に、センターコアーへその軸芯φと垂直方向へ移動自在
に挿着した少なくとも1枚の円盤状ロータと,ロータの
圧電素子収納孔内へ挿着され、その作動力によりロータ
を軸芯φと垂直の方向へ移動させる少なくとも3個の積
層型圧電素子と,振動の検出信号によりバランス修正用
の補正値出力P0と補正角度θを演算すると共に、積層
型圧電素子へロータの駆動信号S2を出力する制御装置
とから自動バランス修正装置を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転体の不釣合いを自動
補正するための自動バランス修正装置の改良に係り、バ
ランス修正用錘りの駆動機構の大幅な簡素化と装置の小
型化及び修正作動の応答性や修正精度等を高めた自動バ
ランス修正装置に関するものである。
補正するための自動バランス修正装置の改良に係り、バ
ランス修正用錘りの駆動機構の大幅な簡素化と装置の小
型化及び修正作動の応答性や修正精度等を高めた自動バ
ランス修正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工作機械等に於いては、工具自体やその
保持装置等の不釣合いが回転時に機械的振動となって現
れ、製品の加工精度に大きな影響を及ぼすことになる。
そのため、従前から各種の自動バランス修正装置が開発
されて来ている。その中でも、回転主軸に駆動機構によ
って位置調整が可能なバランス修正用錘りを設け、別途
に検出した回転主軸の振れ及び回転角度からアンバラン
ス量とその方向を演算し、当該演算値に基づいて駆動機
構によりバランス修正用錘りをアンバランスを打ち消す
方向へ移動させるようにした自動バランス修正装置は、
数多く実用に供されている。
保持装置等の不釣合いが回転時に機械的振動となって現
れ、製品の加工精度に大きな影響を及ぼすことになる。
そのため、従前から各種の自動バランス修正装置が開発
されて来ている。その中でも、回転主軸に駆動機構によ
って位置調整が可能なバランス修正用錘りを設け、別途
に検出した回転主軸の振れ及び回転角度からアンバラン
ス量とその方向を演算し、当該演算値に基づいて駆動機
構によりバランス修正用錘りをアンバランスを打ち消す
方向へ移動させるようにした自動バランス修正装置は、
数多く実用に供されている。
【0003】而して、従前のこの種自動バランス修正装
置に於いては、前記バランス修正用錘りの移動を電動モ
ータ(特開平3−68832号等)やパルスモータ(特
開平6−31622号等)によって行なったり、或いは
流体圧(特開平5−253836号等)や磁気力(特開
平5−65942号等)を利用して行っている。
置に於いては、前記バランス修正用錘りの移動を電動モ
ータ(特開平3−68832号等)やパルスモータ(特
開平6−31622号等)によって行なったり、或いは
流体圧(特開平5−253836号等)や磁気力(特開
平5−65942号等)を利用して行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の電動モ
ータやパルスモータを駆動源とするバランス修正装置に
あっては、比較的大きな駆動源そのものがバランス修正
用錘りと一体となって高速回転するため、装置が必然的
に大型・大重量化し、回転軸や軸受の剛性に影響を与え
るだけでなく、内部部品が機械的振動の原因になり易い
等の様々な問題が内存する。また、流体圧を駆動源とす
るバランス修正装置にあっては、複数の流体圧通路を回
転主軸に穿設しなければならず、主軸や軸受けの構造が
極めて複雑になる等の問題がある。更に、磁気力を駆動
源とするバランス修正装置にあっても、複数の電磁石を
主軸と共に回転するバランス修正用錘の外周に配置する
必要があり、バランス修正装置そのものの構造の簡素化
及び小型化を図り難いと云う難点がある。加えて、従前
のこの種自動バランス修正装置は、何れも回転主軸の振
動検出装置(又は振れ検出装置)を別途に設け、当該検
出装置の検出値を用いてアンバランス量等を演算する構
成としているため、振動検出装置の設備費や補修費が必
要となり、バランス修正装置の低コスト化を図り難いと
云う難点がある。
ータやパルスモータを駆動源とするバランス修正装置に
あっては、比較的大きな駆動源そのものがバランス修正
用錘りと一体となって高速回転するため、装置が必然的
に大型・大重量化し、回転軸や軸受の剛性に影響を与え
るだけでなく、内部部品が機械的振動の原因になり易い
等の様々な問題が内存する。また、流体圧を駆動源とす
るバランス修正装置にあっては、複数の流体圧通路を回
転主軸に穿設しなければならず、主軸や軸受けの構造が
極めて複雑になる等の問題がある。更に、磁気力を駆動
源とするバランス修正装置にあっても、複数の電磁石を
主軸と共に回転するバランス修正用錘の外周に配置する
必要があり、バランス修正装置そのものの構造の簡素化
及び小型化を図り難いと云う難点がある。加えて、従前
のこの種自動バランス修正装置は、何れも回転主軸の振
動検出装置(又は振れ検出装置)を別途に設け、当該検
出装置の検出値を用いてアンバランス量等を演算する構
成としているため、振動検出装置の設備費や補修費が必
要となり、バランス修正装置の低コスト化を図り難いと
云う難点がある。
【0005】本願発明は、従前の駆動機構によりバラン
ス修正用錘りを移動させる構造の自動バランス修正装置
に於ける上述の如き問題を解決せんとするものであり、
バランス修正用錘りの駆動源に積層型圧電素子を利用
し、また当該積層型圧電素子を回転体の振動検出エレメ
ントとして兼用することにより、駆動源から回転機構部
分を排除すると共に装置自体の機械的構成を簡素化し、
大幅な小型・軽量化と高性能化、低コスト化を可能とし
た自動バランス修正装置を提供するものである。
ス修正用錘りを移動させる構造の自動バランス修正装置
に於ける上述の如き問題を解決せんとするものであり、
バランス修正用錘りの駆動源に積層型圧電素子を利用
し、また当該積層型圧電素子を回転体の振動検出エレメ
ントとして兼用することにより、駆動源から回転機構部
分を排除すると共に装置自体の機械的構成を簡素化し、
大幅な小型・軽量化と高性能化、低コスト化を可能とし
た自動バランス修正装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】自動バランス修正装置に
は、通常(イ)回転主軸や軸受の剛性に影響を及ぼさ
ず、コンパクトであってしかもアンバランスの補正量を
大きくとれること、(ロ)修正装置自体がアンバランス
の原因とならないこと、(ハ)回転主軸の自動振動等に
よって内部機構が共振しないこと、(ニ)防塵、防水、
耐油性に優れていること、(ホ)応答性がよく且つ高精
度な補正が行えること等の諸特性が要求されることにな
る。本願発明は上記各要求に対応可能に構成されてお
り、請求項1に記載の発明は、回転主軸5と同芯上に配
設され、該回転主軸と同速回転をすることによりそのア
ンバランスを修正するようにした自動バランス修正装置
に於いて、内部中央に前記回転主軸5と同芯上に位置す
るセンターコアー22を設けた本体ケース10と,肉厚
内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電素子収納孔15
aが放射状に形成されると共に、前記センターコアー2
2へその軸芯φと垂直方向へ移動自在に配設した少なく
とも1枚の円盤状ロータ15と,前記ロータ15の圧電
素子収納孔15a内へ挿着され、その作動力によりロー
タ15をセンターコアー22の軸芯φと垂直の方向へ移
動させる少なくとも3個の積層型圧電素子13と,振動
の検出信号によりバランス修正用の補正値出力P0 と補
正角度θを演算すると共に、積層型圧電素子19へロー
タ15の駆動信号S2 を出力する制御装置3とを発明の
基本構成とするものである。
は、通常(イ)回転主軸や軸受の剛性に影響を及ぼさ
ず、コンパクトであってしかもアンバランスの補正量を
大きくとれること、(ロ)修正装置自体がアンバランス
の原因とならないこと、(ハ)回転主軸の自動振動等に
よって内部機構が共振しないこと、(ニ)防塵、防水、
耐油性に優れていること、(ホ)応答性がよく且つ高精
度な補正が行えること等の諸特性が要求されることにな
る。本願発明は上記各要求に対応可能に構成されてお
り、請求項1に記載の発明は、回転主軸5と同芯上に配
設され、該回転主軸と同速回転をすることによりそのア
ンバランスを修正するようにした自動バランス修正装置
に於いて、内部中央に前記回転主軸5と同芯上に位置す
るセンターコアー22を設けた本体ケース10と,肉厚
内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電素子収納孔15
aが放射状に形成されると共に、前記センターコアー2
2へその軸芯φと垂直方向へ移動自在に配設した少なく
とも1枚の円盤状ロータ15と,前記ロータ15の圧電
素子収納孔15a内へ挿着され、その作動力によりロー
タ15をセンターコアー22の軸芯φと垂直の方向へ移
動させる少なくとも3個の積層型圧電素子13と,振動
の検出信号によりバランス修正用の補正値出力P0 と補
正角度θを演算すると共に、積層型圧電素子19へロー
タ15の駆動信号S2 を出力する制御装置3とを発明の
基本構成とするものである。
【0007】また、本件請求項2に記載の発明は、回転
主軸5と同芯上に配設され、該主軸5と同速回転するこ
とによりそのアンバランスを修正するようにした自動バ
ランス修正装置に於いて、内部中央に前記回転主軸5と
同芯上に位置するセンターコアー22を設けた本体ケー
ス10と,肉厚内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電
素子収納孔15aが放射状に形成されると共に、前記セ
ンターコアー22へその軸芯φと垂直方向へ移動自在に
配設した少なくとも1枚の円盤状ロータ15と,前記ロ
ータ15の圧電素子収納孔15a内へ挿着され、その作
動力によりロータ15をセンターコアー22の軸芯φと
垂直の方向へ移動させ、また回転中に加わる歪みによっ
て生ずる電気出力により、回転主軸5の振動を検出する
少なくとも3個の積層型圧電素子13と,前記ロータ1
5に穿設したクランプ用素子挿通孔15c内に配設さ
れ、その作動力によりロータ15の軸芯φと垂直な方向
への移動をロック若しくは移動のロックを解除する積層
型圧電素子19と,前記積層型圧電素子19からの振動
の検出信号によりバランス修正用の補正値出力P0 と補
正角度θを演算すると共に、積層型圧電素子19へロー
タ15の駆動信号S2を出力する制御装置3とを発明の
基本構成とするものである。
主軸5と同芯上に配設され、該主軸5と同速回転するこ
とによりそのアンバランスを修正するようにした自動バ
ランス修正装置に於いて、内部中央に前記回転主軸5と
同芯上に位置するセンターコアー22を設けた本体ケー
ス10と,肉厚内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電
素子収納孔15aが放射状に形成されると共に、前記セ
ンターコアー22へその軸芯φと垂直方向へ移動自在に
配設した少なくとも1枚の円盤状ロータ15と,前記ロ
ータ15の圧電素子収納孔15a内へ挿着され、その作
動力によりロータ15をセンターコアー22の軸芯φと
垂直の方向へ移動させ、また回転中に加わる歪みによっ
て生ずる電気出力により、回転主軸5の振動を検出する
少なくとも3個の積層型圧電素子13と,前記ロータ1
5に穿設したクランプ用素子挿通孔15c内に配設さ
れ、その作動力によりロータ15の軸芯φと垂直な方向
への移動をロック若しくは移動のロックを解除する積層
型圧電素子19と,前記積層型圧電素子19からの振動
の検出信号によりバランス修正用の補正値出力P0 と補
正角度θを演算すると共に、積層型圧電素子19へロー
タ15の駆動信号S2を出力する制御装置3とを発明の
基本構成とするものである。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る自動バランス修正装置を所
謂研削盤へ適用した場合の全体構成を示すものであり、
図に於いて1は修正装置本体、2は分離型コネクター、
3は制御装置、4は駆動用プーリ、5は回転主軸、6は
軸受装置、7は砥石車、8は砥石固定用フランジ、9は
保護カバーである。
する。図1は、本発明に係る自動バランス修正装置を所
謂研削盤へ適用した場合の全体構成を示すものであり、
図に於いて1は修正装置本体、2は分離型コネクター、
3は制御装置、4は駆動用プーリ、5は回転主軸、6は
軸受装置、7は砥石車、8は砥石固定用フランジ、9は
保護カバーである。
【0009】自動バランス修正装置の修正装置本体1は
砥石固定用フランジ8の外側面に配設され、回転主軸5
の端部へこれと同芯上に固定されている。また、分離型
コネクター2は保護カバー9を挿通して修正装置本体1
へ電気的に接離自在な構成となっており、本体1と制御
装置3間を電気的に連結する。尚、本実施例では分離型
コネクター2を使用し、バランス修正操作時以外は制御
装置3との接続を外すようにしているが、固定型コネク
ターを使用して常時接続状態を保持するようにしてもよ
い。
砥石固定用フランジ8の外側面に配設され、回転主軸5
の端部へこれと同芯上に固定されている。また、分離型
コネクター2は保護カバー9を挿通して修正装置本体1
へ電気的に接離自在な構成となっており、本体1と制御
装置3間を電気的に連結する。尚、本実施例では分離型
