JPH082113B2 - 交換機を介するデータサービス制御方式 - Google Patents
交換機を介するデータサービス制御方式Info
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- JPH082113B2 JPH082113B2 JP63275868A JP27586888A JPH082113B2 JP H082113 B2 JPH082113 B2 JP H082113B2 JP 63275868 A JP63275868 A JP 63275868A JP 27586888 A JP27586888 A JP 27586888A JP H082113 B2 JPH082113 B2 JP H082113B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [概要] ISDN対応の交換機に収容されたデータ端末への着信時
にアプリケーションプロセッサが管理するデータベース
にアクセスするための交換機を介するデータサービス制
御方式に関し、 ISDNの端末への着信時に、交換機の制御によりアプリ
ケーションプロセッサに指示して発端末に関する情報を
取り出して、前記着端末に該情報を表示することができ
る交換機を介するデータサービス制御方式を提供するこ
とを目的とし、 交換制御部は,発呼端末からの表示手段を備えた着デ
ータ端末への呼の発生に応じて該発端末情報と着端末情
報とにより前記アプリケーションプロセッサに対し発端
末情報の呼出しを要求する発端末情報呼出要求部と,交
換接続の制御を行う呼制御部とを備え,アプリケーショ
ンプロセッサは,発端末情報呼出要求部からの要求によ
り起動するデータ管理部と,該データ管理部により駆動
されデータベースから着端末用の発端末に関するデータ
を検索する着データ端末検索部と,検索終了により起動
され交換制御部に検索されたデータと共にパス接続要求
を行うパス接続要求部とを備え,交換制御部は,パス接
続要求に応じて着データ端末に対しISDNのDチャネルに
よりパスを形成して,検索されたデータを送出すると共
に,Bチャネルにより発端末の呼を着信する制御を行い,
着データ端末は,呼の着信と同時にその呼を行った発端
末に関するデータを表示手段に表示するよう構成する。
にアプリケーションプロセッサが管理するデータベース
にアクセスするための交換機を介するデータサービス制
御方式に関し、 ISDNの端末への着信時に、交換機の制御によりアプリ
ケーションプロセッサに指示して発端末に関する情報を
取り出して、前記着端末に該情報を表示することができ
る交換機を介するデータサービス制御方式を提供するこ
とを目的とし、 交換制御部は,発呼端末からの表示手段を備えた着デ
ータ端末への呼の発生に応じて該発端末情報と着端末情
報とにより前記アプリケーションプロセッサに対し発端
末情報の呼出しを要求する発端末情報呼出要求部と,交
換接続の制御を行う呼制御部とを備え,アプリケーショ
ンプロセッサは,発端末情報呼出要求部からの要求によ
り起動するデータ管理部と,該データ管理部により駆動
されデータベースから着端末用の発端末に関するデータ
を検索する着データ端末検索部と,検索終了により起動
され交換制御部に検索されたデータと共にパス接続要求
を行うパス接続要求部とを備え,交換制御部は,パス接
続要求に応じて着データ端末に対しISDNのDチャネルに
よりパスを形成して,検索されたデータを送出すると共
に,Bチャネルにより発端末の呼を着信する制御を行い,
着データ端末は,呼の着信と同時にその呼を行った発端
末に関するデータを表示手段に表示するよう構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、ISDN対応の交換機に収容されたデータ端末
を持つユーザへの着信時にアプリケーションプロセッサ
が管理するデータベースにアクセスするための交換機を
介するデータサービス制御方式に関する。
を持つユーザへの着信時にアプリケーションプロセッサ
が管理するデータベースにアクセスするための交換機を
介するデータサービス制御方式に関する。
近年、ISDN化が叫ばれて、公衆電話網においてISDNサ
ービスが提供されるようになって、1つの回線に2つの
端末を接続できるようになった。その場合、音声端末
(電話機)とデータ端末の2つの端末を設置して使用す
ることが多い。そして、ISDN化に対応する構内交換機
(PBX)の実用化も行われており、データ端末を用いた
種々の利用が図られている。
ービスが提供されるようになって、1つの回線に2つの
