JPH08212270A - 生産指示システム - Google Patents

生産指示システム

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JPH08212270A
JPH08212270A JP3594395A JP3594395A JPH08212270A JP H08212270 A JPH08212270 A JP H08212270A JP 3594395 A JP3594395 A JP 3594395A JP 3594395 A JP3594395 A JP 3594395A JP H08212270 A JPH08212270 A JP H08212270A
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】歩留変動分、受注数変更分による生産計画数の
変更を抑制すること。 【構成】生産指示システム100は、製品毎の基礎情報
として在庫上限数、在庫下限数、在庫基準数、生産計画
固定期間、在庫償還期間、基準歩留を入力する製品情報
入力部1、製品毎の基礎情報を記憶する製品情報記憶部
2、製品の実績歩留を記憶する生産実績記憶部3、基準
日における製品の実在庫数を記憶する基準日在庫記憶部
4、実績歩留と基準歩留とを比較し、基準日の実在庫数
を更新する基準日在庫更新部7、製品の変更情報が反映
された日別の受注予定数を記憶する受注数記憶部5、製
品の日別の生産計画数を記憶する生産計画記憶部6、生
産計画固定期間と在庫償還期間と在庫償還期間以降の期
間とに分けて生産計画数を生成する生産計画生成部8か
ら構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品の生産計画数を生
成する生産指示システムに関し、特に、製品の歩留の変
動や受注数の変更に伴う生産計画数の変更を抑制するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製造工場等で使用されている生産
指示システムとして、例えば、特開平1−135452
号に見られるように、製品の生産順序を決定したスケジ
ュールファイルを製品の在庫数の時々刻々の過不足によ
り、リアルタイムで調整するための手段を設けることに
より、急激な需要の変動や生産ラインの整備故障などの
突発現象に即時に対応できる生産指示システムが開示さ
れている。その特徴としては、製品の実在庫数を基に、
現時点の基準在庫数との差からその時点での生産計画数
を作成するものであるため、リードタイムが短く、かん
ばん方式による生産の可能な組付加工のような生産工程
には有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
示技術ではMRP(Material Requirements Planning)の
所要量となる「いつ、何が、何個必要になるか」という
生産計画数への対応はできないという問題がある。例え
ば、半導体製造工場のように、その工程の特徴として超
微細加工が要求されるために製品の歩留が不安定であ
り、ジョブショップでの加工により複雑に物が流れ、か
つ、工程数が多いために生産工程のリードタイムが長
く、かつ、受注数の変更が多く発生する場合、工場とし
ては工程内または完成品として大量の在庫を持って対応
しなければならず、結果として工程内仕掛品の増加によ
るリードタイムの増加、在庫管理費の増加及び死蔵品発
生のリスクが増大する。このような状況下において、逆
に在庫数を絞り込もうとすれば、不安定な歩留や多発す
る受注数の変更に対応できず、製品の納入に支障をきた
す恐れがある。
【0004】従って、本発明は上記課題を解決するため
に成されたものであり、その目的は、製品歩留の変動分
及び受注数の変更分による生産計画数の変更を抑制し、
リードタイムを増加させることなく、製品の納入に支障
をきたすことのない生産指示システムを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、製品の生産計画数を構成する要因
のうち、該製品の歩留の変動や受注数の変動によって該
生産計画数が変動することを抑制する生産指示システム
であって、製品毎の基礎情報として、該製品の在庫数の
上限としての在庫上限数、該製品の在庫数の下限として
の在庫下限数、該製品の在庫数の基準としての在庫基準
数、該在庫上限数及び該在庫下限数が固定された期間と
しての生産計画固定期間、該在庫上限数及び該在庫下限
数が在庫基準数に近づくように変化する期間としての在
庫償還期間、該製品の歩留の基準としての基準歩留を入
力する製品情報入力部と、製品毎の基礎情報を記憶する
製品情報記憶部と、日々の生産実績から算出される製品
の実績歩留を記憶する生産実績記憶部と、生産計画数の
基準となる基準日における製品の実際の在庫数である実
在庫数を記憶する基準日在庫記憶部と、製品の受注予定
数を記憶する受注数記憶部と、製品の日別の生産計画数
を記憶する生産計画記憶部と、実績歩留と基準歩留との
差を用いて、基準日在庫記憶部に記憶された基準日の実
在庫数を更新する基準日在庫更新部と、その基準日在庫
更新部で更新された基準日の実在庫数と受注数記憶部に
記憶された受注予定数と製品情報記憶部に記憶された製
品毎の基礎情報とから生産計画数を生成する生産計画生
成部とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、第二の発明の構成は、生産計画生成
部は、基準日以後の日々の製品の予想される在庫数とし
ての予想在庫数を、基準日在庫記憶部に記憶された基準
日の実在庫数を基に、受注数記憶部に記憶された受注予
定数と生産計画記憶部に記憶された生産計画数とから算
出する予想在庫算出手段と、生産計画固定期間及び在庫
償還期間では、在庫上限数と在庫下限数とを用いて予想
在庫数の適正範囲としての予想在庫適正範囲を算出し、
また、在庫償還期間以降の期間毎では、在庫基準数を用
いて予想在庫数の適正値としての予想在庫適正数を算出
する予想在庫適正範囲算出手段と、生産計画固定期間及
び在庫償還期間では、予想在庫数と予想在庫適正範囲と
を比較して、予想在庫数が予想在庫適正範囲内に入るよ
うに、在庫償還期間以降の期間毎では、予想在庫数と予
想在庫適正数とを比較して、予想在庫数が予想在庫適正
数に等しくなるように、かつ、できる限り生産計画記憶
部に記憶された生産計画数を変更しないように生産計画
数を生成する生産計画算出手段とから構成されたことを
特徴とする。
【0007】
【作用及び効果】本発明による第一の作用は、基準日在
庫更新部にて生産実績から算出される実績歩留と製品毎
の基準情報としての基準歩留とを比較し、実績歩留が基
準歩留より良い場合は、その差分を基準日の実在庫数に
プラスし、逆に実績歩留が基準歩留より悪い場合には、
その差分を基準日の実在庫数からマイナスして基準日の
実在庫数を更新し、その更新された基準日の実在庫数を
用いて生産計画生成部にて生産計画数を生成することで
あり、その効果は、基準歩留を基準にして生産計画数が
生成されることがないため、従来のように実績歩留が基
準歩留より良い場合には生産計画数を減らし、実績歩留
が基準歩留より悪い場合には生産計画数を増やし、実績
歩留の変動分をダイレクトに生産計画数に反映する必要
がなく、製品の歩留に変動を生じても生産計画数を頻繁
に変更することがなく、安定した生産を行うことができ
る。(請求項1、請求項2)
【0008】第二の作用は、基準日の実在庫数を基に、
受注予定数と生産計画数から予想在庫数を算出する予想
在庫算出手段と、予想在庫適正数及び予想在庫適正範囲
を算出する予想在庫適正範囲算出手段と、予想在庫数が
予想在庫適正数及び予想在庫適正範囲から外れた場合の
み生産計画数を変更する生産計画算出手段とから生産計
画生成部を構成することであり、その効果は、受注数の
変更があっても予想在庫数が予想在庫適正数に等しけれ
ば、或いは、予想在庫数が予想在庫適正範囲内にあれ
ば、生産計画数の変更を行わないために、受注数の変更
に対しても安定した生産を行うことができる。また、予
想在庫適正範囲が広く、かつ、予想在庫適正範囲を設定
する期間が長ければ、その分だけ死蔵品が発生したり、
製品の未納入が発生する危険が多くなるが、予想在庫適
正範囲を生産計画固定期間と在庫償還期間とにおいて設
定することにより、また、予想在庫適正数を在庫償還期
間以降の期間において在庫基準数を用いて設定すること
により、予想在庫適正範囲の期間及び予想在庫適正数の
値が制限されるため死蔵品や未納入を発生させることが
ない。(請求項2)
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施例の構成を示したも
のである。生産指示システム100は、製品毎の基礎情
報として、製品の在庫数の上限としての在庫上限数と製
品の在庫数の下限としての在庫下限数と製品の在庫数の
基準としての在庫基準数と在庫上限数及び在庫下限数が
固定された期間としての生産計画固定期間と在庫上限数
及び在庫下限数が在庫基準数に近づくように変化する期
間としての在庫償還期間と製品の歩留の基準としての基
準歩留を入力する製品情報入力部1、製品情報入力部1
に入力された製品毎の基礎情報を記憶する製品情報記憶
部2、生産実績から算出される製品の実績歩留を記憶す
る生産実績記憶部3、生産計画数の基準となる基準日に
おける製品の実際の在庫数である実在庫数を記憶する基
準日在庫記憶部4、生産実績記憶部3からの実績歩留と
製品情報記憶部2からの基準歩留とを比較し、その結果
によって基準日在庫記憶部4に記憶された基準日の実在
庫数を更新する基準日在庫更新部7、製品の変更情報が
反映された日別の受注予定数を記憶する受注数記憶部
5、製品の日別の生産計画数を記憶する生産計画記憶部
6、製品情報記憶部2と基準日在庫記憶部4と受注記憶
部5と生産計画記憶部6とからデータを入力し、生産計
画固定期間と在庫償還期間と在庫償還期間以降の期間と
に分けて生産計画数を生成する生産計画生成部8とから
構成される。
【0010】基準日在庫更新部7では、実績歩留と基準
歩留との偏差から歩留の変動分を算出し、その歩留変動
分を基準日の実在庫数に加算することによって、データ
の更新を行う。歩留変動分の算出式を式1に、基準日に
おける在庫数(実在庫数)の更新式を式2にそれぞれ示
す。
【0011】
【数1】 歩留変動分 = 実績歩留 − 基準歩留 …(1)
【0012】
【数2】 更新後の基準日実在庫数=更新前の基準日実在庫数+歩留変動分 …(2)
【0013】次に、生産計画生成部8での生産計画数の
生成方法について説明する。図2は、生産計画数作成の
ための概念を示した概念図であり、横軸に日付、縦軸に
在庫数を設け、在庫上限数12、在庫下限数13、予想
在庫数16の推移を示したものである。図中の生産計画
固定期間9は、製品の適正な在庫数を確保することより
も生産計画数の変更を極力抑制することを目的とした期
間であり、在庫償還期間10は、生産計画数の変更を抑
制しつつ、製品の在庫数を適正在庫数、即ち、在庫基準
数14に近づけていくことを目的とした期間である。在
庫償還期間以降の期間11は、在庫償還期間10で指定
された期間以降を指し、生産計画数の変更の抑制よりも
在庫基準数14で維持することを目的とした期間であ
る。
【0014】ここで、例えば、ある生産工程に対する生
産計画数を作成する場合に、その工程のリードタイムを
生産計画固定期間9に指定すれば、その工程内において
仕掛かり中のものに対する変更は抑制され、これからそ
の工程に投入するものに対しては製品が適正在庫数にな
るように生産計画数を作成できる。在庫上限数12と在
庫下限数13は、生産計画数を抑制するためにクッショ
ンとする製品の予想在庫数16がこれ以上増えたり減っ
たりしたら危険であるという在庫数の範囲を設定するも
のであり、在庫上限数12と在庫下限数13とで囲まれ
た範囲を予想在庫適正範囲とする。
【0015】生産計画固定期間9及び在庫償還期間10
では、生産計画数は予想在庫数16が予想在庫適正範囲
から外れた場合のみ変更され、例えば、予想在庫数16
が在庫下限数13を下回った場合に予想在庫適正範囲に
戻すための変更分として指示プラス変更分17、予想在
庫数16が在庫上限数12を上回った場合に予想在庫適
正範囲に戻すための変更分として指示マイナス変更分1
8が作成される。
【0016】在庫償還期間以降の期間11では、予想在
庫適正範囲は存在せず、常に予想在庫数16が在庫基準
数14、即ち、予想在庫適正数になるように生産計画数
を作成する。図3は、生産計画生成部8での生産計画数
の生成方法について具体的な構成を示したものである。
予想在庫算出手段19は、基準日の実在庫数と受注予定
数(受注数)と生産計画数とを用いて基準日の翌日以降
の予想在庫数16を算出する。その算出式を式3に示
す。
【0017】
【数3】 予想在庫数=基準日の実在庫数(又は前日の予想在庫数) −受注予定数(受注数)+生産計画数 …(3)
【0018】式3を用いて予想在庫数16を算出した例
を表1に示す。尚、表1において基準日は1日とし、1
日の予想在庫数16の値250を基準日の実在庫数とす
る。
【0019】
【表1】
【0020】図3において予想在庫算出手段19での算
出結果は、生産計画算出手段21に与えられる。また、
予想在庫適正範囲算出手段20は、予想在庫算出手段1
9で算出された予想在庫数16が適正かどうかを判別す
るための予想在庫適正範囲及び予想在庫適正数を製品情
報記憶部2からのデータによって算出する手段である。
予想在庫適正範囲及び予想在庫適正数の算出方法は、そ
れぞれの期間によって異なり、順次以下に説明する。
【0021】まず、生産計画固定期間9内における予想
在庫適正範囲の算出方法について説明する。この生産計
画固定期間9内においては、予想在庫適正範囲は図2に
示される在庫上限数12と在庫下限数13とで囲まれた
範囲とし、その上限及び下限は式4及び式5を用いて算
出される。
【0022】
【数4】 適正範囲上限 = 在庫上限数 …(4)
【0023】
【数5】 適正範囲下限 = 在庫下限数 …(5)
【0024】次に、在庫償還期間10内における予想在
庫適正範囲の算出方法について説明する。この在庫償還
期間10内では、適正範囲上限及び適正範囲下限がその
期間10の終わりにおいて在庫基準数14に等しくなる
ように在庫上限数12及び在庫下限数13を直線的に変
化させ、その在庫上限数12と在庫下限数13とで囲ま
れた範囲を予想在庫適正範囲とするものであり、その上
限及び下限における1日当たりの償還数はそれぞれ式
6、式8にて算出され、その1日当たりの償還数を用い
て算出される在庫償還期間10のN日目の上限及び下限
はそれぞれ式7、式9にて算出される。ここで、Nは自
然数を表す。
【0025】
【数6】 適正範囲上限での1日当たりの償還数 =(在庫基準数−在庫上限数) ÷在庫償還期間の日数 …(6)
【0026】
【数7】 在庫償還期間のN日目の上限=在庫上限数 +N×適正範囲上限での1日当たりの償還数 …(7)
【0027】
【数8】 適正範囲下限での1日当たりの償還数 =(在庫基準数−在庫下限数) ÷在庫償還期間の日数 …(8)
【0028】
【数9】 在庫償還期間のN日目の下限=在庫下限数 +N×適正範囲下限での1日当たりの償還数 …(9)
【0029】続いて、在庫償還期間以降の期間11内に
おける予想在庫適正数の算出方法について説明する。こ
の期間11内では、予想在庫数16の適正範囲を設定せ
ず、在庫基準数14を予想在庫適正数として用いる。即
ち、予想在庫適正範囲算出手段20では、在庫基準数1
4を予想在庫適正数として設定し、生産計画算出手段2
1に与える。
【0030】生産計画算出手段21では、基準日の翌日
から基準日の実在庫数を基にして、予想在庫算出手段1
9で算出された予想在庫数16が、予想在庫適正範囲算
出手段20で設定された予想在庫適正数に等しいかどう
かを判定し、等しくない場合は予想在庫数16が予想在
庫適正数に等しくなるように生産計画数を変更する。ま
た、その翌日の予想在庫数16は変更後の生産計画数に
よって算出する。
【0031】上記方法にて生産計画数を変更した結果の
一例を図4に示す。生産計画固定期間9内及び在庫償還
期間10内においては、変更後の予想在庫数16が適正
範囲下限と適正範囲上限との間に入るように変更され、
また、在庫償還期間以降の期間11内においては、変更
後の予想在庫数16は適正範囲下限及び適正範囲上限、
即ち、在庫基準数14に等しくなるように変更される。
【0032】また、図5は、本発明における全体処理結
果の一例を示したものである。これは図4で算出した翌
日に製品の歩留の変動及び受注数の変更が発生した場合
における生産計画数を変更した結果を示す。尚、歩留の
変動は、基準歩留として90であったもので、実績歩留
として70になった場合とした。図5に示されるよう
に、2日から6日の5日間で、受注数の変更があった日
は4日あるが、本発明を用いることにより6日の1日間
だけ生産計画数を変更するだけでよく、受注数の変更が
あっても安定した生産を行うことができる。
【0033】上記に示されるように本発明によれば、製
品の在庫数を調整することにより歩留の変動分及び受注
数の変更分を吸収し、生産計画数の変更量を少なくする
ことができ、従来のように製品の歩留の変動分や受注数
の変更分をダイレクトに生産計画数に反映する必要がな
いため、生産計画数に大きな変動が生じることがなく、
安定した生産を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一実施例の構成を示した構成
図。
【図2】第一実施例における生産計画数作成のための概
念を示した概念図。
【図3】生産計画生成部での生産計画数の生成方法につ
いて具体的な構成を示した構成図。
【図4】予想在庫適正数及び予想在庫適正範囲を基に生
産計画数を変更した結果を示した説明図。
【図5】歩留の変動及び受注数の変更が発生した場合に
おける生産計画数を変更した結果を示した説明図。
【符号の説明】 1 製品情報入力部 2 製品情報記憶部 3 生産実績記憶部 4 基準日在庫記憶部 5 受注数記憶部 6 生産計画記憶部 7 基準日在庫更新部 8 生産計画生成部 100 生産指示システム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品の生産計画数を構成する要因のうち、
    該製品の歩留の変動や受注数の変動によって該生産計画
    数が変動することを抑制する生産指示システムであっ
    て、 前記製品毎の基礎情報として、該製品の在庫数の上限と
    しての在庫上限数、該製品の在庫数の下限としての在庫
    下限数、該製品の在庫数の基準としての在庫基準数、該
    在庫上限数及び該在庫下限数が固定された期間としての
    生産計画固定期間、該在庫上限数及び該在庫下限数が前
    記在庫基準数に近づくように変化する期間としての在庫
    償還期間、該製品の歩留の基準としての基準歩留を入力
    する製品情報入力部と、 前記製品毎の前記基礎情報を記憶する製品情報記憶部
    と、 日々の生産実績から算出される前記製品の実績歩留を記
    憶する生産実績記憶部と、 前記生産計画数の基準となる基準日における前記製品の
    実際の在庫数である実在庫数を記憶する基準日在庫記憶
    部と、 前記製品の受注予定数を記憶する受注数記憶部と、 前記製品の日別の前記生産計画数を記憶する生産計画記
    憶部と、 前記実績歩留と前記基準歩留との差を用いて、前記基準
    日在庫記憶部に記憶された前記基準日の前記実在庫数を
    更新する基準日在庫更新部と、 前記基準日在庫更新部で更新された前記基準日の前記実
    在庫数と前記受注数記憶部に記憶された前記受注予定数
    と前記製品情報記憶部に記憶された前記製品毎の前記基
    礎情報とから前記生産計画数を生成する生産計画生成部
    とを設けたことを特徴とする生産指示システム。
  2. 【請求項2】前記生産計画生成部は、 前記基準日以後の日々の前記製品の予想される在庫数と
    しての予想在庫数を、前記基準日在庫記憶部に記憶され
    た前記基準日の前記実在庫数を基に、前記受注数記憶部
    に記憶された前記受注予定数と前記生産計画記憶部に記
    憶された前記生産計画数とから算出する予想在庫算出手
    段と、 前記生産計画固定期間及び前記在庫償還期間では、前記
    在庫上限数と前記在庫下限数とを用いて前記予想在庫数
    の適正範囲としての予想在庫適正範囲を算出し、また、
    前記在庫償還期間以降の期間毎では、前記在庫基準数を
    用いて前記予想在庫数の適正値としての予想在庫適正数
    を算出する予想在庫適正範囲算出手段と、 前記生産計画固定期間及び前記在庫償還期間では、前記
    予想在庫数と前記予想在庫適正範囲とを比較して、前記
    予想在庫数が前記予想在庫適正範囲内に入るように、前
    記在庫償還期間以降の期間毎では、前記予想在庫数と前
    記予想在庫適正数とを比較して、前記予想在庫数が前記
    予想在庫適正数に等しくなるように、かつ、できる限り
    前記生産計画記憶部に記憶された前記生産計画数を変更
    しないように前記生産計画数を生成する生産計画算出手
    段とから構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    生産指示システム。
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