JPH08206928A - プリント基板自動位置決め装置 - Google Patents

プリント基板自動位置決め装置

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JPH08206928A
JPH08206928A JP7325888A JP32588895A JPH08206928A JP H08206928 A JPH08206928 A JP H08206928A JP 7325888 A JP7325888 A JP 7325888A JP 32588895 A JP32588895 A JP 32588895A JP H08206928 A JPH08206928 A JP H08206928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の位置決め装置に関し、基板テ
ーブル上におけるプリント基板の位置決めに当たり、基
板テーブルの軽量性を損なうことなく、プリント基板の
変更に伴い、基準位置決め部材に対する可動位置決め部
材の位置調整を自動的に遂行可能にすることを課題とす
る。 【解決手段】 基板テーブル10にプリント基板の基準
側位置決め部材16と可動側位置決め部材28を設け、
同可動側位置決め部材28を原点設定基準片48及び原
点検出器74を有した原点設定手段によって定められる
原点位置からテーブル外に設けたNC制御の自動送り駆
動源58により自動的に移動させ、基板テーブル10の
定位置にプリント基板を位置決めする構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品自動挿入
機のプリント基板載置用のワークテーブル(以下基板テ
ーブルという)に設けられる位置決めピンを用いたプリ
ント基板位置決め装置に関し、特にプリント基板のサイ
ズの変更に伴う基準穴の位置の変更に対応して位置決め
ピンを自動的に移動させて基板テーブル上の所定の位置
にプリント基板を位置決め保持できるようにしたプリン
ト基板自動位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品自動挿入機は、プリント基板を
基板テーブル上に自動供給して、このプリント基板に電
子部品を自動的に挿入定着させる組立作業を行う自動機
として従来より各種のものが使用されている。これらの
電子部品自動挿入機においては、プリント基板を平板状
の基板テーブル上に供給し、この基板テーブルの水平面
内における前後及び左右方向(つまり、X方向、Y方
向)の移動や回転移動によって、プリント基板の部品挿
入穴を挿入ヘッドの挿入位置に移動設定し、上方から電
子部品の挿入が行われる。依って基板テーブルには自動
供給されるプリント基板を常に定位置に載置保持すべ
く、2個の位置決め穴と位置決めピンを用いた位置決め
装置が設けられている。
【0003】例えば、特開昭60−236285号公報
に係る願書に最初に添付された明細書および図面には、
プリント基板の位置決め装置の例が開示され、この例で
は特に、複数枚の同一種類のプリント基板を一対のガイ
ドレールで摺動保持し、夫々のプリント基板の基準孔に
挿入される複数本の第1の位置決めピンと、夫々のプリ
ント基板の個別孔に挿入される第2の位置決めピンとを
設け、後者の個別孔に挿入される第2の位置決めピン
は、相互に結合された位置調整手段に結合して、同時に
位置調整を行えるようにして効率化を図ったものを開示
している。
【0004】一方、単一枚のプリント基板を基板テーブ
ル上に位置決めする場合の位置決めピンを用いた従来の
プリント基板の位置決めでは、電子部品自動挿入機自体
が大量生産のために開発されたものであって、しかも同
一寸法のプリント基板のみが使用されるものなので、使
用するプリント基板を変更する時の位置決めピンの設定
変更は作業者が変更作業を行うことで充分であるとされ
ていた。
【0005】然しながら、近時はマイクロコンピュータ
や事務機、家庭電機製品等にもプリント基板を組込んだ
電子機器類が使用されることが増加するに伴って、プリ
ント基板に対する電子部品の自動挿入組立作業をFMS
(フレキシブルマニュファクチュアリングシステム)規
模で行い得るように改善することが要望され、電子部品
自動挿入機におけるプリント基板の基板テーブルに対す
る位置決め保持も、プリント基板の変更に伴う位置決め
ピンの設定変更を作業者が介入することなく自動的に遂
行し得るように改善する必要が生じてきた。このような
必要性を満たすべく提案されたプリント基板の位置決め
装置の一例が、特開昭59−181692号に開示され
ている。すなわち、この公知のプリント基板の位置決め
装置では、プリント基板に部品を自動実装するステーシ
ョンにおいて、プリント基板の左右の端縁を案内する案
内手段を設け、その片方の案内手段は、プリント基板の
搬送方向と直角な方向に移動可能とし、他方の案内手段
は非移動手段となし、プリント基板の基準穴に挿入する
位置決めピンを、プリント基板の搬送方向に間隔をおい
て複数配設し、そのうちの一部の位置決めピンは、プリ
ント基板の搬送方向と直角な方向にのみ移動し、他の一
部の位置決めピンはプリント基板の搬送方向および搬送
方向と直角な方向の双方に移動可能な構成としてプリン
ト基板のサイズの違いに対応してステーション上におけ
る案内手段と位置決めピンとを調整可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した諸公知例を考
察すると、特開昭60−236285号公報に係るプリ
ント基板の位置決め装置では、複数枚のプリント基板の
位置決めに当たり、作業者が遂行する位置調整を単一の
摘子手段の利用で同時的に遂行する点の開示があるにし
ても、単一枚毎のプリント基板の位置決めを行うとき、
プリント基板の変更に伴う位置決めを寸法の変更を自動
的に遂行するための技術的手段に就いては何らの開示が
ない。しかも、既述したように電子部品自動挿入機の挿
入ヘッドに対する基板テーブルのX、Y両軸方向の移動
は、電子部品挿入作業を能率良く遂行するためには高速
で移動させなければならないから、基板テーブルを軽量
化することは必須であり、この基板テーブルの軽量性を
損なうことなく、上記位置決めピンないし部材の自動設
定変更を実施し得ることが必要とされる。他方、後者の
特開昭59−181692号公報に開示されたプリント
基板の位置決め装置を考察すると、一般的に自動実装の
ステーションでは、そこにプリント基板を供給する手段
も自動化され、無人作動されることから、プリント基板
の寸法、サイズが変わることに伴って変更される位置決
めピンの設定変更も一定の基準点を原点にして確実に設
定、変更されなければ、自動化に耐える正確な位置決め
ピンの位置の設定変更を達成することは困難になること
が予想されるが、この特開昭公報には、その点に就いて
何らの手段も開示されていない。依って、本発明の目的
は、上述のような従来の技術の不備を改善し、プリント
基板に対する電子部品の挿入を自動的に行うことのでき
る電子部品自動挿入機用のプリント基板自動位置決め装
置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的に鑑みて、本
発明は、位置決め部材を基準側位置決め部材と可動側位
置決め部材とに分け、各一枚のプリント基板の供給過程
で、供給されるプリント基板の変更に対応して可動側位
置決め部材を基準側位置決め部材に対して自動的に移動
させることにより、基板テーブル上の所望の定位置にプ
リント基板を位置決め、保持できるようにし、かつ可動
側位置決め部材の移動にあたり、原点設定手段によって
所定の原点を基準に移動可能にしたものである。すなわ
ち、電子部品自動挿入機の挿入ヘッドの下方に挿入ヘッ
ドと対向して設けられると共に一平面内で少なくとも左
右方向と前後方向との直交するX、Y両軸方向に移動可
能に設けられた平板状の軽量化されたプリント基板載置
用の基板テーブルの定位置に一枚のプリント基板を位置
決め保持するプリント基板位置決め装置を実現し、且つ
原点設定手段を設けたものである。
【0008】即ち、本発明によれば、プリント基板載置
用の基板テーブルの定位置にプリント基板を位置決め保
持するプリント基板位置決め装置において、前記基板テ
ーブル上に設けられ、前記プリント基板の一端側の基準
穴に係合して位置決め保持する基準側位置決め部材及び
他端側の基準穴に係合して位置決め保持する可動側位置
決め部材と、前記基準側位置決め部材及び可動側位置決
め部材をプリント基板に嵌脱する位置決め部材駆動手段
と、前記基板テーブル上に設けられて前記プリント基板
の供給方向に延設された案内部材と、該案内部材に沿っ
て移動し先端に前記可動側位置決め部材を保持する可動
ブラケットと、該可動ブラケットを送り動作させる送り
手段及び該送り手段を送り方向に駆動するNC制御され
た送り駆動源と、前記可動ブラケットの移動範囲の端部
に設けられた原点設定用基準片と原点検出器とからなる
原点設定手段とを具備して構成されたことを特徴とする
プリント基板自動位置決め装置が提供される。
【0009】上述の構成によれば、電子部品自動挿入機
の挿入ヘッドの下方に挿入ヘッドと対向して設けられる
と共に一平面内で少なくとも左右方向と前後方向との直
交するX、Y両軸方向に移動可能に設けられた平板状の
軽量化されたプリント基板載置用の基板テーブルの定位
置に一枚のプリント基板を位置決めするとき、プリント
基板の仕様、寸法の変更に応じて基準側位置決め部材に
対する可動側位置決め部材の位置をNC制御された送り
駆動源からの駆動によって、原点設定用基準片と原点検
出器から成る原点設定手段で設定される一定の原点位置
を基準にして自動的に変更し、以て上記定位置に常時、
プリント基板を自動的に位置決めできるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基いて更に詳細に説明する。図1、図2は、本
発明による基板自動位置決め装置を具備した電子部品自
動挿入機の基板テーブルの要部を示した部分平面図であ
り、図3及び図4は、それぞれ図1、図2のII−II線断
面図、III−III線断面図である。
【0011】図において、10は電子部品自動挿入機の
挿入ヘッド(図示なし)の下方に配設されている基板テ
ーブルであり、この基板テーブル10には矢印Aの方向
からプリント基板が順次供給され、この基板テーブル1
0が前後左右及び回転方向に移動して図示しない挿入ヘ
ッドの下方にプリント基板の所定の挿入穴を位置決め
し、挿入ヘッドによる電子部品の挿入定着の組立作業を
受けた後に次工程に向けて矢印“B”で示す方向に送出
される。
【0012】なお、上述の基板テーブル10の前後、左
右方向(X、Y方向)及び回転方向の移動は、周知のテ
ーブル送り機構、回転割出し機構により、無駄時間、つ
まりアイドルタイムを少なくするように、高速度で送り
移動が行なわれ、挿入ヘッドに対して上記所定の挿入穴
の迅速な位置決めが行なわれる。この基板テーブル10
にはプリント基板の供給及び送出の際にプリント基板を
案内する横ガイド12が設けられている。この横ガイド
12は、プリント基板の両側面を挟持して案内するもの
であって、プリント基板が円滑かつ正しい向き及び姿勢
で所定のプリント基板の取付位置に到達するように案内
する。
【0013】さて、基板テーブル10の一端、本図示例
ではプリント基板の送出端側に基準側位置決めピン16
がピン支持腕18によって横ガイド12の内側に突出し
た先端に設けられており、このピン支持腕18の基端側
は軸受20を介して水平軸22に回転可能に保持されて
いる。水平軸22はブラケット24に取付けられてお
り、同ブラケット24は、基板テーブル10の送出端側
の側方に取付けられている。プリント基板の供給端側に
は、可動側位置決めピン28が同じくピン支持腕30に
保持されて設けられている。このピン支持腕30は軸受
32を介して可動ブラケット36の水平軸34に枢着さ
れており、同可動ブラケット36はボールねじ軸38に
螺合されている。
【0014】このボールねじ軸38は基準側位置決めピ
ン16の近くの送出端側に設けられた保持具40と、供
給端側に設けられた他の保持具42とに軸受44a、4
4bを介して軸承されており、ボールねじ軸38の軸心
はプリント基板の前記供給、送出方向すなわち横ガイド
12の延設されている方向と一致している。上記ボール
ねじ軸38の軸心と平行に案内杆46が上述の両保持具
40、42の間に設けられ、この案内杆46には可動ブ
ラケット36の足36aが摺動可能に嵌合されている。
また該可動ブラケットの足36aから後述するドグ48
が突起形状部として設けられている。ピン支持腕18、
30は、図3に示すように、上面に嵌合溝18a、30
a(18aは図示せず)が形成されており、この嵌合溝
18a、30aにロッド76が嵌入している。
【0015】ロッド76の両端はそれぞれ固定ブラケッ
ト78、80に回動自在に軸承されたレバー82、84
に固定されており、供給端側のレバー84は下方に突出
しており、ばね86で位置決めピン16、28がプリン
ト基板の基準穴に嵌入する方向に付勢されており、基板
テーブル10の外部の固定位置に設けられたシリンダ8
8の作動によってレバー84が図3において反時計方向
に回動することによって位置決めピン16、28がプリ
ント基板の基準穴から外される。更に上記ボールねじ軸
38から保持具42を貫通して基板テーブル10の送入
端に突出した端部にはクラッチ歯50を有した結合子5
2が取付けられており、この結合子52のクラッチ歯5
0は、図2に明示のごとく、基板テーブル10の外側に
配設され、かつ、軸方向に対向して設けられた軸動結合
子54のクラッチ歯56と機械的に噛合可能に設けられ
ている。すなわち、軸動結合子54は回転駆動源、例え
ばパルスモータ、直流モータ等のNC制御された電動機
(図示なし)の出力軸端に結合した回転入力軸58の一
端に形成された摺動溝60にキー62を突出挿入して軸
方向には移動可能にかつ軸心まわりには該入力軸58と
一体回転可能に設けられているから、その軸動結合子5
4が入力軸58に対して基板テーブル10側に向けて摺
動前進すると、クラッチ歯56が結合子52のクラッチ
歯50に噛合するのである。こうして結合子52と54
とが機械的に噛合結合すると、入力軸58を介して回転
駆動源の回転がボールねじ軸38を回転させ、故に、こ
のボールねじ軸38に螺合した可動ブラケット36を移
動させて可動側位置決めピン28を基準側位置決めピン
16に対して相対移動させるのである。なお、軸動結合
子54の入力軸58に沿う前進、後退の軸動は、上記の
回転駆動源と同様に基板テーブル10の外部に配設され
たシリンダ64によって支点66に関し揺動可能に設け
られたレバー68によって駆動される。つまり、該レバ
ー68のストッパ70が固定ストッパ72に当接するま
で揺動したとき、上記軸動結合子54のクラッチ歯56
がボールねじ軸38の結合子52のクラッチ歯50とち
ょうど噛合結合するように固定ストッパ72が調節配置
されている。
【0016】上記基板テーブル10の可動側位置決めピ
ン側の側方部には更にドグ検出器74が、基板テーブル
10に対して外部領域に設けられている。このドグ検出
器74は、可動ブラケット36のドグ48を検出するた
めに設けられており、このドグ検出器74によってドグ
48が検出されたとき、可動側位置決めピン28はその
軸動の原点位置に在るものとして設定されている。な
お、このドグ検出器74は、図示されてないが基板テー
ブル10の回転の障害とならないように、同基板テーブ
ル10に臨んだ位置から退避可能であり、周知のフォト
センサ、磁気センサ等の適宜の検出器によって構成すれ
ばよく、ドグ48と協働して原点設定手段を形成してい
る。
【0017】上述の構成によれば、軸動結合子54、回
転駆動源、シリンダ64、固定ストッパ72等はそれぞ
れ基板テーブル10の外部に設けられ、軸動結合子54
がシリンダ64、レバー68の作動によって、所定の位
置に位置決めされた基板テーブル10上の結合子52と
噛合されると、回転駆動源の回転がボールねじ軸38に
伝達され、可動ブラケット36を介して可動側位置決め
ピン28を基準側位置決めピン16に対して遠近両方向
に移動させることができるのである。つまり、可動側位
置決めピン28の自動送り手段が上記の回転駆動源、両
結合子52、54からなる機械的クラッチ、ボールねじ
軸38と可動ブラケット36のナット等によって構成さ
れているのである。
【0018】上述した構成によれば、可動側位置決めピ
ン28を原点位置(ドグ48がドグ検出器74によって
検出される位置)から自動送り手段によって自動送りす
ることにより基準側位置決めピン16と可動側位置決め
ピン28との間の距離を適宜に設定することができる。
つまり、回転駆動源を構成する、例えばパルスモータに
よってボールねじ軸38を一定回転数だけ回転させれ
ば、該ボールねじ軸38の回転数に対応した一定距離だ
け可動側位置決めピン28を基準側位置決めピン16に
対して相対移動させることができる。依って、このよう
な自動送り手段を用いれば基準側位置決めピン16に対
して可動側位置決めピン28の位置を基板テーブル10
に供給されるプリント基板の寸法の変化によるプリント
基板の基準穴の位置の変化に合わせて自動的に移動さ
せ、各種サイズのプリント基板を基板テーブル10に位
置決め保持することができるのである。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、基準側位置決め部材及び可動側位置決め部材
を具備し、その可動側位置決め部材を原点設定手段によ
