JPH08204735A - 端末間通信管理方式 - Google Patents

端末間通信管理方式

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JPH08204735A
JPH08204735A JP7009761A JP976195A JPH08204735A JP H08204735 A JPH08204735 A JP H08204735A JP 7009761 A JP7009761 A JP 7009761A JP 976195 A JP976195 A JP 976195A JP H08204735 A JPH08204735 A JP H08204735A
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JP7009761A
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Haruto Soeda
春人 添田
Hitoshi Ariga
均 有賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の端末間の通信状態を伝送路を通じて管
理する端末間通信管理方式において、1台の管理端末が
障害を起こしても監視管理が継続でき、監視管理の通信
負荷を軽減する。 【構成】 指定する管理端末とブロードキャスト時間を
付与すると共に複数の端末間の通信状態を記録した端末
間情報をブロードキャストし、この端末間情報を受信し
た端末において上記端末間情報に基づいて自端末の管理
表を更新し、自端末に関連する情報に誤りがあれば訂正
連絡用端末間情報をブロードキャストし、この訂正連絡
用端末間情報を受信した端末において上記管理表を更新
し、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過しても指
定した管理端末より端末間情報を受信しなかったなら指
定した管理端末との間に障害が発生したとして別な管理
端末を指定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル通信システ
ム等を構成する複数の端末間の通信状態を伝送路を通じ
て管理する端末間通信管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術としては、例えば、特開平5−
336114号公報「ネットワーク監視方式」がある。
これは、1台の監視制御装置と複数の被監視装置があ
り、監視制御装置と特定の被監視装置が1対1で応答し
合い、このときの通信レスポンス時間をそれまで行った
監視制御装置と上記特定の被監視装置間の通信レスポン
ス時間を参照して個々に決定している。そのため、被監
視装置間の障害検出時間が、各被監視装置間で通信レス
ポンス時間が共通であったものに比べ短縮される。ま
た、従来技術としては、特開平6−53961号公報
「監視装置」がある。これは、1台の監視装置と複数の
監視される通信装置があり、監視装置から発信される複
数の通信装置に対する監視用送信コマンドを略同時に送
信し、各通信装置からそれぞれレスポンスを受信するも
のである。監視用送信コマンドを略同時に送信している
ため、各通信装置からの全体の状態情報を早く収集でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし監視制御装置
(又は監視装置)が1台であるので、これが障害を起こ
せば、監視状態を継続できない。しかも監視制御装置
(又は監視装置)と被監視装置(通信装置)は、1対1
で応答し合うので、全体の被監視装置(通信装置)を監
視し終えるのに時間がかかり、通信負荷も増大する。こ
の発明は、上記のような問題点を解消しようとするもの
で、1台の管理端末(従来の監視制御装置に対応する)
が障害を起こしても監視管理が継続できるものを得るこ
とを目的としている。また、監視管理の通信負荷を軽減
するものを得ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる端末間通信管理方式は、伝送路から端末間情報を受
信する受信装置、受信した端末間情報に付与されたブロ
ードキャスト時間に基づく時間をセットするタイマ、受
信した端末間情報に基づいて複数の端末間の通信状態の
記録が更新される管理表、端末間情報に付与された指定
管理端末が自端末のときにブロードキャストすべき端末
間情報を作成する端末間情報作成部、及び端末間情報を
