JPH08212127A - シーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置およびこれに対応する記憶および読み出し方法 - Google Patents

シーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置およびこれに対応する記憶および読み出し方法

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JPH08212127A
JPH08212127A JP7264400A JP26440095A JPH08212127A JP H08212127 A JPH08212127 A JP H08212127A JP 7264400 A JP7264400 A JP 7264400A JP 26440095 A JP26440095 A JP 26440095A JP H08212127 A JPH08212127 A JP H08212127A
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マイヨ ジャック
Daniel Weil
ヴェル ダニエル
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France Telecom SA
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    • G06F5/10Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor having a sequence of storage locations each being individually accessible for both enqueue and dequeue operations, e.g. using random access memory
    • G06F5/12Means for monitoring the fill level; Means for resolving contention, i.e. conflicts between simultaneous enqueue and dequeue operations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F2205/12Indexing scheme relating to groups G06F5/12 - G06F5/14
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シーケンシャル・アクセスの非同期メモリにお
いて、その読出しおよび滞留時間が、そのサイズと満杯
度から独立している記憶および読み出し方法。 【解決手段】非同期のデュアルポート・アクセス・メモ
リMVDPと、書き込みイネーブル信号ATEに応じ
て、メモリの入力ポートに連続的に入力されるデータD
Eにそれぞれ関連する連続した書き込みアドレス情報A
DEを出力する書き込みアドレス発生器CEと、読み出
しイネーブル信号ATLに応じて、メモリの出力ポート
に、連続的に読み出されるべきデータDLにそれぞれ関
連する連続した読み出しアドレス情報ADLを出力する
読み出しアドレス発生器CLと、前記アドレス発生器に
よって出力されるアドレス情報の安定性を検出する手段
CDE,CDLと、前記アドレス発生器によって出力さ
れる安定したアドレス情報から、このメモリ装置の満杯
度を決定する手段GAE,GAL,ST1,ST2とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンシャル・
アクセスの非同期メモリ、特に、しかしながら排他的に
ではなくファーストイン・ファーストアウト型(FIF
O)の非同期メモリおよびこれに対応する記憶および読
み出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリは、入力および出力のデータの流
れが、独立したクロックでゲートされているとき非同期
であると言われている。集積回路の中における非同期F
IFOメモリの使用は、特に非同期のネットワークにお
けるタイミングの適応、回路内の異なる動作周波数の使
用、またはデータの流れの滑らかな出力などに多くの利
点を持っている。
【0003】非同期FIFOメモリまたは「スタック」
が既に知られており、一般的に「オーバーレイ(上書
き)される」レジスタから構成される。ここでは、各サ
イクル時間毎に、メモリの中に記憶されているそれぞれ
のワードは、物理的に次のレジスタに与えられる。全て
のレジスタが同時に動作する結果、メモリのサイズに比
例した実質的(相当多大)な消費が存在する。
【0004】さらに、メモリの中のワードの滞留時間は
変化する。このように、それはFIFOが大きなサイズ
で殆ど空のとき実質的(相当多大)であるのに対して、
後者が殆ど満杯のときには、入来してくるワードが単に
スタックの頂部に「シットダウン(置かれる)」必要が
あるだけなので小さい。ところで、満杯と空のスタック
の間のふるまいにおけるこの違いは、特定のアプリケー
ションにおいて困難を生じるかもしれない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、これらの
問題に対する解決を与えようとするものである。本発明
の目的は、前記従来技術に基づく種々の問題点をかえり
みて、その消費および滞留時間が、そのサイズと満杯度
から独立したシーケンシャル・アクセスの非同期メモ
リ、特にFIFOおよびこれに対応する記憶および読み
出し方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
メモリのサイズによって制限されることなく、記憶速度
および読み出し速度を短縮することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】それゆえ、上記目的を達
成するために、本発明は、非同期のデュアルポート・ア
クセス・メモリ(MVDP)と、書き込みイネーブル信
号(ATE)に応じて、前記メモリの入力ポートに、所
定の書き込み順序で連続的に記憶されるべき連続したデ
ータ(DE)にそれぞれ関連する連続した書き込みアド
レス情報(ADE)を出力する書き込みアドレス発生器
(CE)と、読み出しイネーブル信号(ATL)に応じ
て、前記メモリの出力ポートに、所定の読み出し順序で
連続的に読み出されるべき連続したデータ(DL)にそ
れぞれ関連する連続した読み出しアドレス情報(AD
L)を出力する読み出しアドレス発生器(CL)と、前
記アドレス発生器によって出力されるアドレス情報の安
定性(安定度)を検出する手段(CDE,CDL)と、
前記アドレス発生器によって出力される安定したアドレ
ス情報から、このメモリ装置の満杯度を決定する手段
(GAE,GAL,ST1,ST2)とを有することを
特徴とするシーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置
を提供するものである。
【0007】デュアルポート・ランダム・アクセス・メ
モリ(またはDPRAM)の使用は、各サイクル時間毎
に、ランダム・アクセス・メモリの中に記憶されるワー
ドが、もはやレジスタを基本とするメモリの場合のよう
に物理的にシフトされないので、消費の問題の解決に貢
献する。事実、FIFOの場合において、例えば同期カ
ウンタなどのアドレス発生器は、1ワードがメモリに入
力される毎に、および1ワードが出力される毎に1つず
つ増加される。これらの2つのカウンタは、その後、記
憶または読み出されるべきデータに対応するランダム・
アクセス・メモリのメモリ・スロットのアドレスを直接
出力する。
【0008】アドレス発生器が新しいアドレスを発生し
ている間、発生器の内容の読み出しは利用することがで
きない。換言すれば、対応する発生器によって発生され
たアドレスは安定していない。ところで、メモリの満杯
度が出力されるアドレスから決定されるとき、これらの
後の方は、そしてそれゆえ満杯度は、入力および出力の
クロック間の周波数および位相の差にもかかわらず、安
定していることを保証する必要がある。それゆえ本発明
は、ランダム・アクセス・メモリとアドレス発生器とを
組み合わせて、このように形成されるシーケンシャル・
アクセス・メモリの満杯度を決定するときに、これらを
考慮するという目的のために、出力されるアドレスの安
定性を検出する手段を提供する。本発明は、一方は書き
込みモードにおいて、入力クロック信号の立ち上がりエ
ッジで有効となり、他方は読み出しモードにおいて、読
み出しクロック信号の立ち上がりエッジで有効となる2
つの満杯度の決定を有利に提供する。
【0009】換言すれば、前記安定性(安定度)検出手
段は、前記書き込みアドレス発生器(CE)によって発
生された書き込みアドレス(ADE)の安定したあるい
は不安定な性質を表す第1の安定性(安定度)論理信号
(ADVE)を出力する第1要素の検出手段(CDE)
と、前記読み出しアドレス発生器(CL)によって発生
された読み出しアドレス(ADL)の安定したあるいは
不安定な性質を表す第2の安定性論理信号(ADVL)
を出力する第2要素の検出手段(CDL)とを含む。そ
れゆえ、前記満杯度を決定する手段は、書き込みアドレ
ス発生器(CE)によって出力される書き込みアドレス
情報項目(ADE)および読み出しアドレス発生器(C
L)によって出力される読み出しアドレス情報項目(A
DL)から書き込みモードにおける満杯度(NE)を決
定し、前記第2の安定性論理信号(ADVL)によって
イネーブル状態にされる第1要素の手段(GAE,ST
1,MV1)と、同様に、読み出しアドレス発生器(C
L)によって出力される読み出しアドレス情報項目(A
DL)および書き込みアドレス発生器(CE)によって
出力される書き込みアドレス情報項目(ADE)から書
き込みモードにおける満杯度(NL)を決定し、前記第
1の安定性論理信号(ADVE)によってイネーブル状
態にされる第2要素の手段(GAL,ST2,MV2)
とを含む。
【0010】本発明の一実施例によれば、書き込みモー
ドにおける満杯度を決定する前記要素手段は、前記第2
の安定性論理信号(ADVL)と同様に、前記メモリ
(MVDP)の入力ポートをゲートするクロック信号
(HE)を受け取り、かつ対応する読み出しアドレスの
安定した性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の第1
の値、および対応する読み出しアドレスの不安定な性質
を表す第2の安定性論理信号の近辺の第2の値を持つ、
対応する第1の制御論理信号(HRE)を出力する第1
の制御回路と、前記第1の制御論理信号(HRE)によ
って制御され、前記読み出しアドレス発生器によって発
生される安定した読み出しアドレスを記憶する第1のラ
ッチ手段(MV1)と、この第1のラッチ手段の出力と
同様に前記書き込みアドレス発生器の出力に接続された
第1の減算器(ST1)とを含む。同様に、読み出しモ
ードにおける満杯度を決定する前記要素手段は、前記第
1の安定性論理信号(ADVE)と同様に、前記メモリ
の出力ポートをゲートするクロック信号(HL)を受け
取り、かつ対応する書き込みアドレスの安定した性質を
表す第1の安定性論理信号の近辺の第1の値、および対
応する書き込みアドレスの不安定な性質を表す第1の安
定性論理信号の近辺の第2の値を持つ、対応する第2の
制御論理信号(HRL)を出力する第2の制御回路(C
CL)と、前記第2の制御論理信号によって制御され、
前記書き込みアドレス発生器によって発生される安定し
た書き込みアドレスを記憶する第2のラッチ手段(MV
2)と、この第2のラッチ手段の出力と同様に前記読み
出しアドレス発生器の出力に接続された第2の減算器
(ST2)とを含む。
【0011】それぞれの前記制御回路は好ましくは、対
応する安定性論理信号(ADVE)を受け取る信号入力
(E1)と、対応するゲート・クロック信号(HL)を
受け取るクロック入力(E2)と、対応する制御論理信
号(HRL)を出力する信号出力(S1)と、前記クロ
ック入力に接続され、対応するアドレス発生器(CL)
に補助ゲート・クロック信号(HLC)を出力する補助
クロック出力(S2)と、その制御入力が前記クロック
入力に接続され、そのデータ入力(D)が前記信号入力
に接続された第1のD型フリップフロップ(B1)と、
その2つの入力がそれぞれインバータを通して前記信号
入力と前記D型フリップフロップ(B1)の正転出力
(Q:非補完出力)に接続された第1のNAND論理ゲ
ート(PL1)と、その2つの入力がそれぞれ第1の選
択された遅延手段(RTC )を通して前記クロック入力
と前記D型フリップフロップ(B1)の反転出力(Q
B:補完出力)に接続された第2のNAND論理ゲート
(PL2)と、その2つの入力がそれぞれ前記第1およ
び第2の論理ゲートの出力に接続され、その出力が前記
信号出力に接続された第3のNAND論理ゲート(PL
3)とを含む。さらに、前記満杯度を決定するそれぞれ
の要素手段は、対応する制御論理信号(HRL)とテン
ポを合わせて前記制御回路を初期化するために、その入
力が前記第3のNAND論理ゲートの出力に接続され、
その出力が前記D型フリップフロップ(B1)のリセッ
ト入力(R)に接続されたタイミング回路(CTL)を
含む。
【0012】制御論理信号とテンポを合わせた第1のD
型フリップフロップの初期化は、特定の動作の場合にお
ける制御論理信号のパルスの損失を防止することを可能
にする。
【0013】それぞれのタイミング回路(CTL)は第
2のD型フリップフロップを含み、その制御入力(C
K)は対応する制御回路(CCL)の信号出力(S1)
に接続され、その非補完出力(Q)は第2の遅延手段
(RTC )を介してリセット入力に接続され、2つの前
記D型フリップフロップのリセット入力はそれぞれ互い
に接続されている。
【0014】好ましくは、それぞれの制御回路(CC
L)の補助クロック出力(S2)は、第1の所定の遅延
だけゲート・クロック信号に対して遅延された補助ゲー
ト・クロック信号(SLC)を対応するアドレス発生器
に出力するために、前記第1の遅延手段(RTC )を通
して前記クロック入力(E2)に接続されている。
【0015】本発明の一実施例によれば、それぞれの要
素検出手段は、第3の選択された遅延(T)を持ち、対
応するゲート・クロック信号(HL)と対応するイネー
ブル信号(ATL)から、対応する安定性論理信号(A
DVL)を出力するモノステーブル(MSL)を含む。
前記第3の遅延は、少なくとも前記第1の遅延および対
応するアドレス発生器の応答時間の加算値に等しい。こ
こで、シーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置は、
ファーストイン・ファーストアウト型のメモリを形成
し、アドレス発生器は同じ初期値からインクリメントさ
れるカウンタであるのが好ましい。
【0016】本発明の課題は、同様に、非同期のデュア
ルポート・ランダム・アクセス・メモリの中のデータの
非同期のシーケンシャルな記憶および読み出し方法であ
って、所定の書き込み順序で連続的に記憶されるべき連
続したデータにそれぞれ関連する連続した書き込みアド
レス情報、および同様に所定の読み出し順序で連続的に
読み出されるべき連続したデータにそれぞれ関連する連
続した読み出しアドレス情報は、書き込みおよび読み出
しイネーブル信号に応じて、前記メモリの入力および出
力ポートにそれぞれ出力され、このように出力された前
記アドレス情報の安定した性質が検出され、前記メモリ
の満杯度は、この安定したアドレス情報から決定され
る。
【0017】本発明の一実施例によれば、発生された書
き込みアドレスの安定したまたは不安定な性質を表す第
1の安定性論理信号、および発生された読み出しアドレ
スの安定したまたは不安定な性質を表す第2の安定性論
理信号が出力され、書き込みモードにおける満杯度は、
出力された書き込みアドレス情報項目と出力された読み
出しアドレス情報項目とから決定され、第2の安定性論
理信号によってイネーブル状態にされ、同様に読み出し
モードにおける満杯度は、出力された読み出しアドレス
情報項目と出力された書き込みアドレス情報項目とから
決定され、第1の安定性論理信号によってイネーブル状
態にされる。
【0018】有利に、メモリの入力ポートをゲートする
信号と第2の安定性論理信号とから、対応する読み出し
アドレスの安定した性質を表す第2の安定性論理信号の
近辺の第1の値、および対応する読み出しアドレスの不
安定な性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の第2の
値を持つ、対応する第1の制御論理信号が生成され、出
力される読み出しアドレスは第1の制御論理信号に応じ
て記憶され、この記憶されたアドレスは安定した読み出
しアドレスに相当し、出力された書き込みアドレスと安
定した読み出しアドレスとの間の差が取られる。同様
に、メモリの出力ポートをゲートする信号と第1の安定
性論理信号とから、対応する書き込みアドレスの安定し
た性質を表す第1の安定性論理信号の近辺の第1の値、
および対応する書き込みアドレスの不安定な性質を表す
第1の安定性論理信号の近辺の第2の値を持つ、対応す
る第2の制御論理信号が生成され、出力される書き込み
アドレスは第2の制御論理信号に応じて記憶され、この
記憶されたアドレスは安定した書き込みアドレスに相当
し、出力された読み出しアドレスと安定した書き込みア
ドレスとの間の差が取られる。
【0019】第1の所定の遅延によって、対応するゲー
ト・クロック信号に対して遅延された補助のゲート・ク
ロック信号が生成され、対応する補助のゲート・クロッ
ク信号と対応するイネーブル信号とに応じて、対応する
アドレスが生成される。
【0020】本発明の一実施例によれば、対応するゲー
ト・クロック信号と、対応するイネーブル信号とから、
選択された時間の遅延によって対応する安定論理信号が
引き渡され、例えば前記時間の遅延は、少なくとも前記
第1の遅延と対応するアドレスを発生する時間との加算
に等しい。ここで、データが同一順序で記憶され、かつ
読み出されるのが好ましい。本発明の他の有利な点およ
び特徴は、添付の図面に示す完全には限定されるわけで
はない実施例の詳細な説明を検討するときに現れるであ
ろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のシーケンシャル・アクセス非
同期メモリ装置およびこれに対応する記憶および読み出
し方法を詳細に説明する。
【0022】この発明は、一般的にシーケンシャル・ア
クセスの非同期メモリに関するものであるが、ここで
は、ファーストイン・ファーストアウト型のメモリ(F
IFO)を実施するものが記述されている。当業者は、
この記述をラストイン・ファーストアウト型のメモリ
(LIFO)を実施するものに直ちに適用することがで
きるであろう。
【0023】図1において、参照符号DMは、本発明に
係わるFIFO型のメモリ装置を示す。この装置DM
は、符号MVDPで参照される非同期のデュアルポート
のランダム・アクセス・メモリを含んでいる。このデュ
アルポート・メモリは、書き込みクロック信号HEによ
ってゲートされ、対応する書き込みアドレスADEおよ
び書き込みイネーブルまたは許可信号ATEとともに、
所定の順序でメモリに書き込まれるべきデータDEを受
け取る書き込み専用ポートを含む。
【0024】このメモリMVDPは、同じような形式
で、読み出しクロック信号HLによってゲートされ、読
み出しイネーブルまたは許可信号ATLに応じて、所定
の読み出し順序で読み出されるべきデータDLに対応す
る読み出しアドレスADLを受け取る読み出し専用ポー
トを含む。
【0025】このメモリMVDPは、そのメモリの入力
ポートをゲートするためのクロック信号HEから発生さ
れた補助クロック信号HECによってゲートされ、さら
に書き込みアドレスADEを出力するために、書き込み
イネーブル信号ATEを受け取るカウンタCEと関係付
けられている。
【0026】同様に、メモリの出力ポートをゲートする
ためのクロック信号HLから発生された補助クロック信
号HLCによってゲートされ、さらに読み出しアドレス
ADLを出力するために、書き込みイネーブル信号AT
Lを受け取るカウンタCLが備えられている。
【0027】メモリ装置DMのFIFOモードでの動作
のために、アドレスカウンタCE,CLは、メモリMV
DPに1ワードが入力される毎に、および1ワードが出
力される毎に、同じ初期値から開始して1つずつ増加さ
れる。このようにして、これらの2つのカウンタは、F
IFOの動作に応じて連続的に連続するアドレスを出力
する。換言すれば、2つのカウンタは、スタックのトッ
プおよびボトムに応じたメモリスロットを指し示す。こ
うして、ランダム・アクセス・メモリに記憶されるワー
ドは、もはやレジスタを基本とするFIFOの場合のよ
うに、各サイクル時間毎に物理的にシフトされることな
く、直接指示されるメモリセルか出力ポートのいずれか
をアクセスする。
【0028】さらに、満杯のFIFOにデータ項目を書
き込むことや空のFIFOからデータ項目を読み出すこ
とを防ぐために、本発明に従ってメモリ装置の満杯度を
決定する必要がある。この決定は、書き込みおよび読み
出しのアドレスの間の差により一般的な方法で実行され
る。ところで、この差が取られたときに、ランダム・ア
クセス・メモリの2つのポートをゲートするための2つ
のクロック間の周波数差および位相差にかかわらず、そ
の結果が安定していることを保証する必要がある。
【0029】ここに記述されている実施例においては、
実際に2つの満杯度が決定されている。1つは、書き込
みクロック信号HEの立ち上がりエッジで有効とされる
NEであり、他の1つは、読み出しクロック信号HLの
立ち上がりエッジで有効とされるNLである。書き込み
および読み出しの2つのアドレスが同時に安定する瞬間
は、それぞれレベルNEの計算のために符号HREで参
照され、レベルNLの算出のために符号HRLで参照さ
れる2つの制御論理信号の立ち上がりエッジによって与
えられる。これら2つの制御論理信号HREおよびHR
Lは、一般的な方法で、それぞれ書き込みおよび読み出
しクロック信号の非同期性を管理する2つの同じブロッ
クGAEおよびGALによって発生される。
【0030】さらに正確に、書き込みモードにおいて、
レベルNEの決定のときの不安定性の問題は、カウンタ
CLによって供給される読み出しアドレス情報項目AD
Lに起因する。事実、書き込みカウンタCEが書き込み
アドレスADEを出力するとき、後者は当然のことなが
ら安定している。他方、この書き込みアドレスADE、
およびカウンタCLから読み出される読み出しアドレス
ADLからレベルNEを決定しようとするとき、後者は
新しい読み出しアドレスに更新しようとしているかもし
れない。
【0031】同様に、読み出しモードにおいて、レベル
NLの決定のときの不安定性の問題は、カウンタCEに
よって与えられる書き込みアドレスADEに起因してお
り、読み出しアドレスADLがカウンタCLによって出
力されるとき、当然のことながら安定しているカウンタ
CLによって与えられる読み出しアドレスADLには起
因していない。
【0032】これは、ブロックGALによって出力さ
れ、かつカウンタCLの活動度(性)、換言すると、後
者によって供給されるアドレスADLの利用可能なまた
は安定した性質である安定性論理信号ADVLに応じ
て、制御論理信号HREがブロックGAEによって出力
されるからである。同様に、制御信号HRLは、ブロッ
クGAEによって出力され、かつ活動度、言い換えれ
ば、書き込みアドレスADEの利用可能なまたは安定し
た性質である安定性論理信号ADVEに応じて、ブロッ
クGALによって出力されるからである。
【0033】簡単化するために、ここでは管理ブロック
の中の1つ、即ち、ブロックGALが図2〜図4をさら
に詳しく参照しながら記述される。このブロックは、読
み出しアドレスカウンタCLをインクリメントするため
の補助クロック信号HLCとともにサンプリング制御信
号HRLを出力する制御回路CCLと、後で詳細に見ら
れるように、各読み出しサイクルの後に制御回路CCL
を初期化する、関係するタイミング回路CTLと、最後
に、読み出しカウンタの不安定性を検出する回路CDL
とから実質的に構成される。
【0034】タイミング回路CTLは、制御信号HRL
とともにリセットパルスRZ を受け取り、制御回路CC
LにパルスINITを出力する。後者は、メモリの出力
ポートをゲートするための信号HLとともに安定性信号
ADVEを受け取り、信号HRL,HLCを出力する。
同様に、検出回路CDLは、読み出し許可信号ATLと
ともにクロック信号HLを受け取り、安定性信号ADV
Lを出力する。
【0035】ブロックGAEの構造はブロックGALの
それと類似している。ブロックGALに関係する信号A
DVE,HL,HRL,HLC,ATLおよびADVL
は、ブロックGAEについては、それぞれ信号ADV
L,HE,HRE,HEC,ATEおよびADVEによ
って置換される。
【0036】図3に図示されるように、制御回路CCL
は、書き込みアドレスの安定度(安定性)のための論理
信号ADVEの入力E1と、ランダム・アクセス・メモ
リの出力ポートをゲートするためのクロック信号HLの
入力E2と、制御論理信号HRLのための出力S1と、
カウンタCLをゲートするための補助クロック信号HL
Cの補助出力S2とを含んでいる。
【0037】回路CCLは、さらに、そのデータ入力D
が入力E1に接続され、その制御入力CKが入力E2に
接続された第1のフリップフロップB1を含んでいる。
このフリップフロップB1の2つの出力は、ここでは符
号PL1,PL2,PL3により参照される3つのNA
ND論理ゲートによって構成されたマルチプレクサの2
つの入力に接続されている。
【0038】さらに正確には、第1の論理ゲートPL1
の入力の一方はインバータIV1を介して入力E1に接
続され、これに対し、このゲートPL1の他方の入力は
フリップフロップB1の正転出力(非補完出力)Qに接
続されている。論理ゲートPL2の入力の一方はフリッ
プフロップB1の反転出力(補完出力)QBに接続さ
れ、これに対し、論理ゲートPL2の他方の入力は、こ
こでは、偶数個の例えば4個のインバータ・チェーンに
より実施される遅延手段RTC を介して入力E2に接続
されている。
【0039】インバータの個数は、回路CCLの適切な
論理動作のためには偶数個でなければならないが、遅延
手段RTC の出力で取り出される補助クロック信号HL
Cを、ゲートするクロック信号HLに対して所定時間の
遅延TC だけ、一時的に遅延する程度に設定される。2
つの論理ゲートPL1,PL2の出力は、その出力が回
路CCLの出力S1に接続された第3の論理ゲートPL
3の2つの入力にそれぞれ接続されている。
【0040】読み出しサイクルの間、回路CCLは、ク
ロック信号HLの立ち上がりエッジで、安定性信号AD
VEの状態を調査する。この信号ADVEが0に等しけ
れば、書き込みアドレスカウンタCEの不活性、言い換
えれば、後者の安定した内容を意味し、このとき制御信
号HRLはクロック信号HLに等しい。反対の場合、信
号HRLは、カウンタCEの安定した内容を得ることに
応じて、信号ADVEが0に変化するのを待って、それ
から状態1に変化する。換言すれば、信号ADVEは、
フリップフロップB1の正転出力が0であれば信号H
L、または正転出力Qが1であれば信号ADVEの反転
出力のいずれか一方に出力S1の経路を決めるマルチプ
レクサPL1〜PL3を制御するフリップフロップB1
に信号HLの立ち上がりエッジで記録される。
【0041】信号HL上に導入された遅延TC は、フリ
ップフロップB1の応答時間以上に選択されなければな
らない。従って、信号HLは、マルチプレクサの制御信
号Q,QBの遅延に依存する、出力S1上に寄生パルス
が出現するのを防ぐために、マルチプレクサの入力が動
作するまで遅延される。さらに、これらの同一の遅延手
段は、クロック信号HLに対して補助クロック信号HL
Cを遅延することによって、TC に等しい期間でカウン
タCLの状態の変化を期待する回路CDLによって発生
される安定性論理信号ADVLをイネーブル状態にす
る。このようにして、安全の余裕は、カウンタCLの中
に含まれるアドレスADLの利用可能な状態(性質)に
関連して達成される。
【0042】タイミング回路CTLは、そのデータ入力
が電源電圧VDDに接続され、その正転出力Qが遅延手
段RTP を介し、同様に符号PL4で参照されるNAN
D論理ゲートを介してリセット入力Rにフィードバック
され、符号B2で参照される第2のD型フリップフロッ
プを含んでいる。論理ゲートPL4の他方の入力は、イ
ンバータIV2を通してリセットパルスRZ を受け取
る。結局、回路CCLのマルチプレクサの論理ゲートP
L3の出力は、フリップフロップB2の制御入力CKに
接続されている。同様に、論理ゲートPL4の出力は、
回路CCLのフリップフロップB1のリセット入力Rに
接続されている。
【0043】タイミング回路CTLは、実際には、制御
信号HRLの各立ち上がりエッジで期間TP のパルスI
NITを発生するモノステーブル(単安定)と見なされ
るかもしれない。このパルスINITは、制御回路CC
LのフリップフロップB1のリセット入力を制御する。
信号HRLの立ち上がりエッジにテンポを合わせた(同
期した)フリップフロップB1のこのような規則正しい
初期化は、特定の動作構成におけるHRL信号のパルス
の損失を防ぐことを可能にする。このように、チェック
は、少なくとも遅延TP に等しい信号HRLのそれぞれ
のパルスの幅で実行される。さらに、ここでは、この奇
数個のインバータで得られる遅延TP は、回路の適切な
論理動作を許容するために、ここでは信号HLの半分の
期間に殆ど等しく選択される。
【0044】各アドレスカウンタ、特にカウンタCL
は、フリップフロップを基本とするカウンタで、対応す
る補助クロック信号によってゲートされている。このよ
うに、各カウンタのフリップフロップの出力の状態は、
対応するデータ項目が記憶されるべき、および読み出さ
れるべきメモリセルのアドレスを直接定義する。さら
に、それぞれのアドレスカウンタは、読み出しATLま
たは書き込みATEの許可信号に応じて動作される、換
言すると、その内容を変更する。それゆえ、不安定検出
回路CDLは、クロック信号HLおよびイネーブル信号
ATLから、読み出しアドレスカウンタの活動性を表す
安定性信号ADVLを生成する。
【0045】さらに正確に、回路CDLは、互いにフィ
ードバックされる、符号PL5,PL6で参照される2
つのNOR論理ゲートからなるモノステーブルMSLで
実質的に構成される。論理ゲートPL6の出力は、偶数
