JPH0821667A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0821667A
JPH0821667A JP15609894A JP15609894A JPH0821667A JP H0821667 A JPH0821667 A JP H0821667A JP 15609894 A JP15609894 A JP 15609894A JP 15609894 A JP15609894 A JP 15609894A JP H0821667 A JPH0821667 A JP H0821667A
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JP
Japan
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indoor
refrigerant
detection sensor
composition ratio
high pressure
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Application number
JP15609894A
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English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
孝 金子
Masao Kurachi
正夫 蔵地
Hiroshi Kitayama
浩 北山
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH0821667A publication Critical patent/JPH0821667A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/04Refrigerant level

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非共沸混合冷媒を用いた空気調和機におい
て、アキュームレータ内の液面の高さから、循環冷媒組
成比率を予測することにより、精度良く液飽和温度を演
算し、室内機側熱交換器出口過冷却度の演算精度を向上
させ、室内側膨張弁開度を適正開度に制御することによ
り、最適な運転を行い、効率を向上するとともに、室内
機間に高低差がある場合の高位の室内機の能力不足を防
止する。 【構成】 アキュームレータ6内の液面の高さを検知す
る液面高さ検知センサー18と、循環冷媒の組成比率を
予測する循環冷媒組成比率予測装置19と、高圧側圧力
を検知する高圧側圧力センサー12と、液配管温度を検
知する液配管温度検知センサー13と、室内側熱交換器
出口過冷却度を演算する過冷却度演算手段25と、前記
室内側膨張弁の開度の制御を行う冷媒制御手段17を備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非共沸混合冷媒を用い
た空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機として、例え
ば、特開昭63−180051号公報に示されている様
な空気調和機がある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した空気調
和機について説明する。図13において、空気調和機の
室外機1は、圧縮機2、四方弁3、室外側熱交換器4、
室外側膨張弁5、アキュームレータ6から構成されてい
る。また、室内機7は、室内側膨張弁8、室内側熱交換
器9から構成されている。さらに、室外機1と室内機7
は、液管10、及び、ガス管11によって環状に接続さ
れ、冷媒回路が構成されている。
【0004】また、高圧側圧力を検知する高圧側圧力検
知センサー12と、室内側膨張弁8と室内側熱交換器9
の間に取り付けられ温度を検知する液配管温度検知セン
サー13を備え、高圧側圧力検知センサー12によって
検知した高圧側圧力と、液配管温度検知センサー13に
よって検知した液配管温度に基づき過冷却度を演算する
過冷却度演算装置15と、過冷却度演算装置15によっ
て演算した過冷却度に基づき室内側膨張弁8を制御する
冷媒制御手段17を有している。尚、室内機6は本従来
例では3台接続されており、区別する場合は添字a,
b,cを付けることにする。
【0005】次に、上記構成の空気調和機の動作につい
て、非共沸混合冷媒を使用した場合に、アキュームレー
タ6内の液冷媒溜まり込みにより、循環冷媒の組成比率
の変化が発生する、暖房運転時についてのみ説明する。
【0006】暖房運転の場合、圧縮機2により吐出され
た高温高圧ガスは、四方弁3を通って各室内側熱交換器
9に導かれ、ここで凝縮液化して室内側膨張弁8を通っ
て液管10に流入し、室外側膨張弁5で低圧二相状態ま
で減圧され、室外側熱交換器4に入り蒸発気化して、四
方弁3を介し、アキュームレータ6を通って圧縮機2に
戻り、暖房運転を行う。
【0007】この時、過冷却度演算装置15は、室内側
熱交換器9出口の過冷却度を、高圧側圧力検知センサー
12で検知した高圧側圧力より演算した液飽和温度と、
液配管温度検知センサー13で検知した温度の差として
算出し、冷媒制御手段17により、室内側膨張弁8を、
演算した過冷却度が所定値より小さくなると開度を減少
させ、また、過冷却度が所定値より大きくなると開度を
増加させることにより、室内側膨張弁8を適正開度に制
御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、非共沸混合冷媒(例えば高沸点冷媒であ
るR134aと低沸点冷媒であるR32の2種の混合冷
媒)を使用した場合に、アキュームレータ6内で、非共
沸混合冷媒が気液平衡状態となると、液側は高沸点冷媒
の組成比率が高くなり、ガス側は低沸点冷媒の組成比率
が高くなる。従って、圧縮機2はアキュームレータ6内
の低沸点冷媒に富んだガス冷媒を吸い込むため、低沸点
冷媒の組成比率が高い冷媒がサイクル内を循環する。
【0009】よって、同一圧力では、循環冷媒の液飽和
温度が低下してしまい、過冷却度演算装置15により演
算した過冷却度が、循環冷媒の過冷却度より大きくな
り、冷媒制御手段17により制御される室内側膨張弁8
の開度が適正開度より大きくなってしまう。このため、
最適な運転が行えず、効率が低下するという欠点があっ
た。
【0010】また、複数の室内機を備えた空気調和機
で、室内機間に高低差が存在している場合、例えば室内
機7aが高位に、室内機7b,7cが低位に設置されて
いる場合、低位の室内機7b,7cへの冷媒循環量が適
正量より増加し、高位の室内機7aへの冷媒循環量が減
少するため、高位の室内機7aの能力が不足するという
欠点もあった。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、非
共沸混合冷媒を使用した場合の暖房時に、循環冷媒組成
比率を予測し、精度良く液飽和温度を演算することによ
り、室内側熱交換器出口過冷却度の演算精度を向上さ
せ、室内側膨張弁の開度を適正開度に制御することによ
り、最適な運転を行い、効率を向上するとともに、室内
機間に高低差がある場合の高位の室内機の能力不足を防
止することができる空気調和機を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、四方
弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレータ
から成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器から
成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、前記
アキュームレータ内の液面の高さを検知する液面高さ検
知センサーと、前記液面高さ検知センサーによって検知
したアキュームレータ内の液面高さから、循環冷媒の組
成比率を予測する循環冷媒組成比率予測装置と、高圧側
圧力を検知する高圧側圧力センサーと、液配管温度を検
知する液配管温度検知センサーと、前記循環冷媒組成比
率予測装置によって予測した循環冷媒の組成比率と、暖
房運転時に前記高圧側圧力センサーにより検知した高圧
側圧力と、前記液配管温度検知センサーにより検知した
液配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演
算する過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手段で演
算された過冷却度に応じて前記室内側膨張弁の開度の制
御を行う冷媒制御手段を備えた構成となっている。
【0013】また、非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、
四方弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレ
ータから成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器
から成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、
高圧側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、外気
温度を検知する外気温度検知センサーと、室内負荷を検
出する室内負荷検出装置と、前記室内負荷検出装置によ
って検出した室内負荷と、前記外気温度検知センサーに
よって検知した外気温度と、前記高圧側圧力検知センサ
ーによって検知した高圧側圧力から、循環冷媒の組成比
率を予測する循環冷媒組成比率予測装置と、液配管温度
を検知する液配管温度検知センサーと、前記循環冷媒組
成比率予測装置によって予測した循環冷媒の組成比率
と、暖房運転時に前記高圧側圧力センサーにより検知し
た高圧側圧力と、前記液配管温度検知センサーにより検
知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却
度を演算する過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手
段で演算された過冷却度に応じて前記室内側膨張弁の開
度の制御を行う冷媒制御手段を備えた構成となってい
る。
【0014】また、非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、
四方弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレ
ータから成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器
から成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、
高圧側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、外気
温度を検知する外気温度検知センサーと、前記高圧側圧
力検知センサーによって検知された高圧側圧力により前
記圧縮機の運転周波数を制御する圧縮機運転周波数制手
段と、室内負荷を検出する室内負荷検出装置と、前記室
内負荷検出装置によって検出した室内負荷と、前記外気
温度検知センサーによって検知した外気温度と、前記圧
縮機の運転周波数から、循環冷媒の組成比率を予測する
循環冷媒組成比率予測装置と、液配管温度を検知する液
配管温度検知センサーと、前記循環冷媒組成比率予測装
置によって予測した循環冷媒の組成比率と、暖房運転時
に前記高圧側圧力センサーにより検知した高圧側圧力
と、前記液配管温度検知センサーにより検知した液配管
温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演算する
過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手段で演算され
た過冷却度に応じて室内側膨張弁の開度の制御を行う冷
媒制御手段を備えた構成となっている。
【0015】また、非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、
四方弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレ
ータから成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器
から成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、
高圧側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、前記
圧縮機の吐出温度を検知する吐出温度検知センサーと、
外気温度を検知する外気温度検知センサーと、前記外気
温度検知センサーによって検知した外気温度と、前記高
圧側圧力検知センサーによって検知した高圧側圧力と、
前記吐出温度検知センサーによって検知した前記圧縮機
の吐出温度から、循環冷媒の組成比率を予測する循環冷
媒組成比率予測装置と、液配管温度を検知する液配管温
度検知センサーと、前記循環冷媒組成比率予測装置によ
って予測した循環冷媒の組成比率と、暖房運転時に前記
高圧側圧力センサーにより検知した高圧側圧力と、前記
液配管温度検知センサーにより検知した液配管温度とに
より、室内側熱交換器出口過冷却度を演算する過冷却度
演算手段と、前記過冷却度演算手段で演算された過冷却
度に応じて室内側膨張弁の開度の制御を行う冷媒制御手
段を備えた構成となっている。
【0016】
【作用】本発明は上記のような構成により、非共沸混合
冷媒(例えば高沸点冷媒であるR134aと低沸点冷媒
であるR32の2種の混合冷媒)を使用した場合の暖房
時に、アキュームレータ内で、非共沸混合冷媒が気液平
衡状態となると、液側は高沸点冷媒の組成比率が高くな
り、ガス側は低沸点冷媒の組成比率が高くなる。従っ
て、圧縮機はアキュームレータ内の低沸点冷媒に富んだ
ガス冷媒を吸い込むため、アキュームレータ内の液量が
増加し液面高さが上昇すると、循環冷媒の低沸点冷媒組
成比率が高くなる。また、アキュームレータ内の液量が
減少し液面高さが低下すると、循環冷媒の低沸点冷媒の
組成比率が低くなる。よって、アキュームレータ内の液
面の高さから循環冷媒の組成比率を予測できる。そし
て、予測した循環冷媒の組成比率より、液飽和温度が精
度良く演算でき、室内側熱交換器出口過冷却度の演算精
度を向上でき、室内側膨張弁の開度を適正開度に制御で
きる。そのため、最適な運転を行い、効率を向上すると
ともに、室内機間に高低差がある場合の高位の室内機の
能力不足を防止することができる。
【0017】また、室内側の負荷、及び、外気温度が同
一である場合は、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高く
なると高圧側圧力が所定値より上昇する。また、循環冷
媒の低沸点冷媒組成比率が低くなると、高圧側圧力が所
定値より低下する。よって、室内負荷と、外気温度か
ら、高圧側圧力の所定値を求め、その所定値と、高圧側
圧力センサーによって検知された高圧側圧力との差によ
り、循環冷媒の組成比率を予測できる。そして、予測し
た循環冷媒の組成比率より、液飽和温度が精度良く演算
でき、室内側熱交換器出口過冷却度の演算精度を向上で
き、室内側膨張弁の開度を適正開度に制御できる。その
ため、最適な運転を行い、効率を向上するとともに、室
内機間に高低差がある場合の高位の室内機の能力不足を
防止することができる。
【0018】また、室内側の負荷、及び、外気温度が同
一である場合は、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高く
なると、高圧側力が上昇し、高圧側圧力により制御され
る圧縮機の運転周波数が所定値より低下する。また、循
環冷媒の低沸点冷媒組成比率が低くなると、高圧側圧力
が低下し、高圧側圧力により制御される圧縮機の運転周
波数が所定値より上昇する。よって、室内負荷と、外気
温度から、圧縮機の運転周波数の所定値を求め、その所
定値と、実際の圧縮機の運転周波数との差により、循環
冷媒の組成比率を予測できる。そして、予測した循環冷
媒の組成比率より、液飽和温度が精度良く演算でき、室
内側熱交換器出口過冷却度の演算精度を向上でき、室内
側膨張弁の開度を適正開度に制御できる。そのため、最
適な運転を行い、効率を向上するとともに、室内機間に
高低差がある場合の高位の室内機の能力不足を防止する
ことができる。
【0019】また、外気温度、及び、高圧側圧力が同一
である場合は、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高くな
ると、ガス飽和温度が低下し、吐出温度が所定値より低
下する。また、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が低くな
ると、ガス飽和温度が上昇し、吐出温度が所定値より上
昇する。よって、外気温度と、高圧側圧力から、圧縮機
の吐出温度の所定値を求め、その所定値と、吐出温度検
知センサーによって検知された圧縮機の吐出温度との差
により、循環冷媒の組成比率を予測できる。そして、予
測した循環冷媒の組成比率より、液飽和温度が精度良く
演算でき、室内側熱交換器出口過冷却度の演算精度を向
上でき、室内側膨張弁の開度を適正開度に制御できる。
そのため、最適な運転を行い、効率を向上するととも
に、室内機間に高低差がある場合の高位の室内機の能力
不足を防止することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。尚、従来と同一部分については同一符号
を付しその詳細な説明を省略する。
【0021】まず本発明の第1の実施例について図1〜
図3を用いて説明する。図1において、18はアキュー
ムレータ6内の液面の位置を検知する液面高さ検知セン
サー(例えば、複数のフロートスイッチ)である。ま
た、19は液面高さ検知センサー18によって検知した
アキュームレータ6内の液面の高さから循環冷媒の組成
比率を予測する循環冷媒組成比率予測装置である。
【0022】ここで、過冷却度演算手段25は、この冷
媒組成比率予測装置19によって予測した循環冷媒の組
成比率と、暖房運転時に高圧側圧力センサー12により
検知した高圧側圧力と、液配管温度検知センサー13に
より検知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口
過冷却度を演算し、そして、冷媒制御手段17は、過冷
却度演算手段25で演算された過冷却度に応じて室内側
膨張弁8の開度を制御を行う。
【0023】次に、このように構成された空気調和機
の、問題となっている暖房時の動作について説明する。
尚、従来例と同一構成については同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0024】まず、図2は本発明の第1の実施例におけ
る空気調和機のフローチャートであり、図3は本発明の
第1の実施例におけるアキュームレータの液面高さと循
環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係線図である。アキュ
ームレータ6内で、非共沸混合冷媒が気液平衡状態とな
ると、液側は高沸点冷媒の組成比率が高くなり、ガス側
は低沸点冷媒の組成比率が高くなり、圧縮機2はアキュ
ームレータ6内の低沸点冷媒に富んだガス冷媒を吸い込
むため、アキュームレータ6内の液量が増加し液面高さ
が上昇すると、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高くな
る。また、アキュームレータ6内の液量が減少し液面高
さが低下すると、循環冷媒の低沸点冷媒の組成比率が低
くなる。よって、アキュームレータ6の液面高さと循環
冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係は、図3の様な線図で
表わすことができる。
【0025】図2より、まず、ステップ1では、液面高
さ検知センサー16がアキュームレータ6内の液面高さ
Hを検知する。ステップ2では、アキュームレータ6内
の液面高さHを、図3に示すアキュームレータ液面高さ
と循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係線図を用いて、
循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xに換算する。ステップ
3では、高圧側圧力検知センサー12が高圧側圧力Pa
を検知する。ステップ4では、液配管温度検知センサー
13が液配管温度Taを検知する。
【0026】そして、ステップ5では、過冷却度演算装
置25が、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xと高圧側圧
力Paより換算した液飽和温度Tbと、液配管温度Ta
差を、過冷却度SCとして算出する。ステップ6では、
冷媒制御手段17が、室内側膨張弁8を、演算された過
冷却度SCに応じた開度に制御する。
【0027】この第1の実施例によれば、非共沸混合冷
媒(例えば高沸点冷媒であるR134aと低沸点冷媒で
あるR32の2種の混合冷媒)を使用した場合の暖房時
に、循環冷媒の組成比率を予測し、精度良く液飽和温度
を演算することにより、室内機側熱交換器9出口過冷却
度の演算精度を向上させ、室内側膨張弁8の開度を適正
開度に制御することができる。従って、最適な運転を行
い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差がある
場合の高位の室内機の能力不足を防止することができ
る。
【0028】次に本発明の第2の実施例について図4〜
図7を用いて説明する。図4において、14は外気温度
を検知する外気温度検知センサーである。また、16は
室内負荷を検出する室内負荷検出装置であり、本実施例
では、室内機7の運転容量と室内側膨張弁8の開度より
室内負荷の検出を行っている。また、20は室内負荷検
出装置16によって検出した室内負荷と、外気温度検知
センサー14によって検出した外気温度と、高圧側圧力
検知センサー12によって検知した高圧側圧力から、循
環冷媒の組成比率を予測する循環冷媒組成比率予測装置
である。
【0029】ここで、過冷却度演算手段25は、この冷
媒組成比率予測装置20によって予測した循環冷媒の組
成比率と、暖房運転時に高圧側圧力センサー12により
検知した高圧側圧力と、液配管温度検知センサー13に
より検知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口
過冷却度を演算し、そして、冷媒制御手段17は、過冷
却度演算手段25で演算された過冷却度に応じて室内側
膨張弁8の開度を制御を行う。
【0030】次に、このように構成された空気調和機
の、問題となっている暖房時の動作について説明する。
尚、従来例と同一構成については同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0031】まず、図5は本発明の第2の実施例におけ
る空気調和機のフローチャートであり、図6は本発明の
第2の実施例における室内負荷と外気温度と高圧側圧力
の所定値の関係線図であり、図7は本発明の第2の実施
例における高圧側圧力の検知値と所定値の差と、循環冷
媒の低沸点冷媒組成比率の関係線図である。
【0032】図5より、まず、ステップ11では、高圧
側圧力検知センサー12が高圧側圧力Paを検知する。
ステップ12では、室内負荷検出装置16が、室内の温
度が低下する、或いは、室内側ファンが強運転と設定さ
れることなどにより、室内側の負荷が増加した場合は、
冷媒制御手段により室内側膨張弁の開度が増加し、ま
た、室内の温度が上昇する、或いは、室内側ファンが弱
運転と設定されることなどにより、室内側の負荷が低下
した場合は、冷媒制御手段により室内側膨張弁の開度が
減少することを利用し、室内機7の運転容量と室内側膨
張弁8の開度から室内負荷Aを検出する。ステップ13
では、外気温度検知センサー14が外気温度Tcを検知
する。
【0033】次に、ステップ14では、循環冷媒組成比
率予測装置20が、室内負荷検出装置16が検出した室
内負荷Aと、外気温度検知センサー14が検知した外気
温度Tcを、図6に示す室内負荷と外気温度と高圧側圧
力の所定値の関係線図を用いて、高圧側圧力の所定値P
bに換算する。そして、室内側の負荷、及び、外気温度
が同一である場合は、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が
高くなると高圧側圧力が所定値より上昇し、また、循環
冷媒の低沸点冷媒組成比率が低くなると、高圧側圧力が
所定値より低下することより求められる、図7に示す高
圧側圧力の検知値と所定値の差と、循環冷媒の低沸点冷
媒組成比率の関係線図を用いて、高圧側センサー12が
検知した高圧側圧力Paと高圧側圧力の所定値Pbの差
を、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xに演算する。ステ
ップ15では、液配管温度検知センサー13が液配管温
度Taを検知する。
【0034】そして、ステップ16では、過冷却度演算
装置25が、循環冷媒組成比率予測装置20が予測した
循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xと高圧側センサー12
が検知した高圧側圧力Paより演算した液飽和温度T
bと、液配管温度Taの差を、過冷却度SCとして算出す
る。ステップ17では、冷媒制御手段17が、室内側膨
張弁8を、演算された過冷却度SCに応じた開度に制御
する。
【0035】この第2の実施例によれば、非共沸混合冷
媒(例えば高沸点冷媒であるR134aと低沸点冷媒で
あるR32の2種の混合冷媒)を使用した場合の暖房時
に、循環冷媒の組成比率を予測し、精度良く液飽和温度
を演算することにより、室内側熱交換器8出口過冷却度
の演算精度を向上させ、室内側膨張弁8の開度を適正開
度に制御することができる。従って、最適な運転を行
い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差がある
場合の高位の室内機の能力不足を防止することができ
る。
【0036】次に本発明の第3の実施例について図8〜
図11を用いて説明する。図8において、14は外気温
度を検知する外気温度検知センサーである。また、16
は室内負荷を検出する室内負荷検出装置であり、本実施
例では室内機7の運転容量と室内側膨張弁8の開度から
室内負荷の検出を行っている。また、22は圧縮機2の
運転周波数を制御する圧縮機運転周波数制手段である。
また、21は室内負荷検出装置16が検出した室内負荷
と、外気温度検知センサー14が検知した外気温度と、
圧縮機2の運転周波数から、循環冷媒の組成比率を予測
する循環冷媒組成比率予測装置である。
【0037】ここで、過冷却度演算手段25は、この冷
媒組成比率予測装置21によって予測した循環冷媒の組
成比率と、暖房運転時に高圧側圧力センサー12により
検知した高圧側圧力と、液配管温度検知センサー13に
より検知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口
過冷却度を演算し、そして、冷媒制御手段17は、過冷
却度演算手段25で演算された過冷却度に応じて室内側
膨張弁8の開度を制御を行う。
【0038】次に、このように構成された空気調和機
の、問題となっている暖房時の動作について説明する。
尚、従来例と同一構成については同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0039】まず、図9は本発明の第3の実施例におけ
る空気調和機のフローチャートであり、図10は本発明
の第3の実施例における室内負荷と外気温度と圧縮機運
転周波数の所定値の関係線図であり、図11は本発明の
第3の実施例における圧縮機運転周波数の所定値との差
と、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係線図である。
【0040】図9より、まず、ステップ21では、高圧
側圧力検知センサー12が高圧側圧力Paを検知する。
ステップ22では、室内負荷検出装置16が、室内の温
度が低下する、或いは、室内側ファンが強運転と設定さ
れることなどにより、室内側の負荷が増加した場合は、
冷媒制御手段により室内側膨張弁の開度が増加し、ま
た、室内の温度が上昇する、或いは、室内側ファンが弱
運転と設定されることなどにより、室内側の負荷が低下
した場合は、冷媒制御手段により室内側膨張弁の開度が
減少することを利用し、室内機7の運転容量と室内側膨
張弁8の開度から室内負荷Aを検出する。
【0041】次に、ステップ23では、外気温度検知セ
ンサー14が外気温度Tcを検知する。ステップ24で
は、循環冷媒組成比率予測装置21が、室内負荷検出装
置16が検知した室内負荷Aと、外気温度検知センサー
14が検知した外気温度Tcを、図10に示す室内負荷
と外気温度と圧縮機運転周波数の所定値の関係線図を用
いて、圧縮機周波数の所定値Fbに換算する。そして、
室内側の負荷、及び、外気温度が同一である場合は、循
環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高くなると高圧側圧力が
上昇し、圧縮機の運転周波数が所定値より低下し、ま
た、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が低くなると、高圧
側圧力が低下し、圧縮機の運転周波数が所定値より上昇
することより求められる、図11に示す圧縮機運転周波
数の所定値との差と、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の
関係線図を用いて、圧縮機運転周波数Faと圧縮機運転
周波数の所定値Fbの差を、循環冷媒の低沸点冷媒組成
比率Xに演算する。ステップ25では、液配管温度検知
センサー13が液配管温度Taを検知する。
【0042】そして、ステップ26では、過冷却度演算
装置25が、循環冷媒組成比率予測装置21が予測した
循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xと高圧側センサー12
が検知した高圧側圧力Paより演算した液飽和温度T
bと、液配管温度Taの差を、過冷却度SCとして算出す
る。ステップ27では、冷媒制御手段17が、室内側膨
張弁8を、演算された過冷却度SCに応じた開度に制御
する。
【0043】この第3の実施例によれば、非共沸混合冷
媒(例えば高沸点冷媒であるR134aと低沸点冷媒で
あるR32の2種の混合冷媒)を使用した場合の暖房時
に、循環冷媒組成比率を予測し、精度良く液飽和温度を
演算することにより、室内機側熱交換器8出口過冷却度
の演算精度を向上させ、室内側膨張弁8の開度を適正開
度に制御することができる。従って、最適な運転を行
い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差がある
場合の高位の室内機の能力不足を防止することができ
る。
【0044】次に本発明の第4の実施例について図12
〜図15を用いて説明する。図12において、14は外
気温度を検知する外気温度検知センサーである。また、
24は圧縮機2の吐出温度を検知する吐出温度検知セン
サーである。また、また、23は外気温度検知センサー
14が検知した外気温度と、高圧側圧力検知センサー1
2が検知した高圧側圧力と、吐出温度検知センサー24
が検知した圧縮機2の吐出温度から、循環冷媒の組成比
率を予測する循環冷媒組成比率予測装置である。
【0045】ここで、過冷却度演算手段25は、この冷
媒組成比率予測装置24によって予測した循環冷媒の組
成比率と、暖房運転時に高圧側圧力センサー12により
検知した高圧側圧力と、液配管温度検知センサー13に
より検知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口
過冷却度を演算し、そして、冷媒制御手段17は、過冷
却度演算手段25で演算された過冷却度に応じて室内側
膨張弁8の開度を制御を行う。
【0046】次に、このように構成された空気調和機
の、問題となっている暖房時の動作について説明する。
尚、従来例と同一構成については同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0047】まず、図13は本発明の第4の実施例にお
ける空気調和機のフローチャートであり、図14は本発
明の第4の実施例における外気温度と高圧側圧力と圧縮
機吐出温度の所定値の関係線図であり、図15は本発明
の第4の実施例における圧縮機吐出温度の検知値と所定
値の差と、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係線図で
ある。
【0048】図13より、まず、ステップ31では、高
圧側圧力検知センサー12が高圧側圧力Paを検知す
る。ステップ32では、吐出温度検知センサー24が圧
縮機2の吐出温度Tdを検知する。ステップ33では、
外気温度検知センサー14が外気温度Tcを検知する。
【0049】次に、ステップ34では、循環冷媒組成比
率予測装置23が、外気温度検知センサー14が検知し
た外気温度Tcと、高圧側センサー12が検知した高圧
側圧力Paと、圧縮機2の吐出温度Tdを、図14に示す
外気温度と高圧側圧力と圧縮機吐出温度の所定値の関係
線図を用いて、圧縮機の吐出温度の所定値Teに換算す
る。そして、外気温度、及び、高圧側圧力が同一である
場合は、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が高くなると、
ガス飽和温度が低下し、圧縮機の吐出温度が低下する、
また、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率が低くなると、ガ
ス飽和温度が上昇し、圧縮機の吐出温度が上昇すること
より求められる、図15に示す圧縮機吐出温度の検知値
と所定値の差と、循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係
線図を用いて、吐出温度検知センサー24が検知した圧
縮機吐出温度Tdと圧縮機吐出温度の所定値Teの差を、
循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xに演算する。ステップ
35では、液配管温度検知センサー13が液配管温度T
aを検知する。
【0050】そして、ステップ36では、過冷却度演算
装置25が、循環冷媒組成比率予測装置23が予測した
循環冷媒の低沸点冷媒組成比率Xと高圧側センサー12
が検知した高圧側圧力Paより演算した液飽和温度T
bと、液配管温度Taの差を、過冷却度SCとして算出す
る。ステップ37では、冷媒制御手段17が、室内側膨
張弁8を、演算された過冷却度SCに応じた開度に制御
する。
【0051】この第4の実施例によれば、非共沸混合冷
媒(例えば高沸点冷媒であるR134aと低沸点冷媒で
あるR32の2種の混合冷媒)を使用した場合の暖房時
に、循環冷媒組成比率を予測し、精度良く液飽和温度を
演算することにより、室内機側熱交換器8出口過冷却度
の演算精度を向上させ、室内側膨張弁8の開度を適正開
度に制御することができる。従って、最適な運転を行
い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差がある
場合の高位の室内機の能力不足を防止することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、非共沸混合冷媒
を使用した場合の暖房時に、アキュームレータ内の液面
の高さから、循環冷媒の組成比率を予測する循環冷媒組
成比率予測装置と、循環冷媒の組成比率と、高圧側圧力
と、液配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却度
を演算する過冷却度演算手段と、過冷却度に応じて室内
側膨張弁の開度制御する冷媒制御手段を備えたものであ
る。
【0053】そのため、循環冷媒の組成比率を予測し、
精度良く液飽和温度を演算することにより、室内機側熱
交換器出口過冷却度の演算精度を向上させ、室内側膨張
弁の開度を適正開度に制御することにより、最適な運転
を行い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差が
ある場合の高位の室内機の能力不足を防止することがで
きる。
【0054】また、非共沸混合冷媒を使用した場合の暖
房時に、室内負荷と、外気温度と、高圧側圧力から、循
環冷媒の組成比率を予測する循環冷媒組成比率予測装置
と、循環冷媒の組成比率と、高圧側圧力と、液配管温度
とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演算する過冷
却度演算手段と、過冷却度に応じて室内側膨張弁の開度
を制御する冷媒制御手段を備えたものである。
【0055】そのため、循環冷媒の組成比率を予測し、
精度良く液飽和温度を演算することにより、室内機側熱
交換器出口過冷却度の演算精度を向上させ、室内側膨張
弁の開度を適正開度に制御することにより、最適な運転
を行い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差が
ある場合の高位の室内機の能力不足を防止することがで
きる。
【0056】また、非共沸混合冷媒を使用した場合の暖
房時に、室内負荷と、外気温度と、高圧側圧力により制
御される圧縮機の運転周波数から、循環冷媒の組成比率
を予測する循環冷媒組成比率予測装置と、循環冷媒の組
成比率と、高圧側圧力と、液配管温度とにより、室内側
熱交換器出口過冷却度を演算する過冷却度演算手段と、
過冷却度に応じて室内側膨張弁の開度を制御する冷媒制
御手段を備えたものである。
【0057】そのため、循環冷媒の組成比率を予測し、
精度良く液飽和温度を演算することにより、室内機側熱
交換器出口過冷却度の演算精度を向上させ、室内側膨張
弁の開度を適正開度に制御することにより、最適な運転
を行い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差が
ある場合の高位の室内機の能力不足を防止することがで
きる。
【0058】また、非共沸混合冷媒を使用した場合の暖
房時に、高圧側圧力と、外気温度と、圧縮機の吐出温度
から、循環冷媒の組成比率を予測する循環冷媒組成比率
予測装置と、循環冷媒の組成比率と、高圧側圧力と、液
配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演算
する過冷却度演算手段と、過冷却度に応じて室内側膨張
弁の開度を制御する冷媒制御手段を備えたものである。
【0059】そのため、循環冷媒の組成比率を予測し、
精度良く液飽和温度を演算することにより、室内機側熱
交換器出口過冷却度の演算精度を向上させ、室内側膨張
弁の開度を適正開度に制御することにより、最適な運転
を行い、効率を向上するとともに、室内機間に高低差が
ある場合の高位の室内機の能力不足を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の冷
凍サイクル図
【図2】本発明の第1の実施例における空気調和機のフ
ローチャート
【図3】本発明の第1の実施例におけるアキュームレー
タの液面高さと循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関係を
示す特性図
【図4】本発明の第2の実施例における空気調和機の冷
凍サイクル図
【図5】本発明の第2の実施例における空気調和機のフ
ローチャート
【図6】本発明の第2の実施例における室内負荷と外気
温度と高圧側圧力の所定値の関係を示す特性図
【図7】本発明の第2の実施例における高圧側圧力の検
知値と所定値の差と循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の関
係を示す特性図
【図8】本発明の第3の実施例における空気調和機の冷
凍サイクル図
【図9】本発明の第3の実施例における空気調和機のフ
ローチャート
【図10】本発明の第3の実施例における室内負荷と外
気温度と圧縮機運転周波数の所定値の関係を示す特性図
【図11】本発明の第3の実施例における圧縮機運転周
波数の所定値との差と循環冷媒の低沸点冷媒組成比率の
関係を示す特性図
【図12】本発明の第4の実施例における空気調和機の
冷凍サイクル図
【図13】本発明の第4の実施例における空気調和機の
フローチャート
【図14】本発明の第4の実施例における高圧側圧力と
圧縮機の吐出温度の所定値の関係を示す特性図
【図15】本発明の第4の実施例における圧縮機吐出温
度の検知値と所定値の差と循環冷媒の低沸点冷媒組成比
率の関係を示す特性図
【図16】従来の空気調和機の冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 室外機 2 圧縮機 3 四方弁 4 室外側熱交換器 5 室外側膨張弁 6 アキュームレータ 7 室内機 8 室内側膨張弁 9 室内側熱交換器 12 高圧側圧力検知センサー 13 液配管温度検知センサー 14 外気温度検知センサー 16 室内負荷検出装置 17 冷媒制御手段 18 液面高さ検知センサー 19 循環冷媒組成比率予測装置 20 循環冷媒組成比率予測装置 21 循環冷媒組成比率予測装置 22 圧縮機運転周波数制御手段 23 循環冷媒組成比率予測装置 24 吐出温度検知センサー 25 過冷却度演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸本 一彦 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、四方
    弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレータ
    から成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器から
    成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、前記
    アキュームレータ内の液面の高さを検知する液面高さ検
    知センサーと、前記液面高さ検知センサーによって検知
    した前記アキュームレータ内の液面高さから、循環冷媒
    の組成比率を予測する循環冷媒組成比率予測装置と、高
    圧側圧力を検知する高圧側圧力センサーと、液配管温度
    を検知する液配管温度検知センサーと、前記循環冷媒組
    成比率予測装置によって予測した循環冷媒の組成比率
    と、暖房運転時に前記高圧側圧力センサーにより検知し
    た高圧側圧力と、前記液配管温度検知センサーにより検
    知した液配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却
    度を演算する過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手
    段で演算された過冷却度に応じて前記室内側膨張弁の開
    度の制御を行う冷媒制御手段を備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】 非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、四方
    弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレータ
    から成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器から
    成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、高圧
    側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、外気温度
    を検知する外気温度検知センサーと、室内負荷を検出す
    る室内負荷検出装置と、前記室内負荷検出装置によって
    検出した室内負荷と、前記外気温度検知センサーによっ
    て検知した外気温度と、前記高圧側圧力検知センサーに
    よって検知した高圧側圧力から、循環冷媒の組成比率を
    予測する循環冷媒組成比率予測装置と、液配管温度を検
    知する液配管温度検知センサーと、前記循環冷媒組成比
    率予測装置によって予測した循環冷媒の組成比率と、暖
    房運転時に前記高圧側圧力センサーにより検知した高圧
    側圧力と、前記液配管温度検知センサーにより検知した
    液配管温度とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演
    算する過冷却度演算手段と、前記過冷却度演算手段で演
    算された過冷却度に応じて前記室内側膨張弁の開度の制
    御を行う冷媒制御手段を備えた空気調和機。
  3. 【請求項3】 非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、四方
    弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレータ
    から成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器から
    成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、高圧
    側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、外気温度
    を検知する外気温度検知センサーと、前記高圧側圧力検
    知センサーによって検知された高圧側圧力により前記圧
    縮機の運転周波数を制御する圧縮機運転周波数制手段
    と、室内負荷を検出する室内負荷検出装置と、前記室内
    負荷検出装置によって検出した室内負荷と、前記外気温
    度検知センサーによって検知した外気温度と、前記圧縮
    機の運転周波数から、循環冷媒の組成比率を予測する循
    環冷媒組成比率予測装置と、液配管温度を検知する液配
    管温度検知センサーと、前記循環冷媒組成比率予測装置
    によって予測した循環冷媒の組成比率と、暖房運転時に
    前記高圧側圧力センサーにより検知した高圧側圧力と、
    前記液配管温度検知センサーにより検知した液配管温度
    とにより、室内側熱交換器出口過冷却度を演算する過冷
    却度演算手段と、前記過冷却度演算手段で演算された過
    冷却度に応じて前記室内側膨張弁の開度の制御を行う冷
    媒制御手段を備えた空気調和機。
  4. 【請求項4】 非共沸混合冷媒を使用し、圧縮機、四方
    弁、室外側熱交換器、室外側膨張弁、アキュームレータ
    から成る室外機と、室内側膨張弁、室内側熱交換器から
    成る室内機とを接続して環状の冷媒回路を構成し、高圧
    側圧力を検知する高圧側圧力検知センサーと、前記圧縮
    機の吐出温度を検知する吐出温度検知センサーと、外気
    温度を検知する外気温度検知センサーと、前記外気温度
    検知センサーによって検知した外気温度と、前記高圧側
    圧力検知センサーによって検知した高圧側圧力と、前記
    吐出温度検知センサーによって検知した前記圧縮機の吐
    出温度から、循環冷媒の組成比率を予測する循環冷媒組
    成比率予測装置と、液配管温度を検知する液配管温度検
    知センサーと、前記循環冷媒組成比率予測装置によって
    予測した循環冷媒の組成比率と、暖房運転時に前記高圧
    側圧力センサーにより検知した高圧側圧力と、前記液配
    管温度検知センサーにより検知した液配管温度とによ
    り、室内側熱交換器出口過冷却度を演算する過冷却度演
    算手段と、前記過冷却度演算手段で演算された過冷却度
    に応じて前記室内側膨張弁の開度の制御を行う冷媒制御
    手段を備えた空気調和機。
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