伝送路にブロードキャストする送信装置を各端末に備
え、指定する管理端末とブロードキャスト時間を付与す
ると共に複数の端末間の通信状態を記録した端末間情報
をブロードキャストし、この端末間情報を受信した端末
において上記端末間情報に基づいて自端末の管理表を更
新し、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過しても
指定した管理端末より端末間情報を受信しなかったなら
指定した管理端末との間に障害が発生したとして別な管
理端末を指定するようにしたものである。
【0005】この発明の請求項2に係わる端末間通信管
理方式は、伝送路から端末間情報を受信する受信装置、
受信した端末間情報をチェックする端末間情報チェック
部、チェックした端末間情報の自端末に関連する部分に
誤りがあれば訂正連絡用端末間情報を作成する訂正情報
作成部、受信した端末間情報に付与されたブロードキャ
スト時間に基づく時間をセットするタイマ、受信した端
末間情報に基づいて複数の端末間の通信状態の記録が更
新される管理表、端末間情報に付与された指定管理端末
が自端末のときにブロードキャストすべき端末間情報を
作成する端末間情報作成部、及び端末間情報を伝送路に
ブロードキャストする送信装置を各端末に備え、指定す
る管理端末とブロードキャスト時間を付与すると共に複
数の端末間の通信状態を記録した端末間情報をブロード
キャストし、この端末間情報を受信した端末において上
記端末間情報に基づいて自端末の管理表を更新し、自端
末に関連する情報に誤りがあれば訂正連絡用端末間情報
をブロードキャストし、この訂正連絡用端末間情報を受
信した端末において上記管理表を更新し、ブロードキャ
スト時間に基づく時間を経過しても指定した管理端末よ
り端末間情報を受信しなかったなら指定した管理端末と
の間に障害が発生したとして別な管理端末を指定するよ
うにしたものである。
【0006】この発明の請求項3に係わる端末間通信管
理方式は、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過し
ても指定した管理端末より端末間情報を受信しなかった
なら指定した管理端末との間に障害が発生したとして、
直前の管理端末が別な管理端末を指定するようにしたも
のである。この発明の請求項4に係わる端末間通信管理
方式は、複数の端末間の通信状態を多重の伝送路を通じ
て管理する端末間通信管理方式において、端末間情報を
ブロードキャストする伝送路の指定を端末間情報に付与
することにより、変更する伝送路を指定するようにした
ものである。この発明の請求項5に係わる端末間通信管
理方式は、伝送路の負荷に基づいて、端末間情報に付与
するブロードキャスト時間を指定するようにしたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明の請求項1おける端末間通信管理方式
は、指定する管理端末とブロードキャスト時間を付与す
ると共に複数の端末間の通信状態を記録した端末間情報
をブロードキャストし、この端末間情報を受信した端末
において上記端末間情報に基づいて自端末の管理表を更
新し、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過しても
次ぎに指定した管理端末より端末間情報を受信しなかっ
たなら、指定した管理端末との間に障害が発生したとし
て、別な管理端末を指定し、監視管理を継続する。
【0008】この発明の請求項2おける端末間通信管理
方式は、指定する管理端末とブロードキャスト時間を付
与すると共に複数の端末間の通信状態を記録した端末間
情報をブロードキャストし、この端末間情報を受信した
端末において上記端末間情報に基づいて自端末の管理表
を更新し、自端末に関連する情報に誤りがあれば訂正連
絡用端末間情報をブロードキャストし、この訂正連絡用
端末間情報を受信した端末において上記管理表を更新
し、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過しても次
ぎに指定した管理端末より端末間情報を受信しなかった
なら、指定した管理端末との間に障害が発生したとし
て、別な管理端末を指定し、監視管理を継続する。
【0009】この発明の請求項3おける端末間通信管理
方式は、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過して
も次ぎに指定した管理端末より端末間情報を受信しなか
ったなら、指定した管理端末との間に障害が発生したと
して、直前の管理端末が別な管理端末を指定し、監視管
理を継続する。この発明の請求項4おける端末間通信管
理方式は、複数の端末間の通信状態を多重の伝送路を通
じて管理するときは、端末間情報をブロードキャストす
る伝送路の指定を端末間情報に付与することにより、変
更する伝送路を指定する。この発明の請求項5おける端
末間通信管理方式は、伝送路の負荷に基づいて、端末間
情報に付与するブロードキャスト時間を指定する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の端末間通信管理方式を適用するネ
ットワークを示す図である。図1において、1は端末
(2桁目の文字とでそれぞれの端末を表す。)、2は伝
送路である。図2は、この発明の端末間通信管理方式に
用いる端末の1例を示す構成図である。3は伝送路2か
ら端末間情報を受信する受信装置、4は受信した端末間
情報をチェックする端末間情報チェック部、5はチェッ
クした端末間情報の自端末に関連する部分に誤りがあれ
ば訂正連絡用端末間情報を作成する訂正情報作成部、6
は受信した端末間情報に付与されたブロードキャスト時
間に基づいた時間(伝送遅延時間を考慮した時間)をセ
ットするタイマ、7は受信した端末間情報に基づいて複
数の端末間の通信状態の記録が更新される管理表、8は
端末間情報に付与された指定管理端末が自端末のときに
ブロードキャストすべき端末間情報を作成し、ブロード
キャスト時間にその情報を出力する端末間情報作成部、
及び9は端末間情報を伝送路にブロードキャストする送
信装置で、訂正情報作成部5と端末間情報作成部8の出
力を送信する。各端末1は、それぞれ3〜9の要素を備
えている。
【0011】図3は管理端末がブロードキャストする端
末間情報のデータ構成図で、領域11aには、次ぎにバ
トンタッチするために指定する管理端末番号1bが記録
されている。領域11bには、バトンタッチを受ける指
定管理端末1bがブロードキャストする時間tpで、ブ
ロードキャスト時刻又は現管理端末がブロードキャスト
し次ぎの指定管理端末がブロードキャストするまでの間
隔時間が記録されている。領域11cには、次ぎにブロ
ードキャストするための伝送路番号2aが記録されてい
る。伝送路指定は、多重化伝送路のときに必要である。
領域12(3桁目以降の文字とでそれぞれの領域を表
す。)には、各端末番号とその端末番号の通信可否状態
が記録されている。通信否状態は端末自身が障害の場合
とその端末間の伝送路の障害の場合があるが、両者の結
果としてその端末間との通信否状態を表す。図4は自端
末に関連する部分に誤りがあればブロードキャストする
訂正連絡用端末間情報のデータ構成図で、領域13aに
は誤りがあった端末間情報の発信元端末番号1a(現管
理端末番号)が記録されている。領域13bには、端末
番号1(nー1)とその端末番号の正しい通信可状態が
記録されている。
【0012】次に動作について説明する。図5のフロー
チャートを用いて端末1の動作を説明する。端末1(n
−1)は起動時に自端末の管理表7を初期化し(st
1)、入力を待つ(st2)。端末1(n−1)は現管
理端末1aより伝送路2を経由して端末間情報(図3)
を受信装置3で受信すると(st3)、受信した端末間
情報を端末間情報チェック部4で自端末に関する部分を
参照し、通信否状態と記録されており自端末に障害がな
ければ(st4)、訂正情報作成部5で訂正連絡用端末
間情報(図4)を作成し、直ちに送信装置9より伝送路
2経由でブロードキャストする(st5)。端末間情報
及び訂正連絡用端末間情報に基づいて自端末の管理表7
を更新し、端末間情報(図3)の自端末部分を「可」と
修正した情報を記録する。さらにタイマ6にブロードキ
ャスト時間に基づく時間をセットする(st7)。
【0013】一方、端末1cでは、st1〜st4と同
様に動作し、自端末に関する部分を参照し通信可状態と
記録されておれば、訂正連絡用端末間情報を作成する必
要がなく、訂正情報をブロードキャストしない。そして
管理表7に端末間情報(図3)を記録更新する(st
6)。さらにタイマ6にブロードキャスト時間に基づく
時間をセットする(st7)。続いて受信する訂正連絡
用端末間情報(訂正情報)を受信すると(st8)、端
末1(n−1)に関する情報を通信可状態と管理表7を
訂正更新する(st9)。端末1dーーーー端末1nについ
ても同様に管理表7の更新とタイマ6のセットを実施す
る。
【0014】端末1b(又は端末1b間伝送路)で障害
が発生していると、端末1bには端末間情報は到達しな
いので、管理表7の更新とタイマ6のセットは実施され
ない。このとき端末間情報(図3)で次ぎにバトンタッ
チするための管理端末として端末1bが指定されている
ので、他の各端末においてセットされたブロードキャス
ト時間に基づく時間を経過しても指定管理端末1bより
端末間情報は到着しない。端末1(nー1)では、図5
において、指定管理端末1bより端末間情報は到着しな
いで、ブロードキャスト時間に基づく時間を経過するこ
とになる(st10)。端末1(nー1)は直前に受信
した端末間情報で管理端末に指定されていなかったので
(st11)、直前に受信した端末間情報で管理端末に
指定された端末1bと通信否状態として、管理表を更新
する(st12)。端末1aでは、st2からフローチ
ャートをスタートし、st8,st9と動作し、st1
0,st11,st12と進み、直前に端末間情報を送
信した管理端末であるので(st13)、端末間情報に
端末1bとは別の管理端末(例えば端末1c)指定とブ
ロードキャスト時間指定を付与して、ブロードキャスト
する(st14)。
【0015】また仮に端末1bで障害が発生していなけ
れば、直前に受信した端末間情報で管理端末に指定され
ているので(st11)、端末間情報に次ぎにバトンタ
ッチする管理端末例えば端末1cを指定しブロードキャ
スト時間を指定してブロードキャストする(st1
4)。このように、各端末が順に管理端末をバトンタッ
チしていくことにより、1台の管理端末が障害を起こし
ても監視管理が継続できる。指定した端末のみが管理端
末として端末間情報をブロードキャストするから、伝送
路の混雑を避けることができる。また、管理端末より端
末間情報を受信し、この端末間情報に自端末に関する情
報に誤りがあれば、初めて訂正連絡用端末間情報を送信
し、誤りがなければ送信しないので、監視管理の通信負
荷を軽減できる。また端末間情報を受信した端末はその
管理端末と通信可能であることが分かり、逆に本来送信
すべき指定された管理端末からの端末間情報を受信でき
なかったら、その指定された管理端末とは、通信不可能
であることが分る。またブロードキャスト時間を指定し
ているので、端末間通信監視の精度を制御することがで
きる。なお、実施例1では、指定した管理端末が障害を
起こしており、端末間情報をブロードキャスト時間を経
過しても送信できないときは、直前に端末間情報を送信
した管理端末が、前回指定した管理端末と別の管理端末
を指定しているが、予め設定された順番に従って管理端
末を指定するようにして、直前に端末間情報を送信した
管理端末が、別の管理端末を指定するようにしなくても
よい。
【0016】実施例2.図6はこの発明の端末間通信管
理方式を適用するネットワークを示す図である。1は端
末、2は伝送路、14は伝送路から来たデータを他の伝
送路へ中継する集線機である。次に動作について説明す
る。端末1は実施例1と同様に構成され図5のフローチ
ャートに示すように動作する。ネットワーク全体の動作
を図7〜10を用いて説明する。図7の端末1aは管理
端末である。管理端末1aは図7の矢印で示すように端
末間情報をブロードキャストする。この端末間情報には
管理端末指定とブロードキャスト時間指定が付与されて
いる。この管理端末指定よって図8に示すように管理端
末が端末1aから端末1bに移る(T)。管理端末とな
った端末1bは図9に示すように端末間情報をブロード
キャストする。この端末間情報に付与された管理端末指
定により管理端末は端末1bから端末1cに移る(図1
0)。このようにしてバス型以外にもスター型のネット
ワークトポロジをもつネットワークに対しても同じ方式
を適用できるので、ネットワークトポロジの変更を伴っ
て、端末間通信管理方式を変更する必要がないため、メ
ンテナンスが容易である。
【0017】実施例3.図11はこの発明の端末間通信
管理方式を適用するネットワークを示す図である。1は
端末、2は伝送路(2桁目の文字とでそれぞれの伝送路
を表す。)で2重化している。管理端末からブロードキ
ャストする端末間情報(図3)と訂正連絡用端末間情報
(図4)のデータ構成は図3、図4に示すとおりであ
る。この場合は伝送路が多重化されているので、図3の
領域11cに示す次ぎにブロードキャストするための伝
送路番号2aが有効になってくる。各端末の管理表に
は、図3の領域11cも含めて記録更新されている。こ
の実施例の場合は、図5のst14で、指定した管理端
末(又は指定した管理端末に障害があるときは直前に管
理端末であった管理端末)は、次ぎにバトンタッチする
管理端末とブロードキャスト時間と伝送路を指定して、
自端末の管理表に記録されている伝送路に端末間情報を
送信する。多重化されている場合の伝送路の指定は、障
害のある伝送路を避けて選択するようにすることが望ま
しい。
【0018】このようにして複数の伝送路をもつネット
ワークにおいても、伝送路の数だけ管理端末をもつ必要
がないので、端末、特に複数の伝送路に接続している端
末の負荷を低減することができる。また、新たに伝送路
を追加するにあたって、端末間通信管理方式を変更する
必要がないため、メンテナンスが容易である。また受信
装置3によって各伝送路2a,2bの通信負荷を計測し
ておき、伝送路を指定し切替えるにあたり、負荷の低い
方の伝送路を優先的に選択するようにしてもよい。この
ようにすることによって、より負荷の高い伝送路の負荷
を低減し、伝送路間で均衡させることができる。また伝
送路の通信負荷が高いときは、管理端末がブロードキャ
ストする送信間隔を延ばし、通信負荷の増加を軽減して
もよい。このようにすれば、伝送路の負荷が高い時には
端末間情報のブロードキャストの間隔を大きくして伝送
路の混雑を避け、低い時には間隔を小さくして伝送路監
視の精度を上げることができる。
【0019】実施例4.図5のst14において、端末
間情報に付与する管理端末指定を決定するにあたり、管
理表の端末を順に端末1a→1b→1c→ーーーー1nと指
定する。このようにすることによって、管理端末指定が
一部の端末に偏らず、すべての端末に同じように配分さ
れるので、端末間通信が一部が不能になってから、それ
を検出するまでの最長時間を保証できる。すなわち、た
かだか(管理表上の端末数×端末間情報送信間隔時間)
以内に通信不能端末を検出できる。
【0020】実施例5.図5のst14において、端末
間情報に付与する管理端末指定を決定するにあたり、管
理表で通信可状態の端末を順に指定する。図12は通信
可状態の端末の指定順序を示す説明図である。。管理表
で通信否状態となっており、かつ実際には通信可能であ
る端末は管理端末からのブロードキャストに対して、訂
正連絡用情報をブロードキャストできるので、管理表の
誤りを直ちに訂正でき、再び指定順序に繰り入れられ
る。管理表で通信可状態となっており、かつ実際には通
信不能である端末は、その端末が管理端末に指定され、
かつ端末間情報を指定されたブロードキャスト時間を経
過してブロードキャストしなければ、管理表の誤りを訂
正できない。そのため、図12のように管理端末指定を
通信否状態の端末を飛ばして指定することによって、端
末間通信が不能になってから、それを検出するまでの時
間を短縮できる。なお、管理端末指定を通信可否状態に
かかわらず、任意に指定してもよい。
【0021】実施例6.図13はこの発明の端末間通信
管理方式の他の実施例の端末の動作を示すフローチャー
トである。 この場合は、訂正連絡用端末間情報を送信
するのは、自端末に関連する情報に誤りがあり、且つ次
ぎに管理端末に指定されたときのみとしている。図13
において、端末1bは起動時に自端末の管理表7を初期
化し(st1)、入力を待つ(st2)。端末1bは現
管理端末1aより端末間情報を受信すると(st3)、
受信した端末間情報の自端末に関する部分を参照し、端
末間情報に誤りがあれば(st4)、次に自端末が管理
端末に指定されているか調べ(st15)、指定されて
いれば訂正連絡用情報をブロードキャストする(st
5)。端末間情報及び訂正連絡用端末間情報に基づいて
自端末の管理表7を更新し、端末間情報(図3)の自端
末部分を「可」と修正した情報を記録する。さらにタイ
マ6にブロードキャスト時間に基づく時間をセットする
(st7)。
【0022】しかし端末1(nー1)においては、例え
自端末に関連する情報に誤りがあっても(st4)、次
ぎに自端末が管理端末に指定されていないので(st1
5)、訂正連絡用端末間情報をブロードキャストしな
い。そして端末間情報に基づいて自端末の管理表7を更
新記録するだけである。タイマ6にブロードキャスト時
間に基づく時間をセットする(st7)。st8〜st
14は実施例1の場合と同様に動作する。このようにす
ることによって、管理端末に指定されていない端末は、
訂正連絡用端末間情報を送信しないので、伝送路の通信
負荷を一層低減できる。以上の実施例の伝送路の例とし
てEthernet、FDDI、ATM−LAN、無線
−LANなどがある。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1にお
ける端末間通信管理方式によれば、指定する管理端末と
ブロードキャスト時間を付与すると共に複数の端末間の
通信状態を記録した端末間情報をブロードキャストし、
この端末間情報を受信した端末において上記端末間情報
に基づいて自端末の管理表を更新し、ブロードキャスト
時間に基づく時間を経過しても指定した管理端末より端
末間情報を受信しなかったなら、指定した管理端末との
間に障害が発生したとして、別な管理端末を指定するよ
うにしたので、指定した端末のみが管理端末として端末
間情報をブロードキャストするから、伝送路の混雑を避
けることができ、端末間情報を受信(不受信)した端末
は管理端末と通信可能(不可能)であることが分かり、
しかも1台の管理端末が障害を起こしても監視管理が継
続できる。かつブロードキャスト時間を指定しているの
で、端末間通信監視の精度を制御することができる。
【0024】この発明の請求項2における端末間通信管
理方式によれば、端末間情報を受信した端末において上
記端末間情報に基づいて自端末の管理表を更新し、自端
末に関連する情報に誤りがあれば訂正連絡用端末間情報
をブロードキャストし、この訂正連絡用端末間情報を受
信した端末において、上記管理表を更新し、ブロードキ
ャスト時間に基づく時間を経過しても指定した管理端末
より端末間情報を受信しなかったなら指定した管理端末
との間に障害が発生したとして、別な管理端末を指定す
るようにしたので、指定した端末のみが管理端末として
端末間情報をブロードキャストするから、伝送路の混雑
を避けることができ、端末間情報を受信(不受信)した
端末は管理端末と通信可能(不可能)であることが分か
り、しかも1台の管理端末が障害を起こしても監視管理
が継続でき、さらに自端末に関連する情報に誤りがあれ
ば訂正連絡用端末間情報をブロードキャストして誤りを
訂正し、誤りがなければ、訂正連絡用端末間情報をブロ
ードキャストしないので、監視管理の通信負荷を軽減で
きる。かつブロードキャスト時間を指定しているので、
端末間通信監視の精度を制御することができる。
【0025】この発明の請求項3における端末間通信管
理方式によれば、ブロードキャスト時間に基づく時間を
経過しても指定した管理端末より端末間情報を受信しな
かったなら指定した管理端末との間に障害が発生したと
して、直前の管理端末が別な管理端末を指定するように
したので、確実に別な管理端末を指定できる。この発明
の請求項4における端末間通信管理方式によれば、複数
の端末間の通信状態を多重の伝送路を通じて管理する端
末間通信管理方式において、端末間情報をブロードキャ
ストする伝送路の指定を端末間情報に付与することによ
り、変更する伝送路を指定するようにしたので、伝送路
の切り替えが容易である。この発明の請求項5における
端末間通信管理方式によれば、伝送路の負荷に基づい
て、端末間情報に付与するブロードキャスト時間を指定
するようにしたので、伝送路の負荷が高い時には端末間
情報のブロードキャストの間隔を大きくして伝送路の混
雑を避け、低い時には間隔を小さくして伝送路監視の精
度を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の端末間通信管理方式を適用するネ
ットワークを示す図である。
【図2】 この発明の端末間通信管理方式に用いる端末
の1例を示す構成図である。
【図3】 管理端末がブロードキャストする端末間情報
のデータ構成図である。
【図4】 訂正連絡用端末間情報のデータ構成図であ
る。
【図5】 この発明の一実施例の端末間通信管理方式の
動作を表すフローチャートである。
【図6】 この発明の端末間通信管理方式を適用するネ
ットワークを示す図である。
【図7】 この発明を図6のネットワークに適用すると
きの説明図である。
【図8】 この発明を図6のネットワークに適用すると
きの説明図である。
【図9】 この発明を図6のネットワークに適用すると
きの説明図である。
【図10】 この発明を図6のネットワークに適用する
ときの説明図である。
【図11】 この発明の端末間通信管理方式を適用する
ネットワークを示す図である。
【図12】 管理端末の指定順序を示す説明図である。
【図13】 この発明の端末間通信管理方式の他の実施
例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末 2 伝送路
3 受信装置 4 端末間情報チェック部 5 訂正情報作成部
6 タイマ 7 管理表 8 端末間情報作成
部 9 送信装置 11 領域 12 領域
13 領域 14 集線機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/26 9466−5K H04L 11/08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末間の通信状態を伝送路を通じ
    て管理する端末間通信管理方式において、伝送路から端
    末間情報を受信する受信装置、受信した端末間情報に付
    与されたブロードキャスト時間に基づく時間をセットす
    るタイマ、受信した端末間情報に基づいて複数の端末間
    の通信状態の記録が更新される管理表、端末間情報に付
    与された指定管理端末が自端末のときにブロードキャス
    トすべき端末間情報を作成する端末間情報作成部、及び
    端末間情報を伝送路にブロードキャストする送信装置を
    各端末に備え、指定する管理端末とブロードキャスト時
    間を付与すると共に複数の端末間の通信状態を記録した
    端末間情報をブロードキャストし、この端末間情報を受
    信した端末において上記端末間情報に基づいて自端末の
    管理表を更新し、ブロードキャスト時間に基づく時間を
    経過しても指定した管理端末より端末間情報を受信しな
    かったなら指定した管理端末との間に障害が発生したと
    して別な管理端末を指定するようにした端末間通信管理
    方式。
  2. 【請求項2】 複数の端末間の通信状態を伝送路を通じ
    て管理する端末間通信管理方式において、伝送路から端
    末間情報を受信する受信装置、受信した端末間情報をチ
    ェックする端末間情報チェック部、チェックした端末間
    情報の自端末に関連する部分に誤りがあれば訂正連絡用
    端末間情報を作成する訂正情報作成部、受信した端末間
    情報に付与されたブロードキャスト時間に基づく時間を
    セットするタイマ、受信した端末間情報に基づいて複数
    の端末間の通信状態の記録が更新される管理表、端末間
    情報に付与された指定管理端末が自端末のときにブロー
    ドキャストすべき端末間情報を作成する端末間情報作成
    部、及び端末間情報を伝送路にブロードキャストする送
    信装置を各端末に備え、指定する管理端末とブロードキ
    ャスト時間を付与すると共に複数の端末間の通信状態を
    記録した端末間情報をブロードキャストし、この端末間
    情報を受信した端末において上記端末間情報に基づいて
    自端末の管理表を更新し、自端末に関連する情報に誤り
    があれば訂正連絡用端末間情報をブロードキャストし、
    この訂正連絡用端末間情報を受信した端末において上記
    管理表を更新し、ブロードキャスト時間に基づく時間を
    経過しても指定した管理端末より端末間情報を受信しな
    かったなら指定した管理端末との間に障害が発生したと
    して別な管理端末を指定するようにした端末間通信管理
    方式。
  3. 【請求項3】 ブロードキャスト時間に基づく時間を経
    過しても指定した管理端末より端末間情報を受信しなか
    ったなら指定した管理端末との間に障害が発生したとし
    て、直前の管理端末が別な管理端末を指定するようにし
    た請求項1又は請求項2記載の端末間通信管理方式。
  4. 【請求項4】 複数の端末間の通信状態を多重の伝送路
    を通じて管理する端末間通信管理方式において、端末間
    情報をブロードキャストする伝送路の指定を端末間情報
    に付与することにより、変更する伝送路を指定するよう
    にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末間通信
    管理方式。
  5. 【請求項5】 伝送路の負荷に基づいて、端末間情報に
    付与するブロードキャスト時間を指定するようにした請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の端末間通信管理方
    式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006513644A (ja) * 2003-01-23 2006-04-20 リサーチ イン モーション リミテッド 無線通信ネットワーク内の通信喪失の後、無線通信装置のために通信を再確立する方法および装置

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