JPH08203414A - 単3中性線欠相保護付漏電遮断器 - Google Patents

単3中性線欠相保護付漏電遮断器

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Publication number
JPH08203414A
JPH08203414A JP3458195A JP3458195A JPH08203414A JP H08203414 A JPH08203414 A JP H08203414A JP 3458195 A JP3458195 A JP 3458195A JP 3458195 A JP3458195 A JP 3458195A JP H08203414 A JPH08203414 A JP H08203414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
abnormal voltage
phase
detected
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3458195A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yoshida
敦至 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相3線式電路の中性線の欠相により電圧線
間に高い異常電圧が印加されても、負荷機器に影響を及
ぼすことなく、確実に主回路の接点を遮断することがで
きる単3中性線欠相保護付漏電遮断器を提供する。 【構成】 単3中性線欠相保護付漏電遮断器1は、電圧
線L1−N間及び電圧線L2−N間の異常電圧を検出す
る異常電圧検出回路2を内蔵する集積回路IC1と、ピ
ーク値検出回路3と、時限回路4と、判別回路5と、異
常電圧検出回路2の出力信号によりターンオンするサイ
リスタSCR1と、これに伴い励磁されるトリップコイ
ルTC1と、このトリップコイルTC1の励磁により駆
動される開閉機構6と、この開閉機構6の駆動により遮
断される接点7とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単相3線式電路の中性
線の欠相により主回路に異常電圧が印加された時に、こ
の異常電圧を検出して主回路の接点を遮断する単3中性
線欠相保護付漏電遮断器の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単3中性線欠相保護付漏電遮断器
は図2に示すようなものであった。この単3中性線欠相
保護付漏電遮断器11の中性線Nが欠相した場合、負荷
機器の状態によって電圧線L1−N間及び電圧線L2−
N間に印加される電圧に不平衡が生じる。電圧に不平衡
が生じると負荷機器には異常電圧が印加される。この異
常電圧は、集積回路IC2に内蔵された異常電圧検出回
路12で監視され、抵抗R2及び抵抗R3により設定し
た値(約135V)よりも大きくなったときに集積回路
IC2から信号が出力され、この出力信号によりサイリ
スタSCR2がターンオンされ、これに伴いトリップコ
イルTC2が励磁され、このトリップコイルTC2の励
磁により開閉機構13が駆動され、主回路の接点14が
遮断されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの単3
中性線欠相保護付漏電遮断器は、例えば135Vの異常
電圧が印加された時も、200Vの異常電圧が印加され
た時も、電圧の大小に関係なく一定時間(約0.3秒)
で主回路の接点14が遮断されていた。このため高い異
常電圧が印加された場合には、負荷機器に影響を及ぼす
ことがあるという欠点があった。例えば白熱電球に20
0Vの異常電圧が0.3秒間印加されると、フィラメン
トが切れてしまうことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の単3中性線欠
相保護付漏電遮断器の問題点に鑑み、本発明の目的は、
単相3線式電路の中性線の欠相により電圧線間に高い異
常電圧が印加されても、負荷機器に影響を及ぼすことな
く、確実に主回路の接点を遮断することができる単3中
性線欠相保護付漏電遮断器を提供するもので、その構成
は、単相3線式電路の中性線の欠相による異常電圧を検
出して主回路の接点を遮断する単3中性線欠相保護付漏
電遮断器において、検出した異常電圧の電圧値に応じて
異常電圧の検出から主回路の接点の遮断までの動作時間
を変化させることである。
【0005】
【作用】異常電圧が検出された時には、ピーク値検出回
路により連続的にピーク値を検出し、時限回路の抵抗及
びコンデンサにより動作時間が設定され、予め設定した
電圧値より高い異常電圧が検出された時には、判別回路
がこれを判別し、信号が出力され、この出力信号により
サイリスタがターンオンされ、これに伴いトリップコイ
ルが励磁され、このトリップコイルの励磁により開閉機
構が駆動され、主回路の接点が遮断される。また、比較
的低い値の異常電圧が検出された時には、判別回路がこ
れを判別し、信号は出力されない。しかし異常電圧は集
積回路ICで検出され、集積回路から信号が出力され、
この出力信号によりサイリスタがターンオンされ、これ
に伴いトリップコイルが励磁され、このトリップコイル
の励磁により開閉機構が駆動され、主回路の接点が遮断
される。
【0006】
【実施例】本発明に係る漏電遮断器の実施例を図1に示
す。以下この図面に基づいて説明する。
【0007】単3中性線欠相保護付漏電遮断器1は、電
圧線L1−N間及び電圧線L2−N間の異常電圧を検出
する異常電圧検出回路2を内蔵する集積回路IC1と、
ピーク値検出回路3と、時限回路4と、判別回路5と、
異常電圧検出回路2の出力信号によりターンオンするサ
イリスタSCR1と、これに伴い励磁されるトリップコ
イルTC1と、このトリップコイルTC1の励磁により
駆動される開閉機構6と、この開閉機構6の駆動により
遮断される接点7とで構成される。
【0008】異常電圧が検出された時には、ピーク値検
出回路3により連続的にピーク値を検出し、時限回路4
の抵抗R1及びコンデンサC1により動作時間が設定さ
れ、予め設定した150V以上の異常電圧が検出された
時には、判別回路5がこれを判別し、信号が出力され、
この出力信号によりサイリスタSCR1がターンオンさ
れ、これに伴いトリップコイルTC1が励磁され、この
トリップコイルTC1の励磁により開閉機構6が駆動さ
れ、主回路の接点7が遮断される。また、135〜15
0Vの比較的低い値の異常電圧が検出された時には、判
別回路5がこれを判別し、信号は出力されない。しかし
異常電圧は集積回路IC1で検出され、集積回路IC1
から信号が出力され、この出力信号によりサイリスタS
CR1がターンオンされ、これに伴いトリップコイルT
C1が励磁され、このトリップコイルTC1の励磁によ
り開閉機構6が駆動され、主回路の接点7が遮断され
る。
【0009】尚、本実施例の異常電圧の値は、あくまで
一例であって、判別回路の設定値によってどのような値
にでも変更できるのは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明に係る単3中性線欠
相保護付漏電遮断器は、単相3線式電電路の中性線の欠
相による異常電圧を検出して主回路の接点を遮断する単
3中性線欠相保護付漏電遮断器において、検出した異常
電圧の電圧値に応じて異常電圧の検出から主回路の接点
の遮断までの動作時間を変化させることによって、電圧
線間に比較的高圧の異常電圧が印加されても、短時間で
確実に主回路の遮断ができるので、負荷機器に影響を及
ぼすことがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る単3中性線欠相保護付漏電遮断器
の回路図である。
【図2】従来の単3中性線欠相保護付漏電遮断器の回路
図である。
【符号の説明】
1・・・単3中性線欠相保護付漏電遮断器、2・・・異
常電圧検出回路、3・・・ピーク値検出回路、4・・・
時限回路、5・・・判別回路、6・・・開閉機構、7・
・・接点、IC1・・・集積回路、TC1・・・トリッ
プコイル、R1・・・抵抗、C1・・・コンデンサ、L
1,L2・・・電圧線、N・・・中性線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3線式電路の中性線の欠相による異
    常電圧を検出して主回路の接点を遮断する単3中性線欠
    相保護付漏電遮断器において、検出した異常電圧の電圧
    値に応じて異常電圧の検出から主回路の接点の遮断まで
    の動作時間を変化させることを特徴とする単3中性線欠
    相保護付漏電遮断器。
JP3458195A 1995-01-30 1995-01-30 単3中性線欠相保護付漏電遮断器 Pending JPH08203414A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3458195A JPH08203414A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 単3中性線欠相保護付漏電遮断器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3458195A JPH08203414A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 単3中性線欠相保護付漏電遮断器

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Publication Number Publication Date
JPH08203414A true JPH08203414A (ja) 1996-08-09

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ID=12418296

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3458195A Pending JPH08203414A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 単3中性線欠相保護付漏電遮断器

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JP (1) JPH08203414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029577B1 (ko) * 2009-06-24 2011-04-21 주연숙 중성선 결상관리모듈이 장착된 회로차단기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101029577B1 (ko) * 2009-06-24 2011-04-21 주연숙 중성선 결상관리모듈이 장착된 회로차단기

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