JPH08206273A - ローラースキー用板体 - Google Patents

ローラースキー用板体

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JPH08206273A
JPH08206273A JP7053174A JP5317495A JPH08206273A JP H08206273 A JPH08206273 A JP H08206273A JP 7053174 A JP7053174 A JP 7053174A JP 5317495 A JP5317495 A JP 5317495A JP H08206273 A JPH08206273 A JP H08206273A
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JP
Japan
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roller
plate body
rollers
ski
plate
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JP7053174A
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Kazuo Osawa
和雄 大澤
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C5/00Skis or snowboards
    • A63C5/035Skis or snowboards with ground engaging rolls or belts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C17/00Roller skates; Skate-boards
    • A63C17/04Roller skates; Skate-boards with wheels arranged otherwise than in two pairs

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 芝スキー競技用スキー板の開発に係り、殊に
雪上スキーに近似した滑走、回転、スピード及び制動等
の運動特性を向上し、雪上用スキーと同様の競技及びト
レーニングを行うことができるローラースキー用板体の
提供する。 【構成】 板体1と軸受部3の素材としては、軽量な素
材により一体成型されている。回転軸部7は、潤滑性を
持つ有機材料から成る芯材に、柔軟素材でローラー9が
一体に形成され、更に、回転軸部7の外周部位に軸部外
環溝7aを設け、一対のローラー内側縁15の間隙が各
対同一の幅となるよう構成し、そのローラー外側縁14
の間隔は板体中央部2で狭く、板体前後端部2a、2b
に至るに従い、階段状に徐々に幅広く成り、板体底面1
aより下位に複数のローラー9を回動自在に配列軸設し
構成する。板体1は中高弓型状の彎曲を呈し、板体底面
1aに配列軸設する各ローラー9が板体中央部2より、
板体前後端部2a,2bに至るに従い、水平ラインHよ
り上方に反り曲がる弧状の外周曲線Lに接する位置に枢
設されるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝スキー競技用スキー
板の開発に係り、殊に雪上スキーに近似した滑走、回
転、スピード及び制動等の運動特性を向上し、雪上用ス
キーと同様の競技及びトレーニングを行うことができる
ローラースキー用板体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より非雪上用として、種々の芝スキ
ー用具が使用されているが、これらの芝スキー用具は、
一般にローラースケートを長くしたような形態を呈する
と共に、足に履く剛体の下面に複数個のローラー叉はキ
ャタピラを枢設した構造になっているため、滑走叉は旋
回等の種々の運動特性において、雪上用スキー板の運動
特性とは全くその動作を異にするものであった。従っ
て、雪のない場所叉は非降雪時に使用する芝スキー競技
用滑走具として、本願の出願人は雪上用スキー板と略同
長同幅の外形を持ち、且つ同様の撓み弾性を有する一対
のスキー板下面に対して、その長手方向に多数のローラ
ーを回動自在に軸設してなる芝スキー競技用スキー板
(実願昭56−109821号)を出願し、雪上スキー
板と近似した運動特性を持った芝スキー用具を提供して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記芝スキー
競技用スキー板は基本的には、雪上用スキー板の下面に
多数のローラーを枢設した構造になっているため、滑走
時にローラー数に対応する摩擦抵抗が大きく生じ、滑
走、旋回、スピード等を比較すると満足されるものでは
無く、滑走時及び旋回時の感覚が雪上用のものと異なる
問題を有していた。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、芝スキー競技用スキー板の運動特性をより一層
雪上用スキー板に近似させ、軽量にして滑走性が良く、
雪のない場所又は非降雪時において雪上と同様の滑走競
技及びトレーニングを行うことができるローラースキー
用板体を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るローラース
キー用板体は、雪上用スキー板と略同形状の板下面に、
多数のローラーを軸設して成るローラースキー用板体に
於いて、板体と軸受部は、各種の軽量な素材及び複合材
より構成され、反発能力のある撓み弾性を呈し一体成型
され、ローラーの回転軸部が潤滑性を持つ耐摩耗性に優
れた有機材料から成る芯材に、合成樹脂等の柔軟素材で
ローラーを形成し、一対のローラー内側縁の間隙が各対
同一幅を成し、ローラー外側縁間隔が板体中央部では狭
く、前後端部では階段状に徐々に幅広く板幅外側縁接線
を成し、突出すること無く、板体底面より下位に複数の
ローラーを回動自在に配列軸設するものである。板体は
中央部より、前後端部に至るに従い下方に中高弓型状に
彎曲を呈し、板体底面の各ローラーが板体中央部より、
前後端部に至るに従い、水平ラインより上方に反り曲が
る弧状の外周曲線に接する位置に枢設され、更に、複数
のローラーが中央部に集約配設し、板体前後端部に少し
離れて一対ずつ回動自在に配列枢設して成り、又、板体
底面に枢設した前後端部のローラー径が、中央部のロー
ラー径よりも小径に成るように形成し、一対のローラー
の接地断面が、小径の弧状を呈した接地曲面から成るよ
うに構成したことを要旨とするものである。加えて、軸
受孔に弾力性を持つ緩衝拗動緩和能力のある柔軟素材よ
り成る、嵌合組部が連結係止され、ローラー軸部を固設
保持し、振動吸収、衝撃破壊の防止機構を成し、そし
て、軸受部に適度に細長い切欠穴を配設し、又、ローラ
ーの回転軸部は、ベアリングを組み込み、更に、回転軸
部の外周部位に軸部外環溝を施し、ローラー外周部位が
多数の横穴、貫通孔を配設することが望ましい。
【0006】
【作用】上記構成によれば、板体は各種の軽量な素材及
び複合材より構成され、軸受部と一体成型され、ローラ
ーの回転軸部は、潤滑性を持つ緩衝能力のある有機材料
から成る芯材に、硬質、半硬質叉は軟質等の合成樹脂に
より反発弾性を有する柔軟素材でローラーを形成し、回
転軸部の外周部位に軸部外環溝を設け軽量化と耐摩耗
性、耐衝撃性に優れた機構を成すように構成される。一
対のローラー内側縁の間隙が各対同一の幅を構成し、そ
して、各対ローラーの板幅外側縁接線は、板幅サイドラ
インの内側に彎曲した弧状を呈すような配列構成の従来
のものとは全く異にし、外側縁間隔は板体中央部で狭
く、板体前後端部に至るに従い階段状に徐々に幅広く板
幅外側縁接線を成し、板体を形成する板幅サイドライン
よりローラー外側縁が突出すること無く、板体底面より
下位に複数のローラーを枢設する構成により、円滑な滑
走、旋回、回転を可能にさせる。板体は板体中央部よ
り、板体前後端部に至るに従い、水平ラインの下方に近
接する中高弓型状の彎曲を呈し、各ローラーが板体中央
部より、板体前後端部に至るに従い、水平ラインより上
方に反り曲がる弧状の外周曲線を呈す位置に枢設される
よう構成し、複数のローラーの配置は、従来からの滑走
時の加重分布に対応した略比例配設により平均的な加重
が各ローラー全体に係り、雪上スキー板と同様の滑走加
重分布特性を示したものとは全く異にする構成から成
る。従って、この滑走加重分布を板体中央部の複数のロ
ーラーに集約配置し、集中加重で対抗させ、ローラー全
体に係る摩擦抵抗を減少させる。更に、前後の転倒防止
用として、板体前後端部に少し離れて一対ずつローラー
を空に浮く状態で枢設する。加えて、板体底面に枢設し
た前後端部のローラーの径が、中央部のローラー径より
も小径に成るよう構成し、該ローラーの周面には、走行
面の条件によってスラスト縞、ラジアル縞からなる各種
凹凸パターンを形成し、滑走時に板体が傾倒すると、設
置面の移動に伴うローラーの周径差によるエッジ効果に
よって雪上用スキーと同様の運動特性を表す。更に、一
対のローラーの接地断面が、水平ラインより上方に反り
曲がる小径の弧状を呈した接地曲面から成るよう構成す
ることにより、滑走旋回時に板体を側方に傾倒し易くさ
せ、地盤との摩擦抵抗を一層緩和し、ローラー外側縁の
エッジ効果が円滑な操作性と安定性を可能にする。軸受
孔にローラー軸部を固設保持する嵌合組部は、振動吸収
用のゴム、ポリウレタン等の弾力性を持つ柔軟素材で施
したフレックス機構を成し、そして、軸受部に適度に細
長い切欠穴を配設し、板体と軸受部を部分的に分離させ
振動を吸収し、又、ローラーの回転軸にベアリングを組
み込み構成することにより、滑走時のスピードを向上さ
せ、更にローラーの回転軸部の外周部位に軸部外環溝を
施す構成とし、ローラーを形成するウレタンやゴム素材
等の反発弾性を有する柔軟素材の外周部位に複数の横
穴、貫通孔を配設する構成は、滑走地盤から受ける振動
や衝撃等を緩和させ、耐久性と滑走性の向上と軽量化が
可能となる。上記構成になるローラースキー用板体は、
略板体中央部の上面にブーツ取付締金具を固設し、公知
のブーツを使用し滑走するものであり、天然及び人工芝
上叉はアスファルト整地面等、非雪上で使用するもので
あるが、雪上スキーと同様に滑走及び回転だけでなくス
ケーティングも可能になる。そして、雪上用のスキー板
と同様に一対によって使用するが、板幅全体を幅広くす
ることにより1本でも、モノローラースキー用板体とし
て使用可能である。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るローラースキー用板体の
各実施例を図面に従って説明する。 第1実施例 この発明の第1実施例を、第1図乃至第5図を参照して
説明する。構成する板体1と軸受部3の素材としては、
樹脂、グラスファイバー、軽金属、積層合板等の軽量な
素材及び複合材により構成され、雪上用スキー板と同様
の反発能力のある撓み弾性特性と捻れ弾性特性を呈し一
体成型されている。ローラー9の回転軸部7は、潤滑性
を持つ耐摩耗性、耐衝撃性、低摩擦性に優れた有機材料
から成る芯材に、硬質、半硬質叉は軟質等の合成樹脂に
より反発弾性を有する柔軟素材でローラー9が一体に形
成され、更に、回転軸部7の外周部位に軸部外環溝7a
を設け、耐久性と軽量化を可能にする。一対のローラー
内側縁15の間隙が各対同一の幅となるよう構成し、そ
して、各対ローラー外側縁14間隔から成る、板幅外側
縁接線Nが板幅サイドラインMの内側に彎曲した弧状を
呈す配列構成された従来のものとは全く異にするもの
で、そのローラー外側縁14の間隔は板体中央部2で狭
く、板体前後端部2a、2bに至るに従い、階段状に徐
々に幅広く成り、板幅外側縁接線Nを構成して行き、板
体1を形成する板幅サイドラインMよりローラー外側縁
14が突出すること無く、板体底面1aより下位に複数
のローラー9を回動自在に配列軸設する構成により、円
滑な滑走、旋回、回転を可能にさせる。板体1は板体中
央部2より、板体前後端部2a,2bに至るに従い、水
平ラインHの下方に近接する中高弓型状の彎曲を呈し、
板体前端部2aの先端部を上方に反り上げた側面形状を
構成して成り、板体底面1aに配列軸設する各ローラー
9が、板体中央部2より、板体前後端部2a,2bに至
るに従い、水平ラインHより上方に反り曲がる弧状の外
周曲線Lに接する位置に枢設されるよう構成し、且つ、
板体底面1aに回動自在に配列軸設して成る複数のロー
ラー9の配置は、従来からの滑走時の加重分布に対応し
た略比例配設により平均的な加重が各ローラー9全体に
係り、雪上スキー板と同様の滑走加重分布特性を示した
ものとは全く異にする構成から成る。従って、この滑走
加重分布を板体中央部2の複数のローラー9に集約配置
し、集中加重で対抗させ、ローラー9全体に係る摩擦抵
抗を減少させる。更に、前後の転倒防止用として、中央
部群より板体前後端部2a,2bに少し離れて一対ずつ
ローラー9を空に浮く状態で枢設する構造と成る。加え
て、板体底面1aに枢設した各ローラー9の周径が、板
体中央部2のローラー径よりも板体前後端部2a,2b
に至るに従い小径に成るよう構成し、該ローラー9の周
面に各種凹凸パターンを形成することにより、滑走時に
板体1が傾倒すると、設置面の移動に伴うローラー9の
周径差によるエッジ効果によって雪上用スキーと同様の
運動特性を表す。更に、板体底面1aに枢設した一対の
ローラー9の接地断面が、水平ラインHより上方に反り
曲がる小径の弧状を呈した接地曲面Jから成るよう構成
し、滑走旋回時に各ローラー9に係る接地曲面Jによ
り、板体1を側方に傾倒し易くさせ、ローラー9が地盤
に接する摩擦抵抗を一層緩和し、ローラー外側縁14の
エッジ効果が円滑な操作性と安定性を可能にする。板体
底面1aの軸受部3の軸受孔3aにローラー軸部4を固
設保持する嵌合組部5が連結係止され、嵌合組部5は、
振動吸取用のゴム、ポリウレタン等の弾力性を持つ緩衝
拗動緩和能力のある柔軟素材で施し、滑走時に受ける衝
撃拗動緩和、振動吸収等のフレックス機構を形成し、耐
久性と滑走性の向上が可能と成る。上記構成になるロー
ラースキー用板体は、略板体中央部2の上面にブーツ取
付締金具を固設し、公知のブーツを使用し滑走するもの
であり、雪上用のスキー板と同様に一対によって使用す
るが、板幅全体を幅広くすることにより1本でも、モノ
ローラースキー用板体としても使用可能である。
【0008】第2実施例 次に、この発明の第2実施例を、第6図乃至第9図を参
照して説明する。該実施例は、前記第1実施例を基本と
した同様の構成を呈し、附加される部分の構造について
のみ説明する。上記構成になるローラースキー用板体1
の板体底面1aの軸受部3に、適度な切欠穴6を軸受孔
3aの上方に配設し、板体1と軸受部3の縁を部分的に
分離させ、滑走時に板体1へ伝わる振動を吸収するため
の機構を成す。この切欠穴6は、水平方向に適度に細長
い形状に限らず円形、半円、楕円、角状等の種々の形状
を呈すと共に、複数の小径の貫通穴等に替え同位置に配
設する構成としても全く差し支えなく、又、必ずしも切
欠穴6を貫通させなくても充分に有用な機能を成す。
【0009】第3実施例 次に、この発明の第3実施例を、第10図を参照して説
明する。該実施例は、前記第1及至2実施例を基本とし
た同様の構成を呈し、附加される部分の構造についての
み説明する。上記構成になるローラースキー用板体1の
軸受部3の軸受孔3aにローラー軸部4を固設保持する
嵌合組部5が連結係止され、嵌合組部5は、軸受部3の
軸受孔3aに挟み込み組み合わせ、軸受孔3aよりズレ
落ちることのないよう形成し、更に、嵌合組部5がロー
ラー軸部4を係止座金5aにより挟み込み締め付ける構
成を成し、この係止座金5aは、ローラー軸部4にネジ
込み式、嵌合式、錠止式等の機構によりローラー軸部4
が脱落しないよう緊結係止し固設保持する。ローラー9
の回転軸部7は、潤滑性を持つ耐摩耗性に優れた有機材
料から成る芯材に替え、ローラー9の回転部にベアリン
グを組み込んだベアリング軸部8を構成することにより
滑走時のスピードを向上させ、ローラー9を硬質、半硬
質叉は軟質等の合成樹脂により反発弾性を有する柔軟素
材で一体に形成し、耐久性を可能にする。更に、ローラ
ー9のローラー軸部8の外周部位に複数の横穴10を配
設する構成を成し、横穴10は、ローラー9本体の外周
部位の片側、若しくは両側からの横穴10を形成し、貫
通孔11に替えても良く、又、横穴10の形状は大、小
径の円形に限らず、楕円、半円、角状等を呈す構成とし
ても良い機構のもので、軽量化と滑走地盤から受ける振
動や衝撃等を緩和させる機構を成す。板体底面1aに枢
設した各ローラー9の周径が、板体中央部2のローラー
径よりも、板体前後端部2a,2bに至るに従い小径に
成り、板体前後端部2a,2bのローラー9が地盤と接
する傾倒時に生じる摩擦抵抗を、設置面の移動に伴うロ
ーラー9の周径差により緩和し、該ローラー9の周面に
は、走行面の条件によって凹凸突起のスラスト縞12か
ら成る各種凹凸パターンを形成している。更に、一対の
ローラー9の接地断面が、水平ラインHより上方に反り
曲がる小径の弧状を呈した接地曲面Jから成るように構
成する。この接地曲面Jは、矩形,半円形等種々の断面
形状を形成することができると共に、滑走旋回時に各ロ
ーラー9に係る接地曲面Jにより、板体1を側方に傾倒
し易くさせ、ローラー9が地盤に接する摩擦抵抗を一層
緩和し、ローラー外側縁14のエッジ効果が円滑な操作
性と安定性を可能にして雪上用スキーと同様の運動特性
を表す。
【0010】第4実施例 次に、この発明の第4実施例を、第11図乃至第12図
を参照して説明する。該実施例は、前記第1及至3実施
例を基本とした同様の構成を呈し、附加される部分の構
造についてのみ説明する。上記構成になるローラースキ
ー用板体1の軸受孔3aにローラー軸部4を固設保持す
る嵌合組部5が嵌合係止され、嵌合組部5が軸受孔3a
よりズレ落ちることのないよう形成し、嵌合組部5がロ
ーラー軸部4と接触する部位に、双方に充填する凹凸溝
を設け、ローラー軸部4が脱落しないよう緊結係止し固
設保持する。ローラー9の回転軸部7は、潤滑性を持つ
耐摩耗性に優れた有機材料から成る芯材に、ローラー9
を硬質、半硬質叉は軟質等の合成樹脂により反発弾性を
有する柔軟素材で一体に形成し、回転軸部7の外周部位
に軸部外環溝7aを設け、ローラー9と回転軸部7を軸
部外環溝7aにより分離させ軽量化と振動吸収させる機
構を成す。更に、ローラー9の軸部外環溝7aの外周部
位に複数の貫通孔11を配設する構成を成し、軽量化と
滑走地盤から受ける振動や衝撃等を緩和させる機構を成
し、相乗効果を生む。貫通孔11は、貫通していない横
穴10に替えても良く、又、貫通孔11の形状は大、小
径の円形に限らず、楕円、半円、角状等を呈す構成とし
ても良い機構のものである。板体底面1aに枢設した各
ローラー9の周径が、板体中央部2のローラー径より
も、板体前後端部2a,2bに至るに従い小径に成り、
板体前後端部2a,2bのローラー9が地盤と接する傾
倒時に生じる摩擦抵抗を、設置面の移動に伴うローラー
9の周径差により緩和し、該ローラー9の周面には、走
行面の条件によって凹凸突起のラジアル縞13から成る
各種凹凸パターンを形成している。更に、一対のローラ
ー9の接地断面が、水平ラインHより上方に反り曲がる
小径の弧状を呈した接地曲面Jから成るように構成す
る。この接地曲面Jは、矩形,半円形等種々の断面形状
を形成することができると共に、滑走旋回時に各ローラ
ー9に係る接地曲面Jにより、板体1を側方に傾倒し易
くさせ、ローラー9が地盤に接する摩擦抵抗を一層緩和
し、ローラー外側縁14のエッジ効果が円滑な操作性と
安定性を可能にして雪上用スキーと同様の運動特性を表
す。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成から成り、
次のような効果や特徴を提供できる。 イ)ローラースキー用板体は、公知のブーツを取付締金
具で固設し、天然及び人工芝叉はアスファルト整地面
等、非雪上で滑走するものであるが、雪上スキーと同様
に滑走及び回転だけでなくジャンプやスケーティングも
可能になる。 ロ)板を軸受けとを一体成型し、回転軸部が耐摩耗性の
芯材に、合成樹脂等の柔軟素材でローラーを形成し、耐
久性と軽量化が可能で保守管理が簡易になる。 ハ)板幅よりローラーが突出すること無く、左右の板が
交互する時に、ローラーどうしの引っかかりがなく、円
滑な滑走、旋回、回転を楽しめる。 ニ)各ローラーが板体下方に凸型状の外周曲線に接し、
板体中央部に集約配置し、少し離れて前後端部に一対ず
つローラーを空に浮く状態となるよう枢設することによ
り集中加重で対抗させ、滑走時のローラー全体に係る摩
擦抵抗が減少され、前後の転倒防止や不測の事故を効果
的に防止でき安全に滑走が楽しめる。 ホ)ローラー径が従来とは逆に構成することにより、両
端部の径は小さく中央部が大きく成り、一対のローラー
接地断面が円形状を呈す構成により、滑走旋回時に板体
を側方に傾倒し易くさせ、地盤との摩擦抵抗を一層緩和
し、ローラー外側縁のエッジ効果により円滑な操作性と
安定性を可能にする。 ヘ)軸受孔に柔軟素材より成る嵌合組部が係止され、軸
受部に適度な切欠穴を配設する構成と成り、滑走時に板
体へ伝わる振動吸収等のフレックス機構を形成し、耐久
性と滑走性の向上を可能にする。 ト)ローラーの軸部外環溝と外周部位に複数の横穴、貫
通孔を配設する構成は、軽量化と滑走地盤から受ける振
動や衝撃等を緩和させ自然な滑走が楽しめる。 チ)雪上用のスキー板と同様に一対によって使用する
が、板幅全体を幅広くすることにより1本でもモノロー
ラースキー用板体として使用可能である。 本発明の運動特性が雪上スキー用板の運動特性と近似し
ており、雪のない場所、非降雪地でのスキー競技のスポ
ーツ用具及び季節外のスキートレーニングとして有用で
あり、本発明のローラースキー競技に及ぼす影響は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す板体の斜視図。
【図2】本発明の第1実施例を示す板体の平面図。
【図3】本発明の第1実施例を示す板体の側面図。
【図4】本発明の第1実施例を示す板体の底面図。
【図5】本発明の第1実施例を示す軸受部一部拡大側面
図。
【図6】本発明の第2実施例を示す板体の平面図。
【図7】本発明の第2実施例を示す板体の側面図。
【図8】本発明の第2実施例を示す板体の底面図。
【図9】本発明の第2実施例を示す軸受部一部拡大側面
図。
【図10】本発明の第3実施例を示すローラーの取付構
造拡大断面図。
【図11】本発明の第4実施例を示すローラーの取付構
造拡大断面図。
【図12】本発明の第4実施例を示すローラー拡大側面
図。
【符号の説明】
1 板体 1a 板体底面 2 板体中央部 2a 板体前端部 2b 板体後端部 3 軸受部 3a 軸受孔 4 ローラー軸部 5 嵌合組部 5a 係止座金 5b 凹凸溝 6 切欠穴 7 回転軸部 7a 軸部外環溝 8 ベアリング軸部 9 ローラー 10 横穴 11 貫通孔 12 スラスト縞 13 ラジアル縞 14 ローラー外側縁 15 ローラー内側
縁 H 水平ライン J 接地曲面 L 外周曲線 M 板幅サイドライン N 板幅外側縁接線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪上用スキー板と略同形状の板下面に、
    長手方向に多数のローラーを回動自在に軸設して成るロ
    ーラースキー用板体に於いて、板体と軸受部は、樹脂、
    グラスファイバー、軽金属、積層合板等の軽量な素材及
    び複合材により構成され反発能力のある撓み弾性を呈し
    一体成型され、ローラーの回転軸部が、潤滑性を持つ耐
    摩耗性に優れた有機材料から成る芯材に、合成樹脂等の
    反発弾性を有する柔軟素材でローラーを形成し、一対の
    ローラー内側縁の間隙が各対同一幅を構成し、ローラー
    外側縁間隔が板体中央部では狭く、前後端部では幅広
    く、板幅外側縁接線を成し、突出すること無く、板体底
    面より下位に複数のローラーを回動自在に配列軸設する
    構成としたことを特徴とするローラースキー用板体。
  2. 【請求項2】 各ローラーが板体中央部より、前後端部
    に至るに従い、水平ラインより上方に反り曲がる弧状の
    外周曲線に接する位置に枢設されるよう構成したことを
    特徴とする請求項1記載のローラースキー用板体。
  3. 【請求項3】 板体底面に配列軸設して成る複数のロー
    ラーが、中央部に集約配置し、板体前後端部に少し離れ
    て一対ずつ枢設する構成としたことを特徴とする請求項
    1乃至2記載のローラースキー用板体。
  4. 【請求項4】 板体底面に枢設された前後端部のローラ
    ー径が、中央部のローラー径よりも小径に成るよう構成
    したことを特徴とする請求項1乃至3記載のローラース
    キー用板体。
  5. 【請求項5】 板体底面に枢設された一対のローラーの
    接地断面が、小径の弧状を呈した接地曲面から成るよう
    構成したことを特徴とする請求項1乃至4記載のローラ
    ースキー用板体。
  6. 【請求項6】 軸受孔に弾力性を持つ緩衝拗動緩和能力
    のある柔軟素材より成る嵌合組部が連結係止され、ロー
    ラー軸部を固設保持する構成としたことを特徴とする請
    求項1乃至5記載のローラースキー用板体。
  7. 【請求項7】 軸受部に適度な切欠穴を配設し、振動吸
    収機構を成す構成としたことを特徴とする請求項1乃至
    6記載のローラースキー用板体。
  8. 【請求項8】 ローラーの回転軸部が、ベアリングを組
    み込み構成する硬質素材より成る芯材に、反発弾性を持
    つ緩衝能力のある柔軟素材でローラーを形成することを
    特徴とする請求項1乃至7記載のローラースキー用板
    体。
  9. 【請求項9】 ローラーの回転軸部の外周部位に軸部外
    環溝を施す構成としたことを特徴とする請求項1乃至8
    記載のローラースキー用板体。
  10. 【請求項10】 板体底面に枢設したローラーが、複数
    の横穴、貫通孔を配設する構成としたことを特徴とする
    請求項1乃至9記載のローラースキー用板体。
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