コネクター2を使用し、バランス修正操作時以外は制御
装置3との接続を外すようにしているが、固定型コネク
ターを使用して常時接続状態を保持するようにしてもよ
い。
【0010】図2は前記修正装置本体1の縦断面図であ
り、図3は図2のA−A視断面図である。図2及び図3
に於いて10は本体ケース、11は取付部(嵌合部)、
12は蓋体、13は積層型圧電素子、14は圧電素子ケ
ース、15はロータ、16はリング、17は加圧プレー
ト、18は弾性筒体、19は積層型圧電素子、20は弾
性油層、21は増幅回路、22はセンターコアー、23
はコネクターソケットである。
り、図3は図2のA−A視断面図である。図2及び図3
に於いて10は本体ケース、11は取付部(嵌合部)、
12は蓋体、13は積層型圧電素子、14は圧電素子ケ
ース、15はロータ、16はリング、17は加圧プレー
ト、18は弾性筒体、19は積層型圧電素子、20は弾
性油層、21は増幅回路、22はセンターコアー、23
はコネクターソケットである。
【0011】前記本体ケース1は、二つの部材10a、
10bを対向状に螺じ込み固着することにより中空円盤
状に形成されており、内部中央には、コネクターソケッ
ト23の挿通孔22aを設けたセンターコアー22が、
本体1を取付ける工作機械等の回転主軸5と同芯上に設
けられている。即ち、一方の部材10aは略皿形に形成
されており、その中央部の外側面には、砥石固定用フラ
ンジ8側の嵌合凹部(図示省略)へ嵌着される取付部
(嵌合凹部)11が、また中央部の内側面にはセンター
コアー22の挿着孔11aが夫々形成されている。ま
た、他方の部材10bは同様に略皿形に形成されてお
り、その中央部にはコネクター2の挿通孔10cが穿設
され、蓋体12がこれに螺着されている。尚、本実施例
ではセンターコアー22を別部材としているが、部材1
0aにセンターコアー22を一体的に形成してもよいこ
とは勿論である。
10bを対向状に螺じ込み固着することにより中空円盤
状に形成されており、内部中央には、コネクターソケッ
ト23の挿通孔22aを設けたセンターコアー22が、
本体1を取付ける工作機械等の回転主軸5と同芯上に設
けられている。即ち、一方の部材10aは略皿形に形成
されており、その中央部の外側面には、砥石固定用フラ
ンジ8側の嵌合凹部(図示省略)へ嵌着される取付部
(嵌合凹部)11が、また中央部の内側面にはセンター
コアー22の挿着孔11aが夫々形成されている。ま
た、他方の部材10bは同様に略皿形に形成されてお
り、その中央部にはコネクター2の挿通孔10cが穿設
され、蓋体12がこれに螺着されている。尚、本実施例
ではセンターコアー22を別部材としているが、部材1
0aにセンターコアー22を一体的に形成してもよいこ
とは勿論である。
【0012】前記積層型圧電素子13は圧電素子ケース
14内に組立て収納されており、後述する円盤状のロー
タ15に放射状に穿設した圧電素子収納孔15a内に収
納されている。尚、本実施例では圧電素子13として、
電圧ー変位特性がDC25〜125Vの5段階切替えに
於いて0.0025〜0.025mm(ロータ15の変
位量)のもの(株式会社トーキンNLA5×5×18
型)を使用している。また、当該圧電素子13を後述す
るように振動検出素子として作動させた時の変位ー出力
特性は、AC0.1〜0.5mVとなる。
14内に組立て収納されており、後述する円盤状のロー
タ15に放射状に穿設した圧電素子収納孔15a内に収
納されている。尚、本実施例では圧電素子13として、
電圧ー変位特性がDC25〜125Vの5段階切替えに
於いて0.0025〜0.025mm(ロータ15の変
位量)のもの(株式会社トーキンNLA5×5×18
型)を使用している。また、当該圧電素子13を後述す
るように振動検出素子として作動させた時の変位ー出力
特性は、AC0.1〜0.5mVとなる。
【0013】前記ロータ15はバランス修正錘の役目を
果たすものであり、中心部に挿通孔15bを備えた円盤
形に形成されている。当該ロータ15には、その内部に
放射状に3個の圧電素子挿通孔15aが120°間隔で
形成されており、この中に前記積層型圧電素子13が挿
着されている。また、ロータ15には、その厚み方向に
3個のクランプ用圧電素子19を挿通させるためのやや
大きい目の挿通孔15cが貫孔されており、ここにクラ
ンプ用積層型圧電素子19が挿通されている。更に、ロ
ータ15には各積層型圧電素子13からの出力値を増幅
する増幅回路の収納孔15dが設けられており、リード
線(図示省略)を介して前記コネクターのプラグ受体2
3へ接続されている。
果たすものであり、中心部に挿通孔15bを備えた円盤
形に形成されている。当該ロータ15には、その内部に
放射状に3個の圧電素子挿通孔15aが120°間隔で
形成されており、この中に前記積層型圧電素子13が挿
着されている。また、ロータ15には、その厚み方向に
3個のクランプ用圧電素子19を挿通させるためのやや
大きい目の挿通孔15cが貫孔されており、ここにクラ
ンプ用積層型圧電素子19が挿通されている。更に、ロ
ータ15には各積層型圧電素子13からの出力値を増幅
する増幅回路の収納孔15dが設けられており、リード
線(図示省略)を介して前記コネクターのプラグ受体2
3へ接続されている。
【0014】前記リング16はアルミ又は鋼で形成され
ており、アンバランス修正錘の一部を成すものであっ
て、円盤状のロータ15の外周部に嵌合固定されてい
る。尚、ロータの質量はバランスの補正量に応じて材
質、直径及び厚み等が調整されることは勿論である。ま
た、本実施例ではリング16とロータ15を別体として
いるが、リング16をロータ15と一体的に形成して、
積層型圧電素子13を挿通孔15b側から圧電素子収納
孔15a内へ挿着するようにしてもよい。
ており、アンバランス修正錘の一部を成すものであっ
て、円盤状のロータ15の外周部に嵌合固定されてい
る。尚、ロータの質量はバランスの補正量に応じて材
質、直径及び厚み等が調整されることは勿論である。ま
た、本実施例ではリング16とロータ15を別体として
いるが、リング16をロータ15と一体的に形成して、
積層型圧電素子13を挿通孔15b側から圧電素子収納
孔15a内へ挿着するようにしてもよい。
【0015】前記リング16を嵌着したロータ15は、
センターコアー22に挿着固定したフッシング状の弾性
筒体18へ締りバメ状に固定され、2枚の加圧プレート
17によって挟まれた状態でセンターコアー22に保持
されている。即ち、ロータ15及びリング16の両側面
と本体ケース10の内壁面には僅かな間隙が設けられて
おり、また、リング16の外周面と本体ケース10間に
は、ロータ15の移動速度を和らげるための油膜から成
る弾性油層20が設けられている。その結果、ロータ1
