JPH08214959A

JPH08214959A - 衣類収納装置

Info

Publication number: JPH08214959A
Application number: JP7022734A
Authority: JP
Inventors: Morinori Fukuda; 守記福田; Hiroari Matsui; 宏有松井; Shunji Imai; 俊次今井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1995-02-10
Filing date: 1995-02-10
Publication date: 1996-08-27

Abstract

(57)【要約】【目的】抗菌性、抗かび性、防虫性を有する薬剤を気
化させて、衣類に抗菌、抗かび、防虫処理を行う衣類収
納装置において、衣類の保管中に乾燥した衣類に縮みや
傷みを生じさせることなく、抗菌効果、抗かび効果、防
虫効果を安価に付与する。【構成】衣類７を収納する収納本体１内に薬剤供給装
置５を配置し、収納本体１内の衣類７に抗菌、抗かび、
防虫作用を有する薬剤を吸着させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、抗菌性、抗かび性、防
虫性を有する薬剤を気化させて、衣類に抗菌、抗かび、
防虫処理を行う衣類収納装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、市販の抗菌衣料で安全性の高い天
然系の抗菌剤を使用したものは、洗濯を繰り返すと、そ
の機械力により抗菌剤が洗い落とされ、抗菌効果が徐々
に低下するものが多く、手洗い表示となっている。中で
も、天然系の植物精油を利用した抗菌剤は、気化して長
期間の効果を維持することが困難なために、マイクロカ
プセル化して、着用時の摩擦などの物理作用によりマイ
クロカプセルが徐々に壊れ気化する構成としている。

【０００３】また、従来の衣類収納装置は、図７に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。

【０００４】図に示すように、収納本体１は、前面に衣
類を出し入れするためのドア２を配置し、収納本体１内
の上部には、収納する衣類のハンガーを掛ける棒状のバ
ー３を設けている。この構成において、衣類を保管して
いる間の防虫と防臭を目的として、ナフタリンなどの昇
化性を有する防虫剤４をバー３に掛けている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来の市販の抗菌衣料
においては、一般的に洗濯を繰り返すと徐々に抗菌性が
低下して行くという耐洗濯性の問題を有しており、ま
た、天然系植物精油を利用したものにおいては、一定期
間効果を持続させるために、天然系植物精油をマイクロ
カプセル化する高度の技術手段がとられ、高価な衣料と
なっている。これらの結果、抗菌衣料としては、病院内
のＭＲＳＡを対象とした院内衣料やアトピー性皮膚炎を
対象とした天然系の抗菌剤で抗菌性を付与したパジャマ
などの限られた衣料しか提供されていないという問題を
有していた。

【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、衣類
の保管中に乾燥した衣類に縮みや傷みを生じさせること
なく、抗菌効果、抗かび効果、防虫効果を安価に付与す
ることを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、衣類を収納する収納本体と、この収納本体
内の衣類に抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬剤を吸着
させる薬剤供給手段とを備えたことを第１の課題解決手
段としている。

【０００８】また、上記第１の課題解決手段の薬剤供給
手段は、薬剤を加熱による揮発分散または噴霧のいずれ
か一方により衣類に吸着させるようにしたことを第２の
課題解決手段としている。

【０００９】また、衣類を収納する収納本体と、この収
納本体内の衣類を乾燥するための温風供給手段と、前記
収納本体内の衣類に抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬
剤を吸着させる薬剤供給手段とを備えたことを第３の課
題解決手段としている。

【００１０】また、上記第３の課題解決手段の薬剤供給
手段は、薬剤を加熱による揮発分散または噴霧のいずれ
か一方により衣類に吸着させるようにしたことを第４の
課題解決手段としている。

【００１１】また、上記第１の課題解決手段から第４の
課題解決手段の薬剤は、テルペン系精油（テルペノイ
ド）を主成分としたことを第５の課題解決手段としてい
る。

【００１２】また、上記第５の課題解決手段の薬剤は、
少なくともメントールとヒノキチオールの混合テルペン
系精油を主成分としたことを第６の課題解決手段として
いる。

【００１３】

【作用】本発明は上記した第１の課題解決手段により、
密閉された収納本体内の雰囲気が薬剤供給手段から揮発
した薬剤の飽和蒸気圧となり、収納されている衣類に薬
剤を吸着させることができ、この結果、収納されていた
衣類表面に簡単に、かつ安価に抗菌、抗かび、防虫機能
を付与することができる。

【００１４】また、第２の課題解決手段により、密閉さ
れた収納本体内に薬剤供給手段から薬剤を加熱による揮
発分散または噴霧のいずれか一方により供給し、加熱に
より揮発分散する場合には、薬剤の方が衣類よりも温度
が高くなるため、薬剤と衣類の温度差により薬剤が衣類
へ効率的に吸着され、また、噴霧する場合には、噴霧さ
れた薬剤のミストが衣類表面へ付着して吸着され、この
結果、収納本体内に収納されている衣類の表面に簡単
に、かつ安価に高濃度の薬剤による抗菌、抗かび、防虫
機能を付与することができる。

【００１５】また、第３の課題解決手段により、収納本
体内の衣類を乾燥する機能と抗菌、抗かび、防虫機能を
付与する機能とを有することができ、乾燥時に収納本体
内の温度が高くなるので、薬剤の飽和蒸気圧も高く、収
納本体内の雰囲気は薬剤で高濃度となり、この後、空冷
もしくは放冷中に薬剤の飽和蒸気圧が下がるとともに、
薬剤がミスト化し衣類へ吸着される。この結果、収納さ
れていた衣類表面に簡単に、かつ安価に高濃度の薬剤に
よる抗菌、抗かび、防虫機能を付与することができる。

【００１６】また、第４の課題解決手段により、密閉さ
れた収納本体内に薬剤供給手段から薬剤を加熱による揮
発分散または噴霧のいずれか一方により供給し、薬剤雰
囲気とするため、乾燥機能と薬剤処理機能を別に使用す
ることができる。加熱により揮発分散する場合には、薬
剤の方が衣類よりも温度が高くなるように設定すること
により、薬剤と衣類の温度差により薬剤が衣類へ効率的
に吸着され、また、噴霧する場合には、噴霧された薬剤
のミストが衣類表面へ付着して吸着する。この結果、収
納本体内に収納されている衣類の表面に短時間に簡単
に、かつ安価に高濃度の薬剤による抗菌、抗かび、防虫
機能を付与することができる。

【００１７】また、第５の課題解決手段により、薬剤
は、植物や樹木の有するテルペン系精油（テルペノイ
ド）を主成分としているため、植物や樹木がテルペン系
精油により自ら害虫や腐敗などの外敵から守る自然の抗
菌効果、抗かび効果、防虫効果を衣類に付与できるとと
もに、安全性も高くできる。

【００１８】また、第６の課題解決手段により、薬剤が
少なくともメントールとヒノキチオールの混合テルペン
系精油を主成分とているので、メントールはアトピー性
皮膚炎の外的増悪因子であるダニを忌避する効果を付与
し、また、ヒノキチオールはアトピー性皮膚炎におい
て、痒みを生じ症状を悪化させたり、睡眠を妨げる黄色
ブドウ状球菌やカンジダ菌を少量で殺菌する効果を付与
する。さらに、メントールの鎮静効果により精神ストレ
スの緩和と安眠を促進する。これらの相乗効果により、
アトピー性皮膚炎の方のスキンケアーに最適な衣類を提
供することができる。

【００１９】

【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。

【００２０】図に示すように、薬剤供給装置（薬剤供給
手段）５は、抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬剤を収
納しており、収納本体１の底部に配置し、薬剤供給装置
５の上部に通気口６を設けている。

【００２１】上記構成において、薬剤供給装置５に収納
した薬剤は、薬剤供給装置５の上部に設けた通気口６か
ら収納本体１内に気化し、やがて収納本体１内の雰囲気
は薬剤の飽和蒸気圧となり、衣類７に薬剤を吸着するこ
とができる。

【００２２】つぎに、本発明の第２の実施例を図２(a)
(b)を参照しながら説明する。図２(a)に示すように、薬
剤供給装置８は、内部にセラミックヒータ９を設け、こ
のセラミックヒータ９上に、抗菌、抗かび、防虫作用を
有する薬剤を含浸したマット紙１０を載置している。な
お、１１は開閉蓋である。

【００２３】上記構成において、薬剤供給装置８を収納
本体（図示せず）内に配置し、セラミックヒータ９によ
りマット紙１０を加熱してマット紙１０に含浸した薬剤
を気化し、通気口６を通して衣類との温度差により衣類
へ効率よく吸着させることができる。

【００２４】また、図２(b)に示すように、薬剤供給装
置１２は、内部にセラミックヒータ９を設け、このセラ
ミックヒータ９上に多孔質の燒結ステンレス板１３を設
けている。ボトル１４は、抗菌、抗かび、防虫作用を有
する薬剤を収納しており、ポンプ１５によりボトル１４
内の薬剤を焼結ステンレス板１３上に滴下するようにし
ている。

【００２５】上記構成において、薬剤供給装置１２を収
納本体（図示せず）内に配置し、ポンプ１５によりボト
ル１４内の薬剤をセラミックヒータ９により加熱された
焼結ステンレス板１３上に滴下して薬剤を気化し、通気
口６を通して衣類との温度差により衣類へ効率よく吸着
させることができる。

【００２６】つぎに、本発明の第３の実施例を図３を参
照しながら説明する。図に示すように、薬剤供給装置１
６は、上部にポンプ１７を連結した噴霧ノズル１８を設
けるとともに、下部に抗菌、抗かび、防虫作用を有する
薬剤を収納したボトル１９を設け、ポンプ１７によりボ
トル１９内の薬剤を噴霧ノズル１８より噴霧するように
している。

【００２７】上記構成において、薬剤供給装置１６を収
納本体（図示せず）内に配置し、ポンプ１７によりボト
ル１９内の薬剤を噴霧ノズル１８より噴霧する。この結
果、薬剤のミストを衣類に吸着するすことができる。

【００２８】つぎに、本発明の第４の実施例を図４およ
び図５を参照しながら説明する。なお、上記第１の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。

【００２９】図に示すように、温風供給装置２０は、収
納本体１内の底部に配置し、衣類７を乾燥するもので、
吸気口２０ａから収納本体１内の湿った空気を吸い込
み、熱交換器２１とファンモータ２２により駆動するフ
ァン２３と加熱装置２４を介して、排気口２０ｂから除
湿した乾燥加熱空気を収納本体１内に排気して、収納本
体１内の空気を循環するようにしている。薬剤供給装置
５は、抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬剤を収納して
おり、収納本体１の底部に配置している。

【００３０】上記構成において、温風供給装置２０を動
作させて収納本体１内の衣類７を乾燥するとき、収納本
体１内の雰囲気は薬剤で高濃度となり、乾燥終了後、収
納本体１内の温度が下がってくると、薬剤がミスト化し
衣類７に吸着することができる。

【００３１】つぎに、本発明の第５の実施例を図６を参
照しながら説明する。なお、上記第４の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。

【００３２】図に示すように、収納本体１内の底部に衣
類を乾燥するための温風供給装置２０を配置するととも
に、第２の実施例の薬剤供給装置８を設けている。

【００３３】上記構成において、温風供給装置２０を動
作させて収納本体１内の衣類７を乾燥するとき、収納本
体１内の雰囲気は、薬剤供給装置８により気化された薬
剤で高濃度となり、乾燥終了後、収納本体１内の温度が
下がってくると、薬剤がミスト化し衣類７に吸着するこ
とができる。

【００３４】なお、上記実施例では、薬剤を薬剤供給装
置８により供給しているが、薬剤供給装置１２または第
３の実施例の薬剤供給装置１６により薬剤を供給するよ
うにしても同様にして衣類７に薬剤を吸着することがで
きる。

【００３５】つぎに、本発明の第６の実施例について説
明する。図２(a)に示すマット紙１０に、薬剤として、
テルペン系精油であるハッカ油を含浸し、セラミックヒ
ータ９により収納本体（図示せず）内にハッカ油を加熱
気化させ、衣類との温度差により効率的に高濃度のハッ
カ油を衣類の表面に吸着させる。このことにより、アト
ピー性皮膚炎患者にも副作用などの心配もなく、安心し
て皮膚表面を清潔するスキンケアーを目的とした衣類処
理を実現できる。

【００３６】つぎに、本発明の第７の実施例について説
明する。図２(a)に示すマット紙１０に、テルペン系精
油としてメントールに対し重量比率でヒノキチオールを
約６％混合したハッカ油を主成分とし、その他にハッカ
油の刺激臭を緩和するための香料成分を含む混合テルペ
ン系精油を含浸し、セラミックヒータ９により収納本体
（図示せず）内に混合テルペン系精油を加熱気化させ、
衣類との温度差により効率的に高濃度の混合テルペン系
精油を衣類表面に吸着させる。

【００３７】アトピー性皮膚炎の外的増悪因子である皮
膚表面の黄色ブドウ状球菌またはカンジダ菌に対して
は、ヒノキチオールの殺菌効果が作用し、また、アレル
ゲンであるダニに対しては、メントールの忌避効果が作
用し、その結果、アトピー性皮膚炎の悪化防止に効果が
ある。加えて、メントールの清涼感や鎮静効果を付与す
ることで、患者の精神的ストレスの緩和にも効果があ
る。

【００３８】

【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を収納する
収納本体と、この収納本体内の衣類に抗菌、抗かび、防
虫作用を有する薬剤を吸着させる薬剤供給手段とを備え
たから、密閉された収納本体内の雰囲気が薬剤供給手段
から揮発した薬剤の飽和蒸気圧となり、収納されている
衣類に薬剤を吸着させることができ、この結果、収納さ
れていた衣類表面に簡単に、かつ安価に抗菌、抗かび、
防虫機能を付与することができ、特に、収納した衣類の
表面にアトピー性皮膚炎の外的増悪因子である黄色ブド
ウ状球菌やカンジダ菌の増殖を抑制する機能やダニを忌
避する機能を簡単に、かつ安価に付与することができ
る。

【００３９】また、薬剤供給手段は、薬剤を加熱による
揮発分散または噴霧のいずれか一方により衣類に吸着さ
せるようにしたから、加熱による揮発分散方式では衣類
との温度差により、また、噴霧方式の場合は薬剤ミスト
を直接吸着させることとなるので、短時間に衣類表面に
高濃度の薬剤を吸着させることができ、アトピー性皮膚
炎の外的増悪因子である黄色ブドウ状球菌やカンジダ菌
をより積極的に殺菌する効果やダニを忌避する効果を付
与することができる。

【００４０】また、衣類を収納する収納本体と、この収
納本体内の衣類を乾燥するための温風供給手段と、前記
収納本体内の衣類に抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬
剤を吸着させる薬剤供給手段とを備えたから、衣類の乾
燥時の温度により、収納本体内の雰囲気は薬剤で高濃度
となり、乾燥終了後、収納本体内の温度が下がってくる
と薬剤がミスト化し衣類に吸着する。この結果、衣類の
乾燥と衣類の抗菌、抗かび、防虫処理を行うことができ
る。

【００４１】また、収納本体内の衣類を乾燥するための
温風供給手段を備えるとともに、薬剤供給手段は、薬剤
を加熱による揮発分散または噴霧のいずれか一方により
衣類に吸着させるようにしたから、衣類を乾燥させるだ
けでなく、乾燥した衣類の場合は、短時間に、加熱によ
る揮発分散方式では衣類との温度差により、また、噴霧
方式では薬剤ミストを直接吸着させることとなるので、
衣類表面に高濃度の薬剤を吸着させることができ、アト
ピー性皮膚炎の外的増悪因子である黄色ブドウ状球菌や
カンジダ菌をより積極的に殺菌する効果やダニを忌避す
る効果を付与することができる。

【００４２】また、薬剤は、テルペン系精油（テルペノ
イド）を主成分としたから、アトピー性皮膚炎患者にも
副作用などの心配もなく、安心して皮膚表面を清潔にす
るスキンケアーを目的とした処理衣類を提供することが
できる。

【００４３】また、薬剤は、少なくともメントールとヒ
ノキチオールの混合テルペン系精油を主成分としたか
ら、処理した衣類にはアトピー性皮膚炎患者の痒み原因
である黄色ブドウ状球菌やカンジダ菌をより積極的に殺
菌する効果とアレルゲンであるダニを忌避する効果と清
涼感や鎮静効果を付与でき、スキンケアーを目的とした
処理衣類を安心して提供することができる。

【００４４】なお、市販の抗菌衣料とは異なり、抗菌処
理と着用後の洗濯による残留成分の除去を繰り返し、着
用時にはいつも初期の高い抗菌レベルを設定できること
はいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例の衣類収納装置の一部切
欠した斜視図

【図２】(a) 本発明の第２の実施例の衣類収納装置の薬
剤供給装置の一例の断面図 (b) 同衣類収納装置の薬剤供給装置の他の例の断面図

【図３】本発明の第３の実施例の衣類収納装置の薬剤供
給装置の断面図

【図４】本発明の第４の実施例の衣類収納装置の一部切
欠した斜視図

【図５】同衣類収納装置の温風供給装置の斜視図

【図６】本発明の第５の実施例の衣類収納装置の一部切
欠した斜視図

【図７】従来の衣類収納装置の一部切欠した斜視図

【符号の説明】

１収納本体５薬剤供給装置（薬剤供給手段）７衣類

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】衣類を収納する収納本体と、この収納本
体内の衣類に抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬剤を吸
着させる薬剤供給手段とを備えた衣類収納装置。
【請求項２】薬剤供給手段は、薬剤を加熱による揮発
分散または噴霧のいずれか一方により衣類に吸着させる
ようにした請求項１記載の衣類収納装置。
【請求項３】衣類を収納する収納本体と、この収納本
体内の衣類を乾燥するための温風供給手段と、前記収納
本体内の衣類に抗菌、抗かび、防虫作用を有する薬剤を
吸着させる薬剤供給手段とを備えた衣類収納装置。
【請求項４】薬剤供給手段は、薬剤を加熱による揮発
分散または噴霧のいずれか一方により衣類に吸着させる
ようにした請求項３記載の衣類収納装置。
【請求項５】薬剤は、テルペン系精油（テルペノイ
ド）を主成分とした請求項１〜４のいずれか１項に記載
の衣類収納装置。
【請求項６】薬剤は、少なくともメントールとヒノキ
チオールの混合テルペン系精油を主成分とした請求項５
記載の衣類収納装置。