JPH08217001A - 自動充填包装装置 - Google Patents
自動充填包装装置Info
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- JPH08217001A JPH08217001A JP7056478A JP5647895A JPH08217001A JP H08217001 A JPH08217001 A JP H08217001A JP 7056478 A JP7056478 A JP 7056478A JP 5647895 A JP5647895 A JP 5647895A JP H08217001 A JPH08217001 A JP H08217001A
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- Japan
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- single bag
- bag
- hopper
- opening
- filling
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Package Closures (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 待機時間を短くして包装作業の高速化を図る
と共に、単袋の開口工程における吸引ホースの詰まりを
防止して信頼性を高めたものである。 【構成】 単袋1の開口部19側を吸着して搬送する単袋
吸着部3と、この単袋吸着部3により搬送されてきた単
袋1の開口部19の両側を吸着する複数個の吸着パット15
を対向する側面に設けた2本の平行なアーム14、14と、
この両アーム14、14の間隔を調整する間隔調整シリンダ
ー13と、ここに取付けられ、前記アーム14に保持された
単袋1をホッパー6の下方まで搬送する第1の搬送シリ
ンダー17と、ホッパー6から投入された内容物を充填し
た単袋1を両側から押圧する脱気マット25および、この
上方に設けられ単袋1の開口部19を熱融着するヒーター
28とからなるシール部7と、このシール部7をホッパー
6の下方から単袋排出部8まで搬送する第2の搬送シリ
ンダー31とからなるものである。
と共に、単袋の開口工程における吸引ホースの詰まりを
防止して信頼性を高めたものである。 【構成】 単袋1の開口部19側を吸着して搬送する単袋
吸着部3と、この単袋吸着部3により搬送されてきた単
袋1の開口部19の両側を吸着する複数個の吸着パット15
を対向する側面に設けた2本の平行なアーム14、14と、
この両アーム14、14の間隔を調整する間隔調整シリンダ
ー13と、ここに取付けられ、前記アーム14に保持された
単袋1をホッパー6の下方まで搬送する第1の搬送シリ
ンダー17と、ホッパー6から投入された内容物を充填し
た単袋1を両側から押圧する脱気マット25および、この
上方に設けられ単袋1の開口部19を熱融着するヒーター
28とからなるシール部7と、このシール部7をホッパー
6の下方から単袋排出部8まで搬送する第2の搬送シリ
ンダー31とからなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単袋に内容物を自動的に
充填して開口部を熱融着して包装する装置の改良に関す
るものである。
充填して開口部を熱融着して包装する装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ナメコを包装する場合に、フィル
ムをU形に折り曲げ、重なった端部を縦方向に熱融着し
て上部を開口した単袋が気密性に優れていることから多
く使用されている。この単袋は袋メーカーで作り、ナメ
コ生産者の所で単袋を購入して、これを自動充填包装装
置にセットし、単袋に所定量のナメコを自動的に充填し
て包装している。
ムをU形に折り曲げ、重なった端部を縦方向に熱融着し
て上部を開口した単袋が気密性に優れていることから多
く使用されている。この単袋は袋メーカーで作り、ナメ
コ生産者の所で単袋を購入して、これを自動充填包装装
置にセットし、単袋に所定量のナメコを自動的に充填し
て包装している。
【0003】この自動充填包装装置は先に特願平5ー1
6035号として開発した。この装置は、複数枚の単袋
をストックケースにセットしておき、単袋吸着部を作動
させてストックケースの最上部の単袋を1枚だけ吸引す
る。この後、単袋搬送部のスイングシリンダーを回転さ
せて単袋を引上げた後、スイングシリンダーが伸出して
単袋をホッパーの下方まで搬送する。ホッパーの下方に
は2個のハンドチャックが設けられ、ここに搬送されて
きた単袋の両端がハンドチャックで挟持される。次に、
一方のハンドチャックが開口部に中心側に向かって沿っ
て移動して両ハンドチャックの間隔が狭められると、単