って定められる原点位置から自動送り手段により自動的
に移動させることが可能な自動基板位置決め装置が得ら
れるので、斯る位置決め装置を電子部品自動挿入機の基
板テーブルに具備させれば、プリント基板に対する電子
部品の挿入定着による組立作業過程で、供給されるプリ
ント基板の形式の変更によって寸法変化があった場合に
も自動的に当該プリント基板に応じて位置決め部材の位
置を変更できるから、かかる組立作業の量産化に伴うF
MS化をも可能にする効果が得られる。
【0020】しかも、基板テーブル上にプリント基板が
位置決めされたとき、基板テーブルは、前後、左右及び
回転の移動を高速度で行なって、プリント基板の多数の
電子部品挿入穴を次々に自動電子部品挿入機の挿入ヘッ
ドの下方に迅速に位置決めして、電子部品の挿入を無駄
時間なく、高速度で遂行する必要があるから、基板テー
ブルの軽量性を損なうことなく、可動位置決め部材の自
動送り手段が設けられる必要があるが、本発明によれ
ば、既述した本装置の構成の説明から明らかなように、
可動位置決めピンの送り手段の駆動源や機械的クラッチ
の要部は全て基板テーブルの外部に設ける構成が取られ
ているから、基板テーブルの重量増加が抑制され、高速
度による挿入穴の位置決めを遂行する機能が維持でき、
特に、多数のプリント基板をFMS化により自動処理す
る過程では、この高速度の基板テーブルの位置決め性能
の確保の効果は高生産能率の観点から極めて大きい。
【0021】なお、上述した本発明の構成では、可動位
置決め部材をプリント基板の変更に対応して移動させる
作用は、基板テーブルが所定の位置、つまり、クラッチ
機構が噛み合わされる位置でしか遂行し得ないが、プリ
ント基板の変更は、ロット数単位で多くは行なわれるか
ら、1ロット数が数百から数万のプリント基板を処理す
る行程内では、ロットが変わるときに可動位置決め部材
の自動位置決めが行い得れば、実質的に何らの支障はな
いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動基板位置決め装置が電子部品
自動挿入機のワークテーブルに具備された状態の要部構
成の半分を示す平面図である。
【図2】本発明に係る自動基板位置決め装置が電子部品
自動挿入機のワークテーブルに具備された状態の要部構
成の他の半分を示す平面図である。
【図3】図2のII−II線断面図である。
【図4】図1のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
10…基板テーブル 16…基準側位置決めピン 18…ピン支持腕、 28…可動側位置決めピン 30…ピン支持腕 36…可動ブラケット 38…ボールねじ軸 46…案内杆 48…ドグ 50…クラッチ歯 52…結合子 54…軸動結合子 56…クラッチ歯 58…入力軸 64…シリンダ 68…レバー 74…ドグ検出器 76…ロッド 84…レバー 86…ばね 88…シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板載置用の基板テーブル(1
    0)の定位置にプリント基板を位置決め保持するプリン
    ト基板位置決め装置において、 前記基板テーブル(10)上に設けられ、前記プリント
    基板の一端側の基準穴に係合して位置決め保持する基準
    側位置決め部材(16)及び他端側の基準穴に係合して
    位置決め保持する可動側位置決め部材(28)と、 前記基準側位置決め部材(16)及び可動側位置決め部
    材(28)をプリント基板に嵌脱する位置決め部材駆動
    手段(18,30,76,84,86,88)と、 前記基板テーブル(10)上に設けられて前記プリント
    基板の供給方向に延設された案内部材(46)と、 該案内部材(46)に沿って移動し先端に前記可動側位
    置決め部材(28)を保持する可動ブラケット(36)
    と、 該可動ブラケット(36)を送り動作させる送り手段
    (38)及び該送り手段(38)を送り方向に駆動する
    NC制御された送り駆動源58と、 前記可動ブラケット(36)の移動範囲の端部に設けら
    れた原点設定用基準片(48)と原点検出器(74)と
    からなる原点設定手段とを具備して構成されたことを特
    徴とするプリント基板自動位置決め装置。
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