JPH08204821A - 交換機のisdn中継迂回方式 - Google Patents

交換機のisdn中継迂回方式

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JPH08204821A
JPH08204821A JP7013384A JP1338495A JPH08204821A JP H08204821 A JPH08204821 A JP H08204821A JP 7013384 A JP7013384 A JP 7013384A JP 1338495 A JP1338495 A JP 1338495A JP H08204821 A JPH08204821 A JP H08204821A
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JP
Japan
Prior art keywords
line
channel
traffic
isdn
connection
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7013384A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Akagawa
陽一 赤川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用回線の話中が原因となる再発呼、また
は、再度の呼設定要求の手順を不要にして、交換機にお
ける輻輳による負荷の増加を回避する。 【構成】 トラヒック監視部21が専用回線20を介す
る呼のトラヒック状態の輻輳を検出すると、ISDN回
線制御部1は呼接続制御部3を介してISDN回線10
のBチャネルを専用回線として選択し接続することを要
求され、この要求により、Bチャネルの接続を確立す
る。ISDN回線制御部1は、ISDN回線10で接続
を確立して使用中のBチャネルのトラヒック量を、トラ
ヒック量計測部14により計測し、このトラヒック量が
所定の輻輳判定しきい値を超える場合にはBチャネルの
1つを追加接続する一方、所定の輻輳解除しきい値を下
回る場合には接続中のBチャネルの1つを接続解除し
て、使用するBチャネルの数を増減し調節している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用回線を有する交換
機のISDN中継迂回方式に関し、特に、専用回線の輻
輳が原因となる交換機の負荷の増加を回避できる交換機
のISDN中継迂回方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、専用回線を介して交換機間を通
信する場合、障害を考慮して予備の専用回線を設けてい
るが、本来必要のない専用回線を確保しておくことは通
信コストを高くする点で問題がある。この問題の解決の
ため、専用回線のバックアップ回線としてISDN回線
を使用して中継迂回する技術が、例えば、特開平4−2
64849号公報に開示されている。
【0003】従来のこの種の交換機のISDN中継迂回
方式は、この特開平4−264849号公報に記載され
ているように、ISDN回線が専用回線の予備回線とし
て使用されている。即ち、専用回線が障害の際、ISD
N回線を選択し、障害回線の代替回線としてISDN回
線のBチャネルの1つが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の交換機
のISDN中継迂回方式は、専用回線の予備回線とし
て、専用回線が障害の際に、ISDN回線のBチャネル
の1つが使用されている。予備回線は、通常、障害の代
替えのためだけではなく、最繁時のオーバーフロー・ト
ラヒックを運ぶためにも使用されているが、経費の面か
ら、設けられている回線数は少ない。このため、最繁時
では、交換機は、専用回線の話中に遭遇して再発呼する
機会、または、再度呼設定を要求する機会を増し、トラ
ヒック負荷を増加するという従来からの問題点は避けら
れない。
【0005】本発明の課題は、ISDN回線上のトラヒ
ック量にしたがって、Bチャネルの回線数を増減するこ
とによって、専用回線を利用する交換機の再発呼の手
間、または、再度の呼設定要求の手間をなくすことがで
きる、換言すれば、トラヒック負荷を軽減できる交換機
のISDN中継迂回方式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による交換機のI
SDN中継迂回方式は、交換機が有する専用回線を介す
る呼の所定のトラヒック状態を監視し、該トラヒック状
態に異常を検出した際、ISDN回線のBチャネルを専
用回線の代替えとして選択し接続する接続制御手段と、
該代替えのBチャネルのトラヒック量に基づいて代替え
のBチャネルの接続回線数を増減する回線制御手段とを
備えている。
【0007】また、前記回線制御手段は、ISDN回線
で接続を確立して使用中の代替えBチャネルのトラヒッ
ク量を計測する計測手段と、該トラヒック量が所定の輻
輳判定しきい値を超える場合にはBチャネルの1つを追
加接続する一方、該トラヒック量が所定の輻輳解除しき
い値を下回る場合には前記Bチャネルの1つの接続を解
除する制御手段とを備えている。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図1に示された交換機のISDN中継迂回
方式では、一方にISDN回線10を収容するISDN
回線制御部1と、一方に専用回線20を収容する専用回
線制御部2とが、両者共、他方に呼接続制御部3を介し
て交換回線30に接続している。
【0010】ISDN回線制御部1は、Dチャネル制御
部11、Bチャネル接続数格納領域12、およびBチャ
ネル制御部13を備え、このBチャネル制御部13はト
ラヒック量計測部14を備えているものとする。Bチャ
ネル接続数格納領域12には、“0”が初期値として予
めクリア設定されている。
【0011】ここで、ISDN回線10は、図示される
ように、1次群Bチャネル・インタフェースによる、1
つのDチャネル(64kbps)および23のBチャネ
ル(64kbps)のチャネル構造およびチャネルタイ
プであるものとする。
【0012】本発明の特徴は、Bチャネル接続数格納領
域12に接続中のBチャネルの接続数を記憶し、かつ、
トラヒック量計測部14で接続中のBチャネルのトラヒ
ック量を計測して、この計測したトラヒック量に基づい
てBチャネルの接続数を増減するISDN回線制御部1
にある。ISDN回線制御部1の詳細は、図2および図
3を参照して後述する。
【0013】専用回線制御部2は、呼接続制御部3の制
御を受けて交換回線30と専用回線20との間を呼接続
すると共に、トラヒック監視部21を備え、専用回線2
0によるパケットの伝送を制御している。トラヒック監
視部21は、専用回線20のトラヒックを監視し、専用
回線20で運ばれるトラヒック量が所定値を超えた状
態、および専用回線20に障害が発生した状態等、トラ
ヒックの異常を発見した場合に、この状態を呼接続制御
部3に通知している。
【0014】呼接続制御部3は、専用回線20の利用を
求める呼を持つ交換回線30を専用回線制御部2を介し
て専用回線20と接続させると共に、障害検出部31を
備え、専用回線20に異常を発見した場合、ISDN回
線制御部1を駆動し、ISDN回線10のBチャネルを
専用回線として選択、割り当てして接続する機能を有し
ている。障害検出部31は、ISDN回線制御部1およ
び専用回線制御部2から異常情報を受けると共に、呼接
続制御部3を通過する呼の異常も検出する。
【0015】呼接続制御部3は、勿論、専用回線代替え
以外の通常の単独接続に対してもISDN回線制御部1
を駆動してISDN回線を選択し使用するものである。
【0016】次に、図1に図2を併せ参照して、Dチャ
ネル制御部11の主要動作手順について説明する。
【0017】まず、図2(A)に従って呼接続制御部3
またはBチャネル制御部13から、専用回線としてのB
チャネルの呼設定要求を受けた場合(手順S01)、D
チャネル制御部11は、例えば、空きのBチャネルに呼
設定、呼設定受付、呼出し、および応答の基本呼制御シ
ーケンスによる呼接続手順(手順S02)を実行し、こ
の手順終了によりBチャネルの1つの接続を確立したと
き、Bチャネル接続数格納領域12に格納されたBチャ
ネルの接続数を1つ増加させて(手順S03)、手順を
終わる。
【0018】次いで、図2(B)に従って呼接続制御部
3またはBチャネル制御部13から、専用回線としての
Bチャネルの解放要求を受けた場合(手順S11)、D
チャネル制御部11は、例えば、接続中のBチャネルの
1つを選択して予閉塞し、通信の終了で、切断、解放、
および解放完了の基本呼制御シーケンスによるチャネル
解放手順(手順S12)を実行し、この手順により解放
が完了したとき、Bチャネル接続数格納領域12に格納
されたBチャネルの接続数を1つ減少させて(手順S1
3)、手順を終わる。
【0019】次に、図1に図3を併せ参照して、Bチャ
ネル制御部13の主要動作手順について説明する。
【0020】まず、Bチャネル制御部13のトラヒック
量計測部14は、ISDN回線10のBチャネルが専用
回線として使用されている場合、所定のトラヒック監視
時間を有する時限による監視を開始(手順S21)し、
一定時間毎のこの時限が到来(手順S22)した際、対
象となるBチャネルで通信中のパケット量を計測して、
対象となるBチャネルの全回線のトラヒック量を算出
(手順S23)する。
【0021】次いで、Bチャネル制御部13は、Bチャ
ネルの現在接続数を格納されたBチャネル接続数格納領
域12から読み出す(手順S24)。トラヒック量計測
部14は、手順S23で算出した全トラヒック量を手順
S24で読み出した回線数で割ることにより、単位回線
当たりのトラヒック量を算出(手順S25)する。
【0022】ここに、単位回線当たりのトラヒック量を
輻輳と判定する最低値が輻輳判定しきい値と予め設定さ
れ、また、非輻輳と判定する最高値が輻輳解除しきい値
と予め設定されているものとする。この結果、Bチャネ
ル制御部13は、手順S25で算出された単位回線当た
りのトラヒック量を、まず、輻輳判定しきい値と比較
(手順S26)し、次いで、輻輳解除しきい値と比較
(手順S27)するものとする。
【0023】手順S26およびS27が“NO”で、単
位回線当たりのトラヒック量が、輻輳の判定でも、輻輳
の解除でもない場合、Bチャネル制御部13は、改めて
手順S21からの動作を繰り返す。手順S26が“YE
S”で、単位回線当たりのトラヒック量が、輻輳判定し
きい値を超える場合、Bチャネル制御部13は、Bチャ
ネルの輻輳と判断し、Dチャネル制御部11にBチャネ
ルの呼設定を要求(手順S28)し、一方、手順S27
が“YES”で、単位回線当たりのトラヒック量が、輻
輳解除しきい値未満の場合、Bチャネル制御部13は、
Bチャネルの輻輳解除と判断し、Dチャネル制御部11
にBチャネルの解放を要求(手順S29)して、動作を
手順S21に戻す。
【0024】ここで、全Bチャネルが解放された場合に
は、接続中の回線がなくなるので、時限監視の手順S2
1は開始されない。
【0025】上記説明では、Bチャネル接続数を格納す
るメモリが図示されているが、計数機能を有するカウン
タ、または、レジスタを設けてもよい。更に、輻輳を判
定するトラヒック量の代わりに、単位回線当りの占有率
を使用してもよく、また、ISDNとのインタフェース
は他の構造およびチャネルタイプでもよい。
【0026】上述のように、図示し説明したブロックお
よび手順は、分離併合、前後入れ替え等において、上記
機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定
するものではない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、交
換機が有する専用回線を介する呼の所定のトラヒック状
態を監視し、該トラヒック状態に異常を検出した際、I
SDN回線のBチャネルを専用回線の代替えとして選択
して接続し、この代替えのBチャネルのトラヒック量に
基づいて代替えのBチャネルの接続回線数を増減できる
交換機が得られる。この構成によって、最繁時に、交換
機によって自動的に専用回線の代替え回線となるISD
N回線が増加され、この結果、専用回線に対する話中が
原因となる交換機の再発呼、または、再度の呼設定要求
の手順を不要にするので、専用回線を有する交換機にお
ける輻輳によるトラヒック負荷の増加を回避できる交換
機のISDN中継迂回方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1のDチャネル制御部の主要動作手順の一実
施例を示す流れ図である。
【図3】図1のBチャネル制御部の主要動作手順の一実
施例を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 ISDN回線制御部 2 専用回線制御部 3 呼接続制御部 11 Dチャネル制御部 12 Bチャネル接続数格納領域 13 Bチャネル制御部 14 トラヒック量計測部 21 トラヒック監視部 31 障害検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機が有する専用回線を介する呼の所
    定のトラヒック状態を監視し、該トラヒック状態に異常
    を検出した際、ISDN回線のBチャネルを専用回線の
    代替えとして選択し接続する接続制御手段と、該代替え
    のBチャネルのトラヒック量に基づいて代替えのBチャ
    ネルの接続回線数を増減する回線制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする交換機のISDN中継迂回方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回線制御手段
    が、ISDN回線で接続を確立して使用中の代替えBチ
    ャネルのトラヒック量を計測する計測手段と、該トラヒ
    ック量が所定の輻輳判定しきい値を超える場合にはBチ
    ャネルの1つを追加接続する一方、該トラヒック量が所
    定の輻輳解除しきい値を下回る場合には前記Bチャネル
    の1つの接続を解除する制御手段とを備えることを特徴
    とする交換機のISDN中継迂回方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記トラヒック状態
    の異常には、専用回線の障害に加えて、専用回線のトラ
    ヒック量が容量に対して超過した状態も含まれることを
    特徴とする交換機のISDN中継迂回方式。
JP7013384A 1995-01-31 1995-01-31 交換機のisdn中継迂回方式 Withdrawn JPH08204821A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105276A1 (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Fujitsu Limited Sdh伝送装置及び信号送信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105276A1 (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Fujitsu Limited Sdh伝送装置及び信号送信方法
US7515527B2 (en) 2003-05-19 2009-04-07 Fujitsu Limited SDH transmission apparatus and signal transmission method

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