JPH08210189A - 電子制御キャブレター - Google Patents
電子制御キャブレターInfo
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- JPH08210189A JPH08210189A JP1513595A JP1513595A JPH08210189A JP H08210189 A JPH08210189 A JP H08210189A JP 1513595 A JP1513595 A JP 1513595A JP 1513595 A JP1513595 A JP 1513595A JP H08210189 A JPH08210189 A JP H08210189A
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸気抵抗を増加させることなく、メイン通路
内の燃料流量を直接制御することにより、運転状態に対
する応答性および精度を向上させるとともに、メインジ
ェットのセッティングの簡素化を図ることができる電子
制御キャブレターを提供する。 【構成】 メインジェット18を入口部に有するメイン
系統の燃料通路31の途中に、燃料制御通路20を接続
し、この燃料制御通路20の入口部に第2メインジェッ
ト21を設け、この第2メインジェットを運転状態検出
センサー26に連結されたソレノイド24駆動の燃料制
御弁23で開閉制御する。
内の燃料流量を直接制御することにより、運転状態に対
する応答性および精度を向上させるとともに、メインジ
ェットのセッティングの簡素化を図ることができる電子
制御キャブレターを提供する。 【構成】 メインジェット18を入口部に有するメイン
系統の燃料通路31の途中に、燃料制御通路20を接続
し、この燃料制御通路20の入口部に第2メインジェッ
ト21を設け、この第2メインジェットを運転状態検出
センサー26に連結されたソレノイド24駆動の燃料制
御弁23で開閉制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子制御キャブレターに
関し、特にエンジンの運転状態に対応した制御性と使用
性の向上を図った電子制御キャブレターに関するもので
ある。
関し、特にエンジンの運転状態に対応した制御性と使用
性の向上を図った電子制御キャブレターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】エンジン吸気系には気化器が設けられ、
吸入空気量に応じて燃料(ガソリン)を計量し、霧状の
混合気にしてエンジンに供給する。気化器の燃料系統と
して、アイドルからスロットル弁低開度の低速走行域ま
で働くスロー系統、低速または中速走行域から全開の高
速走行域まで働くメイン系統、始動時に働くスタータ系
統、および特に高負荷時に働くパワー系統等が各種エン
ジンに対応して設けられる。
吸入空気量に応じて燃料(ガソリン)を計量し、霧状の
混合気にしてエンジンに供給する。気化器の燃料系統と
して、アイドルからスロットル弁低開度の低速走行域ま
で働くスロー系統、低速または中速走行域から全開の高
速走行域まで働くメイン系統、始動時に働くスタータ系
統、および特に高負荷時に働くパワー系統等が各種エン
ジンに対応して設けられる。
【0003】また、エンジンの種類や排気量等に応じて
メインジェットが選定され、選定したメインジェットを
メイン系統の燃料通路入口にネジ込み等により固定して
セッティングが行われる。
メインジェットが選定され、選定したメインジェットを
メイン系統の燃料通路入口にネジ込み等により固定して
セッティングが行われる。
【0004】このような気化器は、燃料を微粒化すると
ともに、供給燃料や空気量の制御により混合気の濃度や
量を制御してスロットル開度や負荷等の運転状態に応じ
て空燃比制御および出力制御を行う。このような燃料制
御によって、エンジンや車両の運転状態に応じた最適な
燃焼状態でのエンジン駆動を図っている。従来このよう
な運転状態に応じた燃料制御は、吸気通路のベンチュリ
ー部に吸入空気あるいは混合気の流量を調整するための
流量制御機構を設けたり、あるいは実開平3−5685
9号公報に開示されるように、フロート室とメインジェ
ット間にバイパス通路を設けてこのバイパス通路上に燃
料増量時に開く弁を設けた構成が提案されている。
ともに、供給燃料や空気量の制御により混合気の濃度や
量を制御してスロットル開度や負荷等の運転状態に応じ
て空燃比制御および出力制御を行う。このような燃料制
御によって、エンジンや車両の運転状態に応じた最適な
燃焼状態でのエンジン駆動を図っている。従来このよう
な運転状態に応じた燃料制御は、吸気通路のベンチュリ
ー部に吸入空気あるいは混合気の流量を調整するための
流量制御機構を設けたり、あるいは実開平3−5685
9号公報に開示されるように、フロート室とメインジェ
