JPH0746749A - 地絡検出装置 - Google Patents

地絡検出装置

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JPH0746749A
JPH0746749A JP19061093A JP19061093A JPH0746749A JP H0746749 A JPH0746749 A JP H0746749A JP 19061093 A JP19061093 A JP 19061093A JP 19061093 A JP19061093 A JP 19061093A JP H0746749 A JPH0746749 A JP H0746749A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理手段(部品数)を少なくしつつ短時間で
スイッチング素子を作動させることができる地絡検出装
置の提供。 【構成】 交流電路に介装した地絡電流を検出する零相
変流器1 の出力に応答してスイッチング素子2 を駆動す
る地絡検出装置において、前記零相変流器の出力信号が
正側に設定された所定値以上になったときに出力する正
側比較手段4 と、前記零相変流器の出力信号が負側に設
定された所定値以下になったときに出力する負側比較手
段5 と、この正側及び負側比較手段の出力を論理和して
出力する論理手段6 と、この論理手段の出力を時間弁別
して信号出力し前記スイッチング素子を作動させる弁別
手段7 と、から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電路に流れる地絡
電流を検出する地絡検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の地絡検出装置にあっては、正側
波形又は負側波形の何方か一方の波形と所定値とを比較
する比較手段が設けられ、零相変流器の出力が所定値を
越えるとこの比較手段で比較することによって弁別手段
で時間弁別してスイッチング素子を作動させている。な
お、零相変流器の出力は、雷による誤動作を防ぐために
零相変流器の出力である正側波形が2回又は負側波形が
2回出力された場合に地絡電流だと判断してスイッチン
グ素子を作動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述した地
絡検出装置にあっては、比較手段で正側波形又は負側波
形の何方か一方の波形と所定値とを比較し、所定値を越
える正側波形又は負側波形が2回出力された場合に地絡
電流だと判断してスイッチング素子を作動させているの
で、正確な地絡電流の検出を行うには、判別する時間が
かかるという問題があった。
【0004】また、正側及び負側の両側検出とすること
も考えられるが、この場合には多くの処理手段(部品
数)を必要とする可能性がある。
【0005】本発明は、かかる事由に鑑みて成したもの
で、その目的とするところは、処理手段(部品数)を少
なくしつつ短時間でスイッチング素子を作動させること
ができる地絡検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の地絡検出装置は、交流電路に介装
した地絡電流を検出する零相変流器の出力に応答してス
イッチング素子を駆動する地絡検出装置において、前記
零相変流器の出力信号が正側に設定された所定値以上に
なったときに出力する正側比較手段と、前記零相変流器
の出力信号が負側に設定された所定値以下になったとき
に出力する負側比較手段と、この正側及び負側比較手段
の出力を論理和して出力する論理手段と、この論理手段
の出力を時間弁別して信号出力し前記スイッチング素子
を作動させる弁別手段とを設けた構成としてある。
【0007】請求項2記載の地絡検出装置は、請求項1
記載のものの論理手段の出力に応答して第1のコンデン
サに充放電を行うと共に第1のコンデンサが所定値以上
になったときに弁別手段へ論理手段の出力として出力す
る時延手段を設けた構成としてある。
【0008】請求項3記載の地絡検出装置は、請求項1
又は請求項2記載のものの弁別手段は、論理手段の出力
時のみ常時充電されている第2のコンデンサの放電を行
うと共に第2のコンデンサの電圧が所定値以下になった
ときに信号を出力する波形整形手段と、この波形整形手
段の出力時のみ常時放電されている第3のコンデンサの
充電を行うと共に第3のコンデンサの電圧が所定値以上
になったときにスイッチング素子への信号を出力する積
分手段とでなる構成としてある。
【0009】請求項4記載の地絡検出装置は、請求項3
のものの時延手段は、第1のコンデンサが所定値以上に
なったときにワンショット信号として出力を行い、波形
整形手段は時延手段の出力時に第2のコンデンサを略零
電圧まで放電させる構成としてある。
【0010】請求項5記載の地絡検出装置は、請求項4
のものの波形整形手段は、第2のコンデンサの略零電圧
から所定値までの充電時間を、交流電路の電源周波数に
対して半周期以上で1周期以下の時間とした構成として
ある。
【0011】請求項6記載の地絡検出装置は、請求項1
乃至請求項4のものの正側及び負側比較手段の所定値の
何れか一方を他方より大きく設定した構成としてある。
【0012】請求項7記載の地絡検出装置は、請求項6
のもののスイッチング素子には交流電路から交流電路に
介装された接点を開極可能な電磁石装置及び全波整流手
段を介して接続されている構成としてある。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、零相変流器の出
力が正側波形から出力された場合には正側判別手段から
判別をし始め、前記出力が負側波形から出力された場合
には負側判別手段から判別をし始めるので、正負どちら
の波形が出力された場合でも出力された側から判別し始
めることができる。
【0014】請求項2記載の構成によれば、請求項1の
作用に加え、零相変流器の出力と所定値とを比較手段に
て比較し零相変流器の出力が所定値以上になった時間分
だけ第1のコンデンサの充電を行い、この充電によって
第1のコンデンサが充電容量を越え、かつ零相変流器の
出力が所定値未満になると放電をし始める。
【0015】請求項3記載の構成によれば、請求項1又
は請求項2の作用に加え、第3のコンデンサの所定値に
達成するまでの充電時間を変えることによって、スイッ
チング素子を作動させるための正側比較手段及び負側比
較手段の出力数を変えることができる。
【0016】請求項4記載の構成によれば、請求項3の
作用に加え、第2のコンデンサを放電させた状態からす
ぐに充電を開始することができる。
【0017】請求項5記載の構成によれば、請求項4の
作用に加え、電源周波数に対して同じ周期の波形が入力
された場合には動作し、電源周波数に対して異なる周期
の波形が入力された場合には動作しない。
【0018】請求項6記載の構成によれば、請求項1乃
至請求項4の作用に加え、正側検出手段及び負側検出手
段の何方か一方側を調整することによって地絡検出レベ
ルを設定することができる。
【0019】請求項7記載の構成によれば、請求項6の
作用に加え、正側及び負側の何れかから検出が開始され
てもスイッチング素子が駆動されれば電磁石装置に電源
が供給される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施例の地絡
検出装置の構成ブロック図、図2は零相変流器によって
地絡電流が正側波形から検出されたときの動作説明波形
図、図3は零相変流器によって地絡電流が負側波形から
検出されたときの動作説明図、図4は誘導雷が検出され
たときの動作説明図である。
【0021】すなわち、この地絡検出装置は、交流電路
に介装した地絡電流を検出する零相変流器1 の出力に応
答してスイッチング素子2 を作動させて電路に介装され
た接点を強制開極する電磁石装置3 に通電させるもので
あって、以下の部材から構成されている。
【0022】4 は零相変流器1 の出力信号が正側に設定
された所定値(V1)以上になったときに出力する正側比較
手段、5 は零相変流器1 の出力信号が負側に設定された
所定値(V2)以下になったときに出力する負側比較手段、
6 はこれら正側比較手段4 及び負側比較手段5 の出力を
論理和して出力する論理手段、7 は論理手段6 の出力に
応答して第1のコンデンサC1に充放電を行うとともに第
1のコンデンサC1が所定値(V3)以上になったときに出力
する時延手段、8 は論理手段6 の出力である時延手段7
の出力を時間弁別して信号出力し前記スイッチング素子
2 を作動させる弁別手段である。
【0023】また、9 は弁別手段8 のものの一部であ
り、論理手段6 の出力時のみ常時充電されている第2の
コンデンサC2の放電を行うとともに第2のコンデンサC2
の電圧が所定値(V4)以下になったときに信号を出力する
波形整形手段、10も弁別手段8のものの一部であり、波
形整形手段9 の出力時のみ常時放電されている第3のコ
ンデンサC3の充電を行うとともに第3のコンデンサC3の
電圧が所定値(V5)以上になったときにスイッチング素子
2 への信号を出力する積分手段、11は弁別手段8の出力
によって電磁石装置3 に素早く通電させるための全波整
流手段である。
【0024】上記のように構成された地絡検出装置の動
作を図2乃至図4に基づいて説明する。図2及び図3は
零相変流器1 によって地絡電流が正側波形及び負側波形
から検出された場合である。零相変流器1 によって地絡
電流が検出(a) されると、正側比較手段4 及び負側比較
手段5 によって正側に設定された所定値(V1)以上になっ
たとき及び負側に設定された所定値(V2)以下になったと
きにそれぞれ(b) 及び(c) に示すような波形の出力信号
が出力される。この出力信号は論理手段6 にて論理和さ
れて時延手段7 によって(d) に示すように、第1のコン
デンサC1を充電させるとともに(b) 及び(c) の波形レベ
ルが0 になると第1のコンデンサC1を放電させる。この
とき、第1のコンデンサC1の電圧が所定値(V3)以上にな
ったときに出力するのである。
【0025】この時延手段7 の出力信号によって弁別手
段8 の一部である波形整形手段9 によって(e) に示すよ
うに、常時充電されている第2のコンデンサC2を時延手
段7の出力信号が出力された時間のみ放電させるのであ
るが、時延手段7 の出力信号が出力されなくなったら第
2のコンデンサC2は再び充電をし始める。そして積分手
段10によって(f) の破線に示すように、波形整形手段9
の出力時 (第2のコンデンサC2の充電電圧がV4以下の
時) のみ常時放電されている第3のコンデンサC3の充電
を行うとともに第3のコンデンサC3の電圧が所定値(V5)
以上になったときにスイッチング素子2 への信号を出力
するのであるが、本実施例の場合、スイッチング素子2
へ信号を出力したときに電磁石装置3 によって電路の接
点を強制開極させるので、(f) の実線に示すように、第
2のコンデンサC2の充電電圧がV4になるまで第3のコン
デンサC3に充電しない。
【0026】そして、この第3のコンデンサC3の電圧が
所定値(V5)を越えると、(g) に示すようにスイッチング
素子2 への信号を出力するのである。この出力信号の出
力時間は第3のコンデンサC3が所定値(V5)を越えている
時間分だけ出力される。この出力信号によってスイッチ
ング素子2 であるサイリスタのゲートをオン操作してス
イッチング素子2 を作動させることによって整流手段11
の電流がD1又はD2→スイッチング素子2 →D3又はD4方向
に電流を流して電磁石装置3 を駆動し接点を強制開極し
て交流電路を遮断する。なお、零相変流器1 によって地
絡電流が正側波形から検出された場合と、負側波形から
検出された場合とでは、図2及び図3に示すように、
(a) 乃至(C) の波形図が異なるのみである。また、図に
おいて、13は正側比較手段4 及び負側比較手段5 の所定
値 (V1及びV2) の何れか一方を他方より大きく設定 (漏
電電流の動作感度) するための動作感度設定手段であ
る。
【0027】次に、誘導雷によって電路に地絡電流が検
出された場合の動作を図4に基づいて説明する。すなわ
ち、誘導雷によって地絡電流が検出(a) されると、正側
比較手段4 及び負側比較手段5 によって正側に設定され
た所定値(V1)以上になったとき及び負側に設定された所
定値(V2)以下になったときにそれぞれ(b) 及び(c) に示
すような波形の出力信号が出力される。この出力信号は
論理手段6 にて論理和されて時延手段7 によって(d) に
示すように、第1のコンデンサC1を充電させるとともに
(b) 及び(c) の波形レベルが0 になると第1のコンデン
サC1を放電させる。このとき、第1のコンデンサC1の電
圧が所定値(V3)以上になったときに出力する。
【0028】この時延手段7 の出力信号によって弁別手
段8 の一部である波形整形手段9 によって(e) に示すよ
うに、常時充電されている第2のコンデンサC2を時延手
段7の出力信号が出力された時間のみ放電させるのであ
るが、時延手段7 の出力信号が出力されなくなったら第
2のコンデンサC2は再び充電をし始める。そして積分手
段10によって(f) に示すように、波形整形手段9 の出力
時 (第2のコンデンサC2の充電電圧がV4以下の時) のみ
常時放電されている第3のコンデンサC3の充電を行うと
ともに第3のコンデンサC3の電圧が所定値(V5)以上にな
ったときにスイッチング素子2 への信号を出力するので
あるが、第3のコンデンサC3の電圧が所定値(V5)以上に
ならないので、(g) に示すようにスイッチ素子2 へ出力
信号が出力されない。これによって誘導雷による誤動作
を防止することができるようになっている。
【0029】次に、本発明の第2実施例を図5乃至図8
に基づいて説明する。このものは、第1実施例のものの
時延手段及び弁別手段間にワンショット手段を設けたも
のであり、以下これを中心に説明する。図5はこの発明
の第2実施例の地絡検出装置の構成ブロック図、図6は
零相変流器によって地絡電流が正側波形から検出された
ときの動作説明波形図、図7は零相変流器によって地絡
電流が負側波形から検出されたときの動作説明図、図8
は誘導雷が検出されたときの動作説明図である。
【0030】すなわち、時延手段7 及び弁別手段8 間に
ワンショット手段12を設けることによって、図6乃至図
8の(f) に示すように、第1のコンデンサC1の充電電圧
以上の電圧が出力されている時間まで、第2のコンデン
サC2の放電をする必要がなくなる。つまり、ワンショッ
ト手段12の出力信号(e) が出力されている時間(t1)のみ
第2のコンデンサC2の放電をすればよいので、図8のよ
うな誘導雷により地絡電流が検出された場合に、第3の
コンデンサC3の充電電圧が所定値(V5)以上になるまでの
充電時間(t2) を短く設定できる。これによって雷等に
よる誤動作を簡単に防止することができる。また、この
第2のコンデンサC2の略零電圧から所定値(V4)までの充
電時間が、交流電路の電源周波数に対して半周期以上で
1周期以下の時間となっているので、電源周波数に対し
て同じ周期の波形が入力された場合には動作し、電源周
波数に対して異なる周期の波形が入力された場合には動
作しないので、より正確な地絡検出を行うことができる
ようになっている。
【0031】なお、本第1実施例及び第2実施例におい
て、正側比較手段及び負側比較手段の所定値(V1,V2) の
大きさは各地絡電流の検出レベルに合わせて適宜設定す
ればよい。また、時延手段の所定値(V3)は、短時間分の
ノイズによって誤動作しない値に設定すればよい。さら
に、第2のコンデンサC2の所定値(V4) 及び第3のコン
デンサC3の所定値(V5)は、誘導雷によって誤動作しない
値に設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の地絡検出装置によれば、
零相変流器の出力が正側波形から出力された場合には正
側判別手段から判別をし始め、前記出力が負側波形から
出力された場合には負側判別手段から判別をし始めるの
で、正負どちらの波形が出力された場合でも出力された
側から判別し始めることができるので、処理手段(部品
数)を少なくしつつ短時間でスイッチング素子を作動さ
せることができる。
【0033】請求項2記載の地絡検出装置によれば、零
相変流器の出力と所定値とを比較手段にて比較し零相変
流器の出力が所定値以上になった時間分だけ第1のコン
デンサの充電を行い、この充電によって第1のコンデン
サが充電容量を越え、かつ零相変流器の出力が所定値未
満になると放電をし始めるので、請求項1記載の効果に
加え、短時間分ノイズを除去し誤動作の防止を行い易く
できる。
【0034】請求項3記載の地絡検出装置によれば、第
3のコンデンサの所定値に達成するまでの充電時間を変
えることによって、スイッチング素子を作動させるため
の正側比較手段及び負側比較手段の出力数を変えること
ができるので、請求項1又は請求項2記載の効果に加
え、雷サージ等に対する誤動作の防止を行い易くできる
という効果を奏する。
【0035】請求項4記載の地絡検出装置によれば、第
2のコンデンサを放電させた状態からすぐに充電を開始
することができるので、請求項3記載の効果に加え、雷
のような長波の負側波形が出力されて誤動作しないよう
にするための第3のコンデンサの充電時間を短く設定で
き、もって雷等による誤動作を簡単に防止することがで
きる。
【0036】請求項5記載の地絡検出装置によれば、電
源周波数に対して同じ周期の波形が入力された場合には
動作し、電源周波数に対して異なる周期の波形が入力さ
れた場合には動作しないので、請求項4記載の効果に加
え、電源周波数に対して同じ周期の地絡電流が流れた場
合のみ動作させることができ、より正確な地絡検出を行
うことができる。
【0037】請求項6記載の地絡検出装置によれば、正
側検出手段及び負側検出手段の何方か一方側を調整する
ことによって地絡検出レベルを設定することができるの
で、請求項1乃至請求項4記載の効果に加え、簡単な構
成で地絡検出レベルを設定することができるという効果
を奏する。
【0038】請求項7記載の地絡検出装置によれば、正
側及び負側の何れかから検出が開始されてもスイッチン
グ素子が駆動されれば電磁石装置に電源が供給されるの
で、請求項6記載の効果に加え、電路を素早く遮断する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す地絡検出装置の構成
ブロック図である。
【図2】図1のものの地絡電流が正側波形から検出され
たときの動作説明図である。
【図3】図1のものの地絡電流が負側波形から検出され
たときの動作説明図である。
【図4】図1のものの誘導雷が検出されたときの動作説
明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す地絡検出装置の構成
ブロック図である。
【図6】図5のものの地絡電流が正側波形から検出され
たときの動作説明図である。
【図7】図5のものの地絡電流が負側波形から検出され
たときの動作説明図である。
【図8】図5のものの誘導雷が検出されたときの動作説
明図である。
【符号の説明】
1 零相変流器 2 スイッチング素子 3 電磁石装置 4 正側比較手段 5 負側比較手段 6 論理手段 7 時延手段 8 弁別手段 9 波形整形手段 10 積分手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電路に介装した地絡電流を検出する
    零相変流器の出力に応答してスイッチング素子を駆動す
    る地絡検出装置において、 前記零相変流器の出力信号が正側に設定された所定値以
    上になったときに出力する正側比較手段と、前記零相変
    流器の出力信号が負側に設定された所定値以下になった
    ときに出力する負側比較手段と、この正側及び負側比較
    手段の出力を論理和して出力する論理手段と、この論理
    手段の出力を時間弁別して信号出力し前記スイッチング
    素子を作動させる弁別手段とを設けたことを特徴とする
    地絡検出装置。
  2. 【請求項2】 前記論理手段の出力に応答して第1のコ
    ンデンサに充放電を行うと共に第1のコンデンサが所定
    値以上になったときに弁別手段へ論理手段の出力として
    出力する時延手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の地絡検出装置。
  3. 【請求項3】 前記弁別手段は、論理手段の出力時のみ
    常時充電されている第2のコンデンサの放電を行うと共
    に第2のコンデンサの電圧が所定値以下になったときに
    信号を出力する波形整形手段と、この波形整形手段の出
    力時のみ常時放電されている第3のコンデンサの充電を
    行うと共に第3のコンデンサの電圧が所定値以上になっ
    たときにスイッチング素子への信号を出力する積分手段
    とで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の地絡検出装置。
  4. 【請求項4】 前記時延手段は、第1のコンデンサが所
    定値以上になったときにワンショット信号として出力を
    行い、波形整形手段は時延手段の出力時に第2のコンデ
    ンサを略零電圧まで放電させることを特徴とする請求項
    3記載の地絡検出装置。
  5. 【請求項5】 前記波形整形手段は、第2のコンデンサ
    の略零電圧から所定値までの充電時間を、交流電路の電
    源周波数に対して半周期以上で1周期以下の時間とした
    ことを特徴とする請求項4記載の地絡検出装置。
  6. 【請求項6】 前記正側及び負側比較手段の所定値の何
    れか一方を他方より大きく設定したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4記載の地絡検出装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチング素子には交流電路から
    交流電路に介装された接点を開極可能な電磁石装置及び
    全波整流手段を介して接続されていることを特徴とする
    請求項6記載の地絡検出装置。
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