5及びリング16は弾性筒体18の歪量だけセンターコ
アー22の軸芯φと垂直方向へ摺動することができる。
また、前記弾性筒体18には積層型圧電素子13の下端
部が挿通できる穴が設けられており、従って、ロータ1
5の収納孔15a内へ挿着された圧電素子13の下端面
は、センターコアー22の外周面へ接当することにな
る。
センターコアー22に挿着固定したフッシング状の弾性
筒体18へ締りバメ状に固定され、2枚の加圧プレート
17によって挟まれた状態でセンターコアー22に保持
されている。即ち、ロータ15及びリング16の両側面
と本体ケース10の内壁面には僅かな間隙が設けられて
おり、また、リング16の外周面と本体ケース10間に
は、ロータ15の移動速度を和らげるための油膜から成
る弾性油層20が設けられている。その結果、ロータ1
5及びリング16は弾性筒体18の歪量だけセンターコ
アー22の軸芯φと垂直方向へ摺動することができる。
また、前記弾性筒体18には積層型圧電素子13の下端
部が挿通できる穴が設けられており、従って、ロータ1
5の収納孔15a内へ挿着された圧電素子13の下端面
は、センターコアー22の外周面へ接当することにな
る。
【0016】前記加圧プレート17はロータ15の両側
面と摺接自在に配設されており、クランプ用積層型圧電
素子19の両端面に両加圧プレート17が夫々連結され
ている。その結果、圧電素子19が初期状態へ復元する
ことによりこれが縮むと、両加圧プレート17はロータ
15側へ密着し、ロータ15の半径方向への移動がクラ
ンプされる。また、圧電素子19が作動してこれが伸び
ることにより、両加圧プレート17はロータ15の側面
から離間し、ロータ15の半径方向への移動がフリーと
なる。 尚、本実施例では、クランプ用圧電素子19の
作動力により両加圧プレート17を介してロータ15挾
圧保持する構成としているが、ロータ15のクランプは
如何なる構造であってもよく、例えばクランプ用圧電素
子19の作動力によりロータ15を軸方向へ摺動させ、
本体ケース15側へ押し付けるようにしてもよい。
面と摺接自在に配設されており、クランプ用積層型圧電
素子19の両端面に両加圧プレート17が夫々連結され
ている。その結果、圧電素子19が初期状態へ復元する
ことによりこれが縮むと、両加圧プレート17はロータ
15側へ密着し、ロータ15の半径方向への移動がクラ
ンプされる。また、圧電素子19が作動してこれが伸び
ることにより、両加圧プレート17はロータ15の側面
から離間し、ロータ15の半径方向への移動がフリーと
なる。 尚、本実施例では、クランプ用圧電素子19の
作動力により両加圧プレート17を介してロータ15挾
圧保持する構成としているが、ロータ15のクランプは
如何なる構造であってもよく、例えばクランプ用圧電素
子19の作動力によりロータ15を軸方向へ摺動させ、
本体ケース15側へ押し付けるようにしてもよい。
【0017】図4は前記コネクターソケット23へ接続
する分離型コネクター2の側面図であり、当該コネクタ
ー2は複数本のプラグ2bと摺接リング2c及び摺接ブ
ラシ2d等から形成されており、センターコアー22と
共に回転するプラグ2b及びリング2cを介して、リー
ド線2eがコネクターソケット23側へ接続される。
する分離型コネクター2の側面図であり、当該コネクタ
ー2は複数本のプラグ2bと摺接リング2c及び摺接ブ
ラシ2d等から形成されており、センターコアー22と
共に回転するプラグ2b及びリング2cを介して、リー
ド線2eがコネクターソケット23側へ接続される。
【0018】次に、本発明に係る自動バランス修正装置
による回転体のバランス修正について説明する。先ず、
本体ケース10の取付部11を砥石固定用フランジ8の
嵌合凹部(図示省略)へ嵌め込み、両者の軸芯φを一致
せしめた状態で修正装置本体1を取付け固定する。次
に、コネクター2のプラグ2aを本体1側のコネクター
ソケット23へ差し込み、コネクター2を本体1側へ連
結することにより制御装置3を作動状態に置く。これに
より、作動準備が完了する。
による回転体のバランス修正について説明する。先ず、
本体ケース10の取付部11を砥石固定用フランジ8の
嵌合凹部(図示省略)へ嵌め込み、両者の軸芯φを一致
せしめた状態で修正装置本体1を取付け固定する。次
に、コネクター2のプラグ2aを本体1側のコネクター
ソケット23へ差し込み、コネクター2を本体1側へ連
結することにより制御装置3を作動状態に置く。これに
より、作動準備が完了する。
【0019】砥石交換をした場合等の回転主軸5が停止
している初期状態においては、自動バランス修正装置の
加圧プレート17によるクランプは非作動の状態にあ
り、各ロータ15は軸芯φ側に戻されて半径方向へ移動
自在な状態におかれている。次に、回転主軸5が駆動さ
れ、本体ケース10と共にロータ15が回転をし始める
と、クランプ用積層型圧電素子19が作動され、その作
動力によって加圧プレート17を介してロータ15の軸
芯φと垂直な方向への移動がクランプされ、後述するよ
うに積層型圧電素子13による振動振幅の検出等が行な
われる。尚、工作機械等の回転主軸5は、加工中にしば
しば起動・停止を繰り返すが、前記砥石交換等の後の初
期駆動時にバランス修正が既に行なわれている場合に
は、制御装置3側でこれを判別記憶しておき、その後は
ロータ15のクランプを継続したままで、回転主軸5の
再起動が行なわれる。
している初期状態においては、自動バランス修正装置の
加圧プレート17によるクランプは非作動の状態にあ
り、各ロータ15は軸芯φ側に戻されて半径方向へ移動
自在な状態におかれている。次に、回転主軸5が駆動さ
れ、本体ケース10と共にロータ15が回転をし始める
と、クランプ用積層型圧電素子19が作動され、その作
動力によって加圧プレート17を介してロータ15の軸
芯φと垂直な方向への移動がクランプされ、後述するよ
うに積層型圧電素子13による振動振幅の検出等が行な
われる。尚、工作機械等の回転主軸5は、加工中にしば
しば起動・停止を繰り返すが、前記砥石交換等の後の初
期駆動時にバランス修正が既に行なわれている場合に
は、制御装置3側でこれを判別記憶しておき、その後は
ロータ15のクランプを継続したままで、回転主軸5の
再起動が行なわれる。
【0020】ロータ15が軸芯φと垂直な方向への移動
をロックされた状態で回転することにより、ロータ15
に放射状に設けた各素子収納孔15a内に挿着された積
層型圧電素子13は夫々遠心力を受ける。その結果、リ
ング16の反力により圧電素子13に圧縮力が加わるこ
とにより、圧縮力に応じた電圧信号が出力されることに
なる。一方、回転主軸5が回転運動中に振動すると、各
圧電素子13に加わる遠心力の大きさも振動することに
なり、その結果、各圧電素子13の出力信号もAC0.
1〜0.5mVの範囲で振動する。
をロックされた状態で回転することにより、ロータ15
に放射状に設けた各素子収納孔15a内に挿着された積
層型圧電素子13は夫々遠心力を受ける。その結果、リ
ング16の反力により圧電素子13に圧縮力が加わるこ
とにより、圧縮力に応じた電圧信号が出力されることに
なる。一方、回転主軸5が回転運動中に振動すると、各
圧電素子13に加わる遠心力の大きさも振動することに
なり、その結果、各圧電素子13の出力信号もAC0.
1〜0.5mVの範囲で振動する。
【0021】図5は回転主軸5に表れた特定の周波数f
(HZ)の振動を検出した際の各積層型圧電素子13に
表れる出力波形の一例を示すものであり、図に於いてP
e1、Pe2 、及びPe3 は3個の夫々の圧電素子13
に表れる出力波形、P1 、P 2 、P3 は圧電素子19の
3軸の振幅値、t1 、t2 、t3 は3軸の位相の差、t
/toは加速度時間関数である。
(HZ)の振動を検出した際の各積層型圧電素子13に
表れる出力波形の一例を示すものであり、図に於いてP
e1、Pe2 、及びPe3 は3個の夫々の圧電素子13
に表れる出力波形、P1 、P 2 、P3 は圧電素子19の
3軸の振幅値、t1 、t2 、t3 は3軸の位相の差、t
/toは加速度時間関数である。
【0022】図5からも明らかなように、各圧電素子1
3の出力値の振幅は夫々異なり、最大の振幅値と2番目
に大きい振幅値とを検証することにより、下記の如き補
正値出力P0 と、出力Pe1 の圧電素子13を基準とし
た補正角度θが演算される。 P0 =Pe2 +(ΣPe/3−Pe2 ) θ =(X3 maxSinπt/t3 /X1 maxSi
nπt/t1−X3 maxSinπt/t3 )+180
° 但しX3 max及びX1 maxはPe3 及びPe1 の最
大振幅値
3の出力値の振幅は夫々異なり、最大の振幅値と2番目
に大きい振幅値とを検証することにより、下記の如き補
正値出力P0 と、出力Pe1 の圧電素子13を基準とし
た補正角度θが演算される。 P0 =Pe2 +(ΣPe/3−Pe2 ) θ =(X3 maxSinπt/t3 /X1 maxSi
nπt/t1−X3 maxSinπt/t3 )+180
° 但しX3 max及びX1 maxはPe3 及びPe1 の最
大振幅値
【0023】即ち、前記補正値出力P0 及び補正角度θ
を演算することにより、ロータ15の偏重芯の大きさと
その方向が決定されることになり、この補正値出力P0
及び補正角度θに基づいて、ロータ15の位置移動が行
われる。
を演算することにより、ロータ15の偏重芯の大きさと
その方向が決定されることになり、この補正値出力P0
及び補正角度θに基づいて、ロータ15の位置移動が行
われる。
【0024】前記積層型圧電素子13による回転体の回
転数に近い周波数の振動の振幅値の検出が終わると、次
に、クランプ用圧電素子19を作動させ、加圧プレート
17によるロータ15のクランプを解除する。これによ
り、ロータ15はセンターコアー22の軸芯φと垂直な
方向へ弾性筒体18の歪みが可能な量だけ移動自在な状
態となる。
転数に近い周波数の振動の振幅値の検出が終わると、次
に、クランプ用圧電素子19を作動させ、加圧プレート
17によるロータ15のクランプを解除する。これによ
り、ロータ15はセンターコアー22の軸芯φと垂直な
方向へ弾性筒体18の歪みが可能な量だけ移動自在な状
態となる。
【0025】前記ロータ15のクランプが解除される
と、制御装置3から各積層型圧電素子13へ前記補正値
出力P0 及び補正角度θから決定された駆動信号Sが発
信され、各圧電素子13が適宜量だけ歪みを生ずる。こ
れにより、ロータ15は前記補正値信号P0 に見合う偏
重芯を与えるように、第1の圧電素子13(出力Pe1
の圧電素子)を基準としてこれから角度θの方向へ所定
距離だけ移動する。その結果、回転主軸5には検出され
た振動を打ち消すだけの偏重芯若しくはバランス補正用
の質量が与えられたことになり、回転振動が大幅に減衰
して行くことになる。
と、制御装置3から各積層型圧電素子13へ前記補正値
出力P0 及び補正角度θから決定された駆動信号Sが発
信され、各圧電素子13が適宜量だけ歪みを生ずる。こ
れにより、ロータ15は前記補正値信号P0 に見合う偏
重芯を与えるように、第1の圧電素子13(出力Pe1
の圧電素子)を基準としてこれから角度θの方向へ所定
距離だけ移動する。その結果、回転主軸5には検出され
た振動を打ち消すだけの偏重芯若しくはバランス補正用
の質量が与えられたことになり、回転振動が大幅に減衰
して行くことになる。
【0026】尚、前記ロータ15の移動によるバランス
補正は、回転主軸5が定格回転数に達してから5秒後に
実行される。また、回転主軸5の回転増速指令がステッ
プ状の場合には、バランス修正がその都度実行される。
補正は、回転主軸5が定格回転数に達してから5秒後に
実行される。また、回転主軸5の回転増速指令がステッ
プ状の場合には、バランス修正がその都度実行される。
【0027】図6は、本発明に係る自動バランス修正装
置の制御系統を示すブロック線図である。先ず、修正装
置本体1内クランプ用積層型圧電素子19が制御装置3
からのクランプ信号S1 によって作動され、ロータ15
をクランプ状態としたうえ圧電素子13により振動振幅
の検出が行われる。また、振動振幅の検出信号は増幅器
21で増幅されたあと、フィルタ24で回転周波数に近
い所定の周波数の振動が選択され、演算ユニット25へ
入力される。演算ユニット25では、前述の如く補正値
出力P0 及び角度θが演算される。また、制御装置3か
ら、前記演算値に基づくロータ駆動信号S2 が圧電素子
13へ発信され、クランプを解除されたロータ15が移
動されることにより、バランス修正のための質量が回転
主軸5に付与される。
置の制御系統を示すブロック線図である。先ず、修正装
置本体1内クランプ用積層型圧電素子19が制御装置3
からのクランプ信号S1 によって作動され、ロータ15
をクランプ状態としたうえ圧電素子13により振動振幅
の検出が行われる。また、振動振幅の検出信号は増幅器
21で増幅されたあと、フィルタ24で回転周波数に近
い所定の周波数の振動が選択され、演算ユニット25へ
入力される。演算ユニット25では、前述の如く補正値
出力P0 及び角度θが演算される。また、制御装置3か
ら、前記演算値に基づくロータ駆動信号S2 が圧電素子
13へ発信され、クランプを解除されたロータ15が移
動されることにより、バランス修正のための質量が回転
主軸5に付与される。
【0028】尚、前記図2乃至図6の実施例に於いて
は、ロータ15をクランプした状態で、積層型圧電素子
13の歪ー出力特性を利用して回転体の振動振幅を検出
し、当該検出値に基づいて補正値出力P0 及び補正角度
θを夫々制御装置3内で演算する構成としているが、回
転体の振動の検出を、従前通りに別個に設けた振動検出
器等によって検出し、これを制御装置3へ入力すること
により補正値出力P0 及び補正角度θを演算するように
してもよく、この場合にはクランプ用積層型圧電素子1
9や加圧プレート17等から成るクランプ機構は勿論不
要となる。
は、ロータ15をクランプした状態で、積層型圧電素子
13の歪ー出力特性を利用して回転体の振動振幅を検出
し、当該検出値に基づいて補正値出力P0 及び補正角度
θを夫々制御装置3内で演算する構成としているが、回
転体の振動の検出を、従前通りに別個に設けた振動検出
器等によって検出し、これを制御装置3へ入力すること
により補正値出力P0 及び補正角度θを演算するように
してもよく、この場合にはクランプ用積層型圧電素子1
9や加圧プレート17等から成るクランプ機構は勿論不
要となる。
【0029】また、前記図2の実施例に於いては、本体
ケース1内に1枚のロータ15を収納しているが、より
大きなバランス修正用質量を必要とする場合には、リン
グ16を嵌合したロータ15を2枚並列状にセンターコ
アー22へ取付けるようにしてもよい。尚、前記ロータ
15を2枚とした場合には、各ロータ15の偏重芯の方
向が夫々二等辺三角形の斜辺の位置に来るように各ロー
タ15の移動を制御し、修正質量が少ない場合には両者
の角度を大きくして両者の合成修正質量が小さくなるよ
うにし、また、修正質量が大きい場合には、逆に両者の
角度が小さくなるようにするのが望ましい。
ケース1内に1枚のロータ15を収納しているが、より
大きなバランス修正用質量を必要とする場合には、リン
グ16を嵌合したロータ15を2枚並列状にセンターコ
アー22へ取付けるようにしてもよい。尚、前記ロータ
15を2枚とした場合には、各ロータ15の偏重芯の方
向が夫々二等辺三角形の斜辺の位置に来るように各ロー
タ15の移動を制御し、修正質量が少ない場合には両者
の角度を大きくして両者の合成修正質量が小さくなるよ
うにし、また、修正質量が大きい場合には、逆に両者の
角度が小さくなるようにするのが望ましい。
【0030】更に、前記図2の実施例に於いては検出駆
動用積層型圧電素子13を3個としているが、当該圧電
素子を5個とすることも可能である。加えて、前記図2
の実施例に於いてはコネクター2を分離型とし、バラン
ス修正操作が完了すればコネクター2を取り外すように
しているが、常時コネクター2を連結しておく構成とし
てもよい。
動用積層型圧電素子13を3個としているが、当該圧電
素子を5個とすることも可能である。加えて、前記図2
の実施例に於いてはコネクター2を分離型とし、バラン
ス修正操作が完了すればコネクター2を取り外すように
しているが、常時コネクター2を連結しておく構成とし
てもよい。
【0031】図7及び図8は、本発明の自動バランス修
正装置の設計に必要とする基礎データの収集のための実
験モデルを示すものであり、2点支持で回転体が支持点
の両外側にある場合を示すものである。今、回転体ma
(不均一な質量)、mb(均一な質量)の外形‥115
mmφ、厚み‥15mm、重量‥1.0kg、軸の外径
‥40mmφ、軸の長さ‥400mm、軸受‥アンギュ
ラーベアリング、ms‥軸の等価荷重、mu‥不釣り合
いの質量(0.138gr)ε‥偏重芯とすると、偏重
芯εと不釣り合いの力Fは図9の如き関係になる。即
ち、偏重芯εと不釣り合いの力Fとは比例し、従って、
不釣り合いの力と振動の振幅値は比例する。本実施例で
は、回転体の不釣り合いの質量muに対して、ロータ1
5の偏重芯の発生によって生ずる重りが補正質量とな
り、ロータ15に0.0025〜0.025mmの変位
を与える構成としている。
正装置の設計に必要とする基礎データの収集のための実
験モデルを示すものであり、2点支持で回転体が支持点
の両外側にある場合を示すものである。今、回転体ma
(不均一な質量)、mb(均一な質量)の外形‥115
mmφ、厚み‥15mm、重量‥1.0kg、軸の外径
‥40mmφ、軸の長さ‥400mm、軸受‥アンギュ
ラーベアリング、ms‥軸の等価荷重、mu‥不釣り合
いの質量(0.138gr)ε‥偏重芯とすると、偏重
芯εと不釣り合いの力Fは図9の如き関係になる。即
ち、偏重芯εと不釣り合いの力Fとは比例し、従って、
不釣り合いの力と振動の振幅値は比例する。本実施例で
は、回転体の不釣り合いの質量muに対して、ロータ1
5の偏重芯の発生によって生ずる重りが補正質量とな
り、ロータ15に0.0025〜0.025mmの変位
を与える構成としている。
【0032】また、回転数Nと振幅X及び振幅の倍率
(振幅X/偏重芯ε)の関係は図10のようになる。更
に、回転体maの外径とバランス修正量Y(u)の関係
を、その重量をパラメータとして示せば図11のように
なる。
(振幅X/偏重芯ε)の関係は図10のようになる。更
に、回転体maの外径とバランス修正量Y(u)の関係
を、その重量をパラメータとして示せば図11のように
なる。
【0033】図12は本発明に係る自動バランス修正装
置を、前記図7の回転体maの外側に取り付けた場合の
回転主軸の振動状況を示すものであり、回転主軸の偏重
芯εが0.015mm変位のとき、70Hz(約420
0rPM)の振動の最大振幅は0.05umとなる。一
方、本発明に係る自動バランス修正装置を取り外した場
合には、図13に示す如く70Hz(約4200rP
M)の振動の最大振幅が0.205umとなり、0.2
05/0.05=約4.1倍になることが実測されてい
る。このように、前記図12と図13との対比からも、
本発明の自動バランス修正装置の効用は実証されてい
る。
置を、前記図7の回転体maの外側に取り付けた場合の
回転主軸の振動状況を示すものであり、回転主軸の偏重
芯εが0.015mm変位のとき、70Hz(約420
0rPM)の振動の最大振幅は0.05umとなる。一
方、本発明に係る自動バランス修正装置を取り外した場
合には、図13に示す如く70Hz(約4200rP
M)の振動の最大振幅が0.205umとなり、0.2
05/0.05=約4.1倍になることが実測されてい
る。このように、前記図12と図13との対比からも、
本発明の自動バランス修正装置の効用は実証されてい
る。
【0034】
【発明の効果】本発明に於いては、積層型圧電素子の発
生する作動力を利用してロータを偏重芯移動させる構成
としているため、従前のモータ駆動型や流体圧駆動型、
磁気力駆動型のバランス修正装置に比較して、装置構造
の大幅な簡素化と小型化を図ることができる。その結
果、研削盤等への取付が容易になると共に、回転軸や軸
受装置に及ぼす悪影響や内部に機械的振動を生じてバラ
ンス修正装置そのものがアンバランスの原因になる等の
不都合が皆無となり、従前のこの種自動バランス修正装
置に比較して実用的効用が著しく向上する。
生する作動力を利用してロータを偏重芯移動させる構成
としているため、従前のモータ駆動型や流体圧駆動型、
磁気力駆動型のバランス修正装置に比較して、装置構造
の大幅な簡素化と小型化を図ることができる。その結
果、研削盤等への取付が容易になると共に、回転軸や軸
受装置に及ぼす悪影響や内部に機械的振動を生じてバラ
ンス修正装置そのものがアンバランスの原因になる等の
不都合が皆無となり、従前のこの種自動バランス修正装
置に比較して実用的効用が著しく向上する。
【0035】また、本発明に於いては、圧電素子によっ
てロータをクランプすることにより、ロータ駆動用の圧
電素子を用いて振動の振幅検出を行う構成としている。
その結果、従前のこの種自動バランス修正装置のように
振動検出装置や回転主軸の回動基準点の検出装置を別途
に設ける必要が無くなり、自動バランス修正装置の製造
コストの大幅な引下げが図れると共に、装置の保守管理
も容易となる。
てロータをクランプすることにより、ロータ駆動用の圧
電素子を用いて振動の振幅検出を行う構成としている。
その結果、従前のこの種自動バランス修正装置のように
振動検出装置や回転主軸の回動基準点の検出装置を別途
に設ける必要が無くなり、自動バランス修正装置の製造
コストの大幅な引下げが図れると共に、装置の保守管理
も容易となる。
【0036】更に、本発明に於いては、可動部がロータ
等から成る円盤体であり、且つ駆動源である圧電素子を
円盤体の厚み内に形成した圧電素子収納孔へ収納する構
成としている。その結果、自動バランス修正装置の外形
が薄形円盤状の極めて単純な形態となり、取り付けに要
するスペースが小さくてよいうえ、機械本体の設計に与
える影響も殆どなく、更に振動の振幅検出やバランス補
正の応答性にも優れ、より迅速且つ正確なバランス補正
が可能となる。本発明は上述の通り、優れた実用的効用
を奏するものである。
等から成る円盤体であり、且つ駆動源である圧電素子を
円盤体の厚み内に形成した圧電素子収納孔へ収納する構
成としている。その結果、自動バランス修正装置の外形
が薄形円盤状の極めて単純な形態となり、取り付けに要
するスペースが小さくてよいうえ、機械本体の設計に与
える影響も殆どなく、更に振動の振幅検出やバランス補
正の応答性にも優れ、より迅速且つ正確なバランス補正
が可能となる。本発明は上述の通り、優れた実用的効用
を奏するものである。
【図1】本発明の自動バランス修正装置を研削盤へ取付
けした場合の説明図である。
けした場合の説明図である。
【図2】修正装置本体の縦断面図である。
【図3】図2のA−A視断面図である。
【図4】分離型コネクターの正面概要図である。
【図5】各積層型圧電素子の振動検出時の出力波形(周
波数f(H)の振動時)
波数f(H)の振動時)
【図6】自動バランス修正装置の制御系統説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の自動バランス修正装置の設計に必要と
する基礎実験モデルの正面図である。
する基礎実験モデルの正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7及び図8の実験モデルに於ける偏重芯εと
不釣り合い力Fとの関係を示すものである。
不釣り合い力Fとの関係を示すものである。
【図10】図7及び図8の実験モデルに於ける回転体の
回転数Nと振動振幅X及び振幅倍率(X/ε)の関係を
示すものである。
回転数Nと振動振幅X及び振幅倍率(X/ε)の関係を
示すものである。
【図11】図7及び図8の実験モデルに於ける回転体m
aの外径と補正量の関係をその重量をパラメータとして
表したものである。
aの外径と補正量の関係をその重量をパラメータとして
表したものである。
【図12】図7及び図8の実験モデルに本発明の自動バ
ランス修正装置を取り付けた場合の振動振幅の実測値を
示すものである。
ランス修正装置を取り付けた場合の振動振幅の実測値を
示すものである。
【図13】図7及び図8の実験モデルから自動バランス
修正装置を取り外した場合の振動振幅の実測値を示すも
のである。
修正装置を取り外した場合の振動振幅の実測値を示すも
のである。
1は修正装置本体、2は分離型コネクター、2aはプラ
グ、2bはリング、2cはブラシ、2eはリード線、3
は制御装置、4は駆動用プーリ、5は回転主軸、6は軸
受装置、7は砥石車、8は砥石固定用フランジ、9は保
護カバー、10は本体ケース、10a、10bは部材、
10cはコネクター挿通孔、11は取付部(嵌合部)、
11aはセンターコアー挿通孔、12は蓋体、13は積
層型圧電素子、14は圧電素子ケース、15はロータ、
15aは圧電素子収納孔、15bは挿通孔、15cはク
ランプ用素子挿通孔、15dは増幅回路収納孔、16は
リング、17は加圧プレート、18は弾性筒体、19は
クランプ用積層型圧電素子、20は弾性油層、21は増
幅回路、22はセンターコアー、22aはコネクターソ
ケット挿通孔、23はコネクターソケット、24はフィ
ルター、25は演算ユニット、φは軸芯、P0 は補正値
出力、θは補正角度、S1 はクランプ信号、S2 はロー
タ駆動信号。
グ、2bはリング、2cはブラシ、2eはリード線、3
は制御装置、4は駆動用プーリ、5は回転主軸、6は軸
受装置、7は砥石車、8は砥石固定用フランジ、9は保
護カバー、10は本体ケース、10a、10bは部材、
10cはコネクター挿通孔、11は取付部(嵌合部)、
11aはセンターコアー挿通孔、12は蓋体、13は積
層型圧電素子、14は圧電素子ケース、15はロータ、
15aは圧電素子収納孔、15bは挿通孔、15cはク
ランプ用素子挿通孔、15dは増幅回路収納孔、16は
リング、17は加圧プレート、18は弾性筒体、19は
クランプ用積層型圧電素子、20は弾性油層、21は増
幅回路、22はセンターコアー、22aはコネクターソ
ケット挿通孔、23はコネクターソケット、24はフィ
ルター、25は演算ユニット、φは軸芯、P0 は補正値
出力、θは補正角度、S1 はクランプ信号、S2 はロー
タ駆動信号。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転主軸(5)と同芯上に配設され、該
主軸(5)と同速回転をすることによりそのアンバラン
スを修正するようにした自動バランス修正装置に於い
て、内部中央に前記回転主軸(5)と同芯上に位置する
センターコアー(22)を設けた本体ケース(10)
と,肉厚内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電素子収
納孔(15a)が放射状に形成されると共に、前記セン