端末を接続できるようになった。その場合、音声端末
(電話機)とデータ端末の2つの端末を設置して使用す
ることが多い。そして、ISDN化に対応する構内交換機
(PBX)の実用化も行われており、データ端末を用いた
種々の利用が図られている。
ISDN対応の構内交換機(PBX)にコンピュータを接続
して、各データ端末に対してデータ処理のサービスや、
データベースのサービスを行うことが可能である。すな
わち、ISDNの加入者インタフェイスとして2B+D(B:64
kbpsの情報チャネル,D:16kbsの信号チャネル)の基本イ
ンタフェイスが利用されており、各データ端末の利用者
は音声端末(電話機)による通話(1つの情報チャネル
を使用)と並行して、異なるパス(他の情報チャネルを
使用)により交換機に接続するコンピュータにアクセス
して自分専用のデータベースの中から必要なデータを随
時取り出してデータ端末に出力することができる。
して、各データ端末に対してデータ処理のサービスや、
データベースのサービスを行うことが可能である。すな
わち、ISDNの加入者インタフェイスとして2B+D(B:64
kbpsの情報チャネル,D:16kbsの信号チャネル)の基本イ
ンタフェイスが利用されており、各データ端末の利用者
は音声端末(電話機)による通話(1つの情報チャネル
を使用)と並行して、異なるパス(他の情報チャネルを
使用)により交換機に接続するコンピュータにアクセス
して自分専用のデータベースの中から必要なデータを随
時取り出してデータ端末に出力することができる。
ところが、問い合わせに応答する業務においてデータ
端末を利用する場合、データ端末のユーザは、他の音声
端末からの呼出しに応答して、その後発端末に関するデ
ータが必要となるとその時点でデータベースにアクセス
することになる。しかし、その場合は必要なデータを得
るまでに時間を要する等の不都合な点があり、その改善
が望まれている。
端末を利用する場合、データ端末のユーザは、他の音声
端末からの呼出しに応答して、その後発端末に関するデ
ータが必要となるとその時点でデータベースにアクセス
することになる。しかし、その場合は必要なデータを得
るまでに時間を要する等の不都合な点があり、その改善
が望まれている。
[従来の技術] 従来例の説明図を第5図に示す。図の40は交換機、41
は交換制御部、42はアプリケーションプロセッサ、43は
データベースである。
は交換制御部、42はアプリケーションプロセッサ、43は
データベースである。
交換機40,交換制御部41からなる交換システムはISDN
対応の構成を備え、端末と交換システムの間には基本イ
ンタフェイスによる2B+Dの伝送チャネルが使用され、
その中の2つの情報チャネル(2B)の一方をB1チャネ
ル,他方をB2チャネルとする。
対応の構成を備え、端末と交換システムの間には基本イ
ンタフェイスによる2B+Dの伝送チャネルが使用され、
その中の2つの情報チャネル(2B)の一方をB1チャネ
ル,他方をB2チャネルとする。
いま、第5図イ.に示すように交換機40の内線の発端
末A(音声端末)のユーザが発呼して、着端末(相手端
末)Cの番号情報(電話番号)をダイヤルすると交換機
40の交換制御部41の制御により発端末Aと着端末Cを接
続するパスが1つのB1チャネルにより形成され、発端末
番号(電話番号)と着端末番号の両方が信号チャネルD
を介して着端末Cに送られ、音声端末C1に供給されて表
示され、着端末Cで受付者が音声端末C1により応答して
音声による通話が行われる。
末A(音声端末)のユーザが発呼して、着端末(相手端
末)Cの番号情報(電話番号)をダイヤルすると交換機
40の交換制御部41の制御により発端末Aと着端末Cを接
続するパスが1つのB1チャネルにより形成され、発端末
番号(電話番号)と着端末番号の両方が信号チャネルD
を介して着端末Cに送られ、音声端末C1に供給されて表
示され、着端末Cで受付者が音声端末C1により応答して
音声による通話が行われる。
この状態で、着端末Cの受付者がユーザである発端末
Aに関するデータを自分用(またはグループ用)のデー
タベースから取り出して見る必要がある場合(例えば、
発端末Aが顧客であり、通話中にその顧客に関する従来
の取引データを見る必要が生じた場合等)、着端末Cの
受付者は第5図ロ.に示すようにデータ端末C2からB2チ
ャネルを使用してデータベースへのアクセス要求を発生
する。交換機40の交換制御部41でその要求を検出して、
アプリケーションプロセッサ42に対してその要求を入力
する。
Aに関するデータを自分用(またはグループ用)のデー
