JPH08218477A - 既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コアー回収 装置 - Google Patents

既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コアー回収 装置

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JPH08218477A
JPH08218477A JP4631695A JP4631695A JPH08218477A JP H08218477 A JPH08218477 A JP H08218477A JP 4631695 A JP4631695 A JP 4631695A JP 4631695 A JP4631695 A JP 4631695A JP H08218477 A JPH08218477 A JP H08218477A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】取付管と略同径の円筒体の下端開口部に切削用
の円形ビット7を備えると共に、円筒体内を小径部8と
大径部9に段設し、その段部に凹凸状の係合受部10を
形成した円形切削ビット11を設ける一方、短円筒体の
内周面にコアー上端の保持手段12を備えると共に、下
端に凹凸状の係合部13を形成したコアー保持カラー1
4を設け、円形切削ビット11の大径部9内にコアー保
持カラー14を回転自在に嵌挿すると共に、その係合部
13と係合受部10を係合設置して、適宜の原動力で回
転兼推進する回転軸15の先端に着脱自在に取付けるよ
うにした。 【効果】コアーの上端部を円形切削ビット内に備えたコ
アー保持カラーに喰い込み保持して回収するようにする
と共に、既設管等に対する取付孔の穿孔もコアーの切り
取りも円形切削ビットだけで行うようにしたので、既設
管等の肉厚、材質、穿孔の角度及び位置等に左右される
ことなく、容易かつ正確に穿孔し、同時に切り取ったコ
アーを確実に回収し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【出願人の先願発明】本発明に係る取付孔穿孔兼コアー
回収装置は、出願人(発明者)が先に出願した特願平6
−147167号 発明の名称「既設管等に対する管取
付用の取付孔穿孔兼円形切断片回収装置」(特願昭63
−101095号(特公平6−100299号)の分割
出願)に係る発明を改良したものである。
【0002】
【産業上の利用分野】即ち、本発明は、地中に既に埋設
されている上下水道等の既設管(コンクリートヒューム
管、塩ビ管等)、地中桝、マンホール等の地下埋設施設
(以下、既設管等と記す)に対し、道路等の地表側、立
坑内等(以下、地表側と記す)から管(枝管、分岐管)
を取付ける、既設管等に対する管取付け工事において、
【0003】取付管の挿入に先立って鞘管内に挿入して
既設管等に取付管の取付孔を穿孔すると共に、該取付孔
の部分をコアー(コンクリート片、塩ビ片等の円形切断
片)として切り取り、該コアーを地表側に回収するよう
にした、既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コア
ー回収装置に係り、
【0004】本発明装置によって地表側に回収したコア
ーの曲面形状が既設管等に対する取付管の取付部の形状
そのものであることを利用して、コアーの曲面形状を取
付管の取付部の曲面形状の手本として、現物合わせと同
様にして該コアーの曲面形状に倣って、取付管の先端形
状とカラーの先端形状を加工し、そのように加工したカ
ラーを取付管の先端部に嵌挿固着して、カラー付取付管
を設けるようにし、そしてその作業を、全て精密な作業
がし易い地表側で出来るようにし、その結果、水密性能
に優れた高精度の管取付けを極めて効率的に行い得るよ
うにしたものである。
【0005】
【従来の課題(但し、先願発明を除く)】従来、既設管
等に対する管の取付けにおいて、地表側と既設管等の間
に設置した鞘管内に取付管を挿入してその先端を既設管
等に取付ける場合、通常、既設管等に取付管の取付孔を
穿孔したのち、ただ単純に取付管先端(コーキング剤塗
着)を取付孔に圧入して取付けており、そして、既設管
等と取付管の取付部分は地表側からは見えないため、全
て勘で行っており、従って既設管等との取付部分、即ち
取付管先端を圧入したときの相互の接触面が密着不全と
なることが多く、そのため水密性に欠け、十分な取付け
強度が得られない欠点があり、
【0006】特に、鞘管が既設管等のどの部分に到達し
ているかは地表側からは見ることが出来ないので、該鞘
管内作業で取付孔を穿孔した既設管等の取付部分の形状
は各取付管工事毎に全くまちまちとなるため、理想的に
は、その都度、取付管先端の形状を既設管等の取付孔に
現物合わせして加工すれば、相互の取付部分の全面密着
は出来るのであるが、それは現実には不可能であるた
め、それに代わるような手段の提供が大きな課題とされ
てきたものである。
【0007】また、スクリューオーガ等で既設管等に対
する取付孔の穿孔を行うため、取付孔の穿孔の切削屑片
と周辺の掘削土砂が、そのまま取付孔から既設管等内に
落下してしまい、これらは管詰りや汚れの原因となる
が、一旦既設管等内に落すと、排除、掃除の方法がない
極めて重大な欠点があり、その解決が課題とされてきた
ものである。
【0008】
【先願発明の課題】上記出願人の先願発明は、上記の従
来の課題を有効に解決したものであるが、該発明自体に
つき下記のような課題を生じたものである。
【0009】(図15参照)即ち、先願発明の取付孔穿
孔兼円形切断片回収装置aの概略は、主軸側の下端部の
周りに円形切削ビット102を備える一方、主軸101
の下端部に円形切断片(コアー)103の脱落防止用の
係合片104を有する切削ビット105(直径40〜6
0mm)を取付けて成り、既設管等106に、最初に切
削ビット105で穿孔108し乍ら、同時に周囲の円形
切削ビット102で取付管と略同径の取付孔107を穿
孔し、先に切削ビット105が既設管等106内に貫通
進入してその係合片104が拡開し、続いて円形切削ビ
ット102による取付孔107の貫通即ち円形切断片
(コアー)103の切り取りを完了し、切り取ってフリ
ーになった円形切断片(コアー)103を係合片104
で既設管等106内への脱落防止状態に保持して、取付
孔穿孔兼円形切断片回収装置aと一緒に地表側へ回収す
るようにしたものである。109は鞘管である。
【0010】然るところ、上記装置は、切削ビットによ
るセンター孔の穿孔と同時進行で円形切削ビットによる
取付孔の穿孔を行うため、既設管等が比較薄肉の場合は
差支えないが、厚肉(例、シールド管等)の場合や材質
によって、同時進行の切削の過程で円形切削ビットの切
削に対し切削ビットがセンターずれを生じ、切削ビット
が比較的小径であるため曲がり、破損等の故障が発生し
て、穿孔作業を中止せねばならぬ恐れがある。
【0011】既設管等のなかには、肉厚が大な他、周囲
を鉄板や鉄枠等で補強したものがあり、材質も種々あ
り、また、取付管の径も大きなものもあるなど、小径な
切削ビットで正確にセンター穿孔することが困難な場合
が多々ある。
【0012】そして、近時は既設管内に水が流れたまま
の場合、また、その水量が多い場合、危険なガスが発生
している場合等の工事例が益々多くなっているため、そ
れらに対する取付管工事は従前以上の高度の安全性が要
求されてきているのである。
【0013】
【課題を解決する手段】本発明は上記のような諸課題を
有効に解決したものである。即ち、本発明は、地表側と
既設管等の間に鞘管を設置し、該鞘管内に取付管を挿入
してその先端を既設管等に取付けるものである、既設管
等に対する管の取付けにおいて、取付管の挿入に先立っ
て鞘管内に挿入して既設管等に取付管の取付孔を穿孔す
ると共に該取付孔の部分をコアーとして切り取り、該コ
アーを地表側に回収する装置であって、
【0014】取付管と略同径の円筒体の下端開口部に切
削用の円形ビットを備えると共に、該円筒体内を下端部
の小径部とその上方の大径部に段設し、その段部に山
形、歯形等の凹凸状の係合受部を形成した円形切削ビッ
トを設ける一方、
【0015】短円筒体の内周面に、複数個のビットを凸
設する、凹凸を形成する、若しくは螺旋凸条を凸設する
等の、コアー上端の保持手段を備えると共に、下端に山
形、歯形等の凹凸状の係合部を形成したコアー保持カラ
ーを設け、
【0016】上記円形切削ビットの大径部内にコアー保
持カラーを回転自在に嵌挿すると共に、その係合部と係
合受部を係合設置して成る取付孔穿孔兼コアー回収装置
であり、該取付孔穿孔、コアー回収装置を、適宜の原動
力で回転兼推進する回転軸の先端に着脱自在に取付ける
ようにしたものである、既設管等に対する管取付用の取
付孔穿孔兼コアー回収装置によって課題を解決したもの
である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面につき説明する
と、地表側と既設管等1(例、ヒューム管、塩ビ管、コ
ンクリート桝等)の間に、取付管3より大径の設定長
(例、1m)の鞘管4を1本以上接続して設置し、該鞘
管4内に取付管3を挿入してその先端を既設管等1に取
付けるものである、既設管等に対する取付管3の取付け
において、(図10〜14参照)
【0018】取付管3の挿入に先立って鞘管4内に挿入
して既設管等1に取付管3の取付孔5を穿孔すると共に
該取付孔5の部分をコアー6として切り取り、該コアー
6を地表側に回収する装置Aであって、
【0019】取付管と略同径の円筒体の下端開口部に超
硬チップをろー着するなどして切削用の円形ビット7を
備えると共に、該円筒体内を下端部の小径部8とその上
方の大径部9に段設し、その段部に山形、歯形等の凹凸
状の係合受部10を形成した円形切削ビット11を設け
る一方、
【0020】短円筒体の内周面に、複数個のビットを凸
設する、凹凸を形成する、若しくは螺旋凸条を凸設する
等の、コアー上端の保持手段12を備えると共に、下端
に山形、歯形等の凹凸状の係合部13を形成したコアー
保持カラー14を設け、
【0021】上記円形切削ビット11の大径部9内にコ
アー保持カラー14を回転自在に嵌挿すると共に、その
係合部13と係合受部10を係合設置して成る取付孔穿
孔兼コアー回収装置Aであり、該取付孔穿孔兼コアー回
収装置Aを、適宜の原動力で回転兼推進する回転軸15
の先端に着脱自在に取付けるようにしたものである。
【0022】上記の円形切削ビット11において、その
小径部8と大径部9は、例えば、円筒体の下端部を肉厚
に形成して小径部8を段設し、該段部に係合受部11を
形成するか、若しくは、上端に係合受部11を形成した
カラー8aを円筒体の下端部に一体的に嵌合固定して小
径部8を設ける。
【0023】また、取付孔穿孔兼コアー回収装置Aと回
転軸15の着脱自在連結は、例えば、円形切削ビット1
1の円筒体の上端開口部に蓋板16を着脱自在に取付
け、該蓋板16と回転軸15の先端を適宜の連結手段1
7で着脱自在に連結して行う。
【0024】また、必要に応じて、円形切削ビット11
の円筒体の周面の一部に該円形切削ビット11の鞘管4
中心線上の上下移動を案内するガイド突縁18若しくは
ガイド突起を設ける。
【0025】回転軸15の回転兼推進による取付孔穿孔
兼コアー回収装置Aの回転兼推進は、モータ、ギヤボッ
クス等からなる回転機構2aと油圧装置からなる推進機
構2bとで構成し、回転機構2aに鞘管4、回転軸1
5、スクリューオーガ等を取付けて回転駆動し、推進機
構2bで掘削推進(前進)するようにした管埋設用掘削
装置2、その他の、回転軸15を回転しながら推進する
装置によって行うように設けたものであり、また、取付
孔穿孔兼コアー回収装置Aを、地表側と既設管等1の間
の長さに応じて順に接続した1本以上の設定長の回転軸
15の先頭の回転軸15の先端に取付けるように設けた
ものである。
【0026】
【作用】以下、本発明の作用を、本発明実施例装置Aを
使用して既設管等に対する取付管の取付を行う場合につ
き、図面と共に説明する。
【0027】なお、下記の0029乃至0032が、本
発明装置Aの直接的な作用であり、0033乃至003
4は本発明装置Aによる派生的な作用である。
【0028】既設管等1に向って正確に位置、角度を合
わせて設置した管埋設用掘削装置2に鞘管4を取付け、
既設管等1に向けて鞘管4を該装置2で回転、推進し、
鞘管4を接続して、先頭鞘管4の先端を既設管等1に到
達せしめ、適宜手段で鞘管4内を空にすると共に綺麗に
掃除し、
【0029】(図3、4参照)、次に、設定長(例、1
m)の回転軸15の先端に、本発明取付孔穿孔兼コアー
回収装置Aを取付け、該回転軸15を管埋設用掘削装置
2に取付けて、本発明装置Aと一緒に鞘管4内に挿入
し、次々と回転軸15を接続して本発明装置Aの先端の
円形切削ビット11を既設管等1に到達させ、
【0030】先ず、回転軸15を回転兼推進して円形切
削ビット11の円形ビット7で既設管等1の取付管3の
取付位置に取付孔5の切削を開始する。切削進行すると
既設管等1のコアー6部分の上端が次第に小径部8内に
進入(実際には既設管等=コアーの方は不動)し、続い
て切削の進行に従って該コアー6の上端がコアー保持カ
ラー14内に進入してくる。
【0031】(図4参照)該コアー保持カラー14は、
当初はその係合部13と小径部8の係合受部10が係合
しているため、円形切削ビットと同転しており、よっ
て、コアー6上端は回転するコアー保持カラー14内に
その保持手段(ビット等)12に喰い込み乍ら螺進入す
る。
【0032】(図5、6参照)そして、ある程度(コア
ー6とコアー保持カラー14が容易に外れない位に喰い
込んだ状態)までコアー6上端が喰い込み進入すると、
円形切削ビット11とコアー保持カラー14が同転しよ
うとする係合回転力に、不動状態のコアーの停止力が打
ち勝って、係合部13と係合受部10の係合が外れて、
若しくは、円形切削ビット11の切削進行寸法が係合部
13と係合受部10の係合寸法を越え、両者の係合が外
れて、コアー保持カラー14はコアー6上端に喰い込ん
だまま取り残された状態となって、円形切削ビット11
だけの回転兼推進切削が進行し、遂には既設管等1に取
付孔5を穿孔貫通する。
【0033】(図6参照)上記取付孔5の切削貫通によ
ってコアー6は完全に既設管等1から切り取られたフリ
ー状態となり、よって、その自重で既設管等1内に落下
せんとするが、該コアー6上端に喰い込んだコアー保持
カラー14があるため、該コアー保持カラー14の係合
部14が小径部8の係合受部10に引っ掛って、コアー
6の落下を防止すると共に装置Aに保持せしめる。
【0034】(図7、8、9参照)よって、回転軸5及
び本発明装置Aを地表側に引き戻して、コアー6を回収
する。コアー6の装置Aからの取外しは、具体的には円
形切削ビット11から蓋板16を取外し、その上端開口
部から外部へ取り出すものである。
【0035】(図10、11参照)、次に、地表側の作
業で、上記のようにして地表側に回収したコアー6の曲
面形状を手本として、既設管等1の取付部分に対し現物
合わせするのと同様にして、取付管3の先端部3′の形
状及び、該取付管3の先端部外周に嵌着するカラー19
の先端部19′の形状を、コアー6の形状(即ち既設管
等1の取付部分の形状)に倣って加工したのち、予め該
カラー19を取付管3の先端部3′に嵌合固着してカラ
ー付取付管3aとし、
【0036】(図12、13、14参照)、該カラー付
取付管3aの取付管先端部3′とカラー先端部19′に
シール剤を塗着したのち、鞘管4内に挿入して、その取
付管先端部3′を既設管等1の取付孔5に嵌合すると共
にカラー先端部19′を取付孔5の外周辺に密接して取
付部分を高精度水密シールして、既設管等1に対する取
付管3の取付を完了するものである。
【0037】
【効果】管取付工事は地表側から全く見えない先頭の鞘
管の口径内で行うものであるが、本発明は取付孔穿孔兼
コアー回収装置によって、既設管等の管取付部分に円形
切削ビットで効率よく取付孔を穿孔すると共にコアーを
切り取り、そのコアーをコアー保持カラーに喰い込み保
持して、既設管等内に落すことなく、上手に地表側に回
収することが出来る革新的な効果がある。
【0038】特に、先願発明と相違して、本発明はコア
ーの上端部を円形切削ビット内に備えたコアー保持カラ
ーに喰い込み保持して回収するようにすると共に、既設
管等に対する取付孔の穿孔もコアーの切り取りも円形切
削ビットだけで行うようにしたので、既設管等の肉厚、
材質、穿孔の角度及び位置等に左右されることなく、容
易かつ正確に穿孔し、同時に切り取ったコアーを確実に
回収し得る優れた効果がある。
【0039】而して、該コアーは地表側から見えない取
付部分の形状そのものを示すものであるので、該コアー
を極めて正確な取付部分の形状の手本として、現物合わ
せと同様にしてコアーの形状に倣って取出管の先端部及
びカラーの先端部の形状を加工してカラー付取付管を設
けることができ、
【0040】該カラー付取付管を鞘管内に挿入してその
先端を既設管等の取付孔に嵌合したときに、あたかも地
上で作業者が既設管等と取付管を直接目で見ながら現物
合わせして取付部の形状を精密に加工し、それを取付け
たのと全く同様に,取付部を全面密着できると共に、取
付管先端が既設管等内に出っ張ることがない状態に取り
付けることができ、その結果水密性能に優れた高精度の
取付管の取付けを極めて効率的に行い得る優れた効果が
ある。
【0041】また、本発明は、取付け孔を穿孔すると
き、該取付け孔の部分をコアーとして地表側に回収する
ようにしたため、従来の如く穿孔の切削屑片等を既設管
等内に落として同管内を汚すことがない効果がある。な
お、既設管等内はゴミの取り出しや清掃が不能な場合が
多く、一旦切削屑片等を同管内に落としてしまうと取り
出しや清掃の出来ない重大なゴミ、汚れとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明取付孔穿孔兼コアー回収装置の一部切断
正面図、及び、底面図。
【図2】コアー保持カラーの正面図、底面図、及び,右
側面図。
【図3】管埋設用掘削装置で地表側と既設管等間に鞘管
を設置し鞘管内の泥土を外部に排出し清掃したのち、該
鞘管内に本発明装置を取付けた回転軸を挿入し、円形切
削ビットで取付孔の穿孔とコアーの切り取りを行う状態
を示す断面図。
【図4】図3の一部拡大断面図で、取付孔の穿孔を開始
し、コアーの上端部がコアー保持カラーに喰い込んだ状
態を示す図。
【図5】図4の取付孔の穿孔が一段と進行し、コアーの
上端部が喰い込んだコアー保持カラーの係合部と係合受
部の係合が外れた状態を示す一部拡大断面図。
【図6】図5の取付孔の穿孔が貫通し、切り取られたコ
アーが落下せんとして、その上端に喰い込んだコアー保
持カラーの係合部が係合受部に受け止められた状態を示
す一部拡大断面図。
【図7】図6の状態から取り出した、コアー保持カラー
に保持されたコアーの断面図。
【図8】取付孔を穿孔した既設管等の一部拡大断面図。
【図9】切り取ったコアーの正面図及び平面図。
【図10】(イ)は、取付管の正面図及び側面図で、先
端部の形状をコアーの形状に倣って加工した図で、
(ロ)は、カラーの正面図及び側面図で、先端部の形状
をコアーの形状に倣って加工した図。
【図11】取付管にカラーを嵌着したカラー付取付管の
正面図及び側面図。
【図12】カラー付取付管を鞘管内に挿入して、既設管
等の取付孔に取付けた状態を示す断面図。
【図13】図12の一部拡大断面図。
【図14】取付管を既設管等の中心から外れた位置に取
付けた状態を示す断面図。
【図15】従来例(先願発明)の取付孔穿孔兼コアー回
収装置の断面図。
【符号の説明】
A 本発明取付孔穿孔兼コアー回収装置 1 既設管等 2 管埋設用掘削装置 3 取付管 3′ 取付管の先端部 3a カラー付取付管 4 鞘管 5 取付孔 6 コアー 7 円形ビット 8 小径部 8a カラー 9 大径部 10 係合受部 11 円形切削ビット 12 保持手段(ビット等) 13 係合部 14 コアー保持カラー 15 回転軸 16 蓋板 17 連結手段 18 ガイド突縁 19 カラー 19′ カラーの先端部 a 先願発明の取付孔穿孔兼円形切断片回収装置 101 主軸 102 円形切削ビット 103 円形切断片(コアー) 104 係合片 105 切削ビット 106 既設管等 107 取付孔 108 穿孔 109 鞘管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表側と既設管等の間に鞘管を設置し、該
    鞘管内に取付管を挿入してその先端を既設管等に取付け
    るものである、既設管等に対する管の取付けにおいて、 取付管の挿入に先立って鞘管内に挿入して既設管等に取
    付管の取付孔を穿孔すると共に該取付孔の部分をコアー
    として切り取り、該コアーを地表側に回収する装置であ
    って、 取付管と略同径の円筒体の下端開口部に切削用の円形ビ
    ットを備えると共に、該円筒体内を下端部の小径部とそ
    の上方の大径部に段設し、その段部に山形、歯形等の凹
    凸状の係合受部を形成した円形切削ビットを設ける一
    方、 短円筒体の内周面に、複数個のビットを凸設する、凹凸
    を形成する、若しくは螺旋凸条を凸設する等の、コアー
    上端の保持手段を備えると共に、下端に山形、歯形等の
    凹凸状の係合部を形成したコアー保持カラーを設け、 上記円形切削ビットの大径部内にコアー保持カラーを回
    転自在に嵌挿すると共に、その係合部と係合受部を係合
    設置して成る取付孔穿孔兼コアー回収装置であり、 該取付孔穿孔兼コアー回収装置を、適宜の原動力で回転
    兼推進する回転軸の先端に着脱自在に取付けるようにし
    たものである、 既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コアー回収装
    置。
  2. 【請求項2】円筒体の下端部を肉厚に形成して小径部を
    段設し、該段部に係合受部を形成するか、若しくは、上
    端に係合受部を形成したカラーを円筒体の下端部に嵌合
    固定して小径部を設けるようにしたものである、 請求項1の既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コ
    アー回収装置。
  3. 【請求項3】円形切削ビットの円筒体の上端開口部に蓋
    板を着脱自在に取付け、該蓋板と回転軸の先端を着脱自
    在に連結するようにしたものである、 請求項1の既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コ
    アー回収装置。
  4. 【請求項4】円形切削ビットの円筒体の周面の一部に該
    円形切削ビットの鞘管中心線上の上下移動を案内するガ
    イド突縁若しくはガイド突起を設けた、 請求項1の既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コ
    アー回収装置。
  5. 【請求項5】回転軸の回転推進による取付孔穿孔兼コア
    ー回収装置の回転兼推進は、モータ、ギヤボックス等か
    らなる回転機構と油圧装置からなる推進機構とで構成
    し、回転機構に鞘管、回転軸、スクリューオーガ等を取
    付けて回転駆動し、推進機構で掘削推進するようにした
    管埋設用掘削装置、その他の、回転軸を回転しながら推
    進する装置によって行うように設けたものであり、 また、取付孔穿孔兼コアー回収装置を地表側と既設管等
    の間の長さに応じて順に接続した1本以上の設定長の回
    転軸の先頭の回転軸の先端に取付けるように設けたもの
    である、 請求項1の既設管等に対する管取付用の取付孔穿孔兼コ
    アー回収装置。
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