ターコアー(22)へその軸芯(φ)と垂直方向へ移動
自在に挿着した少なくとも1枚の円盤状のロータ(1
5)と,前記ロータ(15)の圧電素子収納孔(15
a)内へ挿着され、その作動力によりロータ(15)を
センターコアー(22)の軸芯(φ)と垂直の方向へ移
動させる少なくとも3個の積層型圧電素子(13)と,
振動の検出信号によりバランス修正用の補正値出力(P
0 )と補正角度(θ)を演算すると共に、積層型圧電素
子(19)へロータ(15)の駆動信号(S2 )を出力
する制御装置(3)とから構成した自動バランス修正装
置。 - 【請求項2】 回転主軸(5)と同芯上に配設され、該
主軸(5)と同速回転をすることによりそのアンバラン
スを修正するようにした自動バランス修正装置に於い
て、内部中央に前記回転主軸(5)と同芯上に位置する
センターコアー(22)を設けた本体ケース(10)
と,肉厚内に等角度間隔で少なくとも3個の圧電素子収
納孔(15a)が放射状に形成されると共に、前記セン
ターコアー(22)へその軸芯(φ)と垂直方向へ移動
自在に挿着した少なくとも1枚の円盤状ロータ(15)
と,固着したリング(16)と,前記ロータ(15)の
圧電素子収納孔(15a)内へ挿着され、その作動力に
よりロータ(15)をセンターコアー(22)の軸芯
(φ)と垂直の方向へ移動させ、また回転中に加わる歪
によって生ずる電気出力により、回転主軸(5)の振動
を検出する少なくとも3個の積層型圧電素子(13)
と,前記ロータ(15)に穿設したクランプ用素子挿通
孔(15c)内に配設され、その作動力によりロータ
(15)の軸芯(φ)と垂直な方向への移動をロック若
しくは移動のロックを解除する積層型圧電素子(19)
と,前記積層型圧電素子(19)からの振動の検出信号
によりバランス修正用の補正値出力(P0 )と補正角度
(θ)を演算すると共に、積層型圧電素子(19)へロ
ータ(15)の駆動信号(S2 )を出力する制御装置
(3)とから構成した自動バランス修正装置。 - 【請求項3】 積層型圧電素子(13)の数を5個とし
た請求項1又は請求項2に記載の自動バランス修正装
置。 - 【請求項4】 ロータ(15)を2枚並列状に配設する
と共に、各ロータ(15)の移動方向の角度差をバラン
ス修正量の大・小に応じて適宜に変更するようにした請
求項1又は請求項2に記載の自動バランス修正装置。 - 【請求項5】 センターコアー(22)に弾性筒体(1
8)を挿着し、該弾性筒体(18)の外周面にロータ
(15)を挿着保持する構成とした請求項1又は請求項
2に記載の自動バランス修正装置。 - 【請求項6】 センターコアー(22)の内方にコネク
ターソケット(23)を配設固定する構成とした請求項
1又は請求項2に記載の自動バランス修正装置。 - 【請求項7】 ロータ(15)の外周端面にリング(1
6)を固着する構成とした請求項1又は請求項2に記載
の自動バランス修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048195A JPH08219927A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 自動バランス修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048195A JPH08219927A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 自動バランス修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08219927A true JPH08219927A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12305040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3048195A Pending JPH08219927A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 自動バランス修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08219927A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030190A (ja) * | 2006-07-29 | 2008-02-14 | Walter Maschinenbau Gmbh | 同心性を向上させた工作機械 |
US8100009B2 (en) | 1999-03-31 | 2012-01-24 | Lord Corporation | Method and apparatus for balancing |
JP2020116714A (ja) * | 2019-01-27 | 2020-08-06 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤及びそのプロービング装置の運用方法 |
CN114279634A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-05 | 中船重工(上海)节能技术发展有限公司 | 一种风力助推转子的动平衡校正方法 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP3048195A patent/JPH08219927A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8100009B2 (en) | 1999-03-31 | 2012-01-24 | Lord Corporation | Method and apparatus for balancing |
JP2008030190A (ja) * | 2006-07-29 | 2008-02-14 | Walter Maschinenbau Gmbh | 同心性を向上させた工作機械 |
JP2020116714A (ja) * | 2019-01-27 | 2020-08-06 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤及びそのプロービング装置の運用方法 |
CN114279634A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-05 | 中船重工(上海)节能技术发展有限公司 | 一种风力助推转子的动平衡校正方法 |
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