JPH08212567A - 光ディスク記録/再生装置におけるフォーカス制御方法 - Google Patents

光ディスク記録/再生装置におけるフォーカス制御方法

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JPH08212567A
JPH08212567A JP3592695A JP3592695A JPH08212567A JP H08212567 A JPH08212567 A JP H08212567A JP 3592695 A JP3592695 A JP 3592695A JP 3592695 A JP3592695 A JP 3592695A JP H08212567 A JPH08212567 A JP H08212567A
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JP
Japan
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focus
value
recording
adjustment value
error signal
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Application number
JP3592695A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ueki
泰弘 植木
Takeshi Aizawa
武 相澤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光軸方向の垂直方向のスポットずれと光軸方
向のずれによるフォーカスエラー信号への影響が同じ方
向になった場合等にSカーブが大きく非対称になても、
安定してフォーカス制御を行える制御方法を提供する。 【構成】 自動調整値は無視し、フォーカスサーチ時の
バランス量調整値を前記最良状態の測定値に対応する調
整値とは異なる値であって、予め求めてある所定値又は
最良状態の測定値に対応する調整値と所定の関係にある
値に設定し、この値を用いてフォーカスサーチを実行す
るようにしたり、他の態様ではフォーカスサーチでサー
ボ制御をオンにできない場合、上記所定値等を固定値と
せず、これを順次変更して設定しリトライする等する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の記録媒体
に対して信号を記録/再生する光ディスク記録/再生装
置又は光ディスク再生装置の記録/再生ヘッドのサーボ
制御機構に対する適切な制御に関し、具体的にはCD
(コンパクトディスク)、DVD高密度(デジタルビデ
オディスク)MD(ミニディスク)やPC(相変化型)
ディスク等に対してデータを記録、再生する情報記録再
生装置における光ビームのフォーカス制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の情報記録再生装置で
は、光ヘッドのトラッキング制御とフォーカス制御が行
われ、記録時及び再生時にデータを正確に書き込み、ま
た読み出すようにしている。かかる制御は所謂サーボ制
御回路により光ヘッドを制御することにより行われてい
る。すなわち記録時にはディスクに光ビームスポットを
与えるレーザの出力パワー(以下レーザパワーという)
をディスクにより指定されるワット数に合わせて複数段
階に調節し、また、再生時には反射率が異なる数種類
(プリマスタードとMO)のディスクに対してレーザパ
ワーを複数段階に可変にしておき、再生光を適正にする
ためにトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信
号のゲインを切り換え、この切換えを行う毎にこれらの
エラー信号のオフセットを調整する。また、この際に他
の装置との互換性を考慮してトラッキングエラー信号及
びフォーカスエラー信号のオフセットやバランス等の調
整対象を正確に調整しなければならない。
【0003】サーボ制御回路を含むサーボ制御系にて、
光ヘッド、あるいは光ヘッドに含まれる光ピックアップ
におけるレーザビームのフォーカスは、図2で非点収差
法による4分割のA,B,C,DセンサのそれぞれをI
/V変換し増幅した出力から生成するA+C−B−Dの
フォーカスエラーFEと、トラッキングは3ビーム法の
E,FセンサのそれぞれをI/V変換し増幅した出力か
ら生成するE−FのトラッキングエラーTEを、それぞ
れサーボ回路のA/D変換器に接続し、ディジタルサー
ボ処理を行い、出力をD/A変換器により出力しモータ
ドライブ回路によりフォーカスとトラッキングコイルを
駆動するループからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フォーカスエ
ラーを生成する4分割のABCDセンサに対してレーザ
の反射光のスポットが光軸に対して垂直方向(ジッタ方
向(ディスクの走行方向)とトラッキング方向の合成方
向)にずれると、フォーカスエラー信号であるSカーブ
が非対称になりフォーカスサーチでサーボ引き込みが成
功しない制御などサーボ制御が不安定になるという問題
があった。
【0005】また、レーザビームの反射光のスポットが
検出センサに対して光軸方向にずれると、フォーカスエ
ラー信号であるSカーブは対称であるがこのSカーブ上
の再生信号の最良品質点が中心からシフトするため、自
動調整手段にて起動時に前記A+CまたはB+Dのどち
らかのゲインを変更することにより、又は、(A+C)
−(B+D)のフォーカスエラー信号にオフセットを注
入することによりSカーブをオフセットさせ再生信号の
最良品質点を中心にしていたSカーブを強引に非対称に
して再生信号の最良品質点を中心にする。
【0006】また、前記ABCDのセンサや増幅回路や
光学系にオフセット電圧が発生するので自動調整手段に
て起動時にこれを0にするようなオフセット調整回路が
ありこれを調整していた。しかし、これらを個々に起動
後に調整したのでは、例えば前記の垂直方向のスポット
ずれと光軸方向のずれによるフォーカスエラー信号への
影響が同じ方向になった場合Sカーブが大きく非対称に
なり、再生信号は最良の品質になるが、以降の動作にて
フォーカス制御をオンとすることができなかったり、サ
ーチができなかったり、サーボ制御が不安定になったり
して問題となっていた。加えて大切なデータをフォーカ
スサーチにてサーボオンできないために読み出せないこ
とが問題だった。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、Sカー
ブが大きく非対称になったとしてもフォーカスサーチや
フォーカスサーボ制御を安定して実行することのできる
光ディスク記録/再生装置におけるフォーカス制御方法
を提供することを目的とする。なお、「光ディスク記録
/再生装置」とは、光ディスク記録機能と光ディスク再
生機能の一方又は双方を有するディスク装置を意味する
ものとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様では
上記目的を達成するために、自動調整によって得られた
フォーカスバランス値又はフォーカスオフセット値は無
視し、フォーカスサーチ時のバランス量調整値又はオフ
セット値を前記最良状態の測定値に対応する調整値とは
異なる値であって、予め求めてある所定値又は最良状態
の測定値に対応する調整値と所定の関係にある値に設定
し、この値を用いてフォーカスサーチを実行するように
している。
【0009】また本発明の他の態様では上記目的を達成
するために、フォーカスサーチでサーボ制御をオンにで
きない場合、上記所定値等を固定値とせず、これを順次
変更して設定しリトライしている。
【0010】また本発明の他の態様では上記目的を達成
するために、自動調整を一回行った後で、記憶している
調整値を判定し、調整値が大きく標準値からずれている
場合は、フォーカス制御をオンとできない可能性が高い
と判断し、固定値にしてしまうか、この調整値を標準値
に近い値に演算したり、固定値量を移動し設定してい
る。
【0011】また本発明の他の態様では上記目的を達成
するために、フォーカスサーボ制御をオンとするときに
フォーカスエラー信号のSカーブの最大と最小を測定し
てし、この差が所定値よりも大きい場合、または片側の
値が所定値よりも小さい場合には、2つが同じ程度にな
るように演算又はテーブルによりバランス値又はオフセ
ット値を設定するようにしている。
【0012】また本発明の他の態様では上記目的を達成
するために、どうしても経時変化などで調整の範囲を超
えて記録再生できないときは、エラー処理として上記の
制御に加えて、サーボ制御をオンとし、その後バランス
又はオフセット調整にて最適バランス又はオフセット値
を測定し非対称性が所定値以下であれば通常に調整を行
い、所定値を超える場合、又は最適なバランス又はオフ
セット調整ができない場合は、エラー処理として「安定
に記録できません」や「修理して下さい」等のユーザー
メッセージを表示手段にて表示したりこれに相当する信
号を出力するようにしている。
【0013】すなわち本発明の一つの態様によれば、デ
ィスク状の光記録媒体に情報を記録し、及び/又はディ
スク状の光記録媒体に記録された情報を再生する光ディ
スク記録/再生装置であって、ディスクを回転駆動する
手段と、前記ディスクに対してデータを記録/再生する
光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザビームを発生するレ
ーザパワー制御手段と、前記レーザビームの前記ディス
クからの反射光を複数に分割したセンサにて検出しトラ
ッキングエラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドを
前記ディスクのトラック方向に位置決めする手段と、前
記反射光を複数に分割したセンサにて検出しフォーカス
エラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドをフォーカ
ス方向に位置決めする手段と、情報の記録再生を行う手
段と、前記情報の記録再生を行う手段との間でデータ授
受を行い、記録再生信号を変調復調する変調復調手段
と、前記複数に分割したセンサの出力を演算して得られ
る前記フォーカスエラー信号に対して、前記センサの演
算前の出力を増減してエラー出力のバランス量を変更す
るバランス設定手段又はフォーカスエラー信号にオフセ
ット電圧を印加するオフセット設定手段と、前記フォー
カス位置決め手段に応答し、前記フォーカスエラー信号
の最良状態を測定する手段と、前記最良状態の測定値に
対応する調整値を記憶する手段と、前記測定値に基づい
て前記バランス量又はオフセット量を調整するためバラ
ンス量調整値又はオフセット量調整値を設定する手段と
を有する情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方
法において、前記バランス量調整値又はオフセット量調
整値を前記最良状態の測定値に対応する調整値とは異な
る値であって、予め求めてある所定値又は最良状態の測
定値に対応する調整値と所定の関係にある値に設定する
ステップと、前記所定値又は前記所定の関係にある値を
用いてフォーカスサーチを実行するステップとを、有す
ることを特徴とする情報記録/再生装置におけるフォー
カス制御方法が提供される。
【0014】本発明の他の態様ではまた、ディスク状の
光記録媒体に情報を記録し、及び/又はディスク状の光
記録媒体に記録された情報を再生する光ディスク記録/
再生装置であって、ディスクを回転駆動する手段と、前
記ディスクに対してデータを記録/再生する光ヘッド
と、前記光ヘッドのレーザビームを発生するレーザパワ
ー制御手段と、前記レーザビームの前記ディスクからの
反射光を複数に分割したセンサにて検出しトラッキング
エラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドを前記ディ
スクのトラック方向に位置決めする手段と、前記反射光
を複数に分割したセンサにて検出しフォーカスエラー信
号を生成して帰還し、前記光ヘッドをフォーカス方向に
位置決めする手段と、情報の記録再生を行う手段と、前
記情報の記録再生を行う手段との間でデータ授受を行
い、記録再生信号を変調復調する変調復調手段と、前記
複数に分割したセンサの出力を演算して得られる前記フ
ォーカスエラー信号に対して、前記複数に分割したセン
サの演算前の出力を増減してエラー出力のバランス量を
変更するバランス設定手段又はフォーカスエラー信号に
オフセット電圧を印加するオフセット設定手段と、前記
フォーカス位置決めに応答し、前記フォーカスエラー信
号の最良状態を測定する手段と、前記最良状態の測定値
に対応する調整値を記憶する手段と、前記測定値に基づ
いて前記バランス量又はオフセット量を調整するための
バランス量調整値又はオフセット量調整値を設定する手
段とを有する情報記録/再生装置におけるフォーカス制
御方法において、前記バランス量調整値又はオフセット
量調整値の前記最良状態の測定値が所定の範囲内にある
か否かをを判定するステップと、前記判定の結果に基づ
いて、前記所定の範囲内であれば前記バランス量調整値
又はオフセット量調整値をそのまま用いてフォーカスサ
ーチを実行するステップと、前記判定の結果に基づい
て、前記所定の範囲外であれば前記バランス量調整値又
はオフセット量調整値を前記最良状態の測定値に対応す
る調整値とは異なる値であって、予め求めてある所定値
又は最良状態の測定値に対応する調整値と所定の関係に
ある値に設定し、前記所定値又は前記所定の関係にある
値を用いてフォーカスサーチを実行するステップとを、
有することを特徴とする情報記録/再生装置におけるフ
ォーカス制御方法が提供される。
【0015】また本発明のさらに他の態様によれば、デ
ィスク状の光記録媒体に情報を記録し、及び/又はディ
スク状の光記録媒体に記録された情報を再生する光ディ
スク記録/再生装置であって、ディスクを回転駆動する
手段と、前記ディスクに対してデータを記録/再生する
光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザビームを発生するレ
ーザパワー制御手段と、前記レーザビームの前記ディス
クからの反射光を複数に分割したセンサにて検出しトラ
ッキングエラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドを
前記ディスクのトラック方向に位置決めする手段と、前
記反射光を複数に分割したセンサにて検出しフォーカス
エラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドをフォーカ
ス方向に位置決めする手段と、情報の記録再生を行う手
段と、前記情報の記録再生を行う手段との間でデータ授
受を行い、記録再生信号を変調復調する変調復調手段
と、前記複数に分割したセンサの出力を演算して得られ
る前記フォーカスエラー信号に対して、前記複数に分割
したセンサの演算前の出力を増減してエラー出力のバラ
ンス量を変更するバランス設定手段又はフォーカスエラ
ー信号にオフセット電圧を印加するオフセット設定手段
と、前記フォーカス位置決め手段に応答し、前記フォー
カスエラー信号の最良状態を測定する手段と、前記最良
状態の測定値に対応する調整値を記憶する手段と、前記
測定値に基づいて前記バランス量又はオフセット量を調
整するためのバランス量調整値又はオフセット量調整値
を設定する手段とを有する情報記録/再生装置における
フォーカス制御方法において、フォーカスサーチを実行
するステップと、前記フォーカスサーチの実行中に前記
フォーカスエラー信号の最大値と最小値を測定するステ
ップと、前記最大値と最小値の測定結果に基づいて、フ
ォーカスサーボ制御開始のバランス量調整値又はオフセ
ット量調整値を設定するステップとを、有することを特
徴とする情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方
法が提供される。
【0016】さらに本発明の他の態様によれば、ディス
ク状の光記録媒体に情報を記録し、及び/又はディスク
状の光記録媒体に記録された情報を再生する光ディスク
記録/再生装置であって、ディスクを回転駆動する手段
と、前記ディスクに対してデータを記録/再生する光ヘ
ッドと、前記光ヘッドのレーザビームを発生するレーザ
パワー制御手段と、前記レーザビームの前記ディスクか
らの反射光を複数に分割したセンサにて検出しトラッキ
ングエラー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドを前記
ディスクのトラック方向に位置決めする手段と、前記反
射光を複数に分割したセンサにて検出しフォーカスエラ
ー信号を生成して帰還し、前記光ヘッドをフォーカス方
向に位置決めする手段と、情報の記録再生を行う手段
と、前記情報の記録再生を行う手段との間でデータ授受
を行い、記録再生信号を変調復調する変調復調手段と、
前記複数に分割したセンサの出力を演算して得られる前
記フォーカスエラー信号に対して、前記複数に分割した
センサの演算前の出力を増減してエラー出力のバランス
量を変更するバランス設定手段又はフォーカスエラー信
号にオフセット電圧を印加するオフセット設定手段と、
前記フォーカス位置決め手段に応答し、前記フォーカス
エラー信号の最良状態を測定する手段と、前記最良状態
の測定値に対応する調整値を記憶する手段と、前記測定
値に基づいて前記バランス量又はオフセット量を調整す
るためのバランス量調整値又はオフセット量調整値を設
定する手段と、制御状態を表示する表示手段とを有する
情報記録/再生装置におけるフォーカス制御方法におい
て、フォーカスサーチを実行するステップと、前記フォ
ーカスサーチの実行中に前記フォーカスエラー信号の最
大値と最小値を測定するステップと、前記最大値と最小
値の測定結果に基づいて、フォーカスサーボ引き込み制
御のための前記バランス量調整値又はオフセット量調整
値を設定するステップと、フォーカスサーボ引き込み制
御を行うステップと、前記フォーカスエラー信号の最良
状態を測定するステップと、前記測定値に基づいて前記
フォーカスエラー信号を演算し、その演算結果が所定値
より小さい場合は、前記バランス量調整値又はオフセッ
ト量調整値をそのままフォーカスサーボ制御を実行し、
他方前記演算結果が前記所定値又は他の所定値より大き
い場合は、前記バランス量調整値又はオフセット量調整
値の設定の実行を行わずエラー状態を前記表示手段に表
示するステップとを有することを特徴とする情報記録/
再生装置におけるフォーカス制御方法が提供される。
【0017】
【作用】本発明のフォーカス制御方法により、垂直方向
のスポットずれと光軸方向のずれが同じ方向になった場
合等にSカーブが大きく非対称になったときでも、以降
の動作にてフォーカス制御を的確にオンとすることがで
き、またフォーカスサーチ、フォーカスサーボ制御を安
定して行うことができる。また、調整値を順次変更して
リトライすることにより、フォーカスサーチが更に安定
し、フォーカスサーボの不安定のために以降重要なデー
タが読み出せないなど大きな問題がなくなり、プレーヤ
ビリティが大きくなり商品価値が増す。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明のフォーカス制御方法を実現
する光ディスク記録/再生装置の一例としてのMD記録
再生装置を示すブロック図である。図3は図2中のプリ
アンプの要部を示す回路図である。また、図1は図2中
のマイクロコンピュータ(マイコン)11の動作中フォ
ーカス制御に関連する部分の処理手順の一例(第1実施
例)を示すフローチャートである。
【0019】図2において、MD(ミニディスク)とし
て知られている光磁気ディスク(ディスク又は光ディス
クともいう)1には内周から外周に向かって渦巻き状に
形成されたトラックがあり、光ピックアップ2はこのト
ラックに対してレーザビームスポットを与えることによ
り、所定のフォーマットの書誌情報、音声情報、映像情
報が光学的に記録及び再生される。このディスク1は光
ピックアップ2により読み出されて再生された信号に基
づいてブロック10のサーボ回路でサーボ制御を行い、
スピンドルモータ3及びモータドライバ/トラッキング
・フォーカス制御回路4によりCLV(線速度一定)で
回転される。光ピックアップ2は重畳器5を有し、ま
た、磁界変調ヘッド7と一体で動作する。光ピックアッ
プ2と磁界変調ヘッド7で光ヘッドを構成している。光
ヘッドはトラバースモータ6にてディスク1の半径方向
に移動可能である。
【0020】光ピックアップ2はまた、レーザビームを
ディスク1に出射するレーザダイオードLDを有し、そ
の反射光に基づいてディスク1に記録された光学的情報
を再生するための信号RF1、RF2を出力したり、非
点収差法の4分割のフォーカスエラー信号検出用信号A
〜Dと3ビーム法の2つのトラッキングエラー信号検出
用信号E、Fを出力する。これらの信号RF1、RF
2、A〜Fはヘッドアンプ8により増幅され、検出・調
整手段として動作するプリアンプ9に出力される。ま
た、プリアンプ9からヘッドアンプ8に対しては、光ピ
ックアップ2内のレーザダイオードLDを駆動するため
の信号が印加される。
【0021】図5は光ピックアップ2のセンサ部分AB
CDEFIJをそれぞれ四角形で、またそれらに光スポ
ットが入射している様子を円形で示している。矢印Yで
示す方向はトラックの長手方向であり、矢印Xで示す方
向はトラックの長手方向に垂直なディスクの半径方向で
ある。センサ部分ABCDEFのそれぞれからは上記信
号A〜Fが出力され、センサ部分IJからは光学的情報
を再生した上記信号RF1、RF2が出力される。図6
は4分割センサABCD上の反射光光スポットの位置ず
れを示す模式図である。図中、左右の平行な帯状部分は
トラックとトラックの間の部分を示しており、中間の白
い部分がトラックである。後述する図4は、4分割セン
サの出力信号を処理して得られる信号FEのフォーカス
サーチ時の時間変化を示す波形図である。
【0022】プリアンプ9はメモリコントローラ/EF
M変復調/エラー訂正/ADIP(アドレスインプリグ
ルーブ)/サーボ回路ブロック10に対して、再生した
EFM信号と、ADIP信号と、フォーカスエラー信号
FEOとトラッキングエラー信号TEO等を出力する。
なお、このブロック10のサーボ回路は例えばDSP
(デジタルシグナルプロセッサ)で構成されている。4
MBのDRAM13は、記録、再生時のデータの圧縮、
伸長の際に、一時的にデータを保存するものであり、マ
イコン11の指示を受けたブロック10のメモリコント
ローラにより書き込み、読み出しが制御される。
【0023】メモリコントローラ/EFM変復調/エラ
ー訂正/ADIP/サーボ回路ブロック10は、記録時
には記録データを符号化してEFM信号に変調し、ドラ
イバ7aを介してヘッド7に出力する。ブロック10の
サーボ回路はまた、再生時にはプリアンプ9からのEF
M信号を復調してエラー訂正復号化するとともに、フォ
ーカスエラー信号FEOとトラッキングエラー信号TE
Oに基づいて光ピックアップ2がディスク1のトラック
に対してトラッキング及びフォーカシングするようにモ
ータドライバ/トラッキング・フォーカス制御回路4を
介して制御する。モータドライバ/トラッキング・フォ
ーカス制御回路4はプリアンプ9及びブロック10とと
もにトラッキング及びフォーカス制御における2つの位
置決め手段としてのサーボ制御手段を構成している。ま
た、マイコン11電源が入った時点又は、ディスクが挿
入された時点の起動時には光ピックアップ2を後述する
ようにトラッキングエラー信号TEOのオフセットとバ
ランス等を調整し、ディスク1の最内周付近(TOC:
Table Of Contents及びUTOC:User Table Of Conte
nts)に移動させて必要なID情報を読み出す。D/A
変換器・A/D変換器ブロック14はアナログ記録信号
をA/D変換してブロック10に与え、ブロック10か
らの再生信号をD/A変換してアナログ信号として外部
へ出力するものである。
【0024】マイコン11はプリアンプ9からの各種信
号A〜F、FEO、TEO等を取り込むA/D変換器1
1aと、光ピックアップ2内のレーザダイオードLDを
例えば12ビットのPWM信号に応じた信号で駆動して
レーザダイオードLDの出力パワーを制御等するための
PWM部11bと、PWM部11bからのPWM信号は
ローパスフィルタ(LPF)12によりDC電圧に変換
されて図2に示すレーザパワー制御回路(LPC)22
に印加され、次いでヘッドアンプ8を介して光ピックア
ップ2内のレーザダイオードLDが駆動される。ワーク
エリア等用のRAM11cと、プログラム等用のROM
11dと後述するような制御を行うCPU11e等を有
し、これらの回路11a〜11eはバス11fを介して
接続されている。また、RAM11cはCPU11eが
後述する調整を行うためにフォーカスエラー信号のバラ
ンス又はオフセット調整値等を記憶するためのエリアを
有する。また、マイコン11には、入力手段16と表示
手段18がそれぞれ接続され、ユーザからの指示を受
け、かつ記録、再生の状態や、制御状態等を表示する。
【0025】本発明の適用される光ディスク記録/再生
装置では、ブロック4、10及びプリアンプ9で構成さ
れるサーボ制御手段によりトラッキングサーボ制御とフ
ォーカスサーボ制御が行われるが、図1に示したフロー
のように、電源投入時、ディスクの交換後、大きな衝撃
を受けてフォーカサーボ制御がオン状態からオフ状態と
なったとき等にはフォーカスサーチが行われる。その説
明の前にサーボ制御の内容について説明する。まず図3
を参照してプリアンプ9の構成を詳細に説明する。光ピ
ックアップ2からヘッドアンプ8を介して入力されるR
F信号RF1、RF2は、情報再生信号出力回路21を
介してEFM信号、ADIP信号等としてEFM変復調
/エラー訂正/ADIP回路10に出力される。また、
フォーカスバランスを調整するためにEFM信号のエン
ベロープ信号EFMENVがEFMENV検出回路21
aにより検出され、マイコン11内のA/D変換器11
aに出力される。
【0026】また、図5のフォーカスエラー信号検出用
の4分割センサABCDの出力信号A〜Dがフォーカス
バランス用差動増幅器23Fに印加されて信号FE=A
+C−B−Dが演算される。この差動増幅器23Fの+
端子にはフォーカスバランス用可変抵抗手段24F1、
24F2により決定されるフォーカスバランス電圧が印
加される。したがって、この差動増幅器23Fは{α
(A+C)−B−D}(αはフォーカスバランス調整量
に対応する係数)のフォーカスエラー信号FEを出力す
る。また、フォーカスオフセット差動増幅器27Fにオ
フセット電圧を印加することにより、(A+D)−(B
+D)+βなるエラー信号上の位置決め位置を変更する
フォーカスエラー信号FEを出力する。また、信号A〜
Dが加算器20に与えられて、和信号ASOが作られ
て、ブロック10のサーボ回路に送られる。
【0027】ここで、フォーカスバランス用可変抵抗手
段24F1、24F2と、後述するフォーカスゲイン用
可変抵抗手段26Fとフォーカスオフセット用可変抵抗
手段28Fと、トラッキングバランス用可変抵抗手段2
4T1、24T2と、トラッキングゲイン用可変抵抗手
段26Tとトラッキングオフセット用可変抵抗手段28
Tはともに、複数段の抵抗ラダー及びアナログスイッチ
で構成されている。また、フォーカスバランス用可変抵
抗手段24F1と24F2の2つの可変抵抗値、トラッ
キングバランス用可変抵抗手段24T1と24T2の2
つの可変抵抗値は連動して制御される。
【0028】これらの可変抵抗手段24F、26F、2
8F、24T、26T、28Tの各アナログスイッチ群
は、図1に示すマイコン11のレジスタ(RAM11
c)に設定されたデータに応じたフォーカスバランス信
号FBAL、フォーカスゲイン信号FG、フォーカスオ