袋の開口部が少し開く。この後、吸引部が単袋の開口部
の両側から接近して吸着し、更に吸引部を後退させて開
口部を広げた状態に保持する。
6035号として開発した。この装置は、複数枚の単袋
をストックケースにセットしておき、単袋吸着部を作動
させてストックケースの最上部の単袋を1枚だけ吸引す
る。この後、単袋搬送部のスイングシリンダーを回転さ
せて単袋を引上げた後、スイングシリンダーが伸出して
単袋をホッパーの下方まで搬送する。ホッパーの下方に
は2個のハンドチャックが設けられ、ここに搬送されて
きた単袋の両端がハンドチャックで挟持される。次に、
一方のハンドチャックが開口部に中心側に向かって沿っ
て移動して両ハンドチャックの間隔が狭められると、単
袋の開口部が少し開く。この後、吸引部が単袋の開口部
の両側から接近して吸着し、更に吸引部を後退させて開
口部を広げた状態に保持する。
【0004】このように単袋の開口部を広げた状態で、
ホッパーから内容物が単袋内に定量充填される。この
後、ホッパーの下方に設けられたシール部の脱気マット
で、単袋を両側からゆっくり押して内部を脱気した後、
ヒーターで開口部を熱融着してシールを完了し、シール
した単袋をこの下方に設けた排出部から落下させる構造
となっていた。
ホッパーから内容物が単袋内に定量充填される。この
後、ホッパーの下方に設けられたシール部の脱気マット
で、単袋を両側からゆっくり押して内部を脱気した後、
ヒーターで開口部を熱融着してシールを完了し、シール
した単袋をこの下方に設けた排出部から落下させる構造
となっていた。
【0005】この構造では、単袋搬送部とホッパーが離
れた所に設けられているが、ホッパーの下方で単袋の開
口部を吸引保持し、ここでホッパーから内容物を単袋内
に充填し、更にここで内部の脱気や開口部の熱融着を行
なって、そのまま排出部から落下させる構造となってい
た。
れた所に設けられているが、ホッパーの下方で単袋の開
口部を吸引保持し、ここでホッパーから内容物を単袋内
に充填し、更にここで内部の脱気や開口部の熱融着を行
なって、そのまま排出部から落下させる構造となってい
た。
【0006】しかしながらこの構造では、ホッパーの下
方でハンドチャックに支持しながら開口部を吸引して広
げるため、ナメコのヌメリが吸引ホースに吸引され易
く、その結果、吸引ホースに吸引されたヌメリがホース
内で硬化して詰まり、開口部の吸引ができなくなる問題
があった。また単袋の開口や、内容物の充填、脱気や熱
融着などがホッパーの下の同じ場所で行なわれる構成と
なっているため、構造が複雑で製造コストが高くなる。
また脱気や熱融着は全工程の1/3の時間を占めるが、
この作業はホッパーの下で行われるため、前工程での待
機時間が長くなり高速包装ができなかった。また単袋の
開口が失敗した場合には、ナメコが充填されずそのまま
排出部から落下してしまうため、包装された単袋と直
接、落下したナメコとを後で分離しなければならずその
分離作業が面倒であった。
方でハンドチャックに支持しながら開口部を吸引して広
げるため、ナメコのヌメリが吸引ホースに吸引され易
く、その結果、吸引ホースに吸引されたヌメリがホース
内で硬化して詰まり、開口部の吸引ができなくなる問題
があった。また単袋の開口や、内容物の充填、脱気や熱
融着などがホッパーの下の同じ場所で行なわれる構成と
なっているため、構造が複雑で製造コストが高くなる。
また脱気や熱融着は全工程の1/3の時間を占めるが、
この作業はホッパーの下で行われるため、前工程での待
機時間が長くなり高速包装ができなかった。また単袋の
開口が失敗した場合には、ナメコが充填されずそのまま
排出部から落下してしまうため、包装された単袋と直
接、落下したナメコとを後で分離しなければならずその
分離作業が面倒であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、単袋の開口工程と、内容物の充填工程、および脱
気や熱融着工程を夫々別の場所で行なうことにより、待
機時間を短くして包装作業の高速化を図ると共に、開口
工程における吸引ホースの詰まりを防止して信頼性を高
め、しかも充填失敗による内容物の落下位置と、包装さ
れた単袋の排出位置を別にして区分け作業を廃止すると
共に、構造を簡素化して製造コストを低減させた自動充
填包装装置を提供するものである。
去し、単袋の開口工程と、内容物の充填工程、および脱
気や熱融着工程を夫々別の場所で行なうことにより、待
機時間を短くして包装作業の高速化を図ると共に、開口
工程における吸引ホースの詰まりを防止して信頼性を高
め、しかも充填失敗による内容物の落下位置と、包装さ
れた単袋の排出位置を別にして区分け作業を廃止すると
共に、構造を簡素化して製造コストを低減させた自動充
填包装装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動充填包装装置は、単袋の開口部側を吸着して搬送す
る単袋吸着部と、この単袋吸着部により搬送されてきた
単袋の開口部の両側を吸着する複数個の吸着パットを対
向する側面に設けた2本の平行なアームと、この両アー
ムの間隔を調整する間隔調整機構と、この間隔調整機構
に取付けられ、前記アームに保持された単袋をホッパー
の下方まで搬送する第1の搬送機構と、ホッパーから投
入された内容物を充填した単袋を両側から押圧する脱気
マットおよび、この脱気マットの上方に設けられ単袋の
開口部を熱融着するヒーターとからなるシール部と、こ
のシール部をホッパーの下方から単袋排出部まで搬送す
る第2の搬送機構とからなることを特徴とするものであ
る。
自動充填包装装置は、単袋の開口部側を吸着して搬送す
る単袋吸着部と、この単袋吸着部により搬送されてきた
単袋の開口部の両側を吸着する複数個の吸着パットを対
向する側面に設けた2本の平行なアームと、この両アー
ムの間隔を調整する間隔調整機構と、この間隔調整機構
に取付けられ、前記アームに保持された単袋をホッパー
の下方まで搬送する第1の搬送機構と、ホッパーから投
入された内容物を充填した単袋を両側から押圧する脱気
マットおよび、この脱気マットの上方に設けられ単袋の
開口部を熱融着するヒーターとからなるシール部と、こ
のシール部をホッパーの下方から単袋排出部まで搬送す
る第2の搬送機構とからなることを特徴とするものであ
る。
【0009】更に請求項2記載の自動充填包装装置は、
前記間隔調整機構と、第1および第2の搬送機構を夫々
シリンダーで形成したことを特徴とするものである。
前記間隔調整機構と、第1および第2の搬送機構を夫々
シリンダーで形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の動充填包装装置では、単袋吸着部がス
トックケース内の一番上の単袋を吸着し、間隔調整機構
に取付けた2本のアームの間に搬送される。この後、間
隔調整機構が作動してアームに取付けた吸着パットの間
で挟持する。なお単袋吸着部は吸引を停止してストック
ケースまで復帰する。この後、第1の搬送機構が作動し
て、間隔調整機構に接続した単袋搬送部により単袋がホ
ッパーを設けた充填部まで搬送されてくる。この搬送の
途中で、間隔調整機構によりアームの間隔が広がり、こ
こに取付けた吸着パットにより単袋の開口部が広げられ
る。充填部に搬送されるまでに単袋の開口部は大きく広
げられてホッパーの下方で停止する。この後、ホッパー
から充填物が単袋内に充填される。
トックケース内の一番上の単袋を吸着し、間隔調整機構
に取付けた2本のアームの間に搬送される。この後、間
隔調整機構が作動してアームに取付けた吸着パットの間
で挟持する。なお単袋吸着部は吸引を停止してストック
ケースまで復帰する。この後、第1の搬送機構が作動し
て、間隔調整機構に接続した単袋搬送部により単袋がホ
ッパーを設けた充填部まで搬送されてくる。この搬送の
途中で、間隔調整機構によりアームの間隔が広がり、こ
こに取付けた吸着パットにより単袋の開口部が広げられ
る。充填部に搬送されるまでに単袋の開口部は大きく広
げられてホッパーの下方で停止する。この後、ホッパー
から充填物が単袋内に充填される。
【0011】単袋に充填されている間、シール部が充填
部まで移動してきて単袋の両側で脱気マットが待機して
いる。充填が終了するとシール部が作動して両脱気マッ
トの間隔が狭められて、単袋の両側からゆっくり押しな
がら単袋を保持する。この後、単袋搬送部のアームに取
付けた吸着パットが吸引を停止して、単袋吸着部側に戻
って別の単袋を吸着して来る。シール部は第2の搬送機
構により充填部から単袋排出部側に向かって移動しなが
ら、脱気マットの間隔を更に狭めていき、内部の空気が
開口部から押し出されて脱気される。この後、開口部を
ヒーターで熱融着してシールが完了する。次に脱気マッ
トの間隔が広がってこれに挟持されていた単袋が開放さ
れ、下方の単袋排出部に落下してケースに溜められるよ
うになっている。また請求項2記載の、前記間隔調整機
構と、第1および第2の搬送機構を夫々シリンダーで形
成したものは、構造が簡単で動作速度の高速化を図るこ
とができる。
部まで移動してきて単袋の両側で脱気マットが待機して
いる。充填が終了するとシール部が作動して両脱気マッ
トの間隔が狭められて、単袋の両側からゆっくり押しな
がら単袋を保持する。この後、単袋搬送部のアームに取
付けた吸着パットが吸引を停止して、単袋吸着部側に戻
って別の単袋を吸着して来る。シール部は第2の搬送機
構により充填部から単袋排出部側に向かって移動しなが
ら、脱気マットの間隔を更に狭めていき、内部の空気が
開口部から押し出されて脱気される。この後、開口部を
ヒーターで熱融着してシールが完了する。次に脱気マッ
トの間隔が広がってこれに挟持されていた単袋が開放さ
れ、下方の単袋排出部に落下してケースに溜められるよ
うになっている。また請求項2記載の、前記間隔調整機
構と、第1および第2の搬送機構を夫々シリンダーで形
成したものは、構造が簡単で動作速度の高速化を図るこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図7を参
照して詳細に説明する。図において1は単袋で、これは
ストックケース2内に積み重ねてセットしてある。3は
ストックケース2の上方に取付けられた単袋吸着部、4
はこの上方に設けられた単袋搬送部、5はホッパー6を
設けた充填部、7はシール部、8は単袋排出部である。
単袋吸着部3はシリンダー10の先端に吸着パット11が取
付けられ、単袋1を吸着してシリンダー10が収縮した状
態で反転シリンダー9で90度回転して、単袋搬送部4ま
で引上げるようになっている。
照して詳細に説明する。図において1は単袋で、これは
ストックケース2内に積み重ねてセットしてある。3は
ストックケース2の上方に取付けられた単袋吸着部、4
はこの上方に設けられた単袋搬送部、5はホッパー6を
設けた充填部、7はシール部、8は単袋排出部である。
単袋吸着部3はシリンダー10の先端に吸着パット11が取
付けられ、単袋1を吸着してシリンダー10が収縮した状
態で反転シリンダー9で90度回転して、単袋搬送部4ま
で引上げるようになっている。
【0013】単袋搬送部4は、ブラケット12の上に2個
の間隔調整シリンダー13、13が対向して配置され、ここ
に2本のアーム14、14の一端側が接続され、アーム14、
14は平行に支持されている。このアーム14、14の対向す
る側面には夫々複数個の吸着パット15、15が取付けられ
ている。また2個の間隔調整シリンダー13、13を取付け
たブラケット12は、第1の搬送シリンダー17の先端に接
続され、吸着パット15、15の間で吸着保持した単袋1を
ホッパー6を設けた充填部5まで搬送するようになって
いる。
の間隔調整シリンダー13、13が対向して配置され、ここ
に2本のアーム14、14の一端側が接続され、アーム14、
14は平行に支持されている。このアーム14、14の対向す
る側面には夫々複数個の吸着パット15、15が取付けられ
ている。また2個の間隔調整シリンダー13、13を取付け
たブラケット12は、第1の搬送シリンダー17の先端に接
続され、吸着パット15、15の間で吸着保持した単袋1を
ホッパー6を設けた充填部5まで搬送するようになって
いる。
【0014】充填部5のホッパー6には図示しない定量
器が取付けられ、更にこの下方の共通ベース18には排出
部21が開口され、この下方にケース20を置くようになっ
ている。またシール部7はコ字形状の取付板22に、2個
のシリンダー23、23が対向して取付けられ、これらの先
端に押え板24が取付けられ、更にこの前面にはクッショ
ンマットで形成された脱気マット25が夫々貼付され、こ
の表面に半球状をなす多数の突起26…が間隔をおいて突
設されている。またこの脱気マット25の上方には袋押え
棒27が水平に設けられている。
器が取付けられ、更にこの下方の共通ベース18には排出
部21が開口され、この下方にケース20を置くようになっ
ている。またシール部7はコ字形状の取付板22に、2個
のシリンダー23、23が対向して取付けられ、これらの先
端に押え板24が取付けられ、更にこの前面にはクッショ
ンマットで形成された脱気マット25が夫々貼付され、こ
の表面に半球状をなす多数の突起26…が間隔をおいて突
設されている。またこの脱気マット25の上方には袋押え
棒27が水平に設けられている。
【0015】また一方の袋押え棒27の上方にはヒーター
28が取付けられ、またこれと対向する他方の袋押え棒27
の上方にはヒーター押え29が水平に設けられている。ま
た前記コ字形状の取付板22はガイドレール30に可動自在
に支持されて、第2の搬送シリンダー31の先端に取付け
られ、シール部7を充填部5から共通ベース18に開口さ
れた単袋排出部8までの間を往復動するようになってい
る。また単袋排出部8の下方には包装された単袋1を収
納するケース32を置くようになっている。
28が取付けられ、またこれと対向する他方の袋押え棒27
の上方にはヒーター押え29が水平に設けられている。ま
た前記コ字形状の取付板22はガイドレール30に可動自在
に支持されて、第2の搬送シリンダー31の先端に取付け
られ、シール部7を充填部5から共通ベース18に開口さ
れた単袋排出部8までの間を往復動するようになってい
る。また単袋排出部8の下方には包装された単袋1を収
納するケース32を置くようになっている。
【0016】上記構成の自動充填包装装置では、先ずス
トックケース2に単袋1を重ねてセットする。この後、
スイッチを入れると、図2に示すように単袋吸着部3の
吸着パット11が一番上の単袋1を吸着し、シリンダー10
が収縮して反転シリンダー9が90度回転して、仮想線で
示すように単袋搬送部4のアーム14、14の間に搬送され
る。この後、図3に示すように間隔調整シリンダー13、
13が伸出してアーム14、14に取付けた吸着パット15、15
の間で挟持する。なお単袋吸着部3の吸着パット11は吸
引を停止してストックケース2まで復帰する。
トックケース2に単袋1を重ねてセットする。この後、
スイッチを入れると、図2に示すように単袋吸着部3の
吸着パット11が一番上の単袋1を吸着し、シリンダー10
が収縮して反転シリンダー9が90度回転して、仮想線で
示すように単袋搬送部4のアーム14、14の間に搬送され
る。この後、図3に示すように間隔調整シリンダー13、
13が伸出してアーム14、14に取付けた吸着パット15、15
の間で挟持する。なお単袋吸着部3の吸着パット11は吸
引を停止してストックケース2まで復帰する。
【0017】この後、第1の搬送シリンダー17が伸出し
てこの先端に接続したブラケット12が前進する。このブ
ラケット12には間隔調整シリンダー13、13とこれに接続
したアーム14、14が設けられているので図1の位置から
図5に示すようにホッパー6を設けた充填部5まで搬送
されてくる。この搬送の途中で、間隔調整シリンダー1
3、13が収縮してアーム14、14の間隔が広がり、ここに
取付けた吸着パット15、15により単袋1の開口部19が図
4に示すように広げられる。充填部5に搬送されるまで
に開口部19は大きく広げられ、図5に示すようにホッパ
ー6の下方で停止する。この後、図示しない定量器によ
り計量されたナメコがホッパー6から単袋1内に充填さ
れる。なおこの時、開口部19が開かなかった場合には、
ナメコは排出部21から落下してケース20に溜められる。
てこの先端に接続したブラケット12が前進する。このブ
ラケット12には間隔調整シリンダー13、13とこれに接続
したアーム14、14が設けられているので図1の位置から
図5に示すようにホッパー6を設けた充填部5まで搬送
されてくる。この搬送の途中で、間隔調整シリンダー1
3、13が収縮してアーム14、14の間隔が広がり、ここに
取付けた吸着パット15、15により単袋1の開口部19が図
4に示すように広げられる。充填部5に搬送されるまで
に開口部19は大きく広げられ、図5に示すようにホッパ
ー6の下方で停止する。この後、図示しない定量器によ
り計量されたナメコがホッパー6から単袋1内に充填さ
れる。なおこの時、開口部19が開かなかった場合には、
ナメコは排出部21から落下してケース20に溜められる。
【0018】単袋1にホッパー6からナメコが充填され
ている間、図5に示すようにシール部7が充填部5まで
移動して、単袋1の両側に脱気マット25、25が待機して
いる。充填が終了すると、図6に示すようにシール部7
のシリンダー23、23が伸出して、脱気マット25、25の間
隔が狭められて、単袋1の両側からゆっくり押しながら
単袋1を保持する。この後、単袋搬送部4のアーム14、
14に取付けた吸着パット15、15の吸引を停止して、図6
に示すように単袋吸着部3側に戻って、別の単袋1を吸
着して来る。
ている間、図5に示すようにシール部7が充填部5まで
移動して、単袋1の両側に脱気マット25、25が待機して
いる。充填が終了すると、図6に示すようにシール部7
のシリンダー23、23が伸出して、脱気マット25、25の間
隔が狭められて、単袋1の両側からゆっくり押しながら
単袋1を保持する。この後、単袋搬送部4のアーム14、
14に取付けた吸着パット15、15の吸引を停止して、図6
に示すように単袋吸着部3側に戻って、別の単袋1を吸
着して来る。
【0019】一方、シール部7は第2の搬送シリンダー
31により図7に示すようにホッパー6から単袋排出部8
側に向かって移動しながら、シリンダー23、23を伸出さ
せて脱気マット25、25の間隔を更に狭めていく。この状
態で脱気マット25、25の表面には半球状をなす多数の突
起26…が間隔をおいて突設されており、しかも対向する
脱気マット25、25に突設した突起26…と位置をずらせて
あるので、ヌメリがあって流動性のあるナメコは突起26
により押されて移動しながら、内部の空気が開口部19か
ら押し出されて脱気される。
31により図7に示すようにホッパー6から単袋排出部8
側に向かって移動しながら、シリンダー23、23を伸出さ
せて脱気マット25、25の間隔を更に狭めていく。この状
態で脱気マット25、25の表面には半球状をなす多数の突
起26…が間隔をおいて突設されており、しかも対向する
脱気マット25、25に突設した突起26…と位置をずらせて
あるので、ヌメリがあって流動性のあるナメコは突起26
により押されて移動しながら、内部の空気が開口部19か
ら押し出されて脱気される。
【0020】また脱気マット25、25の前進に伴ってこれ
に取付けた袋押え棒27、27とヒーター28も前進して、開
口部19から内部の空気を排出しながら袋押え棒27、27で
開口部19の両側から挟持する。この後、加熱されたヒー
ター28とヒーター押え29とで開口部19を挟んで熱融着し
てシールが完了する。次にシリンダー23、23が後退する
と脱気マット25、25に挟持されていた単袋1が開放され
て、図1に示すように下方の単袋排出部8に落下して、
ケース32に溜められる。
に取付けた袋押え棒27、27とヒーター28も前進して、開
口部19から内部の空気を排出しながら袋押え棒27、27で
開口部19の両側から挟持する。この後、加熱されたヒー
ター28とヒーター押え29とで開口部19を挟んで熱融着し
てシールが完了する。次にシリンダー23、23が後退する
と脱気マット25、25に挟持されていた単袋1が開放され
て、図1に示すように下方の単袋排出部8に落下して、
ケース32に溜められる。
【0021】この後、シール部7は再び充填部5まで間
で戻って、図5に示すようにホッパー6から単袋1にナ
メコを充填している間、ここで待機している。以下同様
の動作を繰り返すことにより、高速で充填、包装作業を
行なうことができる。
で戻って、図5に示すようにホッパー6から単袋1にナ
メコを充填している間、ここで待機している。以下同様
の動作を繰り返すことにより、高速で充填、包装作業を
行なうことができる。
【0022】なお上記実施例では間隔調整機構となるア
ーム14、14を開閉自在に支持する間隔調整シリンダー1
3、13を用い、また第1および第2の搬送機構を夫々シ
リンダー17、31で形成した場合について説明したが、モ
ーターを用いてラックやピニオンなどにより移動させる
構造でも良い。また上記実施例ではナメコを包装する場
合について説明したが、単袋を使用するものであれば他
のものを包装する場合にも適用することができる。
ーム14、14を開閉自在に支持する間隔調整シリンダー1
3、13を用い、また第1および第2の搬送機構を夫々シ
リンダー17、31で形成した場合について説明したが、モ
ーターを用いてラックやピニオンなどにより移動させる
構造でも良い。また上記実施例ではナメコを包装する場
合について説明したが、単袋を使用するものであれば他
のものを包装する場合にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る自動充填
包装装置によれば、単袋の開口工程と、内容物の充填工
程、および脱気や熱融着工程を夫々別の場所で行なうこ
とにより、待機時間を短くして包装作業の高速化を図る
と共に、開口工程における吸引ホースの詰まりを防止し
て信頼性を高めることができる。しかも充填失敗による
内容物の落下位置と、包装された単袋の排出位置を別個
に形成しているので区分け作業を廃止できると共に、構
造を簡素化して製造コストを低減させることができる。
包装装置によれば、単袋の開口工程と、内容物の充填工
程、および脱気や熱融着工程を夫々別の場所で行なうこ
とにより、待機時間を短くして包装作業の高速化を図る
と共に、開口工程における吸引ホースの詰まりを防止し
て信頼性を高めることができる。しかも充填失敗による
内容物の落下位置と、包装された単袋の排出位置を別個
に形成しているので区分け作業を廃止できると共に、構
造を簡素化して製造コストを低減させることができる。
【図1】本発明の一実施例による自動充填包装装置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1に示す単袋吸着部と単袋搬送部を示す正面
図である。
図である。
【図3】図2に示す単袋搬送部で単袋を支持した状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図4】図3に示す単袋搬送部で支持した単袋の開口部
を開いている状態を示す正面図である。
を開いている状態を示す正面図である。
【図5】単袋にナメコを充填している状態を示す充填部
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】ナメコを充填した単袋をシール部で保持してい
る状態を示す斜視図である。
る状態を示す斜視図である。
【図7】単袋をシール部で脱気、熱融着しながら単袋排
出部まで搬送している状態を示す斜視図である。
出部まで搬送している状態を示す斜視図である。
1 単袋 2 ストックケース 3 単袋吸着部 4 単袋搬送部 5 充填部 6 ホッパー 7 シール部 8 単袋排出部 11 吸着パット 13 間隔調整シリンダー 14 アーム 15 吸着パット 17 第1の搬送シリンダー 21 排出部 24 押え板 25 脱気マット 28 ヒーター 31 第2の搬送シリンダー
Claims (2)
- 【請求項1】 単袋の開口部側を吸着して搬送する単袋
吸着部と、この単袋吸着部により搬送されてきた単袋の
開口部の両側を吸着する複数個の吸着パットを対向する
側面に設けた2本の平行なアームと、この両アームの間
隔を調整する間隔調整機構と、この間隔調整機構に取付
けられ、前記アームに保持された単袋をホッパーの下方
まで搬送する第1の搬送機構と、ホッパーから投入され
た内容物を充填した単袋を両側から押圧する脱気マット
および、この脱気マットの上方に設けられ単袋の開口部
を熱融着するヒーターとからなるシール部と、このシー
ル部をホッパーの下方から単袋排出部まで搬送する第2
の搬送機構とからなることを特徴とする自動充填包装装
置。 - 【請求項2】 間隔調整機構と、第1および第2の搬送
機構を夫々シリンダーで形成したことを特徴とする請求
項1記載の自動充填包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7056478A JPH08217001A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 自動充填包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7056478A JPH08217001A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 自動充填包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217001A true JPH08217001A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=13028212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7056478A Pending JPH08217001A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 自動充填包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217001A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000272607A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-03 | General Packer Co Ltd | 包装機 |
JP2010132303A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Furukawa Mfg Co Ltd | 包装機においてガゼット袋を開閉しまた回転させる方法及び装置 |
WO2011079572A1 (zh) * | 2009-12-31 | 2011-07-07 | 深圳安吉尔饮水产业集团有限公司 | 液体的薄膜包装封口设备 |
CN103523258A (zh) * | 2013-09-28 | 2014-01-22 | 无锡市麦杰机械工程有限公司 | 计量包装称计量筒启闭装置 |
CN105730777A (zh) * | 2016-03-16 | 2016-07-06 | 苏州和瑞科自动化科技有限公司 | 一种热封设备 |
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JP2020059523A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 日東精工株式会社 | 包装機 |
CN113911441A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-01-11 | 深圳市道元实业有限公司 | 一种食品装袋设备 |
CN113998185A (zh) * | 2021-10-15 | 2022-02-01 | 淮安市威特保鲜剂有限公司 | 一种保鲜剂的全密封包装生产线 |
CN114590447A (zh) * | 2022-04-01 | 2022-06-07 | 浙江恒兴饲料有限公司 | 一种饲料高效包装工艺及其设备 |
CN115384865A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-25 | 德清县家乐舒生物科技有限公司 | 一种淀粉包装的夹袋装置 |
CN116495236A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-07-28 | 江苏金山新材料科技有限公司 | 一种藻泥制碳的自动输送包装设备及其包装方法 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP7056478A patent/JPH08217001A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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