JPH08211913A - シミュレーション関連データ作成装置、シミュレーション関連データ作成方法およびシミュレーション関連データ作成装置を有するデバッガ - Google Patents
シミュレーション関連データ作成装置、シミュレーション関連データ作成方法およびシミュレーション関連データ作成装置を有するデバッガInfo
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- JPH08211913A JPH08211913A JP1774995A JP1774995A JPH08211913A JP H08211913 A JPH08211913 A JP H08211913A JP 1774995 A JP1774995 A JP 1774995A JP 1774995 A JP1774995 A JP 1774995A JP H08211913 A JPH08211913 A JP H08211913A
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Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control By Computers (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デバッガに対して、シミュレーションのため
に必要な相互関連データを容易かつ迅速に与える。 【構成】 抽出手段13は、特性データ含有情報記憶手
段3に記憶された特性データ含有情報から、複数の基本
単語の組合わせによって表され、ソレノイドまたはセン
サの特性を示すコメントを抽出する。分割手段14は、
抽出されたコメントを、辞書手段5に記憶された基本単
語関連データを用いて、各基本単語に分割する。相互関
連データ推論手段15は、分割された基本単語が有する
その属性および関連性に基づいて、前記ソレノイドおよ
びセンサに関する相互関連データを推論して出力する。
に必要な相互関連データを容易かつ迅速に与える。 【構成】 抽出手段13は、特性データ含有情報記憶手
段3に記憶された特性データ含有情報から、複数の基本
単語の組合わせによって表され、ソレノイドまたはセン
サの特性を示すコメントを抽出する。分割手段14は、
抽出されたコメントを、辞書手段5に記憶された基本単
語関連データを用いて、各基本単語に分割する。相互関
連データ推論手段15は、分割された基本単語が有する
その属性および関連性に基づいて、前記ソレノイドおよ
びセンサに関する相互関連データを推論して出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御対象機器を自動
制御する自動制御システムに用いるプログラムに誤りは
ないかをシミュレーションするデバッグ装置に関し、特
に、制御対象機器およびその状態を検出する状態検出器
の相互関連データの入力省力化に関する。
制御する自動制御システムに用いるプログラムに誤りは
ないかをシミュレーションするデバッグ装置に関し、特
に、制御対象機器およびその状態を検出する状態検出器
の相互関連データの入力省力化に関する。
【0002】
【従来技術】今日、プログラマブルロジックコントロー
ラ(以下PLCという)を用いた制御対象機器制御シス
テムが知られている。PLCは、前記制御対象機器の状
態を検出する各種のセンサからの出力(開状態かまたは
閉状態か)に基づいて、予め記憶されたプログラムにし
たがって、前記制御対象機器の制御を行う。
ラ(以下PLCという)を用いた制御対象機器制御シス
テムが知られている。PLCは、前記制御対象機器の状
態を検出する各種のセンサからの出力(開状態かまたは
閉状態か)に基づいて、予め記憶されたプログラムにし
たがって、前記制御対象機器の制御を行う。
【0003】図14に、PLCで制御されるシステムの
概略図を示す。このシステムでは、モータM1が回転す
ると、ベルトコンベアBによって、ワーク200が不良
検出位置まで運ばれる。センサ201、202によって
ワーク200の大きさが検出され、規格外であれば、不
良検出シリンダ210によって排出される。規格内でれ
ば、再びモータM1が回転し、ワークはベルトコンベア
Bの端部まで、移動する。センサ205がワーク200
を検出して一定時間後、モータM1は停止する。これに
より、テーブル211の上にワーク200が載置され
る。この状態がセンサ207で検出されると、投入シリ
ンダ213によって、ワーク200はテーブル215の
上に移動する。
概略図を示す。このシステムでは、モータM1が回転す
ると、ベルトコンベアBによって、ワーク200が不良
検出位置まで運ばれる。センサ201、202によって
ワーク200の大きさが検出され、規格外であれば、不
良検出シリンダ210によって排出される。規格内でれ
ば、再びモータM1が回転し、ワークはベルトコンベア
Bの端部まで、移動する。センサ205がワーク200
を検出して一定時間後、モータM1は停止する。これに
より、テーブル211の上にワーク200が載置され
る。この状態がセンサ207で検出されると、投入シリ
ンダ213によって、ワーク200はテーブル215の
上に移動する。
【0004】テーブル215上では、センサ219でワ
ーク200が検出されると、治具217をロックし、モ
ータM2を回転させて下降させる。これにより、ワーク
200にドリル加工が施される。ドリル加工が終了する
と、排出シリンダ221によって、排出される。
ーク200が検出されると、治具217をロックし、モ
ータM2を回転させて下降させる。これにより、ワーク
200にドリル加工が施される。ドリル加工が終了する
と、排出シリンダ221によって、排出される。
【0005】このシステムにおいては、制御対象機器に
ついては、これらへ命令を与える命令入力器およびその
状態を検出する状態検出器によって制御されている。例
えば、各シリンダは、命令入力器であるソレノイドおよ
び状態検出器であるセンサを備えており(ともに図示せ
ず)、前進用のソレノイドがオンになると前進し、前端
センサで前端が検出されると、後退用のソノイドがオン
となり後退する。後端センサで後端が検出されると停止
する。
ついては、これらへ命令を与える命令入力器およびその
状態を検出する状態検出器によって制御されている。例
えば、各シリンダは、命令入力器であるソレノイドおよ
び状態検出器であるセンサを備えており(ともに図示せ
ず)、前進用のソレノイドがオンになると前進し、前端
センサで前端が検出されると、後退用のソノイドがオン
となり後退する。後端センサで後端が検出されると停止
する。
【0006】このような制御を行うプログラムは一般的
に、図15、図16に示すようなラダーチャートで表現
される。ラダーチャートは、複数の単一ラダー回路から
構成されている。各単一ラダー回路は、複数の接点から
構成されている。例えば、図15に示す単一ラダー回路
L39においては、接点00200、00005、00
008がオンで、接点00104がオフの場合、接点0
0202がオンになる。なお、接点00202は自己保
持される。
に、図15、図16に示すようなラダーチャートで表現
される。ラダーチャートは、複数の単一ラダー回路から
構成されている。各単一ラダー回路は、複数の接点から
構成されている。例えば、図15に示す単一ラダー回路
L39においては、接点00200、00005、00
008がオンで、接点00104がオフの場合、接点0
0202がオンになる。なお、接点00202は自己保
持される。
【0007】接点00202がオンになると、他の単一
ラダー回路L48の接点00202がオンとなる。この
ように、ある単一ラダー回路L39の接点における出力
結果に応じて、他の単一ラダー回路の接点の状態が変化
し、最終的に接続されている制御対象機器が制御され
る。
ラダー回路L48の接点00202がオンとなる。この
ように、ある単一ラダー回路L39の接点における出力
結果に応じて、他の単一ラダー回路の接点の状態が変化
し、最終的に接続されている制御対象機器が制御され
る。
【0008】図17に図15、図16のラダーチャート
をニーモック形式で表したプログラムを示す。
をニーモック形式で表したプログラムを示す。
【0009】ところで、前記プログラムについては、誤
りがないかがシミュレーション装置によって予め検証さ
れる。このシミュレーション装置について、図18を用
いて説明する。シミュレーション装置80は、プログラ
ム入力部81、接点関連データ入力部83、制御部8
2、および表示部84を備えている。
りがないかがシミュレーション装置によって予め検証さ
れる。このシミュレーション装置について、図18を用
いて説明する。シミュレーション装置80は、プログラ
ム入力部81、接点関連データ入力部83、制御部8
2、および表示部84を備えている。
【0010】プログラム入力部81には、図17に示す
プログラムが入力される。接点関連データ入力部83に
は、前記各センサおよびソレノイドの相互の関連を示す
接点関連データが入力される。接点関連データとは、例
えば、「アドレス100の接点がオンになると、アドレ
ス101の接点がオンとなり、アドレス200の接点が
オンとなるとアドレス101の接点がオフとなり・・
・」という接点相互の関連を示すデータをいう。この関
連データ入力については、図14に示す様なシステム構
成および前記ラダーチャートを参照して、接点関連デー
タ入力部83から操作者が手動で行う。制御部82は、
与えられたプログラムおよび設定された接点関連データ
を用いて、シミュレーションを行う。表示部84にはシ
ミュレーション結果が出力される。シミュレーション結
果としては、例えば、図13に示すようなタイムチャー
トで出力される。このタイムチャートを見て、所望の制
御が行わなれていない場合には、前記プログラムのデバ
ッグを行う。
プログラムが入力される。接点関連データ入力部83に
は、前記各センサおよびソレノイドの相互の関連を示す
接点関連データが入力される。接点関連データとは、例
えば、「アドレス100の接点がオンになると、アドレ
ス101の接点がオンとなり、アドレス200の接点が
オンとなるとアドレス101の接点がオフとなり・・
・」という接点相互の関連を示すデータをいう。この関
連データ入力については、図14に示す様なシステム構
成および前記ラダーチャートを参照して、接点関連デー
タ入力部83から操作者が手動で行う。制御部82は、
与えられたプログラムおよび設定された接点関連データ
を用いて、シミュレーションを行う。表示部84にはシ
ミュレーション結果が出力される。シミュレーション結
果としては、例えば、図13に示すようなタイムチャー
トで出力される。このタイムチャートを見て、所望の制
御が行わなれていない場合には、前記プログラムのデバ
ッグを行う。
【0011】このように、シミュレーション装置80上
にて、プログラムをシミュレーションしておくことによ
り、化学プラント等の危険且つ複雑な制御機器のプログ
ラムについても、安全且つ容易にプログラムのバグを検
出することができる。また、前記シミュレーション装置
においては、画面上でシミュレーションを行えるので、
システム構成が完成する前に、予めプログラムをデバッ
グすることができる。
にて、プログラムをシミュレーションしておくことによ
り、化学プラント等の危険且つ複雑な制御機器のプログ
ラムについても、安全且つ容易にプログラムのバグを検
出することができる。また、前記シミュレーション装置
においては、画面上でシミュレーションを行えるので、
システム構成が完成する前に、予めプログラムをデバッ
グすることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなシミュレーション装置においては、次の様な問題
があった。前記各種のセンサの関係を操作者が入力する
必要があるので、設定する接点の数が多い場合には、大
変な労力が必要である。また、この設定が誤っている
と、プログラムに異常がなくてもシミュレーションがう
まくいかない。このため、操作者はプログラムのチェッ
クおよび接点設定の双方を1つ1つチェックする必要が
ある。
ようなシミュレーション装置においては、次の様な問題
があった。前記各種のセンサの関係を操作者が入力する
必要があるので、設定する接点の数が多い場合には、大
変な労力が必要である。また、この設定が誤っている
と、プログラムに異常がなくてもシミュレーションがう
まくいかない。このため、操作者はプログラムのチェッ
クおよび接点設定の双方を1つ1つチェックする必要が
ある。
【0013】この発明は上記問題を解決し、前記デバッ
ガに対して、シミュレーションのために必要な相互関連
データを容易かつ迅速に与えることができるシミュレー
ション関連データ作成装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。
ガに対して、シミュレーションのために必要な相互関連
データを容易かつ迅速に与えることができるシミュレー
ション関連データ作成装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。
【0014】また、シミュレーションのために必要な相
互関連データそれ自体を与えなくとも、自動的にシミュ
レーションが可能となるデバッグ装置およびその方法を
提供することを目的とする。
互関連データそれ自体を与えなくとも、自動的にシミュ
レーションが可能となるデバッグ装置およびその方法を
提供することを目的とする。
【0015】
【0016】
【課題を解決するために案出した技術思想】請求項1の
シミュレーション関連データ作成装置においては、命令
入力器または状態検出器の特性を示す特性データが入力
されると、自動的にシミュレションの為の関連データを
作成する為に、辞書手段に記憶された前記基本単語の属
性および関連性を表す基本単語関連データを用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器に関する相互関連デ
ータを推論する推論手段を用いることとした。
シミュレーション関連データ作成装置においては、命令
入力器または状態検出器の特性を示す特性データが入力
されると、自動的にシミュレションの為の関連データを
作成する為に、辞書手段に記憶された前記基本単語の属
性および関連性を表す基本単語関連データを用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器に関する相互関連デ
ータを推論する推論手段を用いることとした。
【0017】すなわち、発明の全体構成を示す図である
図1に記載しているように、請求項1のシミュレーショ
ン関連データ作成装置においては、 A)制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、前記制御対象機器へ命令を与える命
令入力器および各制御対象機器の状態を検出する状態検
出器に関する相互関連データを作成して出力するシミュ
レーション関連データ作成装置であって、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報を記憶
する特性データ含有情報記憶手段、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)前記基本単語の属性および関連性を表す基本単語関
連データを前記基本単語ごとに記憶する辞書手段、 D)前記辞書手段に記憶された基本単語関連データおよ
び前記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性デ
ータ含有情報に基づき、前記命令入力器および前記状態
検出器に関する相互関連データを推論し、出力する推論
手段、を備えたことを特徴とする。
図1に記載しているように、請求項1のシミュレーショ
ン関連データ作成装置においては、 A)制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、前記制御対象機器へ命令を与える命
令入力器および各制御対象機器の状態を検出する状態検
出器に関する相互関連データを作成して出力するシミュ
レーション関連データ作成装置であって、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報を記憶
する特性データ含有情報記憶手段、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)前記基本単語の属性および関連性を表す基本単語関
連データを前記基本単語ごとに記憶する辞書手段、 D)前記辞書手段に記憶された基本単語関連データおよ
び前記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性デ
ータ含有情報に基づき、前記命令入力器および前記状態
検出器に関する相互関連データを推論し、出力する推論
手段、を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項2のシミュレーション関連データ作
成装置においては、前記推論手段は、以下の抽出手段、
分割手段、および相互関連データ推論手段を有するこ
と、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出す
る抽出手段、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割する分割手段、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論して出力する
相互関連データ推論手段、を特徴とする。
成装置においては、前記推論手段は、以下の抽出手段、
分割手段、および相互関連データ推論手段を有するこ
と、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出す
る抽出手段、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割する分割手段、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論して出力する
相互関連データ推論手段、を特徴とする。
【0019】請求項3のシミュレーション関連データ作
成装置においては、さらに、前記相互関連データ推論手
段は、与えられた特性データ含有情報のうち、一部の基
本単語が欠けている為に、前記相互関連データの推論を
行えない場合は、欠けている基本単語を含む特性データ
およびこの特性データを有する命令入力器または状態検
出器を欠落データ特定情報として出力するとともに、こ
の特性データを有する命令入力器または状態検出器と関
連する命令入力器または状態検出器の特性データを入力
補助データとして出力するよう構成されており、前記欠
落データ特定情報および前記入力補助データを報知する
欠落データ報知手段および前記欠落した基本単語を入力
する欠落データ入力手段を備えており、前記相互関連デ
ータ推論手段は、前記欠落データ入力手段に入力された
欠落データを補充して、前記相互関連データを推論して
出力すること、を特徴とする。
成装置においては、さらに、前記相互関連データ推論手
段は、与えられた特性データ含有情報のうち、一部の基
本単語が欠けている為に、前記相互関連データの推論を
行えない場合は、欠けている基本単語を含む特性データ
およびこの特性データを有する命令入力器または状態検
出器を欠落データ特定情報として出力するとともに、こ
の特性データを有する命令入力器または状態検出器と関
連する命令入力器または状態検出器の特性データを入力
補助データとして出力するよう構成されており、前記欠
落データ特定情報および前記入力補助データを報知する
欠落データ報知手段および前記欠落した基本単語を入力
する欠落データ入力手段を備えており、前記相互関連デ
ータ推論手段は、前記欠落データ入力手段に入力された
欠落データを補充して、前記相互関連データを推論して
出力すること、を特徴とする。
【0020】この請求項における前記相互関連データ推
論手段の処理は、実施例では、図9ステップST23、
ステップST25、およびステップST27の処理に該
当する。
論手段の処理は、実施例では、図9ステップST23、
ステップST25、およびステップST27の処理に該
当する。
【0021】請求項4のシミュレーション関連データ作
成装置においては、前記相互関連データ推論手段は、与
えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が
欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えない
場合は、他の命令入力器または状態検出器の特性デー
タ、および前記辞書手段に記憶された基本単語関連デー
タに基づいて、欠けている基本単語を推論し、この推論
結果に基づき、前記相互関連データを推論して出力する
ことを特徴とする。
成装置においては、前記相互関連データ推論手段は、与
えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が
欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えない
場合は、他の命令入力器または状態検出器の特性デー
タ、および前記辞書手段に記憶された基本単語関連デー
タに基づいて、欠けている基本単語を推論し、この推論
結果に基づき、前記相互関連データを推論して出力する
ことを特徴とする。
【0022】この請求項における前記相互関連データ推
論手段の処理は、実施例では、図9ステップST29お
よびステップST27の処理に該当する。
論手段の処理は、実施例では、図9ステップST29お
よびステップST27の処理に該当する。
【0023】請求項5のシミュレーション関連データ作
成装置においては、前記相互関連データ推論手段は、前
記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ
含有情報を、欠けている基本単語を付加した修正済情報
に変更することを特徴とする。
成装置においては、前記相互関連データ推論手段は、前
記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ
含有情報を、欠けている基本単語を付加した修正済情報
に変更することを特徴とする。
【0024】この請求項における前記相互関連データ推
論手段の処理は、ステップST29における処理であっ
て、同義語情報から、接点の相互関連を推論した場合の
処理に該当する。
論手段の処理は、ステップST29における処理であっ
て、同義語情報から、接点の相互関連を推論した場合の
処理に該当する。
【0025】請求項6のいずれのシミュレーション関連
データ作成装置においては、前記属性として種類情報を
含み、前記関連性としてペア関係情報および因果関係情
報を含むことを特徴とする。
データ作成装置においては、前記属性として種類情報を
含み、前記関連性としてペア関係情報および因果関係情
報を含むことを特徴とする。
【0026】請求項7のシミュレーション関連データ作
成方法においては、 A)制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、シミュレーションに用いる前記制御
対象機器へ命令を与える命令入力器および各制御対象機
器の状態を検出する状態検出器に関する相互関連データ
を作成するシミュレーション関連データ作成方法であっ
て、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報が与え
られると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力器お
よび前記状態検出器に関する相互関連データを推論し、
出力すること、を特徴とする。
成方法においては、 A)制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、シミュレーションに用いる前記制御
対象機器へ命令を与える命令入力器および各制御対象機
器の状態を検出する状態検出器に関する相互関連データ
を作成するシミュレーション関連データ作成方法であっ
て、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報が与え
られると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力器お
よび前記状態検出器に関する相互関連データを推論し、
出力すること、を特徴とする。
【0027】請求項8のシミュレーション関連データ作
成方法においては、前記相互関連データの推論は、以下
の1)、2)および3)の手順で行われること、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出
し、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割し、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論する、を特徴
とする。
成方法においては、前記相互関連データの推論は、以下
の1)、2)および3)の手順で行われること、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出
し、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割し、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論する、を特徴
とする。
【0028】請求項9のシミュレーション関連データ作
成方法においては、さらに、与えられた特性データ含有
情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相
互関連データの推論を行えない場合は、欠けている基本
単語を含む特性データおよびこの特性データを有する命
令入力器または状態検出器を欠落データ特定情報として
報知するとともに、この特性データを有する命令入力器
または状態検出器と関連する命令入力器または状態検出
器の特性データを入力補助データとして報知し、前記欠
落した基本単語が入力されると、この欠落データを補充
して、前記相互関連データを推論して出力すること、を
特徴とする。
成方法においては、さらに、与えられた特性データ含有
情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相
互関連データの推論を行えない場合は、欠けている基本
単語を含む特性データおよびこの特性データを有する命
令入力器または状態検出器を欠落データ特定情報として
報知するとともに、この特性データを有する命令入力器
または状態検出器と関連する命令入力器または状態検出
器の特性データを入力補助データとして報知し、前記欠
落した基本単語が入力されると、この欠落データを補充
して、前記相互関連データを推論して出力すること、を
特徴とする。
【0029】請求項10のシミュレーション関連データ
作成方法においては、与えられた特性データ含有情報の
うち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相互関連
データの推論を行えない場合は、他の命令入力器または
状態検出器の特性データ、および前記基本単語関連デー
タに基づいて、欠けている基本単語を推論し、この推論
結果に基づき、前記相互関連データを推論して出力する
ことを特徴とする。
作成方法においては、与えられた特性データ含有情報の
うち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相互関連
データの推論を行えない場合は、他の命令入力器または
状態検出器の特性データ、および前記基本単語関連デー
タに基づいて、欠けている基本単語を推論し、この推論
結果に基づき、前記相互関連データを推論して出力する
ことを特徴とする。
【0030】請求項11のシミュレーション関連データ
作成方法においては、前記特性データ含有情報記憶手段
に記憶された特性データ含有情報は、欠けている基本単
語を付加した修正済情報に変更されることを特徴とす
る。
作成方法においては、前記特性データ含有情報記憶手段
に記憶された特性データ含有情報は、欠けている基本単
語を付加した修正済情報に変更されることを特徴とす
る。
【0031】請求項12のシミュレーション関連データ
作成方法においては、前記属性として種類情報を含み、
前記関連性としてペア関係情報および因果関係情報を含
むことを特徴とする。
作成方法においては、前記属性として種類情報を含み、
前記関連性としてペア関係情報および因果関係情報を含
むことを特徴とする。
【0032】請求項13のデバッグ装置においては、デ
バッグ対象のプログラムが入力されるプログラム入力手
段、請求項1ないし6のいずれかのシミュレーション関
連データ作成装置、前記シミュレーション関連データ作
成装置によって推論された相互関連データを用いて、前
記プログラム入力手段に与えられたプログラムについ
て、シミュレーションを行うシミュレーション手段、前
記シミュレーション結果を報知する報知手段、を備えた
ことを特徴とする。
バッグ対象のプログラムが入力されるプログラム入力手
段、請求項1ないし6のいずれかのシミュレーション関
連データ作成装置、前記シミュレーション関連データ作
成装置によって推論された相互関連データを用いて、前
記プログラム入力手段に与えられたプログラムについ
て、シミュレーションを行うシミュレーション手段、前
記シミュレーション結果を報知する報知手段、を備えた
ことを特徴とする。
【0033】請求項14のデバッグ方法においては、 B)以下のb1)特性データを含む特性データ含有情報が
与えられると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力器お
よび前記状態検出器に関する相互関連データを推論し
て、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連を
決定し、 D)デバッグ対象のプログラムが入力されると、前記プ
ログラム入力手段に与えられたプログラムについて、シ
ミュレーションを行うこと、を特徴とする。
与えられると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力器お
よび前記状態検出器に関する相互関連データを推論し
て、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連を
決定し、 D)デバッグ対象のプログラムが入力されると、前記プ
ログラム入力手段に与えられたプログラムについて、シ
ミュレーションを行うこと、を特徴とする。
【0034】
【用語の定義】課題を解決するために案出した技術思想
を表現するのに用いた請求項の用語の概念を、以下のよ
うに定義するとともに、その用語と実施例との関係につ
いて説明する。
を表現するのに用いた請求項の用語の概念を、以下のよ
うに定義するとともに、その用語と実施例との関係につ
いて説明する。
【0035】「制御対象機器」:実施例では、シリン
ダ、モータに該当するが、所定の命令が与えられると、
定められた動作を行う機器であればどのようなものであ
ってもよく、さらに大きな機器、例えば、原子炉、化学
プラントの反応炉等を含む概念である。
ダ、モータに該当するが、所定の命令が与えられると、
定められた動作を行う機器であればどのようなものであ
ってもよく、さらに大きな機器、例えば、原子炉、化学
プラントの反応炉等を含む概念である。
【0036】「命令入力器」:実施例では、ソレノイド
に該当するが、物理的命令(機械的命令、電気信号を含
む)等を受けて、前記制御対象機器へ制御命令を与える
ものであれば、どのようなものも含む。
に該当するが、物理的命令(機械的命令、電気信号を含
む)等を受けて、前記制御対象機器へ制御命令を与える
ものであれば、どのようなものも含む。
【0037】「状態検出器」:実施例では、センサに該
当するが、前記制御対象機器の状態を検出できるもので
あれば、どのようなものも含む。
当するが、前記制御対象機器の状態を検出できるもので
あれば、どのようなものも含む。
【0038】「基本単語」:命令入力器または状態検出
器の種類、関連度を表す最小単位であり、実施例では、
例えば「検出」、「シリンダ」等が該当する。
器の種類、関連度を表す最小単位であり、実施例では、
例えば「検出」、「シリンダ」等が該当する。
【0039】「特性データ」:前記各命令入力器または
状態検出器の特性を示すデータであり、複数の基本単語
の組合わせによって表される。実施例では、コメントに
該当する。
状態検出器の特性を示すデータであり、複数の基本単語
の組合わせによって表される。実施例では、コメントに
該当する。
【0040】「特性データ含有情報」:前記特性データ
を含有する情報であり、実施例では、コメント、入出力
の別をアドレスごとに記憶したI/Oテーブルが該当す
る。
を含有する情報であり、実施例では、コメント、入出力
の別をアドレスごとに記憶したI/Oテーブルが該当す
る。
【0041】「基本単語関連データ」:基本単語のもつ
意義を表すデータであり、命令入力器または状態検出器
の種類、関連度を表す。実施例では、種類情報、ペア関
係情報、因果関係情報、同義語情報に該当する。
意義を表すデータであり、命令入力器または状態検出器
の種類、関連度を表す。実施例では、種類情報、ペア関
係情報、因果関係情報、同義語情報に該当する。
【0042】「相互関連データ」:前記命令入力器およ
び前記状態検出器に関して、相互の関連を示すデータで
あり、前記命令入力器間、前記状態検出器間および前記
命令入力器と前記状態検出器との間の関係を含む。
び前記状態検出器に関して、相互の関連を示すデータで
あり、前記命令入力器間、前記状態検出器間および前記
命令入力器と前記状態検出器との間の関係を含む。
【0043】「抽出手段」:実施例においては、図5ス
テップST3の処理に該当する。
テップST3の処理に該当する。
【0044】「分割手段」:実施例においては、図5ス
テップST5の処理に該当する。
テップST5の処理に該当する。
【0045】「相互関連データ推論手段」:実施例にお
いては、図5ステップST9、ステップST11の処理
に該当する。
いては、図5ステップST9、ステップST11の処理
に該当する。
【0046】「特性データ含有情報記憶手段および辞書
手段」:実施例においては、ハードディスク26が対応
する。
手段」:実施例においては、ハードディスク26が対応
する。
【0047】「推論手段」:実施例においては、図5ス
テップST3、ステップST5、ステップST9、およ
びステップST11の処理に該当する。
テップST3、ステップST5、ステップST9、およ
びステップST11の処理に該当する。
【0048】「欠落データ報知手段」:実施例において
は、CRT30が対応する。
は、CRT30が対応する。
【0049】
【作用】請求項1、請求項7のシミュレーション関連デ
ータ作成装置またはその方法においては、前記特性デー
タ特性データを含む特性データ含有情報が与えられる
と、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記相互関連デー
タを推論し、出力する。このように、予め基本単語の属
性および関連性を表す基本単語関連データを基本単語ご
とに記憶しておくことにより、特性データ含有情報を与
えるだけで、前記相互関連データを自動的に得ることが
できる。
ータ作成装置またはその方法においては、前記特性デー
タ特性データを含む特性データ含有情報が与えられる
と、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関連性
を表す基本単語関連データに基づき、前記相互関連デー
タを推論し、出力する。このように、予め基本単語の属
性および関連性を表す基本単語関連データを基本単語ご
とに記憶しておくことにより、特性データ含有情報を与
えるだけで、前記相互関連データを自動的に得ることが
できる。
【0050】請求項2、請求項8のシミュレーション関
連データ作成装置またはその方法においては、前記特性
データ含有情報から前記特性データが抽出される。抽出
された特性データは、前記辞書手段に記憶された前記基
本単語関連データを用いて、各基本単語に分割される。
この分割された基本単語が有するその属性および関連性
に基づいて、前記相互関連データを推論する。これによ
り、前記相互関連データの推論が行われる。したがっ
て、特性データ含有情報を与えるだけで、前記相互関連
データを自動的に得ることができる。
連データ作成装置またはその方法においては、前記特性
データ含有情報から前記特性データが抽出される。抽出
された特性データは、前記辞書手段に記憶された前記基
本単語関連データを用いて、各基本単語に分割される。
この分割された基本単語が有するその属性および関連性
に基づいて、前記相互関連データを推論する。これによ
り、前記相互関連データの推論が行われる。したがっ
て、特性データ含有情報を与えるだけで、前記相互関連
データを自動的に得ることができる。
【0051】請求項3、請求項9のシミュレーション関
連データ作成装置またはその方法においては、与えられ
た特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠けて
いる為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこの特
性データを有する命令入力器または状態検出器を欠落デ
ータ特定情報として報知するとともに、この特性データ
を有する命令入力器または状態検出器と関連する命令入
力器または状態検出器の特性データを入力補助データと
して報知する。前記欠落した基本単語が入力されると、
この欠落データを補充して、前記相互関連データを推論
して出力する。したがって、前記特性データ含有情報が
不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力する
だけで、前記相互関連データを得ることができる。
連データ作成装置またはその方法においては、与えられ
た特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠けて
いる為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこの特
性データを有する命令入力器または状態検出器を欠落デ
ータ特定情報として報知するとともに、この特性データ
を有する命令入力器または状態検出器と関連する命令入
力器または状態検出器の特性データを入力補助データと
して報知する。前記欠落した基本単語が入力されると、
この欠落データを補充して、前記相互関連データを推論
して出力する。したがって、前記特性データ含有情報が
不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力する
だけで、前記相互関連データを得ることができる。
【0052】請求項4、請求項10のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、与えら
れた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠け
ている為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、他の命令入力器または状態検出器の特性データ、お
よび前記基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論する。したがって、前記特性データ含有情
報が不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力
することなく、前相互関連データを得ることができる。
関連データ作成装置またはその方法においては、与えら
れた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠け
ている為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、他の命令入力器または状態検出器の特性データ、お
よび前記基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論する。したがって、前記特性データ含有情
報が不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力
することなく、前相互関連データを得ることができる。
【0053】請求項5、請求項11のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ含有
情報は、欠けている基本単語を付加した修正済情報に変
更される。これにより、前記特性データ含有情報が不完
全な場合であっても、これを修正することができる。
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ含有
情報は、欠けている基本単語を付加した修正済情報に変
更される。これにより、前記特性データ含有情報が不完
全な場合であっても、これを修正することができる。
【0054】請求項6、請求項12のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、前記属
性として種類情報を含み、前記関連性としてペア関係情
報および因果関係情報を含む。したがって、これらの種
類情報、ペア関係情報および因果関係情報を用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器を関連づけることが
できる。
関連データ作成装置またはその方法においては、前記属
性として種類情報を含み、前記関連性としてペア関係情
報および因果関係情報を含む。したがって、これらの種
類情報、ペア関係情報および因果関係情報を用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器を関連づけることが
できる。
【0055】請求項13、請求項14のデバッグ装置ま
たはその方法においては、複数の基本単語の組合わせに
よって表され、前記各命令入力器または状態検出器の特
性を示す特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
して、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連
を決定する。このように、予め基本単語の属性および関
連性を表す基本単語関連データを基本単語ごとに記憶し
ておくことにより、特性データ含有情報を与えるだけ
で、前記相互関連データを自動的に得ることができる。
この相互関連データを用いて、デバッグ対象のプログラ
ムのシミュレーションを行うことがてきる。
たはその方法においては、複数の基本単語の組合わせに
よって表され、前記各命令入力器または状態検出器の特
性を示す特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
して、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連
を決定する。このように、予め基本単語の属性および関
連性を表す基本単語関連データを基本単語ごとに記憶し
ておくことにより、特性データ含有情報を与えるだけ
で、前記相互関連データを自動的に得ることができる。
この相互関連データを用いて、デバッグ対象のプログラ
ムのシミュレーションを行うことがてきる。
【0056】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1に示すシミュレーション関連データ作成装置1
は、制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、前記制御対象機器へ命令を与える命
令入力器および各制御対象機器の状態を検出する状態検
出器に関する相互関連データを作成して出力する。シミ
ュレーション関連データ作成装置1は、特性データ含有
情報記憶手段3、辞書手段5、辞書修正手段7、推論手
段10、欠落データ報知手段19および欠落データ入力
手段17を備えている。
る。図1に示すシミュレーション関連データ作成装置1
は、制御対象機器を自動制御する自動制御システムに用
いるプログラムに誤りはないかをシミュレーションする
デバッガに対して、前記制御対象機器へ命令を与える命
令入力器および各制御対象機器の状態を検出する状態検
出器に関する相互関連データを作成して出力する。シミ
ュレーション関連データ作成装置1は、特性データ含有
情報記憶手段3、辞書手段5、辞書修正手段7、推論手
段10、欠落データ報知手段19および欠落データ入力
手段17を備えている。
【0057】特性データ含有情報記憶手段3は、特性デ
ータを含む特性データ含有情報を記憶する。ここで、特
性データとは、複数の基本単語の組合わせによって表さ
れ、各命令入力器または状態検出器の特性を示すデータ
である。
ータを含む特性データ含有情報を記憶する。ここで、特
性データとは、複数の基本単語の組合わせによって表さ
れ、各命令入力器または状態検出器の特性を示すデータ
である。
【0058】辞書手段5は、前記基本単語の属性および
関連性を表す基本単語関連データを前記基本単語ごとに
記憶する。本実施例においては、この属性として種類情
報を含み、前記関連性としてペア関係情報および因果関
係情報を含む。
関連性を表す基本単語関連データを前記基本単語ごとに
記憶する。本実施例においては、この属性として種類情
報を含み、前記関連性としてペア関係情報および因果関
係情報を含む。
【0059】辞書修正手段7は、与えられた修正命令に
応じて、前記基本単語関連データを変更する。この修正
命令として、例えば、新たな基本単語を追加登録した
り、すでに記憶されている基本単語関連データの内容を
変更することがある。
応じて、前記基本単語関連データを変更する。この修正
命令として、例えば、新たな基本単語を追加登録した
り、すでに記憶されている基本単語関連データの内容を
変更することがある。
【0060】推論手段10は、抽出手段13、分割手段
14、および相互関連データ推論手段15を含む。
14、および相互関連データ推論手段15を含む。
【0061】抽出手段13は、前記特性データ含有情報
から前記特性データを抽出する。分割手段14は、抽出
された特性データを、辞書手段5に記憶された前記基本
単語関連データを用いて、各基本単語に分割する。相互
関連データ推論手段15は、分割された基本単語が有す
るその属性および関連性に基づいて、前記相互関連デー
タを推論して出力する。
から前記特性データを抽出する。分割手段14は、抽出
された特性データを、辞書手段5に記憶された前記基本
単語関連データを用いて、各基本単語に分割する。相互
関連データ推論手段15は、分割された基本単語が有す
るその属性および関連性に基づいて、前記相互関連デー
タを推論して出力する。
【0062】本実施例においては、推論手段10は、こ
れらの抽出手段13、分割手段14、および相互関連デ
ータ推論手段15により、辞書手段5に記憶された基本
単語関連データおよび特性データ含有情報記憶手段3に
記憶された特性データ含有情報に基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
し、出力する。
れらの抽出手段13、分割手段14、および相互関連デ
ータ推論手段15により、辞書手段5に記憶された基本
単語関連データおよび特性データ含有情報記憶手段3に
記憶された特性データ含有情報に基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
し、出力する。
【0063】なお、相互関連データ推論手段15は、与
えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が
欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えない
場合は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこ
の特性データを有する命令入力器または状態検出器を欠
落データ特定情報として出力する。さらに、この特性デ
ータを有する命令入力器または状態検出器と関連する命
令入力器または状態検出器の特性データを入力補助デー
タとして出力する。
えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が
欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えない
場合は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこ
の特性データを有する命令入力器または状態検出器を欠
落データ特定情報として出力する。さらに、この特性デ
ータを有する命令入力器または状態検出器と関連する命
令入力器または状態検出器の特性データを入力補助デー
タとして出力する。
【0064】欠落データ報知手段19は、相互関連デー
タ推論手段15が出力した前記欠落データ特定情報およ
び前記入力補助データを報知する。欠落データ入力手段
17には、前記欠落した基本単語が入力される。
タ推論手段15が出力した前記欠落データ特定情報およ
び前記入力補助データを報知する。欠落データ入力手段
17には、前記欠落した基本単語が入力される。
【0065】相互関連データ推論手段15は、欠落デー
タ入力手段17に入力された欠落データを補充して、前
記相互関連データを推論して出力する。
タ入力手段17に入力された欠落データを補充して、前
記相互関連データを推論して出力する。
【0066】また、相互関連データ推論手段15を次の
様に構成することもできる。与えられた特性データ含有
情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相
互関連データの推論を行えない場合は、他の命令入力器
または状態検出器の特性データ、および辞書手段5に記
憶された基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論して出力する。さらに、相互関連データ推
論手段15は、前記特性データ含有情報記憶手段3に記
憶された特性データ含有情報を、欠けている基本単語を
付加した修正済情報に変更する。
様に構成することもできる。与えられた特性データ含有
情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前記相
互関連データの推論を行えない場合は、他の命令入力器
または状態検出器の特性データ、および辞書手段5に記
憶された基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論して出力する。さらに、相互関連データ推
論手段15は、前記特性データ含有情報記憶手段3に記
憶された特性データ含有情報を、欠けている基本単語を
付加した修正済情報に変更する。
【0067】図2は、図1に示すシミュレーション関連
データ作成装置1をCPUを用いて実現したハードウェ
ア構成の一例を示す。シミュレーション関連データ作成
装置21は、CPU23、ROM25、RAM27、ハ
ードディスク26、キーボード28、フロッピーディス
クドライブ33、マウス31、欠落データ報知手段であ
るCRT30およびバスライン29を備えている。
データ作成装置1をCPUを用いて実現したハードウェ
ア構成の一例を示す。シミュレーション関連データ作成
装置21は、CPU23、ROM25、RAM27、ハ
ードディスク26、キーボード28、フロッピーディス
クドライブ33、マウス31、欠落データ報知手段であ
るCRT30およびバスライン29を備えている。
【0068】ROM25には、CPU23の制御プログ
ラム等が記憶されており、CPU23は、この制御プロ
グラムに従いバスライン29を介して、各部を制御す
る。ハードディスク26は、後述する基本単語関連デー
タを記憶する辞書部を有する。フロッピーディスクドラ
イブ33には、特性データ含有情報であるI/Oテーブ
ルを記憶したフロッピーディスクが挿入される。このI
/OテーブルはRAM27に記憶される。CRT30に
は、CPU23が推論した欠落データ等が表示される。
ラム等が記憶されており、CPU23は、この制御プロ
グラムに従いバスライン29を介して、各部を制御す
る。ハードディスク26は、後述する基本単語関連デー
タを記憶する辞書部を有する。フロッピーディスクドラ
イブ33には、特性データ含有情報であるI/Oテーブ
ルを記憶したフロッピーディスクが挿入される。このI
/OテーブルはRAM27に記憶される。CRT30に
は、CPU23が推論した欠落データ等が表示される。
【0069】フロッピーディスクドライブ33に挿入さ
れるフロッピーディスクに記憶されたI/Oテーブルに
ついて、図3を用いて説明する。図に示すように、I/
Oテーブルは、接点のアドレス、入力または出力の区
別、接点のコメントを含む。例えば、アドレス0004
の接点は、入力接点であり(I/O:I)、不良検出後
端のための接点であることを示す。
れるフロッピーディスクに記憶されたI/Oテーブルに
ついて、図3を用いて説明する。図に示すように、I/
Oテーブルは、接点のアドレス、入力または出力の区
別、接点のコメントを含む。例えば、アドレス0004
の接点は、入力接点であり(I/O:I)、不良検出後
端のための接点であることを示す。
【0070】つぎに、ハードディスク26の辞書部に記
憶された基本単語関連データについて説明する。本実施
例においては、図4に示すように、基本単語関連データ
は、種類情報、ペア関係情報、因果関係情報、同義語情
報の4つの情報から構成されている。本実施例において
は、種類情報として以下の「工程」、「名称」、「動
作」および「位置」を採用した。「工程」とは、搬入、
検査、供給等の工程を表す種類情報である。「名称」と
は制御対象機器の名前を示す種類情報である。「動作」
とは制御対象機器の動作を示す種類情報である。「位
置」とは制御対象機器の位置を示す種類情報である。
憶された基本単語関連データについて説明する。本実施
例においては、図4に示すように、基本単語関連データ
は、種類情報、ペア関係情報、因果関係情報、同義語情
報の4つの情報から構成されている。本実施例において
は、種類情報として以下の「工程」、「名称」、「動
作」および「位置」を採用した。「工程」とは、搬入、
検査、供給等の工程を表す種類情報である。「名称」と
は制御対象機器の名前を示す種類情報である。「動作」
とは制御対象機器の動作を示す種類情報である。「位
置」とは制御対象機器の位置を示す種類情報である。
【0071】ペア関係情報とは、基本単語のペア関係を
示す情報であり、例えば、基本単語「前進」に対して基
本単語「後退」が、ペア関係にある。
示す情報であり、例えば、基本単語「前進」に対して基
本単語「後退」が、ペア関係にある。
【0072】因果関係情報とは、ある基本単語に対して
因果関係が深い基本単語を示す情報であり、例えば、
「前進」すると「前端」に達するというように、動作と
位置との関係を表す。シリンダの動きを制御するソレノ
イドとセンサとの関係で説明すると以下の様になる。前
進用のソレノイドがオンになりシリンダが前進する。シ
リンダが前端に達すると、シリンダの前端に取り付けら
れたセンサがオンになる。これにより、ソレノイドがオ
フとなりシリンダの動きが停止する。この様なソレノイ
ドとセンサとの関係を因果関係という。
因果関係が深い基本単語を示す情報であり、例えば、
「前進」すると「前端」に達するというように、動作と
位置との関係を表す。シリンダの動きを制御するソレノ
イドとセンサとの関係で説明すると以下の様になる。前
進用のソレノイドがオンになりシリンダが前進する。シ
リンダが前端に達すると、シリンダの前端に取り付けら
れたセンサがオンになる。これにより、ソレノイドがオ
フとなりシリンダの動きが停止する。この様なソレノイ
ドとセンサとの関係を因果関係という。
【0073】同義語情報とは、相互関連データを推論す
るにあたって用いる情報であり、同じ意味を有する基本
単語であることを示す。例えば、基本単語「前端」に対
して基本単語「前進端」が該当する。
るにあたって用いる情報であり、同じ意味を有する基本
単語であることを示す。例えば、基本単語「前端」に対
して基本単語「前進端」が該当する。
【0074】つぎに、図5を用いて、ROM25に記憶
されたプログラムについて説明する。操作者は、図3に
示すI/Oテーブルを記憶したフロッピーディスクをフ
ロッピーディスクドライブ33に挿入して、I/Oテー
ブル読み出し命令をキーボード28から入力する。これ
により、I/Oテーブルが入力される(図5ステップS
T1)。CPU23は、与えられたI/OテーブルをR
AM27に記憶する。
されたプログラムについて説明する。操作者は、図3に
示すI/Oテーブルを記憶したフロッピーディスクをフ
ロッピーディスクドライブ33に挿入して、I/Oテー
ブル読み出し命令をキーボード28から入力する。これ
により、I/Oテーブルが入力される(図5ステップS
T1)。CPU23は、与えられたI/OテーブルをR
AM27に記憶する。
【0075】CPU23は、与えられたI/Oテーブル
から各接点のアドレスおよびコメントを基本データとし
て抽出する(ステップST3)。ここで、アドレスは接
点を特定する為に用いられる。
から各接点のアドレスおよびコメントを基本データとし
て抽出する(ステップST3)。ここで、アドレスは接
点を特定する為に用いられる。
【0076】CPU23は、ハードディスク26に記憶
されている基本単語関連データを用いて、前記基本デー
タのうちコメントの部分を基本単語単位に分割する(ス
テップST5)。例えば、アドレス0000のコメント
「運転SW」については、基本単語関連データを参照す
ると、基本単語「運転」があり、また、基本単語「S
W」がある。したがって、この2つの「運転」および
「SW」に分割される。CPU23は、このような分割
処理を全ての接点について繰返し、接点順に、図6、図
7に示す推論基礎データを作成する(ステップST
7)。
されている基本単語関連データを用いて、前記基本デー
タのうちコメントの部分を基本単語単位に分割する(ス
テップST5)。例えば、アドレス0000のコメント
「運転SW」については、基本単語関連データを参照す
ると、基本単語「運転」があり、また、基本単語「S
W」がある。したがって、この2つの「運転」および
「SW」に分割される。CPU23は、このような分割
処理を全ての接点について繰返し、接点順に、図6、図
7に示す推論基礎データを作成する(ステップST
7)。
【0077】CPU23は、図6、図7に示す推論基礎
データを用いて、各接点についてグルーピングする(ス
テップST9)。本実施例においては、まず、最初に工
程ごとにグルーピングを行った。例えば、図6、図7に
示す推論基礎データにおいては、工程「検出」を有する
アドレスは、「00003」、「00004」、「00
103」、「00104」である。また、同様にして、
工程「加工」についてもグルーピングされる。
データを用いて、各接点についてグルーピングする(ス
テップST9)。本実施例においては、まず、最初に工
程ごとにグルーピングを行った。例えば、図6、図7に
示す推論基礎データにおいては、工程「検出」を有する
アドレスは、「00003」、「00004」、「00
103」、「00104」である。また、同様にして、
工程「加工」についてもグルーピングされる。
【0078】つぎに、CPU23は、工程「検出」を有
する接点「00003」、「00004」、「0010
3」、「00104」の名称を参照して、さらに細かな
グルーピングが必要か否かを判断する。この場合、名称
は全て「不良」であるので、同じグループに属する接点
であることがわかる。これに対して、「検出」に他の名
称が付加されている場合は、他のグループであると判断
される。例えば、コメント「大きさ検出」とコメント
「長さ検出」がある場合、コメント「大きさ検出」とコ
メント「長さ検出」とは、別のグループであると判断さ
れる。
する接点「00003」、「00004」、「0010
3」、「00104」の名称を参照して、さらに細かな
グルーピングが必要か否かを判断する。この場合、名称
は全て「不良」であるので、同じグループに属する接点
であることがわかる。これに対して、「検出」に他の名
称が付加されている場合は、他のグループであると判断
される。例えば、コメント「大きさ検出」とコメント
「長さ検出」がある場合、コメント「大きさ検出」とコ
メント「長さ検出」とは、別のグループであると判断さ
れる。
【0079】一般に、同じ工程に含まれる接点は、相互
に関連している場合が多いので、このように、工程ごと
にグルーピングすることにより、より接点相互間の関連
づけが容易となる。
に関連している場合が多いので、このように、工程ごと
にグルーピングすることにより、より接点相互間の関連
づけが容易となる。
【0080】つぎに、CPU23は、グルーピングした
接点について、相互関連データを推論する(図5ステッ
プST11)。例えば、接点「00003」、「000
04」、「00103」、「00104」があるグルー
プに属するとされている場合、次の様にして、相互関連
データが推論される。
接点について、相互関連データを推論する(図5ステッ
プST11)。例えば、接点「00003」、「000
04」、「00103」、「00104」があるグルー
プに属するとされている場合、次の様にして、相互関連
データが推論される。
【0081】まず、接点「00003」のコメント「不
良検出前端」の基本単語「前端」に注目する。図6の推
論基礎データにおいては、この基本単語「前端」とペア
関係にあるのは基本単語「後端」、因果関係にあるのは
基本単語「前進」、同義語は基本単語「前進端」である
ことがわかる。したがって、同じグループに属する接点
について検討すると、基本単語「後端」を有する接点
は、接点「00004」である。同様にして、基本単語
「前進」を有する接点は、接点「00103」である。
この処理を、当該グループに属する他の接点「0000
4」、「00103」、「00104」について行う。
良検出前端」の基本単語「前端」に注目する。図6の推
論基礎データにおいては、この基本単語「前端」とペア
関係にあるのは基本単語「後端」、因果関係にあるのは
基本単語「前進」、同義語は基本単語「前進端」である
ことがわかる。したがって、同じグループに属する接点
について検討すると、基本単語「後端」を有する接点
は、接点「00004」である。同様にして、基本単語
「前進」を有する接点は、接点「00103」である。
この処理を、当該グループに属する他の接点「0000
4」、「00103」、「00104」について行う。
【0082】この様にして、接点「00003」と接点
「00004」はペア関係にあり、接点「00103」
と接点「00104」は、ペア関係にあることがわか
る。また、接点「00003」と接点「00103」と
は因果関係にあり、接点「00004」と接点「001
04」とは因果関係にあることがわかる。
「00004」はペア関係にあり、接点「00103」
と接点「00104」は、ペア関係にあることがわか
る。また、接点「00003」と接点「00103」と
は因果関係にあり、接点「00004」と接点「001
04」とは因果関係にあることがわかる。
【0083】なお、本実施例においては、全ての接点に
ついてこれらの処理を行うことにより、相互にペア関係
および因果関係があることを検討しているが、1の接点
についてペア関係および因果関係にあることが判明した
接点については、前記推論を行わないようにしてもよ
い。
ついてこれらの処理を行うことにより、相互にペア関係
および因果関係があることを検討しているが、1の接点
についてペア関係および因果関係にあることが判明した
接点については、前記推論を行わないようにしてもよ
い。
【0084】なお、上記推論にて、接点「00003」
と接点「00103」とは、なんらかの因果関係にある
ことは推論できたが、接点「00003」がオンになる
と、接点「00103」がオンになるのか、接点「00
103」がオンになると、接点「00003」がオンに
なるか不明である。これは、つぎのようにして、推論す
ることができる。
と接点「00103」とは、なんらかの因果関係にある
ことは推論できたが、接点「00003」がオンになる
と、接点「00103」がオンになるのか、接点「00
103」がオンになると、接点「00003」がオンに
なるか不明である。これは、つぎのようにして、推論す
ることができる。
【0085】図6に示すように、接点「00003」が
有する基本単語「前端」は、「位置」を表し、接点「0
0103」が有する基本単語「前進」は、「動作」を表
す。一般に、「動作」は制御対象機器へ命令を与える命
令入力器の特性であり、「位置」は制御対象機器の状態
を検出する状態検出器の特性である。したがって、この
「種類」を検討することにより、各接点の因果関係が明
確となる。
有する基本単語「前端」は、「位置」を表し、接点「0
0103」が有する基本単語「前進」は、「動作」を表
す。一般に、「動作」は制御対象機器へ命令を与える命
令入力器の特性であり、「位置」は制御対象機器の状態
を検出する状態検出器の特性である。したがって、この
「種類」を検討することにより、各接点の因果関係が明
確となる。
【0086】また、因果関係の推論については、各アド
レスに対応して各接点の特性(命令入力器または状態検
出器であるか)を別途与えることによっても可能とす
る。さらに、一般に、命令入力器はI/O=Oであり、
状態検出器はI/O=Iであるので、I/Oテーブルの
I/Oデータから推論することもできる。
レスに対応して各接点の特性(命令入力器または状態検
出器であるか)を別途与えることによっても可能とす
る。さらに、一般に、命令入力器はI/O=Oであり、
状態検出器はI/O=Iであるので、I/Oテーブルの
I/Oデータから推論することもできる。
【0087】このようにして、得られた各接点同志のペ
ア関係および因果関係は、RAM27に記憶される。
ア関係および因果関係は、RAM27に記憶される。
【0088】なお、コメントが不完全な場合には、この
推論処理は中断する。ステップST13にて、CPU2
3は、当該推論処理が中断されるか否か判断する。中断
する場合は、後述するステップST19の処理に進み、
中断がない場合は、接点種類決定処理(ステップST1
5)に進む。
推論処理は中断する。ステップST13にて、CPU2
3は、当該推論処理が中断されるか否か判断する。中断
する場合は、後述するステップST19の処理に進み、
中断がない場合は、接点種類決定処理(ステップST1
5)に進む。
【0089】接点種類決定処理について、図8を参照し
て説明する。CPU23は、ハードディスク26の接点
種類決定処理ルールを読み出す(ステップST31)。
本実施例においては、接点種類決定処理ルールとして、
以下のルールを採用した。
て説明する。CPU23は、ハードディスク26の接点
種類決定処理ルールを読み出す(ステップST31)。
本実施例においては、接点種類決定処理ルールとして、
以下のルールを採用した。
【0090】ルール1:〈基本単語「非常」or「異
常」が含む接点は、b接点候補である〉 CPU23は、このようなb接点候補が存在しないかを
判断する(ステップST33)。そして、このようなb
接点候補が存在する場合は、そのb接点候補をCRT3
0(図2参照)に表示する(図8ステップST35)。
操作者はこの表示を参考にして、キーボード28(図2
参照)から、修正が必要であれば、接点候補修正命令を
入力し、必要でなければ接点候補決定命令を入力する。
常」が含む接点は、b接点候補である〉 CPU23は、このようなb接点候補が存在しないかを
判断する(ステップST33)。そして、このようなb
接点候補が存在する場合は、そのb接点候補をCRT3
0(図2参照)に表示する(図8ステップST35)。
操作者はこの表示を参考にして、キーボード28(図2
参照)から、修正が必要であれば、接点候補修正命令を
入力し、必要でなければ接点候補決定命令を入力する。
【0091】CPU23は、接点候補修正命令が与えら
れた場合は、ステップST39に進み、与えられた接点
候補修正命令に応じた修正を行う。つぎに、接点種類を
出力する(ステップST41)。これに対して、ステッ
プST37にて、接点候補決定命令が与えられた場合
は、修正は行わず、ステップST41に進む。
れた場合は、ステップST39に進み、与えられた接点
候補修正命令に応じた修正を行う。つぎに、接点種類を
出力する(ステップST41)。これに対して、ステッ
プST37にて、接点候補決定命令が与えられた場合
は、修正は行わず、ステップST41に進む。
【0092】また、ステップST33にて、b接点候補
が存在しない場合は、接点種類はデフォルト値(a接
点)として、ステップST41に進む。
が存在しない場合は、接点種類はデフォルト値(a接
点)として、ステップST41に進む。
【0093】このようにして、a接点かb接点かが推論
されるので、接点種類を容易に決定することができる。
なお、これらの接点種類の決定は、入力接点(I/O:
I)のみであるので、出力接点については行わなくとも
よい。
されるので、接点種類を容易に決定することができる。
なお、これらの接点種類の決定は、入力接点(I/O:
I)のみであるので、出力接点については行わなくとも
よい。
【0094】前記接点種類決定処理が終了すると、図5
ステップST17にて、相互関連データとして出力す
る。この様にして、図10に示すような相互関連データ
が出力される。図10においては、グループ(工程)ご
とに、各接点間の相互関連が示されている。例えば、上
下に並んでいるのは、ペア関係の接点であり、左右は因
果関係の接点である。なお、この場合、左側の接点が命
令入力器の接点であり、右側の接点が状態検出器の接点
である。このように、本装置においては、前記I/Oテ
ーブルを与えると、自動的に相互関連データが作成され
る。
ステップST17にて、相互関連データとして出力す
る。この様にして、図10に示すような相互関連データ
が出力される。図10においては、グループ(工程)ご
とに、各接点間の相互関連が示されている。例えば、上
下に並んでいるのは、ペア関係の接点であり、左右は因
果関係の接点である。なお、この場合、左側の接点が命
令入力器の接点であり、右側の接点が状態検出器の接点
である。このように、本装置においては、前記I/Oテ
ーブルを与えると、自動的に相互関連データが作成され
る。
【0095】なお、上記推論処理は、コメントが不完全
な場合には、推論を行うことができず、中断する。例え
ば、本来「不良検出前進」とすべきところを、「不良前
進」としている場合は、工程名が不明であるので、グル
ーピング処理の際、いずれのグループに属するのか判断
できないこととなる。また、本来「不良検出前進」とす
べきところを、「不良検出」としている場合には、動作
または位置を表す情報が不明なので、ペア関係または因
果関係を結ぶ相手を選び出すことができない。この様な
場合、CPU23は、図5ステップST13にて、上記
推論処理が中断されると判断し、ステップST19に進
む。
な場合には、推論を行うことができず、中断する。例え
ば、本来「不良検出前進」とすべきところを、「不良前
進」としている場合は、工程名が不明であるので、グル
ーピング処理の際、いずれのグループに属するのか判断
できないこととなる。また、本来「不良検出前進」とす
べきところを、「不良検出」としている場合には、動作
または位置を表す情報が不明なので、ペア関係または因
果関係を結ぶ相手を選び出すことができない。この様な
場合、CPU23は、図5ステップST13にて、上記
推論処理が中断されると判断し、ステップST19に進
む。
【0096】ステップST19にて、CPU23は、不
完全コメントがあるか否か判断する。例えば、上記ペア
関係となるべき相手が検出できないとか、因果関係のあ
る相手が検出できない等である。不完全コメントがない
にも拘わらず、上記推論が中断するのは、別の原因があ
るので、CPU23は、エラー表示を行ない(ステップ
ST21)、処理は終了される。
完全コメントがあるか否か判断する。例えば、上記ペア
関係となるべき相手が検出できないとか、因果関係のあ
る相手が検出できない等である。不完全コメントがない
にも拘わらず、上記推論が中断するのは、別の原因があ
るので、CPU23は、エラー表示を行ない(ステップ
ST21)、処理は終了される。
【0097】不完全コメントがある場合は、図9ステッ
プST22に進む。ステップST22においては、CP
U23は、不完全なコメントから完全なコメントを推論
可能か否か判断する。例えば、図3において、接点「0
0003」のコメントが「「不良検出」とされている場
合について説明する。この場合、これらの4つの接点に
ついては同じグループに属すると判断できる。しかし、
接点「00003」については、「位置」または「動
作」を表す基本単語が存在しないので、推論が中断す
る。この場合、CPU23は、次の様にして、接点「0
0003」のコメントを推論する。この場合、他の3つ
の接点から判断して、基本単語「後端」とペア関係にあ
る基本単語「前端」、基本単語「前進」と因果関係にあ
る基本単語「前端」がないこととなる。したがって、接
点「00003」のコメントは、「不良検出」ではな
く、「不良検出前端」ではないかと推論ができる。この
ように、他の接点の推論基礎データによって、推論可能
である場合には、CPU23は、当該欠落データの推論
結果をCRT30に表示する(ステップST29)。例
えば、『接点00003「不良検出」:種類名なし、正
しくは「不良検出前端」と思われます』と、表示がなさ
れる。操作者は、表示された推論結果が間違ってなけれ
ば、欠落データ決定命令をキーボード28から入力し、
推論結果が間違っていれば、欠落データ修正命令をキー
ボード28に入力する。CPU23は、欠落データ決定
命令が与えられた場合は、ステップST27に進み、推
論した部分を含めて、完全データとして出力する。
プST22に進む。ステップST22においては、CP
U23は、不完全なコメントから完全なコメントを推論
可能か否か判断する。例えば、図3において、接点「0
0003」のコメントが「「不良検出」とされている場
合について説明する。この場合、これらの4つの接点に
ついては同じグループに属すると判断できる。しかし、
接点「00003」については、「位置」または「動
作」を表す基本単語が存在しないので、推論が中断す
る。この場合、CPU23は、次の様にして、接点「0
0003」のコメントを推論する。この場合、他の3つ
の接点から判断して、基本単語「後端」とペア関係にあ
る基本単語「前端」、基本単語「前進」と因果関係にあ
る基本単語「前端」がないこととなる。したがって、接
点「00003」のコメントは、「不良検出」ではな
く、「不良検出前端」ではないかと推論ができる。この
ように、他の接点の推論基礎データによって、推論可能
である場合には、CPU23は、当該欠落データの推論
結果をCRT30に表示する(ステップST29)。例
えば、『接点00003「不良検出」:種類名なし、正
しくは「不良検出前端」と思われます』と、表示がなさ
れる。操作者は、表示された推論結果が間違ってなけれ
ば、欠落データ決定命令をキーボード28から入力し、
推論結果が間違っていれば、欠落データ修正命令をキー
ボード28に入力する。CPU23は、欠落データ決定
命令が与えられた場合は、ステップST27に進み、推
論した部分を含めて、完全データとして出力する。
【0098】一方、CPU23は、欠落データ修正命令
が与えられると、ステップST25に進み、欠落してい
るデータの入力を待ち、入力されるとステップST27
に進む。
が与えられると、ステップST25に進み、欠落してい
るデータの入力を待ち、入力されるとステップST27
に進む。
【0099】また、ステップST22にて、不完全なコ
メントから完全なコメントを推論できない場合もあり得
る。例えば、上記の例では、他の3つの接点の推論基礎
データに基づいて、接点「00003」のコメントの欠
落部分を推論できた。しかし、接点「00004」のコ
メントも、「不良検出」とされている場合は、ステップ
ST29の様な推論は不可能である。この場合は、ステ
ップST23に進み、欠落データの入力の為の入力補助
データをCRT30に表示する。例えば、『接点000
03「不良検出」:種類名なし、接点00004「不良
検出」:種類名なし、同じグループに接点00103
「不良検出前進」、接点00104「不良検出後退」が
あります。不足コメント入力して下さい。』と表示され
る。この不足コメントを入力する為の補助データとし
て、同じグループに属する他の接点のコメントを表示す
ることにより、欠落データの入力をより容易にすること
ができる。
メントから完全なコメントを推論できない場合もあり得
る。例えば、上記の例では、他の3つの接点の推論基礎
データに基づいて、接点「00003」のコメントの欠
落部分を推論できた。しかし、接点「00004」のコ
メントも、「不良検出」とされている場合は、ステップ
ST29の様な推論は不可能である。この場合は、ステ
ップST23に進み、欠落データの入力の為の入力補助
データをCRT30に表示する。例えば、『接点000
03「不良検出」:種類名なし、接点00004「不良
検出」:種類名なし、同じグループに接点00103
「不良検出前進」、接点00104「不良検出後退」が
あります。不足コメント入力して下さい。』と表示され
る。この不足コメントを入力する為の補助データとし
て、同じグループに属する他の接点のコメントを表示す
ることにより、欠落データの入力をより容易にすること
ができる。
【0100】なお、欠落データの推論については次の様
なこともできる。例えば、接点「000xxx」のみ工
程名が欠落している場合には、接点「000xxx」
は、1つの接点で1のグループを構成する。一方、本
来、接点「000xxx」が属すべきグループには、接
点「000xxx」の持つ基本単語とペアおよび因果関
係のある基本単語を有する接点が存在する筈である。し
たがって、工程名が欠落している場合でも、この様にし
て、欠落データを推論可能である。
なこともできる。例えば、接点「000xxx」のみ工
程名が欠落している場合には、接点「000xxx」
は、1つの接点で1のグループを構成する。一方、本
来、接点「000xxx」が属すべきグループには、接
点「000xxx」の持つ基本単語とペアおよび因果関
係のある基本単語を有する接点が存在する筈である。し
たがって、工程名が欠落している場合でも、この様にし
て、欠落データを推論可能である。
【0101】なお、一般には、同じ工程に用いる接点
は、ほぼ近くのアドレスに設定される。したがって、
「自分の前後のアドレスの接点が、同じ工程名である場
合は、自分もその工程名を持つ」というルールを記憶し
ておくことにより、工程名が欠落している場合は、より
容易に欠落データの推論が可能である。
は、ほぼ近くのアドレスに設定される。したがって、
「自分の前後のアドレスの接点が、同じ工程名である場
合は、自分もその工程名を持つ」というルールを記憶し
ておくことにより、工程名が欠落している場合は、より
容易に欠落データの推論が可能である。
【0102】また、上記コメントに用いる基本単語につ
いては、I/Oテーブル作成者によって、基本単語「前
端」を「前進端」と表現したりするというように、表現
が微妙に異なる場合がある。例えば、接点「0000
4」が「不良検出後端」とすべきところを、「不良検出
後退端」とされている場合は、接点「00003」が
「不良検出前端」とのペア関係の接点「不良検出後端」
を探しても検出不可能である。したがって、上記接点間
の相互関連を推論することが中断する。この様な場合
は、CPU23は、ステップST29における処理とし
て基本単語関連データの同義語情報を参照する。図4に
示す基本単語関連データには、基本単語「後端」の同義
語が「後退端」であることがわかるので、「不良検出前
端」とのペア関係の接点として、「不良検出後退端」の
コメントを有する接点を関連付ければよい。CPU23
は、同義語情報から、接点の相互関連を推論した場合
は、接点「00004」のコメント「不良検出後退端」
を「不良検出後端」と修正する。これにより、コメント
の表現を統一することができる。このようにして、RA
M27に読み出されているI/Oテーブルのコメントの
表現が統一されるように、修正されるので、複数のプロ
グラム作成者でプログラムが作成されても、表現が統一
される。
いては、I/Oテーブル作成者によって、基本単語「前
端」を「前進端」と表現したりするというように、表現
が微妙に異なる場合がある。例えば、接点「0000
4」が「不良検出後端」とすべきところを、「不良検出
後退端」とされている場合は、接点「00003」が
「不良検出前端」とのペア関係の接点「不良検出後端」
を探しても検出不可能である。したがって、上記接点間
の相互関連を推論することが中断する。この様な場合
は、CPU23は、ステップST29における処理とし
て基本単語関連データの同義語情報を参照する。図4に
示す基本単語関連データには、基本単語「後端」の同義
語が「後退端」であることがわかるので、「不良検出前
端」とのペア関係の接点として、「不良検出後退端」の
コメントを有する接点を関連付ければよい。CPU23
は、同義語情報から、接点の相互関連を推論した場合
は、接点「00004」のコメント「不良検出後退端」
を「不良検出後端」と修正する。これにより、コメント
の表現を統一することができる。このようにして、RA
M27に読み出されているI/Oテーブルのコメントの
表現が統一されるように、修正されるので、複数のプロ
グラム作成者でプログラムが作成されても、表現が統一
される。
【0103】図11に、上記シミュレーション関連デー
タ作成装置1を有するデバッガ(デバッグ装置)40を
示す。デバッガ40は、上記シミュレーション関連デー
タ作成装置1、シミュレーション手段41、プログラム
入力手段43、および報知手段45を備えている。シミ
ュレーション関連データ作成装置1は既に説明したよう
に、I/Oテーブルが与えられると、接点間の相互関連
データを推論して出力する。プログラム入力手段43に
は、デバッグ対象のプログラムが入力される。
タ作成装置1を有するデバッガ(デバッグ装置)40を
示す。デバッガ40は、上記シミュレーション関連デー
タ作成装置1、シミュレーション手段41、プログラム
入力手段43、および報知手段45を備えている。シミ
ュレーション関連データ作成装置1は既に説明したよう
に、I/Oテーブルが与えられると、接点間の相互関連
データを推論して出力する。プログラム入力手段43に
は、デバッグ対象のプログラムが入力される。
【0104】シミュレーション手段4は、シミュレーシ
ョン関連データ作成装置1によって推論された相互関連
データを用いて、プログラム入力手段43に与えられた
プログラムについて、シミュレーションを行う。報知手
段45は前記シミュレーション結果を報知する。
ョン関連データ作成装置1によって推論された相互関連
データを用いて、プログラム入力手段43に与えられた
プログラムについて、シミュレーションを行う。報知手
段45は前記シミュレーション結果を報知する。
【0105】例えば、図10に示す相互関連データが与
えられると、デバッガ40は、報知手段(CRT等)
に、図12に示すような各接点間の相互関連を表示す
る。この場合、各接点の種類が与えられるので、これも
あわせて表示する。シミュレーション対象のプログラム
が与えられると、シミュレーション手段41は、図13
に示すようなタイムチャートを表示する。操作者は、表
示されたタイムチャートを参照して、プログラムに誤り
がないかを判断し、誤りがある場合については、でバッ
グを行う。
えられると、デバッガ40は、報知手段(CRT等)
に、図12に示すような各接点間の相互関連を表示す
る。この場合、各接点の種類が与えられるので、これも
あわせて表示する。シミュレーション対象のプログラム
が与えられると、シミュレーション手段41は、図13
に示すようなタイムチャートを表示する。操作者は、表
示されたタイムチャートを参照して、プログラムに誤り
がないかを判断し、誤りがある場合については、でバッ
グを行う。
【0106】なお、本実施例においては、PLCのシー
ケンスプログラムのシミュレーションを行うために、各
接点間の相互関連を求める場合を例にとって説明した。
しかしこれに限られることなく、複数の基本単語の組合
わせによって表され、前記各命令入力器または状態検出
器の特性を示す特性データを含む特性データ含有情報が
与えられるものであれば、どのようなものにも同様にし
て適用することができる。例えば、化学プラント、原子
炉等の制御システムのプログラムについてシミュレーシ
ョンのための相互関連データを得ることができる。
ケンスプログラムのシミュレーションを行うために、各
接点間の相互関連を求める場合を例にとって説明した。
しかしこれに限られることなく、複数の基本単語の組合
わせによって表され、前記各命令入力器または状態検出
器の特性を示す特性データを含む特性データ含有情報が
与えられるものであれば、どのようなものにも同様にし
て適用することができる。例えば、化学プラント、原子
炉等の制御システムのプログラムについてシミュレーシ
ョンのための相互関連データを得ることができる。
【0107】また、上記実施例においては、ある程度の
コメントに用いられる基本単語が限定しているが、同義
語を数多く記憶させておくことにより、基本単語につい
て種々の基本単語で表現されている場合でも、前記相互
関連データを推論することができる。
コメントに用いられる基本単語が限定しているが、同義
語を数多く記憶させておくことにより、基本単語につい
て種々の基本単語で表現されている場合でも、前記相互
関連データを推論することができる。
【0108】なお、本実施例においては、相互関連デー
タを推論する前に、基本単語の基本単語関連データを有
する推論基礎データ(図6、図7参照)を作成するよう
にしたが、これに限定されるわけでなく、相互関連デー
タを推論する際に、基本単語関連データを参照するよう
にしてもよい。
タを推論する前に、基本単語の基本単語関連データを有
する推論基礎データ(図6、図7参照)を作成するよう
にしたが、これに限定されるわけでなく、相互関連デー
タを推論する際に、基本単語関連データを参照するよう
にしてもよい。
【0109】また、本実施例においては、コメントを含
んだI/Oテーブルを特性データ含有情報として与える
ようにしたが、コメントを含むデータであればどのよう
なものであってもよく、例えば、プログラム作成に当た
って、作成したタイムチャート、また、シーケンスプロ
グラムそれ自体でもよい。
んだI/Oテーブルを特性データ含有情報として与える
ようにしたが、コメントを含むデータであればどのよう
なものであってもよく、例えば、プログラム作成に当た
って、作成したタイムチャート、また、シーケンスプロ
グラムそれ自体でもよい。
【0110】なお、本実施例においては、コメントを含
んだI/Oテーブルを与えるようにしたが、直接各アド
レスに対応したコメント部分だけを入力するようにして
もよい。これにより、コメント部を抽出する処理が不要
となる。この場合は、特性データと特性データ含有情報
は同じものとなる。
んだI/Oテーブルを与えるようにしたが、直接各アド
レスに対応したコメント部分だけを入力するようにして
もよい。これにより、コメント部を抽出する処理が不要
となる。この場合は、特性データと特性データ含有情報
は同じものとなる。
【0111】また、本実施例においては、与えられた修
正命令に応じて、辞書手段5に記憶されている基本単語
関連データを変更する。この修正は、キーボード28か
ら与えられることにより、行われる。この処理について
は、仮名漢字変更等の辞書修正機能と同じであるので、
説明は省略する。
正命令に応じて、辞書手段5に記憶されている基本単語
関連データを変更する。この修正は、キーボード28か
ら与えられることにより、行われる。この処理について
は、仮名漢字変更等の辞書修正機能と同じであるので、
説明は省略する。
【0112】なお、本実施例においては、前記各機能を
実現する為に、CPU23を用い、ソフトウェアによっ
てこれを実現している。しかし、その一部もしくは全て
を、ロジック回路等のハードウェアによって実現しても
よい。
実現する為に、CPU23を用い、ソフトウェアによっ
てこれを実現している。しかし、その一部もしくは全て
を、ロジック回路等のハードウェアによって実現しても
よい。
【0113】
【発明の効果】請求項1、請求項7のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記相互関連
データを推論し、出力する。このように、予め基本単語
の属性および関連性を表す基本単語関連データを基本単
語ごとに記憶しておくことにより、特性データ含有情報
を与えるだけで、前記相互関連データを自動的に得るこ
とができる。したがって、前記デバッガに対して、シミ
ュレーションのために必要な関連データを容易かつ迅速
に与えることができるシミュレーション関連データ作成
装置およびその方法を提供することができる。
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記相互関連
データを推論し、出力する。このように、予め基本単語
の属性および関連性を表す基本単語関連データを基本単
語ごとに記憶しておくことにより、特性データ含有情報
を与えるだけで、前記相互関連データを自動的に得るこ
とができる。したがって、前記デバッガに対して、シミ
ュレーションのために必要な関連データを容易かつ迅速
に与えることができるシミュレーション関連データ作成
装置およびその方法を提供することができる。
【0114】請求項2、請求項8のシミュレーション関
連データ作成装置またはその方法においては、前記特性
データ含有情報から前記特性データが抽出される。抽出
された特性データは、前記辞書手段に記憶された前記基
本単語関連データを用いて、各基本単語に分割される。
この分割された基本単語が有するその属性および関連性
に基づいて、前記相互関連データを推論する。これによ
り、前記相互関連データの推論が行われる。したがっ
て、特性データ含有情報を与えるだけで、前記相互関連
データを自動的に得ることができる。したがって、前記
デバッガに対して、シミュレーションのために必要な関
連データをより容易かつ迅速に与えることができるシミ
ュレーション関連データ作成装置およびその方法を提供
することができる。
連データ作成装置またはその方法においては、前記特性
データ含有情報から前記特性データが抽出される。抽出
された特性データは、前記辞書手段に記憶された前記基
本単語関連データを用いて、各基本単語に分割される。
この分割された基本単語が有するその属性および関連性
に基づいて、前記相互関連データを推論する。これによ
り、前記相互関連データの推論が行われる。したがっ
て、特性データ含有情報を与えるだけで、前記相互関連
データを自動的に得ることができる。したがって、前記
デバッガに対して、シミュレーションのために必要な関
連データをより容易かつ迅速に与えることができるシミ
ュレーション関連データ作成装置およびその方法を提供
することができる。
【0115】請求項3、請求項9のシミュレーション関
連データ作成装置またはその方法においては、与えられ
た特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠けて
いる為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこの特
性データを有する命令入力器または状態検出器を欠落デ
ータ特定情報として報知するとともに、この特性データ
を有する命令入力器または状態検出器と関連する命令入
力器または状態検出器の特性データを入力補助データと
して報知する。前記欠落した基本単語が入力されると、
この欠落データを補充して、前記相互関連データを推論
して出力する。したがって、前記特性データ含有情報が
不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力する
だけで、前記相互関連データを得ることができる。これ
により、前記デバッガに対して、シミュレーションのた
めに必要な関連データをより容易かつ迅速に与えること
ができるシミュレーション関連データ作成装置およびそ
の方法を提供することができる。
連データ作成装置またはその方法においては、与えられ
た特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠けて
いる為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、欠けている基本単語を含む特性データおよびこの特
性データを有する命令入力器または状態検出器を欠落デ
ータ特定情報として報知するとともに、この特性データ
を有する命令入力器または状態検出器と関連する命令入
力器または状態検出器の特性データを入力補助データと
して報知する。前記欠落した基本単語が入力されると、
この欠落データを補充して、前記相互関連データを推論
して出力する。したがって、前記特性データ含有情報が
不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力する
だけで、前記相互関連データを得ることができる。これ
により、前記デバッガに対して、シミュレーションのた
めに必要な関連データをより容易かつ迅速に与えること
ができるシミュレーション関連データ作成装置およびそ
の方法を提供することができる。
【0116】請求項4、請求項10のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、与えら
れた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠け
ている為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、他の命令入力器または状態検出器の特性データ、お
よび前記基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論する。したがって、前記特性データ含有情
報が不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力
することなく、前相互関連データを得ることができる。
これにより、前記デバッガに対して、シミュレーション
のために必要な関連データをより容易かつ迅速に与える
ことができるシミュレーション関連データ作成装置およ
びその方法を提供することができる。
関連データ作成装置またはその方法においては、与えら
れた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語が欠け
ている為に、前記相互関連データの推論を行えない場合
は、他の命令入力器または状態検出器の特性データ、お
よび前記基本単語関連データに基づいて、欠けている基
本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相互関連
データを推論する。したがって、前記特性データ含有情
報が不完全な場合であっても、操作者が不足部分を入力
することなく、前相互関連データを得ることができる。
これにより、前記デバッガに対して、シミュレーション
のために必要な関連データをより容易かつ迅速に与える
ことができるシミュレーション関連データ作成装置およ
びその方法を提供することができる。
【0117】請求項5、請求項11のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ含有
情報は、欠けている基本単語を付加した修正済情報に変
更される。このように、前記特性データ含有情報が不完
全な場合であっても、その欠落部分が自動的に修正され
る。したがって、より操作性の高いシミュレーション関
連データ作成装置およびその方法を提供することができ
る。
関連データ作成装置またはその方法においては、前記特
性データ含有情報記憶手段に記憶された特性データ含有
情報は、欠けている基本単語を付加した修正済情報に変
更される。このように、前記特性データ含有情報が不完
全な場合であっても、その欠落部分が自動的に修正され
る。したがって、より操作性の高いシミュレーション関
連データ作成装置およびその方法を提供することができ
る。
【0118】請求項6、請求項12のシミュレーション
関連データ作成装置またはその方法においては、前記属
性として種類情報を含み、前記関連性としてペア関係情
報および因果関係情報を含む。したがって、これらの種
類情報、ペア関係情報および因果関係情報を用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器を関連づけることが
できる。これにより、シミュレーションのために必要な
相互関連データをより確実に作成することができるシミ
ュレーション関連データ作成装置およびその方法を提供
することができる。
関連データ作成装置またはその方法においては、前記属
性として種類情報を含み、前記関連性としてペア関係情
報および因果関係情報を含む。したがって、これらの種
類情報、ペア関係情報および因果関係情報を用いて、前
記命令入力器および前記状態検出器を関連づけることが
できる。これにより、シミュレーションのために必要な
相互関連データをより確実に作成することができるシミ
ュレーション関連データ作成装置およびその方法を提供
することができる。
【0119】請求項13、請求項14のデバッグ装置ま
たはその方法においては、複数の基本単語の組合わせに
よって表され、前記各命令入力器または状態検出器の特
性を示す特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
して、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連
を決定する。このように、予め基本単語の属性および関
連性を表す基本単語関連データを基本単語ごとに記憶し
ておくことにより、特性データ含有情報を与えるだけ
で、前記相互関連データを自動的に得ることができる。
この相互関連データを用いて、デバッグ対象のプログラ
ムのシミュレーションを行うことがてきる。したがっ
て、シミュレーションのために必要な相互関連データそ
れ自体を与えなくとも、自動的にシミュレーションが可
能となるデバッグ装置およびその方法を提供することが
できる。
たはその方法においては、複数の基本単語の組合わせに
よって表され、前記各命令入力器または状態検出器の特
性を示す特性データを含む特性データ含有情報が与えら
れると、予め基本単語毎に記憶されたその属性および関
連性を表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力
器および前記状態検出器に関する相互関連データを推論
して、前記命令入力器および前記状態検出器の相互関連
を決定する。このように、予め基本単語の属性および関
連性を表す基本単語関連データを基本単語ごとに記憶し
ておくことにより、特性データ含有情報を与えるだけ
で、前記相互関連データを自動的に得ることができる。
この相互関連データを用いて、デバッグ対象のプログラ
ムのシミュレーションを行うことがてきる。したがっ
て、シミュレーションのために必要な相互関連データそ
れ自体を与えなくとも、自動的にシミュレーションが可
能となるデバッグ装置およびその方法を提供することが
できる。
【図1】本発明にかかる一実施例であるシミュレーショ
ン関連データ作成装置1の機能ブロック図である。
ン関連データ作成装置1の機能ブロック図である。
【図2】図1に示すシミュレーション関連データ作成装
置1をCPUで実現したハードウェアー構成を示す図で
ある。
置1をCPUで実現したハードウェアー構成を示す図で
ある。
【図3】シミュレーション関連データ作成装置1に与え
られるI/Oテーブルを示す図である。
られるI/Oテーブルを示す図である。
【図4】ハードディスク26の辞書部のデータの一例を
示す図である。
示す図である。
【図5】相互関連データの推論処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図6】推論基礎データのデータ構造を示す図である。
【図7】推論基礎データのデータ構造を示す図である。
【図8】接点種類決定処理のフローチャートである。
【図9】相互関連データの推論が中断した場合のフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】シミュレーション関連データ作成装置1によ
って推論された相互関連データの示す図である。
って推論された相互関連データの示す図である。
【図11】シミュレーション関連データ作成装置1を含
むデバッガ40の機能ブロック図である。
むデバッガ40の機能ブロック図である。
【図12】デバッガ40のシミュレーション手段41に
与えられる相互関連データの一例を示す図である。
与えられる相互関連データの一例を示す図である。
【図13】デバッガ40の報知手段45に報知されるシ
ミュレーション結果(タイムチャート)を示す図であ
る。
ミュレーション結果(タイムチャート)を示す図であ
る。
【図14】PLCで制御されるシステム構成の概略を示
す図である(従来技術)。
す図である(従来技術)。
【図15】図14のシステムを制御するラダーチャート
である(従来技術)。
である(従来技術)。
【図16】図14のシステムを制御するラダーチャート
である(従来技術)。
である(従来技術)。
【図17】図15、図16に示すラダーチャートをニー
モック形式で表したものである(従来技術)。
モック形式で表したものである(従来技術)。
【図18】従来のデバッガ80の機能ブロック図である
(従来技術)。
(従来技術)。
3・・・・特性データ含有情報記憶手段 5・・・・辞書手段 7・・・・辞書修正手段 10・・・推論手段 13・・・抽出手段 14・・・分割手段 15・・・相互関連データ推論手段 19・・・欠落データ報知手段 17・・・および欠落データ入力手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/00 9168−5L G06F 15/20 D
Claims (14)
- 【請求項1】A)制御対象機器を自動制御する自動制御
システムに用いるプログラムに誤りはないかをシミュレ
ーションするデバッガに対して、前記制御対象機器へ命
令を与える命令入力器および各制御対象機器の状態を検
出する状態検出器に関する相互関連データを作成して出
力するシミュレーション関連データ作成装置であって、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報を記憶
する特性データ含有情報記憶手段、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)前記基本単語の属性および関連性を表す基本単語関
連データを、前記基本単語毎に記憶する辞書手段、 D)前記辞書手段に記憶された基本単語関連データおよ
び前記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性デ
ータ含有情報に基づき、前記命令入力器および前記状態
検出器に関する相互関連データを推論し、出力する推論
手段、 を備えたことを特徴とするシミュレーション関連データ
作成装置。 - 【請求項2】請求項1のシミュレーション関連データ作
成装置において、 前記推論手段は、以下の抽出手段、分割手段、および相
互関連データ推論手段を有すること、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出す
る抽出手段、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割する分割手段、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論して出力する
相互関連データ推論手段、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成装置。 - 【請求項3】請求項2のシミュレーション関連データ作
成装置において、さらに、 前記相互関連データ推論手段は、与えられた特性データ
含有情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前
記相互関連データの推論を行えない場合は、欠けている
基本単語を含む特性データおよびこの特性データを有す
る命令入力器または状態検出器を欠落データ特定情報と
して出力するとともに、この特性データを有する命令入
力器または状態検出器と関連する命令入力器または状態
検出器の特性データを入力補助データとして出力するよ
う構成されており、 前記欠落データ特定情報および前記入力補助データを報
知する欠落データ報知手段および前記欠落した基本単語
を入力する欠落データ入力手段を備えており、前記相互
関連データ推論手段は、前記欠落データ入力手段に入力
された欠落データを補充して、前記相互関連データを推
論して出力すること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成装置。 - 【請求項4】請求項2のシミュレーション関連データ作
成装置において、 前記相互関連データ推論手段は、与えられた特性データ
含有情報のうち、一部の基本単語が欠けている為に、前
記相互関連データの推論を行えない場合は、他の命令入
力器または状態検出器の特性データ、および前記辞書手
段に記憶された基本単語関連データに基づいて、欠けて
いる基本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相
互関連データを推論して出力すること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成装置。 - 【請求項5】請求項3または請求項4のシミュレーショ
ン関連データ作成装置において、 前記相互関連データ推論手段は、前記特性データ含有情
報記憶手段に記憶された特性データ含有情報を、欠けて
いる基本単語を付加した修正済情報に変更すること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成装置。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれのシミュ
レーション関連データ作成装置において、 前記属性として種類情報を含み、前記関連性としてペア
関係情報および因果関係情報を含むこと、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成装置。 - 【請求項7】A)制御対象機器を自動制御する自動制御
システムに用いるプログラムに誤りはないかをシミュレ
ーションするデバッガに対して、シミュレーションに用
いる前記制御対象機器へ命令を与える命令入力器および
各制御対象機器の状態を検出する状態検出器に関する相
互関連データを作成するシミュレーション関連データ作
成方法であって、 B)以下の特性データを含む特性データ含有情報が与え
られると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め記憶された前記基本単語の属性および関連性を
表す基本単語関連データに基づき、前記命令入力器およ
び前記状態検出器に関する相互関連データを推論し、出
力すること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項8】請求項7のシミュレーション関連データ作
成方法において、 前記相互関連データの推論は、以下の1)、2)および3)の
手順で行われること、 1)前記特性データ含有情報から前記特性データを抽出
し、 2)前記抽出された特性データを、前記辞書手段に記憶さ
れた前記基本単語関連データを用いて、各基本単語に分
割し、 3)前記分割された基本単語が有するその属性および関連
性に基づいて、前記相互関連データを推論する、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項9】請求項8のシミュレーション関連データ作
成方法において、さらに、 与えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語
が欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えな
い場合は、欠けている基本単語を含む特性データおよび
この特性データを有する命令入力器または状態検出器を
欠落データ特定情報として報知するとともに、この特性
データを有する命令入力器または状態検出器と関連する
命令入力器または状態検出器の特性データを入力補助デ
ータとして報知し、 前記欠落した基本単語が入力されると、この欠落データ
を補充して、前記相互関連データを推論して出力するこ
と、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項10】請求項8のシミュレーション関連データ
作成方法において、 与えられた特性データ含有情報のうち、一部の基本単語
が欠けている為に、前記相互関連データの推論を行えな
い場合は、他の命令入力器または状態検出器の特性デー
タ、および前記基本単語関連データに基づいて、欠けて
いる基本単語を推論し、この推論結果に基づき、前記相
互関連データを推論して出力すること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項11】請求項9または請求項10のシミュレー
ション関連データ作成方法において、 前記特性データ含有情報記憶手段に記憶された特性デー
タ含有情報は、欠けている基本単語を付加した修正済情
報に変更されること、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項12】請求項7ないし請求項11のいずれのシ
ミュレーション関連データ作成方法において、 前記属性として種類情報を含み、前記関連性としてペア
関係情報および因果関係情報を含むこと、 を特徴とするシミュレーション関連データ作成方法。 - 【請求項13】制御対象機器を自動制御する自動制御シ
ステムに用いるプログラムに誤りはないかをシミュレー
ションするデバッグ装置であって、 デバッグ対象のプログラムが入力されるプログラム入力
手段、 請求項1ないし6のいずれかのシミュレーション関連デ
ータ作成装置、 前記シミュレーション関連データ作成装置によって推論
された相互関連データを用いて、前記プログラム入力手
段に与えられたプログラムについて、シミュレーション
を行うシミュレーション手段、 前記シミュレーション結果を報知する報知手段、 を備えたことを特徴とするデバッグ装置。 - 【請求項14】A)制御対象機器を自動制御する自動制
御システムに用いるプログラムに誤りはないかをシミュ
レーションするデバッグ方法であって、 B)以下のb1)特性データを含む特性データ含有情報が
与えられると、 b1)複数の基本単語の組合わせによって表され、前記各
命令入力器または状態検出器の特性を示す特性データ、 C)予め基本単語ごとに記憶された前記基本単語の属性
および関連性を表す基本単語関連データに基づき、前記
命令入力器および前記状態検出器に関する相互関連デー
タを推論して、前記命令入力器および前記状態検出器の
相互関連を決定し、 D)デバッグ対象のプログラムが入力されると、前記プ
ログラム入力手段に与えられたプログラムについて、シ
ミュレーションを行うこと、 を特徴とするデバッグ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1774995A JPH08211913A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シミュレーション関連データ作成装置、シミュレーション関連データ作成方法およびシミュレーション関連データ作成装置を有するデバッガ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1774995A JPH08211913A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シミュレーション関連データ作成装置、シミュレーション関連データ作成方法およびシミュレーション関連データ作成装置を有するデバッガ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08211913A true JPH08211913A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11952399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1774995A Pending JPH08211913A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | シミュレーション関連データ作成装置、シミュレーション関連データ作成方法およびシミュレーション関連データ作成装置を有するデバッガ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08211913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067638A (en) * | 1998-04-22 | 2000-05-23 | Scientific Learning Corp. | Simulated play of interactive multimedia applications for error detection |
US7388284B1 (en) | 2005-10-14 | 2008-06-17 | Xilinx, Inc. | Integrated circuit package and method of attaching a lid to a substrate of an integrated circuit |
US7429501B1 (en) | 2003-08-25 | 2008-09-30 | Xilinx, Inc. | Lid and method of employing a lid on an integrated circuit |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP1774995A patent/JPH08211913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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