個のインバータで構成される遅延手段RTと、もう1つ
別のインバータIV6を通して、論理ゲートPL5の他
方の入力にフィードバックされている。論理ゲートPL
5の出力は信号ADVLを出力し、これに対し、論理ゲ
ートPL6の他方の入力は、その2つの入力にクロック
信号HLおよび読み出しイネーブル信号ATLを受け取
る、符号PL7で参照されるAND論理ゲートの出力に
接続されている。
【0046】遅延手段RTによる遅延Tの値は、少なく
とも遅延TC およびこれに対応するアドレスカウンタ、
ここでは読み出しカウンタの応答時間との加算に等しく
選択されなければならない。図5は、信号ATLおよび
ゲート・クロック信号HLの立ち上がりエッジに関連す
る信号ADVLの期間Tの種々のパルスを表すタイミン
グダイヤグラム7の一実施例を図示するものである。
【0047】ここで、さらに詳しく図1を参照すると、
書き込みモードにおける満杯度NEを決定する手段は、
さらにここではD型フリップフロップで構成されるラッ
チ素子(MV1)を含んでいることがわかる。このD型
フリップフロップは制御論理信号HREで制御され、そ
のデータ入力にカウンタCLによって与えられる読み出
しアドレスADLを受け取る。このラッチ素子MV1の
出力は、その他方の入力が書き込みアドレスADEを受
け取るために書き込みアドレスカウンタCEの出力に接
続された減算器ST1の入力の一方に接続されている。
減算器ST1の出力は、書き込みモードにおける満杯度
NEを与える。
【0048】同様に、読み出しモードにおける満杯度N
Lを決定する手段は、そのデータ入力にカウンタCEに
よって供給される書き込みアドレスADEを受け取り、
制御信号HRLによって制御されるD型フリップフロッ
プのようなラッチ素子MV2を含んでいる。減算器ST
2は、満杯度NLを出力するために、その入力がラッチ
素子MV2の出力およびカウンタCLの出力に接続され
ている。
【0049】読み出しサイクルの間、信号ADVEおよ
びHLに応じて、制御回路CCLは信号パルスHRLを
出力する。これによる結果として、フリップフロップM
V2に、書き込みカウンタCEによって供給される安定
なアドレスADEが記憶される。このとき、読み出しモ
ードにおける満杯度NLが決定されることができ、その
結果は安定しているであろう。書き込みサイクルの間、
カウンタCEによって供給されるアドレスADE、およ
びフリップフロップMV1に記憶された安定したアドレ
スADLから、満杯度NEを算出するために、同様な動
作が得られる。
【0050】この技術の熟練者は、書き込みモードにお
ける満杯度の値NEが、実はこのように構成されるスタ
ックの実際の満杯度以上であることに気づくであろう。
それにもかかわらず、満杯のスタックへの書き込みに対
して有効的に保証するため、これは重要でない正確さの
不足である。さらに、対称的な様式(形式)において、
レベルNEの決定は満杯度の不足した値を与えるが、空
のFIFOを読み出そうとすることに対して保証するた
め、これは取るに足らない正確さの不足に過ぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシーケンシャル・アクセス非同期メモ
リ装置の一実施例の線図的概略図である。
【図2】図1に示されるメモリ装置の一実施例の線図的
部分概略図である。
【図3】図2に示される2つの回路の一実施例の線図的
詳細概念図である。
【図4】図2に示される別の回路の一実施例の線図的詳
細概念図である。
【図5】図4に示される回路の動作を示す一実施例のタ
イミングダイヤグラムである。
【符号の説明】
DM メモリ装置 MVDP ランダム・アクセス・メモリ HE,HL クロック DE,DL データ ATE,ATL イネーブル信号(許可信号) HEC,HLC 補助クロック GAE,GAL 管理ブロック CE,CL カウンタ ADE,ADL アドレス HRE,HRL 制御論理信号 ADVE,ADVL 安定性論理信号 NE,NL 満杯度 MV1,MV2 ラッチ素子 ST1,ST2 減算器 CCL 制御回路 CTL タイミング回路 CDL 検出回路 RZ リセットパルス INIT パルス E1,E2 入力 S1,S2 出力 IV1,IV2,IV6 インバータ B1,B2 フリップフロップ PL1,PL2,PL3,PL4 NAND論理ゲート PL5,PL6 NOR論理ゲート PL7 AND論理ゲート RTC ,RTP ,RT 遅延手段 VDD 電源電圧 D データ入力 CK 制御入力 Q 正転出力(非補完出力) QB 反転出力(補完出力) R リセット入力 MSL モノステーブル

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非同期のデュアルポート・アクセス・メモ
    リ(MVDP)と、 書き込みイネーブル信号(ATE)に応じて、前記メモ
    リの入力ポートに、所定の書き込み順序で連続的に記憶
    されるべき連続したデータ(DE)にそれぞれ関連する
    連続した書き込みアドレス情報(ADE)を出力する書
    き込みアドレス発生器(CE)と、 読み出しイネーブル信号(ATL)に応じて、前記メモ
    リの出力ポートに、所定の読み出し順序で連続的に読み
    出されるべき連続したデータ(DL)にそれぞれ関連す
    る連続した読み出しアドレス情報(ADL)を出力する
    読み出しアドレス発生器(CL)と、 前記アドレス発生器によって出力されるアドレス情報の
    安定性を検出する手段(CDE,CDL)と、 前記アドレス発生器によって出力される安定したアドレ
    ス情報から、このメモリ装置の満杯度を決定する手段
    (GAE,GAL,ST1,ST2)とを有することを
    特徴とするシーケンシャル・アクセス非同期メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】前記安定性検出手段は、前記書き込みアド
    レス発生器(CE)によって発生された書き込みアドレ
    ス(ADE)の安定したあるいは不安定な性質を表す第
    1の安定性論理信号(ADVE)を出力する第1要素の
    検出手段(CDE)と、前記読み出しアドレス発生器
    (CL)によって発生された読み出しアドレス(AD
    L)の安定したあるいは不安定な性質を表す第2の安定
    性論理信号(ADVL)を出力する第2要素の検出手段
    (CDL)とを含み、 前記満杯度を決定する手段は、書き込みアドレス発生器
    (CE)によって出力される書き込みアドレス情報項目
    (ADE)および読み出しアドレス発生器(CL)によ
    って出力される読み出しアドレス情報項目(ADL)か
    ら書き込みモードにおける満杯度(NE)を決定し、前
    記第2の安定性論理信号(ADVL)によってイネーブ
    ル状態にされる第1要素の手段(GAE,ST1,MV
    1)と、同様に、読み出しアドレス発生器(CL)によ
    って出力される読み出しアドレス情報項目(ADL)お
    よび書き込みアドレス発生器(CE)によって出力され
    る書き込みアドレス情報項目(ADE)から書き込みモ
    ードにおける満杯度(NL)を決定し、前記第1の安定
    性論理信号(ADVE)によってイネーブル状態にされ
    る第2要素の手段(GAL,ST2,MV2)とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のシーケンシャル・
    アクセス非同期メモリ装置。
  3. 【請求項3】書き込みモードにおける満杯度を決定する
    前記要素手段は、 前記第2の安定性論理信号(ADVL)と同様に、前記
    メモリ(MVDP)の入力ポートをゲートするクロック
    信号(HE)を受け取り、かつ対応する読み出しアドレ
    スの安定した性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の
    第1の値、および対応する読み出しアドレスの不安定な
    性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の第2の値を持
    つ、対応する第1の制御論理信号(HRE)を出力する
    第1の制御回路と、 前記第1の制御論理信号(HRE)によって制御され、
    前記読み出しアドレス発生器によって発生される安定し
    た読み出しアドレスを記憶する第1のラッチ手段(MV
    1)と、 この第1のラッチ手段の出力と同様に前記書き込みアド
    レス発生器の出力に接続された第1の減算器(ST1)
    とを有し、 読み出しモードにおける満杯度を決定する前記要素手段
    は、 前記第1の安定性論理信号(ADVE)と同様に、前記
    メモリの出力ポートをゲートするクロック信号(HL)
    を受け取り、かつ対応する書き込みアドレスの安定した
    性質を表す第1の安定性論理信号の近辺の第1の値、お
    よび対応する書き込みアドレスの不安定な性質を表す第
    1の安定性論理信号の近辺の第2の値を持つ、対応する
    第2の制御論理信号(HRL)を出力する第2の制御回
    路(CCL)と、 前記第2の制御論理信号によって制御され、前記書き込
    みアドレス発生器によって発生される安定した書き込み
    アドレスを記憶する第2のラッチ手段(MV2)と、 この第2のラッチ手段の出力と同様に前記読み出しアド
    レス発生器の出力に接続された第2の減算器(ST2)
    とを有することを特徴とする請求項2に記載のシーケン
    シャル・アクセス非同期メモリ装置。
  4. 【請求項4】それぞれの前記制御回路は、 対応する安定性論理信号(ADVE)を受け取る信号入
    力(E1)と、 対応するゲート・クロック信号(HL)を受け取るクロ
    ック入力(E2)と、 対応する制御論理信号(HRL)を出力する信号出力
    (S1)と、 前記クロック入力に接続され、対応するアドレス発生器
    (CL)に補助ゲート・クロック信号(HLC)を出力
    する補助クロック出力(S2)と、 その制御入力が前記クロック入力に接続され、そのデー
    タ入力(D)が前記信号入力に接続された第1のD型フ
    リップフロップ(B1)と、 その2つの入力がそれぞれインバータを通して前記信号
    入力と前記D型フリップフロップ(B1)の非補完出力
    に接続された第1のNAND論理ゲート(PL1)と、 その2つの入力がそれぞれ第1の選択された遅延手段
    (RTC )を通して前記クロック入力と前記D型フリッ
    プフロップ(B1)の補完出力に接続された第2のNA
    ND論理ゲート(PL2)と、 その2つの入力がそれぞれ前記第1および第2の論理ゲ
    ートの出力に接続され、その出力が前記信号出力に接続
    された第3のNAND論理ゲート(PL3)とを有し、 前記満杯度を決定するそれぞれの要素手段は、対応する
    制御論理信号(HRL)とテンポを合わせて前記制御回
    路を初期化するために、その入力が前記第3のNAND
    論理ゲートの出力に接続され、その出力が前記D型フリ
    ップフロップ(B1)のリセット入力(R)に接続され
    たタイミング回路(CTL)を含むことを特徴とする請
    求項3に記載のシーケンシャル・アクセス非同期メモリ
    装置。
  5. 【請求項5】それぞれのタイミング回路(CTL)は第
    2のD型フリップフロップを含み、その制御入力(C
    K)は対応する制御回路(CCL)の信号出力(S1)
    に接続され、その非補完出力(Q)は第2の遅延手段
    (RTC )を介してリセット入力に接続され、2つの前
    記D型フリップフロップのリセット入力はそれぞれ互い
    に接続されていることを特徴とする請求項4に記載のシ
    ーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置。
  6. 【請求項6】それぞれの制御回路(CCL)の補助クロ
    ック出力(S2)は、第1の所定の遅延だけゲート・ク
    ロック信号に対して遅延された補助ゲート・クロック信
    号(SLC)を対応するアドレス発生器に出力するため
    に、前記第1の遅延手段(RTC )を通して前記クロッ
    ク入力(E2)に接続されていることを特徴とする請求
    項4または5に記載のシーケンシャル・アクセス非同期
    メモリ装置。
  7. 【請求項7】それぞれの要素検出手段は、第3の選択さ
    れた遅延(T)を持ち、対応するゲート・クロック信号
    (HL)と対応するイネーブル信号(ATL)から、対
    応する安定性論理信号(ADVL)を出力するモノステ
    ーブル(MSL)を含むことを特徴とする請求項2〜6
    のいずれかに記載のシーケンシャル・アクセス非同期メ
    モリ装置。
  8. 【請求項8】前記第3の遅延は、少なくとも前記第1の
    遅延および対応するアドレス発生器の応答時間の加算値
    に等しいことを特徴とする請求項7に記載のシーケンシ
    ャル・アクセス非同期メモリ装置。
  9. 【請求項9】シーケンシャル・アクセス非同期メモリ装
    置は、ファーストイン・ファーストアウト型のメモリを
    形成し、アドレス発生器は同じ初期値からインクリメン
    トされるカウンタであることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載のシーケンシャル・アクセス非同期メ
    モリ装置。
  10. 【請求項10】メモリが非同期のデュアルポート・ラン
    ダム・アクセス・メモリであって、 所定の書き込み順序で連続的に記憶されるべき連続した
    データにそれぞれ関連する連続した書き込みアドレス情
    報、および同様に所定の読み出し順序で連続的に読み出
    されるべき連続したデータにそれぞれ関連する連続した
    読み出しアドレス情報は、書き込みおよび読み出しイネ
    ーブル信号に応じて、前記メモリの入力および出力ポー
    トにそれぞれ出力され、 このように出力された前記アドレス情報の安定した性質
    が検出され、 前記メモリの満杯度は、この安定したアドレス情報から
    決定されることを特徴とするメモリの中のデータの非同
    期のシーケンシャルな記憶および読み出し方法。
  11. 【請求項11】発生された書き込みアドレスの安定した
    または不安定な性質を表す第1の安定性論理信号、およ
    び発生された読み出しアドレスの安定したまたは不安定
    な性質を表す第2の安定性論理信号が出力され、 書き込みモードにおける満杯度は、出力された書き込み
    アドレス情報項目と出力された読み出しアドレス情報項
    目とから決定され、第2の安定性論理信号によってイネ
    ーブル状態にされ、同様に読み出しモードにおける満杯
    度は、出力された読み出しアドレス情報項目と出力され
    た書き込みアドレス情報項目とから決定され、第1の安
    定性論理信号によってイネーブル状態にされることを特
    徴とする請求項10に記載のメモリの中のデータの非同
    期のシーケンシャルな記憶および読み出し方法。
  12. 【請求項12】メモリの入力ポートをゲートする信号と
    第2の安定性論理信号とから、対応する読み出しアドレ
    スの安定した性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の
    第1の値、および対応する読み出しアドレスの不安定な
    性質を表す第2の安定性論理信号の近辺の第2の値を持
    つ、対応する第1の制御論理信号が生成され、 出力される読み出しアドレスは第1の制御論理信号に応
    じて記憶され、この記憶されたアドレスは安定した読み
    出しアドレスに相当し、 出力された書き込みアドレスと安定した読み出しアドレ
    スとの間の差が取られ、 メモリの出力ポートをゲートする信号と第1の安定性論
    理信号とから、対応する書き込みアドレスの安定した性
    質を表す第1の安定性論理信号の近辺の第1の値、およ
    び対応する書き込みアドレスの不安定な性質を表す第1
    の安定性論理信号の近辺の第2の値を持つ、対応する第
    2の制御論理信号が生成され、 出力される書き込みアドレスは第2の制御論理信号に応
    じて記憶され、この記憶されたアドレスは安定した書き
    込みアドレスに相当し、 出力された読み出しアドレスと安定した書き込みアドレ
    スとの間の差が取られることを特徴とする請求項11に
    記載のメモリの中のデータの非同期のシーケンシャルな
    記憶および読み出し方法。
  13. 【請求項13】第1の所定の遅延だけ対応するゲート・
    クロック信号に対して遅延された補助ゲート・クロック
    信号が生成され、対応する補助ゲート・クロック信号と
    対応するイネーブル信号とに応じて、対応するアドレス
    が生成されることを特徴とする請求項11または12に
    記載のメモリの中のデータの非同期のシーケンシャルな
    記憶および読み出し方法。
  14. 【請求項14】対応するゲート・クロック信号と、対応
    するイネーブル信号とから、選択された時間の遅延をも
    って対応する安定性論理信号が出力されることを特徴と
    する請求項11〜13のいずれかに記載のメモリの中の
    データの非同期のシーケンシャルな記憶および読み出し
    方法。
  15. 【請求項15】前記時間の遅延は、少なくとも前記第1
    の遅延と対応するアドレスを発生する時間との加算に等
    しく選択されることを特徴とする請求項14に記載のメ
    モリの中のデータの非同期のシーケンシャルな記憶およ
    び読み出し方法。
  16. 【請求項16】データが同一順序で記憶され、かつ読み
    出されることを特徴とする請求項10〜15のいずれか
    に記載のメモリの中のデータの非同期のシーケンシャル
    な記憶および読み出し方法。
JP7264400A 1994-10-12 1995-10-12 シーケンシャル・アクセス非同期メモリ装置およびこれに対応する記憶および読み出し方法 Withdrawn JPH08212127A (ja)

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