ット間にバイパス通路を設けてこのバイパス通路上に燃
料増量時に開く弁を設けた構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸入空
気や混合気の流量を制御する方法では、吸気通路のベン
チュリー部分に流量制御用の部品を設けなければならず
吸気抵抗が増加する。また、運転状態に応じた燃料増加
量を直接制御するのではなく、空気量を介して間接的に
制御する方法であるため、応答性や精度の点で充分では
ない。
気や混合気の流量を制御する方法では、吸気通路のベン
チュリー部分に流量制御用の部品を設けなければならず
吸気抵抗が増加する。また、運転状態に応じた燃料増加
量を直接制御するのではなく、空気量を介して間接的に
制御する方法であるため、応答性や精度の点で充分では
ない。
【0006】また、前記公報記載の気化器構造において
は、フロート室からインジェットに至るまでの通路にバ
イパス通路を並列して設ける構成であってメインジェッ
ト以降のメイン系通路内での流量を直接制御する構成で
はないため、応答性や精度および必要とする燃料増加量
が確実にメインジェットを介して導入されるかどうかと
いう信頼性の点で問題がある。
は、フロート室からインジェットに至るまでの通路にバ
イパス通路を並列して設ける構成であってメインジェッ
ト以降のメイン系通路内での流量を直接制御する構成で
はないため、応答性や精度および必要とする燃料増加量
が確実にメインジェットを介して導入されるかどうかと
いう信頼性の点で問題がある。
【0007】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、吸気抵抗を増加させることなく、メイ
ン通路内の燃料流量を直接制御することにより、運転状
態に対する応答性および精度を向上させるとともに、メ
インジェットのセッティングの簡素化を図ることができ
る電子制御キャブレターの提供を目的とする。
たものであって、吸気抵抗を増加させることなく、メイ
ン通路内の燃料流量を直接制御することにより、運転状
態に対する応答性および精度を向上させるとともに、メ
インジェットのセッティングの簡素化を図ることができ
る電子制御キャブレターの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、メイン系統の燃料通路の途中に燃料制
御通路を接続し、この燃料制御通路の入口部に、運転状
態を検出するセンサーに連結された燃料制御弁を設けた
ことを特徴とする電子制御キャブレターを提供する。
め、本発明では、メイン系統の燃料通路の途中に燃料制
御通路を接続し、この燃料制御通路の入口部に、運転状
態を検出するセンサーに連結された燃料制御弁を設けた
ことを特徴とする電子制御キャブレターを提供する。
【0009】本発明ではさらに、メイン系統の燃料通路
の途中またはその入口部に、運転状態を検出するセンサ
ーに連結された燃料制御弁を設けたことを特徴とする電
子制御キャブレターを提供する。
の途中またはその入口部に、運転状態を検出するセンサ
ーに連結された燃料制御弁を設けたことを特徴とする電
子制御キャブレターを提供する。
【0010】好ましい実施例においては、前記燃料制御
弁は、燃料液面下に設けたソレノイド駆動の弁体からな
ることを特徴としている。
弁は、燃料液面下に設けたソレノイド駆動の弁体からな
ることを特徴としている。
【0011】
【作用】メイン系統の燃料通路を流れる燃料流量が、例
えばスロットルセンサー等の各種運転状態検出センサー
の検出出力に基づいて、直接制御される。この場合、燃
料流量は、例えば燃料液面下に設けたソレノイド駆動の
ニードル弁により制御される。
えばスロットルセンサー等の各種運転状態検出センサー
の検出出力に基づいて、直接制御される。この場合、燃
料流量は、例えば燃料液面下に設けたソレノイド駆動の
ニードル弁により制御される。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る電子制御キャブ
レターの断面図である。吸気通路10のベンチュリ部に
ピストン型スロットルバルブ11が設けられ可変ベンチ
ュリが構成される。図はスロットルバルブ11の全閉状
態を示す。ピストン型スロットルバルブ11の下面側に
はジェットニードル12が設けられメイン系統の燃料通
路31内に挿入される。このメイン系統の燃料通路31
の下端部17にはメインジェット18がネジ結合により
装着される。このメインジェット18の中央部の孔19
を通して燃料が燃料通路31内に導入される。燃料通路
31の上端部にはニードルジェット13が形成され、ま
た燃料液面30より上側の中間部にはエアジェット14
に連通するブリード孔15が形成される。16はスロー
系統燃料通路を示す。
レターの断面図である。吸気通路10のベンチュリ部に
ピストン型スロットルバルブ11が設けられ可変ベンチ
ュリが構成される。図はスロットルバルブ11の全閉状
態を示す。ピストン型スロットルバルブ11の下面側に
はジェットニードル12が設けられメイン系統の燃料通
路31内に挿入される。このメイン系統の燃料通路31
の下端部17にはメインジェット18がネジ結合により
装着される。このメインジェット18の中央部の孔19
を通して燃料が燃料通路31内に導入される。燃料通路
31の上端部にはニードルジェット13が形成され、ま
た燃料液面30より上側の中間部にはエアジェット14
に連通するブリード孔15が形成される。16はスロー
系統燃料通路を示す。
【0013】メインジェット18を通った燃料は、メイ
ン系統のエアジェット14で計量された空気により、ブ
リード孔15部分で攪拌されニードルジェット13とジ
ェットニードル12との間の隙間から吸出され、矢印A
方向の空気と混合して矢印Bのようにエンジン側に吸引
される。
ン系統のエアジェット14で計量された空気により、ブ
リード孔15部分で攪拌されニードルジェット13とジ
ェットニードル12との間の隙間から吸出され、矢印A
方向の空気と混合して矢印Bのようにエンジン側に吸引
される。
【0014】本実施例においては、燃料液面30より下
側の燃料通路31の途中に燃料制御通路20を接続し、
液面下にあるその下端部にメインジェット21と同様の
構成の燃料制御用の第2メインジェット21を設ける。
この第2メインジェット21の中央の孔22の下端位置
に、ソレノイド24の駆動によりこの孔22を開閉する
弁体23が装着される。
側の燃料通路31の途中に燃料制御通路20を接続し、
液面下にあるその下端部にメインジェット21と同様の
構成の燃料制御用の第2メインジェット21を設ける。
この第2メインジェット21の中央の孔22の下端位置
に、ソレノイド24の駆動によりこの孔22を開閉する
弁体23が装着される。
【0015】ソレノイド24は、図3に示すように、コ
ントロールユニット25を介してスロットルセンサー、
スピードセンサー、ギヤポジションセンサー、・・・エ
ンジン回転数センサー等の車両またはエンジンの運転状
態を検出するための各種センサーからなるセンサー群2
6に連結される。コントロールユニット25は制御回路
を具備し、各センサーからの出力信号に基づいてソレノ
イド24を駆動し弁体23の開閉制御を行う。開閉制御
方法としては、例えば弁体23を常時閉位置とし、セン
サーからの信号により燃料の増量あるいは空燃比のリッ
チ化が必要と判断された場合に、弁体23を開位置とし
て燃料制御通路20を介してメイン通路31に直接燃料
を付加する。この場合、予め定めたマップを制御回路に
内蔵し、これに基づいてセンサーからの信号を選択して
ソレノイド24のオンオフデューティ比を演算し付加燃
料の流量制御を行う構成を採ることもできる。また、弁
体23をニードル弁としてこれを位置制御し第2メイン
ジェット21の孔22を通過する燃料流量を制御しても
よい。
ントロールユニット25を介してスロットルセンサー、
スピードセンサー、ギヤポジションセンサー、・・・エ
ンジン回転数センサー等の車両またはエンジンの運転状
態を検出するための各種センサーからなるセンサー群2
6に連結される。コントロールユニット25は制御回路
を具備し、各センサーからの出力信号に基づいてソレノ
イド24を駆動し弁体23の開閉制御を行う。開閉制御
方法としては、例えば弁体23を常時閉位置とし、セン
サーからの信号により燃料の増量あるいは空燃比のリッ
チ化が必要と判断された場合に、弁体23を開位置とし
て燃料制御通路20を介してメイン通路31に直接燃料
を付加する。この場合、予め定めたマップを制御回路に
内蔵し、これに基づいてセンサーからの信号を選択して
ソレノイド24のオンオフデューティ比を演算し付加燃
料の流量制御を行う構成を採ることもできる。また、弁
体23をニードル弁としてこれを位置制御し第2メイン
ジェット21の孔22を通過する燃料流量を制御しても
よい。
【0016】なお、図3に列挙したセンサー群26のセ
ンサーはすべて設ける必要はなく、適宜選択して設置す
ればよい。また、コントロールユニット25によりセン
サー出力を選択し、運転状態の検出信号に基づいて燃料
制御を行うとともに、例えば空燃比センサーやエンジン
回転数センサーの出力を用いて空燃比や出力等のフィー
ドバック制御を行ってもよい。
ンサーはすべて設ける必要はなく、適宜選択して設置す
ればよい。また、コントロールユニット25によりセン
サー出力を選択し、運転状態の検出信号に基づいて燃料
制御を行うとともに、例えば空燃比センサーやエンジン
回転数センサーの出力を用いて空燃比や出力等のフィー
ドバック制御を行ってもよい。
【0017】図2(A)〜(F)は、本発明の各別の実
施例の基本構成図である。各図において、1はメインジ
ェット、2はメイン系統の燃料通路、3は本発明に係る
制御用の第2メインジェット、4は燃料制御通路、5は
弁体を示す。(A)は前述の図1の実施例に対応する構
成であり、メインジェット1(図1のメインジェット1
8に対応)の燃料通路2(図1の燃料通路31に対応)
の途中に燃料制御通路4(図1の燃料制御通路20に対
応)を接続し、その端部に第2メインジェット3(図1
の第2メインジェット21に対応)を設けこれを弁体5
(図1の弁体23に対応)で開閉制御するものである。
施例の基本構成図である。各図において、1はメインジ
ェット、2はメイン系統の燃料通路、3は本発明に係る
制御用の第2メインジェット、4は燃料制御通路、5は
弁体を示す。(A)は前述の図1の実施例に対応する構
成であり、メインジェット1(図1のメインジェット1
8に対応)の燃料通路2(図1の燃料通路31に対応)
の途中に燃料制御通路4(図1の燃料制御通路20に対
応)を接続し、その端部に第2メインジェット3(図1
の第2メインジェット21に対応)を設けこれを弁体5
(図1の弁体23に対応)で開閉制御するものである。
【0018】(B)はメイン系統の燃料通路2に対しメ
インジェット1および第2メインジェット3を対称に設
けた構成であり、メインジェット1は燃料制御通路4と
対称な燃料通路2’を介して燃料通路2に連続してい
る。このような対称配置構成とすることにより、燃料増
量時に車体姿勢が揺動して燃料液面が傾斜しても各燃料
通路2’、4から同等に補足し合って安定した燃料供給
が達成される。
インジェット1および第2メインジェット3を対称に設
けた構成であり、メインジェット1は燃料制御通路4と
対称な燃料通路2’を介して燃料通路2に連続してい
る。このような対称配置構成とすることにより、燃料増
量時に車体姿勢が揺動して燃料液面が傾斜しても各燃料
通路2’、4から同等に補足し合って安定した燃料供給
が達成される。
【0019】(C)はメインジェット1の両側に対称的
に2つの第2メインジェット3、3を設けた構成であ
る。このように、第2メインジェット3の数を増やすこ
とにより、運転状態に応じてきめ細かい制御が可能にな
る。
に2つの第2メインジェット3、3を設けた構成であ
る。このように、第2メインジェット3の数を増やすこ
とにより、運転状態に応じてきめ細かい制御が可能にな
る。
【0020】(D)は弁体5を駆動するソレノイド6を
第2メインジェット3と一体的に構成したものである。
このような一体構成とすることにより、メイン系統を気
化器のハウジング内に組込む場合に、第2メインジェッ
ト3と弁体5との位置合せが予めできているため組立作
業が容易に精度よく行われる。
第2メインジェット3と一体的に構成したものである。
このような一体構成とすることにより、メイン系統を気
化器のハウジング内に組込む場合に、第2メインジェッ
ト3と弁体5との位置合せが予めできているため組立作
業が容易に精度よく行われる。
【0021】(E)は、上記各実施例の燃料制御通路4
を省略して、メイン燃料通路2の途中に開口7を設けこ
こに直接弁体5を設けた構成である。このように燃料制
御通路4を省略することにより、部品点数の削減が図ら
れる。また(F)は、メインジェット1の孔8を通常よ
りも大きく形成し、弁体5を、その最大閉時にこの孔8
に対し一定の隙間が形成されるように装着した構成であ
る。通常時は弁体5を閉位置として孔8に形成された一
定の隙間からメイン系統燃料を導入し、運転状態に応じ
て必要時に弁体5を開状態にして孔8の通過面積を大き
くするように構成する。このようにメインジェット1の
開度を可変とすることにより、さらに構成を簡素化する
ことができる。
を省略して、メイン燃料通路2の途中に開口7を設けこ
こに直接弁体5を設けた構成である。このように燃料制
御通路4を省略することにより、部品点数の削減が図ら
れる。また(F)は、メインジェット1の孔8を通常よ
りも大きく形成し、弁体5を、その最大閉時にこの孔8
に対し一定の隙間が形成されるように装着した構成であ
る。通常時は弁体5を閉位置として孔8に形成された一
定の隙間からメイン系統燃料を導入し、運転状態に応じ
て必要時に弁体5を開状態にして孔8の通過面積を大き
くするように構成する。このようにメインジェット1の
開度を可変とすることにより、さらに構成を簡素化する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、メイン系統の燃料通路の途中に燃料制御手段を連結
してメインの燃料流量を直接制御しているため、従来の
吸気量等の間接的な制御に比べ、ベンチュリ部の吸気抵
抗を増加させることなくエンジンの運転状態に応じて最
適な流量の燃料を高精度でかつ非常に高い応答性をもっ
て供給することができる。これにより、運転状態に対応
した最適空燃比や出力等が応答遅れを起こすことなく的
確に制御でき出力向上や燃費の改善が図られる。また従
来の気化器に対し部品を付加して使用できるため、気化
器全体の構成を大幅に変える必要はない。また、第2の
メインジェットを設けることによりメインジェットの流
量の幅が広がるため、エンジンに対する適用範囲が大き
くなって汎用性が向上し、メインジェットを交換するこ
となく各種エンジンに適用できセッティングの手間が減
少し使用性の向上が図られる。
は、メイン系統の燃料通路の途中に燃料制御手段を連結
してメインの燃料流量を直接制御しているため、従来の
吸気量等の間接的な制御に比べ、ベンチュリ部の吸気抵
抗を増加させることなくエンジンの運転状態に応じて最
適な流量の燃料を高精度でかつ非常に高い応答性をもっ
て供給することができる。これにより、運転状態に対応
した最適空燃比や出力等が応答遅れを起こすことなく的
確に制御でき出力向上や燃費の改善が図られる。また従
来の気化器に対し部品を付加して使用できるため、気化
器全体の構成を大幅に変える必要はない。また、第2の
メインジェットを設けることによりメインジェットの流
量の幅が広がるため、エンジンに対する適用範囲が大き
くなって汎用性が向上し、メインジェットを交換するこ
となく各種エンジンに適用できセッティングの手間が減
少し使用性の向上が図られる。
【図1】 本発明の実施例に係る電子制御キャブレター
の断面図である。
の断面図である。
【図2】 本発明の各別の実施例の基本構成の説明図で
ある。
ある。
【図3】 運転状態検出用のセンサーを例示したブロッ
ク図である。
ク図である。
12:ジェットニードル 13:ニードルジェット 18:メインジェット 20:燃料制御通路 21:第2メインジェット 23:弁体 24:ソレノイド 25:コントロールユニット 26:運転状態検出用のセンサー 30:燃料液面 31:メイン系統の燃料通路
Claims (3)
- 【請求項1】 メイン系統の燃料通路の途中に燃料制御
通路を接続し、この燃料制御通路の入口部に、運転状態
を検出するセンサーに連結された燃料制御弁を設けたこ
とを特徴とする電子制御キャブレター。 - 【請求項2】 メイン系統の燃料通路の途中またはその
入口部に、運転状態を検出するセンサーに連結された燃
料制御弁を設けたことを特徴とする電子制御キャブレタ
ー。 - 【請求項3】 前記燃料制御弁は、燃料液面下に設けた
ソレノイド駆動の弁体からなることを特徴とする請求項
1または2に記載の電子制御キャブレター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1513595A JPH08210189A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 電子制御キャブレター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1513595A JPH08210189A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 電子制御キャブレター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08210189A true JPH08210189A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11880385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1513595A Pending JPH08210189A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 電子制御キャブレター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08210189A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100374708C (zh) * | 2005-05-16 | 2008-03-12 | 西南师范大学 | 一种适用于电子控制的分控式化油器 |
CN101947997A (zh) * | 2009-07-08 | 2011-01-19 | 本田技研工业株式会社 | 混合动力式鞍乘型车辆 |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP1513595A patent/JPH08210189A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100374708C (zh) * | 2005-05-16 | 2008-03-12 | 西南师范大学 | 一种适用于电子控制的分控式化油器 |
CN101947997A (zh) * | 2009-07-08 | 2011-01-19 | 本田技研工业株式会社 | 混合动力式鞍乘型车辆 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |