JPH08208459A - 経皮投与用テープ剤 - Google Patents

経皮投与用テープ剤

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JPH08208459A
JPH08208459A JP3754595A JP3754595A JPH08208459A JP H08208459 A JPH08208459 A JP H08208459A JP 3754595 A JP3754595 A JP 3754595A JP 3754595 A JP3754595 A JP 3754595A JP H08208459 A JPH08208459 A JP H08208459A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、経皮を対象としたテープ剤におい
てカブレ等の副作用を著しく低減させた経皮投与用テー
プ剤に関し、さらに詳しくはトレハロースまたはトレハ
ロース誘導体を配合した経皮投与用テープ剤に関する。 【構成】 トレハロースまたはトレハロース誘導体を配
合した経皮投与用テープ剤であり、さらに詳しくは薬効
成分、粘着剤及びトレハロースまたはトレハロース誘導
体を配合してなる経皮投与用テープ剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経皮を対象としたテー
プ剤においてカブレ等の副作用を著しく低減させた経皮
投与用テープ剤に関し、さらに詳しくはトレハロースま
たはトレハロース誘導体を配合した経皮投与用テープ剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】経皮吸収性薬物を投与する手段として、
従来より各種薬物を含有させたパップ剤、軟膏剤、テー
プ剤等の製剤形態が繁用されている。しかしこれらの製
剤は薬物の過度の刺激、あるいは基剤の刺激により皮膚
カブレが多く発生している。又、近年ODT療法と称し
て皮膚面をテープ等で密封することにより、皮膚角質層
を膨潤化させ、バリア機能を低下させることにより経皮
吸収を行うという療法が実施されている。しかし、これ
も長時間皮膚を密封するため、水分によるむれ、基剤の
接触、等により、発赤、浮腫、カブレ等の重篤な副作用
が発現している。さらに近年、狭心症、高血圧症療法を
目的として、全身性薬剤を経皮吸収させ、治療及び予防
が試みられている。これらは、薬物不透過膜と薬物含有
粘着層より構成されたテープ、パッチ等で皮膚を覆い、
薬物の放出をコントロールし経皮吸収させようというも
のである。しかし、これらは徐々に薬物を放出、吸収さ
せ、有効血中濃度を長時間維持させようとするため、ど
うしてもその貼付時間は長期化するものである。したが
って、従来の外用貼付剤にもまして、基剤、粘着剤など
による皮膚刺激を惹起し、発赤、浮腫、カブレ等の重篤
な副作用の発生はさけられないところであった。一方、
外用貼付剤にはこれらの皮膚カブレを防止する目的で、
従来より、各種のカブレ防止剤が配合され用いられてい
る。例えば、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロ
ルフェニラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、グリ
チルリチン酸アンモニウム、グリチルレチン酸等の抗ヒ
スタミン作用または抗アレルギー作用を有する薬物が
0.01〜1.0重量%添加されて用いられている。し
かしながら、前記のこれらのカブレ防止剤は基剤中での
安定性が悪く、その効果も不充分なものであった。そこ
で、前記カブレ防止剤を多量に配合することも試みられ
たが、カブレ防止剤自身の副作用が発現し、皮膚上で悪
影響を及ぼし、かえってカブレなどの原因にもなってい
る。即ち、従来のカブレ防止剤の効果は不充分なもので
あるというのが現状である。
【0003】次にトレハロース及び誘導体の従来技術に
ついて説明する。トレハロースは、分子量が342.3
1を示す二糖類の一つで、2分子のD−グルコースがそ
の還元性基どうしで結合した構造を有するものであり、
その結合様式において天然型のα、α−結合(ミコー
ス)、α、β−結合(ネオトレハロース)、β、β−結
