JPH0821065A - 床構造 - Google Patents

床構造

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Publication number
JPH0821065A
JPH0821065A JP6180612A JP18061294A JPH0821065A JP H0821065 A JPH0821065 A JP H0821065A JP 6180612 A JP6180612 A JP 6180612A JP 18061294 A JP18061294 A JP 18061294A JP H0821065 A JPH0821065 A JP H0821065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
floor
board
floor structure
base plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6180612A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hyodo
孝史 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP6180612A priority Critical patent/JPH0821065A/ja
Publication of JPH0821065A publication Critical patent/JPH0821065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 お年寄りがつまづく原因となる段差が無く、
高価な木質フロアーを省略することも可能であり、更に
はホットカーペットを弊害なく使用できる床構造を提供
する。 【構成】 床下地10上に複数の捨張り板11を敷き詰
め、敷き詰められた捨張り板11の特定部分に高さ調整
用基板13を配置すると共に、他の部分に木質フロアー
材15を配置し、更に高さ調整用基板13上にカーペッ
ト16を取り外し可能に貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、戸建住宅あるいは集合
住宅に使用可能な床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】床面はカーペットが一般的であったが、
ダニ等が発生するので近年は木質フロアーが多用されて
きている。ところで、リビングルームやダイニングルー
ムにおいては、床面上にテーブルを載置することが多
く、木質フロアーの上に直接テーブルを載せると化粧面
の上に傷が付き、更に冬季には足を載せる床面が冷たく
感じられることから、テーブルを載置する部分だけカー
ペットを敷くことが一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テーブ
ルはほとんど移動することがなく、従ってカーペットの
下部に高価な木質フロアーを使用することは無駄であ
り、更には木質フロアーの上にカーペットを置くので、
段差が生じお年寄りがつまづくなどして危険であるとい
う問題があった。また、前記カーペットに、内部にヒー
タを有するホットカーペットを使用した場合には、木質
フロアーの化粧面がひび割れするという問題もあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、お年寄り
がつまづく原因となる段差が無く、高価な木質フロアー
を省略することも可能であり、更にはホットカーペット
を弊害なく使用できる床構造を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の床構造は、床下地上に複数の捨張り板を敷き詰
め、該敷き詰められた捨張り板の特定部分に高さ調整用
基板を配置すると共に、他の部分に木質フロアー材を配
置し、更に前記調整用基板上にカーペットを取り外し可
能に貼着して構成されている。そして、請求項2記載の
床構造は、請求項1記載の床構造において、前記木質フ
ロアー材の上面と前記カーペットの上面を略面一として
構成されている。なお、請求項1、2記載の床構造にお
いて、特定部分とは例えば、テーブル等を配置する部分
をいい、床下地とは戸建住宅の場合には根太、集合住宅
の場合にはコンクリート床スラブあるいはこれに類する
ものをいう。そして、前記捨張り板としては、例えば厚
さ10〜20mm(好ましくは12〜15mm)程度の
耐水性を有する合板や、パーティクルボードを使用する
のが好ましい。前記高さ調整用基板は、厚さ9〜12m
m程度の合板、パーティクルボード、繊維板を使用する
のが好ましい。前記木質フロアー材には、厚さ9〜20
mm(好ましくは9〜15mm)程度の合板等からなる
木質基板上に突板等を貼着したものを使用するのが好ま
しいが、更に別の化粧板等を使用してもよい。また、前
記カーペットは一般に用いられている合成繊維カーペッ
トを使用するのが好ましいが、内部にヒーターが配置さ
れたホットカーペットでもよい。
【0005】
【作用】請求項1、2記載の床構造は、床の特定部分が
カーペットとなっているので、その部分にテーブル等を
置いても床面に傷が付かず、足元もカーペットとなって
いるので、冷たくない。そして、高さ調整用基板を適当
に選択してカーペットの上面と木質フロアー材との上面
を略面一とすることによって、歩行時のつまづきもなく
なり、更には高さ調整用基板に表面化粧のない安価な板
材を使用できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る床構造を示
す断面図である。
【0007】図1に示すように、床下地の一例である根
太10上に、厚さ12mmのコンクリート型枠用合板か
らなる複数の捨張り板11を接着剤と釘で敷き詰め施工
をして捨張り面12を形成する。そして、該捨張り面1
2上の略中央部に高さ調整用基板の一例である厚さ9m
mの中密度繊維板13を接着剤と釘を用いて施工し、そ
の周囲の捨張り面12上に、厚さ12mmの合板の表面
に厚さ0.3mmの化粧単板が貼着され、その周囲には
接合部(雄実及び雌実からなる)14が形成された木質
フロアー材15を接着剤と釘を使用して敷き詰め施工を
行う。次に、前記中密度繊維板13上に厚さ3mmのホ
ットカーペット16を面ファスナーによって貼着し、こ
れによって求める床構造を構成した。
【0008】なお、ホットカーペット16の代わりに、
ヒーター無しの通常のカーペットであってもよく、カー
ペットは面ファスナーによって取付け取り外し自在とし
たので、適当な期間使用の後に容易に交換、選択等が可
能となる。前記実施例においては、面ファスナーを用い
て確実に下部の中密度繊維板13に固定するようにした
が、カーペット装入部分は窪みになっているので、面フ
ァスナー等を用いることなくそのまま載置してもよい。
【0009】また、前記カーペットを配置する位置は、
捨張り面12の中央に決めて施工を行っているが、必ず
しも捨張り面12の中央の必要はなく、例えば子供の勉
強部屋等の場合には、捨張り面12の角部に形成しても
よい。そして、前記面ファスナーは、中密度繊維板13
の表面にフックテープを貼着しカーペットの裏面の繊維
を利用して直接接合するようにしてもよいし、あるいは
カーペットの裏面にループテープを貼着して構成しても
よい。
【0010】
【発明の効果】請求項1、2記載の床構造は以上の説明
からも明らかなように、テーブル等を載置する位置にカ
ーペットが配置されているので、床面に傷を付けること
がなく、またテーブルに付いたときの足下がカーペット
となっているので、足下が冷たくないという利点を有す
る。そして、切要部分にのみ木質フロアー材を使用して
いるので、床構造全体が安価に施工できる。特に、請求
項2記載の床構造においては、カーペットと周囲の木質
フロアー材が略面一となっているので、歩行時につまづ
き難いという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る床構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 根太(床下地) 11 捨張り板 12 捨張り面 13 中密度繊維板(高さ調整用基板) 14 接合部 15 木質フロアー材 16 ホットカーペット(カーペット)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下地上に複数の捨張り板を敷き詰め、
    該敷き詰められた捨張り板の特定部分に高さ調整用基板
    を配置すると共に、他の部分に木質フロアー材を配置
    し、更に前記調整用基板上にカーペットを取り外し可能
    に貼着したことを特徴とする床構造。
  2. 【請求項2】 前記木質フロアー材の上面と前記カーペ
    ットの上面を略面一とした請求項1記載の床構造。
JP6180612A 1994-07-07 1994-07-07 床構造 Pending JPH0821065A (ja)

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JP6180612A JPH0821065A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 床構造

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JP6180612A JPH0821065A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 床構造

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JPH0821065A true JPH0821065A (ja) 1996-01-23

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ID=16086286

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JP6180612A Pending JPH0821065A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 床構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101926A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 ロンシール工業株式会社 ドレイン床構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0485453A (ja) * 1990-07-26 1992-03-18 Bridgestone Corp 防音床構造
JPH0693702A (ja) * 1992-09-12 1994-04-05 Daiwa House Ind Co Ltd 無段差敷居施工構造

Patent Citations (2)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040316