JPH08215132A - 除塵用粘着テ−プまたはシ−ト及び除塵装置 - Google Patents

除塵用粘着テ−プまたはシ−ト及び除塵装置

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JPH08215132A
JPH08215132A JP4491995A JP4491995A JPH08215132A JP H08215132 A JPH08215132 A JP H08215132A JP 4491995 A JP4491995 A JP 4491995A JP 4491995 A JP4491995 A JP 4491995A JP H08215132 A JPH08215132 A JP H08215132A
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JP
Japan
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dust
adhesive layer
pressure
tape
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JP4491995A
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English (en)
Inventor
Tsunetaka Sakurai
恒孝 櫻井
Masaharu Morita
正治 森田
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成・作用効果】 テ−プ状またはシ−ト状の紙層1
の表面に、ポリエチレンラミネ−ト等のプラスチック処
理層2を設けた基材3を形成する。この基材3の片面に
粘着剤層4を設け、他面に剥離剤層5を設ける。この剥
離剤層5の剥離剤は、長鎖アルキル基含有ポリマ−など
の非シリコン系剥離剤で形成されている。この粘着テ−
プまたはシ−トは、粘着剤層が表側になるように巻回し
または積層される。上記非シリコン系剥離剤は、その剥
離剤層からの脱離、粘着剤層への移行がなく、この粘着
剤層によってプリント基盤等から、微細な塵埃までも確
実に粘着、除去することができる。プラスチック処理層
によって基材を切断するときに紙粉などが発生すること
もない

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除塵用の粘着テ−プまた
はシ−ト及び除塵装置に関するもので、特に、プリント
基板、液晶板などの各種電子部品、ネ−ムプレ−ト等に
付着している微細な塵埃までも除去しようとするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】プリント基板、液晶板、ネ−ムプレ−ト
などの表面に塵埃が付着していると、印刷した配線パタ
−ンや文字、記号などの一部が欠けたり、表面に傷が付
いたりして不都合が多く、表面に付着している微細な塵
埃もきれいに除去する必要が生ずる。そこで、粘着ロ−
ルをプリント基板等に直接に接触させて、粘着ロ−ルの
粘着剤に塵埃を付着させて除去するようにしたものがあ
る。
【0003】こうした粘着ロ−ルの多くは、紙を基材と
し、その一面に粘着剤層を、他面にシリコン剥離剤層を
形成して、その粘着剤層が表面になるように巻回してい
る。しかし、このシリコン剥離剤は脱離し易く、これと
接している粘着剤層へ移行して粘着作用を弱めると共
に、粘着剤層へ移行したシリコン剥離剤が更に清浄にす
べきプリント基板等の側へ移動して、これを汚染してし
まうことも多い。また、この巻回した粘着ロ−ルの粘着
剤層に多くの塵埃が付着したときには、これを巻戻して
汚れた部分を切取り、きれいな粘着剤層を露出させて使
用するが、これを切取るときに、基材の紙繊維などの紙
粉やタルクなどのコ−テイング材などが飛散して汚染の
原因ともなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、剥離剤の脱離
や粘着剤層への移行もなく、充分な粘着作用を維持し、
また粘着テ−プまたはシ−トの基材からの埃りの発生も
なく、微細な塵埃も確実に除去することができるような
除塵用の粘着テ−プまたはシ−ト及び除塵装置を得よう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テ−プ状また
はシ−ト状の基材の一面に粘着剤層を形成し、他面に形
成する剥離剤層には非シリコン系の剥離剤を用いる。そ
して、これを巻回または積層して除塵用の粘着テ−プま
たはシ−トにする。また、上記基材の一面に粘着剤層を
形成し、この粘着剤層を他のテ−プまたはシ−トで覆
い、これが粘着剤層と当接する面に非シリコン系剥離剤
層を設けて除塵用の粘着テ−プまたはシ−トにする。
【0006】又、上記基材はその紙製の芯層の両面また
は剥離剤層側の一面にプラスチック処理層を形成し、こ
の粘着テ−プやシ−トを切断したときにも紙製の基材か
ら埃の発生することがないようなものを得る。更に、プ
リント基盤等に清浄ローラーを接触させて塵埃を付着さ
せ、次にこの清浄ローラー上に当接させた上記粘着テー
プにその塵埃を移動させるようにし、この装置によって
除塵を確実に行うようにする。
【0007】
【実施例】以下、実施例と共に本発明の詳細について述
べると、上質紙、無塵紙、グラシン紙その他のテ−プ状
またはシ−ト状の紙層1の両面にプラスチック処理層2
を設け、こうした基材3の一面に粘着剤層4を形成し、
他面に剥離剤層5を設ける。上記プラスチック処理層2
は、紙層1の表面にポリエチレンその他のプラスチック
をラミネートしたり、コーティングしたり、含浸処理し
たり、転写したり、噴霧処理したり、その他の適宜の方
法で形成することができる。
【0008】図のものでは、上記プラスチック処理層2
を、紙層1の両面にポリエチレンラミネ−トすることに
よって形成している。このプラスチック処理層2の厚さ
は、約5〜50μ程度、好ましくは約10〜25μ程度
とし、この両フイルム層と紙層の合計厚さを約20〜2
00μ程度、好ましくは約30〜150μ程度にすると
よい。
【0009】上記粘着剤層4には、アクリル系、ゴム
系、ビニル系、シリコン系その他の粘着剤を使用するこ
とができ、その粘着剤も溶媒系、エマルジョン系のもの
を適宜用いることができる。この粘着剤層の厚さは、約
5〜50μ程度、好ましくは約5〜20μ程度にすると
よいことが多い。
【0010】上記剥離剤層5は、非シリコン系の剥離剤
を塗布等して形成される。こうした非シリコン系剥離剤
には、例えば、オクタデシルアクリル酸エステル・アク
リル酸共重合体、オクタデシルアクリル酸エステル・ア
クリロニトリル・メチルアクリレ−ト共重合体、オクタ
デシルメタアクリレ−ト・アクリルニトリル共重合体、
オクタデシルアクリル酸アミド・アクリル酸またはアク
リロニトリル共重合体、オクタデシルメタクリレ−ト・
メチルメタクリレ−ト共重合体、オクタデシルアクリレ
−ト・メチルメタクリレ−ト・ブチルアクリレ−ト共重
合体、マレイン酸オクタデシル誘導体・メチルアクリレ
−トまたはスチレン共重合体、オクタデシルビニルエ−
テル・アクリル酸またはアクリロニトリル共重合体など
のビニル化合物、また、セルロ−ストリステアレ−ト、
ポリビニルステアレ−ト、ポリビニルカルバメ−ト、セ
ルロ−スカルバメ−ト、ポリエステルやポリエステルア
ミドやポリアミドなどとC1837NCOとの反応物、ア
セタ−ル樹脂とC1837NCOとの反応物、ポリエチレ
ンイミンとC1837NCOとの反応物、ポリエチレンイ
ミンとC1735COClとの反応物などのポリマ−の長
鎖アルキル化合物その他の長鎖アルキル基含有ポリマ−
がある。
【0011】こうした長鎖アルキル基含有ポリマ−は、
通例、トルエン、キシレン、酢酸エチルなどに溶解さ
せ、上記粘着剤層とは反対面のプラスチック処理層上に
乾燥量において約0.1〜10g/m2 程度、好ましくは
約0.1〜1g/m2 程度塗布するとよいことが多い。
【0012】又、エチレン/ビニルアルコ−ル共重合体
とC1735COClとの反応物、エチレン/ビニルアル
コ−ル共重合体とC1837NCOとの反応物なども使用
できる。更に、塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重
合体、ビニルエステル・アルキルマレ−ト共重合体およ
び塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ−ル三元共重
合体もしくは、酢酸ビニル・ビニルアルコ−ル共重合体
もしくはポリエステルの混合物からなる剥離剤も上記と
同様にして使用することができる。
【0013】上記の如き粘着テ−プ6またはシ−トの全
体の厚さは約40〜300μ程度、好ましくは約50〜
250μ程度とし、その幅を、例えば、約5〜1200
mm程度にするとよい。こうしたテ−プ等は、通例、内径
が約20〜125mm程度で、肉厚を約1〜50mm程度と
したアルミニウム、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリカ−ボネ−ト樹脂、MCナイロンなどによって形成
した巻芯7にその粘着剤層4が表面になるようにして巻
回し粘着テ−プロ−ル8にすることができる。上記の如
き巻芯によれば、ここからの塵埃の発生が見られず好適
である。
【0014】この粘着テープロールは、通常、巻回方向
とは反対側に回転させながら、プリント基盤等の表面に
順次接触して行くようにすると、プリント基盤等の表面
に存在する塵埃の微細な物までその粘着剤層に付着させ
て、きれいに除塵することができる。
【0015】図3に示すものは、上記プリント基盤10
などを対向して配置した清浄ロ−ラ−11の間を通し
て、プリント基盤上に付着している微細な塵埃までも該
清浄ロ−ラ−11側へ除去する。こうした清浄ロ−ラ−
は、その表面をシリコンゴム等で形成し、プリント基盤
等の上に付着している塵埃を吸着するようにして除去す
るものがある。また、ポリウレタンや塩化ビニルなどの
粘着性を有する材料で形成し、塵埃を付着させて除去す
るものがある。更に、静電気的にこのローラーで塵埃を
付着させるものでもよい。
【0016】図示の清浄ロ−ラ−11はシリコンゴムで
形成され、上記巻回した粘着テ−プロ−ル8が接触しな
がら、テープの巻回方向とは逆方向に回転するようにし
ている。上記プリント基盤の表面にある塵埃は、粘着テ
ープロール8と清浄ローラー11が共に回転し、順次、
接触、離脱する際に生じる清浄ローラーの表面に起こる
静電気によって清浄ロ−ラ−へ移動する。更に、この清
浄ロ−ラ−に移動して付着している塵埃は、これと接触
しながら回転する粘着テ−プロール8の粘着剤層4に付
着、移行して取除かれる。こうして、プリント基盤の連
続的な除塵処理が可能となる。
【0017】一定量のプリント基盤等を処理し、粘着テ
−プの粘着性が低下して来たら、この粘着テ−プを巻戻
して、塵埃が付着している部分を切除くようにすると、
新しい粘着剤層が現われるので、再び同様にして使用す
ることができる。この新しく露出された粘着剤層は、こ
れまで該テ−プの剥離剤層と接触していたけれども、こ
の剥離剤層が非シリコン系剥離剤で形成されているの
で、シリコン系剥離剤のようにシリコンが剥離剤層から
脱離して、粘着剤層へ移行するようなことがないから、
上記清浄ロ−ラ−の能力の低下を招いたり、清浄ロ−ラ
−を介してプリント基盤を逆に汚染するようなこともな
い。上記非シリコン系剥離剤層から剥した粘着剤層は、
後記するその残留粘着率が約100〜90%程度、好ま
しくは約100〜95%程度にする。これによって、粘
着剤層の粘着作用は確実に保持され、塵埃の効果的な除
去ができる。
【0018】また、上記粘着テ−プの基材は、紙層1の
両面にポリエチレンラミネ−ト等のプラスチック処理層
2を設けているから、紙層の繊維が脱離してくるような
ことがなく、特にこのテ−プを切断したときにも紙の繊
維が飛散して塵埃を発生させるようなこともなく、更に
確実に除塵を行うことができる。上記粘着テ−プの巻芯
7は、通例巻回されている粘着テ−プの幅と同程度にさ
れる。また、粘着テ−プの幅によっても異るが、これよ
りも約1〜50mm程度の範囲内において、長くしたり、
逆に短くしたりすることもできる。
【0019】この粘着テ−プは、その粘着剤層に付着し
た塵埃の量が判り易いように、白色、灰色、桃色、赤
色、橙色、黄色、クリ−ム色、緑色、青色、茶色などに
するとよく、好ましくは白色、灰色、桃色、黄色などに
するとよい場合が多い。こうした着色は、上記基材3の
紙層1に行ったり、プラスチック処理層2に行ったり、
粘着剤層4に行ったりすることができるし、これらを適
宜組合せて行うこともよい。
【0020】上記粘着テ−プロ−ルは、1個の清浄ロ−
ラ−を介してプリント基盤等から塵埃を除くようにした
ものであるが、上記清浄ロ−ラ−を複数個並列し、複数
個の洗浄ロ−ラに上記粘着テ−プロ−ルの粘着剤層が接
して回転するようにしながら塵埃を除去することもでき
る。また、上記粘着テ−プに代えて、除塵すべき上記プ
リント基盤等よりもやゝ大き目のシ−ト状に形成し、こ
れを何枚も積層した粘着シ−トにすることもある。こう
した粘着シ−トは、プリント基盤上にスタンプ様に上下
しながら、その粘着剤層により塵埃を取除くようにして
もよい。上記の除塵すべきプリント基盤等が大きい場合
には、何回か繰返して全体のダストを除去するようにす
ることができる。
【0021】図4に示すものは、晒クラフト原紙の紙層
1の一面にポリエチレンラミネ−ト層2とその上に剥離
剤層5を設け、上記紙層の他面に粘着剤層4を形成した
もので、上記と同様にして用いることができる。
【0022】図5に示すものは、和紙を使用した紙層1
3の一面に、アクリル・スチレン樹脂、酢酸ビニル樹
脂、酢酸ビニル・アクリル酸エステル共重合体、ポリビ
ニルアルコ−ル樹脂などの合成樹脂による背面処理法に
よるプラスチック処理層14を設け、その上に剥離剤層
15を形成する。一方、上記紙層の他面には粘着剤層1
6を形成したものである。
【0023】図6のものは、紙層1の一面にプラスチッ
ク処理層2を設け、他面に粘着剤層4を形成して粘着テ
−プ6としている。また、紙シ−ト18の一面にプラス
チック処理層19を設け、その上に剥離剤層20を設け
た剥離紙21を形成する。そして、この剥離紙21の剥
離剤層20が上記粘着テ−プ6の粘着剤層4に当接する
ように形成したものである。このものは、上記剥離紙を
剥し、または剥しながら上記と同様に使用することがで
きる。
【0024】上記した各基材はポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステルその他のプラス
チックフイルムで形成すると、基材の一部に紙を使用し
たものの場合のようにプラスチック処理層を設ける必要
がなくなり、直接に粘着剤層や剥離剤層を設けることが
できる。
【0025】(試験)剥離剤に非シリコン系剥離剤を用
いたものと、シリコン系剥離剤を用いたものとで、粘着
剤層の残留粘着率を測定した。 (本発明品A)図2に示す構造で、粘着剤にアクリル系
粘着剤を使用し、剥離剤にオクタデシルアクリル酸エス
テル・アクリロニトリル・メチルアクリレ−ト共重合体
を使用したもの。 (本発明品B)図4に示す構造で、粘着剤にゴム系粘着
剤を使用し、剥離剤にオクタデシルアクリル酸エステル
・アクリロニトリル・メチルアクリレ−ト共重合体を使
用したもの。 (本発明品C)図5に示す構造で、粘着剤にアクリル系
粘着剤を使用し、剥離剤にオクタデシルアクリル酸エス
テル・アクリロニトリル・メチルアクリレ−ト共重合体
を使用したもの。
【0026】(対照品D)図2に示す構造で、粘着剤は
本発明品Aと同じものを使用し、剥離剤にシリコン剥離
剤を使用したもの。 (対照品E)図4に示す構造で、粘着剤は本発明品Bと
同じものを使用し、剥離剤にシリコン剥離剤を使用した
もの。
【0027】(試験法) 本発明品、対照品のいずれも200×300mmの大
きさのシ−ト状のものを用意する。 上記両サンプルの剥離剤層上に、本発明品と同じ対
応するアクリル系粘着剤(またはゴム系粘着剤)を使用
した粘着テ−プ(19mm×250mm)を、その中央部分
に貼付する。 上記粘着テ−プの上を、重量2Kgの圧着ロ−ラ−を
一往復させて貼付けを充分に行う。 上記の処理が終ったものを2枚のガラス板の間に
挟み、5Kgの錘を載せて、23℃、65%湿度の雰囲気
中に48時間放置する。 48時間後に、上記錘を取除き、上記の貼付けた
粘着テ−プの粘着力をJIS−1522、1523に基
づいて測定する。 上記粘着テ−プの粘着力を予めJIS−1522、
1523に基づいて,23℃、65%湿度の雰囲気下で
測定しておく。 残留粘着率を次式によって求める。 (で求めた粘着力/で求めた粘着力)×100
【0028】 (注)各10個づつ測定した試験の平均値を四捨五入して表示した。
【0029】(ユーザーテスト)本発明品Aと、対照品
Dとを実際に使用して、同じ長さの粘着テープによって
除塵できるプリント基盤の処理量を比較した。 (考察)本発明品においては残留粘着率に低下が見られ
ず、粘着剤が良好な粘着力を示しており、確実に塵埃を
除去することができる。これはシリコン剥離剤のよう
に、粘着剤層への移行がないためと考えられる。また、
同じ長さの粘着テープによって約2倍の除塵処理を行う
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、上記したように、粘着
剤層がその良好な粘着性を保持しているので、確実に塵
埃を除去することができ、電子工業の分野で要求される
細かな塵埃も充分に取除くことができて、作業の効率化
を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の粘着テ−プを厚さ方向に拡大して示す断
面図である。
【図3】本発明の除塵装置を示す説明図である。
【図4】他例の粘着テ−プを厚さ方向に拡大して示す断
面図である。
【図5】更に他例の図2と同様の断面図である。
【図6】粘着テ−プの粘着剤層を剥離紙で覆ったものの
図2と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 紙層 2 プラスチック処理層 3 基材 4 粘着剤層 5 非シリコン系剥離剤層 6 粘着テ−プ 7 巻芯 8 粘着テ−プロ−ル 10 プリント基盤 11 清浄ロ−ル 21 剥離紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テ−プ状またはシ−ト状の基材を有し、
    該基材の一面に塵埃を付着させる粘着剤層を形成し、こ
    れを巻回しまたは積層して上記粘着剤層に当接する基材
    の他面に非シリコン系剥離剤層を形成した除塵用粘着テ
    −プまたはシ−ト。
  2. 【請求項2】 テ−プ状またはシ−ト状の基材を有し、
    該基材の一面に塵埃を付着させる粘着剤層を形成し、他
    のテ−プまたはシ−トを添着して上記粘着剤層を覆い、
    該他のテ−プまたはシ−トが上記粘着剤層に当接する表
    面に非シリコン系剥離剤層を形成した除塵用粘着テ−プ
    またはシ−ト。
  3. 【請求項3】 上記基材は紙を芯層とし、該芯層の上記
    粘着剤層側と反対側の表面を含む一面または両面にプラ
    スチック処理層を形成した請求項1または2記載の除塵
    用粘着テ−プまたはシ−ト。
  4. 【請求項4】 上記非シリコン系剥離剤層に当接してい
    る粘着剤層の残留粘着率が100〜90%である請求項
    1〜3のいずれかに記載の除塵用粘着テ−プまたはシ−
  5. 【請求項5】 除塵すべき物に接触して塵埃を付着して
    除去する清浄ローラーと、該清浄ローラーに付着した塵
    埃を除去する上記清浄ローラーに当接する除塵用粘着テ
    −プを備え、該除塵用粘着テ−プはテープ状の基材の一
    面に塵埃を付着させる粘着剤層と他面に非シリコン系剥
    離剤層を形成し、該粘着剤層を表面側にして巻回してあ
    る除塵装置。
JP4491995A 1995-02-09 1995-02-09 除塵用粘着テ−プまたはシ−ト及び除塵装置 Pending JPH08215132A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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