JPH08212448A - 自動販売機の冷却装置 - Google Patents

自動販売機の冷却装置

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JPH08212448A
JPH08212448A JP4131295A JP4131295A JPH08212448A JP H08212448 A JPH08212448 A JP H08212448A JP 4131295 A JP4131295 A JP 4131295A JP 4131295 A JP4131295 A JP 4131295A JP H08212448 A JPH08212448 A JP H08212448A
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vending machine
solenoid valve
compressor
condenser
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Akira Sugawara
晃 菅原
Koji Takiguchi
浩司 滝口
Jiro Matsumoto
次郎 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動販売機の冷却装置に関し、コンプレッサ
の圧縮負荷が過大になることによるオーバーロード(過
剰負荷)リレーの動作を抑制して、冷却動作を継続する
ことを可能とする。 【構成】 電磁弁制御手段18は、温度検出手段5の温
度データ21に基づいて当該自動販売機の周囲温度また
はその周囲温度に基づく温度(例えば凝縮器の温度等)
が所定温度以上になった場合に、少なくとも一の電磁弁
(15A)を閉状態とするとともに少なくとも一の電磁
弁を開状態(15B)とするので、閉状態にある電磁弁
(15B)に接続されている蒸発器(16B)は休止状
態となってコンプレッサ11の負荷を低減して、過負荷
によるコンプレッサ11の停止を防止することができ
る。また、開状態にある電磁弁(15A)に接続されて
いる蒸発器(16A)は冷却動作を継続することが可能
となって、効率よく冷却を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の冷却装置
に係り、特に缶飲料等の自動販売機に搭載される冷却装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の自動販売機の冷却装置の概
略構成図を示す。冷却装置50は、コンプレッサ51、
凝縮器52、ディストリビュータ53、及び2個の電磁
弁55A、55Bを備えて構成されている。各電磁弁5
5A、55Bには、それぞれキャピラリチューブ54
A、54Bを介して蒸発器(エバポレータ)56A、5
6Bが接続され、各蒸発器56A、56Bは、二つの図
示しない商品収納コラム内にそれぞれ配置され、各商品
収納コラムを独立に冷却することが可能となっている。
各蒸発器56A、56Bは冷媒管及びアキュームレータ
65を介してコンプレッサ51に接続されている。コン
プレッサ51には、当該コンプレッサ51の負荷を検出
し、所定の負荷以上の負荷がかかった場合に、コンプレ
ッサ51の駆動を停止するためのオーバーロードリレー
51aが接続されている。コントローラ58は、図示し
ないコラム内温度測定センサの出力、図示しない蒸発器
温度センサの出力及び図示しない周囲温度測定センサの
出力に応じ電磁弁55A、55Bの開閉制御を行う。
【0003】次に概要動作を説明する。コンプレッサ5
1は冷媒を圧縮し、凝縮器52を介して電磁弁55A、
55Bに供給する。これと並行してコントローラ58
は、コラム内温度測定センサの出力、蒸発器温度センサ
の出力及び周囲温度測定センサの出力に応じて各電磁弁
55A、55Bの開閉制御を行う。こうして各電磁弁5
5A、55B及びキャピラリチューブ54A、54Bを
介して各蒸発器56A、56Bに供給された冷媒は、商
品収納カラム内を冷却し、アキュームレータ65を介し
てコンプレッサ51へと戻ることとなる。
【0004】この場合において、各電磁弁55A、55
Bの開閉状態は、実質的にコラム内設定温度並びに自動
販売機の周囲温度に依存して設定されることとなり、コ
ラム内設定温度が一定の場合、周囲温度が上昇するほど
各電磁弁55A、55Bは開状態にある確率が高くな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動販売機
の冷却装置においては、自動販売機の周囲温度が高くな
った場合には、商品収納コラムを冷却すべく、実質的な
冷媒供給量を増加させるために各電磁弁55A、55B
は全て開状態に設定されることとなる。
【0006】一方、近年の自動販売機等においては、自
動販売機の道路へのはみ出し問題に対処するため、装置
の薄型化が図られており、設置する場合にも背面に隙間
を設けることなく壁面にほぼ密着した状態で設置される
ため熱交換効率が低下してしまっている。
【0007】従って、外気温が異常に高い場合等には、
凝縮器52の温度やコンプレッサ51の温度が上昇する
とともに、各電磁弁55A、55Bは全て開状態にある
のでコンプレッサ51の圧縮負荷が過大となってオーバ
ーロードリレー51aが動作し、コンプレッサ51の駆
動停止が発生していた。
【0008】コンプレッサ51が駆動を停止することは
冷却動作が行われなくなることであり、冷却動作が必要
な状況が発生することにより却って商品収納コラムの温
度が上昇してしまうという問題点があった。
【0009】本発明の目的は、コンプレッサの圧縮負荷
が過大になることによるオーバーロード(過剰負荷)リ
レーの動作を抑制して、冷却動作を継続することが可能
な自動販売機の冷却装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、冷媒を圧縮するためのコン
プレッサと、前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品
収納庫を冷却するための複数の蒸発器と、前記各蒸発器
に対する冷媒の供給/停止を制御するための複数の電磁
弁と、が設けられた自動販売機の冷却装置において、自
動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく温度を
検出して温度データとして出力する温度検出手段と、前
記温度データに基づいて前記周囲温度が所定温度以上に
なった場合に、少なくとも一の前記電磁弁を閉状態とす
るとともに少なくとも一の電磁弁を開状態とする電磁弁
制御手段と、を備えて構成する。
【0011】請求項2記載の発明は、冷媒を圧縮するた
めのコンプレッサと、前記冷媒を凝縮するための凝縮器
と、商品収納庫を冷却するための複数の蒸発器と、前記
各蒸発器に対する冷媒の供給/停止を制御するための複
数の電磁弁と、が設けられた自動販売機の冷却装置にお
いて、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づ
く温度を検出して温度データとして出力する温度検出手
段と、前記温度データに基づき前記周囲温度に応じて順
次前記電磁弁を閉状態とするとともに、少なくとも一の
電磁弁を開状態のまま保持する電磁弁制御手段と、を備
えて構成する。
【0012】請求項3記載の発明は、冷媒を圧縮するた
めのコンプレッサと、前記冷媒を凝縮するための凝縮器
と、商品収納庫を冷却するための複数の蒸発器と、前記
各蒸発器に対する冷媒の供給/停止を制御するための複
数の電磁弁と、が設けられた自動販売機の冷却装置にお
いて、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づ
く温度を検出して温度データとして出力する温度検出手
段と、前記温度データに基づいて前記周囲温度が所定温
度以上になった場合に、少なくとも一の前記電磁弁を閉
状態とし、少なくとも一の電磁弁を開状態とするととも
に、閉状態とする電磁弁を順次切り換える電磁弁制御手
段と、を備えて構成する。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、温度検出手段
は、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく
温度を検出して温度データとして電磁弁制御手段に出力
する。電磁弁制御手段は、温度データに基づいて周囲温
度が所定温度以上になった場合に、少なくとも一の電磁
弁を閉状態とするとともに少なくとも一の電磁弁を開状
態とする。従って、閉状態にある電磁弁に接続されてい
る蒸発器は休止状態となるのでコンプレッサの負荷を低
減することができるとともに、開状態にある電磁弁に接
続されている蒸発器は冷却動作を継続することが可能と
なる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、温度検出手
段は、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づ
く温度を検出して温度データとして電磁弁制御手段に出
力する。電磁弁制御手段は、温度データに基づき周囲温
度に応じて順次電磁弁を閉状態とするとともに、少なく
とも一の電磁弁を開状態のまま保持する。従って、凝縮
器の温度に応じて順次電磁弁は閉状態とされ、閉状態に
ある電磁弁に接続されている蒸発器は休止状態となるの
でコンプレッサの負荷を凝縮器の温度に応じて順次低減
することができるとともに、開状態にある少なくとも一
の電磁弁に接続されている蒸発器は冷却動作を継続する
ことが可能となる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、温度検出手
段は、自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づ
く温度を検出して温度データとして電磁弁制御手段に出
力する。電磁弁制御手段は、温度データに基づいて周囲
温度が所定温度以上になった場合に、少なくとも一の電
磁弁を閉状態とし、少なくとも一の電磁弁を開状態とす
るとともに、閉状態とする電磁弁を順次切り換える。従
って、閉状態にある電磁弁に接続されている蒸発器は休
止状態となるのでコンプレッサの負荷を低減することが
できるとともに、閉状態とする電磁弁を順次切り換える
ことにより、冷却動作を行う蒸発器を順次切り換えるこ
とにより自動販売機全体として冷却動作を継続すること
が可能となる。
【0016】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。
【0017】図1に、実施例の自動販売機内部の概要構
成図を示す。自動販売機1は、断熱隔壁2により区画さ
れた2個の商品収納コラム3A、3Bと、各商品収納コ
ラム3A、3B内の温度を測定するコラム内温度測定セ
ンサ4A、4Bと、自動販売機1の周囲温度を測定する
周囲温度測定センサ5と、自動販売機全体を制御するた
めのコントローラ、コンデンサ、等の冷却装置及び商品
排出機構等が内蔵された機構部6と、を備えて構成され
ている。周囲温度測定センサ5は、直接的には後述する
凝縮器12の温度を検出し、その検出値を周囲温度とし
て用いている。
【0018】図2に、自動販売機の冷却装置の概要構成
図を示す。冷却装置10は、コンプレッサ11、凝縮器
(コンデンサ)12、ディストリビュータ13、2本の
キャピラリチューブ14A、14B及び2個の電磁弁1
5A、15Bを備えて構成されている。
【0019】コンプレッサ11には、コンプレッサ11
の過負荷を検出してコンプレッサの動作を停止するオー
バーロードリレー11aが接続されている。
【0020】各電磁弁15A、15Bには、それぞれキ
ャピラリチューブ14A、14Bを介して蒸発器(エバ
ポレータ)16A、16Bが接続され、各蒸発器16
A、16Bは、左商品収納コラム3A、右商品収納コラ
ム3B内にそれぞれ配置され、各商品収納コラム3A、
3Bを独立に冷却することが可能となっている。
【0021】各蒸発器16A、16Bは冷媒管及びアキ
ュームレータ25を介してコンプレッサ11に接続され
ているとともに、各蒸発器16A、16Bの入口温度及
び出口温度を検出するためのサーミスタ等で構成された
蒸発器温度センサ17A、17Bを備えている。
【0022】コントローラ18は、コントローラ18を
制御するCPU18aと、電磁弁15A、15Bのオン
/オフ状態を制御するための制御プログラム及び制御デ
ータを記憶するROM18bと、を備えて構成されてい
る。
【0023】さらに、コントローラ18にはコラム内温
度測定センサ4A、4Bの出力であるコラム内温度測定
信号19A、19B、蒸発器温度センサ17A、17B
の出力である蒸発器温度測定信号20A、20B、周囲
温度測定センサ5の出力である周囲温度測定信号21等
の温度測定信号が入力され、コントローラ18はこれら
の温度測定信号に応じて電磁弁15A、15Bの開閉制
御を行う。
【0024】次に、図4の処理フローチャートを参照し
て冷却動作時の電磁弁の開閉制御について説明する。な
お、以下の説明においては、蒸発器16A及び蒸発器1
6Bの機械的な大きさ及び対応する冷却負荷が同一の場
合について説明する。
【0025】まず、コントローラ18のCPU18a
は、全商品収納コラム3A、3Bが冷却設定になってい
るか否かを判別する(ステップS1)。
【0026】ステップS1の判別において、全ての商品
収納コラム3A、3Bが冷却設定になっていない場合に
は、各商品収納コラム3A、3Bの設定に応じて電磁弁
を個々に制御する(ステップS12)。
【0027】ステップS1の判別において、全ての商品
収納コラム3A、3Bが冷却設定になっている場合に
は、周囲温度測定信号21に基づいて、当該自動販売機
の周囲温度またはその周囲温度に基づく(もしくは関連
する)温度としての凝縮器12の温度が第1設定温度t
C1(例えば、tC1=52℃)以下か否かを判別する(ス
テップS2)。
【0028】ステップS2の判別において、凝縮器12
の温度が第1設定温度tC1以下である場合には、コンプ
レッサ11の負荷を低減するための負荷制御動作中であ
る旨を示す負荷制御フラグFLG1 を負荷制御解除状態
を表わすデータとし、各商品収納コラム3A、3Bの設
定に応じて電磁弁を個々に制御する(ステップS1
2)。
【0029】ステップS2の判別において、凝縮器12
の温度が第1設定温度tC1より高い場合には、周囲温度
測定信号21に基づいて、凝縮器12の温度が第2設定
温度tC2(例えば、tC1=58℃)以上か否かを判別す
る(ステップS3)。
【0030】ステップS3の判別において、凝縮器12
の温度が第2設定温度tC2未満である場合には、負荷制
御フラグFLG1 が負荷制御状態を表わすデータである
か否かを判別し(ステップS8)、負荷制御フラグFL
G1 が負荷制御状態を表わすデータではない場合には、
各商品収納コラム3A、3Bの設定に応じて電磁弁を個
々に制御する(ステップS12)。
【0031】ステップS3の判別において凝縮器12の
温度が第2設定温度tC2以上である場合及びステップS
8の判別において負荷制御フラグFLG1 が負荷制御状
態を表わすデータである場合には、コラム内温度測定信
号19Bに基づいて右商品収納コラム3B内(図中、右
庫内と略す)の温度が第2設定温度tR2(例えば、tR2
=8℃)以上であるか否かを判別する(ステップS
4)。
【0032】ステップS4の判別において、右商品収納
コラム3B内の温度が第2設定温度tR2以上である場合
には、右商品収納コラム3Bを冷却する必要があるとし
て、右商品収納コラム3Bに対応する電磁弁15Bを開
状態として(ステップS5)、キャピラリチューブ14
Bを介して蒸発器16Bに冷媒を供給し、右商品収納コ
ラム3Bを冷却する。
【0033】この右商品収納コラム3Bの冷却動作に伴
い、コンプレッサ11の負荷を低減するため、左商品収
納コラム3Aに対応する電磁弁15Aを閉状態とし(ス
テップS6)、負荷制御フラグFLG1 を負荷制御状態
であることを示すデータに設定し(ステップS7)、処
理をステップS1に移行する。
【0034】ステップS4の判別において、右商品収納
コラム3B内の温度が第2設定温度tR2未満である場合
には、コラム内温度測定信号19Bに基づいて右商品収
納コラム3B内の温度が第1設定温度tR1(例えば、t
R1=2℃)以下であるか否かを判別する(ステップS
9)。
【0035】ステップS9の判別において、右商品収納
コラム3B内の温度が第1設定温度tR2より高い場合に
は、右商品収納コラム3Bに対応する電磁弁15Bが閉
状態にあるか否かを判別する(ステップS10)。
【0036】ステップS9の判別において右商品収納コ
ラム3B内の温度が第1設定温度tR1以下である場合及
びステップS10の判別において電磁弁15Bが閉状態
にある場合には、左商品収納コラム3Aを冷却する必要
があるとして、左商品収納コラム3Aに対応する電磁弁
15Aを開状態として、キャピラリチューブ14Aを介
して蒸発器16Aに冷媒を供給し、左商品収納コラム3
Aを冷却するとともに、右商品収納コラム3Bに対応す
る電磁弁15Bを閉状態として(ステップS10)、処
理をステップS1に移行する。
【0037】ステップS10の判別において電磁弁15
Bが開状態にある場合には、処理をステップS6に移行
する。
【0038】以下同様にして、コンプレッサ11が過負
荷になりそうな場合には、左商品収納カラム3Aと右商
品収納カラム3Bとを交互に冷却し、他の場合には双方
の商品収納カラムを冷却するので、コンプレッサ11が
過負荷状態にならずに効率よく冷却動作を行うこととな
る。
【0039】以上の動作を要約すれば、凝縮器12の温
度を検出し、凝縮器12の温度が第2設定温度tC2以上
になったら、いずれか一方の電磁弁(15A又は15
B)を閉状態として、左商品収納コラム3A又は右商品
収納コラム3Bのいずれか一方のみを冷却することによ
りコンプレッサ11の負荷を低減し、凝縮器12の温度
が第1設定温度tC1以下になったらコンプレッサ11が
過負荷になることがないので、両方の電磁弁(15A及
び15B)を開状態にして、左商品収納コラム3A及び
右商品収納コラム3Bの双方を冷却することとなる。
【0040】以上の説明のように、本実施例によれば、
コンプレッサ12が過負荷状態となり全ての商品収納コ
ラムで冷却が行われなくなることを防止して、効率のよ
い冷却動作を行うことができる。
【0041】他の変形例 1) 以上の実施例においては、蒸発器16A及び蒸発
器16Bの機械的な大きさ及び対応する冷却負荷が同一
の場合を前提としていたが、機械的な大きさ及び対応す
る冷却負荷が異なる場合には、機械的な大きさあるいは
対応する冷却負荷が大きい蒸発器に対応する電磁弁を閉
じるように制御するほうがコンプレッサ11の過負荷状
態を回避するためには有効である。
【0042】2) 以上の実施例においては、蒸発器が
2個の場合について説明したが、蒸発器が3個以上の場
合にも、少なくとも一の蒸発器に対応する電磁弁を開状
態として冷却動作を行うとともに、他の蒸発器に対応す
る電磁弁を適宜閉状態とすることにより、コンプレッサ
を過負荷状態となることを防止してオーバーロードリレ
ーが動作することを回避して、効率のよい冷却動作を行
うことができる。
【0043】3) さらに蒸発器が3個以上ある場合に
は、凝縮器の温度に応じて閉状態にする電磁弁数を順次
増加するように構成することも可能である。これにより
コンプレッサが過負荷状態になることを未然に防止する
ことができる。この場合において、閉状態とする電磁弁
(若しくは複数の電磁弁により構成される電磁弁群)を
順次切り換えるように構成すれば、自動販売機全体の冷
却負荷を増加させることなく、自動販売機全体の冷却動
作を継続させることが可能となる。
【0044】4) さらに、以上の実施例では、自動販
売機の周囲温度またはその周囲温度に基づく温度として
凝縮器の12に付設された周囲温度センサ5の検出信号
を用いた例を開示したが、本発明はこの態様に限定され
ることはなく、周囲温度に関連する温度信号であれば本
発明の適用が可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電磁弁制
御手段は、温度検出手段の温度データに基づいて、自動
販売機の周囲温度が所定温度以上になった場合に、少な
くとも一の電磁弁を閉状態とするとともに少なくとも一
の電磁弁を開状態とするので、閉状態にある電磁弁に接
続されている蒸発器は休止状態となってコンプレッサの
負荷を低減して、過負荷によるコンプレッサの停止を防
止することができる。
【0046】また、開状態にある電磁弁に接続されてい
る蒸発器は冷却動作を継続することが可能となって、効
率よく冷却を行うことができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、電磁弁制御
手段は、温度検出手段の温度データに基づき、自動販売
機の周囲温度もしくはその周囲温度に基づく温度に応じ
て順次電磁弁を閉状態とするとともに、少なくとも一の
電磁弁を開状態のまま保持するので、凝縮器の温度に応
じて順次電磁弁は閉状態とされ、閉状態にある電磁弁に
接続されている蒸発器は休止状態となるのでコンプレッ
サの負荷を凝縮器の温度に応じて順次低減することがで
き、過負荷によるコンプレッサの停止を順次防止するこ
とができる。
【0048】また、開状態にある少なくとも一の電磁弁
に接続されている蒸発器は冷却動作を継続することが可
能となって、効率よく冷却を行える。
【0049】請求項3記載の発明によれば、電磁弁制御
手段は、温度検出手段の温度データに基づいて、自動販
売機の周囲温度もしくはその周囲温度に基づく温度が所
定温度以上になった場合に、少なくとも一の電磁弁を閉
状態とし、少なくとも一の電磁弁を開状態とするととも
に、閉状態とする電磁弁を順次切り換えるので、閉状態
にある電磁弁に接続されている蒸発器は休止状態となる
のでコンプレッサの負荷を低減して、過負荷によるコン
プレッサの停止を防止することができる。
【0050】また、閉状態とする電磁弁を順次切り換え
ることにより、冷却動作を行う蒸発器を順次切り換える
ことにより自動販売機全体として冷却動作を継続するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機内部の概要構成図である。
【図2】自動販売機の冷却装置の概要構成図である。
【図3】実施例の処理フローチャートである。
【図4】従来の自動販売機の冷却装置の概要構成図であ
る。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 断熱隔壁 3A、3B 商品収納コラム 4A、4B コラム内温度測定センサ 5 周囲温度測定センサ 6 機構部 10 冷却装置 11 コンプレッサ 11a オーバーロードリレー 12 凝縮器(コンデンサ) 13 ディストリビュータ 14A、14B キャピラリチューブ 15A、15B 電磁弁 16A、16B 蒸発器(エバポレータ) 17A、17B 蒸発器温度センサ 18 コントローラ 18a CPU 18b ROM 19A、19B コラム内温度測定信号 20A、20B 蒸発器温度測定信号 21 周囲温度測定信号 25 アキュームレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮するためのコンプレッサと、
    前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収納庫を冷却
    するための複数の蒸発器と、前記各蒸発器に対する冷媒
    の供給/停止を制御するための複数の電磁弁と、が設け
    られた自動販売機の冷却装置において、 前記自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく
    温度を検出して温度データとして出力する温度検出手段
    と、 前記温度データに基づいて前記凝縮器の温度が所定温度
    以上になった場合に、少なくとも一の前記電磁弁を閉状
    態とするとともに少なくとも一の電磁弁を開状態とする
    電磁弁制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
  2. 【請求項2】 冷媒を圧縮するためのコンプレッサと、
    前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収納庫を冷却
    するための複数の蒸発器と、前記各蒸発器に対する冷媒
    の供給/停止を制御するための複数の電磁弁と、が設け
    られた自動販売機の冷却装置において、 前記自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく
    温度を検出して温度データとして出力する温度検出手段
    と、 前記温度データに基づき前記凝縮器の温度に応じて順次
    前記電磁弁を閉状態とするとともに、少なくとも一の電
    磁弁を開状態のまま保持する電磁弁制御手段と、 を備
    えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
  3. 【請求項3】 冷媒を圧縮するためのコンプレッサと、
    前記冷媒を凝縮するための凝縮器と、商品収納庫を冷却
    するための複数の蒸発器と、前記各蒸発器に対する冷媒
    の供給/停止を制御するための複数の電磁弁と、が設け
    られた自動販売機の冷却装置において、 前記自動販売機の周囲温度または当該周囲温度に基づく
    温度を検出して温度データとして出力する温度検出手段
    と、 前記温度データに基づいて前記凝縮器の温度が所定温度
    以上になった場合に、少なくとも一の前記電磁弁を閉状
    態とし、少なくとも一の電磁弁を開状態とするととも
    に、閉状態とする電磁弁を順次切り換える電磁弁制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
JP04131295A 1995-02-06 1995-02-06 自動販売機の冷却装置 Expired - Fee Related JP3422120B2 (ja)

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