JPH08205108A - 手書きデータ送受信機能付電話装置 - Google Patents

手書きデータ送受信機能付電話装置

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Publication number
JPH08205108A
JPH08205108A JP1174595A JP1174595A JPH08205108A JP H08205108 A JPH08205108 A JP H08205108A JP 1174595 A JP1174595 A JP 1174595A JP 1174595 A JP1174595 A JP 1174595A JP H08205108 A JPH08205108 A JP H08205108A
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JP
Japan
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data
circuit
signal
vector data
handwritten
Prior art date
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Pending
Application number
JP1174595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Aoyanagi
徹 青柳
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08205108A publication Critical patent/JPH08205108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書きデータと音声データを同時に送受信で
きる手書きデータ送受信機能付電話装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 音声を入力するためのマイク16、音声信号
を変調する変調回路14、音声信号と手書きデータ信号
を混合する信号混合回路18、混合された信号から音声
信号と手書きデータ信号を分離する信号分離回路19、
音声信号を復調する復調回路15、音声を出力するスピ
ーカー17を設ける。また検出した手書きデータをオブ
ジェクトとして記憶するためのメモリ12、オブジェク
トに対する処理を行うCPU11、CPU11の処理プ
ログラムを記憶するROM13を設ける。音声データと
共に手書きデータの共有を行い、電子的に記録、再利用
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書きデータと音声デ
ータを同時に送受信することができる手書きデータ送受
信機能付電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、手書きデータを電話回線を通じて
送受信する技術が発達してきており、これにより文字や
図形をやり取りすることで会話による通信よりも情報の
やりとりを行いやすくなってきた。図3は、従来の手書
きデータ送受信機能付電話装置の構成図であり、データ
を入力するためのポインティング装置1、ポインティン
グ装置1で指示されたデータの受け付け・表示を行う表
示装置兼入力装置2、入力データを信号化するベクトル
データ検出回路3、入力データを圧縮、符号化するデー
タ圧縮符号化回路4、データ圧縮符号化回路4により生
成されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A
変換回路5、公衆電話回線とアクセスする回線制御回路
6、受信した手書きデータをアナログ信号からデジタル
信号に変換するA/D変換回路7、圧縮されたベクトル
データの復元を行うデータ伸張復号回路8、ベクトルデ
ータを展開する画像メモリ9、表示装置兼入力装置2に
表示を行う表示出力回路10から構成される。
【0003】次に、手書きデータの送受信手順を説明す
る。送信者は、回線制御回路6により、相手との通信を
確立した後、表示装置兼入力装置2からデータをペンな
どのポインティング装置1で入力を行う。入力されたデ
ータはベクトルデータ検出回路3で検出され、データ圧
縮符号化回路4によって最適な送信データに加工され、
D/A変換回路5によってアナログ信号に変換されて回
線制御回路6により公衆電話回線に送出される。受信は
A/D変換回路7によって受信したアナログデータをデ
ジタルデータに変換し、これをデータ伸張復号回路8で
画像メモリ9に展開し、表示出力回路10がこれを表示
装置兼入力装置2に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来の手書きデータ送受信機能付電話装
置では手書きデータしか送信できず、また通信中に送信
済みのデータの一部消法の操作ができず、さらにはデー
タの保存も画像メモリ単位であるために、画像の一部だ
けを再利用する際に、データの切り出しを別に行わなけ
ればならないなどの問題点があった。
【0005】したがって本発明は、手書きデータと音声
データを同時に送受信でき、またデータの一部削除や一
部再利用を可能にするなど、様々な情報のアクセスを行
える手書きデータ送受信機能付電話装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、音
声を入力するマイクと、このマイクからの入力信号を変
調する変調回路と、データを入力するためのポインティ
ング装置と、このポインティング装置で指示された手書
きデータの受け付け・表示を行う表示装置兼入力装置
と、手書きデータを信号化するベクトルデータ検出回路
と、このベクトルデータ検出回路で検出したベクトルデ
ータを記録するメモリと、このメモリにベクトルデータ
を記録するオブジェクト管理手段と、このオブジェクト
管理手段を記憶する記憶部と、オブジェクト管理手段を
制御する制御部と、入力されたデータを圧縮、符号化す
るデータ圧縮符号化回路と、このデータ圧縮符号化回路
により生成されたデジタル信号をアナログ信号に変換す
るD/A変換回路と、変調回路で変調された音声信号と
D/A変換回路でアナログ変換されたベクトルデータを
混合する信号混合回路と、混合した信号を電話回線に送
出する回線制御回路と、受信した信号を音声信号とベク
トルデータに分離する信号分離回路と、ベクトルデータ
をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換
回路と、圧縮されたベクトルデータの復元を行うデータ
伸張復号回路と、ベクトルデータを展開する画像メモリ
と、表示装置兼入力装置に表示を行う表示出力回路と、
信号分離回路で分離された音声信号を復調、増幅する復
調回路と、この復調回路からの信号を音声として出力す
るスピーカとを有し、音声と手書きデータを同時に送受
信し、メモリ上のオブジェクトを操作することを可能と
した。
【0007】
【作用】上記構成によれば、信号混合回路、信号分離回
路により、手書きデータの他に音声信号の同時送受信を
可能にする。また、画像データを送出する単位毎にオブ
ジェクトで管理することで、送信済みの手書きデータの
削除を可能にし、メモリに記憶されたデータの再利用に
おいてもオブジェクト毎にデータの再利用を可能にす
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照し説明す
る。図1は本発明の一実施例の手書きデータ送受信機能
付電話装置の構成図である。ベクトルデータ検出回路
3、データ圧縮符号化回路4、D/A変換回路5、回線
制御回路6、A/D変換回路7、データ伸張復号回路
8、画像メモリ9、表示出力回路10は図3に示す従来
例同じものであるので説明は省略する。
【0009】表示装置兼入力装置2は、マイク16とス
ピーカ17を備えている。マイク16は音声の入力に用
い、この音声信号を変調回路14で変調し、信号混合回
路18で音声信号と手書きデータ信号と混合して送出す
る。
【0010】信号分離回路19は受信した音声信号と手
書きデータ信号とを分離し、分離された音声信号は復調
回路15で復調、増幅されてスピーカ17から音声とし
て出力される。ROM13にはオブジェクト管理手段2
3としてオブジェクト登録手段20、オブジェクト選択
手段21、オブジェクト削除手段22を記憶しており、
CPU11はROM13からこれらのオブジェクト管理
手段23を読み込み、ベクトルデータ検出回路3からの
データをオブジェクトとしてメモリ12に記憶し、また
オブジェクトに対応する画像メモリ9を操作する。
【0011】次に、手書きデータの送信の流れを説明す
る。ペンなどのポインティング装置1により入力された
ベクトルデータはベクトルデータ検出回路3で検出さ
れ、送信ボタンの押下や一定時間経過などによるトリガ
ーにより、一つのオブジェクトとしてグルーピングされ
る。グルーピングされたベクトルデータはCPU11に
おいてオブジェクト登録手段20により付与されたユニ
ークなオブジェクト職別子とともにデータ圧縮符号化回
路4で送信データに変換される一方で、CPU11にお
いてオブジェクト登録手段20によりメモリ12上に記
録される。送信データに変換された手書きデータはD/
A変換回路5でアナログ信号に変換され、変調回路14
で変調された音声信号と信号混合回路18で混合され
る。信号混合回路18ではそれぞれの信号をパケットに
し混合するが、この時に音声信号がある時間以上無いと
きに手書きデータのパケットを送信するようにして音声
を中断させないようにする。
【0012】手書きデータの受信はまず、信号分離回路
19で音声信号のパケットと手書きデータのパケットと
を分離し、音声信号のパケットは連続するパケットを結
合し、復調回路15で復調増幅して音声としてスピーカ
17に出力する。手書きデータはA/D変換回路7でデ
ジタル信号に変換され、データ伸張復号回路8でもとの
データに変換され、CPU11で処理される。CPU1
1ではROM13から読み込んだオブジェクト登録手段
20により、オブジェクト職別子とともにベクトルデー
タをメモリ12に記録するとともに画像メモリ9に展開
する。画像メモリ9の値は表示出力回路10に参照さ
れ、表示装置兼入力装置2に表示される。
【0013】図2は本発明の一実施例の手書きデータ送
受信機能付電話装置のオブジェクトデータの構造図であ
って、次にオブジェクト登録手段について図2を参照し
て説明する。まず、回線が成立するオブジェクト登録手
段20は手書きデータのリストの最後に手書きデータ3
2を登録する。各手書きデータ32は次の手書きデータ
へのポインタ31を持っている。ペンなどのポインティ
ング装置1で入力され、グルーピングされたベクトルデ
ータに対しオブジェクト登録手段20はユニークなオブ
ジェクト職別子を与え、オブジェクトデータのリストの
最後に追加してオブジェクト識別子ベクトルデータ34
とする。各オブジェクト識別子ベクトルデータ34は次
のオブジェクト識別子ベクトルデータ34へのポインタ
33を持っている。
【0014】次にオブジェクト選択手段21とオブジェ
クト削除手段22を説明しながら、通信中にすでに送信
した手書きデータ32を削除する手順を説明する。利用
者がポインティング装置1を使って表示装置兼入力装置
2上で任意のベクトルデータを選択すると、ROM13
内のオブジェクト選択手段21がCPU11で実行され
る。オブジェクト選択手段21は現在の手書きデータ3
2にリンクされているオブジェクト識別子ベクトルデー
タ34のリストをたどり、ユーザに選択されたベクトル
データを含むオブジェクト識別子ベクトルデータ34を
検索する。オブジェクト選択手段21はオブジェクト識
別子ベクトルデータ34に含まれる全てのベクトルデー
タを強調表示するように画像メモリ9の内容を更新し、
利用者にオブジェクトが選択されたことをしらせる。
【0015】利用者が次にポインティング装置1で削除
を支持すると、ROM13内のオブジェクト削除手段2
2がCPU11で実行される。オブジェクト削除手段2
2はオブジェクト選択手段21によって選択済みのオブ
ジェクト識別子ベクトルデータ34をオブジェクト識別
子ベクトルデータ34が持っているポインタ33を繋ぎ
変えることで削除し、同時に選択されていたオブジェク
ト識別子ベクトルデータ34が持つベクトルデータを参
照して、画像メモリ9を更新して利用者が選択したベク
トルデータを表示から削除する。また、オブジェクト削
除手段22は通信先の表示装置からもベクトルデータを
削除するためにまず、削除命令を作成し、D/A変換回
路5でアナログ変換し、信号混合回路18、回線制御回
路6を通し、相手に送出する。削除命令は削除命令コー
ドと削除するオブジェクト職別子からなっており、受信
側はデータ伸張復号回路8で削除命令を取り出した後、
ROM13内のオブジェクト削除手段22をCPU11
で実行する。オブジェクト削除手段22は現在の手書き
データにリストされているオブジェクト識別子ベクトル
データ34の中から削除命令中のオブジェクト職別子を
元に削除するオブジェクト識別子ベクトルデータ34を
抽出し、前記と同様に、メモリ12中からオブジェクト
識別子ベクトルデータ34を削除し、画像メモリ9上の
データを更新して受けての表示装置兼入力装置2からベ
クトルデータの削除を行う。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、図
形などのベクトルデータの他に音声の送受信が可能にな
るため、より明確な情報伝達が可能になる。また、ベク
トルデータをオブジェクトとして管理することで、ベク
トルデータの一部削除や、一部再利用が可能になるな
ど、すぐれた機能を有する手書きデータ送受信機能付電
話装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の手書きデータ送受信機能付
電話装置の構成図
【図2】本発明の一実施例の手書きデータ送受信機能付
電話装置のオブジェクトデータの構造図
【図3】従来の手書きデータ送受信機能付電話装置の構
成図
【符号の説明】
1 ポインティング装置 2 表示装置兼入力装置 3 ベクトルデータ検出回路 4 データ圧縮符号化回路 5 D/A変換回路 6 回線制御回路 7 A/D変換回路 8 データ伸張復号回路 9 画像メモリ 10 表示出力回路 11 CPU 12 メモリ 13 ROM 14 変調回路 15 復調回路 16 マイク 17 スピーカ 18 信号混合回路 19 信号分離回路 20 オブジェクト登録手段 21 オブジェクト選択手段 22 オブジェクト削除手段 23 オブジェクト管理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を入力するマイクと、このマイクから
    の入力信号を変調する変調回路と、データを入力するた
    めのポインティング装置と、このポインティング装置で
    指示された手書きデータの受け付け・表示を行う表示装
    置兼入力装置と、手書きデータを信号化するベクトルデ
    ータ検出回路と、このベクトルデータ検出回路で検出し
    たベクトルデータを記録するメモリと、このメモリにベ
    クトルデータを記録するオブジェクト管理手段と、この
    オブジェクト管理手段を記憶する記憶部と、前記オブジ
    ェクト管理手段を制御する制御部と、入力されたデータ
    を圧縮、符号化するデータ圧縮符号化回路と、このデー
    タ圧縮符号化回路により生成されたデジタル信号をアナ
    ログ信号に変換するD/A変換回路と、前記変調回路で
    変調された音声信号と前記D/A変換回路でアナログ変
    換されたベクトルデータを混合する信号混合回路と、混
    合した信号を電話回線に送出する回線制御回路と、受信
    した信号を音声信号とベクトルデータに分離する信号分
    離回路と、ベクトルデータをアナログ信号からデジタル
    信号に変換するA/D変換回路と、圧縮されたベクトル
    データの復元を行うデータ伸長復号回路と、ベクトルデ
    ータを展開する画像メモリと、前記表示装置兼入力装置
    に表示を行う表示出力回路と、前記信号分離回路で分離
    された音声信号を復調、増幅する復調回路と、この復調
    回路からの信号を音声として出力するスピーカとを有
    し、音声と手書きデータを同時に送受信し、前記メモリ
    上のオブジェクトを操作することを可能とすることを特
    徴とする手書きデータ送受信機能付電話装置。
JP1174595A 1995-01-27 1995-01-27 手書きデータ送受信機能付電話装置 Pending JPH08205108A (ja)

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JP1174595A JPH08205108A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 手書きデータ送受信機能付電話装置

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JP1174595A JPH08205108A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 手書きデータ送受信機能付電話装置

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JPH08205108A true JPH08205108A (ja) 1996-08-09

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ID=11786567

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JP1174595A Pending JPH08205108A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 手書きデータ送受信機能付電話装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120173242A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for exchange of scribble data between gsm devices along with voice

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120173242A1 (en) * 2010-12-30 2012-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for exchange of scribble data between gsm devices along with voice

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