合(イソトレハロース)の3種の異性体が存在する。ま
たトレハロース誘導体としては例えば、トレハロース脂
肪酸エステル、硫酸化トレハロース、4−ハイドロキシ
フェニルトレハロース、トレハロースアルキルエステル
等が知られている。従来トレハロースは、細胞の乾燥保
護物質として知られており、食品や医薬品などの新しい
保存剤などとしての応用が検討されている。又最近では
トレハロース及びその誘導体が化粧品用途として開発が
進められており、例えば特開昭61−100512号公
報ではトレハロース含有のクリーム、ローション、軟
膏、ミルクからなるキャリアが皮膚モイスチャライジン
グとして皮膚乾燥を抑制するとの開示がなされている。
特開平4−290808号公報ではトレハロースが肌荒
れ、つや不足、小じわ等の皮膚状態の改善、皮膚水分の
保持による潤いの付与に優れていることが開示されてい
る。特開平5−24920号公報にはトレハロースの誘
導体である6,6−ビス−0−〔9−〔4−メトキシ−
2,3,6−トリメチルフェニル〕−3,7−ジメチル
−2,4,6,8−ノナテトラエノイル〕−D−トレハ
ロースの局所投与が座瘡及び乾癬の処置並びに炎症及び
アレルギー性皮膚炎に有効であるとの開示がなされてい
る。特開平6−12262号公報では保湿剤であるムコ
多糖配合剤のベタツキ防止剤しての用途が開示されてい
る。特開平6−92858号公報ではトレハロスーの4
−ハイドロキシフェニル誘導体がメラニン産生を抑制す
ると共に、色白効果に優れているとの開示がされてい
る。特開平6−122614号公報では保湿効果に優れ
ベタツキの少ない毛髪化粧料としての用途が開示されて
いる。特開平6−122618号公報では紫外線防止剤
との併用による肌荒れ防止剤の用途が開示されている。
特開平6−128136号公報ではアラントイン、グリ
チルレチン酸の消炎効果の相乗剤としての開示がなされ
ている。特開平6−239717号公報ではトレハロー
ス脂肪酸モノエステルを皮膚刺激の少ない界面活性剤と
しての応用が開示されている。さらに特開平6−256
219号公報には軟膏、クリーム、ゲル状クリーム、ロ
ーション、エアゾール、液剤、坐剤等による経粘膜投与
における刺激低減剤としての開示がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来法においては、抗ヒスタミン作用または抗アレルギー
作用を有する薬物を配合しても充分なカブレ低減には至
っていない。また、化粧料または経粘膜用製剤にて使用
されているトレハロースまたはその誘導体を経皮投与を
目的としたテープ剤に関しては全く記載がなく、またそ
れを示唆する記載もないものである。ましてやテープ剤
処方に至っては全く検討されていないのが実情であっ
た。そこで、本発明は経皮投与用テープ剤における最も
適切なカブレ低減剤の開発並びにテープ剤処方の検討を
行い、経皮に対するカブレ防止を目的としたテープ剤の
開発に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の経皮適用のテープ剤は以下の構成を有してい
る。すなわち、請求項1に記載の経皮投与用テープ剤
は、トレハロースまたはトレハロース誘導体を必須成分
として配合してなるカブレ低減のテープ剤からなる。請
求項2に記載の経皮投与用テープ剤は、薬効成分、粘着
剤及びトレハロースまたはトレハロース誘導体を必須成
分として配合してなるカブレ低減のテープ剤からなる。
請求項3記載の経皮投与用テープ剤は、粘着付与剤及び
/または軟化剤を配合してなるカブレ低減のテープ剤か
らなる。請求項4に記載の経皮投与用テープ剤は、トレ
ハロースまたはトレハロース誘導体を0.01〜10重
量%配合してなるカブレ低減のテープ剤からなる。
【0006】尚、テープ剤中に必要に応じて吸収促進剤
または薬物溶解剤、無機充填剤、酸化防止剤が配合でき
るものである。ここで、カブレ低減剤としてはトレハロ
ース、つまりα、α−結合(ミコース)、α、β−結合
(ネオトレハロース)及びβ、β−結合(イソトレハロ
ース)の3種の異性体を含めたトレハロースであり、こ
れらのトレハロースは単独または混合物の状態にて使用
してもよい。また、トレハロースは無水または含水のト
レハロースを意味するものである。尚、本発明ではこれ
