JPH08218338A - 除雪方法 - Google Patents

除雪方法

Info

Publication number
JPH08218338A
JPH08218338A JP11623595A JP11623595A JPH08218338A JP H08218338 A JPH08218338 A JP H08218338A JP 11623595 A JP11623595 A JP 11623595A JP 11623595 A JP11623595 A JP 11623595A JP H08218338 A JPH08218338 A JP H08218338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
liquid
path
removal method
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11623595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3600921B2 (ja
Inventor
Takashi Takahashi
敬 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11623595A priority Critical patent/JP3600921B2/ja
Publication of JPH08218338A publication Critical patent/JPH08218338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3600921B2 publication Critical patent/JP3600921B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な作業により効果的な除雪を行なう方法
の提供。 【構成】 間隔を開けて配列した液体含浸保有量の少な
い主要流下経路と、主要流下経路の側部に位置する液体
含浸保有量の大きな副流下経路とを有し、主要流下経路
が吸液素材の流下方向に沿って経路表面を滑る露出した
主流を形成し、副流下経路が主流の側部に主流よりも流
量の少ない副流を形成するような吸液素材1を用いて積
雪面を覆い、吸液素材の流下経路の上流側の端部を持ち
上げ、吸液素材の下流側の端部を下げ吸液素材の上流側
の端部から下流側の端部に至る湾曲したスロープ面2を
形成し、吸液素材の上流側の端部に融雪の呼び水となる
少量の熱媒体を供給し、流下経路に含浸した状態でスロ
ープ面に沿って急速に流下させ、熱媒体の一部を降雪粒
子に吸収させて雪シャーベットを形成する一方、この雪
シャーベットを吸液素材のスロープ面に沿って滑り落下
させ吸液素材で覆われた表面に雪が堆積するのを阻止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生、運輸および産業
用施設の雪害を軽減する目的で利用される除雪方法に係
る。
【0002】
【従来の技術】積雪地帯の民生用施設においては生活通
路確保のための除雪、運輸施設においては路面の除雪、
また大型産業施設においては建屋屋根の除雪が行われて
いる。こうした除雪作業は、除雪車の走行できる道路以
外は概ね人的負担に負うところが大きい。北海道の都市
部では、発熱体を地中に埋設した融雪歩道が広く利用さ
れており、また東北、北陸、山陰地方では、路面に地下
水や河川水を散水して融雪を行なうのが一般的な手法で
ある。他に、屋根瓦の裏面に発熱体を貼り付けて積雪面
を加熱したり、フィルムヒーターをシート表面に貼り付
けシートを発熱体として使用する融雪シートも開発され
ている。特殊な例として、太陽熱集熱パネルを設置して
おき、積雪に際しパネルに温水を流し放熱融雪装置とし
て利用する方法、あるいはヒートパイプを使用して融雪
する方法が実施されている。前述した各種方法のうち、
散水方式は比較的簡単に採用できるため様々な形態で広
く利用されているが、以下のような欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】民生用施設における生
活通路確保のための除雪に散水方式を取り入れる場合、
散水した水そのものによる歩行面の氷結を防ぐために充
分な水量を確保しなくてはならない。また、散水歩行面
がぬかるむことのないようコンクリート地、アスファル
ト地、砂地の歩道を造成しておかなくてはならず、地肌
が土であることの多い民生用施設では普及技術とは言い
がたい。運輸施設、業務施設での散水技術の利用は、豊
富な水量の地下水を利用できることが条件とされ、条例
により揚水に制限のある地区では還元井を併設しなくて
はならない。また、サッカー場、野球場等の野外リクレ
ェーション施設では、雪解けを持って使用を再開するの
が通例である。屋外ゴルフ練習場では、ショットした多
