JPH08210277A - スクロール圧縮機の制御装置 - Google Patents

スクロール圧縮機の制御装置

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JPH08210277A
JPH08210277A JP1927495A JP1927495A JPH08210277A JP H08210277 A JPH08210277 A JP H08210277A JP 1927495 A JP1927495 A JP 1927495A JP 1927495 A JP1927495 A JP 1927495A JP H08210277 A JPH08210277 A JP H08210277A
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恭範 前川
Norihide Kouho
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時に圧縮室内に溜まった潤滑油,液冷媒
を排出して、確実に起動できる低コストなスクロール圧
縮機の制御装置を提供する。 【構成】 起動時、正回転指令部1bからの指令によっ
て、インバータ制御部1aは、インバータ2の出力周波
数を約10Hzとし、t1秒間、スクロール圧縮機5を正
回転する。このとき、スクロール圧縮機5の圧縮室内に
溜まった潤滑油,液冷媒をスクロールの摺動部分の隙間
からスクロール圧縮機5内の油溜りへ排出する。その
後、上記制御部1の周波数増大指令部1cからの指令に
よって、インバータ制御部1aは、(t2−t1)秒間、イ
ンバータ2の出力周波数を約10Hzから徐々に増大し
て、スクロール圧縮機5を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機等に使用
されるスクロール圧縮機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクロール圧縮機の制御装置とし
ては、起動時に、運転範囲の下限周波数よりも低い周波
数でスクロール圧縮機を正規の回転方向と反対の方向に
逆回転させた後に正規の回転方向に正回転させて、起動
させるものがある(特開平3−149390号公報)。こ
のスクロール圧縮機の制御装置は、スクロール圧縮機を
逆回転させることによって、スクロール圧縮機の圧縮室
内に溜まった潤滑油,液冷媒を排出して、正回転時に液
圧縮が生じて、スクロール圧縮機が起動しなかったり、
破損したりするのを防止している。
【0003】また、もう一つのスクロール圧縮機の制御
装置としては、スクロール圧縮機の吸入管の一部にスク
ロール圧縮機側に向かっての流れのみを許容する逆止弁
と、その逆止弁よりスクロール圧縮機側の吸入管と吐出
管とを逆止弁を介して連通するバイパス管路とを備え、
起動時に、スクロール圧縮機を一定時間だけ逆回転させ
た後に正回転させて、起動させるものがある(特開昭6
1−213556号公報)。このスクロール圧縮機の制
御装置は、逆回転時に吸入管から排出される潤滑油と液
冷媒を、逆止弁を介して吐出管側に押し戻し、吐出管か
らスクロール圧縮機の密閉容器内に導く。このようにし
て、上記スクロール圧縮機の圧縮室内の潤滑油,液冷媒
を排出して、正回転時に液圧縮が生じるのを防いでい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記両スク
ロール圧縮機の制御装置は、起動毎にスクロール圧縮機
を逆回転させるので、起動に時間がかかるという欠点が
ある。
【0005】また、上記後者のスクロール圧縮機の制御
装置では、逆回転時の潤滑油,液冷媒を排出するために
逆止弁とバイパス管路を用いるので、コストが高くつく
という問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、起動時に圧縮
