JPH08217383A - 作業機械のaフレーム - Google Patents

作業機械のaフレーム

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Publication number
JPH08217383A
JPH08217383A JP2060895A JP2060895A JPH08217383A JP H08217383 A JPH08217383 A JP H08217383A JP 2060895 A JP2060895 A JP 2060895A JP 2060895 A JP2060895 A JP 2060895A JP H08217383 A JPH08217383 A JP H08217383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg member
pin hole
pin
posture
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2060895A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamagata
幸司 山形
Kenju Fujita
健樹 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2060895A priority Critical patent/JPH08217383A/ja
Publication of JPH08217383A publication Critical patent/JPH08217383A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 姿勢変更作業を簡単に行うことができる作業
機械のAフレームを提供する。 【構成】 前脚2と、上脚部材12および下脚部材13
が連結ピン14にて連結された後脚11とを有し、連結
ピン14が挿通される上脚部材12のピン孔と下脚部材
13のピン孔との組合せが複数設定されて作業姿勢S1
および輸送姿勢が得られるよう構成された作業機械のA
フレーム10において、輸送姿勢では上脚部材12の下
部に連結ピン14が挿通されるよう、下脚部材13の下
部にピン孔13bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クローラクレーン等の
作業機械に設けられるAフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクローラクレーンのAフレーム
は、後脚の上脚部材の下部と下脚部材の上部とを連結ピ
ンにて連結すると作業姿勢に保持される。連結ピンを抜
き取って後脚を縮めた後、上脚部材の上部のピン孔と下
脚部材の上部のピン孔とに連結ピンを挿通すると輸送姿
勢が得られる(例えば実公昭57−24791号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したAフレームで
は、輸送姿勢のとき後脚の上部が車体の後方に突出す
る。このため、車体後部のカウンタウエイトが取り外さ
れていると、車体フレームに作業者が乗っても連結ピン
の挿入位置(下脚部材の上部)まで手が届かない。従っ
て、脚立等を使用して連結ピンを抜き差しする必要が生
じて作業が面倒であった。
【0004】本発明の目的は、姿勢変更作業を簡単に行
うことができる作業機械のAフレームを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1〜図
4を参照して説明すると、請求項1の発明は、前脚2
と、上脚部材12および下脚部材13が連結ピン14に
て連結された後脚11とを有し、上脚部材12および下
脚部材13にそれぞれ設けられた第1ピン孔12aおよ
び第2ピン孔13aに連結ピン14が挿通されたときに
作業姿勢S1に保持される作業機械のAフレーム10に
適用される。そして、下脚部材13の第2ピン孔13a
よりも下側に第3ピン孔13bが設けられ、上脚部材1
2の第1ピン孔12aと下脚部材13の第3ピン孔13
bとに連結ピン14が挿通されたときに輸送姿勢S2が
得られるように構成して上述した目的を達成する。請求
項2の発明は、前脚2と、上脚部材12および下脚部材
13が連結ピン14にて連結された後脚11とを有し、
連結ピン14が挿通される上脚部材12のピン孔12a
と下脚部材13のピン孔13a,13bとの組合せが複
数設定されて作業姿勢S1および輸送姿勢S2が得られ
るよう構成された作業機械のAフレーム10に適用され
る。そして、輸送姿勢S2では上脚部材12の下部に連
結ピン14が挿通されて上述した目的が達成される。請
求項3の発明は、前脚2と、上脚部材12および下脚部
材13が連結ピン14にて連結された後脚11とを有
し、連結ピン14が挿通される上脚部材12のピン孔1
2aと下脚部材13のピン孔13a,13bとの組合せ
が複数設定されて作業姿勢S1および輸送姿勢S2が得
られるよう構成され、後脚11が作業機械の上部旋回体
Kのカウンタウエイト取付位置Fの近傍に配置された作
業機械のAフレーム10に適用される。そして、カウン
タウエイトCWを取り外した状態で上部旋回体Kに作業
者が乗ったときの作業範囲内に、輸送姿勢S2を得ると
きの連結ピン14の挿通位置が設定されて上述した目的
が達成される。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、輸送姿勢S2時に上脚部
材12の第1ピン孔12aが作業姿勢S1時よりも下側
に移動するので、従来よりも上部旋回体Kに接近した位
置で連結ピン14を抜き差しできる。請求項2の発明で
は、輸送姿勢S2時に上脚部材12の上部に連結ピン1
4を挿通する場合と比較して、上部旋回体Kに接近した
位置で連結ピン14を抜き差しできる。請求項3の発明
では、輸送姿勢S2時にカウンタウエイトCWが取り外
されていても、上部旋回体Kに作業者が乗るだけで連結
ピン14を抜き差しできる。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例を説明する。図4は本実施例のAフレーム10を備え
たクローラクレーンの概略を示し、2はAフレーム10
の前脚、11はAフレーム10の後脚、7は前脚2およ
び後脚11の上端を回動自在に連結するピン、8,9
は、前脚2および後脚11の下端をそれぞれクレーン車
体(上部旋回体)Kに回動自在に連結するピンである。
図1は本実施例のAフレーム10を作業姿勢S1に保持
した状態を、図2は後脚11の分解状態を、図3は図2
のIII−III線における断面をそれぞれ示している。図1
および図3から明らかなように、後脚11は、上脚部材
12の内部空間に平板状の下脚部材13が進退可能に挿
入されて連結ピン14で連結される。なお、図では連結
ピン14の抜け止め構造を省略したが、割ピンや止め輪
など各種の抜け止め部材を使用してよい。
【0009】図2に示すように、上脚部材12の下部に
は第1ピン孔12aが設けられている。下脚部材13の
上部および下部には第2ピン孔13aおよび第3ピン孔
13bがそれぞれ設けられている。図3に示すように上
脚部材12を下脚部材13の上方へ伸ばして第1ピン孔
12aと第2ピン孔13aに連結ピン14を挿入すると
図1の作業姿勢S1が得られる。第1ピン孔12aと第
3ピン孔13bとが一致するまで上脚部材12を下方へ
移動させ、第1ピン孔12aと第3ピン孔13bに連結
ピン14を挿入すると図4に示す輸送姿勢S2が得られ
る。このとき、連結ピン14は後脚11と車体フレーム
Fとの連結点(ピン9の位置)のすぐ近くにある。従っ
て、カウンタウエイトCWが外されていても、車体フレ
ームFに作業者が乗るだけで簡単に連結ピン14を抜き
差しできる。なお、12bはピン7の取付孔、13cは
ピン9の取付孔である。
【0010】以上の実施例では作業姿勢S1と輸送姿勢
S2とで第1ピン孔12aが共通に使用されるので、ピ
ン孔の数を減らして加工コストを低減できる。ただし、
輸送姿勢時に第3ピン孔13bと位置合せされるピン孔
を第1ピン孔12aとは別に上脚部材12に設けてもよ
い。輸送姿勢時の連結ピン14の挿入位置はクレーン車
体K(上部旋回体)に作業者が乗ったときの作業範囲に
あればよい。この場合の作業範囲は、カウンタウエイト
CWが取り外されたときのクレーン車体Kの上面より概
ね1.5mかつクレーン車体K(上部旋回体)の後端面
Keより後方へ概ね0.5mの範囲にあればよい。さら
に好ましくは、クレーン車体K(上部旋回体)の後端面
Keよりも前方で連結ピン14を抜き差しできるように
配慮する。上脚部材または下脚部材は、複数の脚部材を
伸縮可能に組合せたものでもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、輸送
姿勢時に従来よりも上部旋回体に接近した位置で連結ピ
ンを抜き差しできるので、脚立等を用いた高所作業を行
うことなく簡単にAフレームの姿勢を変更できる。特に
請求項1の発明では作業姿勢と輸送姿勢とで上脚部材の
第1ピン孔が共用されるので、後脚の加工コストを低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るAフレームの作業姿勢を
示す図。
【図2】実施例のAフレームに設けられた後脚の分解
図。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図。
【図4】実施例のAフレームの輸送姿勢を示す図。
【符号の説明】
2 前脚 10 Aフレーム 11 後脚 12 上脚部材 12a 第1ピン孔 13 下脚部材 13a 第2ピン孔 13b 第3ピン孔 14 連結ピン CW カウンタウエイト K クレーン車体(上部旋回体) F 車体フレーム S1 作業姿勢 S2 輸送姿勢

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前脚と、上脚部材および下脚部材が連結
    ピンにて連結された後脚とを有し、前記上脚部材および
    前記下脚部材にそれぞれ設けられた第1ピン孔および第
    2ピン孔に前記連結ピンが挿通されたときに作業姿勢に
    保持される作業機械のAフレームにおいて、 前記下脚部材の前記第2ピン孔よりも下側に第3ピン孔
    が設けられ、前記上脚部材の第1ピン孔と前記下脚部材
    の前記第3ピン孔とに前記連結ピンが挿通されたときに
    輸送姿勢が得られることを特徴とする作業機械のAフレ
    ーム。
  2. 【請求項2】 前脚と、上脚部材および下脚部材が連結
    ピンにて連結された後脚とを有し、前記連結ピンが挿通
    される前記上脚部材のピン孔と前記下脚部材のピン孔と
    の組合せが複数設定されて作業姿勢および輸送姿勢が得
    られるよう構成された作業機械のAフレームにおいて、 前記輸送姿勢では前記上脚部材の下部に前記連結ピンが
    挿通されることを特徴とする作業機械のAフレーム。
  3. 【請求項3】 前脚と、上脚部材および下脚部材が連結
    ピンにて連結された後脚とを有し、前記連結ピンが挿通
    される前記上脚部材のピン孔と前記下脚部材のピン孔と
    の組合せが複数設定されて作業姿勢および輸送姿勢が得
    られるよう構成され、前記後脚が作業機械の上部旋回体
    のカウンタウエイト取付位置の近傍に配置された作業機
    械のAフレームにおいて、 前記カウンタウエイトを取り外した状態で前記上部旋回
    体に作業者が乗ったときの作業範囲内に、前記輸送姿勢
    を得るときの前記連結ピンの挿通位置が設定されている
    ことを特徴とする作業機械のAフレーム。
JP2060895A 1995-02-08 1995-02-08 作業機械のaフレーム Pending JPH08217383A (ja)

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JP2060895A JPH08217383A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 作業機械のaフレーム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102923589A (zh) * 2012-10-25 2013-02-13 中联重科股份有限公司 动臂塔式起重机及其a字架、以及a字架的安装方法
JP2014040323A (ja) * 2012-07-25 2014-03-06 Kobelco Cranes Co Ltd クレーンのガントリ
JP2016113229A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 コベルコクレーン株式会社 クレーンのカウンタウェイト装置

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