タベースから取り出して見る必要がある場合(例えば、
発端末Aが顧客であり、通話中にその顧客に関する従来
の取引データを見る必要が生じた場合等)、着端末Cの
受付者は第5図ロ.に示すようにデータ端末C2からB2チ
ャネルを使用してデータベースへのアクセス要求を発生
する。交換機40の交換制御部41でその要求を検出して、
アプリケーションプロセッサ42に対してその要求を入力
する。
すると、アプリケーションプロセッサ42では、その要
求に対応してデータベース43にアクセスして、その着端
末Cに対応して設けられたデータベースの中から当該ユ
ーザ(発端末A)に関するデータを引き出して、アプリ
ケーションプロセッサ42,交換機40を介し、着端末Cの
データ端末C2側へB2チャネルによりデータが送られる。
データ端末C2において、そのデータを受信記憶して、表
示、印字等の出力が行われて受付者に提供される。
求に対応してデータベース43にアクセスして、その着端
末Cに対応して設けられたデータベースの中から当該ユ
ーザ(発端末A)に関するデータを引き出して、アプリ
ケーションプロセッサ42,交換機40を介し、着端末Cの
データ端末C2側へB2チャネルによりデータが送られる。
データ端末C2において、そのデータを受信記憶して、表
示、印字等の出力が行われて受付者に提供される。
以上の従来例の制御動作の時間関係を示すと、第6図
の動作シーケンス図に示すとおりである。
の動作シーケンス図に示すとおりである。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように従来の技術によれば、第5図に示すよ
うに着端末Cの受付者は他の各ユーザからの問い合わせ
等の着信がある都度、データベースにアクセスする操作
をデータ端末から入力して、データベースからユーザの
データが送られてくるのを待つ必要があり、手間と時間
がかかり、ユーザの情報を直ちに得ることができないと
いう問題があった。また、着端末では、データベース43
からの情報をデータ端末C2を使用し、64kbpsのB2チャネ
ルを使用して取り出しているため、発端末Aとの通話に
関係して2つの端末C1,C2(従って2つの情報チャネルB
1,B2)を占有することになり他の加入者に対するサービ
スができなくなるという問題があった。
うに着端末Cの受付者は他の各ユーザからの問い合わせ
等の着信がある都度、データベースにアクセスする操作
をデータ端末から入力して、データベースからユーザの
データが送られてくるのを待つ必要があり、手間と時間
がかかり、ユーザの情報を直ちに得ることができないと
いう問題があった。また、着端末では、データベース43
からの情報をデータ端末C2を使用し、64kbpsのB2チャネ
ルを使用して取り出しているため、発端末Aとの通話に
関係して2つの端末C1,C2(従って2つの情報チャネルB
1,B2)を占有することになり他の加入者に対するサービ
スができなくなるという問題があった。
本発明は、ISDNの端末への着信時に、交換機の制御に
よりアプリケーションプロセッサに指示して発端末に関
する情報を取り出して、前記着端末に該情報を表示する
ことができる交換機を介するデータサービス制御方式を
提供することを目的とする。
よりアプリケーションプロセッサに指示して発端末に関
する情報を取り出して、前記着端末に該情報を表示する
ことができる交換機を介するデータサービス制御方式を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図に本発明の原理的構成図を示す。
第1図において、10は表示手段を備えたISDN対応の着
データ端末、11はBチャネル、12はDチャネル、13は交
換制御部、131は発端末情報呼出要求部、132は呼制御
部、14は通話路部、141は着端末用のライン回路、15は
アプリケーションプロセッサ、151はデータ管理部、152
はパス接続要求部、153は着データ端末検索部、16はデ
ータベースを表す。
データ端末、11はBチャネル、12はDチャネル、13は交
換制御部、131は発端末情報呼出要求部、132は呼制御
部、14は通話路部、141は着端末用のライン回路、15は
アプリケーションプロセッサ、151はデータ管理部、152
はパス接続要求部、153は着データ端末検索部、16はデ
ータベースを表す。
本発明は交換制御部において発端末からの接続要求を
受けるとアプリケーションプロセッサを介して着端末の
加入者用のデータベースにアクセスして発端末ユーザに
関するデータを取り出し、データを通話路部から端末に
対しDチャネルを介して送信し、端末ではDチャネルか
らのデータを受け取って表示手段により表示する。
受けるとアプリケーションプロセッサを介して着端末の
加入者用のデータベースにアクセスして発端末ユーザに
関するデータを取り出し、データを通話路部から端末に
対しDチャネルを介して送信し、端末ではDチャネルか
らのデータを受け取って表示手段により表示する。
[作用] 交換機の発端末(図示せず)からの発呼を検出して、
相手端末を指定するダイヤル情報を受け取ると、ISDNの
交換制御部13には発信者から送られた発端末番号と着端
末番号が入力される。この情報を受け取ると発端末情報
呼出要求部131が起動し、発端末に関するデータの呼出
要求を発端末番号と着端末番号と共にアプリケーション
プロセッサ15に発する。
相手端末を指定するダイヤル情報を受け取ると、ISDNの
交換制御部13には発信者から送られた発端末番号と着端
末番号が入力される。この情報を受け取ると発端末情報
呼出要求部131が起動し、発端末に関するデータの呼出
要求を発端末番号と着端末番号と共にアプリケーション
プロセッサ15に発する。
これを受けて、アプリケーションプロセッサ15のデー
タ管理部151は着データ端末検索部153を駆動して、デー
タベース16を検索して当該着端末番号のユーザに対応し
て設けられたデータベースの中の発端末に関するデータ
161を取り出し、データ管理部151に送出する。データ管
理部151はこれによりパス接続要求部152を起動し、パス
接続要求部152は呼設定情報(発・着の両端末信号)に
取り出されたデータを添付して交換制御部13に対しパス
接続要求を出力する。
タ管理部151は着データ端末検索部153を駆動して、デー
タベース16を検索して当該着端末番号のユーザに対応し
て設けられたデータベースの中の発端末に関するデータ
161を取り出し、データ管理部151に送出する。データ管
理部151はこれによりパス接続要求部152を起動し、パス
接続要求部152は呼設定情報(発・着の両端末信号)に
取り出されたデータを添付して交換制御部13に対しパス
接続要求を出力する。
交換接続部13では、呼制御部132の制御により、通話
路部14の通信路を切り換え、まず着データ端末10のライ
ン回路141を捕捉してライン回路から着データ端末10を
呼び出すとともに、Dチャネル12を介して発端末データ
(上記パス接続要求に添付されている)を送信し、着デ
ータ端末の表示手段101に表示する。着データ端末10の
扱い者が応答操作(オフフック)すると、呼制御部132
により発端末と着端末のライン回路141とのパスが形成
され、ライン回路141と着端末の間は1つのBチャネル1
1により接続され、通話情報が行われる。
路部14の通信路を切り換え、まず着データ端末10のライ
ン回路141を捕捉してライン回路から着データ端末10を
呼び出すとともに、Dチャネル12を介して発端末データ
(上記パス接続要求に添付されている)を送信し、着デ
ータ端末の表示手段101に表示する。着データ端末10の
扱い者が応答操作(オフフック)すると、呼制御部132
により発端末と着端末のライン回路141とのパスが形成
され、ライン回路141と着端末の間は1つのBチャネル1
1により接続され、通話情報が行われる。
着データ端末10では、呼び出しにより、端末が備える
表示手段により着信時に表示される発端末の電話番号と
ともにデータベースから取り出された発端末に関するデ
ータを見ることができる。
表示手段により着信時に表示される発端末の電話番号と
ともにデータベースから取り出された発端末に関するデ
ータを見ることができる。
[実施例] 第2図は本発明の実施例構成図、第3図は本発明の実
施例の処理フロー図である。
施例の処理フロー図である。
第2図の20は着端末でありISDN対応の機能を備えた端
末、21は回線終端回路、22は発端末、23はISDN対応の交
換機であるPBXの通話路を含む通話路部、24はその制御
装置、25はアプリケーションプロセッサ(以下、単にプ
ロセッサという)、26はファイル制御装置、27はデータ
ベースが格納されたファイル装置である。
末、21は回線終端回路、22は発端末、23はISDN対応の交
換機であるPBXの通話路を含む通話路部、24はその制御
装置、25はアプリケーションプロセッサ(以下、単にプ
ロセッサという)、26はファイル制御装置、27はデータ
ベースが格納されたファイル装置である。
着端末20は従来のISDN対応の電話機と同様に、コーデ
ック202(コーダーとデコーダとを含む回路)を経由す
る通話部201と表示部203を備え、表示部203は発端末電
話番号の表示を行うとともに本発明により新たにファイ
ル装置27のデータベースから取り出したデータを表示す
る機能を備える。また、着端末20は回線終端回路21とバ
ス210により接続され、バスには他の図示されない端末
が1乃至複数台接続されている。
ック202(コーダーとデコーダとを含む回路)を経由す
る通話部201と表示部203を備え、表示部203は発端末電
話番号の表示を行うとともに本発明により新たにファイ
ル装置27のデータベースから取り出したデータを表示す
る機能を備える。また、着端末20は回線終端回路21とバ
ス210により接続され、バスには他の図示されない端末
が1乃至複数台接続されている。
回線終端回路21は通話路部23と2B+D(上り,下りの
両方向にそれぞれ)の複数チャネルにより伝送が行わ
れ、1つの音声情報はBチャネルの1つにより伝送さ
れ、接続情報はDチャネルのパケットにより伝送され
る。またDチャネルは本発明によりファイル装置27から
取り出したデータの伝送を行う。
両方向にそれぞれ)の複数チャネルにより伝送が行わ
れ、1つの音声情報はBチャネルの1つにより伝送さ
れ、接続情報はDチャネルのパケットにより伝送され
る。またDチャネルは本発明によりファイル装置27から
取り出したデータの伝送を行う。
着端末20では回線終端回路21を経由して受信した多重
化信号を送受信部204で受け取ると、多重・分離部205で
チャネル別に分離して、処理部206の制御によりDチャ
ネルの制御情報に基づいて自端末宛のBチャネルのデー
タ(音声データ)をコーデック202に出力し、同時にD
チャネルのパケット内のコマンドにより表示することが
指示されたデータを表示部203に出力して表示を行う。
化信号を送受信部204で受け取ると、多重・分離部205で
チャネル別に分離して、処理部206の制御によりDチャ
ネルの制御情報に基づいて自端末宛のBチャネルのデー
タ(音声データ)をコーデック202に出力し、同時にD
チャネルのパケット内のコマンドにより表示することが
指示されたデータを表示部203に出力して表示を行う。
プロセッサ25は、CPU251、入出力用のインタフェイス
252〜253、メモリ254等の各部からなり、プログラムに
より制御され、インタフェイスを介してファイル装置27
のデータベースにアクセスして検索、更新等の処理を行
うことができる。
252〜253、メモリ254等の各部からなり、プログラムに
より制御され、インタフェイスを介してファイル装置27
のデータベースにアクセスして検索、更新等の処理を行
うことができる。
第2図に示す実施例構成における処理動作を、第3図
に示す実施例の処理フロー図を用いて説明する。
に示す実施例の処理フロー図を用いて説明する。
初めに、PBXにおいて発端末22が発呼して着端末20へ
着信することを要求する発信接続を行うと(ステップ3
0)、制御装置24はその要求を通話路部23から検出し、
発端末の電話番号(電番と同義)と着端末の電話番号を
含む呼設定情報を添付して発端末情報を呼出す要求をイ
ンタフェイス252を介してプロセッサ25に出力する(ス
テップ31)。
着信することを要求する発信接続を行うと(ステップ3
0)、制御装置24はその要求を通話路部23から検出し、
発端末の電話番号(電番と同義)と着端末の電話番号を
含む呼設定情報を添付して発端末情報を呼出す要求をイ
ンタフェイス252を介してプロセッサ25に出力する(ス
テップ31)。
プロセッサ25では、その情報呼出しを受付る(ステッ
プ34)と、受け取った呼設定情報の中の着端末電話番号
を用いて、当該着端末のデータベースが検索可能か否か
を判別する。着端末のデータベースがファイル制御装置
26を介してデータベース27に格納されている場合は、そ
の着端末のデータベースから発端末電話番号に対応する
データをオープンする処理が行われる(ステップ36)。
この結果、該当するデータが存在していると(ステップ
37)、そのデータを取り出してPBXから受け取った呼設
定情報に添付して呼出し要求をPBXに対して発生する
(ステップ38)。
プ34)と、受け取った呼設定情報の中の着端末電話番号
を用いて、当該着端末のデータベースが検索可能か否か
を判別する。着端末のデータベースがファイル制御装置
26を介してデータベース27に格納されている場合は、そ
の着端末のデータベースから発端末電話番号に対応する
データをオープンする処理が行われる(ステップ36)。
この結果、該当するデータが存在していると(ステップ
37)、そのデータを取り出してPBXから受け取った呼設
定情報に添付して呼出し要求をPBXに対して発生する
(ステップ38)。
上記のステップ35において着端末のデータベースが存
在しない等により検索ができない場合、およびステップ
37において該当データ(発端末に関するデータ)が無か
った場合は、ステップ39においてPBXより受けた呼設定
情報のまま呼出要求を発生する。
在しない等により検索ができない場合、およびステップ
37において該当データ(発端末に関するデータ)が無か
った場合は、ステップ39においてPBXより受けた呼設定
情報のまま呼出要求を発生する。
プロセッサからの呼出要求(ステップ38,39で発生)
はPBXのステップ32において受付られ、PBXの制御装置24
は着端末へのライン回路231を選択して、着端末を呼出
す信号が送られ、同時にDチャネルを介して上記呼出要
求に添付された発端末に関するデータをパケットにより
送信して、着端末20の表示部203に表示させる。着端末2
0で応答すると、発端末との通話路が設定され、通話信
号用に2つあるBチャネルの一方が割り当てられて通話
が行われる。
はPBXのステップ32において受付られ、PBXの制御装置24
は着端末へのライン回路231を選択して、着端末を呼出
す信号が送られ、同時にDチャネルを介して上記呼出要
求に添付された発端末に関するデータをパケットにより
送信して、着端末20の表示部203に表示させる。着端末2
0で応答すると、発端末との通話路が設定され、通話信
号用に2つあるBチャネルの一方が割り当てられて通話
が行われる。
第2図の左下部にDチャネル信号のフォーマットを示
しISDNのIインタフェイスによるレイヤ2(データリン
クレベル)において使用される。この構成はHDLC形式で
あり、フラグ,アドレス,コントロール,情報,FCS(フ
レームチェックシーケンス),フラグの各領域により構
成されている。この中でDチャネルに特有な点はアドレ
スの部分であり、最初のSAPI(Service Access Point I
ndicator)はこの信号のサービスアクセスポイントすな
わち呼制御手順用か、パケット通信手順用かなどを識別
するものであり、TEI(Terminal Endpoint Indicator)
は端末側のバスに接続された複数の端末の何れであるか
を識別するものであり、本発明ではこのフォーマットに
よりDチャネルを介して通話を行う着端末に対し発端末
(のユーザー)に関するデータを送信して、端末に備え
られた表示部によりデータを表示するものである。
しISDNのIインタフェイスによるレイヤ2(データリン
クレベル)において使用される。この構成はHDLC形式で
あり、フラグ,アドレス,コントロール,情報,FCS(フ
レームチェックシーケンス),フラグの各領域により構
成されている。この中でDチャネルに特有な点はアドレ
スの部分であり、最初のSAPI(Service Access Point I
ndicator)はこの信号のサービスアクセスポイントすな
わち呼制御手順用か、パケット通信手順用かなどを識別
するものであり、TEI(Terminal Endpoint Indicator)
は端末側のバスに接続された複数の端末の何れであるか
を識別するものであり、本発明ではこのフォーマットに
よりDチャネルを介して通話を行う着端末に対し発端末
(のユーザー)に関するデータを送信して、端末に備え
られた表示部によりデータを表示するものである。
上記に述べた実施例の構成の動作シーケンスを第4図
に示す。
に示す。
[発明の効果] 本発明によれば、着端末のユーザは着信があった時に
発端末に関するデータを通話を行う端末の表示部を見る
ことにより知ることができるので、発端末からの各種の
問い合わせに対し円滑に対応することができ、例えば、
企業内の営業部門への多部門からの問い合わせや、会社
間の問い合わせに関する業務等のサービスの向上を達成
することができる。また、データを表示する装置を通話
用の端末以外のデータ端末を使用することがないので、
端末の有効利用を達成することができる。
発端末に関するデータを通話を行う端末の表示部を見る
ことにより知ることができるので、発端末からの各種の
問い合わせに対し円滑に対応することができ、例えば、
企業内の営業部門への多部門からの問い合わせや、会社
間の問い合わせに関する業務等のサービスの向上を達成
することができる。また、データを表示する装置を通話
用の端末以外のデータ端末を使用することがないので、
端末の有効利用を達成することができる。
第1図は本発明の原理的構成図、第2図は本発明の実施
例構成図、第3図は実施例の処理フロー図、第4図は実
施例の構成の動作シーケンス図、第5図は従来例の説明
図、第6図は従来例の動作シーケンス図である。 第1図中、 10:着データ端末 11:Bチャネル 12:Dチャネル 13:交換制御部 14:通話路部 15:アプリケーションプロセッサ 16:データベース
例構成図、第3図は実施例の処理フロー図、第4図は実
施例の構成の動作シーケンス図、第5図は従来例の説明
図、第6図は従来例の動作シーケンス図である。 第1図中、 10:着データ端末 11:Bチャネル 12:Dチャネル 13:交換制御部 14:通話路部 15:アプリケーションプロセッサ 16:データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松倉 隆一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 矢崎 昌朋 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−65652(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】交換制御部にデータベースを備えるアプリ
ケーションプロセッサが接続されたISDN対応の交換機に
おけるデータサービス制御方式において, 前記交換制御部は,発呼端末からの表示手段を備えた着
データ端末への呼の発生に応じて該発端末情報と着端末
情報とにより前記アプリケーションプロセッサに対し発
端末情報の呼出しを要求する発端末情報呼出要求部と,
交換接続の制御を行う呼制御部とを備え, 前記アプリケーションプロセッサは,前記発端末情報呼
出要求部からの要求により起動するデータ管理部と,該
データ管理部により駆動されデータベースから着端末用
の発端末に関するデータを検索する着データ端末検索部
と,検索終了により起動され前記交換制御部に検索され
たデータと共にパス接続要求を行うパス接続要求部とを
備え, 前記交換制御部は,前記パス接続要求に応じて着データ
端末に対しISDNのDチャネルによりパスを形成して,前
記検索されたデータを送出すると共に,Bチャネルにより
前記発端末の呼を着信する制御を行い, 前記着データ端末は,呼の着信と同時にその呼を行った
発端末に関するデータを表示手段に表示することを特徴
とする交換機を介するデータサービス制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275868A JPH082113B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 交換機を介するデータサービス制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275868A JPH082113B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 交換機を介するデータサービス制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122791A JPH02122791A (ja) | 1990-05-10 |
JPH082113B2 true JPH082113B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=17561552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63275868A Expired - Fee Related JPH082113B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 交換機を介するデータサービス制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082113B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6165652A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Nec Corp | 端末情報表示方式 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63275868A patent/JPH082113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02122791A (ja) | 1990-05-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |