JPH08204368A - 屋外設置機器の放熱構造 - Google Patents

屋外設置機器の放熱構造

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JPH08204368A
JPH08204368A JP1344995A JP1344995A JPH08204368A JP H08204368 A JPH08204368 A JP H08204368A JP 1344995 A JP1344995 A JP 1344995A JP 1344995 A JP1344995 A JP 1344995A JP H08204368 A JPH08204368 A JP H08204368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
outside
fin
heat dissipation
fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP1344995A
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English (en)
Inventor
Takashi Moriguchi
隆 森口
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型の機器であっても充分な放熱を可能とする
放熱構造を提供する。 【構成】内部に電装品を収納して屋外に設置される機器
において、該機器のケースの外側に形成するフィン列と
ケース内側に形成するフィン列の配列方向を互に異なら
せるようにした。 【効果】発明の構成によれば、ケース全体に均一に形成
され、放熱が均一に行われ、内側での放熱と外側での放
熱が効率よく行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外に設置される電気
設備等の放熱に関するものであり、特にPHS等の基地
局の放熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置される電気設備にあっては、
内部から発生する熱を効率的に外部に伝えるための冷却
フィン構造が一般にとられている。特に、新しい電話サ
ービスとして注目されているPHSの基地局の場合、従
来設置されている大型の基地局と異なり、小型軽量で多
数、信号機や電話ボックス、建造物の屋上等に設置され
るが、軽量化とともに熱の影響を少なくするための冷却
構造の工夫が要求される。
【0003】しかしながら、従来の屋外設置機器におけ
る放熱構造は、内部に電装品を収納するアルミダイカス
ト製ケースの外側にのみ放熱フィンがあるタイプと、図
4に示すようにケースの外側と内側にフィンを形成した
タイプとがある。図4のタイプは、ケース外側にのみフ
ィンを形成するものに比べて、放熱効果に優れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すように内と外のフィン配列方向が同方向の場合、放
熱の方向も同じであるために熱の分散も同方向に偏る。
【0005】特に、小型、軽量化が要求される機器の場
合には、設けられる放熱のためのフィンの形成には限界
があり、さらなる効率化が要求される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの問題点を解決し、小型の機器であっても充分な放
熱を可能とする放熱構造を提供することを目的とする。
【0007】上記課題を解決するために、本発明は内部
に電装品を収納して屋外に設置される機器において、該
機器のケースの外側に形成するフィン列とケース内側に
形成するフィン列の配列方向を互に異ならせるようにし
て屋外設置機器の放熱構造とした。
【0008】
【作用】上記構成により、アルミダイカストケース内側
のフィンの配列方向とケース外側のフィンの配列方向と
が互に異なることにより、効率的に内部の熱を外部に伝
え放熱させることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図において同じ部位は同じ符号で示す。図
1は、アルミダイカスト製のケース1の外側に形成した
フィン2を示す外観斜視図であり、図2は図1のケース
1を裏返して内側のフィン3を示した斜視図である。図
3は、図1のA部の拡大説明図である。
【0011】図からも明らかなように、ケース1の外側
に形成したフィン2の配列方向に対し、ケース1の内側
に形成したフィン3の配列方向は直交している。
【0012】このようにケース1の内と外でフィンの配
列方向が異なれば、内側での放熱と外側での放熱作用が
放熱を行うフィンの配列方向に従うため、ケース1の内
側と外側とで異なる。つまり、本発明では内と外に形成
されたフィン2と3の厚肉部が交差し、熱は4方向に伝
わり、ケース1の平面でみると熱の分散部である厚肉部
に偏ることなくケース1全体に均一に分散され、放熱が
均一に行われ、内側での放熱と外側での放熱が効率よく
行われる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成なら
びに方法によれば、効率的な放熱が可能となる。また、
冷却のために別の部品等が不要であるため安価である。
形状が簡単であるため金型費用も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すケース外側を示す斜視図
【図2】本発明の実施例を示すケース内側を示す斜視図
【図3】図1のA部拡大説明図
【図4】従来の放熱構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 ケース 2 フィン 3 フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に電装品を収納して屋外に設置される
    機器において、該機器のケースの外側に形成するフィン
    列とケース内側に形成するフィン列の配列方向を互に異
    ならせるようにしたことを特徴とする屋外設置機器の放
    熱構造。
JP1344995A 1995-01-31 1995-01-31 屋外設置機器の放熱構造 Pending JPH08204368A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11122875A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Toshiba Corp 電動機
JP2006216856A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Denso Corp 筐体、筐体の成形方法、筐体の成形装置、及び筐体の成形金型
JP2016146438A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 三菱電機株式会社 電力変換装置
CN106163233A (zh) * 2016-07-29 2016-11-23 四川天邑康和通信股份有限公司 散热良好的光纤远端机机箱

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