らの異性体を含めた形でトレハロースと総称する。また
トレハロース誘導体としてはトレハロース脂肪酸エステ
ル(例えば、本発明に用いられるトレハロース脂肪酸エ
ステルは、トレハロースと脂肪酸又は脂肪酸誘導体のエ
ステルであり、中でもその脂肪酸残基であるアシル基が
炭素数8〜22の直鎖または分鎖の飽和アルキル基又は
アルケニル基を有するものが好ましい。具体的な例とし
ては、モノカプリル酸トレハロース、モノノナン酸トレ
ハロース、モノカプリン酸トレハロース、モノウンデカ
ン酸トレハロース、モノラウリン酸トレハロース、モノ
ミリスチン酸トレハロース、モノパルミチン酸トレハロ
ース、モノステアリン酸トレハロース、モノアラキン酸
トレハロース、モノベヘニン酸トレハロース、モノウン
デシレン酸トレハロース、モノオレイン酸トレハロー
ス、モノリノール酸トレハロース、モノリノレン酸トレ
ハロース、モノイソステアリン酸トレハロース、モノヒ
ドロキシステアリン酸トレハロース、モノリシノレイン
酸トレハロース等があげられる。これらのトレハロース
脂肪酸モノエステルの一種または二種以上を組み合わせ
て用いることができる。)硫酸化トレハロース、4−ハ
イドロキシフェニルトレハロース、トレハロースアルキ
ルエステル等のトレハロース誘導体から選択され、これ
らは単独または2種以上の配合にて使用してもよい。ト
レハロースまたはトレハロース誘導体の配合量としては
0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、
さらに好ましくは0.5〜5重量%において使用され
る。配合量が0.01重量%以下になるにつれ、貼付面
の皮膚より汗等の水分及び脂質等の吸収が低下し、カブ
レ低減作用を示さない。また10重量%以上配合する
と、貼付面の皮膚より多くの汗等の水分及び脂質等の吸
収が高まり、かえって粘着力の低下等を招き剥がれ易く
なる。またカブレ低減作用の抑制率は向上しない。
【0007】次に、本発明の外用貼付剤において用いら
れる薬効成分量としては、0.01〜20重量%、好ま
しくは0.1〜15重量%、より好ましくは0.5〜1
0重量%配合される。0.01重量%以下になるにつれ
薬理作用が弱くなり充分な薬効が得られない。また20
重量%以上による配合では製剤コストの上昇並びにより
以上の薬効を示さない。薬効成分としては特に制限はな
く、従来公知の薬効成分の中から任意のものを選択して
用いることができる。このような薬効成分としては、例
えばサリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、l−メ
ントール、カンフル、ハッカ油、ニコチン酸ベンジルエ
ステル、トウガラシエキス、カプサイシン等の清涼剤、
温感剤、プレドニゾロン、デキサメタゾン、ヒドロコル
チゾン、フルオシノロンアセトニド、吉草酸ベタメタゾ
ン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸クロベタゾン、
コハク酸プレドニゾロン等のステロイド系抗炎症剤、イ
ンドメタシン、ジクロフェナク、イブプロフェン、ケト
プロフェン、フルフェナム酸、ケトロラク、フルルビプ
ロフェン、フェルビナク、スプロフェン、プラノプロフ
ェン、チアプロフェン、ロキソプロフェン、テニダッ
プ、アスピリン、アクタリット、ミゾリビン、オキサプ
ロジン、オーラノフイン、インドメタシンファルネシ
ル、オキサプロジン、モフェゾラク、エトドラク、メロ
キシカム、ロルノキシカム等の非ステロイド系抗炎症剤
及びそのエステル誘導体、トラニラスト、アゼラスチ
ン、ケトチフェン、メキタジン、イブジラスト、オキサ
トミド、エメダスチン、エピナスチンなどの抗アレルギ
ー剤、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、プロ
メタジン、トリペレナミン等の抗ヒスタミン剤、クロル
プロマジン、ニトラゼパム、ジアゼパム、フェノニパル
ビタール、レセルピン等の中枢神経作用薬、インシュリ
ン、テストステロン、ノルエチステロン、メチルテスト
ステロン、プロゲステロン、エストラジオール等のホル
モン剤、クロニジン、レセルピン、硫酸グアネチジン、
エホニジピン、塩酸カルベジロール、塩酸ベバントロー
ル、マロン酸ボピンドロール等の抗高血圧症剤、ジギト
キシン、ジゴキシン等の強心剤、塩酸プロプラノロール
等の抗不整脈用剤、ニトログリセリン、硝酸イソソルビ
ド、塩酸パパベリン、ニフェジピン等の冠血管拡張剤、
リドカイン、ベンゾカイン、塩酸プロカイン、テトラカ
イン等の局所麻酔剤、モルヒネ、塩酸ブプレノルフィ
ン、クエン酸フェンタニル、ペンタゾシン、臭化水素酸
エプタゾシン、アスピリン、コデイン、アセトアニリ
ド、アミノピリン等の鎮痛剤、エペリゾン、チザニジ
ン、トルペリゾン、イナペリゾン、プリジノール、ダン
トロレン等の骨格筋弛緩剤、アセトフェニルアミン、ニ
トロフラゾン、ペンタマイシン、ナフチオメート、ミコ
ナゾール、オモコナゾール、クロトリマゾール、塩酸ブ
テナフィン、ビフォナゾール、塩酸アモロルフィン、ラ
ノコナゾール、リラナフテート、塩酸テルビナフィン等
の抗真菌剤、5−フルオロウラシル、ブスルファン、ア
クチノマイシン、プレオマイシン、マイトマイシン等の
抗悪性腫瘍剤、バミカミド、塩酸クレンブテロール、酢
酸オサテロン、メパルトリシン、塩酸テロリジン、塩酸
オキシブチニン、塩酸タムスロシン等の排尿障害剤、ニ
トラゼパム、メプロバメート等の抗てんかん剤、クロル
ゾキサゾン、レポドパ等の抗パーキンソン病剤、ニコチ
ン等の禁煙補助剤、ハロペリドール、チミペロン、ベン
ペリドール、フロロピパミド、ファニゾン等の制吐剤、
ビタミン類(例えば、ビタミンE)、プロスタグランジ
ン類(例えばPGE1 、PGF2 α、PGE2 、PGI
2 )、インターフェロン類、アンジオテンシン変換酵素
阻害剤、Ca拮抗剤、利尿薬、及びそれらの医学的に許
容される無機塩又は有機塩等が挙げられるが、もちろん
これらに限定されるものではない。
【0008】次に粘着剤としては、皮膚安全性、薬効成
分放出性、皮膚への付着性等を考慮してアクリル系粘着
剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等が使用され
る。これらの粘着剤の配合量としては3〜99重量%、
好ましくは10〜98重量%、より好ましくは15〜9
7重量%配合される。3重量%以下では粘着力が不足
し、はがれ易くなり充分なテープ剤が得られない。また
99重量%以上では粘着力が強すぎる結果となり、剥離
時における皮膚への損傷または皮膚に対するカブレ、発
疹、浮腫等の副作用の増加につながり悪影響を与える。
アクリル系粘着剤としては、特に、アルキル基の炭素数
4〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独
重合体または共重合体、あるいは上記(メタ)アクリル
酸アルキルエステルとその他の官能性モノマーとの共重
合体が好適に用いられる。上記(メタ)アクリル酸エス
テルとしては、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、
アクリル酸デシル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸
ラウリル、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸イソブ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸イソブチル、メタクリル酸−2−エチルヘキシ
ル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリル酸デシル、
メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラウリル、メタ
クリル酸ステアリル、などが例示される。
【0009】上記官能性モノマーの例としては、水酸基
を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、
アミド基を有するモリマー、アミノ基を有するモノマ
ー、ピロリドン環を有するモノマー等が挙げられる。水
酸基を有するモノマーとしては、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレートなどのヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートなどが例示される。カルボキシル基を有するモノマ
ーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、などのα,β
−不飽和カルボン酸:マレイン酸ブチルなどのマレイン
酸モノアルキルエステル:マレイン酸:フマル酸:クロ
トン酸などが例示される。無水マレイン酸もマレイン酸
と同様の共重合成分を与える。アミド基を有するモノマ
ーとしては、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミ
ド、ジエチルアクリルアミドなどのアルキル(メタ)ア
クリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、N
−エトキシメチルアクリルアミドなどのN−アルコキシ
ルメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトンアクリル
アミドなどが例示される。アミノ基を有するモノマーと
しては、ジメチルアミノエチルアクリレートなどが例示
される。ピロリドン環を有するモノマーとしてN−ビニ
ル−2−ピロリドンなどが例示される。
【0010】ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、合成イ
ソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリビニルエーテ
ル、ポリエレチン、ポレイソプレン、ポリブタジェン、
スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン
共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体(SISブロック共重合体)などが例示される。
シリコーン系粘着剤としては、ポリオルガノシロキサ
ン、ポリジメチルシロキサンを主成分とするものが使用
される。
【0011】これらの粘着剤の中でも、スチレン−イソ
プレン−スチレン共重合体が好ましく、その配合量とし
ては3〜45重量%、好ましくは10〜40重量%、よ
り好ましくは15〜35重量%配合される。3重量%以
下では保型性が保てずテープ剤が得られない。また45
重量%以上では粘着剤が硬すぎて成型できず、たとえで
きたとしても粘着力が不足し、はがれ易くなり充分なテ
ープ剤が得られない。また、上記基剤成分からなるテー
プ剤にテープ剤処方に応じて良好な製剤とするために粘
着付与剤及び/または軟化剤が適宜使用される。
【0012】粘着付与剤としては、ロジン系のものとし
てロジン及び水添、不均化、重合、エステル化されたロ
ジン誘導体:α−ピネン、β−ピネンなどのテルペン樹
脂:テルペン−フェノール樹脂:脂肪族系、芳香族系、
脂環族系、共重合系の石油樹脂さらにアルキルーフェニ
ル樹脂:キシレン樹脂などが使用される。その配合量と
しては、5〜50重量%、好ましくは10〜45重量
%、より好ましくは15〜40重量%配合される。5重
量%以下では粘着力の増強は望めず、貼付時において剥
がれ易くなる。また50重量%以上では余りにも粘着力
が増し、貼付による発疹、カブレ、浮腫等の副作用が顕
著に表れる傾向にある。また剥離時における皮膚への損
傷を生じる可能性が高くなるので好ましくない。
【0013】軟化剤はベースポリマーを可塑化、軟化さ
せ、皮膚への適度な付着性を維持させるものである。こ
の軟化剤としては、ポリブテン、流動パラフィン、液状
イソプレンゴム、ポリイソブチレン、イソプロピルミリ
スチレートなどの高級脂肪酸エステル類、シリコンオイ
ルやアーモンド油、オリーブ油、ツバキ油、パーシック
油、ラッカセイ油等の植物油が使用される。その配合量
としては、60重量%以下好ましくは55重量%以下、
より好ましくは50重量%以下配合される。尚、アクリ
ル系粘着剤を主基剤として使用する場合には軟化剤が使
用はなされないケースもある。また天然ゴムあるいはS
ISブロック共重合体等の弾性体を主基剤として使用す
る場合は5〜50重量%、好ましくは10〜45重量
%、より好ましくは15〜40重量%配合される。5重
量%以下では弾性体の加工性の劣化、並びに粘着性の調
整に影響を与える。また50重量%以上では基剤が柔ら
かくなりすぎ、基剤のダレ又は粘着性の低下をまねき良
好なテープ剤は得られない。尚、本発明の基剤成分に必
要に応じ適宜配合できる吸収促進剤または薬物溶解剤と
しては、l−メントール、ハッカ油、リモネン、クロタ
ミトン、ピロチオデカン、ミリスチン酸イソプロピル、
パルミチン酸イソプロピル、乳酸、リンゴ酸、フマル
酸、マレイン酸、オレイン酸、サリチル酸、サリチル酸
グリコール、セバシン酸ジエチル、ポリエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
界面活性剤等が挙げられる。また無機充填剤としては酸
化亜鉛、結晶硫酸カルシウム、ベントナイト、酸化チタ
ン、炭化カルシウム、無水ケイ素、タルク等が挙げられ
る。また、酸化による経時的劣化を防止するものであれ
ば特に限定されない。例えば2,6ジt−ブチル−p−
クレゾール等が挙げられる。テープ剤の支持体として
は、薬効成分の放出に影響を与えないものが望ましく
は、伸縮性及び非伸縮性のものが用いられる。例えば、
合成樹脂膜としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ブタジエン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等のフィ
ルムまたはシートあるいはこれらの積層体、多孔質膜、
発泡体、紙、布及び不織布等より選択される。
【0014】このテープ剤は、従来公知の製造法によっ
て容易に製造できるものであり、例えば、合成ゴム系の
テープの場合、ニーダー、ミキサー等の混合機を用い、
120〜160℃で粘着性基剤と軟化剤および粘着付与
剤を加熱混合し、ついで薬効成分とトレハロースを添加
混合し直接ポリプロピレンまたはポリエステルフィルム
に展延するか、あるいは一旦、離型処理のほどこされた
紙、もしくはフィルムに展延した後所望の支持体を覆
い、圧着転写させてもよい。 アクリル系テープの場
合、粘着基剤、薬物及びトレハロース、さらに必要に応
じて配合剤を適度溶媒に溶解ないし分散させ、得られた
溶液ないし分散液を支持体表面に直接塗布・乾燥し、厚
み30〜200μmの貼付剤を形成する。また、この溶
液ないし分散液を保護用の剥離紙上に塗布し、乾燥後に
得られた貼付層を支持体に密着させてもよい。この製造
法に用いられる溶剤は、粘着基剤、薬物等の配合成分に
相溶性のある有機溶媒であれば特に限定されないが、例
えば、トルエン、ベンゼン及びキシレンなどの芳香族炭
化水素類、酢酸エチルなどのエステル類ならびに四塩化
炭素、クロロホルム及び塩化メチレンなどのハロゲン化
炭化水素類が挙げられる。
【0015】
【作用】本発明のテープ剤は、カブレ低減剤として配合
したトレハロースが皮膚における汗等の水分、脂質等を
吸収し、皮膚に刺激を与えることなく、皮膚部位に滞留
しカブレ低減作用を呈するものである。
【0016】
【実施例】以下の実施例、試験例によりさらに詳しく説
明する。 尚、本文中部とあるのは、重量%のことであ
る。 実施例1 アクリル酸−2−エチルヘキシル/酢酸ビニル共重合体(固型分) 96.0部 インドメタシン 3.0部 トレハロース 1.0部 上記の成分をエチレン−酢酸ビニル共重合体シートに5
0μmの厚さになるように展延し、所望の大きさに切断
後本発明のテープ剤とした。
【0017】実施例2 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 20.0部 ロジン変性樹脂 25.0部 流動パラフィン 43.0部 サリチル酸グリコール 5.0部 l−メントール 5.0部 トレハロース 2.0部 上記の成分をシリコーン処理が施されたポリエステルラ
イナーに150μmの厚さになるように展延し、ついで
発泡ポリブタジェンシートを被せ、圧着転写し所望の大
きさに切断後本発明のテープ剤とした。
【0018】実施例3 天然ゴム 30.0部 ロジン樹脂 27.0部 ポリブテン 12.0部 酸化亜鉛 18.0部 サリチル酸メチル 6.0部 l−メントール 5.5部 トレハロース(含水) 1.5部 上記の成分を不織布に厚さ200μmになるように展延
し、所望の大きさに切断後本発明のテープ剤とした。
【0019】実施例4 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 25.0部 脂環族系石油樹脂 31.9部 流動パラフィン 35.0部 クロニジン 8.0部 トレハロース 0.1部 上記の成分をポリエステルフィルムに100μmの厚さ
になるように展延し、所望の大きさに切断後本発明のテ
ープ剤とした。
【0020】実施例5 アクリル酸−2−エチルブチルアクリレート(固型分) 88.0部 硝酸イソソルビド 10.0部 トレハロース 2.0部 上記の成分をポリエステルフィルムに60μmの厚さに
なるように展延し、所望の大きさに切断後本発明のテー
プ剤とした。
【0021】実施例6 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 18.0部 ポリイソブチレン 10.0部 ロジン変性樹脂 16.0部 流動パラフィン 50.0部 l−メントール 3.0部 ケトプロフェン 2.0部 トレハロース 1.0部 上記の成分をシリコーン処理が施されたポリエステルラ
イナーに150μmの厚さになるように展延し、ついで
ポリエステル布を被せ圧着転写し、所望の大きさに切断
後本発明のテープ剤とした。
【0022】実施例7 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 20.0部 ポリイソブチレン 8.5部 脂肪族系飽和炭化水素樹脂 22.5部 流動パラフィン 37.0部 サリチル酸グリコール 5.0部 l−メントール 5.0部 6−ミリスチレート−トレハロース 2.0部 上記の成分をシリコーン処理が施されたポリエステルラ
イナーに200μmの厚さになるように展延し、ついで
ポリエステル不織布を被せ圧着転写し、所望の大きさに
切断後本発明のテープ剤とした。
【0023】実施例8 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 18.5部 ポリイソブチレン 10.0部 ロジン変性樹脂 30.5部 流動パラフィン 33.5部 エストラジオール 1.0部 クロタミトン 5.0部 硫酸化トレハロース 1.5部 上記の成分をシリコーン処理が施されたポリエステルラ
イナーに100μmの厚さになるように展延し、ついで
ポリエステルフィルムを被せ、圧着転写し所望の大きさ
に切断後、本発明のテープ剤とした。
【0024】実施例9 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 33.0部 流動パラフィン 40.0部 ロジン変性樹脂 20.0部 エストラジオール 1.0部 クロタミトン 5.0部 トレハロース 1.0部 上記の成分をシリコーン処理が施されたポリエステルラ
イナーに100μmの厚さになるように展延し、ついで
塩化ビニル/ポリエステル複合フィルムを被せ、圧着転
写し所望の大きさに切断後、本発明のテープ剤とした。
【0025】実施例10 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 25.0部 ポリイソブチレン 8.0部 流動パラフィン 36.0部 ロジン変性樹脂 25.0部 プリジノール 2.0部 トレハロース 4.0部 上記の成分をポリオレフィンフィルムに150μmの厚
さになるように展延し、所望の大きさに切断後、本発明
のテープ剤とした。
【0026】実施例11 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 25.50部 流動パラフィン 34.49部 ロジン変性樹脂 32.50部 ノルエチステロン 2.50部 クロタミトン 5.00部 トレハロース 0.01部 上記の成分をホリエステルフィルムに100μmの厚さ
になるように展延し、所望の大きさに切断後、本発明の
テープ剤とした。
【0027】比較例1 アクリル酸−2−エチルヘキシル/酢酸ビニル共重合体(固型分) 97.0部 インドメタシン 3.0部 上記の成分を実施例1のように処理し比較例1とした。
【0028】比較例2 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 30.0部 ロジン変性樹脂 25.0部 流動パラフィン 35.0部 サリチル酸グリコール 5.0部 l−メントール 5.0部 上記の成分を実施例2のように処理し、比較例2とし
た。
【0029】比較例3 アクリル酸−2−エチルヘキシル/酢酸ビニル共重合体(固型分) 96.995部 インドメタシン 3.0部 トレハロース 0.005部 上記の成分を実施例1のように処理し比較例3とした。
【0030】比較例4 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 25.0部 ロジン変性樹脂 21.0部 流動パラフィン 28.0部 サリチル酸グリコール 5.5部 l−メントール 5.5部 トレハロース 15.0部 上記の成分を実施例2のように処理し比較例4とした。
【0031】参考例1 アクリル酸−2−エチルヘキシル/酢酸ビニル共重合体(固型分) 96.0部 インドメタシン 3.0部 塩酸ジフェンヒドラミン 1.0部 上記の成分を実施例1のように処理し参考例1とした。
【0032】参考例2 スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体 30.0部 ロジン変性樹脂 25.0部 流動パラフィン 34.0部 サリチル酸グリコール 5.0部 l−メントール 5.0部 グリチルレチン酸 1.0部 上記の成分を実施例2のように処理し参考例2とした。
【0033】試験例1 皮膚刺激試験 本発明の実施例1、2、比較例1〜4、及び参考例1、
2の各テープ剤を用いてヒト皮膚による皮膚刺激性試験
を行った。試験方法は以下の通りである。 被 験 者:康成人男子(年齢26〜35才) 40名 試験方法:各試験検体を直径20mmの円形に打ち抜
き、被験者の上背部に貼付、上部より3M社製のマイク
ロポアテープで覆い48時間のクローズドパッチを行っ
た。48時間後に剥離し1時間、24時間経過後に皮膚
変化程度を観察し、皮膚刺激度合いを判定した。試験結
果を表1に示す。(判定基準、計算法は下記の通りであ
る) 皮膚刺激判定基準 判定 評点 変化なし ; − 0.0 微弱な発赤 ; ± 0.5 明瞭な発赤 ; + 1.0 丘疹、浮腫 ; ++ 2.0
【0034】
【表1】 表1の結果から明らかな如く、本発明のテープ剤はトレ
ハロースを含有しないもの、公知のカブレ防止剤を含有
したもの等に比較して、高いカブレを示した。
【0035】試験例2 粘着力試験 実施例1、実施例2及び比較例4の各テープ剤を用い粘
着力試験及び粘着力の経時変化試験を行った。 (180度剥離試験法)幅2cm、長さ25cmの面に
調整した各試験検体を、ベークライト板に一定荷重で張
りつけた後、引っ張り試験機を用いて、180度剥離を
行い粘着力を測定した。試験結果を図1に示す。図より
明らかな如く、トレハロースを15%含有した比較例4
との比較において、本発明の実施例1及び2のテープ剤
は顕著な粘着力安定性に優れていることを示す。
【0036】
【発明の効果】本発明の経皮投与用テープ剤は前記試験
例から明らかな如く、顕著なカブレ低減作用を有し、ま
た、定性にも優れており、医療用テープ剤として非常に
有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例2の180度剥離試験結果のグラフであ
る。縦軸は180度剥離力(g/2cm)、横軸は実施
例1、2及び比較例4の初期、50℃3ヶ月品を示す。
(白ヌキは初期値、斜線は50℃3ヶ月値)
【符号の説明】
〔A〕:実施例1のテープ剤 〔B〕:実施例2のテープ剤 〔C〕:比較例4のテープ剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレハロースまたはトレハロース誘導体
    を配合した経皮投与用テープ剤。
  2. 【請求項2】 薬効成分、粘着剤及びトレハロースまた
    はトレハロース誘導体を配合してなる請求項1記載の経
    皮投与用テープ剤。
  3. 【請求項3】 請求項2に粘着付与剤及び/または軟化
    剤を配合してなる経皮投与用テープ剤。
  4. 【請求項4】 トレハロースまたはトレハロース誘導体
    を0.01〜10重量%配合してなる請求項1、2また
    は3記載の経皮投与用テープ剤。
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