JPH0821351A - アキシャルピストンポンプ - Google Patents

アキシャルピストンポンプ

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JPH0821351A
JPH0821351A JP7129812A JP12981295A JPH0821351A JP H0821351 A JPH0821351 A JP H0821351A JP 7129812 A JP7129812 A JP 7129812A JP 12981295 A JP12981295 A JP 12981295A JP H0821351 A JPH0821351 A JP H0821351A
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port
barrel
piston
fluid
outlet
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English (en)
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Larey D Schaffner
ラリー・ディー・シャフナー
Lawrence R Geise
ローレンス・アール・ガイズ
Jack W Wilcox
ジャック・ダブリュ・ウィルコックス
Ellis H Born
エリス・エイチ・ボーン
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Denison Hydraulics Inc
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    • F04B1/2014Details or component parts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変容積型アキシャルピストンポンプが大気
圧の吸入流体を使用して比較的高い電動機速度にて運転
される場合にも低い騒音レベルにて作動することを可能
にする。 【構成】 可変容積型アキシャルピストンポンプ10は
それぞれ内方へ傾斜した充填ポート120に接続された
複数のピストンボア32を有する。充填ポート120は
ポンプの充填円の直径が小さくなるよう、ピストンボア
よりバレル22の作用面の手前側まで延在している。こ
のことにより流入する流体が到達しなければならない速
度が低下され、これによりポンプが運転されポンプが大
気圧にて充填される運転速度が高くされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプに係り、更に詳
細にはアキシャルピストンポンプに係る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】高い出
力を発生することができ、1800rpmの如き典型的
な電動機速度にて運転させることができ、静粛であり、
吸入流体の圧力が大気圧である可変容積型アキシャルピ
ストン式油圧ポンプに対する需要が従来より存在する。
アキシャルピストンポンプが運転される速度に関する主
要な制限因子の一つは、ポンプの運転中に入口ポートに
於ける流体がピストンボアを充填する速度である。ピス
トンボアが入口ポートを横切る際にピストンボアが流体
にて充填されなければ、キャビテーションが発生し、出
力が失われ、ポンプが著しく損傷することがある。従来
よりポンプの使用者は、ポンプの充填速度を増大させ、
これによりポンプが運転される速度を高くすべく、ポン
プの入口に於て流体を加圧するブーストポンプや他の増
圧装置を付加している。
【0003】入口ポートに於ける流体の圧力を増圧すべ
くブーストポンプや他の増圧装置が使用される場合には
重大な問題が発生する。即ちかかる増圧装置は油圧系の
必要エネルギを増大し、これにより油圧系全体の効率を
低下させる。また増圧装置は油圧系の全体としての騒音
レベルを高くするので、油圧系の運転環境に有害な影響
を及ぼす。多くの工業用途に於ては、増圧装置は油圧系
のコスト、複雑さ、保守の必要性、設置の困難性、騒音
などを増大させるので好ましくない。
【0004】本発明は、可変容積型アキシャルピストン
ポンプが大気圧の吸入流体を使用して比較的高い電動機
速度にて運転される場合にも低い騒音レベルにて作動す
ることを可能にする。吸入流体がピストンポンプのピス
トンボアへ流入するためには、流体はポート円に沿って
回転するポンプの入口ポートの速度(接線速度)と入口
ポート内へ流入する流体の軸線方向速度との合成ベクト
ルにまで加速しなければならないことが判っている。接
線速度(cm/sec )は回転速度N(rpm)/60×ピ
ストンボア円の直径(cm)×π(3.14159)なる
式を用いて計算される。この式に於てピストンボア円の
直径はポート円の直径に等しい。本発明のアキシャルピ
ストンポンプに於ては、ポンプへ流入する流体が到達し
なければならない速度がその接線速度成分を低減するこ
とによって低減された。このことはポート円の直径を効
果的に低減することによって達成された。また本発明
は、遠心力を使用して流入流体がピストン円の速度に到
達する速度を更に増大させることにより流入流体をユニ
ークに増速する。また本発明のポンプはピストンボアが
入口ポートより出口ポートへ移動し出口ポートより入口
ポートへ移動する際に発生する流体の衝撃及びこれに付
随する騒音を低減するよう構成されたポートプレートを
有している。
【0005】本発明のアキシャルピストンポンプに於て
は、バレルの外面に固定されたバレル軸受がバレルをポ
ンプハウジング内にて回転可能に支持している。かかる
構成によれば、アキシャルピストンポンプに於てポンプ
力に起因して必然的に発生する半径方向の荷重がバレル
軸受により吸収される。かかる構造とは対照的に、他の