フセット信号FOFS、トラッキングバランス信号TB
AL、トラッキングゲイン信号TG、トラッキングオフ
セット信号TOFSをマイコンデータI/F36から与
えることにより、選択的にオン又はオフする。したがっ
て、抵抗値がステップ状に変化し、フォーカス(F)信
号のバランス(BAL)、ゲイン(G)及びオフセット
(OFS)、トラッキング(T)信号のバランス(BA
L)、ゲイン(G)及びオフセット(OFS)を調整す
ることができる。
【0029】差動増幅器23Fの出力電圧FEはフォー
カスゲイン用の増幅器25Fと可変抵抗手段26Fによ
りフォーカスゲイン信号FGに基づいて増幅され、次い
で、フォーカスオフセット用の差動増幅器27Fと可変
抵抗手段28Fによりフォーカスオフセット信号FOF
Sに基づいてフォーカスオフセットが調整される。この
信号はフォーカスエラー信号FEOとしてサーボ回路1
0とマイコン11内のA/D変換器11aに出力され
る。
【0030】また、光ピックアップ2からのトラッキン
グエラー信号検出用の2分割センサE、Fの出力信号
E、Fの極性は、マイコン11からの極性選択信号TE
SELに基づいて極性切換え回路29により切り換え可
能である。極性切換え回路29の出力信号E、Fは、ト
ラッキングバランス用差動増幅器23Tに印加されてこ
の差動増幅器23Tと可変抵抗手段24T1、24T2
によりトラッキングバランス信号TBALに基づいて信
号TESELがストレートの場合にはトラッキングエラ
ー信号(βF−E)(βはトラッキングバランス調整
量)が、信号TESELがクロスの場合にはトラッキン
グエラー信号(βE−F)が生成される。
【0031】この出力電圧はトラッキングゲイン用の増
幅器25Tと可変抵抗手段26Tによりトラッキングゲ
イン信号TGに基づいて増幅され、次いで、トラッキン
グオフセット用の差動増幅器27Tと可変抵抗手段28
Tによりトラッキングオフセット信号TOFSに基づい
てオフセットが調整される。この信号はトラッキングエ
ラー信号TEOとしてサーボ回路10とマイコン11内
のA/D変換器11aに出力される。また、トラッキン
グエラー信号TEOのバランスとオフセットを調整する
ために、トラッキングエラー信号TEOの上側の電圧H
と下側の電圧Lがピーク測定手段として動作するピーク
ホールド回路30によりホールドされる。ピークホール
ド回路30はマイコン11からのリセット信号によりリ
セット可能である。
【0032】かかるサーボ制御系を用いた制御を行った
場合の具体例について説明する。光ピックアップ2に得
られる反射光のスポットがセンター位置からXYの合成
方向のA方向にずれた場合、次のようになる。図6に示
した例のように実線で示したスポット位置のとき、すな
わち正常時では、フォーカスサーチ時に光ピックアップ
2がディスク1に対して徐々に近づくとき図4中の4−
1のように信号FEが変化する。しかし、図6に点線で
示すように反射光のスポットがA方向にずれた場合、4
−2のように、4分割センサの出力電圧AとD、BとC
のバランンスがずれA+C−(B+D)で、A+C側が
大きくなる。
【0033】また、センサIJで検出するRF信号の最
良点は、RF信号の振幅の最大点又はジッタ最小点にな
るようにするためには、4−2のように最大点からずれ
た場合、FBALでここではRF信号のEFM信号の振
幅を得るEFMENV回路にて、振幅を測定しながら、
最良点がVrefになるようにB+D側のゲイン(例え
ば4ビットで16段階に可変)を上げて調整する。これ
により4−3のように4−1の波形に近くなる。また、
初期状態が4−4の例では、RF信号の振幅の最大点が
B+D側にあるからB+D側のゲインを上げて調整する
ことにより調整後は4−5のようになってしまう。この
状態では、SカーブがB+D側(下側)にほとんど延び
ていないのでサーボ制御をオンとして定常状態では外乱
が少ない状態での記録再生は可能としてもフォーカスサ
ーチ動作では、Sカーブの下側の引き込み範囲が少なく
傾きも小さいためほとんどサーボオンすることができな
い。
【0034】本発明の光ディスク記録/再生装置におけ
るフォーカス制御方法の第1実施例では、上記問題を解
決するために図1に示す制御を行っている。この制御は
主としてマイコン11内のCPU11eにより行われ
る。ステップS1で前述のフォーカスエラー信号FEO
その他の信号により示されるデータ及び記録/再生装置
のステータスを取り込む。ディスク挿入などの検出によ
りフォーカスサーチが必要か否かをステップS2で判断
し、必要な場合はステップS3でフォーカスとトラッキ
ングのオフセット調整を行う。すなわちフォーカスエラ
ー信号FEO及びトラッキングエラー信号TEOとそれ
ぞれの基準電圧を比較してその差がそれぞれ0となるよ
うなフォーカスオフセット信号FOFSとトラッキング
オフセット信号TOFSを作りフィードバック制御が行
われる。
【0035】次にステップS4で、フォーカスバランス
信号FBALの記憶されている最適点での自動調整値を
無視し、代りに所定値を設定する。この所定値としては
光ディスク記録/再生装置を製造する段階で適切な値を
実験的に求めておくことができる。またこの所定値には
固定値を用いることもできるし、上記最適点での自動調
整値と所定の関係の値、例えば自動調整値の1.2倍の
値、等にすることもできる。ステップS5ではステップ
S4で設定された値を用いてフォーカスサーボ制御を開
始する。すなわち、光ピックアップ2の図示省略のフォ
ーカスコイルに徐々に電流を印加し、サーボ制御の引き
込みを行いオンとする。サーボ制御をオンとする条件と
してはプリアンプ9から与えられる和信号ASOが所定
の閾値を超え、かつフォーカスバランス用差動増幅器2
3Fの出力信号であるフォーカスエラー信号FEO(図
4中の4ー1を参照)が基準電圧に対して+方向に上昇
し、所定閾値を超え、その後再びこの所定閾値を下回っ
たときとすることができる。
【0036】ステップS6ではサーボ制御がオンとなっ
たか否かを判断し、オフであればステップS5へ戻る。
この判断は、次のように行う。すなわち、ブロック10
内のサーボ回路を介してマイコン11に与えられる和信
号ASOが上記所定閾値を超えていて、かつフォーカス
エラー信号FEOが所定時間+−方向に第2の所定電圧
以下であればサーボ制御がオンされたと判定し、この条
件にあわないときはオンとならなかったと判定する。こ
の先のステップの説明は省略するが、サーボがオンとな
った後は記録又は再生を行うため必要なサーボ制御と再
度前記フォーカスバランス値に設定するか、再度フォー
カスバランス調整を行い、記録再生へ移行する。ここま
での処理は以下の第4実施例まで共通である。
【0037】第1実施例の変形例である第2実施例は、
次の点で第1実施例と異なる。すなわち図7のフローチ
ャートにあるように、ステップS6でフォーカスサーボ
がオン状態とならなかったときは、ステップS4で先に
設定したフォーカスバランス調整値FBALを順次変更
するためのステップS7が設けられている。したがっ
