JPH08219035A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH08219035A
JPH08219035A JP7051767A JP5176795A JPH08219035A JP H08219035 A JPH08219035 A JP H08219035A JP 7051767 A JP7051767 A JP 7051767A JP 5176795 A JP5176795 A JP 5176795A JP H08219035 A JPH08219035 A JP H08219035A
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muddy water
pulley
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Koji Nakayama
浩二 中山
Nobuyuki Seo
信之 瀬尾
Tatsuya Nomura
達也 野村
Yoshimoto Inoue
悦始 井上
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ハウジング1の軸支部1aに、オイルシール1
0の金属環10bを嵌合し、その内周リップL1を、プ
ーリ5のボス部5aの外周に摺接させた。プーリ5のボ
ス部5aの外周にダストカバー11を嵌合して、上記ハ
ウジング1の軸支部1aとオイルシール10とを覆っ
た。ダストカバー11の側面に、オイルシール10のサ
イドリップL2を摺接させた。 【効果】泥水が軸受の内部に浸入するのを、オイルシー
ル10のサイドリップL2とリップL1とによって阻止
することができるので、当該泥水の軸受内部への浸入
を、効果的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駆動軸の一端に駆動
用のプーリを取付けているポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、自
動車のパワーステアリングの動力源として、ベーンポン
プ等のポンプ装置が使用されている。このポンプ装置に
おいては、図3に示すように、ハウジング91の略円筒
状の軸支部91aの内周に、シール92a付きの軸受9
2を嵌合し、この軸受92の内輪92bに、駆動軸93
を嵌合することにより、当該駆動軸93をハウジング9
1に回転自在に支持している。また、駆動軸93の一端
側にはプーリ94のボス部94aが一体回転可能に嵌合
されており、他端側にはロータが一体回転可能に嵌合さ
れている。ところが、上記ポンプ装置は、自動車のエン
ジンの下部付近に配置される場合があり、この場合に
は、泥水が軸受92の内輪92bとシール92aとの隙
間を通して軸受92の内部に浸入し、当該軸受92の寿
命が大幅に低下するという問題があった。
【0003】このような問題点を解消するために、上記
ハウジング91の軸支部91aと駆動軸93との間に、
オイルシールを介在させたものもあるが(例えば実開平
2−22686号公報参照)、泥水対策としては未だ不
十分であった。そこで、上記オイルシールを複列に配置
することも考えられるが、その分、プーリ94と軸受9
2との間隔が開くことから、駆動軸93に倒れが生じ
て、軸受92の負担が増大することになる。このため、
機種によっては、スペース的にオイルシールを複列に配
置することが困難であった。この発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、軸受の内部に泥水が浸入す
るのを効果的に防止することができるポンプ装置を提供
することを目的とする。またこの発明は、軸受とプーリ
との間隔が狭い場合でも、軸受の内部に泥水が浸入する
のを効果的に防止することができるポンプ装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、請求項1に係るポンプ装置は、一端側にプーリのボ
ス部を、他端側にロータをそれぞれ取付けた駆動軸の上
記一端側を、ハウジングに設けられた筒状の軸支部に軸
受を介して回転自在に支持しているとともに、上記ハウ
ジングの軸支部の内周とプーリのボス部との間にオイル
シールを介在しているポンプ装置において、上記ハウジ
ングの軸支部に、オイルシールの金属環を嵌合し、上記
オイルシールの内周リップを、プーリのボス部外周に摺
接させているとともに、プーリのボス部外周に、上記ハ
ウジングの軸支部の端面とオイルシールとを覆うダスト
カバーを嵌合し、このダストカバーの側面に、上記オイ
ルシールに設けたサイドリップを摺接していることを特
徴とするものである。
【0005】請求項2に係るポンプ装置は、請求項1に
係るポンプ装置において、上記ダストカバーとオイルシ
ールの金属環との間、又はダストカバーとハウジングの
軸支部の外周面との間に、泥水がダストカバーの内部に
浸入するのを抑制するラビリンスが構成されていること
を特徴とするものである。請求項3に係るポンプ装置
は、請求項1に係るポンプ装置において、上記ハウジン
グの軸支部の外周に、当該軸支部の外周を伝う泥水を流
下させる凹溝又は鍔部を形成していることを特徴とする
ものである。
【0006】請求項4に係るポンプ装置は、一端側にプ
ーリのボス部を、他端側にロータをそれぞれ取付けた駆
動軸の上記一端側を、ハウジングに設けられた筒状の軸
支部に軸受を介して回転自在に支持しているとともに、
上記ハウジングの軸支部の内周とプーリのボス部との間
にオイルシールを介在しているポンプ装置において、上
記ハウジングの軸支部に、当該軸支部の端面を覆うダス
トカバーを嵌合し、このダストカバーに設けられた短筒
部の内周に、上記オイルシールを圧入しているととも
に、オイルシールの内周リップを、プーリのボス部外周
に摺接させ、上記ダストカバーとプーリのボス部外周と
の間に、ラビリンスを構成していることを特徴とするも
のである。
【0007】請求項5に係るポンプ装置は、請求項4に
係るポンプ装置において、上記ダストカバーの外周に、
ハウジングの軸支部の外周を伝う泥水を流下させる鍔部
を突設していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1に係るポンプ装置によれば、ダストカ
バーの側面に摺接させたオイルシールのサイドリップに
よって、泥水がオイルシールの内周リップ側に浸入する
のを抑制することができ、当該泥水が上記サイドリップ
部分を透過した場合でも、上記オイルシールの内周リッ
プによって、当該泥水が軸受の内部に浸入するのを防止
することができる。
【0009】請求項2に係るポンプ装置によれば、上記
ラビリンスによって、泥水がダストカバーの内部に浸入
するのを抑制することができる。このため、上記オイル
シールの内周リップと協働して、泥水がオイルシールの
内周リップ側に浸入するのをより効果的に抑制すること
ができる。請求項3に係るポンプ装置によれば、ハウジ
ングの軸支部の外周を伝う泥水を、上記凹溝又は鍔部に
沿って流下させて滴下させることができる。このため。
当該泥水がダストカバーの内部に浸入するのを、より効
果的に抑制することができる。
【0010】請求項4に係るポンプ装置によれば、ダス
トカバーとプーリのボス部外周との間のラビリンスによ
って、泥水がダストカバーの内部に浸入するのを抑制す
ることができる。また、プーリのボス部外周に摺接させ
たオイルシールの内周リップによって、上記ラビリンス
を透過した泥水が軸受の内部に浸入するのを防止するこ
とができる。さらに、上記オイルシールが、ダストカバ
ーの短筒部に圧入されているので、オイルシールとダス
トカバーとを並列に配置する場合よりも、両者の全体幅
を小さくすることができる。このため、軸受とプーリと
の間隔が狭い場合でも、オイルシールとダストカバーと
を支障なく配置することができる。
【0011】請求項5に係るポンプ装置によれば、ハウ
ジングの軸支部の外周を伝う泥水を、上記鍔部によって
流下させて滴下させることができる。このため。当該泥
水がダストカバーの内部に浸入するのを、より効果的に
抑制することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例について、添付図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明のポ
ンプ装置の一実施例を示す断面図である。このポンプ装
置は、ハウジング1の内部に設けられたニードルローラ
軸受2及びボール軸受3によって、駆動軸4が回転自在
に支持され、この駆動軸4の一端側にプーリ5が取付け
られているとともに、他端側にロータ6が取付けられて
いる。
【0013】上記ハウジング1の一端側には、上記駆動
軸4を支持するための円筒状の軸支部1aが突設されて
おり、他端側は、カバープレート1bによって閉塞され
ている。また、上記軸支部1aの外周には、当該外周を
伝う泥水を流下させるための凹溝1cが形成されてい
る。上記ロータ6の外周の複数箇所には、ベーンが径方
向に進退自在に保持されており、その両側面は、上記カ
バープレート1bの内側面とサイドプレート7にそれぞ
れ密接されている。また、上記ロータ6の外周には、上
記ベーンを摺接させるカムリング8が設けられている。
さらに、上記ボール軸受3の内奥側には、ロータ6側か
ら作動油が洩れるの防止するためのオイルシール9が設
けられている。
【0014】上記ボール軸受3は、ハウジング1の軸支
部1aの内周に嵌合されており、当該軸支部1aの開口
側には、ボール軸受3の内部に泥水が浸入するのを防止
するためのオイルシール10及びダストカバー11が設
けられている。上記オイルシール10は、内周リップL
1を有するゴム部10aに、金属環10bが加硫接着さ
れているものであり、この金属環10bには、ゴム部1
0aに接着された円板部10cの外周側に、ボール軸受
3側に延びる短筒部10dが形成されている。そして、
この短筒部10dは、ハウジング1の軸支部1aの外周
に嵌合されており、この状態で、上記ゴム部10aの一
部が上記軸支部1aの内部に導入されているとともに、
ゴム部10aの内周リップL1がプーリ5のボス部5a
の外周に摺接されている。なお、上記軸支部1aの端面
には、上記金属環10bとの気密性を確保するためのO
リング13が埋設されている。また、上記ゴム部10a
の外周側には、プーリ5側に延びる環状のサイドリップ
L2が形成されている。
【0015】ダストカバー11は、内周側の短筒部11
aと、外周側の短筒部11bと、これらを結ぶ円板部1
1cとを一体形成した金属製のものであり、上記内周側
の短筒部11aが、プーリ5のボス部5aの外周に対し
て密嵌されているとともに、外周側の短筒部11bが、
上記オイルシール10の短筒部10cに対して微小隙間
を有して対向されており、この状態で、上記軸支部1a
の端面及びオイルシール10を覆っている。そして、上
記ダストカバー11の円板部11cの内側面に対して、
上記オイルシール10のサイドリップL2が摺接されて
いる。また、上記ダストカバー11の短筒部11bと、
オイルシール10の短筒部10dのそれぞれの先端部の
相互間は、ラビリンス14として構成されている。この
実施例においては、上記オイルシール10の短筒部10
dの先端を鍔状に立ち上げることによって、上記ラビリ
ンス14を構成している。なお、上記プーリ5のボス部
5a及びロータ6は、駆動軸4と一体回転できるよう
に、当該駆動軸4に対してそれぞれスプライン結合され
ている。
【0016】以上の構成であれば、ポンプ装置に対して
泥水が飛散した場合に、当該泥水がダストカバー11の
内部に浸入するのを、ダストカバー11の短筒部11b
と、オイルシール10の短筒部10dとの間のラビリン
ス14によって抑制することができる。特に、泥水中に
含まれる砂及び石については、上記ラビリンス14によ
って、ダストカバー11の内部に浸入するのが効果的に
阻止される。また、ラビリンス14を透過した泥水につ
いては、ダストカバー11の内側面に摺接させたオイル
シール10のサイドリップL2によって、内周リップL
1側へ浸入するのが防止される。さらに、泥水がサイド
リップL2部分を透過した場合でも、上記オイルシール
10の内周リップL1よって、当該泥水がボール軸受3
の内部に浸入するのが防止される。このように、上記ポ
ンプ装置は、ボール軸受3の内部に泥水が浸入するのを
三段階に亘って阻止するので、極めて効果的に当該泥水
の浸入を阻止することができる。
【0017】また、ハウジング1の軸支部1aの外周を
伝う泥水については、上記凹溝1cに沿って流下させて
滴下させることができるので、上記ラビリンス14に到
達する泥水量を少なくして、当該泥水がダストカバー1
1の内部に浸入するのをより効果的に抑制することがで
きる。なお、上記オイルシール10の金属環10bの短
筒部10dは、ハウジング1の軸支部1aの内周に圧入
させるものであってもよく、この場合には、ラビリンス
14を、ダストカバー11の短筒部11bと上記軸支部
1aの外周面との間に構成すればよい。また、上記水切
り用の凹溝1cに代えて、環状の鍔部を突設してもよ
い。
【0018】図2は他のポンプ装置を示す要部断面図で
ある。このポンプ装置は、ダストカバー11をハウジン
グ1側に取付け、このダストカバー11によってオイル
シール10を保持している。さらに詳述すると、上記ダ
ストカバー11は、円板部11fの外周縁に沿って第1
の短筒部11dを形成し、その内周側に所定隙間を有し
て第2の短筒部11eを形成したものであり、上記第1
の短筒部11dは、ハウジング1の軸支部1aの外周に
対して密嵌されており、この状態で、第2の短筒部11
eは、上記軸支部1aの内部に導入されている。また、
オイルシール10は、その鉤形の金属環10eを、上記
ダストカバー11の第2の短筒部11eに圧入すること
により、当該ダストカバー11に保持されている。さら
に、上記円板部11fの内周とプーリ5のボス部5aの
外周との間は、微小隙間のラビリンス14として構成さ
れているとともに、上記第1の短筒部11dの一端部外
周には、ハウジング1の軸支部1aの外周を伝う泥水を
流下させるための環状の鍔部11gが突設されている。
【0019】このポンプ装置によれば、上記ダストカバ
ー11とプーリ5のボス部5aとの間のラビリンス14
によって、泥水がダストカバー11の内部に浸入するの
を抑制することができる。また、このラビリンス14を
透過してダストカバー11の内部に浸入した泥水につい
ては、オイルシール10の内周リップL1によってボー
ル軸受3の内部に浸入するのが阻止される。しかも、ハ
ウジング1の軸支部1aの外周を伝う泥水を、上記鍔部
11gに沿わせて滴下させることができるので、当該泥
水がダストカバー11の内部に浸入するのをより効果的
に抑制することができる。
【0020】特にこの実施例においては、上記オイルシ
ール10が、ダストカバー11の第2の短筒部11eに
圧入されているので、オイルシール10とダストカバー
11とを独立させた状態で並列に配置する場合よりも、
両者の全体幅を小さくすることができる。このため、ボ
ール軸受3とプーリ5との間隔が狭い場合でも、オイル
シール10とダストカバー11とを、支障なく配置する
ことができる。なお、上記ポンプ装置において、ダスト
カバー11の第2の短筒部11eをハウジング1の軸支
部1aの内周に密嵌するようにしてもく、この場合に
は、ダストカバー11の第1の短筒部11dを形成する
必要がない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るポンプ装
置によれば、ダストカバーの側面に摺接させたオイルシ
ールのサイドリップと、プーリのボス部外周に摺接させ
たオイルシールの内周リップとによって、泥水が軸受の
内部に浸入するのを二段階に阻止することができるの
で、当該軸受内部への泥水の浸入を効果的に防止するこ
とができる。このため、泥水の浸入によって軸受の寿命
が低下するのを防止することができる。請求項2に係る
ポンプ装置によれば、ハウジングの軸支部の外周側に設
けたラビリンスによって、泥水がダストカバーの内部に
浸入するのを抑制することができる。このため、当該泥
水が軸受の内部に浸入するのをより効果的に防止するこ
とができる。請求項3に係るポンプ装置によれば、ハウ
ジングの軸支部の外周を伝う泥水を、凹溝又は鍔部に沿
って滴下させて、当該泥水がダストカバーの内部に浸入
するのを抑制することができる。このため、当該泥水が
軸受の内部に浸入するのをより効果的に防止することが
できる。
【0022】請求項4に係るポンプ装置によれば、ダス
トカバーとプーリのボス部外周との間に構成したラビリ
ンスによって、ダストカバーの内部に泥水が浸入するの
を抑制することができるとともに、このラビリンスを透
過した泥水が、軸受の内部に浸入するのを、プーリのボ
ス部外周に摺接させたオイルシールの内周リップによっ
て防止することができる。また、上記オイルシールが、
ダストカバーに保持されているので、オイルシールとダ
ストカバーとを並列に配置する場合よりも、両者の全体
幅を小さくすることができる。このため、軸受とプーリ
との間隔が狭い場合でも、効果的な防水対策を施すこと
ができる。請求項5に係るポンプ装置によれば、ハウジ
ングの軸支部の外周を伝う泥水を、上記鍔部に沿って滴
下させて、当該泥水がダストカバーの内部に浸入するの
を抑制することができる。このため、当該泥水が軸受の
内部に浸入するのをより効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のポンプ装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】他のポンプ装置を示す要部断面図である。
【図3】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 軸支部 1c 凹溝 3 軸受 4 駆動軸 5 プーリ 5a ボス部 6 ロータ 10 オイルシール 10b オイルシールの金属環 11 ダストカバー 11b ダストカバーの短筒部 11e ダストカバーの短筒部 11g 鍔部 14 ラビリンス L1 内周リップ L2 サイドリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 達也 大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋 精工株式会社内 (72)発明者 井上 悦始 徳島県板野郡藍住町笠木字西野39番地 光 洋シカゴローハイド株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側にプーリのボス部を、他端側にロー
    タをそれぞれ取付けた駆動軸の上記一端側を、ハウジン
    グに設けられた筒状の軸支部に軸受を介して回転自在に
    支持しているとともに、上記ハウジングの軸支部の内周
    とプーリのボス部との間にオイルシールを介在している
    ポンプ装置において、 上記ハウジングの軸支部に、オイルシールの金属環を嵌
    合し、上記オイルシールの内周リップを、プーリのボス
    部外周に摺接させているとともに、プーリのボス部外周
    に、上記ハウジングの軸支部の端面とオイルシールとを
    覆うダストカバーを嵌合し、このダストカバーの側面
    に、上記オイルシールに設けたサイドリップを摺接して
    いることを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】上記ダストカバーとオイルシールの金属環
    との間、又はダストカバーとハウジングの軸支部の外周
    面との間に、泥水がダストカバーの内部に浸入するのを
    抑制するラビリンスが構成されている請求項1記載のポ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】上記ハウジングの軸支部の外周に、当該軸
    支部の外周を伝う泥水を流下させる凹溝又は鍔部を形成
    している請求項1記載のポンプ装置。
  4. 【請求項4】一端側にプーリのボス部を、他端側にロー
    タをそれぞれ取付けた駆動軸の上記一端側を、ハウジン
    グに設けられた筒状の軸支部に軸受を介して回転自在に
    支持しているとともに、上記ハウジングの軸支部の内周
    とプーリのボス部との間にオイルシールを介在している
    ポンプ装置において、 上記ハウジングの軸支部に、当該軸支部の端面を覆うダ
    ストカバーを嵌合し、このダストカバーに設けられた短
    筒部の内周に、上記オイルシールを圧入しているととも
    に、オイルシールの内周リップを、プーリのボス部外周
    に摺接させ、上記ダストカバーとプーリのボス部外周と
    の間に、ラビリンスを構成していることを特徴とするポ
    ンプ装置。
  5. 【請求項5】上記ダストカバーの外周に、ハウジングの
    軸支部の外周を伝う泥水を流下させる鍔部を突設してい
    る請求項4記載のポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010059907A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Kayaba Ind Co Ltd ベーンポンプ
JP2014177884A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd ポンプ装置

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