アキシャルピストンポンプに於ては、両端にて軸受によ
り支持された大型で剛固な駆動軸が使用されており、駆
動軸はそれを支持すべくシリンダバレルの中心を貫通し
て延在している。かかる構造の場合には、バレルを駆動
することにより発生する半径方向の荷重及びトルク荷重
が駆動軸に作用する。そのため駆動軸は比較的大きい直
径を有していなければならない。バレル軸受を使用する
ことによって駆動軸よりバレル支持体を除去することに
より小径の駆動軸を使用することができ、このことによ
りピストン円、即ちシリンダバレルに等間隔にて形成さ
れたピストンボアを含む円の直径を小さくすることがで
きる。ピストン円がポート円と同一である場合には、ピ
ストン円の直径を小さくすることにより流入流体に必要
な接線速度成分が低減され、これにより高い回転速度に
てポンプを充填することが可能になる。
【0006】本願発明者は、内方へ傾斜した充填ポート
を使用することによってポート円の有効直径を小さくす
ることにより、流入流体に必要な接線速度成分を低減し
た。ポートはピストンボアと流体的に連通しており、ピ
ストン円よりも直径の小さい充填円に沿ってバレルの作
用面に開口する充填端部を有している。充填円及びピス
トン円の直径は互いに異なっているので、バレルを傾斜
させようとするアンバランス力のモーメントが発生する
ことが判っている。このモーメントはバレル軸受により
担持される半径方向の力を発生する。
【0007】
【発明の概要】可変容積型アキシャルピストンポンプ
は、本体と、凹状の作用面を有するバレルと、本体内に
配置されバレルを囲繞し且つこれを本体内にて回転可能
に支持するバレル軸受とを有している。バレルに形成さ
れた駆動軸ボアに支持された駆動軸がバレルを回転駆動
するようになっている。バレルにはピストン円の円周に
沿って複数個のピストンボアが形成されている。各ピス
トンボア内には対応するピストンが配置されている。カ
ム支持体が本体に形成されており、カムを回動可能に支
持している。カムはスラストプレートを支持している。
各ピストンに枢着されスラストプレート上にて摺動する
シューが、バレルが回転されるとピストンをピストンボ
ア内にて往復動させるようになっている。枢動手段が最
小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間にカムを枢動
させるようになっている。バレルには複数個の傾斜した
充填ポートが形成されており、各充填ポートはピストン
ボアと流体的に連通する第一の端部とバレルの作用面に
開口する充填端部とを有している。充填ポートの充填端
部はピストン円内に存在する充填円の円周に沿って配置
されている。流体入口及び流体出口を有するポートブロ
ックが本体に固定されている。ポートプレートがバレル
の作用面とポートブロックとの間に介装されており、バ
レルの作用面に隣接して配置された凸状のポート面を有
している。ポートプレートは円の円周に沿って配列され
且つそれぞれポートブロックの流体入口及び流体出口と
整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口ポート
を有している。ポートプレートの入口ポート及び出口ポ
ートは充填円の円周に沿って形成され且つ充填ポートの
充填端部と整合されている。
【0008】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0009】図1乃至図4に於て、本発明のアキシャル
ピストンポンプ10は、円筒形の中央本体部材14と、
本体部材14の一端に固定されたエンドキャップ16
と、本体部材14の他端に固定されたポートブロック1
8とよりなるケーシング12を有している。ケーシング
12は後に説明するポンプ10の作動機構を収容する内
部キャビティ20を郭定している。
【0010】図3及び図4に於て、バレル22がローラ
軸受組立体26のインナレース内にてこれに支持された
円筒形の外面24を有し、ローラ軸受組立体26は本体
部材14内に支持されている。軸受組立体26は該軸受
組立体の一方の側に設けられた肩部28及び軸受組立体
の他方の側に設けられたリテーナリング(図示せず)に
より本体部材14内に配置されている。
【0011】バレル22は円筒形の互いに平行な複数個
のピストンボア32を有し、これらのピストンボアはピ
ストンボア円に沿って互いに均等に隔置され、またバレ
ル22の回転軸線と平行に整合されている。本発明のポ
ンプ10は七つのピストンボア32を有しているが、本
発明は、七つ以外の数のピストンボアを有するポンプに
も適用されてよいものである。
【0012】各ピストンボア32内にはピストン34が
配置されている。各ピストンはその一端に球形のヘッド
36を有し、該ヘッドはシュー38に対し枢着されるよ
うシュー38に設けられた補形のキャビティ内に受入れ
られている。また各シュー38は斜板(スラストプレー
ト)44の表面に形成された平坦面42に対しクランプ
されるよう構成された平坦な摺動面40を有している。
シュー38はリテーナ組立体46により斜板44に対し
クランプされている。リテーナ組立体46は複数個の孔
50を有するシューリテーナプレート48を含み、孔5
0はピストン34の外面の外側に延在するに十分なほど
大きく、また各シュー38に形成された肩部52に係合
するに十分なほど小さい。複数個のボルト54がリテー
ナプレート48を貫通してロッカーカム56内へ延在
し、リテーナプレートを斜板44に対し引寄せてシュー
38を周知の態様にてリテーナプレート48とロッカー
カム56との間にクランプしている。
【0013】斜板44はロッカーカム56を支持してお
り、ロッカーカム56はエンドキャップ16内に枢動可
能に支持されている。ロッカーカム56は半円筒形の背
面58を有し、該背面はエンドキャップ16に形成され
たロッカーカム支持体61の補形をなす面60に受入れ
られている。
【0014】肩部62及び64がロッカーカム56の各
側壁66及び68より横方向へ突出している。リテーナ
70及び72がそれぞれ肩部62及び64に係合し、こ
れによりロッカーカム56の背面58をロッカーカム支
持体61に形成された補形をなす面60に対し位置決め
している。ポンプに於て発生する騒音は、リテーナ70
及び72が金属材料ではなく硬質プラスチック材料にて
形成される場合に低減されることが判った。勿論何れの
材料が使用される場合にもロッカーカム56はロッカー
カム支持体61に対し位置決めされる。
【0015】駆動軸80がエンドキャップ16に支持さ
れた球面ローラ軸受組立体82により回転可能に支持さ
れている。駆動軸80のスプライン加工された端部84
がバレル22に形成されたスプライン加工された中央ボ
ア86内に嵌入している。駆動軸80の他端88は軸受
組立体82内にて駆動軸80を回転駆動しローラ軸受組
立体26内にてバレル22を回転駆動する電動機の如き
原動機に連結されるよう構成されている。かかる回転駆
動が行われると、ピストン34の各端部が連結されたシ
ュー38は斜板44の面を横切って摺動し、これにより
斜板44がバレル22の回転軸線に垂直な状態になけれ
ばピストンをボア32内にて往復動させる。ロッカーカ
ム56は、斜板44がバレル22の回転軸線に垂直であ
る最小流体吐出位置と、斜板がバレル22の回転軸線に
対し最大の角度をなす最大流体吐出位置との間に回動変
位する。
【0016】図2及び図3に示された圧力補正機構90
が周知の要領にてポンプ10の吐出量を設定する。圧力
補正機構90はピストン94を介してロッカーカム56
に接続された制御ピストン92を有している。図2に於
て、制御ピストン92が軸線方向に駆動されることによ
りロッカーカム56がこれに対応して回動される。圧力
補正機構90に設けられたばね96が制御ピストン92
を一方の終端位置、即ちロッカーカムが図2に示されて
いる如く最大流体吐出位置へ枢動される位置に付勢して
いる。ポンプの出口に於ける圧力が圧力補正機構90の
設定を上回ると、圧力補正機構は流体通路98へ高圧の
流体を供給し、その流体の圧力がばね96のばね力に抗
して制御ピストン92の端部100に作用し、これによ
り制御ピストンを一方の終端位置より離れる方向へ駆動
する。これと同時にロッカーカム56が小さい角度の位
置へ回動し、制御ピストン92が一方の終端位置より離
れるにつれて流体吐出量が小さくなる。流体通路98へ
供給される流体の圧力が圧力補正機構90の設定よりも
低くなると、ばね96が制御ピストン92を最大吐出流
量に対応する一方の終端位置へ周知の態様にて駆動す
る。
【0017】図3に於て、ポートブロック18は一対の
通路を有し、一方の通路は吸入流体を大気圧にてポンプ
へ供給する入口ポート、即ち吸入ポートSを郭定し、他
方の通路はポンプより加圧された流体を受ける出口ポー
ト、即ち吐出ポートPを郭定している。ポートプレート
106がポートブロック18とバレル22の凹状の作用
面108との間に介装されている。図3及び図6に於
て、ポートプレート106はポートブロック18の吸入
ポートS及び吐出ポートPと整合された円の円周に沿っ
て配列された円弧状の吸入ポート112と円弧状の吐出
ポート114とを含む凸状のポート面110を有してい
る。即ちバレル22の作用面108に係合するポートプ
レート106のポート面110は凸状をなしている。
【0018】ポートプレート106に郭定された円弧状
の吸入ポート112及び吐出ポート114は、バレル2
2に郭定されたピストンボア32を含むピストンボア円
の直径よりも幾分か小さい直径を有する充填円の円周に
沿って設けられている。ポンプがその機能を果たすため
には、各ピストンボア32は吸入ポート112及び吐出
ポート114と交互に流体的に連通しなければならな
い。図3に於て、バレル22にはピストンボア32の数
に対応する数の傾斜した充填ポート120が形成されて
いる。各充填ポート120はピストンボア32と流体的
に連通する一端122と、バレル22の作用面108に
開口する充填端部124とを有している。充填ポート1
20は一端122より充填端部124の方向に見て駆動
軸80へ向けて径方向内方へ傾斜している。従ってピス
トンボア32はポートプレート106に形成されピスト
ンボア32のピストンボア円の径方向内側に位置する充
填円の円周に沿って延在する吸入ポート112及び吐出
ポート114と流体的に連通する。
【0019】ポンプ10の作動中に発生するポンプ力が
図3に於て矢印にて示されている。加圧された流体を充
填ポート120及び吐出ポート114(又はP)へ圧送
すべくピストン34がバレル22の作用面108へ向け
て駆動されると、ピストンの軸線に沿って作用する矢印
126により示された力がポートプレート106に作用
する。この力に対し、傾斜した充填ポート120の軸線
に沿って矢印128にて示された力が反作用として作用
する。凸状のポート面110、ポートプレート106、
バレル22の凹状の作用面108は矢印128により示
された反作用力の方向を決定する。充填ポート120に
作用する力はピストン34の軸線よりオフセットされて
いるので、その結果生じる横方向の力はピストン34の
球形のヘッド36の中心に作用する。この横方向の力が
矢印130により示されており、この力はバレルのロー
ラ軸受組立体26の中心に整合した状態にて軸受組立体
に直接作用する。従って全ての横方向のポンプ力が軸受
組立体26によって吸収される。
【0020】図6、図8、図9に於て、互いに近接して
設けられ傾斜通路136に連通接続された一対の小径の
ブリードボア132及び134がポートプレート106
に形成されている。ブリードボア132及び134はポ
ンプの充填ポート120の充填端部124と整合されて
いる。傾斜通路136は吐出ポート114に開口してい
る。ブリードボア132及び134は、ピストンボア3
2が吸入流体を受ける吸入ポート112と連通した状態
より加圧された流体に曝される吐出ポート114に連通
した状態になる際にピストンボア32内の流体が段階的
に変化するための手段を与えている。
【0021】従来の細長いブリード溝ではなく段階的な
ブリードボアを使用することにより、一般にブリード溝
が設けられる空間に対向するバレルの作用面の浸食が防
止されることが判った。即ちピストンボアがブリードボ
アを通過する際にブリードボアが覆われなくなった瞬間
にも流体の加速が発生せず、従ってバレルの作用面の浸
食が発生しないので、段階的なブリードボアが使用され
る場合にはバレルの作用面の浸食は発生しないものと考
えられる。また加圧された流体がブリードボア132及
び134を経てピストンボア内へ流入し流体が加速され
るに必要な時間はブリードボアの長さ及び直径を調節す
ることによって制御可能であることが判っている。吸入
圧力の流体に曝される状態より加圧された流体に曝され
る状態への過渡変化時に互いに隣接する段階化用のブリ
ードボア132及び134を使用してピストンボア32
を加圧された流体に曝すことにより、ポンプの効率を殆
ど又は全く低下させることなくポンプの騒音を大きく低
減することができる。
【0022】図6及び図9に於て、一対のブリード孔1
38及び140がブリードボア132及び134に対し
径方向に対向して加圧ポート114と吸入ポート112
との間にてポートプレート106に形成されている。ブ
リード孔138は吐出ポート114に開口しているが、
ブリード孔ボア140はケーシング(大気圧)に開口し
ている。一見するとブリード孔138はただ単に充填ポ
ート120が吐出ポート114と流体的に連通した状態
にある時間を長くする機能しか果たさないように思われ
る。事実このことも発生する。ポートプレート106に
設けられたブリード孔138及び140は、充填ポート
120がブリード孔140に開口する状態になると同時
に充填ポートがブリード孔138と流体的に連通した状
態に維持されるような時間的関連をもって形成されてい
る。このことはピストン34が充填ポート120より離
れる方向へ内方への移動を開始し充填ポートが吸入ポー
ト112に連通する状態になる直前に発生する。ブリー
ド孔140は大気に開放されているので、充填ポート1
20が吸入ポートSに連通する状態になる前にポート1
20内の衝撃的エネルギが消散される。充填ポート12
0を加圧された流体を含むブリード孔138に曝すと同
時に大気に開放されたブリード孔140に曝すことによ
り流入流体と流出流体とが混合され、このことによりポ
ート120内に於ける乱流が大きく低減されるものと考
えられる。従ってポートプレート106にこれらのブリ
ード孔を設けることによりポンプ10の騒音のレベルが
大きく低減されることが判った。場合によっては騒音の
低減量は3dBにもなった。
【0023】上述の本発明の好ましい実施例は圧力補正
式の可変容積型アキシャルピストンポンプであるが、本
発明は圧力補正機構以外の機構により制御される可変容
積型ポンプや、斜板がポンプ本体内にて一定の角度に設
定される定容積型ポンプにも適用可能なものである。定
容積型ポンプの場合には、ポンプ本体内にて移動して斜
板の角度を変化させ、これによりポンプの吐出量を変化
させる枢動式のロッカーカムは設けられない。
【0024】本発明の範囲内にて上述の構造及び方法に
変更が加えられてよいので、本明細書に記載され添付の
図面に図示された全ての事項は例示のためのものであ
り、本発明の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアキシャルピストンポンプの平面図で
ある。
【図2】図1の線2−2に沿う断面図である。
【図3】図1の線3−3に沿う拡大断面図である。
【図4】図3の線4−4に沿う断面図である。
【図5】図3の線5−5に沿う断面図である。
【図6】ポートブロックを示す平面図である。
【図7】図6の線7−7に沿う断面図である。
【図8】図6の線8−8に沿う断面図である。
【図9】バレルが1回転する際に於けるポートプレート
に形成されたポートに対するピストンのピストンボア内
の位置の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…アキシャルピストンポンプ 14…本体部材 18…ポートブロック 22…バレル 32…ピストンボア 34…ピストン 38…シュー 40…摺動面 44…斜板 56…ロッカーカム 61…ロッカーカム支持体 80…駆動軸 90…圧力補正機構 92…制御ピストン 106…ポートプレート 112…吸入ポート 114…吐出ポート 120…充填ポート 132、134…ブリードボア 138、140…ブリード孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 53/16 F04B 21/00 K (72)発明者 ローレンス・アール・ガイズ アメリカ合衆国 43221 オハイオ州、コ ロンバス、スパー・レーン 3790 (72)発明者 ジャック・ダブリュ・ウィルコックス アメリカ合衆国 43212 オハイオ州、コ ロンバス、ロックスベリー・ロード 1631 シー (72)発明者 エリス・エイチ・ボーン アメリカ合衆国 43220 オハイオ州、コ ロンバス、キプリング・レーン 4400

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変容積型アキシャルピストンポンプにし
    て、 本体と、 凹状の作用面を有するバレルと、 前記本体内に配置され前記バレルを囲繞し且つこれを前
    記本体内にて回転可能に支持するバレル軸受と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に形成されたカム支持体と、 前記カム支持体に回動可能に支持されたカムと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 最小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間に前記カム
    を枢動させる枢動手段と、 前記バレルに形成され、それぞれピストンボアと流体的
    に連通する第一の端部と前記バレルの前記作用面に開口
    する充填端部とを有する複数個の傾斜した充填ポート
    と、 前記充填ポートの前記充填端部は前記ピストン円の内側
    に位置する充填円の円周に沿って配置されていること
    と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    た凸状のポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記ポートプレートの前記入口ポート及び前記出口ポー
    トは前記充填円の円周に沿って形成され且つ前記充填ポ
    ートの前記充填端部と整合されていることと、を含む可
    変容積型アキシャルピストンポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記カムに形成され前記スラストプレー
    トを横切って延在する一対の横方向の側壁と、前記側壁
    に形成された一対の肩部と、前記本体に固定された一対
    のカムリテーナとを含み、前記カムリテーナはプラスチ
    ック材料にて形成されており、各カムリテーナは対応す
    る肩部に係合して前記カムを前記本体内に支持し案内し
    ていることを特徴とする可変容積型アキシャルピストン
    ポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記バレル軸受は前記シューの枢軸線上
    に延在し、前記ピストンは前記ピストンボアの軸線に平
    行なポンプ力を発生し、前記ポートプレートは前記充填
    ポートの前記充填端部に於て前記ポンプ力に対抗するバ
    ランス力を発生し、前記バランス力は前記充填ポートの
    軸線及び前記シューの枢軸線を通る軸線に平行に作用
    し、前記バランス力は前記ピストンボアの軸線に平行な
    第一の力成分と前記ピストンボアの軸線に垂直な第二の
    力成分とを有し、前記第二の力成分は前記バレル軸受に
    より担持されるよう構成されていることを特徴とする可
    変容積型アキシャルピストンポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記入口ポートと前記出口ポートとの間
    にて前記ポートプレートに形成された一対のブリードボ
    アであって、それぞれ前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する一対の
    ブリードボアを含み、前記充填ポートは前記入口ポート
    を横切った後であって前記出口ポートを横切る前に前記
    ブリードボアを横切り、これにより前記充填ポートが前
    記入口ポートと流体的に連通した状態より前記出口ポー
    トと流体的に連通した状態に移行する際に前記充填ポー
    ト内の流体を段階的に変化させるよう構成されているこ
    とを特徴とする可変容積型アキシャルピストンポンプ。
  5. 【請求項5】請求項4の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記ブリードボアの長さ及び直径は前記
    ブリードボアを流れる流体の加速及び流速を制限する大
    きさに設定されていることを特徴とする可変容積型アキ
    シャルピストンポンプ。
  6. 【請求項6】請求項1の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記入口ポートと前記出口ポートとの間
    にて前記ポートプレートに形成され、前記ポート面に開
    口する一端と前記出口ポートと流体的に連通する他端と
    を有する第一のブリード孔と、前記第一のブリード孔の
    下流側にて前記ポートプレートに形成され、前記ポート
    面に開口する一端と大気に開放された他端とを有する第
    二のブリード孔とを含み、前記充填ポートは前記出口ポ
    ートを横切って通過した後であって前記入口ポートを横
    切って通過する前に前記第一及び第二のブリード孔を順
    次横切って通過し、これにより前記充填ポートが前記出
    口ポートと流体的に連通した状態より前記入口ポートと
    流体的に連通した状態に移行する際に前記充填ポート内
    に発生する乱流を低減するよう構成されていることを特
    徴とする可変容積型アキシャルピストンポンプ。
  7. 【請求項7】請求項6の可変容積型アキシャルピストン
    ポンプに於て、前記第一及び第二のブリード孔の長さ及
    び直径はそれらのブリード孔を流れる流体の加速及び流
    速を制限する大きさに設定されていることを特徴とする
    可変容積型アキシャルピストンポンプ。
  8. 【請求項8】可変容積型アキシャルピストンポンプにし
    て、 本体と、 凹状の作用面を有するバレルと、 前記本体内に配置され前記バレルを囲繞し且つこれを前
    記本体内にて回転可能に支持するバレル軸受と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に形成されたカム支持体と、 前記カム支持体に回動可能に支持されたカムと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 最小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間に前記カム
    を枢動させる枢動手段と、 前記バレルに形成され、それぞれピストンボアと流体的
    に連通する第一の端部と前記バレルの前記作用面に開口
    する充填端部とを有する複数個の傾斜した充填ポート
    と、 前記充填ポートの前記充填端部は前記ピストン円の内側
    に位置する充填円の円周に沿って配置されていること
    と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    た凸状のポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記ポートプレートの前記入口ポート及び前記出口ポー
    トは前記充填円の円周に沿って形成され且つ前記充填ポ
    ートの前記充填端部と整合されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記充填ポートは前記入口ポートを横切った後であって
    前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記充填ポートが前記入口ポートと流体
    的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態に移行する際に前記充填ポート内の流体を段階的
    に変化させるよう構成されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記充填ポートは前記出口ポートを横切って通過した後
    であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記第
    一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これに
    より前記充填ポートが前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態に移
    行する際に前記充填ポート内に発生する乱流を低減する
    よう構成されていることと、を含む可変容積型アキシャ
    ルピストンポンプ。
  9. 【請求項9】可変容積型アキシャルピストンポンプにし
    て、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に形成されたカム支持体と、 前記カム支持体に回動可能に支持されたカムと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 最小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間に前記カム
    を枢動させる枢動手段と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記ピストンボアは前記入口ポートを横切った後であっ
    て前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記ピストンボアが前記入口ポートと流
    体的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通
    した状態に移行する際に前記ピストンボア内の流体を段
    階的に変化させるよう構成されていることと、を含む可
    変容積型アキシャルピストンポンプ。
  10. 【請求項10】可変容積型アキシャルピストンポンプに
    して、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に形成されたカム支持体と、 前記カム支持体に回動可能に支持されたカムと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 最小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間に前記カム
    を枢動させる枢動手段と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記ピストンボアは前記出口ポートを横切って通過した
    後であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記
    第一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これ
    により前記ピストンボアが前記出口ポートと流体的に連
    通した状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態
    に移行する際に前記ピストンボア内に発生する乱流を低
    減するよう構成されていることと、を含む可変容積型ア
    キシャルピストンポンプ。
  11. 【請求項11】可変容積型アキシャルピストンポンプに
    して、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に形成されたカム支持体と、 前記カム支持体に回動可能に支持されたカムと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 最小流体吐出位置と最大流体吐出位置との間に前記カム
    を枢動させる枢動手段と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記ピストンボアは前記入口ポートを横切った後であっ
    て前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記ピストンボアが前記入口ポートと流
    体的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通
    した状態に移行する際に前記ピストンボア内の流体を段
    階的に変化させるよう構成されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記充填ポートは前記出口ポートを横切って通過した後
    であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記第
    一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これに
    より前記充填ポートが前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態に移
    行する際に前記充填ポート内に発生する乱流を低減する
    よう構成されていることと、を含む可変容積型アキシャ
    ルピストンポンプ。
  12. 【請求項12】アキシャルピストンポンプにして、 本体と、 凹状の作用面を有するバレルと、 前記本体内に配置され前記バレルを囲繞し且つこれを前
    記本体内にて回転可能に支持するバレル軸受と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 前記バレルに形成され、それぞれピストンボアと流体的
    に連通する第一の端部と前記バレルの前記作用面に開口
    する充填端部とを有する複数個の傾斜した充填ポート
    と、 前記充填ポートの前記充填端部は前記ピストン円の内側
    に位置する充填円の円周に沿って配置されていること
    と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    た凸状のポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記ポートプレートの前記入口ポート及び前記出口ポー
    トは前記充填円の円周に沿って形成され且つ前記充填ポ
    ートの前記充填端部と整合されていることと、を含むア
    キシャルピストンポンプ。
  13. 【請求項13】請求項12のアキシャルピストンポンプ
    に於て、前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前
    記ポートプレートに形成された一対のブリードボアであ
    って、それぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口
    ポートと流体的に連通する他端とを有する一対のブリー
    ドボアを含み、前記充填ポートは前記入口ポートを横切
    った後であって前記出口ポートを横切る前に前記ブリー
    ドボアを横切り、これにより前記充填ポートが前記入口
    ポートと流体的に連通した状態より前記出口ポートと流
    体的に連通した状態に移行する際に前記充填ポート内の
    流体を段階的に変化させるよう構成されていることを特
    徴とするアキシャルピストンポンプ。
  14. 【請求項14】請求項13のアキシャルピストンポンプ
    に於て、前記ブリードボアの長さ及び直径は前記ブリー
    ドボアを流れる流体の加速及び流速を制限する大きさに
    設定されていることを特徴とするアキシャルピストンポ
    ンプ。
  15. 【請求項15】請求項12のアキシャルピストンポンプ
    に於て、前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前
    記ポートプレートに形成され、前記ポート面に開口する
    一端と前記出口ポートと流体的に連通する他端とを有す
    る第一のブリード孔と、前記第一のブリード孔の下流側
    にて前記ポートプレートに形成され、前記ポート面に開
    口する一端と大気に開放された他端とを有する第二のブ
    リード孔とを含み、前記充填ポートは前記出口ポートを
    横切って通過した後であって前記入口ポートを横切って
    通過する前に前記第一及び第二のブリード孔を順次横切
    って通過し、これにより前記充填ポートが前記出口ポー
    トと流体的に連通した状態より前記入口ポートと流体的
    に連通した状態に移行する際に前記充填ポート内に発生
    する乱流を低減するよう構成されていることを特徴とす
    るアキシャルピストンポンプ。
  16. 【請求項16】請求項15のアキシャルピストンポンプ
    に於て、前記第一及び第二のブリード孔の長さ及び直径
    はそれらのブリード孔を流れる流体の加速及び流速を制
    限する大きさに設定されていることを特徴とするアキシ
    ャルピストンポンプ。
  17. 【請求項17】アキシャルピストンポンプにして、 本体と、 凹状の作用面を有するバレルと、 前記本体内に配置され前記バレルを囲繞し且つこれを前
    記本体内にて回転可能に支持するバレル軸受と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 前記バレルに形成され、それぞれピストンボアと流体的
    に連通する第一の端部と前記バレルの前記作用面に開口
    する充填端部とを有する複数個の傾斜した充填ポート
    と、 前記充填ポートの前記充填端部は前記ピストン円の内側
    に位置する充填円の円周に沿って配置されていること
    と、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    た凸状のポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記ポートプレートの前記入口ポート及び前記出口ポー
    トは前記充填円の円周に沿って形成され且つ前記充填ポ
    ートの前記充填端部と整合されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記充填ポートは前記入口ポートを横切った後であって
    前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記充填ポートが前記入口ポートと流体
    的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態に移行する際に前記充填ポート内の流体を段階的
    に変化させるよう構成されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記充填ポートは前記出口ポートを横切って通過した後
    であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記第
    一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これに
    より前記充填ポートが前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態に移
    行する際に前記充填ポート内に発生する乱流を低減する
    よう構成されていることと、を含むアキシャルピストン
    ポンプ。
  18. 【請求項18】アキシャルピストンポンプにして、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記本体に支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記ピストンボアは前記入口ポートを横切った後であっ
    て前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記ピストンボアが前記入口ポートと流
    体的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通
    した状態に移行する際に前記ピストンボア内の流体を段
    階的に変化させるよう構成されていることと、を含むア
    キシャルピストンポンプ。
  19. 【請求項19】アキシャルピストンポンプにして、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の流体入口ポート及び円弧状の
    出口ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記充填ポートは前記出口ポートを横切って通過した後
    であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記第
    一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これに
    より前記充填ポートが前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態に移
    行する際に前記充填ポート内に発生する乱流を低減する
    よう構成されていることと、を含むアキシャルピストン
    ポンプ。
  20. 【請求項20】アキシャルピストンポンプにして、 本体と、 作用面を有し前記本体に回転可能に支持されたバレル
    と、 前記バレルを回転すべく前記バレルに形成された駆動軸
    ボアに支持された駆動軸と、 ピストン円の円周に沿って前記バレルに形成された複数
    個のピストンボアと、 それぞれ対応する前記ピストンボア内に配置された複数
    個のピストンと、 前記カムに支持されたスラストプレートと、 各ピストンに枢着され、前記バレルが回転されると前記
    スラストプレート上にて摺動することにより前記ピスト
    ンを前記ピストンボア内にて往復動させるシューと、 流体入口及び流体出口を有し前記本体に固定されたポー
    トブロックと、 前記バレルの前記作用面と前記ポートブロックとの間に
    介装され、前記バレルの前記作用面に隣接して配置され
    たポート面を有するポートプレートと、 前記ポートプレートは円の円周に沿って配列され且つそ
    れぞれ前記ポートブロックの前記流体入口及び前記流体
    出口と整合された円弧状の入口ポート及び円弧状の出口
    ポートを有していることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成された一対のブリードボアであって、そ
    れぞれ前記ポート面に開口する一端と前記出口ポートと
    流体的に連通する他端とを有する一対のブリードボア
    と、 前記ピストンボアは前記入口ポートを横切った後であっ
    て前記出口ポートを横切る前に前記ブリードボアを横切
    り、これにより前記ピストンボアが前記入口ポートと流
    体的に連通した状態より前記出口ポートと流体的に連通
    した状態に移行する際に前記ピストンボア内の流体を段
    階的に変化させるよう構成されていることと、 前記入口ポートと前記出口ポートとの間にて前記ポート
    プレートに形成され、前記ポート面に開口する一端と前
    記出口ポートと流体的に連通する他端とを有する第一の
    ブリード孔と、 前記第一のブリード孔の下流側にて前記ポートプレート
    に形成され、前記ポート面に開口する一端と大気に開放
    された他端とを有する第二のブリード孔と、 前記充填ポートは前記出口ポートを横切って通過した後
    であって前記入口ポートを横切って通過する前に前記第
    一及び第二のブリード孔を順次横切って通過し、これに
    より前記充填ポートが前記出口ポートと流体的に連通し
    た状態より前記入口ポートと流体的に連通した状態に移
    行する際に前記充填ポート内に発生する乱流を低減する
    よう構成されていることと、を含むアキシャルピストン
    ポンプ。
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