JPH08219686A - 空冷式冷却塔 - Google Patents

空冷式冷却塔

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JPH08219686A
JPH08219686A JP2240995A JP2240995A JPH08219686A JP H08219686 A JPH08219686 A JP H08219686A JP 2240995 A JP2240995 A JP 2240995A JP 2240995 A JP2240995 A JP 2240995A JP H08219686 A JPH08219686 A JP H08219686A
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JP
Japan
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temperature
air
fan
signal
cooling
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JP2240995A
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Jun Hanawa
純 花輪
Yoshifumi Amauchi
淑文 天内
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却用空気の温度が低い場合であっても被冷
却流体を過冷却によって凍結させることなく、しかも安
定した制御を行うことが可能な空冷式冷却塔を提供す
る。 【構成】 本発明に係る空冷式冷却塔は、空気の温度を
測定し温度信号を出力する気温測定手段15と、設定値
によって所定のファン3を起動/停止させる制御信号を
出力する気温監視手段14と、冷却後の被冷却流体の温
度を測定し温度信号を出力する温度測定手段11と、こ
の温度信号を受け所定の温度に上昇/下降すると制御信
号を出力する流体温度監視手段12a,12bと、この
流体温度監視手段12a,12bからの制御信号を受け
て所定のファン3を起動/停止させる信号保持手段13
とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種プラント、設備の熱
放出に利用される空冷式冷却塔に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種プラント、施設等に設置さ
れる設備、機器には発熱を伴うものが多く、性能維持あ
るいは保全の観点からこれらの設備、機器の排熱に空冷
式冷却塔が用いられることが多い。この空冷式冷却塔
は、その冷却媒体に海水、河川水を必要としないので設
備立地の多様化に有用な機器である。
【0003】以下、図9を参照して空冷式冷却塔の従来
例について説明する。空冷式冷却塔は、管束1のフィン
付伝熱管2内に被冷却流体を流通させ、フィン付伝熱管
2の外面にファン3によって冷却用の空気を送風するこ
とによってこれを冷却する。ファン3は調速機5を介し
て駆動機4によって駆動されている。また、効率よく送
風するためにファンリング6が設けられている。これら
の構成機器は支持架台7によって支持されており、ま
た、管束1及びファン3を複数組み合わせて構成される
ことが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の空冷式冷
却塔においては、プラント及び施設の各設備、機器の冷
却媒体は、入手性、取扱性の面から水である場合が多い
ため、空冷式冷却塔の被冷却流体は水となる場合が多
い。
【0005】従って、冷却用空気の温度が0℃を下回る
と、管束内部の被冷却流体が凍結するおそれがあり、対
応策が必要であった。この対応策の一つとして被冷却水
温を監視し、冷却水温が一定の値以下で一斉停止、一定
温度まで上昇したら一斉再起動する方法や被冷却水温に
従ってファン台数を一台ずつ増減させる方法がある。
【0006】しかし、前者については被冷却水への入熱
が小さい場合、ファン一斉起動と同時に急速な被冷却水
温低下が発生し、制御が不安定になる可能性があった。
一方、後者については通常待機の非常用設備についての
空冷式冷却塔である場合であれば室温の影響等で被冷却
水温が高い状態で停止待機していた場合、非常用設備の
起動と同時に過剰な数のファンが起動することになり、
同様に被冷却水温が急速に低下し、ファン台数の調整が
追従できない可能性があった。
【0007】本発明は係る従来の事情に対処してなされ
たものであり、その目的は、冷却用空気の温度が低い場
合であっても被冷却流体を過冷却によって凍結させるこ
となく、しかも安定した制御を行うことが可能な空冷式
冷却塔を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空冷式冷却塔は、請求項1記載の発明で
は、配管に流通される流体を空気を供給するファンを用
いて冷却する空冷式冷却塔において、前記空気の温度を
測定し温度信号を出力する気温測定手段と、この気温測
定手段からの温度信号を受け設定値以上であれば所定の
ファンを起動させ設定値以下であれば停止させる制御信
号を出力する気温監視手段と、前記配管に設けられ冷却
後の前記流体の温度を測定し温度信号を出力する温度測
定手段と、この温度測定手段からの温度信号を受け所定
の温度に上昇すると制御信号を出力する第1の流体温度
監視手段と、前記温度測定手段からの温度信号を受け所
定の温度に下降すると制御信号を出力する第2の流体温
度監視手段と、この第1の流体温度監視手段からの制御
信号を受けて所定のファンを起動させ第2の流体温度監
視手段からの制御信号を受けて前記所定のファンを停止
させる制御を行う信号保持手段とを有する。
【0009】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明の気温監視手段と第1の流体温度監視手段と
第2の流体温度監視手段からの制御信号を受け起動・停
止毎に所定の順序に従って運転されるファンを選択する
ローテーション機能を備えた運転ファン選択手段を有す
る。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、気温監視手段が、設定値
を複数有して、各々の設定値によって起動及び停止する
ファンの数が異なるものである。
【0011】最後に、請求項4記載の発明では、請求項
1乃至請求項3記載の発明において、ファンの出口に供
給空気流量を調節可能なルーバが設けられているもので
ある。
【0012】
【作用】上記構成の空冷式冷却塔においては、請求項1
記載の発明では、ファンに冷却用に供給される空気の温
度を気温測定手段によって測定し温度信号を出力させ、
気温測定手段の設定値以上となった場合に所定のファン
を起動させ、設定値以下であれば停止させる。
【0013】一方、空冷式冷却塔によって冷却される流
体を流通する配管に設けられた温度測定手段によって、
冷却後の流体の温度を測定し、所定の温度に上昇すると
制御信号を出力する第1の流体温度監視手段と、所定の
温度に下降すると制御信号を出力する第2の流体温度監
視手段によって所定のファンを起動させたり停止させ
る。
【0014】請求項2記載の発明においては、運転ファ
ン選択手段が、気温監視手段と第1の流体温度監視手段
と第2の流体温度監視手段からの制御信号を受け起動・
停止毎に所定の順序に従って運転されるファンを選択
し、ローテーション運転を行うことによって、常に同一
のファンのみが運転されることを防止し、ファンの均等
運転を行う。
【0015】請求項3記載の発明においては、気温監視
手段における起動・停止のための設定値が複数設けられ
ており、各々の設定値によって起動及び停止するファン
の数を変化させることによって空冷式冷却塔の冷却能力
を、多段階に変化させ空冷式冷却塔から供給される冷却
用の流体の供給温度の安定化とファンの運転コストの低
減を図る。
【0016】請求項4記載の発明においては、供給空気
流量を調節可能なルーバを設けることによって、供給空
気流量を調節可能とし、空冷式冷却塔の冷却能力を無段
階に変化させ空冷式冷却塔から供給される冷却用流体の
供給温度の安定化と運転方法の多様化を図る。
【0017】
【実施例】以下に本発明に係る空冷式冷却塔の第1の実
施例をファン4台の場合として図1に基づき説明する。
図1において、駆動源を電源16とし、実線矢印で示さ
れる冷却用の空気を送風するファン3a〜3dにはそれ
ぞれオン・オフ制御可能なスイッチ17a〜17eが設
けられている。ファン3a〜3dの出口には送風された
空気によって冷却される被冷却水を通水する伝熱配管1
0が設けられている。また、この伝熱配管10には、フ
ァン3a〜3dによって冷却された後の被冷却水温度
(以下冷却水出口温度という)を測定するための水温測
定子11が設けられている。この水温測定子11は第1
及び第2の水温監視設定器12a,12bに温度信号を
出力している。そして、第1の水温監視設定器12aは
信号保持器13に対してセット信号を出力し、第2の水
温監視設定器12bはリセット信号を出力している。こ
れらのセット信号及びリセット信号は信号保持器13に
出力され、信号保持器13はこれらの信号に応じて制御
信号を出力する。
【0018】一方、外気温度を測定するために気温測定
子15が設けられており、この気温測定子15は気温監
視設定器14に温度信号を出力している。気温監視設定
器14は、所定の温度となった場合に制御信号を出力す
る。
【0019】スイッチ17a〜17eは、前述の信号保
持器13から出力される制御信号と、気温監視設定器1
4から出力される制御信号によってオン・オフ制御され
る。このオン・オフ制御の方法について図2及び図3を
用いて説明する。
【0020】図2は本発明に係る空冷式冷却塔の制御方
法を示すブロック図である。また、図3はファン4台よ
り成る空冷式冷却塔の外気温−冷却水出口温度の特性の
一例である。被冷却流体は水である。
【0021】−t1 ℃は設計最低外気温、t3 ℃は設計
最高外気温、T1 ℃は凍結防止のために守るべき冷却水
出口温度下限値、T2 ℃は冷却水出口温度上限値であ
る。また、t2 ℃はファン1台運転で冷却水出口温度上
限値となる最高の外気温度を示している。
【0022】従って、空冷式冷却塔の容量は外気温−t
1 ℃〜t3 ℃の範囲で、冷却水出口温度をT2 ℃以下に
保つのに十分なものである。図3中、一点鎖線Bは定格
熱負荷においてファン3を4台運転、二点鎖線Aは定格
熱負荷においてファン3を1台運転させた場合の特性を
示す。一般に冷却塔の冷却能力はファン3の台数が多い
ほど、外気温が低いほど大きくなる。実線Cは熱負荷が
0の場合の特性を示し、ファン3の運転台数による変化
はない。
【0023】本図より、外気温t2 ℃(>0℃)以下で
あれば、ファン3を1台運転することによって定格熱負
荷を除熱することが可能である。なぜなら、t2 ℃はそ
のように設定された温度だからである。
【0024】また、t2 ℃(>0℃)の空気で水を冷却
しても熱負荷の大小にかかわらず凍結することはない。
なぜなら、t2 ℃は正の温度であり、温度が最も下がる
と考えられるのは熱負荷が0の場合であるが、それは図
3の実線Cにおいて、外気温度がt2 ℃の場合の温度が
正であり、凍結することはないことが示されているから
である。
【0025】そこで、図2に示すように、まず外気温t
2 ℃をしきい値として気温監視設定器14で設定してお
く。そして、気温測定子15で測定される外気温度がt
2 ℃となった場合に、気温監視設定器14から制御信号
が出力されスイッチ17a〜17dがオン状態となる。
従って、外気温がt2 ℃以上のときには、ファンの4台
運転となる。これにより、外気温が低いときの冷却能力
が自動的に改善されるため、過冷却による制御の不安定
が解消できる。
【0026】一方、外気温度がt2 ℃以下の場合には、
気温監視設定器14から制御信号が出力されないので、
スイッチ17a〜17dはオフ状態となり、ファン3a
〜3cは停止する。
【0027】次に、冷却水出口温度がT2 ℃まで上昇す
ると、第1の水温監視設定器12aがセット信号を出力
するように設定しておくことによって信号保持器13か
ら制御信号が出力され、スイッチ17eがオン状態とな
るので、スイッチ17dがオフ状態であってもファン3
dは運転されることになる。しかし、冷却水出口温度が
2 ℃以下であると、第1の水温監視設定器12aはセ
ット信号を出力することがなく、従って信号保持器13
から制御信号が出力されることはない。しかし、T1
を下回るようになると、第2の水温監視設定器12bか
らリセット信号が出力され信号保持器13から制御信号
がリセットされるので、セット信号によってスイッチ1
7eがオン状態であった場合にはオフ状態になりファン
3dも停止される。
【0028】すなわち、本発明の空冷式冷却塔では、フ
ァン運転台数を4台と1台の2段階に変化させる。外気
温t2 ℃以上のときは、ファンを4台運転させ、外気温
2℃以下のときはファンを一台運転し、外気温が特に
低い時、熱負荷が部分負荷の時、一台連続運転でも凍結
の可能性がある時は、冷却水出口温度を監視しながら起
動/停止を繰り返す。
【0029】このような制御とすることにより、外気温
の変化、熱負荷の変化を吸収しつつ、より安定した制御
を行うことができる。尚、ファンは電動機で駆動される
ため、始動時には巻線に非常に大きな電流が流れること
になる。従って、過大な頻度で起動/停止を繰り返すと
巻線等を損傷する可能性がある。従って、ファンの起動
/停止の繰り返しに対しては、その駆動機である電動機
の停止から再起動までの時間は極力長くとることが望ま
しい。
【0030】本実施例においてはファン3a,3b,3
c,3dは4台あり、1台運転されるファンとして、図
1ではファン3dを選択しているが、これはファン3a
〜3cのうちの1台を選択してもよいのは言うまでもな
い。そのため、ファンの1台運転で起動/停止の繰り返
し運転を行う際、運転されるファンを起動/停止の度に
順次交代させることによって、1のファン/電動機の停
止から再起動の時間を長くとることが望ましい。
【0031】このファン3の1台運転を行う場合に、運
転されるファン3を順次交替させる第2の実施例につい
て図4を参照して説明する。図4に示されるように1台
運転時においては、例えば、ファン3a、ファン3b、
ファン3c、ファン3dの順序に従って運転する。
【0032】このようなファン1台運転時の制御方法を
図5を用いて説明する。図5において、図1と同一構成
部分には同一符号を付し、その構成についての説明は省
略する。本実施例においては、スイッチ17a〜17e
に出力される信号を発生するものとして運転ファン選択
回路18を設けることによって1台運転ファンを制御し
ている。
【0033】この運転ファン選択回路18は気温監視設
定器14及び第1及び第2の水温監視設定器12a,1
2bから信号保持器13を介して出力される信号を入力
し、図2に示されるブロック図に従ってファンの運転台
数及び運転される1台のファンを選択して信号をスイッ
チ17a〜17dに出力し、各ファン3a〜3dを運転
/停止させる。
【0034】次に本発明に係る空冷式冷却塔の第3の実
施例について図6を用いて説明する。第1の実施例では
ファン3の台数の制御に際し、外気温のしきい値を1つ
設けて4台/1台の2段階で行っているが、外気温のし
きい値を複数設け、より細かいファン台数変更を行って
もよい。
【0035】例えば、ファン3の2台運転を追加した場
合の外気温−冷却水出口温度の特性の例を図6に示す。
図6において、t4 ℃はファン2台運転で冷却水出口温
度上限値T2 となる最高の外気温度を示している。ま
た、図7はこのt4 ℃を第2のしきい値としてファン2
台運転のモードを追加した場合の空冷式冷却塔の制御方
法を示すブロック図である。図2のブロック図において
は、外気温がt2 ℃以上となった場合にファン4台運転
としていたのに対し、図7においてはt2 ℃より高温の
4 ℃を越えた場合に4台運転とし、t2 ℃からt4
までの間ではファン2台運転としている。t2 ℃以下の
ファンの制御方法については第1の実施例と同様であ
る。
【0036】この制御方法によれば、図6に矢印で示さ
れるように、ファン4台からファン1台にファンの運転
台数の変更に伴う冷却水出口温度の変化が、ファン4台
からファン2台に変更される時及びファン2台からファ
ン1台に変更される時のいずれよりも小さくなってい
る。従って、本実施例では冷却水の温度変化を小さく
し、冷却水供給温度を安定化できる利点がある。
【0037】尚、t2 ℃以上におけるファンの運転状態
を比較すると、第1の実施例では4台のファンで運転さ
れるのに対し、第3の実施例においてはt2 ℃からt4
℃まではファンが2台で運転されることから運転コスト
の削減となることは言うまでもない。
【0038】次に、ファン出口に風量調節用のルーバを
設置し、その開度を無段階に変更することによってさら
に細かい冷却能力の調節を行う第4の実施例について、
図8を参照して説明する。
【0039】図8において、図9の構成と同一部分につ
いては同一符号を付し、その構成の説明は省略する。フ
ァン3出口に設置されたルーバ8はアクチュエータ9に
連結されており、アクチュエータ9によって開度を調節
できるようになっている。ルーバ8の開度を調節する
と、空気の流路断面積が変わるため、空気流に対する抵
抗が変わり、冷却用の空気の流量も変わる。ルーバ8の
開度を大きくすれば、空気流量は多く、ルーバ8の開度
を小さくすれば空気流量は少なくなる。そして、空冷式
冷却塔の冷却能力は空気流量に依存し、空気流量が多け
れば高く、空気流量が少なければ低くなる。
【0040】従って、ファン3をオン/オフする方法で
は、例えば、ファン3を4台有する場合でファン3の運
転台数の0台から4台の5段階にしか制御できないのに
対し、ルーバ8の開度を調節する方法では空冷式冷却塔
の冷却能力を無段階に制御することができる。
【0041】一方、本実施例では、ルーバ8ありでは無
段階に冷却能力を調節できるので、ルーバ8なしではフ
ァン3の1台運転では過冷却となる条件下においても過
冷却を防ぎ、ファン3/駆動機4の停止から再起動まで
の時間を長くしたり、連続運転とすることが可能であ
る。また、被冷却水の冷却塔出口温度の変動を小さく
し、被冷却水の供給温度を安定化させる効果を奏する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空冷式冷却
塔においては、冷却能力を外気温によって制御すること
により、熱負荷に対する冷却能力の過不足が低減でき、
単純かつ安定した制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空冷式冷却塔の第1の実施例を示
す構成図。
【図2】第1の実施例の運転方法を示すブロック図。
【図3】第1の実施例における外気温と出口温度の関係
を示す特性図。
【図4】本発明に係る空冷式冷却塔の第2の実施例にお
けるローテーション運転の概念図。
【図5】本発明に係る空冷式冷却塔の第2の実施例を示
す構成図。
【図6】第3の実施例における外気温と出口温度の関係
を示す特性図。
【図7】第3の実施例の運転方法を示すブロック図。
【図8】本発明に係る空冷式冷却塔の第4の実施例を示
す構成図。
【図9】空冷式冷却塔の従来例を示す構成図。
【符号の説明】
1…管束 2…フィン付伝熱管 3a,3b,3c,3d…ファン 4…駆動機 5…調速機 6…ファンリング 7…支持架台 8…ルーバ 9…アクチュエータ 10…伝熱配管 11…水温測定子 12a…第1の水温監視設定器 12b…第2の水温監
視設定器 13…信号保持器 14…気温監視設定器 15…気温測定子 16…電源 17a,17b,17c,17d,17e…スイッチ 18…運転ファン選択回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に流通される流体を空気を供給する
    ファンを用いて冷却する空冷式冷却塔において、前記空
    気の温度を測定し温度信号を出力する気温測定手段と、
    この気温測定手段からの温度信号を受け設定値以上であ
    れば所定のファンを起動させ設定値以下であれば停止さ
    せる制御信号を出力する気温監視手段と、前記配管に設
    けられ冷却後の前記流体の温度を測定し温度信号を出力
    する温度測定手段と、この温度測定手段からの温度信号
    を受け所定の温度に上昇すると制御信号を出力する第1
    の流体温度監視手段と、前記温度測定手段からの温度信
    号を受け所定の温度に下降すると制御信号を出力する第
    2の流体温度監視手段と、この第1の流体温度監視手段
    からの制御信号を受けて所定のファンを起動させ第2の
    流体温度監視手段からの制御信号を受けて前記所定のフ
    ァンを停止させる制御を行う信号保持手段とを有するこ
    とを特徴とする空冷式冷却塔。
  2. 【請求項2】 前記気温監視手段と前記第1の流体温度
    監視手段と第2の流体温度監視手段からの制御信号を受
    け起動・停止毎に所定の順序に従って運転されるファン
    を選択するローテーション機能を備えた運転ファン選択
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の空冷式冷
    却塔。
  3. 【請求項3】 前記気温監視手段は、前記設定値を複数
    有して、各々の設定値によって起動及び停止するファン
    の数が異なることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の空冷式冷却塔。
  4. 【請求項4】 前記ファンの出口には供給空気流量を調
    節可能なルーバが設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3記載の空冷式冷却塔。
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