JPH08217216A - 部品移送装置 - Google Patents

部品移送装置

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JPH08217216A
JPH08217216A JP4922095A JP4922095A JPH08217216A JP H08217216 A JPH08217216 A JP H08217216A JP 4922095 A JP4922095 A JP 4922095A JP 4922095 A JP4922095 A JP 4922095A JP H08217216 A JPH08217216 A JP H08217216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
component
feeding means
guide
contact portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP4922095A
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English (en)
Inventor
Masao Kubo
征夫 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
Priority to JP4922095A priority Critical patent/JPH08217216A/ja
Publication of JPH08217216A publication Critical patent/JPH08217216A/ja
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーツフィーダーから整送される部品を、そ
の一部を外に露出した状態で支持し、その露出部に送り
力を与えて、自動組立機へ部品を途絶えることなく確実
に供給されるようにする。 【構成】 部品Wの一部が外に露出した状態で支持する
ガイド3を移送方向に延長して設け、該ガイド3に沿っ
て、前記支持された各部品の露出部に当接して移送方向
に送る送り手段4を設けていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーツフィーダーから
整列して送り出されて来る部品を、所用の位置にまで整
列状態を保って移送することができる部品移送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動組立機の作業ステーションに部品を
移送する場合、特にその部品の形状が例えばスライドフ
ァスナーのスライダー本体、あるいはこれに取付ける引
手などの部品の場合、前後及び表裏の形状が異なってい
るものであり、組立て作業上適切な姿勢で供給されて来
る必要がある。以上の条件の下に部品を移送する場合に
は、パーツフィーダーからシュートを通じて直接供給す
るのが一般的であり、そのシュートは重力型シュートを
使用し、自動組立機の作業ステーションより高い位置に
パーツフィーダーを設定し、シュートを傾斜して設け、
整列して送り出されてくる部品をその自重によって落下
して供給するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動組立機
での作業の関係上、部品の作業ステーションへの供給は
間欠的に行われるものであり、先行する部品の組立て作
業が終了し、次の部品を供給する際には既にシュートの
末端に部品が確実に待機している必要がある。しかし前
述のように供給する部品に前後及び表裏の形状が異なる
複雑な部品であると、パーツフィーダーからの整列供給
に間断がしばしば生じたり、時として一挙に多数供給さ
れるなど供給状態が不安定となり、シュートの末端に部
品が確実に待機している状態を保つ保証に乏しいもので
あった。更に、部品をその自重によって落下供給するも
のであるから、パーツフィーダーを自動組立機より高い
位置に設置する必要があり、パーツフィーダーへの部品
の供給に手動であれば危険であり、自動化する場合には
部品を高い位置にまで上昇する装置が必要となるなどの
欠点があった。
【0004】本発明は特に部品を整送する際に、一部の
みを保持して送ることができる部品に適用して前記欠点
を解決し、シュートの末端に部品が確実に待機しておく
ことができることは勿論、パーツフィーダーから整列し
て送り出された姿勢を確実に保たれ、組立て作業に支障
を来さないように供給でき、しかもパーツフィーダーを
低い位置に設置することができる部品移送装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、部品の一部が外に露出した状態で支持するガイドを
移送方向に延長して設け、該ガイドに沿って、前記支持
された各部品の露出部に当接して移送方向に送る送り手
段を設けていることを特徴とする。
【0006】前記送り手段がコンベアよりなることを特
徴とする。
【0007】前記送り手段の部品との当接面に突起状の
接触部を備えていることを特徴とする。
【0008】前記送り手段の部品との当接面に、弾性部
材を介して接触部を備えていることを特徴とする。
【0009】前記送り手段の部品との当接面に、回転自
在なローラーからなる接触部を備えていることを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明の装置によれば、パーツフィーダーのシ
ュートに連続して設定して使用するもので、シュートか
ら送り出された部品は、ガイドに部品の一部を露出した
状態で受け、その部品の露出する部分に送り手段が当接
され、送り手段によって部品が移送方向に向かって強制
的に移送されるものである。
【0011】前記の送り手段として無端ベルトを用いた
ものであれば、ガイドが水平に架設してあっても部品を
確実に移送することができ、パーツフィーダーを低い位
置に設置することができるようになる。
【0012】また、送り手段に接触部を設けたもの、あ
るいは弾性部材を介して接触部を設けたものであれば、
上り坂のように斜上して部品を移送することができ、自
動組立機の部品供給ステーションの設置位置に確実に移
送することができる。
【0013】更に、送り手段に回転自在なローラーから
なる接触部を設けたものであれば、部品にバリや鋭いエ
ッジがあっても、送り手段に傷付けることなく確実に移
送することができる。
【0014】
【実施例】本発明を具体的に説明すると、図1と図2に
示しているように、ボウル型パーツフィーダー1のシュ
ート2に連続して設けられ、自動組立機の作業ステーシ
ョン(図示省略)に向かって延長するガイド3と、ガイ
ド3に沿って設けられる送り手段4とによって構成する
ものである。
【0015】ガイド3は移送する部品Wの形状によって
も異なるが、図1から図3に示す部品Wは断面形がH型
をなすもので、例えばスライドファスナーのスライダー
本体(平行する上翼と下翼とをその先端部で連結柱によ
って一体に形成したもの)を対象とするもので、このH
型を成す部品Wはパーツフィーダー1の間隔を開けて平
行する一対の帯板で形成したシュート2から整送される
が、これに取り付けるガイド3は、シュート2と同様に
間隔を開けて平行する一対の帯板5,5でシュート2よ
り目的とする位置にまで延長して設ける。
【0016】また部品Wが図4に示すように断面T字状
をなすものであれば、そのガイド3を前述の平行する一
対の帯板5,5であっても良く、あるいは図4に示して
いるように、断面コ字型をなす一対の保持部材6,6
を、その開放口を相対向して配設し、両保持部材6,6
間に部品の頭部を保持し、脚部を下方へ垂下するように
受けて移送する。
【0017】一方送り手段4は、ガイド3の裏側でガイ
ド3に沿いその全長に亘って設けられ、しかもガイド3
で案内されている各部品Wのガイド3より露出する部分
に当接するように配設するものである。
【0018】上記ガイド3の最も代表的な例として、各
図面に示しているようにコンベア7によるもので、コン
ベア7は移送する部品Wによって種々の種類が選ばれる
が、前述のスライダー本体などは移送中に傷が付かない
ようにゴム、布製の無端ベルトを前後のプーリー8,9
に掛け、一方のプーリー8をモーターなどの駆動源10
によって回転駆動すると共に、その回転速度を制御手段
(図示省略)によって制御できるようになっている。
【0019】また部品Wにバリがあったり鋭いエッジが
あったりするものであれば、金属製の無端ベルトあるい
は無端チェーンであっても良い。更に、部品Wが軽量の
ものであれば、エアーの吹き付けによっても移送するこ
ともできる。
【0020】ところで、送り手段4がコンベア7で特に
無端ベルトや無端チェーンによるものは、ベルトの摩耗
を考慮し且つ部品Wの確実な送り作用が得られるよう
に、部品のガイド3より露出する部分に当接する接触部
11を設けることが好ましい。
【0021】上記接触部11は、図1と図5のようにコ
ンベア7より突起した突子12を等間隔おきに突設する
もので、その突子12の材質は部品によって異なり、殊
に傷が付かないようにゴム(合成ゴムを含む)や発泡し
た合成樹脂材によれば良く、また傷を考慮する必要がな
ければ、金属などの硬質の材料であっても良い。またこ
の接触部11は部品の露出面に当接する他に、たまたま
部品が間隔を開けて移送されている場合には、接触部1
1の先端部が部品の端縁に当接して送り力を与えるもの
である。
【0022】接触部11の他の例を図6に示すように、
送り手段4の両側縁部にブラケット13を突設し、ブラ
ケット13にローラー14を回転自在に架設したもので
あっても良い。
【0023】更に、接触部11を弾性部材15を介して
設けても良く、弾性部材15は図7に示しているよう
に、コンベア7などの送り手段4に角ブロック状のスペ
ーサー16を固着し、スペーサー16に板バネ17を部
品の移送方向とは反対側に向かって突出するように設
け、板バネ17の先端部に前述と同様の突子12を突設
したものであっても良い。
【0024】また図8に示すように、送り手段4に図7
と同様に、スペーサー16、板バネ17よりなる弾性部
材15を設け、板バネ17にローラー14を回転自在に
取り付けたものであっても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明による部品移送装置によれば、部
品の一部を外部に露出して支持するガイドに沿って、部
品の露出部に当接する送り手段を設けたもので、このよ
うに送り手段が部品の外部に露出する部分に当接するも
のであるから、送り手段を部品の大きさに関係なく選べ
ると共に、移送する部品の材質や形状などの性質に応じ
て選択して採用することができるようなる。
【0026】また、送り手段としてコンベアによるもの
であれば、その送り速度を変えて、自動組立機の作業速
度に応じて部品を供給することができる。しかも、ガイ
ドを水平にあるいは登り傾斜に設置しても部品を移送す
ることができるので、部品を整列して搬出する装置であ
るパーツフィーダーを従来より低い位置に設定すること
ができ、部品の補給操作が容易になるものである。
【0027】更に送り手段であるコンベアが、部品の外
部に露出する部分に当接するものであるから、コンベア
の幅が部品の幅より広いものであっても良く、その場
合、部品の露出部全面に送り力が与えられことになり、
より確実な移送作用が得られるようになる。
【0028】また、送り手段に突起状の接触部を設けた
ものであれば、部品は接触部でやや突き上げた状態で担
架され、接触部に部品の自重による荷重が加わり摩擦力
として作用することから、接触部が部品に対してスリッ
プすることがなく、順次確実に移送されるようになる。
【0029】前記接触部を弾性部材を介して設けたもの
であれば、送り手段として無端ベルトや無端チェーンを
使用してあって緩みが生じても、弾性部材によって接触
部が部品の露出部に確実に当接することができる。
【0030】また接触部として回転自在なローラーによ
るものであれば、移送する部品にバリがあったり鋭いエ
ッジがあっても接触部は勿論部品に傷を付けることな
く、円滑に移送することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による部品移送装置を示す斜視図であ
る。
【図2】断面H型をなす部品を送り手段であるコンベア
で移送中の状態を示す横断面図である。
【図3】同じく断面H型をなす部品を突起状の接触部付
きの送り手段で移送中の状態を示す横断面図である。
【図4】断面T字型の部品を突起状の接触部付きの送り
手段で移送中の状態を示す横断面図である。
【図5】突起状の接触部付きの送り手段の一部を示す側
面図である。
【図6】ローラーによる接触部付きの送り手段の一部を
示す側面図である。
【図7】弾性部材を介して突起状の接触部を設けている
送り手段の一部を示す側面図である。
【図8】弾性部材を介してローラーよりなる接触部を設
けている送り手段の一部を示す側面図である。
【符号の説明】
W 部品 1 パーツフィーダー 2 シュート 3 ガイド 4 送り手段 7 コンベア 11 接触部 12 突子 14 ローラー 15 弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の一部が外に露出した状態で支持す
    るガイド(3)を移送方向に延長して設け、該ガイド
    (3)に沿って、前記支持された各部品の露出部に当接
    して移送方向に送る送り手段(4)を設けていることを
    特徴とする部品移送装置。
  2. 【請求項2】 前記送り手段(4)がコンベア(7)よ
    りなることを特徴とする請求項1に記載の部品移送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記送り手段(4)の部品との当接面に
    突起状の接触部(11)を備えていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の部品移送装置。
  4. 【請求項4】 前記送り手段(4)の部品との当接面
    に、弾性部材(15)を介して接触部(11)を備えて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の部品移
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記送り手段(4)の部品との当接面
    に、回転自在なローラー(14)からなる接触部(1
    1)を備えていることを特徴とする請求項1,2または
    4に記載の部品移送装置。
JP4922095A 1995-02-13 1995-02-13 部品移送装置 Pending JPH08217216A (ja)

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