室内に溜まった潤滑油,液冷媒を排出して、液圧縮を防
いで確実に起動できる低コストなスクロール圧縮機の制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のスクロール圧縮機の制御装置は、スクロ
ール圧縮機を駆動するインバータと、上記インバータの
出力周波数を制御する制御手段とを備えたスクロール圧
縮機の制御装置において、上記スクロール圧縮機を起動
するとき、上記インバータの出力周波数を運転範囲の下
限周波数よりも低い第1の周波数にして、第1の所定時
間、上記スクロール圧縮機を正回転させるように上記制
御手段に指令する正回転指令手段と、上記正回転指令手
段の指令により上記スクロール圧縮機を正回転させた
後、上記インバータの出力周波数を上記第1の周波数か
ら徐々に増大させるように上記制御手段に指令する周波
数増大指令手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2のスクロール圧縮機の制御
装置は、スクロール圧縮機を駆動するインバータと、上
記インバータの出力周波数を制御する制御手段とを備え
たスクロール圧縮機の制御装置において、上記スクロー
ル圧縮機を起動するとき、上記インバータの出力周波数
を運転範囲の下限周波数よりも低い第1の周波数にし
て、第1の所定時間、上記スクロール圧縮機を正回転さ
せるように上記制御手段に指令する正回転指令手段と、
上記正回転指令手段により上記スクロール圧縮機を正回
転させた後に上記インバータの出力周波数を上記第1の
周波数から第2の所定時間徐々に増大させるように上記
制御手段に指令する周波数増大指令手段と、上記インバ
ータの出力周波数を運転範囲の下限周波数よりも低い第
2の周波数にして、第3の所定時間、上記スクロール圧
縮機を逆回転させるように上記制御手段に指令する逆回
転指令手段と、上記インバータの出力の過電流を検出す
る過電流検出手段と、上記正回転指令手段の指令により
上記スクロール圧縮機を第1の所定時間正回転させ、さ
らに上記周波数増大指令手段の指令により上記インバー
タの出力周波数を徐々に増大させる正回転の行程中に、
上記過電流検出手段が上記インバータの出力の過電流を
検出した場合、上記逆回転指令手段の指令により上記ス
クロール圧縮機を逆回転させる逆回転の行程と、上記正
回転指令手段と上記周波数増大指令手段との指令による
上記正回転の行程とを所定回数繰り返す繰り返し手段と
を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項3のスクロール圧縮機の制御
装置は、請求項2のスクロール圧縮機の制御装置おい
て、上記正回転の行程と上記逆回転の行程とを、上記正
回転の行程中に上記過電流検出手段が上記インバータの
出力の過電流を検出しなくなるまで繰り返すように上記
繰り返し手段を制御する繰り返し回数制御手段を備えた
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記請求項1のスクロール圧縮機の制御装置に
よれば、上記スクロール圧縮機を起動するとき、正回転
指令手段からの指令によって、上記制御手段は、上記イ
ンバータの出力周波数を運転範囲の下限周波数よりも低
い第1の周波数にして、第1の所定時間、スクロール圧
縮機を正規の回転方向に正回転させる。このとき、上記
スクロール圧縮機のスクロールの摺動部分の隙間が高速
回転時よりも大きいので、スクロール圧縮機の圧縮室内
に溜まった潤滑油,液冷媒をその隙間からスクロール圧
縮機内の油溜りに排出できる。また、上記スクロール圧
縮機の回転周波数が極めて低い場合は、スクロール圧縮
機の回転により駆動される潤滑油ポンプからの潤滑油の
供給も少ないので、スクロール圧縮機の圧縮室内の潤滑
油,液冷媒を容易に排出できる。その後、上記周波数増
大指令手段からの指令によって、制御手段は、インバー
タの出力周波数を第1の周波数から第2の周波数まで徐
々に増大させて、スクロール圧縮機をスムーズに回転し
て起動させた後、制御手段は通常の運転制御を行う。こ
のように、起動時にスクロール圧縮機を正規の回転方向
と反対の方向に逆回転させることなく、圧縮室内から潤
滑油,液冷媒を排出し、液圧縮が生じるのを防止でき
る。
【0011】したがって、上記スクロール圧縮機を起動
時に毎回逆回転しないので省電力化でき、かつ短時間で
起動できる。また、逆回転しないから、潤滑油,液冷媒
を排出するための逆止弁やバイパス管路等が不要とな
り、低コストなスクロール圧縮機の制御装置を実現でき
る。
【0012】また、上記請求項2のスクロール圧縮機の
制御装置によれば、上記スクロール圧縮機を起動すると
き、上記正回転指令手段からの指令によって、上記制御
手段は、上記インバータの出力周波数を運転範囲の下限
周波数よりも低い第1の周波数にして、第1の所定時
間、スクロール圧縮機を正回転させる。このとき、上記
スクロール圧縮機のスクロールの摺動部分の隙間が高速
回転時よりも大きいので、スクロール圧縮機の圧縮室内
に溜まった潤滑油,液冷媒をその隙間からスクロール圧
縮機内の油溜りに排出できる。また、上記スクロール圧
縮機の回転周波数が極めて低い場合は、スクロール圧縮
機の回転により駆動される潤滑油ポンプからの潤滑油の
供給も少ないので、スクロール圧縮機の圧縮室内の潤滑
油,液冷媒を容易に排出できる。そして、上記圧縮室内
の潤滑油,液冷媒を十分に排出できた場合、上記周波数
増大指令手段からの指令によって、制御手段は、インバ
ータの出力周波数を第1の周波数から第2の所定時間徐
々に増大させて、スクロール圧縮機をスムーズに回転さ
せた後、制御手段は通常の運転制御を行う。このよう
に、上記正回転の行程でスクロール圧縮機の圧縮室内の
潤滑油,液冷媒を排出できる場合、スクロール圧縮機を
逆回転させることなく、液圧縮を防止できる。
【0013】一方、上記正回転指令手段の指令によっ
て、制御手段が、第1の所定時間、スクロール圧縮機を
正回転させても、圧縮室内の潤滑油,液冷媒を十分に排
出できない場合、周波数増大指令手段の指令によって、
インバータの出力周波数を第1の周波数から徐々に増大
させる正回転の行程中に、液圧縮が生じて負荷が増大す
る。そして、その負荷の増大に従ってインバータの出力
電流が増大して、過電流検出手段がインバータの出力の
過電流を検出すると、上記繰り返し手段は、逆回転指令
手段からの指令によって、スクロール圧縮機を第2の所
定時間逆回転させる逆回転の行程と、上記正回転指令手
段と周波数増大指令手段との指令よる上記正回転の行程
とを所定回数繰り返す。つまり、上記正回転の行程でス
クロール圧縮機の圧縮室内の潤滑油,液冷媒を十分に排
出できず、液圧縮が生じて負荷が増大し、スクロール圧
縮機を起動させるのに失敗すると、逆回転指令手段の指
令によって、スクロール圧縮機を正規の回転方向と反対
の方向に逆回転させる逆回転の行程により、スクロール
圧縮機内の潤滑油,液冷媒を圧縮側から吸入側に十分に
排出することができる。さらに、上記スクロール圧縮機
内に多くの潤滑油,液冷媒が溜まっていて、上記逆回転
の行程でも十分に排出できず、次の正回転の行程でもス
クロール圧縮機を起動できない場合、上記逆回転,正回
転の行程を所定回数繰り返すことによって、潤滑油,液
冷媒を排出することができる。
【0014】したがって、上記正回転の行程でスクロー
ル圧縮機の圧縮室内の潤滑油,液冷媒を排出できる場
合、スクロール圧縮機を起動時に逆回転しないので省電
力化でき、かつ短時間で起動できると共に、逆回転しな
いから、潤滑油,液冷媒を排出するための逆止弁やバイ
パス管路等が不要となり、低コストなスクロール圧縮機
の制御装置を実現できる。また、上記正回転の行程でス
クロール圧縮機の圧縮室内の潤滑油,液冷媒を排出でき
ない場合、上記逆回転の行程と正回転の行程とを所定回
数繰り返すことによって、スクロール圧縮機を確実に起
動できる。
【0015】また、上記請求項3のスクロール圧縮機の
制御装置によれば、請求項2のスクロール圧縮機の制御
装置において、上記正回転の行程と上記逆回転の行程と
を、上記正回転の行程中に上記過電流検出手段が上記イ
ンバータの出力の過電流を検出しなくなるまで繰り返す
ように、繰り返し回数制御手段は上記繰り返し手段を制
御する。したがって、上記正回転の行程中に過電流検出
手段がインバータの出力の過電流を検出した場合、繰り
返し手段により正回転の行程と逆回転の行程を繰り返す
一方、正回転の行程中に過電流検出手段がインバータの
出力の過電流を検出しなかった場合、その正回転の行程
の後、スクロール圧縮機が正常に起動したものとして上
記制御手段は通常の運転制御を行う。したがって、上記
スクロール圧縮機をできるだけ短時間で確実に起動でき
る。
【0016】
【実施例】以下、この発明のスクロール圧縮機の制御装
置を一実施例により詳細に説明する。
【0017】図1はこの発明の一実施例のスクロール圧
縮機の制御装置10のブロック図を示しており、1は入
出力回路とマイクロコンピュータ等からなる制御部、2
は上記制御部1からの制御信号を受けて、スクロール圧
縮機5に交流電圧を出力するインバータ、3は上記イン
バータ2の出力電流を検出する電流センサ、4は上記電
流センサ4からの出力電流を表わす信号を受けて、イン
バータ2の出力の過電流を検出し、過電流検出信号を制
御部1に出力する過電流検出器である。
【0018】また、上記制御部1は、インバータ2の出
力電圧と出力周波数を制御する制御手段としてのインバ
ータ制御部1aと、起動時にスクロール圧縮機5を正回
転させるようにインバータ制御部1aに指令する正回転
指令手段としての正回転指令部1bと、インバータ2の
出力周波数を増大させるようにインバータ制御部1aに
指令する周波数増大指令手段としての周波数増大指令部
1cと、スクロール圧縮機5を逆回転させるようにイン
バータ制御部1aに指令する逆回転指令手段としての逆
回転指令部1dとを備えている。
【0019】また、図2は上記スクロール圧縮機5の要
部断面図を示し、密閉容器1内に、固定スクロール1
3,旋回スクロール14,クランク軸15および上記クラ
ンク軸15を回転駆動する電動機(図示せず)が一体に組
み込まれている。上記旋回スクロール14は、クランク
軸15が電動機により回転すると、図示しないクランク
の偏心とオルダム機構によって、旋回スクロール14が
自転することなく旋回運動する。そして、上記クランク
軸15を正規の回転方向に正回転することによって、冷
媒を吸入管12から圧縮室16内に吸入し、圧縮室16
の圧縮作用により冷媒を圧縮して、圧縮された冷媒を固
定スクロールの吐出口(図示せず)から吐出する。なお、
上記固定スクロール13と旋回スクロール14との摺動
部分には、潤滑ポンプ(図示せず)により油溜り20の潤
滑油をクランク軸15内の油通路(図示せず)を通じて供
給する。
【0020】以下、上記構成のスクロール圧縮機の制御
装置10の起動時の処理について図3,図4のフローチ
ャートに従って説明する。
【0021】まず、起動時の処理をスタートすると、ス
テップS1で起動カウンタをクリアした後、ステップS
2でスクロール圧縮機(図3,図4では圧縮機という)5
を起動する。次に、ステップS3でタイマT1をスター
トした後、ステップS4に進み、タイマT2をスタート
する。
【0022】次に、ステップS5でタイマT1のカウン
トが終了したか否かを判別し、タイマT1のカウントが
終了していないと判別すると、ステップS6に進み、起
動用周波数にて制限する。すなわち、図5に示すよう
に、上記正回転指令部1bにより、インバータ2の出力
周波数を運転範囲の下限周波数よりも低い第1の周波数
FSC(約10Hz)とするのである。一方、ステップS5
でタイマT1のカウントが終了したと判別すると、ステ
ップS7に進み、周波数を増大する。すなわち、図5に
示すように、上記インバータ2の出力周波数を、第2の
所定時間(t2−t1)秒間、第1の周波数FSCから徐々に
増大するのである。
【0023】次に、ステップS8で過電流検出したか否
かを判別する。すなわち、上記過電流検出器4からの過
電流検出信号に基づいて、過電流検出器4が過電流検出
したか否かを判別するのである。そして、ステップS8
で過電流検出していないと判別すると、ステップS9に
進む一方、過電流検出していると判別すると、図4に示
すステップS10に進む。なお、上記過電流検出器4が
過電流検出している場合、インバータ制御部1aは、イ
ンバータ2の出力電圧をゼロにして、スクロール圧縮機
5が過負荷により破損するのを防止する。
【0024】次に、ステップS9でタイマT2のカウン
トが終了したか否かを判別して、タイマT2のカウント
が終了したと判別すると、この起動時の処理を終了し
て、インバータ制御部1aは、通常の運転制御を行う。
一方、ステップS9でタイマT2のカウントが終了して
いないと判別すると、ステップS5に戻り、ステップS
5,6,8またはステップS5,7,8を繰り返す。
【0025】次に、ステップS10に進むと、起動回数
カウンタをインクリメントして、ステップS11に進
む。そして、ステップS11でN回目の起動か否か、す
なわち起動回数カウンタがNかどうかを判別して、N回
目の起動であると判別すると、ステップS15に進む一
方、N回目の起動でないと判別すると、ステップS12
に進む。次に、ステップS12で、図6に示すように、
圧縮機をt3秒間停止した後、ステップS13で、第3
の所定時間としてt4秒間、圧縮機を逆回転する。次
に、ステップS14で圧縮機をt5秒間停止する。そし
て、ステップS2に進み、ステップS2〜S14を繰り
返す。
【0026】一方、ステップS11でN回目の起動であ
ると判別した場合は、ステップS15で圧縮機の起動異
常とし、この起動時の処理を終了する。
【0027】このように、上記スクロール圧縮機5の制
御装置10は、図5に示すように、正回転の行程とし
て、インバータ2の出力周波数を第1の周波数FSC(約
10Hz)とし、タイマT1の計時によるt1秒間、スクロ
ール圧縮機5を正回転した後、タイマT2の計時による
(t2−t1)秒間、インバータ2の出力周波数を第1の周
波数FSCから徐々に増大する。このとき、上記スクロー
ル圧縮機5が低速で正回転すると、液圧縮により、圧縮
室16内の圧力が上昇し、スクロールの摺動部分の隙間
が広がることにより、スクロール圧縮機5の圧縮室16
内に溜まった潤滑油,液冷媒をその隙間からスクロール
圧縮機5内の油溜り20に排出できる。また、上記圧縮
室16内の潤滑油,液冷媒を排出する他の隙間として、
例えば回転方向に隣接する圧縮室間であって、固定スク
ロール13の渦巻羽根と旋回スクロール14の渦巻羽根
との接触部分の隙間についても、高速回転時に比べて低
速回転時の方が圧縮に時間を要することから、それら接
触部分の隙間からの潤滑油,液冷媒の漏れ量は大きくな
る。また、上記旋回スクロール14の固定スクロール1
3側と反対の背面に設けた空間を吐出側等に連通させ
て、旋回スクロール14を固定スクロール13に押しつ
けるようにしている場合、高速回転時に比べて低速回転
時の方が吐出側の圧力が小さく、旋回スクロール14を
固定スクロール13に押しつける力が小さいので、固定
スクロール13,旋回スクロール14の互いに接触する
鏡面と渦巻羽根との隙間からの潤滑油,液冷媒の漏れ量
が大きくなる。また、上記スクロール圧縮機5の回転周
波数が極めて低いので、潤滑油ポンプから圧縮室内への
潤滑油の供給が少なく、さらに、スクロール圧縮機5の
潤滑油ポンプと圧縮室16とは、クランク軸15の油通
路の距離だけ離れた位置にあるので、圧縮室16に潤滑
油が供給されるのが遅い。したがって、上記スクロール
圧縮機を低速で正回転することによって、圧縮室16内
の潤滑油,液冷媒を容易に排出することができる。
【0028】そして、上記正回転の行程中に過電流検出
器4が過電流を検出する場合、図6に示すように、逆回
転の行程として、上記タイマT2により計時されたt2秒
間に、過電流検出器4が過電流検出すると、スクロール
圧縮機5をt3秒間停止した後、インバータ2の出力周
波数を第2の周波数FREV(約10Hz)とし、スクロール
圧縮機5をt4秒間逆回転し、その次にスクロール圧縮
機5をt5秒間停止する。次に、上記インバータ2の出
力周波数を第2の周波数FSC(約10Hz)とし、スクロ
ール圧縮機5をt1秒間正回転した後、インバータ2の
出力周波数を第2の周波数FSCから(t2−t1)秒間徐々
に増大する正回転の行程を行う。
【0029】以下、上記正回転の行程中に過電流検出器
4が過電流検出しなくなるか、または起動回数カウンタ
がN回になるまで、上記逆回転,正回転の行程を繰り返
す。
【0030】したがって、上記正回転の行程でスクロー
ル圧縮機5の圧縮室16内の潤滑油,液冷媒を排出でき
る場合、スクロール圧縮機5を逆回転させることなく、
液圧縮を防止することができる。また、上記スクロール
圧縮機5を起動時に毎回逆回転しないので省電力化で
き、かつ短時間で起動できると共に、逆回転しないか
ら、潤滑油,液冷媒を排出するための逆止弁やバイパス
管路等が不要となり、低コストなスクロール圧縮機の制
御装置を実現することができる。一方、上記正回転の行
程でスクロール圧縮機5の圧縮室16内の潤滑油,液冷
媒を排出できない場合、上記逆回転,正回転の行程を繰
り返すことによって、スクロール圧縮機を確実に起動す
ることができる。
【0031】上記実施例では、上記正回転の行程と逆回
転の行程を繰り返したが、正回転の行程のみを行っても
よい。
【0032】また、上記実施例では、上記正回転の行程
中に、過電流検出手段としての過電流検出器4がインバ
ータ2の出力の過電流を検出しなかった場合、正回転の
行程と逆回転の行程の繰り返しを止めたが、正回転の行
程中の過電流検出手段によるインバータの出力の過電流
は検出しなくともよい。
【0033】また、上記実施例では、正回転,逆回転時
のインバータ2の出力周波数として第1の周波数FSC,
第2の周波数FREVを夫々約10Hzとしたが、第1の周
波数,第2の周波数は、運転範囲の下限周波数よりも低
い適宜な値にしてよい。また、上記第1の周波数,第2
の周波数は異なる周波数でもよい。
【0034】また、上記実施例では、上記正回転指令手
段としての正回転指令部1bと周波数増大指令手段とし
ての周波数増大指令部1cの指令による正回転の行程毎
の第1の所定時間t1,第2の所定時間t2は夫々同一時
間としたが、第1,第2の所定時間は正回転の行程毎に
適宜な値にしてもよい。また、上記逆回転指令手段とし
ての逆回転指令部1dの指令による逆回転の行程毎の第
3の所定時間t4も同一時間としたが、第3の所定時間
は逆回転の行程毎に適宜な値にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明のスクロール圧縮機は、スクロール圧縮機を駆動する
インバータと、そのインバータの出力周波数を制御する
制御手段とを備えたスクロール圧縮機の制御装置におい
て、スクロール圧縮機を起動するとき、正回転指令手段
は、インバータの出力周波数を運転範囲の下限周波数よ
りも低い第1の周波数にして、第1の所定時間、スクロ
ール圧縮機を正回転させた後、周波数増大指令手段は、
インバータの出力周波数を第1の周波数から徐々に増大
させるように制御手段に指令するものである。
【0036】したがって、請求項1の発明のスクロール
圧縮機によれば、起動時、スクロール圧縮機を逆回転さ
せることなく、潤滑油,液冷媒を排出して、液圧縮を防
止することができる。また、逆回転しないから、潤滑
油,液冷媒を排出するための逆止弁やバイパス管路等が
不要となり、低コストなスクロール圧縮機の制御装置を
実現することができる。
【0037】また、請求項2の発明のスクロール圧縮機
は、スクロール圧縮機を駆動するインバータと、上記イ
ンバータの出力周波数を制御する制御手段とを備えたス
クロール圧縮機の制御装置において、上記正回転指令手
段の指令によって、制御手段が、インバータの出力周波
数を運転範囲の下限周波数よりも低い第1の周波数にし
て、上記第1の所定時間、スクロール圧縮機を正回転さ
せた後、周波数増大指令手段の指令によって、制御手段
が、インバータの出力周波数を第1の周波数から第2の
所定時間徐々に増大させ、上記正回転指令手段と周波数
増大指令手段との指令による正回転の行程中に、過電流
検出手段がインバータの出力の過電流を検出しなかった
場合、正回転の行程の後に制御手段は通常の運転制御を
行う一方、上記正回転の行程中に過電流検出手段がイン
バータの出力の過電流を検出した場合、繰り返し手段
は、逆回転指令手段の指令によって、制御手段が、イン
バータの出力周波数を運転範囲の下限周波数よりも低い
第2の周波数にして、第3の所定時間、スクロール圧縮
機を逆回転させる逆回転の行程と、上記正回転指令手段
と周波数増大指令手段との指令による正回転の行程とを
所定回数繰り返す。
【0038】したがって、請求項2の発明のスクロール
圧縮機によれば、上記正回転の行程でスクロール圧縮機
の圧縮室内の潤滑油,液冷媒を排出できる場合、スクロ
ール圧縮機5を逆回転させることなく、液圧縮を防止す
ることができる。また、上記スクロール圧縮機を起動時
に毎回逆回転しないので省電力化でき、かつ短時間で起
動することができると共に、逆回転しないから、潤滑
油,液冷媒を排出するための逆止弁やバイパス管路等が
不要となり、低コストなスクロール圧縮機の制御装置を
実現することができる。一方、上記正回転の行程でスク
ロール圧縮機の圧縮室内の潤滑油,液冷媒を十分に排出
できない場合、上記逆回転,正回転の行程を繰り返すこ
とによって、スクロール圧縮機を確実に起動することが
できる。
【0039】また、請求項3の発明のスクロール圧縮機
は、請求項2のスクロール圧縮機の制御装置において、
上記正回転の行程と上記逆回転の行程とを、上記正回転
の行程中に上記過電流検出手段が上記インバータの出力
の過電流を検出しなくなるまで繰り返すように、繰り返
し回数制御手段は上記繰り返し手段を制御するものであ
る。
【0040】したがって、請求項3の発明のスクロール
圧縮機によれば、上記正回転の行程中に過電流検出手段
がインバータの出力の過電流を検出した場合、繰り返し
手段により正回転の行程と逆回転の行程を繰り返す一
方、正回転の行程中に過電流検出手段がインバータの出
力の過電流を検出しなかった場合、その正回転の行程の
後、スクロール圧縮機が正常に起動したものとして上記
制御手段は通常の運転制御を行う。したがって、上記ス
クロール圧縮機をできるだけ短時間で確実に起動するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の一実施例のスクロール圧縮
機の制御装置のブロック図である。
【図2】 図2は上記スクロール圧縮機の概略断面図で
ある。
【図3】 図3は上記スクロール圧縮機の制御部の動作
を示すフローチャートである。
【図4】 図4は上記スクロール圧縮機の制御部の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 図5は上記スクロール圧縮機の起動時の正回
転の行程時のインバータ出力周波数の変化を示す図であ
る。
【図6】 図6は上記スクロール圧縮機の逆回転,正回
転の行程時のインバータ出力周波数の変化を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…制御部、1a…インバータ制御部、1b…正回転指令
部、1c…周波数増大指令部、1d…逆回転指令部、2…
インバータ、3…電流センサ、4…過電流検出器、5…
スクロール圧縮機、10…制御装置、11…密閉容器、
12…吸入管、13…固定スクロール、14…旋回スク
ロール、15…クランク軸、16…圧縮室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクロール圧縮機(5)を駆動するインバ
    ータ(2)と、上記インバータ(2)の出力周波数を制御す
    る制御手段(1a)とを備えたスクロール圧縮機の制御装
    置において、 上記スクロール圧縮機(5)を起動するとき、上記インバ
    ータ(2)の出力周波数を運転範囲の下限周波数よりも低
    い第1の周波数にして、第1の所定時間、上記スクロー
    ル圧縮機(5)を正回転させるように上記制御手段(1a)
    に指令する正回転指令手段(1b)と、 上記正回転指令手段(1b)の指令により上記スクロール
    圧縮機(5)を正回転させた後、上記インバータ(2)の出
    力周波数を上記第1の周波数から徐々に増大させるよう
    に上記制御手段(1a)に指令する周波数増大指令手段(1
    c)とを備えたことを特徴とするスクロール圧縮機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 スクロール圧縮機(5)を駆動するインバ
    ータ(2)と、上記インバータ(2)の出力周波数を制御す
    る制御手段(1a)とを備えたスクロール圧縮機の制御装
    置において、 上記スクロール圧縮機(5)を起動するとき、上記インバ
    ータ(2)の出力周波数を運転範囲の下限周波数よりも低
    い第1の周波数にして、第1の所定時間、上記スクロー
    ル圧縮機(5)を正回転させるように上記制御手段(1a)
    に指令する正回転指令手段(1b)と、 上記正回転指令手段(1b)により上記スクロール圧縮機
    (5)を正回転させた後に上記インバータ(2)の出力周波
    数を上記第1の周波数から第2の所定時間徐々に増大さ
    せるように上記制御手段(1a)に指令する周波数増大指
    令手段(1c)と、上記インバータ(2)の出力周波数を運転
    範囲の下限周波数よりも低い第2の周波数にして、第3
    の所定時間、上記スクロール圧縮機(5)を逆回転させる
    ように上記制御手段(1a)に指令する逆回転指令手段(1
    d)と、 上記インバータ(2)の出力の過電流を検出する過電流検
    出手段(3,4)と、 上記正回転指令手段(1b)の指令により上記スクロール
    圧縮機(5)を第1の所定時間正回転させ、さらに上記周
    波数増大指令手段(1c)の指令により上記インバータ
    (2)の出力周波数を徐々に増大させる正回転の行程中
    に、上記過電流検出手段(3,4)が上記インバータ(2)
    の出力の過電流を検出した場合、上記逆回転指令手段
    (1d)の指令により上記スクロール圧縮機(5)を逆回転
    させる逆回転の行程と、上記正回転指令手段(1b)と上
    記周波数増大指令手段(1c)との指令による上記正回転
    の行程とを所定回数繰り返す繰り返し手段(S11)とを
    備えたことを特徴とするスクロール圧縮機の制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスクロール圧縮機の制
    御装置おいて、上記正回転の行程と上記逆回転の行程と
    を、上記正回転の行程中に上記過電流検出手段(3,4)
    が上記インバータ(2)の出力の過電流を検出しなくなる
    まで繰り返すように上記繰り返し手段(S11)を制御す
    る繰り返し回数制御手段(S8)を備えたことを特徴とす
    るスクロール圧縮機の制御装置。
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