JPH0820342B2 - 耐熱部材の熱応力予測方法 - Google Patents
耐熱部材の熱応力予測方法Info
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- JPH0820342B2 JPH0820342B2 JP2026392A JP2639290A JPH0820342B2 JP H0820342 B2 JPH0820342 B2 JP H0820342B2 JP 2026392 A JP2026392 A JP 2026392A JP 2639290 A JP2639290 A JP 2639290A JP H0820342 B2 JPH0820342 B2 JP H0820342B2
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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- G01N25/00—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
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- G—PHYSICS
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一部分もしくは全体が500℃以上の高温に
加熱される耐熱部材の熱応力を予測する方法に関する。
加熱される耐熱部材の熱応力を予測する方法に関する。
繰り返し加熱・冷却条件におかれる断熱部材、例えば
自動車等の内燃機関に用いられるマニホールド等の排気
機器は、運転時の割れなどの破壊を防止するために、熱
歪量が最小になるように設計する必要がある。例えば自
動車における排気マニホールドの場合、エンジンの高性
能化に伴って次第に高温で使用されるようになり、大き
な熱負荷を受けるので、熱歪により亀裂等が発生しない
ように、設計しなければならない。
自動車等の内燃機関に用いられるマニホールド等の排気
機器は、運転時の割れなどの破壊を防止するために、熱
歪量が最小になるように設計する必要がある。例えば自
動車における排気マニホールドの場合、エンジンの高性
能化に伴って次第に高温で使用されるようになり、大き
な熱負荷を受けるので、熱歪により亀裂等が発生しない
ように、設計しなければならない。
従来、マニホールド等の熱歪分布の測定には、測定部
位の温度が200℃以上の場合は、例えば特公昭51−42947
号に示される高温歪ゲージ等を使用していた。
位の温度が200℃以上の場合は、例えば特公昭51−42947
号に示される高温歪ゲージ等を使用していた。
しかし、前記高温歪ゲージは剛性が高く、また溶接に
よって計測部に貼り付けるために大きな熱歪が生じる。
このため曲率の小さな部位では、計測部からの剥離によ
り応答性が悪く、正しい数値を得ることが困難であっ
た。更に前記ゲージを用いても500℃以上ではデータの
直線性が補償されず、高温におけるマニホールド表面全
体の歪分布は、500℃以下のデータからの類推に頼って
いた。
よって計測部に貼り付けるために大きな熱歪が生じる。
このため曲率の小さな部位では、計測部からの剥離によ
り応答性が悪く、正しい数値を得ることが困難であっ
た。更に前記ゲージを用いても500℃以上ではデータの
直線性が補償されず、高温におけるマニホールド表面全
体の歪分布は、500℃以下のデータからの類推に頼って
いた。
また、上記方法では鋳造により試作品を作成して台上
試験を行い、試験結果に基づく設計変更を繰り返してい
た。しかし、そのような方法では、設計、開発の期間が
長くなり、従って開発コストも高くなるという問題があ
る。
試験を行い、試験結果に基づく設計変更を繰り返してい
た。しかし、そのような方法では、設計、開発の期間が
長くなり、従って開発コストも高くなるという問題があ
る。
従って、本発明の目的は、運転時に500℃以上の高温
に加熱される耐熱部材の熱応力分布の測定を、効率的に
高い信頼性をもって行う方法を提供することである。
に加熱される耐熱部材の熱応力分布の測定を、効率的に
高い信頼性をもって行う方法を提供することである。
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は、測定す
べき耐熱部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデル
を用い、そのモデルを加熱することにより、前記耐熱部
材の熱応力分布が高い信頼性をもって得られることを発
見し、本発明を完成した。
べき耐熱部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデル
を用い、そのモデルを加熱することにより、前記耐熱部
材の熱応力分布が高い信頼性をもって得られることを発
見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の方法は、少なくとも一部分もしく
は全体が高温に加熱される耐熱部材の熱応力予測方法で
あって、前記耐熱部材と相似形状の高熱膨張材で成形し
たモデルを加熱し、前記モデルの所定部位に貼付した歪
ゲージを用いて熱応力を測定することを特徴とする。
は全体が高温に加熱される耐熱部材の熱応力予測方法で
あって、前記耐熱部材と相似形状の高熱膨張材で成形し
たモデルを加熱し、前記モデルの所定部位に貼付した歪
ゲージを用いて熱応力を測定することを特徴とする。
特に、前記モデルを拘束状態と自由状態で加熱して応
力を測定するか、または拘束状態と自由状態で高温から
低温に冷却して応力を測定すれば、それによって得られ
る熱応力分布の信頼度が高くなる。
力を測定するか、または拘束状態と自由状態で高温から
低温に冷却して応力を測定すれば、それによって得られ
る熱応力分布の信頼度が高くなる。
あるいは、加熱時と冷却時の両方において、それぞれ
拘束状態と自由状態で応力を測定すれば、さらに理想的
な結果が得られる。
拘束状態と自由状態で応力を測定すれば、さらに理想的
な結果が得られる。
さらにまた、前記モデルの温度を温度センサーによっ
て測定し、前記歪ゲージによる歪量の測定値を前記温度
センサーによる温度の測定値によって補正し、所定温度
における真の応力を算出すれば、より正確な結果が得ら
れる。
て測定し、前記歪ゲージによる歪量の測定値を前記温度
センサーによる温度の測定値によって補正し、所定温度
における真の応力を算出すれば、より正確な結果が得ら
れる。
本発明においては、測定を必要とする耐熱部材よりも
数十倍の熱膨張率を有する材料により、当該部材と相似
形状のモデルを作成する。そのようなモデル用の材料と
しては、例えば、球状黒鉛鋳鉄よりも20〜25倍の熱膨張
率を有するポリウレタン等の硬質発泡材料を用いる。そ
の理由は、球状黒鉛鋳鉄製のマニホールドが運転時に例
えば800℃に加熱されるとすると、800×1/(20〜25)=
32〜40であるから、ポリウレタンモデルを用いれば32〜
40℃に加熱するだけで、実体に相当する熱膨張量が得ら
れるからである。また発泡材料は加工も容易である。
数十倍の熱膨張率を有する材料により、当該部材と相似
形状のモデルを作成する。そのようなモデル用の材料と
しては、例えば、球状黒鉛鋳鉄よりも20〜25倍の熱膨張
率を有するポリウレタン等の硬質発泡材料を用いる。そ
の理由は、球状黒鉛鋳鉄製のマニホールドが運転時に例
えば800℃に加熱されるとすると、800×1/(20〜25)=
32〜40であるから、ポリウレタンモデルを用いれば32〜
40℃に加熱するだけで、実体に相当する熱膨張量が得ら
れるからである。また発泡材料は加工も容易である。
ポリウレタンは連続発泡処理によって作るが、密度
(0.03〜0.10g/cm3)の均一性が高く、熱伝導率(0.022
kcal/m・hr・℃以下)は低いので、加熱すると比較的長
時間かかって昇温、膨張する。
(0.03〜0.10g/cm3)の均一性が高く、熱伝導率(0.022
kcal/m・hr・℃以下)は低いので、加熱すると比較的長
時間かかって昇温、膨張する。
測定方法を具体的に説明すれば、第1図に示すよう
に、例えばマニホールドのモデル2を台(図示せず)上
に置き、表面に複数の歪ゲージ4、4、・・・を貼り付
ける。また、排気の入口3に排風用パイプ(図示せず)
を取り付ける。フランジ部6をボルトで台に固定して拘
束状態にした後、ドライヤー(図示せず)等による熱風
をポート8、8、・・・からモデル2の内側に当てて表
面が50℃程度になるように加熱する。そして、このよう
な高温、拘束状態での歪量ε1を測定する。また、フラ
ンジ部6での固定をせずに自由状態で、同様にして加熱
し、歪量ε2を測定する。そして(ε1−ε2)を、拘束
条件の影響が排除された加熱時の歪量とみなす。次に、
応力をσ、実体のヤング率をE(例えば800℃での球状
黒鉛鋳鉄のヤング率)とすると、σ=(ε1−ε2)Eで
あるから、この式によって応力σを算出する。そしてそ
の値に基づいて、実際のマニホールドの設計を行う。
に、例えばマニホールドのモデル2を台(図示せず)上
に置き、表面に複数の歪ゲージ4、4、・・・を貼り付
ける。また、排気の入口3に排風用パイプ(図示せず)
を取り付ける。フランジ部6をボルトで台に固定して拘
束状態にした後、ドライヤー(図示せず)等による熱風
をポート8、8、・・・からモデル2の内側に当てて表
面が50℃程度になるように加熱する。そして、このよう
な高温、拘束状態での歪量ε1を測定する。また、フラ
ンジ部6での固定をせずに自由状態で、同様にして加熱
し、歪量ε2を測定する。そして(ε1−ε2)を、拘束
条件の影響が排除された加熱時の歪量とみなす。次に、
応力をσ、実体のヤング率をE(例えば800℃での球状
黒鉛鋳鉄のヤング率)とすると、σ=(ε1−ε2)Eで
あるから、この式によって応力σを算出する。そしてそ
の値に基づいて、実際のマニホールドの設計を行う。
このようにして得られた応力分布においては、拘束条
件の影響が排除されているので、形状変更による効果の
みを確認することができる。
件の影響が排除されているので、形状変更による効果の
みを確認することができる。
熱膨張した時の応力と冷却して収縮したときの応力が
一致しない場合があるので、より高い測定精度で歪分布
が得られるように、高温から低温に冷却した時の応力を
も測定するのが望ましい。そのためには、自由状態で上
述と同様にして加熱した後、ボトで固定して拘束状態に
する。次いでモデル2に冷風を当てて強制冷却し、その
ような低温、拘束状態での歪み量ε′1を測定する。そ
れと同時に、自由状態で同様に加熱した後、自由状態の
まま強制冷却し、歪量ε′2を測定する。そして(ε′1
−ε′2)を、拘束条件の影響が排除された冷却時の歪
量とみなす。最後に、上と同様にして応力σ′=(ε′
1−ε′2)Eを算出する。
一致しない場合があるので、より高い測定精度で歪分布
が得られるように、高温から低温に冷却した時の応力を
も測定するのが望ましい。そのためには、自由状態で上
述と同様にして加熱した後、ボトで固定して拘束状態に
する。次いでモデル2に冷風を当てて強制冷却し、その
ような低温、拘束状態での歪み量ε′1を測定する。そ
れと同時に、自由状態で同様に加熱した後、自由状態の
まま強制冷却し、歪量ε′2を測定する。そして(ε′1
−ε′2)を、拘束条件の影響が排除された冷却時の歪
量とみなす。最後に、上と同様にして応力σ′=(ε′
1−ε′2)Eを算出する。
また、ヤング率Eは一般に温度が変わると変化する。
すなわち各種材料の熱膨張率(収縮率)は温度に依存し
て変化する。従って、より正確な応力評価を行うため
に、各々の歪ゲージ4、4、・・・に隣接して、モデル
2上に温度センサー(図示せず)を載置あるいは貼付
し、温度センサーによる温度の測定値によって、歪量の
測定値ひいては応力の値を補正するのが望ましい。
すなわち各種材料の熱膨張率(収縮率)は温度に依存し
て変化する。従って、より正確な応力評価を行うため
に、各々の歪ゲージ4、4、・・・に隣接して、モデル
2上に温度センサー(図示せず)を載置あるいは貼付
し、温度センサーによる温度の測定値によって、歪量の
測定値ひいては応力の値を補正するのが望ましい。
具体的に説明すれば、ヤング率の温度による変化は、
各々の材料に固有のものである。従って、予めモデル2
の温度に対応する実体材料の温度並びにヤング率E′を
確認しておき、そのようにして補正されたE′を用い
て、上と同様にして、応力σ=εE′を算出する。
各々の材料に固有のものである。従って、予めモデル2
の温度に対応する実体材料の温度並びにヤング率E′を
確認しておき、そのようにして補正されたE′を用い
て、上と同様にして、応力σ=εE′を算出する。
さらにまた、上述の応力の測定と同時に、第2図に示
すように、モデル2の熱分布を検知する赤外線カメラ30
と、熱分布を熱画像としてカラー表示するディスプレイ
32と、熱画像をフレームレコーダ34を介してディスプレ
イ32′に表示するパソコン36と、熱画像を印刷出力する
カラープリンター38とからなる熱画像解析装置を用い
て、赤外線カメラ30によってモデル2の温度分布を検知
し、それをディスプレイ32に熱画像としてカラー表示す
るとともに、パソコン34によってデータ解析するのが望
ましい。フレームレコーダ34とパソコン36は、オンライ
ン式に接続すれば、リアルタイムで熱画像情報を得るこ
とができる。あるいは、フレームレコーダ34においてフ
ロッピーディスク40に熱画像情報を記録し、パソコン36
のディスクドライブによって情報を読み出すよいな、オ
フライン式の接続を行うこともできる。このようにして
温度分布を視認することによって、効率的な設計を行う
ことが可能となる。
すように、モデル2の熱分布を検知する赤外線カメラ30
と、熱分布を熱画像としてカラー表示するディスプレイ
32と、熱画像をフレームレコーダ34を介してディスプレ
イ32′に表示するパソコン36と、熱画像を印刷出力する
カラープリンター38とからなる熱画像解析装置を用い
て、赤外線カメラ30によってモデル2の温度分布を検知
し、それをディスプレイ32に熱画像としてカラー表示す
るとともに、パソコン34によってデータ解析するのが望
ましい。フレームレコーダ34とパソコン36は、オンライ
ン式に接続すれば、リアルタイムで熱画像情報を得るこ
とができる。あるいは、フレームレコーダ34においてフ
ロッピーディスク40に熱画像情報を記録し、パソコン36
のディスクドライブによって情報を読み出すよいな、オ
フライン式の接続を行うこともできる。このようにして
温度分布を視認することによって、効率的な設計を行う
ことが可能となる。
実施例1 本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
第1図に示すように、排気マニホールドのモデル2を
ポリウレタン(衣浦工業製KM−60)で製作し、側面にa
〜gで示す7個の抵抗線歪ゲージ4、4、・・・を接着
剤で貼り付けた。モデル2と同材質のポリウレタンで作
成したボルトを用い、モデル2をフランジボルト孔10、
10、・・・の位置で台上に固定して拘束状態にした。次
いで、下面にある4つのポート8、8、・・・からドラ
イヤーで熱風を内部に送給した。
ポリウレタン(衣浦工業製KM−60)で製作し、側面にa
〜gで示す7個の抵抗線歪ゲージ4、4、・・・を接着
剤で貼り付けた。モデル2と同材質のポリウレタンで作
成したボルトを用い、モデル2をフランジボルト孔10、
10、・・・の位置で台上に固定して拘束状態にした。次
いで、下面にある4つのポート8、8、・・・からドラ
イヤーで熱風を内部に送給した。
10秒間の加熱によって表面温度が約50℃になった時点
で加熱を停止し、各ゲージ位置の歪量ε1を測定した。
で加熱を停止し、各ゲージ位置の歪量ε1を測定した。
一方、モデル2を台上に自由状態で置き、上記と同様
にしてモデル2を加熱し、各ゲージ位置の歪量ε2を測
定した。
にしてモデル2を加熱し、各ゲージ位置の歪量ε2を測
定した。
さらに、上記と同様にモデル2を加熱して約50℃にな
った時点でボルトで固定して拘束状態にし、次にドライ
ヤーで冷風を当てて強制冷却し、表面温度が約20℃にな
った時点で冷却を停止し、各ゲージ位置の歪量ε′1を
測定した。
った時点でボルトで固定して拘束状態にし、次にドライ
ヤーで冷風を当てて強制冷却し、表面温度が約20℃にな
った時点で冷却を停止し、各ゲージ位置の歪量ε′1を
測定した。
一方、同様に加熱した後、自由状態のまま冷却して、
歪量ε′2を測定した。
歪量ε′2を測定した。
このようにして測定した拘束状態かつ加熱時の歪量ε
1と自由状態かつ加熱時の歪量ε2との差(ε1−ε2)、
及び拘束状態かつ冷却時の歪量ε′1と、自由状態かつ
冷却時の歪量ε′2との差(ε′1−ε′2)の値を第1
表に示す。
1と自由状態かつ加熱時の歪量ε2との差(ε1−ε2)、
及び拘束状態かつ冷却時の歪量ε′1と、自由状態かつ
冷却時の歪量ε′2との差(ε′1−ε′2)の値を第1
表に示す。
さらに、ヤング率Eとして球状黒鉛鋳鉄の800℃での
ヤング率17000kgf/mm2を用い、σ=(ε1−ε2)Eある
いはσ′=(ε′1−ε′2)Eの式によって算出した応
力の値も第1表に示す。ただし、ゲージはモデルに接着
剤を介して貼り付けるが、モデルの膨張量の大部分は接
着剤の膨張によって吸収され、ゲージによる計測値はモ
デルの実際の膨張量の1/14.8であることが予めわかって
いるので、(ε1−ε2)あるいは(ε′1−ε′2)の値
は、ゲージの計測値を14.8倍した数値である。(−の符
号がついているのは圧縮応力が生じ、+の数値は引張応
力が生じたことを示す。) 測定結果ではb、c、d、eの位置での歪量が比較的
大きいが、この位置にはフランジボルト孔10の工具逃げ
凹部が存在する。そこで、モデル2の縦断面が全体的に
縦方向に長い楕円となるように伸長して、断面積は変え
ず、横方向の幅は小さくし、工具逃げ凹部をなくすよう
に形状変更した。
ヤング率17000kgf/mm2を用い、σ=(ε1−ε2)Eある
いはσ′=(ε′1−ε′2)Eの式によって算出した応
力の値も第1表に示す。ただし、ゲージはモデルに接着
剤を介して貼り付けるが、モデルの膨張量の大部分は接
着剤の膨張によって吸収され、ゲージによる計測値はモ
デルの実際の膨張量の1/14.8であることが予めわかって
いるので、(ε1−ε2)あるいは(ε′1−ε′2)の値
は、ゲージの計測値を14.8倍した数値である。(−の符
号がついているのは圧縮応力が生じ、+の数値は引張応
力が生じたことを示す。) 測定結果ではb、c、d、eの位置での歪量が比較的
大きいが、この位置にはフランジボルト孔10の工具逃げ
凹部が存在する。そこで、モデル2の縦断面が全体的に
縦方向に長い楕円となるように伸長して、断面積は変え
ず、横方向の幅は小さくし、工具逃げ凹部をなくすよう
に形状変更した。
形状変更後、上記と同様の方法で、拘束状態かつ加熱
時の歪量ε1、自由状態かつ加熱時の歪量ε2、拘束状態
かつ冷却時の歪量ε′1、自由状態かつ冷却時の歪量
ε′2を測定した。それらの値から算出した(ε1−
ε2)及び(ε′1−ε′2)の値、並びに応力σ、σ′
の算出値も第1表に示す。
時の歪量ε1、自由状態かつ加熱時の歪量ε2、拘束状態
かつ冷却時の歪量ε′1、自由状態かつ冷却時の歪量
ε′2を測定した。それらの値から算出した(ε1−
ε2)及び(ε′1−ε′2)の値、並びに応力σ、σ′
の算出値も第1表に示す。
各応力値の比較からわかるように、全体的に応力が低
下し、形状変更の効果が認められた。
下し、形状変更の効果が認められた。
また上述の応力の測定と同時に、赤外線映像装置(日
本アビオニクス社製TVS3000)を用いて、モデル2の加
熱時の温度分布の変化を熱画像としてディスプレイに表
示し、それを観測するとともに、プリンターでカラー図
面として出力した。
本アビオニクス社製TVS3000)を用いて、モデル2の加
熱時の温度分布の変化を熱画像としてディスプレイに表
示し、それを観測するとともに、プリンターでカラー図
面として出力した。
それによれば、形状変更前よりも後の方が局所加熱部
が少なくなり、全体的に熱の広がりが見られるようにな
った。特に工具逃げ凹部での局所加熱が解消されたこと
が確認できた。
が少なくなり、全体的に熱の広がりが見られるようにな
った。特に工具逃げ凹部での局所加熱が解消されたこと
が確認できた。
以上説明した通り、本発明の熱応力予測方法において
は、断熱性で高熱膨張率を有するモデルを用いて、モデ
ルの表面に低温で温度分布を作るため、そこに生じる熱
歪を測定する歪ゲージは汎用のものを使用することがで
きる。このため広い温度範囲にわたって直線性が補償さ
れ、曲率の小さな部分でも良好な追随性を得ることがで
きる。従って、測定が困難な部材の熱応力分布を比較的
容易に近似的に再現できる。
は、断熱性で高熱膨張率を有するモデルを用いて、モデ
ルの表面に低温で温度分布を作るため、そこに生じる熱
歪を測定する歪ゲージは汎用のものを使用することがで
きる。このため広い温度範囲にわたって直線性が補償さ
れ、曲率の小さな部分でも良好な追随性を得ることがで
きる。従って、測定が困難な部材の熱応力分布を比較的
容易に近似的に再現できる。
また、モデルの拘束状態と自由状態での応力を測定
し、それらの差を評価するので、拘束条件の影響が排除
される。従って、形状変更による効果のみを確認するこ
とができて、部材の熱応力分布を高い信頼性をもって得
ることが可能となる。
し、それらの差を評価するので、拘束条件の影響が排除
される。従って、形状変更による効果のみを確認するこ
とができて、部材の熱応力分布を高い信頼性をもって得
ることが可能となる。
第1図は本発明の方法で用いられるモデルの正面図であ
り、 第2図は熱画像解析装置の概略構成図である。 2……モデル 4……歪ゲージ 6……フランジ部 8……ポート 10……フランジボルト孔 30……赤外線カメラ 32、32′……ディスプレイ 34……フレームレコーダ 36……パソコン 38……プリンター 40……フロッピーディスク
り、 第2図は熱画像解析装置の概略構成図である。 2……モデル 4……歪ゲージ 6……フランジ部 8……ポート 10……フランジボルト孔 30……赤外線カメラ 32、32′……ディスプレイ 34……フレームレコーダ 36……パソコン 38……プリンター 40……フロッピーディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 高志 福岡県京都郡苅田町長浜町35番地 日立金 属株式会社九州工場内 (72)発明者 伊藤 賢児 栃木県真岡市鬼怒ケ丘11番地 日立金属株 式会社素材研究所内 (56)参考文献 自動車技術論文集No.27 1983 84頁 〜90頁
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも一部分もしくは全体が高温に加
熱される耐熱部材の熱応力予測方法であって、前記耐熱
部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデルを加熱
し、前記モデルの所定部位に貼付した歪ゲージを用いて
熱応力を測定することを特徴とする方法。 - 【請求項2】少なくとも一部分もしくは全体が高温に加
熱される耐熱部材の熱応力予測方法であって、前記耐熱
部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデルを拘束状
態と自由状態でそれぞれ加熱し、加熱時の歪量を、前記
モデルの所定部位に貼付した歪ゲージを用いて測定し、
前記拘束状態と自由状態での歪量の差から応力を算出す
ることにより、前記耐熱部材の加熱時の応力を求めるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項3】少なくとも一部分もしくは全体が高温に加
熱される耐熱部材の熱応力予測方法であって、前記耐熱
部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデルを拘束状
態と自由状態でそれぞれ高温から低温に冷却し、冷却時
の歪量を、前記モデルの所定部位に貼付した歪ゲージを
用いて測定し、前記拘束状態と自由状態での歪量の差か
ら応力を算出することにより、前記耐熱部材の冷却時の
応力を求めることを特徴とする方法。 - 【請求項4】少なくとも一部分もしくは全体が高温に加
熱される耐熱部材の熱応力予測方法であって、前記耐熱
部材と相似形状の高熱膨張材で成形したモデルを、拘束
状態と自由状態でそれぞれ、低温から高温に加熱し、次
いで冷却し、加熱時及び冷却時の歪量をそれぞれ、前記
モデルの所定部位に貼付した歪ゲージを用いて測定し、
前記拘束状態と自由状態での歪量の差から応力を算出す
ることにより、前記耐熱部材の加熱時及び冷却時の応力
を求めることを特徴とする方法。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の耐熱部
材の熱応力予測方法において、前記モデルの温度を温度
センサーによって測定し、前記歪ゲージによる歪量の測
定値を前記温度センサーによる温度の測定値によって補
正し、所定温度における真の応力を算出することを特徴
とする方法。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の耐熱部
材の熱応力予測方法において、前記高熱膨張材は発泡部
材であることを特徴とする方法。
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