て、フォーカスバランス調整値FBALを+方向にイン
クリメントするか又は−方向にデクリメントしてこれを
順次変更することにより複数回のリトライを行うことが
できる。この第2実施例は光ピックアップ2が経時変化
したような場合でも正確にフォーカスサーボ制御をオン
にすることができる可能性を極めて高くするものであ
る。
【0038】次に第3実施例について説明する。この実
施例では一旦、自動調整を行った後で、記憶している調
整値FBALが標準値(センター値)から大きくずれて
いるか否かを判定し、調整値FBALが大きく標準値か
らずれている場合は、フォーカス制御をオンできない可
能性が高いと判断し、あらかじめROMに書き込まれた
所定の固定値にしてしまうか、この調整値を標準値に近
い値に演算したり、所定の固定値量を移動し設定する。
図8はかかる処理を示すフローチャートである。図7と
同一部分は同一ステップ番号で示されている。ステップ
S8で記憶している最適点でのフォーカスバランス量調
整値FBALの自動調整値FBAL@をバランスセンタ
ー値BALCと比較し、FBAL@がバランスセンター
値BALCを中心として予め設定した範囲を逸脱してい
るか否かを判断する。この範囲を超えていなければその
ままのバランス値をステップS9で設定し、一方、超え
ていればステップS10で超える方向の(+又は−方向
の)境界値を設定する。その後の処理は図7のステップ
S5以下と同様である。
【0039】次に第4実施例について説明する。この実
施例ではフォーカスサーチ時にフォーカスエラー信号の
Sカーブの最大と最小を測定して、この差が所定値より
も大きい場合、または片側の値が所定値よりも小さい場
合には、2つが同じ程度になるように演算又はテーブル
によりバランス値を設定している。図9はかかる処理を
示すフローチャートである。図1と同一部分は同一ステ
ップ番号で示されている。ステップS3の後のステップ
S11にてフォーカスコイルに電流を印加し、これを増
加して光ピックアップ2を上昇させる(ディスク1に近
づける)。この光ピックアップ2の上昇中に発生するフ
ォーカスエラー信号FEOのSカーブにおけるA+C側
とB+D側の電圧を測定し、A+C(Vrefの上
側)、B+D(Vrefの下側)を記憶する。
【0040】次に、A+C、B+Dの双方が所定値K1
より小さいか否かを判別することによりディスク1の有
無を検出する(ステップS12)。A+C、B+Dのい
ずれもがK1より小さいときはエラーと判断し、「ディ
スク無し」の表示を表示手段18で行う。それ以外のと
きは、ステップS13で、A+CとB+Dの双方が所定
値K1を超えているかあるいは一方のみがK1を超えて
いるかを判別する。これは経時変化の有無を調べるもの
である。双方がK1を超えていればそのままのバランス
量調整値FBALを設定する(ステップS14)。ま
た、一方のみがK1を超えてれば両者の比を計算し、こ
の比が1:1になるようにテーブルから値を参照しバラ
ンス量調整値FBALを設定する(ステップS15)。
ステップS14又はS15の後には、ステップS16で
フォーカスコイルに印加している電流を減少させ、光ピ
ックアップ2を下降させ、ディスク1から遠ざけ、サー
ボ制御をの引き込みを行いオンとする。ここではステッ
プ12、13にて同じK1という値を用いているが別の
値を用いてもかまわない。
【0041】次に第5実施例について説明する。この実
施例では上記第4実施例でどうしても経時変化などで調
整の範囲を超えていて記録再生できないときにエラー処
理を行うものである。すなわち、図9のフローチャート
のステップS16の後にトラッキングサーボ制御とスピ
ンドルモータのサーボ制御をオンとし、その後フォーカ
スバランスンス調整にて最適バランス量調整値を測定
し、非対称性が所定値以下であれば通常に調整を行い、
所定値を超える場合、または最適なバランス調整ができ
ない場合は、エラー処理として「安定に記録できませ
ん。」とか「修理して下さい。」等のユーザーメッセー
ジを表示手段18に表示したりこれに相当する信号を出
力する。図10は第5実施例の前半を、図11は第5実
施例の後半を示している。以下このフローチャートにし
たがって説明する。
【0042】図10に示したステップS1からステップ
S17までは図9に示した第4実施例と同様である。な
おステップS17の後はエンドへ移行する。ステップS
16の後、ステップS18にてスピンドルモータ3を起
動し、次のステップS19でトラッキングサーボ制御を
オンにする。続いてステップS20でスピンドルモータ
3のサーボ制御をオンにし、次のステップS21でTO
C情報の読み込みを行う。その後、ステップS22で光
ピックアップ2をフォーカスバランス調整用の所定位置
に移動させ、続くステップS23でフォーカスバランス
調整を開始する。再生信号から得られるEFMエンベロ
ープ信号をA/D変換しつつ、これに対応してステップ
S24でSカーブ上の中心点より図4の波形図でディス
クに対する近遠方向に移動させるように光ピックアップ
2を加振する。
【0043】この振動中に最大点がある方向及び最大点
の値をステップS25で検出する。なお、B+Dが大き
くなる方向を−とする。ステップS26で上記ステップ
S25で測定し求められたバランス値と前記ステップS
11で測定したA+C、B+D側のピーク値とこのとき
のバランス値より演算したA+CとB+Dの比をA+C
/B+D=Kとし、フォーカスバランスをずらすことに
よってKが所定値K3以下かK3より小さい所定値K4
以上にならないかを判定する。どちらかを超えていれば
ステップS27で警告を表示手段18にて表示する。警
告の内容は設定値又は装置によって「記録は危険で
す。」、「再生のみに使用して下さい。」、「装置を修
理して下さい。」、 「ショックに大変弱い状態になっ
ています。」等を表示する。ステップS26でKがK3
以下かK4以上にならないときはステップS25で求め
られたフォーカスバランス量調整値FBALをステップ
S28で設定しバランス調整を実行する。
【0044】上記制御中における表示装置18での表示
内容はも自由に設定できるが、例えば、「再生のみに使
用して下さい。」等と表示して装置として記録できない
ように回路を設定してもよい。上記実施例では、フォー
カスエラー信号の検出方法として、4分割の非点収差法
を用いたが、その他の方法でもSカーブの中心付近にサ
ーボオン時の最良位置があるようなサーボ制御方式でも
同様な効果が得られる。また上記各実施例ではフォーカ
スバランス調整について説明しているが、Sカーブ上の
フォーカス方向の位置を変更する意味でオフセット調整
に置き換えても同様になる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば例え
ば光軸の垂直方向のスポットずれと光軸方向のずれによ
るフォーカスエラー信号への影響が同じ方向になり、そ
の結果Sカーブが大きく非対称になったとしてもフォー
カスサーチやフォーカスサーボ制御を安定して実行する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク記録/再生装置におけるフ
ォーカス制御方法の第1実施例を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明のフォーカス制御方法を実現する光ディ
スク記録/再生装置の一例としてのMD記録/再生装置
を示すブロック図である。
【図3】図2中のプリアンプを示すブロック図である。
【図4】フォーカスサーチにおけるフォーカスエラー信
号のSカーブの様々な態様を他の信号とともに示す波形
図である。
【図5】図1の光ディスク記録/再生装置に用いられて
いる光センサの配置と光スポットの関係を示す平面図で
ある。
【図6】図5中の光センサ中、4分割センサ部分におけ
る光スポットのずれの状態例を示す平面図である。
【図7】本発明の光ディスク記録/再生装置におけるフ
ォーカス制御方法の第2実施例を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の光ディスク記録/再生装置におけるフ
ォーカス制御方法の第3実施例を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の光ディスク記録/再生装置におけるフ
ォーカス制御方法の第4実施例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の光ディスク記録/再生装置における
フォーカス制御方法の第5実施例を示すフローチャート
の前半部分である。
【図11】本発明の光ディスク記録/再生装置における
フォーカス制御方法の第5実施例を示すフローチャート
の後半部分である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ(磁界変調ヘッドと共に光ヘッドを
構成する) 3 スピンドルモータ(ディスクを回転駆動する手段) 4 モータドライバ/トラッキング・フォーカス制御回
路(プリアンプ9及びブロック10とともに2つの位置
決め手段を有するサーボ制御制御手段を構成する) 7 磁界変調ヘッド 9 プリアンプ 10 メモリコントローラ/EFM変復調/エラー訂正
/ADIP(アドレスインプリグルーブ)/サーボ回路
ブロック 11 マイコン(バランス設定手段、最良状態を測定す
る手段、調整値を記憶する手段、バランス量を調整する
手段) 13 DRAM 14 D/A変換器・A/D変換器ブロック 16 入力手段 18 表示手段 21 情報再生信号出力回路 21a EFMENV検出回路 22 レーザパワー制御回路(レーザパワー制御手段) 29 極性切換え回路 30 ピークホールド回路 36 マイコンデータI/F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の光記録媒体に情報を記録
    し、及び/又はディスク状の光記録媒体に記録された情
    報を再生する光ディスク記録/再生装置であって、ディ
    スクを回転駆動する手段と、前記ディスクに対してデー
    タを記録/再生する光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザ
    ビームを発生するレーザパワー制御手段と、前記レーザ
    ビームの前記ディスクからの反射光を複数に分割したセ
    ンサにて検出しトラッキングエラー信号を生成して帰還
    し、前記光ヘッドを前記ディスクのトラック方向に位置
    決めする手段と、前記反射光を複数に分割したセンサに
    て検出しフォーカスエラー信号を生成して帰還し、前記
    光ヘッドをフォーカス方向に位置決めする手段と、情報
    の記録再生を行う手段と、前記情報の記録再生を行う手
    段との間でデータ授受を行い、記録再生信号を変調復調
    する変調復調手段と、前記複数に分割したセンサの出力
    を演算して得られる前記フォーカスエラー信号に対し
    て、前記センサの演算前の出力を増減してエラー出力の
    バランス量を変更するバランス設定手段又はフォーカス
    エラー信号にオフセット電圧を印加するオフセット設定
    手段と、前記フォーカス位置決め手段に応答し、前記フ
    ォーカスエラー信号の最良状態を測定する手段と、前記
    最良状態の測定値に対応する調整値を記憶する手段と、
    前記測定値に基づいて前記バランス量又はオフセット量
    を調整するためバランス量調整値又はオフセット量調整
    値を設定する手段とを有する情報記録/再生装置におけ
    るフォーカス制御方法において、 前記バランス量調整値又はオフセット量調整値を前記最
    良状態の測定値に対応する調整値とは異なる値であっ
    て、予め求めてある所定値又は最良状態の測定値に対応
    する調整値と所定の関係にある値に設定するステップ
    と、 前記所定値又は前記所定の関係にある値を用いてフォー
    カスサーチを実行するステップとを、 有することを特徴とする情報記録/再生装置におけるフ
    ォーカス制御方法。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスサーチを実行するステッ
    プでフォーカスサーチの結果フォーカスサーボ引き込み
    が成功したか否かを判断するステップと、 前記フォーカスサーボ引き込みが失敗したときは、前記
    バランス量調整値を前記所定値又は前記所定の関係にあ
    る値から複数段階に変化させるステップと、 前記複数段階に変化された前記バランス量調整値を用い
    てフォーカスサーチを実行するステップとを、 有することを特徴とする請求項1記載の情報記録/再生
    装置におけるフォーカス制御方法。
  3. 【請求項3】 ディスク状の光記録媒体に情報を記録
    し、及び/又はディスク状の光記録媒体に記録された情
    報を再生する光ディスク記録/再生装置であって、ディ
    スクを回転駆動する手段と、前記ディスクに対してデー
    タを記録/再生する光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザ
    ビームを発生するレーザパワー制御手段と、前記レーザ
    ビームの前記ディスクからの反射光を複数に分割したセ
    ンサにて検出しトラッキングエラー信号を生成して帰還
    し、前記光ヘッドを前記ディスクのトラック方向に位置
    決めする手段と、前記反射光を複数に分割したセンサに
    て検出しフォーカスエラー信号を生成して帰還し、前記
    光ヘッドをフォーカス方向に位置決めする手段と、情報
    の記録再生を行う手段と、前記情報の記録再生を行う手
    段との間でデータ授受を行い、記録再生信号を変調復調
    する変調復調手段と、前記複数に分割したセンサの出力
    を演算して得られる前記フォーカスエラー信号に対し
    て、前記複数に分割したセンサの演算前の出力を増減し
    てエラー出力のバランス量を変更するバランス設定手段
    又はフォーカスエラー信号にオフセット電圧を印加する
    オフセット設定手段と、前記フォーカス位置決めに応答
    し、前記フォーカスエラー信号の最良状態を測定する手
    段と、前記最良状態の測定値に対応する調整値を記憶す
    る手段と、前記測定値に基づいて前記バランス量又はオ
    フセット量を調整するためのバランス量調整値又はオフ
    セット量調整値を設定する手段とを有する情報記録/再
    生装置におけるフォーカス制御方法において、 前記バランス量調整値又はオフセット量調整値の前記最
    良状態の測定値が所定の範囲内にあるか否かをを判定す
    るステップと、 前記判定の結果に基づいて、前記所定の範囲内であれば
    前記バランス量調整値又はオフセット量調整値をそのま
    ま用いてフォーカスサーチを実行するステップと、 前記判定の結果に基づいて、前記所定の範囲外であれば
    前記バランス量調整値又はオフセット量調整値を前記最
    良状態の測定値に対応する調整値とは異なる値であっ
    て、予め求めてある所定値又は最良状態の測定値に対応
    する調整値と所定の関係にある値に設定し、前記所定値
    又は前記所定の関係にある値を用いてフォーカスサーチ
    を実行するステップとを、 有することを特徴とする情報記録/再生装置におけるフ
    ォーカス制御方法。
  4. 【請求項4】 ディスク状の光記録媒体に情報を記録
    し、及び/又はディスク状の光記録媒体に記録された情
    報を再生する光ディスク記録/再生装置であって、ディ
    スクを回転駆動する手段と、前記ディスクに対してデー
    タを記録/再生する光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザ
    ビームを発生するレーザパワー制御手段と、前記レーザ
    ビームの前記ディスクからの反射光を複数に分割したセ
    ンサにて検出しトラッキングエラー信号を生成して帰還
    し、前記光ヘッドを前記ディスクのトラック方向に位置
    決めする手段と、前記反射光を複数に分割したセンサに
    て検出しフォーカスエラー信号を生成して帰還し、前記
    光ヘッドをフォーカス方向に位置決めする手段と、情報
    の記録再生を行う手段と、前記情報の記録再生を行う手
    段との間でデータ授受を行い、記録再生信号を変調復調
    する変調復調手段と、前記複数に分割したセンサの出力
    を演算して得られる前記フォーカスエラー信号に対し
    て、前記複数に分割したセンサの演算前の出力を増減し
    てエラー出力のバランス量を変更するバランス設定手段
    又はフォーカスエラー信号にオフセット電圧を印加する
    オフセット設定手段と、前記フォーカス位置決め手段に
    応答し、前記フォーカスエラー信号の最良状態を測定す
    る手段と、前記最良状態の測定値に対応する調整値を記
    憶する手段と、前記測定値に基づいて前記バランス量又
    はオフセット量を調整するためのバランス量調整値又は
    オフセット量調整値を設定する手段とを有する情報記録
    /再生装置におけるフォーカス制御方法において、 フォーカスサーチを実行するステップと、 前記フォーカスサーチの実行中に前記フォーカスエラー
    信号の最大値と最小値を測定するステップと、 前記最大値と最小値の測定結果に基づいて、フォーカス
    サーボ制御開始のバランス量調整値又はオフセット量調
    整値を設定するステップとを、 有することを特徴とする情報記録/再生装置におけるフ
    ォーカス制御方法。
  5. 【請求項5】 ディスク状の光記録媒体に情報を記録
    し、及び/又はディスク状の光記録媒体に記録された情
    報を再生する光ディスク記録/再生装置であって、ディ
    スクを回転駆動する手段と、前記ディスクに対してデー
    タを記録/再生する光ヘッドと、前記光ヘッドのレーザ
    ビームを発生するレーザパワー制御手段と、前記レーザ
    ビームの前記ディスクからの反射光を複数に分割したセ
    ンサにて検出しトラッキングエラー信号を生成して帰還
    し、前記光ヘッドを前記ディスクのトラック方向に位置
    決めする手段と、前記反射光を複数に分割したセンサに
    て検出しフォーカスエラー信号を生成して帰還し、前記
    光ヘッドをフォーカス方向に位置決めする手段と、情報
    の記録再生を行う手段と、前記情報の記録再生を行う手
    段との間でデータ授受を行い、記録再生信号を変調復調
    する変調復調手段と、前記複数に分割したセンサの出力
    を演算して得られる前記フォーカスエラー信号に対し
    て、前記複数に分割したセンサの演算前の出力を増減し
    てエラー出力のバランス量を変更するバランス設定手段
    又はフォーカスエラー信号にオフセット電圧を印加する
    オフセット設定手段と、前記フォーカス位置決め手段に
    応答し、前記フォーカスエラー信号の最良状態を測定す
    る手段と、前記最良状態の測定値に対応する調整値を記
    憶する手段と、前記測定値に基づいて前記バランス量又
    はオフセット量を調整するためのバランス量調整値又は
    オフセット量調整値を設定する手段と、制御状態を表示
    する表示手段とを有する情報記録/再生装置におけるフ
    ォーカス制御方法において、 フォーカスサーチを実行するステップと、 前記フォーカスサーチの実行中に前記フォーカスエラー
    信号の最大値と最小値を測定するステップと、 前記最大値と最小値の測定結果に基づいて、フォーカス
    サーボ引き込み制御のための前記バランス量調整値又は
    オフセット量調整値を設定するステップと、 フォーカスサーボ引き込み制御を行うステップと、 前記フォーカスエラー信号の最良状態を測定するステッ
    プと、 前記測定値に基づいて前記フォーカスエラー信号を演算
    し、その演算結果が所定値より小さい場合は、前記バラ
    ンス量調整値又はオフセット量調整値をそのままフォー
    カスサーボ制御を実行し、他方前記演算結果が前記所定
    値又は他の所定値より大きい場合は、前記バランス量調
    整値又はオフセット量調整値の設定の実行を行わずエラ
    ー状態を前記表示手段に表示するステップとを有するこ
    とを特徴とする情報記録/再生装置におけるフォーカス
    制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6946633B2 (en) 2002-02-25 2005-09-20 Funai Electric Co., Ltd. Optical disc apparatus and method for controlling focus of the same

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