JPH08207768A - 列車検知装置 - Google Patents

列車検知装置

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Publication number
JPH08207768A
JPH08207768A JP7039380A JP3938095A JPH08207768A JP H08207768 A JPH08207768 A JP H08207768A JP 7039380 A JP7039380 A JP 7039380A JP 3938095 A JP3938095 A JP 3938095A JP H08207768 A JPH08207768 A JP H08207768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
train
wave
ground
ground antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7039380A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Miyaji
正和 宮地
Yoshiaki Okazawa
芳昭 岡沢
Shizuo Suzuki
静男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd, East Japan Railway Co filed Critical Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7039380A priority Critical patent/JPH08207768A/ja
Publication of JPH08207768A publication Critical patent/JPH08207768A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無電源地上子において一つの地上アンテナで電
力波及び情報波の送受信を行ない設置費用の低減及び故
障の減少を行なう。 【構成】地上アンテナ7は列車が通過する際に車上子6
が送出した電力波の送信周波数と同一周波数で共振をと
り、車上子6が送出した電力波を受信する。整流平滑回
路8は地上アンテナ7が受信した電力波を整流及び平滑
して駆動電力に変換する。列車検知回路9は整流平滑回
路8から供給される駆動電力で動作し、地上アンテナ7
が車上子6から受信した電力波又は情報波から列車を検
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は列車から供給された電
力波を駆動電力に変換して地上側で列車検知を行なう列
車検知装置、特に一つの地上アンテナで情報波の送受信
及び電力波の受信を行なう列車検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】地上側で列車を検知する列車検知方法と
して、列車から情報波を送信し、地上の軌間内に設置し
た地上アンテナを列車が通過する際に、地上アンテナが
列車上の車上子と電磁結合して車上子から情報波を受信
し、受信した情報波をもとに列車を検知する方法があ
る。ここで、地上アンテナを有する地上子には有電源地
上子と無電源地上子とがある。
【0003】有電源地上子では地上アンテナが受信した
信号から列車を検知する列車検知回路等への駆動電力は
外部から供給される。外部からの駆動電力により列車検
知回路等は常時暖機状態になり、列車検知したときのみ
回路等が活動化するようにし、消費電力を低く押さえて
いる。また、有電源地上子は回路構成が単純なため部品
点数が少なく信頼性が高い。
【0004】また、無電源地上子は、例えば電源供給設
備が無く外部から電源供給できない場合に使われ、例え
ば図2に示すように電力波受信コイル71と整流平滑回
路8と情報生成回路10と変調回路11及び情報送信コ
イル72を有する。電力波受信コイル71が列車から電
力波を受信すると、受信した電力波は整流平滑回路8で
整流され、情報生成回路10等に駆動電力として供給さ
れる。情報生成回路10は整流平滑回路8から電力の供
給を受けると、予め定まった内容のディジタル情報を生
成し、生成した情報を変調回路11で変調した後に、情
報送信コイル72から情報波として列車に送信してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有電源
地上子を使用した場合は電源供給のための電源ケーブル
が必要であり、電源ケーブルをあまり長くすると、雷サ
ージ等による影響を受ける危険があった。
【0006】さらに、有電源地上子は電源供給設備が無
く、外部から電源供給できない場合には使用できない。
【0007】また、無電源地上子は電力波受信コイルと
情報送信コイルの二種類のコイルが必要であり、構造が
複雑になるため、地上子の保守が容易でなく、かつ、製
作原価が高いものとなっていた。
【0008】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、無電源地上子において一つの地上ア
ンテナで電力波及び情報波の送受信を行ない、設置費用
の低減及び故障の減少を行なうことを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車検知
装置は、車上子と地上子を有し、車上子は情報波及び一
定周波数の電力波を送信し、地上子は地上アンテナと整
流平滑回路と列車検知回路を有し、地上アンテナは軌間
内に設置され車上子が送出した電力波の送信周波数と同
一周波数で共振をとり車上子が送出した電力波から電圧
を誘起し、整流平滑回路は地上アンテナが誘起した電圧
を整流及び平滑して駆動電力に変換し、列車検知回路は
整流平滑回路から供給される駆動電力で動作し地上アン
テナが受信した電力波又は情報波から列車を検知する。
【0010】
【作用】この発明においては、地上アンテナは列車が地
上アンテナを通過する際に車上子と電磁結合状態になり
車上子が送出した電力波の送信周波数と同一周波数で共
振をとり、車上子が送出した電力波から電圧を誘起す
る。
【0011】また、整流平滑回路は地上アンテナが受信
した電力波を整流及び平滑して駆動電力に変換して列車
検知回路に駆動電力を供給する。
【0012】さらに、列車検知回路は整流平滑回路から
供給される駆動電力で動作し、地上アンテナが車上子か
ら受信した電力波又は情報波から列車を検知する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す列車検知装
置の構成図である。列車検知装置は車上装置1と地上子
2とを有する。車上装置1は電力波を生成する電力生成
部3、送信する情報波を変調する変調部4、受信した情
報波を復調する復調部5、及び電力生成部3が生成した
電力波等を送受信する車上子6を備える。
【0014】地上子2は地上アンテナ7、整流平滑回路
8及び列車検知回路9を有する。地上アンテナ7は列車
から電力波を受信したり、列車との間で情報波を送受信
したりするものであり、軌間内に設置され、列車が地上
アンテナ7の近くを通り、車上装置1の車上子6と電磁
結合状態になると、車上子6が送出した電力波の送信周
波数と同一の周波数で共振をとり、車上子6が送出した
電力波から電圧を誘起する。
【0015】また、列車が地上アンテナ7と離れている
ときには、地上アンテナ7には電圧が誘起されず、列車
検出回路9等は動作しないため、列車検知回路9が列車
を誤検出することを防止できる。
【0016】整流平滑回路8は地上アンテナ7に誘起さ
れた電圧を整流及び平滑し、列車検知回路9などの駆動
電力を発生する。このため、列車検知回路9等を駆動す
るための外部の電源装置などが必要なく、電源装置との
関係から設置場所を制限されることがない。
【0017】列車検知回路9は整流平滑回路8から供給
される駆動電力で動作し、地上アンテナ7が受信した電
力波又は情報波から列車を検知するものであり、帯域フ
ィルタBPF、アンプAMP及びリレー91を有する。
帯域フィルタBPFは地上アンテナ7が受信した信号の
うち一定の信号のみを透過する。アンプAMPは帯域フ
ィルタBPFが透過した信号を増幅し、増幅した信号で
リレー91を動作する。リレー91はアンプAMPが増
幅した信号で動作し、列車が地上アンテナ7を通過した
ことを検知する。このように、帯域フィルタBPFで一
定の周波数の信号のみを透過するので、ノイズを遮断す
ることができ、且つ、簡単な構成で列車を検知すること
ができる。ここで、列車検知回路9は特定の周波数の電
力波を受信するとリレー91を動作させて列車を検知し
ても良いし、受信した情報波から列車の有無を判断して
も良い。
【0018】なお、上記実施例では地上アンテナ7は車
上子6が送出した電力波の送信周波数と同一である周波
数で共振をとり、列車が地上アンテナ7の近くを通り、
車上装置1の車上子6と電磁結合状態になると車上子6
が送出した電力波を受信し電圧を誘起するようにした
が、地上アンテナ7と整流平滑回路8との間に共振部を
設けて、共振部で車上子6が送出した電力波の送信周波
数と同一である周波数で共振をとるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、地上ア
ンテナは列車が地上アンテナを通過する際に車上子と電
磁結合状態になり車上子が送出した電力波の送信周波数
と同一周波数で共振をとり、車上子が送出した電力波か
ら電圧を誘起し、一つの地上アンテナで電力波及び情報
波を受信するので、構造を簡単にし保守を容易にすると
共に設置費用を低減できる。
【0020】また、地上アンテナが受信した電力波を整
流及び平滑して駆動電力に変換して列車検知回路に駆動
電力を供給するので、外部装置から駆動電力を供給する
必要がなく、場所の制約なく設置できる。
【0021】さらに、列車検知回路は整流平滑回路から
供給される駆動電力で動作し、地上アンテナが車上子か
ら受信した電力波又は情報波から列車を検知し、簡単な
構成で列車の検知を行なうので、部品点数を少なくし迅
速に列車を検知することができると共に故障を減らすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】従来の無電源地上子の例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 車上装置 2 地上子 6 車上子 7 地上アンテナ 8 整流平滑回路 9 列車検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡沢 芳昭 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 (72)発明者 鈴木 静男 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報波及び一定周波数の電力波を送信す
    る車上子と、 軌間内に設置され車上子が送出した電力波の送信周波数
    と同一周波数で共振をとり車上子が送出した電力波から
    電圧を誘起する地上アンテナと、地上アンテナが誘起し
    た電圧を整流及び平滑して駆動電力に変換する整流平滑
    回路と、整流平滑回路から供給される駆動電力で動作し
    地上アンテナが受信した電力波又は情報波から列車を検
    知する列車検知回路を備える地上子を有することを特徴
    とする列車検知装置。
JP7039380A 1995-02-06 1995-02-06 列車検知装置 Pending JPH08207768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039380A JPH08207768A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 列車検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7039380A JPH08207768A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 列車検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207768A true JPH08207768A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12551420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7039380A Pending JPH08207768A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 列車検知装置

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JP (1) JPH08207768A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031173A (ja) * 2013-11-22 2014-02-20 Nsk Ltd ステアリングコラム用支持装置
JP2014064163A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Hitachi Ltd 無線給電による地上用スポット伝送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014064163A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Hitachi Ltd 無線給電による地上用スポット伝送装置
JP2014031173A (ja) * 2013-11-22 2014-02-20 Nsk Ltd ステアリングコラム用支持装置

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