数のゴルフボールがすべて雪に埋まり回収不能となるた
め冬期の営業は行われていない。本発明の目的は、非常
に単純な構造をした安価なシートを使用し、比較的少量
の水等の搬送流体を平面流下させることで雪の堆積する
露出部をなくし、効果的な除雪を行なえる除雪方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ため、本発明による除雪方法は、間隔を開けて配列した
液体含浸保有量の少ない主要流下経路と、これら主要流
下経路の側部に位置する液体含浸保有量の大きな副流下
経路とを有し、主要流下経路が吸液素材の流下方向に沿
って経路表面を滑る露出した主流を形成し、副流下経路
が主流の側部に主流よりも比較的流量の少ない副流を形
成するような吸液素材が用いられる。この吸液素材によ
り本来雪の堆積する歩行面、路面、運動グラウンド等の
積雪面を覆う一方、この吸液素材の前記流下経路の上流
側の端部を持ち上げた状態に、また吸液素材の下流側の
端部を下げた状態に支持することにより吸液素材の上流
側の端部から下流側の端部に至る湾曲したスロープ面を
形成し、吸液素材の前記上流側の端部に融雪の呼び水と
なる比較的少量の熱媒体を供給し、前記流下経路に含浸
した状態でスロープ面に沿って急速に流下させ、熱媒体
の一部を降雪粒子に吸収させて雪シャーベットを形成す
る一方、この雪シャーベットを吸液素材のスロープ面に
沿って滑り落下させることにより吸液素材で覆われた表
面に雪が堆積するのを阻止するようにして行われる。
【0005】
【作用】任意の熱媒体供給手段から、例えば、地下水、
河川水、工業用水、水道水、溜置き雨水、防火用水等の
熱媒体(または搬送流体)が供給される。吸液素材は流
速に強弱のある並列した流下経路を形成している。この
任意の幅の流下経路に沿って熱媒体は流下していく。吸
液素材は液体含浸保有量の少ない主要流下経路と、この
主要流下経路の側部に位置し液体含浸保有量の大きな副
流下経路からなり、主要流下経路を流下する熱媒体の主
流の側部に副流が配置され、主流と副流が交互に並び流
下方向を規正された状態で熱媒体は流れていく。
【0006】主要流下経路は液体含浸保有量が少ないた
め、吸液素材の流下方向に沿って経路表面を滑る露出し
た主流を形成し、また液体含浸保有量が大きい(または
流下抵抗の大きな液体吸収性に富む)副流下経路によ
り、主流の側部に主流よりも比較的流量の少ない流速の
遅い副流が形成される。主要流下経路の方が副流下経路
に比べて流下速度が速いため、これら経路の境界に沿っ
て流れの方向が規正され、また吸液素材に付着した熱媒
体は平面的に広がり、吸液素材の境界域内に所望の熱量
を保有する平面放熱体が形成される。
【0007】吸液素材の表面に落下する降雪粒子は流下
する熱媒体の一部を吸収し、雪シャーベット状になる。
熱媒体の供給側に位置する吸液素材の部分は排出側の部
分よりも高い位置まで持ち上げた状態に支持されている
ため、比較的少量の熱媒体であっても経路に沿って急速
に流下し、雪シャーベットは経路に沿って滑り落ちるよ
うになる。熱の供給を受けて雪から解け出した水も吸液
素材が保持し、この融雪水の持つ熱も雪の融雪に利用辛
れ、熱媒体と雪との間に効率のよい熱交換が行われる。
【0008】吸液素材の表面は平面的に流体に覆われ雪
の堆積する面は露出せず、またシャーベットが一カ所に
止まりにくくなる。吸液素材の露出面またはシャーベッ
ト上に新たな雪が堆積し、この堆積した雪がシートを撓
み変形させて搬送流体の規則性を乱すことがなく、除雪
シートはその自己の表面積の範囲内において常に確実な
除雪機能を果たすことができる。
【0009】吸液素材はその全面に主流と副流が存在し
各々が流下方向を規正する作用を個別に果たしているた
め、素材面積は自由に設定でき、素材の流下経路を延長
し横幅を大きくとることができる。
【0010】
【実施例】図1は、民生用施設における生活通路確保の
ための除雪方法の一例を示す斜視説明図である。説明の
便宜上、民家に適用した場合を想定して本発明の除雪方
法の一例を説明する。この除雪方法に用いられる吸液素
材1は流下経路に沿って両側の端部を保持手段により支
持固定され、熱媒体の流下する湾曲したスロープ面2を
形成している。スロープ面2は軒下から垂れ下がる傾斜
の急な部分から緩やかな傾斜の部分まで連続した流下経
路を形成しており、この流下経路に沿って流下する熱媒
体は、傾斜の急な部分により加速され、緩やかな傾斜の
部分を急速に流下する。
【0011】前記保持手段は、建屋Bの出入口Eの前方
軒下に設置されたハンガー3aと、建屋Bの出入口Eよ
り前方に配置された掛止めワイヤ3bから構成されてい
る。これらハンガー3aと掛止めワイヤ3bを用いて吸
液素材1は両端を保持され、建屋玄関から前方に歩行路
に沿って張り渡され、吸液素材1の下側に雪が直接堆積
するのを阻止するようにして用いられる。
【0012】吸液素材1の上流側の端部には、搬送流体
としての性格を持つ熱媒体を供給する熱媒体供給手段が
取り付けられている。図2に示す例では、熱媒体供給手
段はノズルパイプ4から構成され、このノズルパイプ4
は吸液素材1の前記上流側の端部に予め用意されたトン
ネル状の袋部分1cに差し込まれ、ノズルパイプの両端
を前記ハンガー3aに載せることにより吸液素材1の上
流側の端部を固定支持することができる。ノズルパイプ
4は両端に矩形断面部4aを備え、矩形断面部4aとハ
ンガー3aの内壁3a’は互いに係合して両者は相対的
に回転することがない。これに対し、前記吸液素材のト
ンネル状の袋部分1cとノズルパイプ4は互いに固定さ
れておらず、トンネル状の袋部分1cはノズルパイプ4
の軸線を中心としてノズルパイプの表面に沿って滑り運
動することができる。前記保持手段および熱媒体供給手
段の構成要素は、別段、前述したものに限定されるわけ
ではない。例えば、複数の掴みクランプからなる保持手
段を用いて吸液素材の上流側または下流側の端部を固定
保持することもできる。固定に際し、バックルを介在さ
せて吸液素材の張付け具合を調整する操作を加えること
もできる。また、熱媒体の供給方法は自由に選択ができ
る。例えば、スプレーを用いて熱媒体を散布するように
してもよい。
【0013】前記ノズルパイプ4は間隔を置いてノズル
4bを備え、図2に示す例では、このノズル4bは吸液
素材に向けて斜め下向きに配置され、降雪粒子が直接に
ノズル4bに積もらないように配慮してある。このよう
にノズルを配置しておけば、熱媒体の放出流量の多少に
かかわりなく、またノズルからの放出方向が不揃いであ
っても所定の流下経路が熱媒体を直接受け取ることがで
き都合がよい。
【0014】図3は、吸液素材1の下流側の端部の固定
例を示している。前述した掛止めワイヤ3bは一方の端
部をアンカー手段、例えば、排水溝のスチール棚蓋5に
固定される。掛止めワイヤ3bの反対側の端部には吸液
素材の下流側の端部に設置したロッド6を通すリング3
b’が設けられている。このリング3b’によりロッド
6の両端を引き寄せるようにして吸液素材は張り渡され
る。
【0015】吸液素材は、上流側から下流側にかけて連
続する流下経路を形成するが吸液素材そのものは複数の
要素から構成することができる。図4は、マジックテー
プ7を用いて吸液素材1の一方の素材部分1aと他方の
素材部分1bを互いに接続した状態を示している。この
構成をとるメリットは、何らかの理由により熱媒体の供
給がストップし吸液素材上に雪が堆積した場合、雪の荷
重により吸液素材が破損する以前に前記素材部分1a、
1bが接続箇所で分離するのを期待してのものである。
あるいは、吸液素材を必要に応じて延長できるメリット
もある。ただし、吸液素材の自重、熱媒体の供給量に応
じ、前記接続箇所はマジックテープに代えて他の任意の
連結手段を用いることができる。
【0016】前述した吸液素材1は地面またはコンクリ
ート面を覆うようにして配置されるが、吸液素材の上流
側の部分を立ち上げ下流側の部分に比べて垂直流下面ま
たは傾斜角の大きな流下面となるように布設しておけ
ば、この立上り流下面は搬送流体の流下加速域を形成
し、より少量の流体で多量の雪を押し流すことができ
る。また、立上がり流下面は、建屋玄関に向けての横な
ぐりの降雪に対する防雪壁としての役割も果たすことに
なる。吸液シートを数十メートルに渡って架設すれば車
両用道路に使用することもできる。流下面の上流側から
下流側にかけての湾曲面/勾配は一定でなくてよく、任
意の箇所を横断梁材を用いて屈曲させて使用することも
できる。
【0017】本発明に係る除雪方法は、既に説明した個
人家屋の生活通路確保のために利用できることの他、屋
外ゴルフ練習場、サッカー場、野球場等の野外施設にも
適用することができる。また、前述した吸液素材は水泳
プールの除雪カバー、膜体構造体等の除雪覆いとして利
用することもできる。植物栽培土壌面、または栽培資材
を覆うようにして布設したり、屋外養殖水槽の開口部を
覆うようにして設置することもできる。
【0018】吸液素材1は、引張り強度を高めるため
に、以下に説明するように基材層(図5および図6参
照)を使用することができる。この基材には、例えば、
ゴム、塩化ビニリデン、ポリエチレン、アクリル、ポリ
エステル、フッ化ビニル、フッ化エチレン−フッ化プロ
ピレン、またはフッ化エチレン−エチレン、あるいは、
その他の含フッ素樹脂から構成することができる。
【0019】以下、吸液素材の具体的構造の一例につき
詳細に説明する。積雪に先立ち、積雪面は吸液素材1で
覆われる。この吸液素材1には熱媒体が流される。熱媒
体は融雪の呼び水となる性質を備えた液体、例えば、地
下水等の比較的少量の温水である。吸液素材に沿って流
下する熱媒体は降雪粒子が吸収する。降雪粒子に吸液素
材から流下する熱媒体の一部を吸収させれば雪の白色は
消え、透明な雪シャーベットが形成される。雪シャーベ
ットの比重は1よりも小さいため、熱媒体に浮揚する雪
シャーベットがあれば、この浮遊状態の雪シャーベット
は熱媒体の流速により流下経路に沿って流下し易くな
る。
【0020】吸液素材の配列間隔、幅および厚み、熱媒
体の流量は選択事項である。
【0021】熱媒体の熱により生じた融雪水は吸液素材
1が保持し、流下熱媒体と融雪水を含浸する平面蓄熱体
が形成される。融雪水は低温ではあるが所定の熱量を所
有しており、この熱も有効利用される。こうして、吸液
素材の流下経路は平面放熱体を形成し、この流下経路の
上方に位置する雪を融雪させることができる。
【0022】降雪量が多く、吸液素材1の流下経路を流
れる熱媒体の保有熱量が即時の融雪に必要な熱量よりも
少なければ雪は堆積していく。この堆積した雪は、流下
経路が平面蓄熱放熱体として機能するため、この流下経
路の上方に位置する雪は吸液素材から外れた積雪面に堆
積している雪よりも速く解け、結果的に積雪表面に顕著
な凹凸面が形成される。この凹凸面の出現により積雪表
層の露出表面積を拡大して外気温または直達日射によ
り、また吸液素材から積雪面に伝達される熱により融雪
を促進することができる。
【0023】前記比較的少量の熱媒体は連続的または間
欠的に供給される。間欠的に供給する場合、流下経路に
沿って流下する熱媒体にパルス波動を生じさせるように
供給圧を変動させることち可能である。こうした間欠的
供給によれば、雪シャーベットの運搬能率が高まること
がある。
【0024】前述の熱媒体に加えて、またはこの熱媒体
の供給を停止した後に、所定の比較的短時間の間、例え
ば、数分から数十分の間、多量の熱媒体を流下させる操
作が行われる。具体的には、比較的少量の熱媒体を連続
的または間歇的に流しながら、同一の供給配管系または
別に用意した配管系を通じて数秒から数分間多量の熱媒
体を流下させ、前記比較的少量の熱媒体の流下により形
成された主要流下経路と副流下経路上に残留する雪シャ
ーベットをこの多量の熱媒体により強制的に洗い流す操
作が行われる。比較的少量の熱媒体に井戸水を使用する
場合、多量の熱媒体には水道水を利用することができ
る。熱媒体の温度、種類、流量は選択事項である。
【0025】なお、前述した方法において、操作初期の
段階で既に相当量の雪が積雪面に堆積している場合、あ
るいは配管系の故障、操作者のミスにより大量の雪が積
もってしまった場合の対策として、できるだけ早い時期
に、すなわち雪の圧密の程度が比較的軽微である時期
に、前記吸液素材表面には40℃以上の比較的少量の高
温水を供給し、吸液素材を高温放熱体として利用し急速
に融雪を進行させることが望ましい。
【0026】図5は、図1に使用した吸液素材の具体例
を示す斜視説明図である。図示の吸液素材1は、液体含
浸保有量の少ない主要流下経路10と、この主要流下経
路10の両側に位置する液体含浸保有量の大きな副流下
経路11とを備えている。両方の経路部分の間には図示
の様な段差を設けておくとより高い規正効果が得られ
る。図示の例では、主要流下経路10は厚みが薄く、含
浸保有しきれない多くの熱媒体が経路表面上を露出した
状態で滑りながら流下する主流を形成する。主流の両側
に配置された液体含浸保有量の大きな副流下経路は主要
流下経路よりも多くの熱媒体を含有し、この副流下経路
に沿って比較的流量の少ない流速の遅い副流が形成さ
れ、これら熱媒体の主流と副流は互いに隣接して位置
し、吸液素材の全面に沿って流下していく。
【0027】図6は、吸液素材の変更例を示す斜視説明
図である。図示の吸液素材1は、液体含浸保有量の少な
い主要流下経路10と、この主要流下経路の側部に位置
する液体含浸保有量の大きな副流下経路11とを備えて
いる。従って、主要流下経路は吸液素材の流下方向に沿
って熱媒体の主流を形成し、主流の側部に主流よりも比
較的流量の少ない緩慢な流速の副流が形成される。これ
ら熱媒体の主流と副流は互いに隣接して位置し、吸液素
材の全面に沿って規正された状態で流下していく。前述
の流下経路には、補助加熱手段として、電気発熱体を予
め組み込んでおくことも可能である。
【0028】前記吸液素材の流下経路の少なくとも一部
は、熱媒体の移動方向に沿って疎水素材12で覆い保温
することができる。疎水素材で覆われた部分には、中空
な配管通路部分13を設け、吸液素材が凍結してもこの
配管通路部分13に流す熱媒体により解氷することがで
きる。前記吸液素材は、吸液表面層と基材層から構成す
ることができる。吸液素材はこの基材層の表面に塗布さ
れる接着剤により積雪面に貼り付けることができる。ま
た、この基材層は、透磁率の大きな磁性材料からなる被
接着面に対して磁力作用により貼り付くように、少なく
とも一部分を、例えば、多量の鉄粉を含む熱伝導性に優
れたプラスチック製またはゴム製の磁石から構成するこ
とができる。なお、吸水素材は任意の固定手段を用いて
積雪面に対しずれないように固定してもよい。
【0029】流下経路は、主要流下経路とその側部にあ
る副流下経路を一対のものとし、これらを互いに隣接し
て配置することにより横に連続する流下経路を形成する
ことができる。例えば、前記一対の流下経路を独立する
テープストリップに構成し、テープストリップの各々を
任意の素材、例えば、感圧接着剤の基材層により接続す
ることができる。図5および図6において、参照番号2
0は基材層を示している。基材層は感圧接着剤の層から
形成することができる。下地面が腐食する可能性のある
金属素材であれば、基材層は防水層として機能するもの
が好ましい。
【0030】前記吸液素材には、以下に説明する多種多
様な素材/構造を利用することができる。主要流下経路
を親液性繊維、例えば、ビニロンのような吸水繊維また
はビニロンとテトロンからなる複合繊維を用いて構成
し、また副流下経路をテトロンのような疎液性繊維を用
いて構成した織布、不織布または編布を使用することが
できる。また、主要流下経路は平織りとし、副流下経路
は繊維使用量の多い綾織りとする等、任意の織り方を採
用できる。液体吸収性に劣る流下経路とは、必ずしも疎
液性繊維を使用した部分であるというわけではなく、親
液性繊維を使用した液体吸収性に劣る流下経路も含まれ
る。親液性繊維を使用していたとしても、疎液性繊維の
部分に比べてスポット吸収性に劣るならば液体吸収性に
劣る流下経路であると言える。液体吸収性については、
繊維の張力を変えることである程度調節することが可能
である。
【0031】前記織布は疎液性の縦糸と横糸を使用して
織られた織布生地からなり、この織布生地の縦糸に加え
て親液性の縦糸の密集した部分をすじ状に織り込み、疎
液性の織布生地の部分に隣接して親液性の縦糸の密集し
た主要流下経路となる部分を設けて構成することができ
る。
【0032】また、前記不織布は、主要流下経路となる
親液性繊維の密集した部分の側部に副流下経路となる疎
液性繊維の密集した部分を隣接して設けることができ
る。
【0033】また前記織布は、親液性の縦糸と横糸を使
用して織られた織布生地から構成し、この織布生地の縦
糸に加えて側部に副流下経路となる疎液性の縦糸の密集
した部分を織り込み、親液性の織布生地の部分と疎液性
の縦糸の密集した部分を隣接して設けてもよい。
【0034】あるいは、前記織布を親液性の縦糸を使用
して織られた織布生地から構成し、織布生地の縦糸に加
えてこの生地縦糸よりもさらに液体吸収性に富む保液性
の縦糸の密集した部分をすじ状に織り込み、副流下経路
となる前記親液性の織布生地の部分と主要流下経路とな
る前記保液性の縦糸の密集した部分を隣接して設けるこ
ともできる。
【0035】さらに、前記織布は親液性の縦糸を使用し
て織られた織布生地から構成し、織布生地の縦糸に加え
てこの生地縦糸よりも太い径の親液性の縦糸の密集した
部分をすじ状に織り込み、副流下経路となる前記親液性
の織布生地の部分と主要流下経路となる前記太い径の親
液性の縦糸の密集した部分を隣接して設けるようにもで
きる。
【0036】前記織布は疎液性の縦糸を使用して織られ
た織布生地から構成し、織布生地の縦糸に加えてこの生
地縦糸よりも太い径の疎液性の縦糸の密集した部分をす
じ状に織り込み、副流下経路となる前記疎液性の織布生
地の部分に隣接して前記太い径の疎液性の縦糸の密集し
た主要流下経路を形成することも可能である。
【0037】前述の構造とは異なり、前記吸液素材は、
基材層とこの基材層に接着した液体吸収性に富むその他
の任意の材料、例えば、粉体塗装層の主要流下経路と、
この主要流下経路の側部に配置された液体吸収性に劣る
粉体塗装層から構成することができる。
【0038】また、前記吸液素材は、屋根表面に接着し
た容射粉体塗装層から構成することができる。
【0039】この方法とは別に、吸液素材は、液体吸収
性に劣る基材層とこの基材層表面を加工して形成された
液体吸収性に富む荒い細かい凹凸表面の部分から構成
し、液体吸収性に劣る基材層表面の部分が副流下経路を
形成し、液体吸収性に富む凹凸表面の部分が主要流下経
路を形成するようにもできる。
【0040】あるいは、前記吸液素材は親液性繊維と疎
液性繊維の両方の繊維を混合したものからなり、主要流
下経路に相当する部分がこれに隣接する副流下経路に相
当する部分よりも親液性繊維の比率が高くなるようにし
て構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除雪方法を実施した場合の状況の一例
を示す斜視説明図。
【図2】吸液素材の上流側部分の固定状態を示す斜視説
明図。
【図3】吸液素材の下流側部分の固定状態を示す斜視説
明図。
【図4】吸液素材の素材部分の接続箇所を示す一部縦断
面図。
【図5】吸液素材の具体例を示す斜視説明図。
【図6】吸液素材の変更例を示す斜視説明図。
【符号の説明】
1 吸液素材 1a 一方の素材部分 1b 他方の素材部分 1c トンネル状の袋部分 2 スロープ面 3a ハンガー 3a’ 内壁 3b 掛止めワイヤ 3b’ リング 4 ノズルパイプ 4a 矩形断面部 5 棚蓋 6 ロッド 7 マジックテープ 10 主要流下経路 11 副流下経路 12 疎水素材 13 配管通路部分 20 基材層

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を開けて配列した液体含浸保有量の
    少ない主要流下経路と、これら主要流下経路の側部に位
    置する液体含浸保有量の大きな副流下経路とを有し、主
    要流下経路が吸液素材の流下方向に沿って経路表面を滑
    る露出した主流を形成し、副流下経路が主流の側部に主
    流よりも比較的流量の少ない副流を形成するような吸液
    素材を用いて積雪面を覆う一方、この吸液素材の前記流
    下経路の上流側の端部を持ち上げた状態に、また吸液素
    材の下流側の端部を下げた状態に支持することにより吸
    液素材の上流側の端部から下流側の端部に至る湾曲した
    スロープ面を形成し、吸液素材の前記上流側の端部に融
    雪の呼び水となる比較的少量の熱媒体を供給し、前記流
    下経路に含浸した状態でスロープ面に沿って急速に流下
    させ、熱媒体の一部を降雪粒子に吸収させて雪シャーベ
    ットを形成する一方、この雪シャーベットを吸液素材の
    スロープ面に沿って滑り落下させることにより吸液素材
    で覆われた表面に雪が堆積するのを阻止する除雪方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材の上流側の端部には所定の時間間隔を
    置いて間欠的に多量の熱媒体を噴出供給し、吸液素材に
    載った雪シャーベットを強制的に押し流して除去する除
    雪方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、吸液素材の流下経路は平面蓄熱放熱体として作用す
    る除雪方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れか1つに記載され
    た除雪方法において、前記比較的少量の熱媒体は連続的
    または間欠的に供給される除雪方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1つに記載され
    た除雪方法において、前記吸液素材の流下経路の少なく
    とも一部を熱媒体の移動方向に沿って疎水素材で覆い保
    温するようにした除雪方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材の流下経路は、露出した吸液素材の部
    分と、これに隣接する疎水素材で覆われた部分と、疎水
    素材で覆われた部分に位置する配管通路部分とでなる除
    雪方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は裏側に基材層を備えている除雪方
    法。
  8. 【請求項8】 請求求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記積雪面が歩行面であり、前記吸液素材は必要に
    応じて撤去される除雪方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記積雪面が車道面であり、前記吸液素材は必要に
    応じて撤去される除雪方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、主要流下経路が親液性繊維を用い
    て構成され、また副流下経路が疎液性繊維から構成され
    た織布、不織布または編布からなる除雪方法。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、主要流下経路と副流下経路が親液
    性繊維を用いて構成された織布、不織布または編布から
    なる除雪方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、主要流下経路が疎液性繊維を用い
    て構成され、また副流下経路が親液性繊維から構成され
    た織布、不織布または編布からなる除雪方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、主要流下経路と副流下経路が疎液
    性繊維を用いて構成された織布、不織布または編布から
    なる除雪方法。
  14. 【請求項14】 請求項10から13の何れか1つに記
    載された除雪方法において、前記吸液素材は織布からな
    り、主要流下経路が平織り部分を形成し、また副流下経
    路が綾織り部分を形成している除雪方法。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、基材層とこの基材層に接着した液
    体吸収性に富むその他の任意の材料、例えば、粉体塗装
    層の主要流下経路と、この主要流下経路の側部に配置さ
    れた液体吸収性に劣る粉体塗装層からなる除雪方法。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、液体吸収性に劣る基材層とこの基
    材層表面を加工して形成された液体吸収性に富む荒い細
    かい凹凸表面の部分からなり、液体吸収性に劣る基材層
    表面の部分が副流下経路を形成し、液体吸収性に富む凹
    凸表面の部分が主要流下経路を形成している除雪方法。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記織布は疎液性の縦糸と横糸を使用して織られた
    織布生地からなり、この織布生地の縦糸に加えて親液性
    の縦糸の密集した部分をすじ状に織り込み、副流下経路
    となる疎液性の織布生地の部分に隣接して親液性の縦糸
    の密集した主要流下経路を形成してなる除雪方法。
  18. 【請求項18】 請求項12または13に記載された除
    雪方法において、前記不織布は、主要流下経路となる親
    液性繊維の密集した部分の側部に副流下経路となる疎液
    性繊維の密集した部分を隣接して設けてなる除雪方法。
  19. 【請求項19】 請求項12または13に記載された除
    雪方法において、前記織布は親液性の縦糸と横糸を使用
    して織られた織布生地からなり、この織布生地の縦糸に
    加えて疎液性の縦糸の密集した部分をすじ状に織り込
    み、主要流下経路となる親液性の織布生地の部分に隣接
    して疎液性の縦糸の密集した副流下経路を形成してなる
    除雪方法。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は織布からなり、この織布は親液性の
    縦糸を使用して織られた織布生地から構成され、織布生
    地の縦糸に加えてこの生地縦糸よりもさらに液体吸収性
    に富む保液性の縦糸の密集した部分をすじ状に織り込
    み、副流下経路となる前記親液性の織布生地の部分に隣
    接して保液性の縦糸の密集した主要流下経路を形成して
    なる除雪方法。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は織布からなり、この織布は親液性の
    縦糸を使用して織られた織布生地から構成され、織布生
    地の縦糸に加えてこの生地縦糸よりも太い径の親液性の
    縦糸の密集した部分をすじ状に織り込み、副流下経路と
    なる前記親液性の織布生地の部分に隣接して前記太い径
    の親液性の縦糸の密集した主要流下経路を形成してなる
    除雪方法。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は織布からなり、この織布は疎液性の
    縦糸を使用して織られた織布生地から構成され、織布生
    地の縦糸に加えてこの生地縦糸よりも太い径の疎液性の
    縦糸の密集した部分をすじ状に織り込み、副流下経路と
    なる前記疎液性の織布生地の部分に隣接して前記太い径
    の疎液性の縦糸の密集した主要流下経路を形成してなる
    除雪方法。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載された除雪方法におい
    て、前記吸液素材は、基材層とこの基材層に接着した液
    体吸収性に富むその他の任意の材料、例えば、厚みの薄
    い粉体塗装層の主要流下経路と、この主要流下経路の側
    部に配置された厚みのある粉体塗装層から形成されてい
    る除雪方法。
  24. 【請求項24】 請求項9または10に記載された除雪
    方法において、前記吸液素材の主要流下経路と副流下経
    路は親液性繊維と疎液性繊維の両方の繊維を混合した不
    織布からなり、主要流下経路に相当する部分がこれに隣
    接する副流下経路に相当する部分よりも親液性繊維の比
    率が高くなるようにして構成されている除雪方法。
  25. 【請求項25】 請求項1から24の何れか1つに記載
    された除雪方法において、前記主要流下経路は副流下経
    路に比べて薄く形成されている除雪方法。
  26. 【請求項26】 請求項1から24の何れか1つに記載
    された除雪方法において、前記主要流下経路の上側表面
    が副流下経路の上側表面に比べて高く設定され、主要流
    下経路が溝の形態をしている除雪方法。
  27. 【請求項27】 間隔を開けて配列した液体含浸保有量
    の少ない主要流下経路と、これら主要流下経路の側部に
    位置する液体含浸保有量の大きな副流下経路とを有し、
    主要流下経路が吸液素材の流下方向に沿って経路表面を
    滑る露出した主流を形成し、副流下経路が主流の側部に
    主流よりも比較的流量の少ない副流を形成するような吸
    液素材を用いて積雪面を覆う一方、この吸液素材の前記
    流下経路の両側の端部を持ち上げた状態に、また吸液素
    材の中間部分を下げた状態に支持することにより吸液素
    材の両側の上流側の端部から吸液素材の中間部分の下流
    側の端部に至る湾曲したスロープ面を形成し、吸液素材
    の前記上流側の端部に融雪の呼び水となる比較的少量の
    熱媒体を供給し、前記流下経路に含浸した状態でスロー
    プ面に沿って急速に流下させ、熱媒体の一部を降雪粒子
    に吸収させて雪シャーベットを形成する一方、この雪シ
    ャーベットを吸液素材のスロープ面に沿って滑り落下さ
    せることにより吸液素材で覆われた表面に雪が堆積する
    のを阻止する除雪方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載された除雪方法にお
    いて、前記吸液素材は互いに横に隣接し合う関係で並列
    して配置される除雪方法。
JP11623595A 1995-02-09 1995-02-09 除雪方法 Expired - Fee Related JP3600921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11623595A JP3600921B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 除雪方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11623595A JP3600921B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 除雪方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08218338A true JPH08218338A (ja) 1996-08-27
JP3600921B2 JP3600921B2 (ja) 2004-12-15

Family

ID=14682168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11623595A Expired - Fee Related JP3600921B2 (ja) 1995-02-09 1995-02-09 除雪方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3600921B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3600921B2 (ja) 2004-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3496475B2 (ja) 湿潤性舗装システム
JPH08218338A (ja) 除雪方法
JP3557560B2 (ja) 融雪シート
JP3765085B2 (ja) 液体の流下規正部材
JPH09222290A (ja) 流体規正搬送手段
WO2002086253A1 (en) A device for collecting and storing water from the environment
JP3704591B2 (ja) 積雪面の融雪/除雪方法
US6418733B1 (en) Method and device for preserving snow
JP3516176B2 (ja) 除雪装置
JP3557559B2 (ja) 除雪シート
JP3524869B2 (ja) 降雪融解パネル
JP3588780B2 (ja) 積雪面の融雪方法
JP3817641B2 (ja) 液体の流下案内部材
JP3840568B2 (ja) 融雪床
JPH08158699A (ja) 屋根の融雪方法
JP5057207B2 (ja) 折半屋根の散水熱交換方法
JP5374792B2 (ja) 排水性舗装の表層構造
JP3458219B2 (ja) 積雪面の融雪方法
JP4984223B2 (ja) 折半屋根の散水熱交換方法
JP2850695B2 (ja) 道路の除雪構造
JP4448998B2 (ja) 緩勾配屋根の融雪方法
JPH08177175A (ja) 液体の流下規正方法
JP2564258B2 (ja) 氷雪製造システム
JPH11269808A (ja) 湿潤性舗装システム
JP3711463B2 (ja) 流体規正搬送手段

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040906

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees