JPH08215590A - 空きびん等の分別破砕処理装置 - Google Patents
空きびん等の分別破砕処理装置Info
- Publication number
- JPH08215590A JPH08215590A JP5042495A JP5042495A JPH08215590A JP H08215590 A JPH08215590 A JP H08215590A JP 5042495 A JP5042495 A JP 5042495A JP 5042495 A JP5042495 A JP 5042495A JP H08215590 A JPH08215590 A JP H08215590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primary
- crusher
- crushing
- hammer
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C19/00—Other disintegrating devices or methods
- B02C19/0056—Other disintegrating devices or methods specially adapted for specific materials not otherwise provided for
- B02C19/0081—Other disintegrating devices or methods specially adapted for specific materials not otherwise provided for specially adapted for breaking-up bottles
- B02C19/0087—Other disintegrating devices or methods specially adapted for specific materials not otherwise provided for specially adapted for breaking-up bottles for glass bottles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/60—Glass recycling
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空きびん等のガラス製品、陶磁器、貝殻等の
被処理物を、口栓、レッテル等を分別して破砕して細粒
化する。 【構成】 一次ハンマ6を具えた一次破砕機4、一次破
砕機に接続する二次ハンマ16を具えた二次破砕機1
4、二次破砕機に接続する集塵機39からなる。一次破
砕機は、被処理物Wを破砕しやすいよう誘導板、噛み込
み防止用の調整板を具える。二次破砕機は、ハンマの柄
19が回転方向に対しひねり角を有して風圧流を起こ
し、レッテル等を分別して被処理物を破砕し、排出スク
リ−ン11から排出されかった被処理物を、さらに風圧
流で分別リタ−ン路26の衝撃及び二次誘導板27、二
次衝撃板29で分別破砕を行う。二次破砕で発生した塵
埃は、集塵機の湿式フィルタで除去する。
被処理物を、口栓、レッテル等を分別して破砕して細粒
化する。 【構成】 一次ハンマ6を具えた一次破砕機4、一次破
砕機に接続する二次ハンマ16を具えた二次破砕機1
4、二次破砕機に接続する集塵機39からなる。一次破
砕機は、被処理物Wを破砕しやすいよう誘導板、噛み込
み防止用の調整板を具える。二次破砕機は、ハンマの柄
19が回転方向に対しひねり角を有して風圧流を起こ
し、レッテル等を分別して被処理物を破砕し、排出スク
リ−ン11から排出されかった被処理物を、さらに風圧
流で分別リタ−ン路26の衝撃及び二次誘導板27、二
次衝撃板29で分別破砕を行う。二次破砕で発生した塵
埃は、集塵機の湿式フィルタで除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、廃棄物の酒びん、ビ
−ル瓶、その他のガラス製品や陶磁器製品、貝殻等の被
処理物をリサイクルするため、口栓やレッテル等の付着
物を分別して被処理物を破砕するための装置に関し、と
くに自動車や船舶に搭載して移動しながら処理できる装
置に関する。
−ル瓶、その他のガラス製品や陶磁器製品、貝殻等の被
処理物をリサイクルするため、口栓やレッテル等の付着
物を分別して被処理物を破砕するための装置に関し、と
くに自動車や船舶に搭載して移動しながら処理できる装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス製品、貝殻等を粉砕するととも
に、空きびんの口栓、レッテルなどの付着物を分別処理
してリサイクルしやすくするものとして、特公平3−1
18848で開示された「空きびん等の分別処理装置」
がある。
に、空きびんの口栓、レッテルなどの付着物を分別処理
してリサイクルしやすくするものとして、特公平3−1
18848で開示された「空きびん等の分別処理装置」
がある。
【0003】この装置は、自動車などに載せて移動には
やや不便であり、又、破砕に際し発生する塵埃等への配
慮がなされていないため、市街地での処理に問題があっ
た。又、空きびん等の被処理物の投入時に、装置内への
被処理物の流入や破砕にやや円滑を欠くうらみがあっ
た。
やや不便であり、又、破砕に際し発生する塵埃等への配
慮がなされていないため、市街地での処理に問題があっ
た。又、空きびん等の被処理物の投入時に、装置内への
被処理物の流入や破砕にやや円滑を欠くうらみがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、被処理物の空き瓶等の被処理物を再利用
しやすいように破砕して細粒化し、かつ、口栓やレッテ
ル等の付着物を破砕粒から分別するとともに、破砕分別
処理にあたって不可避的に発生する塵埃を、外部へ放出
しないようにすることにある。
とする課題は、被処理物の空き瓶等の被処理物を再利用
しやすいように破砕して細粒化し、かつ、口栓やレッテ
ル等の付着物を破砕粒から分別するとともに、破砕分別
処理にあたって不可避的に発生する塵埃を、外部へ放出
しないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、以下
の点にある。即ち、回転する一次ハンマを具えた一次破
砕機と、一次破砕機に接続されて一次ハンマと逆回転す
る二次ハンマを具えた二次破砕機と、二次破砕に接続さ
れた集塵機とからなる。
の点にある。即ち、回転する一次ハンマを具えた一次破
砕機と、一次破砕機に接続されて一次ハンマと逆回転す
る二次ハンマを具えた二次破砕機と、二次破砕に接続さ
れた集塵機とからなる。
【0006】そして一次破砕機は、被処理物の投入口か
ら斜降する誘導板と、誘導板に接続し、一次ハンマの先
端のえがく軌跡の内側に設置された円弧状の噛み込み防
止用の調整板とを具備する。
ら斜降する誘導板と、誘導板に接続し、一次ハンマの先
端のえがく軌跡の内側に設置された円弧状の噛み込み防
止用の調整板とを具備する。
【0007】二次破砕機は、破砕粒室へ連通する排出ス
クリ−ンと、回転方向に対しひねり角が設けられて風圧
流を起こす回転前面を柄に有する二次ハンマと、衝撃及
び二次誘導板とガイド板との間に形成されて、排出スク
リ−ンから排出されなかった被処理物を風圧流で送り込
み、衝撃及び二次誘導板にたたきつけるための分別リタ
−ン路と、分別リタ−ン路と連通して破砕屑室へ到るダ
クトと、分別リタ−ン路を通過した被処理物がたたきつ
けられる二次衝撃板と、二次衝撃板で反射されて落下す
る被処理物を受け入れる落下口とを具備する。
クリ−ンと、回転方向に対しひねり角が設けられて風圧
流を起こす回転前面を柄に有する二次ハンマと、衝撃及
び二次誘導板とガイド板との間に形成されて、排出スク
リ−ンから排出されなかった被処理物を風圧流で送り込
み、衝撃及び二次誘導板にたたきつけるための分別リタ
−ン路と、分別リタ−ン路と連通して破砕屑室へ到るダ
クトと、分別リタ−ン路を通過した被処理物がたたきつ
けられる二次衝撃板と、二次衝撃板で反射されて落下す
る被処理物を受け入れる落下口とを具備する。
【0008】集塵機は、破砕粒室と破砕屑室から排出さ
れる塵埃を除去する湿式フィルタを具備している。
れる塵埃を除去する湿式フィルタを具備している。
【0009】
【実施例】1はホッパで、上部側面には、空きびん等の
被処理物Wの投入口2がそれぞれ形成されている。3は
ホッパ1の底部に設けられた排出口である。4はホッパ
1内に設けられた一次破砕機で、図2、図3で示すよう
な駆動軸5に取付部材を介して取付けられた複数本の一
次ハンマ6で被処理物Wを一次破砕する。7は一次モ−
タで、ベルト、プ−リを介して駆動軸5を回転する。こ
の一次破砕機4は、毎分350〜450回転で反時計回
りに回転させる。
被処理物Wの投入口2がそれぞれ形成されている。3は
ホッパ1の底部に設けられた排出口である。4はホッパ
1内に設けられた一次破砕機で、図2、図3で示すよう
な駆動軸5に取付部材を介して取付けられた複数本の一
次ハンマ6で被処理物Wを一次破砕する。7は一次モ−
タで、ベルト、プ−リを介して駆動軸5を回転する。こ
の一次破砕機4は、毎分350〜450回転で反時計回
りに回転させる。
【0010】8は誘導板で、投入口2の下端部からホッ
パ1の中程へ斜降して延出し、投入された被処理物Wを
スム−ズに流入させる。9は調整板で、一次破砕機4の
両側で、誘導板8の末端とホッパ1の内壁とに接続され
て、一次ハンマ6の先端がえがく軌跡の半径より短い半
径で円弧状に形成されて、前記軌跡の内側に設けられて
おり、一次破砕される被処理物Wの噛み込みを防止す
る。
パ1の中程へ斜降して延出し、投入された被処理物Wを
スム−ズに流入させる。9は調整板で、一次破砕機4の
両側で、誘導板8の末端とホッパ1の内壁とに接続され
て、一次ハンマ6の先端がえがく軌跡の半径より短い半
径で円弧状に形成されて、前記軌跡の内側に設けられて
おり、一次破砕される被処理物Wの噛み込みを防止す
る。
【0011】10はホッパ1の下方に設けられたほぼ円
筒状のドラムで、上部は前記排出口3と連通し、一次破
砕機4で破砕された被処理物Wが、排出口3からドラム
10へ送り込まれる。ドラム10の底部には、被処理物
Wが破砕されて形成された破砕粒の一定外径以下のもの
を排出する、排出スクリ−ン11が設けられている。実
施例に於ける排出スクリ−ンの孔の内径は12mmであ
る。
筒状のドラムで、上部は前記排出口3と連通し、一次破
砕機4で破砕された被処理物Wが、排出口3からドラム
10へ送り込まれる。ドラム10の底部には、被処理物
Wが破砕されて形成された破砕粒の一定外径以下のもの
を排出する、排出スクリ−ン11が設けられている。実
施例に於ける排出スクリ−ンの孔の内径は12mmであ
る。
【0012】12は不可避的に被処理物Wに混入する鉄
屑など異物の排出蓋で、油圧シリンダ13で自動的に開
閉される。排出蓋12は、排出スクリ−ン11に隣接し
て設けられ、本装置の運転開始、又はその終了時に開閉
して、異物を後述する屑箱へ排出する。
屑など異物の排出蓋で、油圧シリンダ13で自動的に開
閉される。排出蓋12は、排出スクリ−ン11に隣接し
て設けられ、本装置の運転開始、又はその終了時に開閉
して、異物を後述する屑箱へ排出する。
【0013】排出蓋12の作動は、手動によっても可能
である。しかし、本装置の運転行程上自動開閉が求めら
れるため、一定の運転時間にセットして、油圧シリンダ
13により制御せしめて適宜異物を排出することによっ
て、後述の二次破砕機14を保全する。
である。しかし、本装置の運転行程上自動開閉が求めら
れるため、一定の運転時間にセットして、油圧シリンダ
13により制御せしめて適宜異物を排出することによっ
て、後述の二次破砕機14を保全する。
【0014】14はドラム10内に設けられた二次破砕
機であって、一次破砕機4で破砕された被処理物Wをさ
らに完全に破砕するとともに、被処理物Wと口栓や付着
したレッテル等を破砕屑として分別する。15はその駆
動軸で、複数の二次ハンマ16が取付けられていてい
る。17は二次モ−タで、ベルト、プ−リを介して駆動
軸15を回転させる。この二次破砕機14は、一次破砕
機4に比べて高速で逆回転するもので、時計回りに毎分
700〜850回転する。
機であって、一次破砕機4で破砕された被処理物Wをさ
らに完全に破砕するとともに、被処理物Wと口栓や付着
したレッテル等を破砕屑として分別する。15はその駆
動軸で、複数の二次ハンマ16が取付けられていてい
る。17は二次モ−タで、ベルト、プ−リを介して駆動
軸15を回転させる。この二次破砕機14は、一次破砕
機4に比べて高速で逆回転するもので、時計回りに毎分
700〜850回転する。
【0015】図4ないし図7は、二次ハンマ16の詳細
を示している。18は取付台で、駆動軸15に取付部材
を介して取付けられており、取付台18上には柄19が
突設されている。この柄19の先端には、直角三角形状
のヘッド20が設けられている。柄19は、その回転方
向に対してひねり角(実施例では45度)を有する回転
前面21を有している。従って、二次ハンマ16の回転
により風圧流を起こす。さらに図4で示すように、隣り
合う二次ハンマ16a、16bは、ひねり角が互いに逆
向き(回転前面21の延長面が交差する)ように取付け
られて、風圧を高めて破砕物の流れを均一にするととも
に、ドラム10の内壁の保護を図っている。
を示している。18は取付台で、駆動軸15に取付部材
を介して取付けられており、取付台18上には柄19が
突設されている。この柄19の先端には、直角三角形状
のヘッド20が設けられている。柄19は、その回転方
向に対してひねり角(実施例では45度)を有する回転
前面21を有している。従って、二次ハンマ16の回転
により風圧流を起こす。さらに図4で示すように、隣り
合う二次ハンマ16a、16bは、ひねり角が互いに逆
向き(回転前面21の延長面が交差する)ように取付け
られて、風圧を高めて破砕物の流れを均一にするととも
に、ドラム10の内壁の保護を図っている。
【0016】22はケ−シングで、ホッパ1の底部及び
二次破砕機14のドラム10を内包する。23は隔壁
で、ケ−シング22を破砕粒室24と破砕屑室25とに
二分する。前記排出蓋12は、この破砕屑室25へ開
く。
二次破砕機14のドラム10を内包する。23は隔壁
で、ケ−シング22を破砕粒室24と破砕屑室25とに
二分する。前記排出蓋12は、この破砕屑室25へ開
く。
【0017】26はドラム10と連通する分別リタ−ン
路で、内側に設けられた衝撃及び二次誘導板27と、外
側に設けられたガイド板28との間に形成されている。
又、29は分別リタ−ン路26の上方に設けられた二次
衝撃板である。この分別リタ−ン路26は、従来不十分
であった口栓、レッテル等の破砕屑と、破砕されて粒化
した製品との分別を、より完全にするため設けられたも
のである。
路で、内側に設けられた衝撃及び二次誘導板27と、外
側に設けられたガイド板28との間に形成されている。
又、29は分別リタ−ン路26の上方に設けられた二次
衝撃板である。この分別リタ−ン路26は、従来不十分
であった口栓、レッテル等の破砕屑と、破砕されて粒化
した製品との分別を、より完全にするため設けられたも
のである。
【0018】即ち、衝撃及び二次誘導板27の下端と、
ガイド板28の下端との間に形成される入口26′を、
二次ハンマ16の風圧流に押されて通過した、レッテル
等の付着した被処理物Wの破片は、この衝撃及び二次誘
導板27にたたきつけられてレッテル等を分離し又口栓
等をさらに破砕する。分離した破砕屑は、分別リタ−ン
路26を通過して、ケ−シング22とガイド板28との
間に形成される、ダクト30を通って落下する。31は
出し入れ自在な屑排出箱で、排出蓋12及びダクト30
から落下した破砕屑が収容され、適宜排出される。な
お、入口26′は、上下の間隔が約25〜30mm、左
右の間隔が約15mmである。
ガイド板28の下端との間に形成される入口26′を、
二次ハンマ16の風圧流に押されて通過した、レッテル
等の付着した被処理物Wの破片は、この衝撃及び二次誘
導板27にたたきつけられてレッテル等を分離し又口栓
等をさらに破砕する。分離した破砕屑は、分別リタ−ン
路26を通過して、ケ−シング22とガイド板28との
間に形成される、ダクト30を通って落下する。31は
出し入れ自在な屑排出箱で、排出蓋12及びダクト30
から落下した破砕屑が収容され、適宜排出される。な
お、入口26′は、上下の間隔が約25〜30mm、左
右の間隔が約15mmである。
【0019】一方レッテル等の破砕屑を分離されなかっ
た被処理物Wは、風圧流により二次衝撃板29にたたき
つけられ、一部は分別リタ−ン路26へ、一部はドラム
10の上端と衝撃及び二次誘導板27との間に形成され
た落下口32から、重力によってドラム10内へ落下
し、二次破砕機14により再度粉砕されるとともに、依
然付着するレッテルなどの破砕屑を分別する。
た被処理物Wは、風圧流により二次衝撃板29にたたき
つけられ、一部は分別リタ−ン路26へ、一部はドラム
10の上端と衝撃及び二次誘導板27との間に形成され
た落下口32から、重力によってドラム10内へ落下
し、二次破砕機14により再度粉砕されるとともに、依
然付着するレッテルなどの破砕屑を分別する。
【0020】33は高所用破砕粒排出コンベヤであっ
て、バケットコンベヤが用いられている。又34は低所
用破砕粒排出用コンベヤで、スクリュ−コンベヤが用い
られている。これら両コンベヤ33、34は、ともに破
砕粒室24に設置されており、又それぞれ必要粒子を選
別する、図示しない粒子選別機へ接続されている。
て、バケットコンベヤが用いられている。又34は低所
用破砕粒排出用コンベヤで、スクリュ−コンベヤが用い
られている。これら両コンベヤ33、34は、ともに破
砕粒室24に設置されており、又それぞれ必要粒子を選
別する、図示しない粒子選別機へ接続されている。
【0021】なお、35はホッパ1の上部に設けられた
給水栓で、本装置の運転終了後の装置の水洗に使用され
る。36は水抜きコックで、ケ−シング22の底部に設
けられている。又、37は破砕粒室24の、38は破砕
屑室25のそれぞれ上部に設けられた集塵路で、いずれ
も図8で示す集塵機39へ接続されている。
給水栓で、本装置の運転終了後の装置の水洗に使用され
る。36は水抜きコックで、ケ−シング22の底部に設
けられている。又、37は破砕粒室24の、38は破砕
屑室25のそれぞれ上部に設けられた集塵路で、いずれ
も図8で示す集塵機39へ接続されている。
【0022】集塵機39を説明すると、40はそのケ−
シングで、上部には給水栓41が、底部には水抜きコッ
ク42がそれぞれ取付けられている。43は送風機であ
って、前記の集塵路37、38がそれぞれ接続されて、
破砕粒室24、破砕屑室25で発生した塵埃を、ケ−シ
ング40内へ送り込む。
シングで、上部には給水栓41が、底部には水抜きコッ
ク42がそれぞれ取付けられている。43は送風機であ
って、前記の集塵路37、38がそれぞれ接続されて、
破砕粒室24、破砕屑室25で発生した塵埃を、ケ−シ
ング40内へ送り込む。
【0023】44はチェ−ンフィルタを用いた湿式フィ
ルタで、下部を水中にして上下方向に立設されている。
45は自由回転する2個のブラシで、水中に上下に取付
けられて湿式フィルタ44に摺接し、付着した塵埃を除
去する。46は乾式のフィルタで、湿式フィルタ44を
挟んで送風機43の反対側のケ−シング40の上部に設
けられている。従って、破砕により生じた塵埃は、両フ
ィルタ44、46により2段に除去されて、浄化された
空気は外部へ排出される。
ルタで、下部を水中にして上下方向に立設されている。
45は自由回転する2個のブラシで、水中に上下に取付
けられて湿式フィルタ44に摺接し、付着した塵埃を除
去する。46は乾式のフィルタで、湿式フィルタ44を
挟んで送風機43の反対側のケ−シング40の上部に設
けられている。従って、破砕により生じた塵埃は、両フ
ィルタ44、46により2段に除去されて、浄化された
空気は外部へ排出される。
【0024】なお、47は送風機39、湿式フィルタ4
4をプ−リ、ベルトを介して駆動する集塵機モ−タ、又
48は水ゲ−ジである。
4をプ−リ、ベルトを介して駆動する集塵機モ−タ、又
48は水ゲ−ジである。
【0025】
【発明の効果】空きびん等の被処理物を2段により破砕
し、さらに二次破砕でも付着しているレッテル等の破砕
屑を、衝撃及び二次誘導板、二次衝撃板により分別を完
全にしたため、破砕粒の利用価値が高い。
し、さらに二次破砕でも付着しているレッテル等の破砕
屑を、衝撃及び二次誘導板、二次衝撃板により分別を完
全にしたため、破砕粒の利用価値が高い。
【0026】湿式フィルタを具えた集塵機を付設して、
被処理物の破砕時に不可避的に発生する塵埃を外部へ放
出させないため、市街地でも運転が可能である。従っ
て、自動車などに載られるよう小型化すれば、移動しな
がら被処理物を処理できる。さらに鋼板製、アルミ製空
き缶等の圧縮機を並設すれば、空き瓶等とともに複合処
理が可能になる。
被処理物の破砕時に不可避的に発生する塵埃を外部へ放
出させないため、市街地でも運転が可能である。従っ
て、自動車などに載られるよう小型化すれば、移動しな
がら被処理物を処理できる。さらに鋼板製、アルミ製空
き缶等の圧縮機を並設すれば、空き瓶等とともに複合処
理が可能になる。
【図1】装置の断面図である。
【図2】一次ハンマの駆動軸への配設を示す側面図であ
る。
る。
【図3】一次ハンマの正面図である。
【図4】二次ハンマの駆動軸への配設を示す平面図であ
る。
る。
【図5】二次ハンマの拡大平面図である。
【図6】二次ハンマの正面図である。
【図7】二次ハンマの側面図である。
【図8】集塵機の断面図である。
【符号の説明】 1 ホッパ 4 一次破砕機 6 一次ハンマ 8 誘導板 9 調整板 10 ドラム 14 二次破砕機 16 二次ハンマ 24 破砕粒室 25 破砕屑室 26 分別リタ−ン路 27 衝撃及び二次誘導板 29 二次衝撃板 32 落下口 39 集塵機 43 送風機 44 湿式フィルタ 46 フィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する一次ハンマを具えた一次破砕機
と、一次破砕機に接続されて一次ハンマと逆回転する二
次ハンマを具えた二次破砕機と、二次破砕機に接続され
た集塵機とからなり、一次破砕機は、被処理物の投入口
から斜降する誘導板と、誘導板に接続し、一次ハンマの
先端のえがく軌跡の内側に設置された円弧状の噛み込み
防止用の調整板とを具備し、二次破砕機は、破砕粒室へ
連通する排出スクリ−ンと、回転方向に対しひねり角が
設けられて風圧流を起こす回転前面を柄に有する二次ハ
ンマと、衝撃及び二次誘導板とガイド板との間に形成さ
れて、排出スクリ−ンから排出されなかった被処理物を
風圧流で送り込み、衝撃及び二次誘導板にたたきつける
ための分別リタ−ン路と、分別リタ−ン路と連通して破
砕屑室へ到るダクトと、分別リタ−ン路を通過した被処
理物がたたきつけられる二次衝撃板と、二次衝撃板で反
射されて落下する被処理物を受け入れる落下口とを具備
し、集塵機は、破砕粒室と破砕屑室からから排出される
塵埃を除去する湿式フィルタを具備している空きびん等
の分別破砕処理装置。 - 【請求項2】 二次ハンマは、隣合う二次ハンマの回転
前面が、互いにその延長面が交差するよう取付けられて
いる請求項1の空きびん等の分別破砕処理装置。 - 【請求項3】 湿式フィルタは、下部を水中にして立設
されて回転するとともに、水中に設置されて湿式フィル
タに摺接して自由回転するブラシを具備する請求項1の
空きびん等の分別破砕処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042495A JP2939712B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 空きびん等の分別破砕処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042495A JP2939712B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 空きびん等の分別破砕処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215590A true JPH08215590A (ja) | 1996-08-27 |
JP2939712B2 JP2939712B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=12858493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5042495A Expired - Fee Related JP2939712B2 (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 空きびん等の分別破砕処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939712B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000197831A (ja) * | 1999-01-06 | 2000-07-18 | Hirata Kogyosho:Kk | 割れ物破砕機及び割れ物破砕分別装置 |
CN102806116A (zh) * | 2012-08-31 | 2012-12-05 | 太仓市旭冉机械有限公司 | 一种双箱粉碎机 |
CN103084374A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-08 | 上海交通大学 | 内盛液体玻璃瓶破碎分离回收处理装置 |
CN104014389A (zh) * | 2014-06-17 | 2014-09-03 | 四川皇龙智能破碎技术股份有限公司 | 可自动分选硬物的自选式破碎机 |
CN105435903A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-30 | 成都万基电力设备制造有限公司 | 一种可逆式破碎机 |
KR101665501B1 (ko) * | 2016-04-04 | 2016-10-13 | 한국지질자원연구원 | 폐차 잔재물 선별장치 및 이를 이용한 선별방법 |
KR101670448B1 (ko) * | 2015-06-16 | 2016-10-28 | 안두혁 | 골재 및 광물 파쇄 장치 |
CN109331919A (zh) * | 2018-12-22 | 2019-02-15 | 杭州乐守科技有限公司 | 一种易于排料的报废汽车回收时的玻璃破碎设备 |
CN117414932A (zh) * | 2023-12-18 | 2024-01-19 | 陕西宝凯德环保有限公司 | 一种包装玻璃瓶次品粉碎回收设备 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108554502A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-09-21 | 崔浩轩 | 用于碳粉制作木炭的高效破碎处理设备 |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP5042495A patent/JP2939712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000197831A (ja) * | 1999-01-06 | 2000-07-18 | Hirata Kogyosho:Kk | 割れ物破砕機及び割れ物破砕分別装置 |
CN102806116A (zh) * | 2012-08-31 | 2012-12-05 | 太仓市旭冉机械有限公司 | 一种双箱粉碎机 |
CN103084374A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-08 | 上海交通大学 | 内盛液体玻璃瓶破碎分离回收处理装置 |
CN103084374B (zh) * | 2013-01-21 | 2014-12-24 | 上海交通大学 | 内盛液体玻璃瓶破碎分离回收处理装置 |
CN104014389A (zh) * | 2014-06-17 | 2014-09-03 | 四川皇龙智能破碎技术股份有限公司 | 可自动分选硬物的自选式破碎机 |
KR101670448B1 (ko) * | 2015-06-16 | 2016-10-28 | 안두혁 | 골재 및 광물 파쇄 장치 |
CN105435903A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-30 | 成都万基电力设备制造有限公司 | 一种可逆式破碎机 |
KR101665501B1 (ko) * | 2016-04-04 | 2016-10-13 | 한국지질자원연구원 | 폐차 잔재물 선별장치 및 이를 이용한 선별방법 |
CN109331919A (zh) * | 2018-12-22 | 2019-02-15 | 杭州乐守科技有限公司 | 一种易于排料的报废汽车回收时的玻璃破碎设备 |
CN117414932A (zh) * | 2023-12-18 | 2024-01-19 | 陕西宝凯德环保有限公司 | 一种包装玻璃瓶次品粉碎回收设备 |
CN117414932B (zh) * | 2023-12-18 | 2024-03-08 | 陕西宝凯德环保有限公司 | 一种包装玻璃瓶次品粉碎回收设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2939712B2 (ja) | 1999-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6527206B1 (en) | Method for processing mixed waste, processing plant and buffer silos therefor | |
US4070202A (en) | Method and apparatus for separating solid materials | |
JP2939712B2 (ja) | 空きびん等の分別破砕処理装置 | |
KR101464647B1 (ko) | 골재-미분말 선별 생산 장치 | |
KR100683269B1 (ko) | 유리모래 제조방법 및 장치 | |
US3814332A (en) | Apparatus for crushing fragile material | |
US4178232A (en) | Apparatus for separating solid materials | |
CN100406126C (zh) | 金属罐回收系统 | |
US4730790A (en) | Waste material classifying and reducing apparatus | |
US6446886B2 (en) | Method for producing glass sands and system therefor | |
JP7204342B2 (ja) | 粒子から成る材料混合物を均質化および分離するための装置 | |
US3844491A (en) | Material reclaiming and classifying apparatus | |
JPH06320112A (ja) | 選別装置 | |
CN214723445U (zh) | 涂塑复合钢管抛丸除锈装置 | |
JP2005001325A (ja) | Petボトルキャップ除去装置及び方法 | |
JP4010632B2 (ja) | 選別装置及び方法 | |
KR200289802Y1 (ko) | 풍력 선별장치 | |
JPH03118848A (ja) | 空びん等の分別処理装置 | |
KR100519502B1 (ko) | 건설폐기물을 이용한 재생골재 제조용 오토스크러빙밀 장치 | |
JPH04250877A (ja) | 混合廃棄物の分離回収方法及び装置 | |
JP2007061771A (ja) | ペットボトル破砕処理装置用ホッパー | |
FR2710557A1 (fr) | Installation pour la fragmentation des rébuts et déchets carbonés d'une usine de production d'aluminium. | |
CN104369112A (zh) | 带钢抛丸系统 | |
JPH08318172A (ja) | ガラス等破砕装置およびガラス等の細粉砕方法 | |
KR102597523B1 (ko) | 공기 순환방식의 미분 선별이 우수한 건식 순환 잔골재 생산장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |