JP2915956B2 - 漏電検出装置 - Google Patents

漏電検出装置

Info

Publication number
JP2915956B2
JP2915956B2 JP6498990A JP6498990A JP2915956B2 JP 2915956 B2 JP2915956 B2 JP 2915956B2 JP 6498990 A JP6498990 A JP 6498990A JP 6498990 A JP6498990 A JP 6498990A JP 2915956 B2 JP2915956 B2 JP 2915956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
leakage
circuit
comparator
magnitude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6498990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03265421A (ja
Inventor
福紹 佐治
充弘 笹生
達 田中
仁 牧永
義久 石神
雅隆 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP6498990A priority Critical patent/JP2915956B2/ja
Publication of JPH03265421A publication Critical patent/JPH03265421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2915956B2 publication Critical patent/JP2915956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は漏電ブレーカ等に用いる漏電検出装置に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、交流電路に流れる漏洩電流を検出する漏電検出
装置には、漏洩電流を零相変流器で検出し、この零相変
流器から出力される漏電信号が一定の波高値及び幅を越
えた場合に、漏電と判断するものがあった。
[発明が解決しようとする課題] 而して、上記の如き漏電検出装置にあっては、交流電
路から大地へ流れる漏洩電流を検出できるものの、雷サ
ージの如き過大サージに対しては誤動作を起こす恐れが
あった。
すなわち、負荷装置には、雷サージのような過大なサ
ージ電圧が交流電路に重畳したときに負荷装置をサージ
電圧から保護するため、ギャップ式アレスタ或はZnOバ
リスタなどのサージ吸収要素を交流電路と大地との間に
設けられることがある。
このサージ吸収要素が設けられた場合には、サージ電
圧が交流電路に重畳すると、サージ吸収要素が導通して
負荷装置を過電圧から保護できる反面、交流電路から大
地へサージ電流がながれるため、零相変流器にはサージ
電流の影響を受けた2次出力が発生する。この2次出力
は、サージ電流に対する直接的出力は勿論、零相変流器
のインダクタンスによる逆起電圧の影響を受ける関係か
ら、サージ電流の消滅後も、一方向に長時間連続した間
接的出力も発生する。特にギャップ式アレスタの場合に
は、サージ電流が消滅した後もこれに伴う続流が発生す
るため、特にその影響が大きい。
従って、一方向に長期間連続した間接的な出力を有す
る零相変流器の2次出力により、上記漏電検出装置は、
これを通常の漏洩電流と同等と判断して漏電検出を行う
ため、雷サージの如き過大サージに対して誤動作を起こ
す恐れがあった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、請求
項1〜請求項5記載の発明にあっては雷サージのような
過大なサージ発生時における漏洩電流に対して誤動作す
ることがなく、確実に漏電を検出することができる漏電
検出装置を提供することを目的する。
また請求項6記載の発明は請求項5記載の発明の目的
に併せて、負荷装置として接続されている高周波発生装
置が漏電して高周波の漏洩電流が流れたときにも確実に
検出することができる漏電検出装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明で
は交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電流の大きさ
にほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電信号の大き
さが所定の大きさに達したときスイッチング素子をトリ
ガして交流電路を遮断する漏電検出装置において、上記
漏電信号の大きさが設定レベルを越えたときに出力を発
生する比較手段と、該比較手段の出力を時延して手段を
発生する第1の時延手段と、この第1の時延手段の出力
でトリガされて非検出期間を設定する第1のタイマ手段
と、上記第1の時延手段の出力でトリガされて上記第1
のタイマ手段で設定される非検出期間より長く且つその
時間差が交流電路の交流の周期より長い検出期間を設定
する第2のタイマ手段と、上記非検出期間経過後で且つ
上記検出期間内に存在する上記比較手段の出力を取り出
す論理手段と、この論理手段の出力を時延して上記スイ
ッチング素子をトリガするトリガ信号を発生する第2の
時延手段とを備えたものである。
請求項2記載の発明は交流電路の漏洩電流を検出して
この漏洩電流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生
し、この漏電信号の大きさが所定の大きさに達したと
き、スイッチング素子をトリガして交流電路を遮断する
漏電検出装置において、上記漏電信号の大きさが設定レ
ベルを越えたときに出力を発生する比較手段と、この比
較手段の出力を時延して出力を発生する第1の時延手段
と、この第1の時延手段の出力と上記比較手段の反転出
力との論理積をとって上記比較手段の出力の立ち下がり
に対応した出力を得る第1の論理手段と、この第1の論
理手段の出力でトリガされて少なくとも交流電路の交流
の周期より長い検出期間を設定するタイマ手段と、この
タイマ手段で設定される検出期間中に存在する上記比較
手段の出力を取り出す第2の論理手段と、この第2の論
理手段の出力を時延して上記スイッチング素子をトリガ
するトリガ信号を発生する第2の時延手段とを備えたも
のである。
請求項3記載の発明は交流電路の漏洩電流を検出して
この漏洩電流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生
し、この漏電信号の大きさが所定の大きさに達したとき
スイッチング素子をトリガして交流電路を遮断する漏電
検出装置において、上記漏電信号の大きさが設定レベル
を越えたときに出力を発生する比較手段と、この比較手
段の出力に対応して交流電路の周期より長い検出期間を
設定するタイマ手段と、このタイマ手段で設定される検
出期間中において2以上の所定数の上記比較手段の出力
をカウントしたときに出力を発生して上記スイッチング
素子をトリガするカウント手段とを備えたものである。
請求項4記載の発明は交流電路の漏洩電流を検出して
この漏洩電流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生
し、この漏電信号の大きさが所定の大きさに達したとき
スイッチング素子をトリガして交流電路を遮断する漏電
検出装置において、上記漏電信号の大きさが設定レベル
を越えたときに出力を発生する第1の比較手段と、この
第1の比較手段の出力を時延して出力を発生する時延手
段と、この時延手段の出力の立ち上がりで出力を発生し
てこの時延手段の出力の立ち下がりから交流電路の交流
の周期以上の一定期間出力を発生し続ける遅延手段と、
この遅延手段の出力に応答して充電を開始しこの遅延手
段の出力の停止に伴って短時間で放電される充放電手段
と、この充放電手段の出力が設定レベルを越えたときに
上記スイッチング素子をトリガするトリガ信号を発生す
る第2の比較手段とを備え、上記遅延手段が出力を発生
し続ける上記一定時間より上記充放電手段の出力が充電
開始から第2の比較手段の設定レベルを越えるまでの時
間を長く設定したものである。
請求項5記載の発明は交流電路の漏洩電流を検出して
この漏洩電流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生
し、この漏電信号の大きさが所定の大きさに達したとき
スイッチング素子をトリガして交流電路を遮断する漏電
検出装置において、上記漏電信号の大きさが設定レベル
を越えたときに出力を発生する比較手段と、この比較手
段の出力を時延して出力を発生する第1の時延手段と、
この第1の時延手段の出力でトリガされて少なくとも交
流電路の交流の周期より長い検出期間を設定するタイマ
手段と、このタイマ手段と上記比較手段の出力と上記第
1の時延手段の反転出力との論理積をとる論理手段と、
この論理手段の出力を時延して上記スイッチング素子を
トリガするトリガ信号を発生する第2の時延手段とを備
えたものである。
請求項6記載の発明は請求項5記載の発明において、
第1の時延手段の出力でトリガされて一定の検出期間を
設定する別のタイマ手段及び、この別のタイマ手段の反
転出力と第1の時延手段の出力との論理積を取る別の論
理手段を設け、この別の論理手段の出力を第2の時延手
段に入力して第2の時延手段により時延したのち上記ス
イッチング素子のトリガ信号を発生させたものである。
[作用] 而して請求項1記載の発明では雷サージのような過大
サージ発生時に生ずる漏洩電流に対応して単発で長時間
連続して発生する零相変流器の2次側出力は第1のタイ
マ手段で設定される非検出期間により漏電検出のための
漏電信号としては用いられず、そのため過大サージによ
る漏洩電流の発生時に誤って漏電検出することが無い。
通常の漏電発生時にはこの非検出期間終了後にも第2の
タイマ手段で設定継続している検出期間において零相変
流器から漏電信号が発生するため、この漏電信号により
漏電検出が行え、確実な漏電保護が図れるのである。
また請求項2記載の発明では零相変流器が漏電信号と
して発生する2次側出力に対応する最初の比較手段の出
力の立ち下がりを検出してから、次の比較手段の出力の
有無を検出することにより漏電検出を行うため、雷サー
ジのような過大サージ発生時に生ずる漏洩電流では零相
変流器の2次側出力は単発で長時間連続した後消滅する
ため、比較手段の最初の出力の立ち下がり後、タイマ手
段が検出期間を設定している間には次の比較手段の出力
が発生せず、そのため誤った漏電検出は行われない。
請求項3記載の発明では比較手段の出力の発生個数を
タイマ手段で定めた検出期間中においてカウント手段に
よりカウントする構成であるため、長時間連続するが単
発である雷サージのような過大サージの発生時には検出
期間中比較器からの出力の発生個数が2以上の所定数と
なることがないため、誤った漏電検出は行われない。
請求項4記載の発明では雷サージのような過大サージ
の発生時に出力される零相変流器の2次側出力が単発で
あるため、第2の比較手段の設定レベルに充放電回路の
出力電圧が達するまでに、遅延手段の出力で充放電手段
の出力が放電によってリセットされてしまうため、充放
電回路の出力が第2の比較手段の設定レベルを越えるこ
とが無く、結果誤った漏電検出は行われない。
これに対して通常の漏電検出時には遅延手段は複数の
漏電信号に対応する時延手段の出力を、充放電回路の出
力電圧が第2の比較手段の設定レベルを越えるまで遅延
することにより、確実に漏電検出が行える。
請求項5記載の発明では漏電信号の大きさが設定レベ
ルを越えたときに出力を発生する比較手段の出力を時延
する時延手段の反転出力と、第1の時延手段の出力でト
リガされるタイマ手段の出力と、上記比較手段の出力と
で論理積を取るため、最初の零相変流器の2次側出力で
非検出期間が設定されることになり、単発の雷サージの
ような過大サージの発生時には零相変流器からは非検出
期間が終了した後のタイマ手段で設定される検出期間中
に次の2次側出力が発生しないため、誤った漏電検出が
行われない。
請求項6記載の発明では、第1の時延手段の出力でト
リガされて一定の検出期間を設定する別のタイマ手段
及、この別のタイマ手段の反転出力と第1の時延手段の
出力との論理積を取る別の論理手段を設け、この別の論
理手段の出力を第2の時延手段に入力して第2の時延手
段により時延したのち上記スイッチング素子のトリガ信
号を発生させたので、高周波発生装置が漏電して高周波
の漏洩電流が交流電路に流れた場合、短い周期で発生す
る零相変流器の2次側出力に対応して上記比較手段から
は短い周期で出力が発生し、そのため第1の時延手段の
出力が保持された状態となり、結果別のタイマ手段で設
定された非検出期間を経た後第1の時延手段の出力に応
じて出力される第2の時延手段で充電することになって
漏電検出が行えるのである。尚別のタイマ手段によって
非検出期間が設定されるため、単発のサージの発生時に
おいても特に誤った漏電検出は起きない。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明する。
実施例1 第1図は請求項1記載の発明に対応する実施例の回路
構成を示しており、図示するように交流電路には引き外
しコイル1により駆動される開閉接点Sが挿入されると
ともに、電源回路2が開閉接点Sを介して交流電源に接
続されて漏電検出装置の各回路に電源Vccを供給するよ
うになっている。
引き外しコイル1はSCRからなるスイッチング素子Q0
を通じて交流電路に接続され、スイッチング素子Q0
オンするとスイッチング素子Q0を介して励磁電流が流
れて励磁され、開閉接点Sを開離駆動するものである。
漏電検出装置は交流電路を1次側とし交流電路に漏洩
電流による不平衡電流が流れると、この漏洩電流の大き
さにほぼ比例したレベルの2次側出力を漏電信号として
発生する零相変流器3と、この零相変流器3の2次側出
力を設定レベルVrefaと比較する比較手段たる比較器4
と、この比較器4の出力に応じ、抵抗R1を介してコン
デンサC1を充放電する充放電回路5と、この充放電回
路5とで時延手段を構成し、この充放電回路5のコンデ
ンサC1の両端電圧を設定レベルVrefbと比較する比較
器6と、この比較器6の出力の立ち上がりでトリガされ
る単安定マルチバイブレータ7と、同様に比較器6の出
力の立ち上がりでトリガされる単安定マルチバイブレー
タ8と、上記比較器4の出力と、単安定マルチバイブレ
ータ7の出力と、単安定マルチバイブレータ8の出力の
反転信号との論理積を取る論理手段たるアンド回路9
と、このアンド回路9の出力に応じ、抵抗R2を通じて
コンデンサC2を充放電する充放電回路10と、この充放
電回路10とで第2の時延手段を構成し、この充放電回路
10のコンデンサC2の両端電圧を設定レベルVrefcと比
較し、その出力で上記スイッチング素子Q0にトリガ信
号を与える第3の比較器11と、該第3の比較器11の出力
でオン動作して上記設定レベルVrefcをコレクタ・エミ
ッタ間電圧VCE(SAT)に低下させて比較器11の出力をラ
ッチするトランジスタQ1とから構成されている。
而して漏電が発生して漏洩電流が交流電路に流れる
と、零相変流器3に第2図(a)に示す2次側出力が漏
電信号として発生する。クランプダイオードDは漏電信
号を一定以下に抑えるためのものである。
さて零相変流器3の2次側出力が比較器4の設定レベ
ルVrefaを越えると、越えている期間に対応して比較器
4は第2図(b)に示す出力を発生する。この出力に応
じ、充放電回路5では抵抗R1を通じてコンデンサC1
充放電する。この充放電が比較器4の出力に対応して繰
り返して行われ、コンデンサC1の両端電圧は第2図
(c)に示すようになる。
最初の漏電信号に対応したコンデンサC1の充電電圧
が比較器6の設定レベルVrefbを越えると、比較器6か
ら出力が立ち上がり、この出力の立ち上がりに応じて単
安定マルチバイブレータ7,8がトリガされ、単安定マル
チバイブレータ7からは第2図(d)に示す出力を発生
する。つまり単安定マルチバイブレータ7は検出期間T
1を設定するための第1のタイマ手段を構成し、この検
出期間T1に対応するパルス幅のパルス信号を発生す
る。
一方単安定マルチバイブレータ8は雷サージによる漏
洩電流が誤って漏電発生として検出されるのを防ぐため
の非検出期間T2を設定する第2のタイマ手段を構成し
ており、設定される非検出期間T2は雷サージによって
零相変流器3から2次側出力が連続して発生する時間
(約20ms)より長く設定され、且つ上記検出期間T1
りも短く、またその差が交流電源の周期よりも長くなる
ように設定される。
単安定マルチバイブレータ8の出力はノット回路12に
より反転されて第2図(e)に示すような信号となり、
この信号と、上記単安定マルチバイブレータ7の信号
と、上記比較器4の出力とがアンド回路9に入力する。
従って非検出期間T2では比較器4より出力が発生し
ても、アンド回路9の出力は“L"で、その後非検出期間
2が経過し、且つ検出期間T1中において比較器4より
出力が発生すると、比較器4の出力に応じてアンド回路
9の出力が“H"となり、充放電回路10の抵抗R2を通じ
てコンデンサC2を充電する。
この充放電回路10のコンデンサC2の両端電圧が第2
図(f)に示すように比較器11の設定レベルVrefcを越
えると、第2図(g)に示すように比較器11の出力が立
ち上がり、スイッチング素子Q0にトリガ信号を与える
とともにトランジスタQ1をオンする。トランジスタQ1
のオンにより比較器11の出力がラッチされた形となっ
て、スイッチング素子Q0をターンオンさせるに十分な
エネルギを持つトリガ信号を発生させ、スイッチング素
子Q0をオンさせる。
このスイッチング素子Q0のオンにより引き外しコイ
ル1に励磁電流が流れ、引き外しコイル1は開閉接点S
を開離駆動し、交流電路を断路する。
尚断路により零相変流器3の出力が無くなるととも
に、電源回路2の入力も無くなって、各単安定マルチバ
イブレータ7,8及びアンド回路9、比較器4,6,11の出力
が“L"となる。
次に雷サージが交流電路に流れ、交流電路に設けてい
るサージ吸収要素によって生じる漏洩電流が発生すると
第3図(a)に示す零相変流器3に2次側出力が発生
し、この2次側出力が比較器4の設定レベルVrefaを越
えると、比較器4は第3図(b)に示す出力を発生す
る。この出力に応じて、充放電回路5のコンデンサC1
が充放電されその時の充放電回路5のコンデンサC1
両端電圧は第3図(c)に示すようになる。そしてこの
コンデンサC1の電圧が比較器6の設定レベルVrefb
越えると比較器6から出力が発生し、この出力の立ち上
がりで単安定マルチバイブレータ7,8はトリガされ、単
安定マルチバイブレータ7の出力が第3図(d)に示す
ように、また単安定マルチバイブレータ8の反転出力が
第3図(e)のように発生する。この反転出力が“L"で
ある非検出期間T2に比較器4の出力があっても、アン
ド回路9の出力は“L"で、充放電回路10の出力も“L"と
なり、また非検出期間T2が経過した後では既に雷サー
ジによる漏洩電流に対応した零相変流器3の2次側出力
は比較器4の設定レベルVrefa以下と低下しているた
め、もはや比較器4から出力が発生せず、アンド回路9
の出力は“L"のままで、第3図(f)のように充放電回
路10の出力電圧も“L"となり、比較器11の出力は第3図
(g)に示すように発生せずスイッチング素子Q0をト
リガしない。つまり雷サージによる漏洩電流検出では開
閉接点Sを開離駆動することはないのである。
次にインバータ装置のような高周波発生装置が負荷装
置として存在し、この負荷装置で漏電が発生すると、高
周波の漏洩電流が流れることになり、零相変流器3で漏
電信号として検出される。この漏電信号が比較器4の設
定レベルVrefaを越えると比較器4から出力が発生し、
この出力に応じて充放電回路5のコンデンサC1が充放
電されるわけであるが、比較器4の出力は短い周期で発
生するため、コンデンサC1の両端電圧は徐々に上昇し
てやがて比較器6の設定レベルVrefbを越えることにな
り、上述の漏電時と同様に単安定マルチバイブレータ7,
12がトリガされ、非検出期間T2の経過後の検出期間中
1において、アンド回路9を介して充放電回路10のコ
ンデンサC2を充電する。従って上述の漏電時と同様に
コンデンサC2の電圧が設定レベルVrefcを越え、上述
の漏電時と同様に比較器11は出力を発生してスイッチン
グ素子Q0にトリガ信号を与えるとともにトランジスタ
1をオンし、スイッチング素子Q0をオンさせて、引き
外しコイル1により開閉接点Sを開離駆動し、交流電路
を断路する。つまりインバータ装置のような高周波発生
装置を負荷装置として接続している場合に漏電が起きて
も検出することができるのである。
実施例2 第4図は請求項2記載の発明に対応する実施例の回路
を示し、この実施例回路は比較器4の出力を反転してこ
の反転出力と、比較器6の出力との論理積をアンド回路
13でとって、このアンド回路13で検出期間T1を決める
タイマ手段を構成する単安定マルチバイブレータ14をト
リガし、更にこの単安定マルチバイブレータ14の出力と
上記比較器4の出力との論理積を第2の論理積手段であ
るアンド回路15で取り、このアンド回路15の出力に応じ
て、充放電回路10のコンデンサC1を充放電するように
なっている。尚第1図実施例と同一番号及び記号の構成
は同じ構成で且つ同じ動作を為すものである。
而して漏電によって零相変流器3に第5図(a)に示
す2次側出力が発生し、この2次側出力が比較器4の設
定レベルVrefaを越えると、越えている期間に対応して
比較器4は第5図(b)に示す出力を発生する。
この出力に応じて充放電回路5では抵抗R1を通じて
コンデンサC1を充放電し、コンデンサC1の両端電圧は
第5図(c)に示すようになる。こので電圧が比較器6
の設定レベルVrefbを越えると、比較器6から第5図
(e)に示す出力が発生することになる。
アンド回路13は比較器6の出力と、比較器4の出力を
ノット回路16で反転した出力との論理積をとるものであ
るから、最初の漏電信号に対応した比較器4の出力の反
転信号(第5図(d))が立ち上がった時点で、出力が
“H"となって単安定マルチバイブレータ14をトリガし、
この単安定マルチバイブレータ14から検出期間T1を設
定するパルス幅を持つパルス信号を第5図(f)に示す
ように発生させる。つまり最初に検出された漏電信号の
立ち下がりから検出期間T1を設定する。
この単安定マルチバイブレータ14のパルス信号が出力
している検出期間T1において比較器4の出力がある
と、この出力に応じてアンド回路15の出力が“H"とな
り、充放電回路10は抵抗R2を通じてコンデンサC2を充
電する。
第5図(g)に示すこの充放電回路10のコンデンサC
2の両端電圧が比較器11の設定レベルVrefcを越える
と、上記第1図実施例と同様に比較器11は第5図(h)
に示すように出力を立ち上がらせてスイッチング素子Q
0にトリガ信号を与えるとともにトランジスタQ1をオン
し、スイッチング素子Q0をオンさせて、引き外しコイ
ル1により開閉接点Sを開離駆動し、交流電路を断路す
る。
この断路により零相変流器3の2次側出力が無くなる
とともに、電源回路2の入力も無くなって、各単安定マ
ルチバイブレータ14及びアンド回路13,15、比較器4,6,1
1の出力が“L"となる。
次に雷サージによる漏洩電流が生じると、第6図
(a)に示すように零相変流器3に2次側出力が発生
し、この2次側出力が比較器4の設定レベルVrefaを越
えると、比較器4は第6図(b)に示す出力を発生す
る。この出力に応じて充放電回路5のコンデンサC1
充放電されその時の充放電回路5のコンデンサC1の両
端電圧は第6図(c)に示すようになる。
そしてこのコンデンサC1の電圧が比較器6の設定レ
ベルVrefbを越えると比較器6は出力を第6図(e)に
示すように発生する。アンド回路13は比較器4の出力の
反転信号が第6図(d)に示すように立ち上がると、出
力を“H"とし、この出力の立ち上がりで単安定マルチバ
イブレータ14をトリガし、単安定マルチバイブレータ14
から第6図(f)に示すパルス信号を発生させる。この
パルス信号の幅で設定される検出期間T1では既に零相
変流器3の2次側出力が比較器4の設定レベルVrefa
下に低下しているため比較器4の出力が“L"となってお
り、そのためアンド回路15の出力も“L"となる。従って
充放電回路10のコンデンサC2の両端電圧は第6図
(g)に示すように零となり、比較器11の出力も発生し
ない。従ってスイッチング素子Q0にはトリガ信号が与
えられず、開閉接点Sは開離駆動されることがない。
尚インバータ装置のような高周波発生装置が負荷装置
として存在し、この負荷装置で漏電が発生すると、高周
波の漏洩電流が流れることになり、零相変流器3で漏電
信号として検出される。この漏電信号が比較器4の設定
レベルVrefaを越えると比較器4から出力が発生し、こ
の出力に応じて充放電回路5のコンデンサC1が充放電
されるわけであるが、比較器4の出力は短い周期で発生
するため、コンデンサC1の電圧が徐々に上昇してやが
て設定レベルVrefbを越えることになる。このため比較
器6に出力が発生して、比較器4の反転出力が“H"の時
に単安定マルチバイブレータ14をトリガすることにり、
この単安定マルチバイブレータ14の出力で設定される検
出期間T1において比較器4より出力される出力で漏電
時と同様に充放電回路10のコンデンサC2を充電し、以
後漏電時と同様な動作が得られることになる。
実施例3 第7図は請求項5及び6記載の発明の実施例に対応す
る回路を示している。上記実施例2では最初の漏電信号
に対応した比較器4の出力の立ち下がりで検出期間T1
を設定する構成であったが、本実施例は最初の漏電信号
に対応した比較器6の出力の立ち上がりでタイマ手段を
構成する単安定マルチバイブレータ16をトリガして検出
期間T1を設定するパルス信号を得るようにしており、
該単安定マルチバイブレータ16の出力と、比較器6の出
力をノット回路17で反転させた信号と、比較器4の出力
との論理積を論理手段であるアンド回路18で取り、この
アンド回路18の出力をオア回路19を通じて充放電回路10
に入力するようになっている。
オア回路19は上記アンド回路18の他に別の論理手段で
あるアンド回路21の出力を入力するようになっており、
アンド回路21は、上記比較器6の出力の立ち上がりでト
リガされ、上記検出期間T1より短い幅のパルス信号を
出力する別のタイマ手段を構成する単安定マルチバイブ
レータ20の出力をノット回路22で反転させた信号と、上
記比較器6の出力との論理積をとる。これらの論理回路
はインバータ装置のような高周波発生装置の漏洩電流に
対応するためのものである。上記単安定マルチバイブレ
ータ20の出力パルス幅は検出期間T1より短い幅として
いるが、逆に長くしていても問題は特にない。
尚第1図実施例と同一番号、同一記号の構成は同じ構
成で同じ動作を為す。
而して漏電が発生すると、上記実施例1,2と同様に零
相変流器3に第8図(a)に示す2次側出力が発生し、
この2次側出力が比較器4の設定レベルVrefaを越える
と、比較器4からは越えている期間に対応して第8図
(b)に示す出力を発生する。
この出力に応じて充放電回路5ではコンデンサC1
充放電し、コンデンサC1の両端電圧は第8図(c)に
示すようになる。このコンデンサC1の両端電圧が比較
器6の設定レベルVrefbを越えると、比較器6から出力
が発生して、その出力の立ち上がりで単安定マルチバイ
ブレータ16をトリガし、第8図(d)に示すパルス信号
を発生させる。
このパルス信号は検出期間T1を設定するパルス幅を
持つパルス信号であり、最初の漏電信号に対応した比較
器6の出力の立ち上がりに対応して出力される。
また比較器6の出力はノット回路17により第8図
(e)に示すように反転され、上記単安定マルチバイブ
レータ16の出力及び比較器4の出力とともにアンド回路
18に入力する。従ってアンド回路18では比較器4の立ち
上がりから、比較器6の出力が立ち上がるまでの間第8
図(f)に示すように出力を発生し、この出力がオア回
路19を通じて充放電回路10のコンデンサC2を充電す
る。このコンデンサC2の両端電圧が第8図(i)に示
すように比較器11の設定レベルVrefcを越えると、第8
図(j)に示すように比較器11は出力を発生して、スイ
ッチング素子Q0にトリガ信号を与えるとともにトラン
ジスタQ1をオンし、上記各実施例と同様に引き外しコ
イル1により開閉接点Sを開離駆動し、交流電路を断路
する。
ところで上記比較器6の出力でトリガされる単安定マ
ルチバイブレータ20の出力はノット回路22により反転さ
れて“L"となるため、“L"期間T2中は比較器6の出力
があってもアンド回路21の出力は第8図(h)に示すよ
うに“L"となっている。
さて交流電路が断路されると零相変流器3の2次側出
力が無くなるとともに、電源回路2の入力も無くなっ
て、単安定マルチバイブレータ14,16及びアンド回路18,
16、オア回路19、比較器4,6,11の出力が“L"となる。
次にインバータ装置のような高周波発生装置が負荷装
置として存在し、この負荷装置で漏電が発生すると、高
周波の漏洩電流が流れることになり、第9図(a)に示
すように零相変流器3で漏電信号として検出される。こ
の漏電信号が比較器4の設定レベルVrefaを越えると比
較器4からは第9図(b)に示す出力が発生する。
この出力に応じて充放電回路5のコンデンサC1が充
放電されるわけであるが、比較器4の出力は短い周期で
発生するため、コンデンサC1の両端電圧は第9図
(c)に示すように徐々に上昇して比較器6の設定レベ
ルVrefbを越えることになり、その後ほぼ一定電圧に保
持される。そして比較器6の設定レベルVrefbをコンデ
ンサC1の両端電圧が越えて比較器6の出力が立ち上が
った時点で、単安定マルチバイブレータ16及び20が夫々
トリガされ、単安定マルチバイブレータ16には第9図
(d)に示すパルス信号が出力し、また単安定マルチバ
イブレータ20の出力パルス信号の幅に対応する期間T2
の間“L"となる信号がノット回路22より第9図(g)に
示すように出力する。
ここで比較器6の出力はコンデンサC1の電圧が設定
レベルVrefbを越えてから、“H"のままとなっているた
め、ノット回路17の出力が“L"となり、結果第9図
(f)に示すようにアンド回路18の出力は“L"のままに
維持される。
一方アンド回路21は単安定マルチバイブレータ20のパ
ルス信号が発生しなくなると、つまりT2期間が経過し
た時点で出力を第9図(h)に示すように“H"とし、オ
ア回路19を通じて第9図(i)に示すように充放電回路
10のコンデンサC2を充電する。このコンデンサC2の両
端電圧が比較器11の設定レベルVrefcを越えると、上述
の漏電時と同様に比較器11は第9図(j)に示すように
出力を発生してスイッチング素子Q0にトリガ信号を与
えるとともにトランジスタQ1をオンし、スイッチング
素子Q0をオンさせて、引き外しコイル1により開閉接
点Sを開離駆動し、交流電路を断路する。つまりインバ
ータ装置のような高周波発生装置を負荷装置として接続
している場合に漏電が起きても検出することができるの
である。
次に雷サージによる漏洩電流にて第10図(a)に示す
ように零相変流器3に2次側出力が発生し、その2次側
出力が比較器4の設定レベルVrefaを越えると、比較器
4は第10図(b)に示す出力を発生する。この出力に応
じて充放電される充放電回路5のコンデンサC1の両端
電圧は第10図(c)に示すようになる。
そしてこのコンデンサC1の電圧が比較器6の設定レ
ベルVrefbを越えて比較器6の出力が立ち上がると、こ
の立ち上がりにより単安定マルチバイブレータ16,20が
夫々トリガされ、単安定マルチバイブレータ16からは第
10図(d)に示すパルス信号を、またノット回路22から
は第10図(g)に示す単安定マルチバイブレータ20の出
力パルス信号の反転信号を出力させる。
そして雷サージによる漏洩電流によって出力される零
相変流器3の2次側出力は20ms程度継続する単発の出力
であるため、零相変流器3の2次側出力が低下して比較
器4の設定レベルVrefaより低くなり、比較器4の出力
が“L"となると、アンド回路18は検出期間T1の間にお
いて出力を“H"とすることはない。
一方アンド回路21は比較器6の出力が“H"である期間
中は、単安定マルチバイブレータ20の反転出力が“L"で
あるため、第10図(h)に示すように出力を“L"に維持
する。
従って両アンド回路18,21の出力が“H"とならないた
めオア回路19は“L"状態を維持し、結果第10図(i)に
示すように充放電回路10のコンデンサC2の両端電圧が
零のままで、第10図(j)に示すように比較器11は出力
を発生しない。従ってスイッチング素子Q0にはトリガ
信号が与えられず、開閉接点Sは開離駆動されることが
ない。
実施例4 本実施例は請求項3記載の発明に対応するもので、本
実施例では最初の漏電信号の立ち上がりで検出期間T1
を定めて、この検出期間T1中に漏電信号を所定個数入
力した時に漏電検出を行うもので、第11図に示すように
比較器6の出力の立ち上がりでトリガされるタイマ手段
たる単安定マルチバイブレータ23の出力パルス信号でJK
フリップフロップ24,25のリセットを解除するようにし
ている。JKフリップフロップ24,25はカウント手段たる
カウンタを構成するもので、比較器6の出力の反転信号
を1段目のJKフリップフロップ24のクロックとし、2段
目のJKフリップフロップ25のクロックを1段目のJKフリ
ップフロップ24のQ出力で得るようになっており、2段
目のJKフリップフロップ25はQ出力でスイッチング素子
0のトリガ信号を与えるようになっている。
尚第1図実施例と同一番号、同一記号のものは同じ構
成で同じ動作を為すものである。
而して漏電が発生すると、各実施例と同様に零相変流
器3に第12図(a)に示す2次側出力が発生し、この2
次側出力が比較器4の設定レベルVrefaを越えると、越
えている期間に対応して比較器4から出力が発生する。
この出力に応じて充放電回路5ではコンデンサC1
充放電し、コンデンサC1の両端電圧を第12図(b)に
示すようになる。
最初の漏電信号に対応したコンデンサC1の電圧が比
較器6の設定レベルVrefbを越えて第12図(c)に示す
ように比較器6から出力が立ち上がると、この出力の立
ち上がりに応じて単安定マルチバイブレータ23がトリガ
され、単安定マルチバイブレータ23は第12図(d)に示
す出力を発生する。つまり単安定マルチバイブレータ23
は検出期間T1を設定するもので、この検出期間T1に対
応するパルス幅のパルス信号を発生する。
さて単安定マルチバイブレータ23のパルス信号がCLR
端子に入力すると、各JKフリップフロップ24,25はリセ
ット状態が解除され、最初の漏電信号に対応する第12図
(e)に示す比較器6の出力の反転信号の立ち下がり
で、JKフリップフロップ24は第12図(f)に示すように
Q出力を“H"に反転する。このときJKフリップフロップ
25はクロックが入力しないためQ出力を“L"のままに維
持する。
次に2サイクル目の漏電信号が入力して比較器6の反
転信号が立ち下がると、JKフリップフロップ24はQ出力
を“L"に反転する。このQ出力の立ち下がりによりJKフ
リップフロップ25は第12図(g)に示すようにQ出力を
“H"とする。
つまり2サイクル目の漏電信号をカウントしたことに
より、JKフリップフロップ25はスイッチング素子Q0
トリガ信号を与え、スイッチング素子Q0をオンさせ
る。このスイッチング素子Q0のオンにより上記各実施
例と同様に引き外しコイル1に励磁電流が流れ、引き外
しコイル1は開閉接点Sを開離駆動し、交流電路を断路
する。
この断路により零相変流器3の出力が無くなるととも
に、電源回路2の入力も無くなって、単安定マルチバイ
ブレータ23、比較器4,6の出力、JKフリップフロップ24,
25のQ出力が“L"となる。
次に雷サージによる漏洩電流が検出されて第13図
(a)に示すように零相変流器3に2次側出力が発生し
て、その出力が比較器4の設定レベルVrefaを越える
と、比較器4は出力を発生する。この出力に応じて充放
電回路5のコンデンサC1が第13図(b)に示すように
充放電される。そしてこのコンデンサC1の両端電圧が
比較器6の設定レベルVrefbを越えると、第13図(c)
に示すように比較器6の出力が発生し、この出力の立ち
上がりで単安定マルチバイブレータ23がトリガされ、単
安定マルチバイブレータ23は第13図(d)に示すように
パルス信号を発生する。
次いで比較器6の出力の反転信号の立ち下がりがある
とJKフリップフロップ24のQ出力が“H"に反転する。
しかしながら検出時間T1中には2発目の雷サージが
入力せず、第13図(e)に示すように比較器6の出力の
反転信号が再度立ち下がることがない。従って、JKフリ
ップフロップ24はQ出力を第13図(f)のようにリセッ
トされるまで“H"に維持し、JKフリップフロップ25のQ
出力は第13図(g)に示すように“L"のままでスイッチ
ング素子Q0をトリガしない。つまり雷サージでは開閉
接点Sを開離駆動することはないのである。
尚インバータ装置のような高周波発生装置を負荷装置
として用い、その高周波発生装置で漏電が生じた場合に
おいても、漏電検出ができるようにするように破線で示
す如く比較器4の反転出力をJKフリップフロップ24のク
ロックとする回路構成としても良い。
この場合ノイズに弱くなるが、短い周期で比較器4か
ら出力が発生するため、比較器6の出力の立ち上がりで
トリガされる単安定マルチバイブレータ23からパルス信
号が出力している期間T1中において確実にJKフリップ
フロップ25のQ出力を“H"に反転させ、上述の漏電時と
同様に開閉接点Sを開離駆動することができる。
実施例5 実施例4がカウンタによって漏電信号の入力数をカウ
ントするデジタルカウント式のものであったが、第14図
に示すように本実施例はアナログ方式により漏電信号を
カウントするもので、比較器6の出力でオン駆動される
トランジスタQ2に並列にコンデンサC3を接続し、トラ
ンジスタQ2がオフしたとき、つまり比較器6の出力の
立ち下がりで、電源Vccにて抵抗R3を通じてコンデン
サC3を充電する積分回路と、比較器26とからなる遅延
回路27を備えるとともに、この遅延回路27の出力でオン
するトランジスタQ3に並列にコンデンサC4を並列に接
続し、トランジスタQ3がオフのとき電流源28でコンデ
ンサC4を充電し、トランジスタQ3のオンのときコンデ
ンサC4の充電電荷を放電させる充放電回路10′を備
え、この充放電回路10′のコンデンサC4の両端電圧を
第2の比較手段たる比較器11の設定レベルVrefcと比較
するようになっている。
而して漏電が発生すると、零相変流器3に第15図
(a)に示す2次側出力が発生し、この2次側出力が比
較器4の設定レベルVrefaを越えると、越えている期間
に対応して比較器4は出力を発生する。
この出力に応じて充放電される充放電回路5のコンデ
ンサC1の両端電圧は第15図(b)に示すようになり、
最初の漏電信号に対応したコンデンサC1の電圧が比較
器6の設定レベルVrefbを越えると、比較器6の出力が
発生し、該出力の発生期間中遅延回路27のトランジスタ
2をオンする。このオンによりコンデンサC3の電荷が
放電され、両端電圧は第15図(c)に示すようにトラン
ジスタQ2がオンしている期間中零となる。また比較器
6の出力が発生しなくなってトランジスタQ2がオフす
ると、コンデンサC3は抵抗R3を通じて充電される。こ
こで各交流電源の各サイクルで漏電信号があると、コン
デンサC4の充電電圧が比較器26の設定レベルVrefd
越えるまでにトランジスタQ2がオンされるため、最初
の漏電信号の入力に対応した比較器6の出力の入力から
比較器26の出力が“L"に維持される。従って比較器26の
出力が“L"となった時点からトランジスタQ3がオフと
なり、コンデンサC4は電流源28により第15図(d)に
示すように充電され、最初の漏電信号を含めて3つ目の
漏電信号が入力した時点近辺でコンデンサC4の両端電
圧が比較器11の設定レベルVrefeを越え、比較器11から
第15図(d)に示すように出力が発生することになっ
て、スイッチング素子Q0にトリガ信号を与え、スイッ
チング素子Q0をオンさせる。このスイッチング素子Q0
のオンにより引き外しコイル1に励磁電流が流れ、引き
外しコイル1は開閉接点Sを開離駆動し、交流電路を断
路する。
この断路により零相変流器3の出力が無くなるととも
に、電源回路2の入力も無くなって、電源Vcc、比較器
4,6、26、29の出力が“L"となる。
次に雷サージによる漏洩電流が検出されて第16図
(a)に示すように零相変流器3に2次側出力が発生
し、この2次側出力が比較器4の設定レベルVrefaを越
えると、比較器4は出力を発生する。この出力に応じて
充放電回路5のコンデンサC1が充放電されその時の充
放電回路5のコンデンサC1の両端電圧は第16図(b)
に示すようになる。この電圧が比較器6の設定レベルV
refbを越えると、その越えている期間遅延回路27のトラ
ンジスタQ2をオンさせ、第16図(c)に示すようにコ
ンデンサC3の両端電圧を零とする。従ってトランジス
タQ2がオンになった時点から上記比較器26の出力が
“L"となってトランジスタQ3をオフし、第16図(d)
に示すようにコンデンサC4を電流源28で充電する。
やがて雷サージによる漏洩電流が低下して零相変流器
3の2次側出力が低下し、比較器6の出力が“L"となる
と、遅延回路27のトランジスタQ2がオフとなり、この
オフと同時にコンデンサC3の充電が開始される。ここ
で雷サージによる漏洩電流は20ms程度で且つ単発で発生
するため、コンデンサC3の両端電圧が比較器26の設定
レベルVrefdを越えるまでに再度トランジスタQ2がオ
ンすることが無く、従ってコンデンサC3の両端電圧が
0時間後に比較器26の設定レベルVrefdを越えること
になる。
ここで雷サージによる漏洩電流の発生時間などを考慮
して充放電回路5の時定数及び遅延回路27の時定数、更
に電流源28の電流値などを適宜設定して、コンデンサC
4の両端電圧が比較器11の設定レベルVrefcを越える前
に、遅延回路27のコンデンサC3の両端電圧が比較器26
の設定レベルVrefdを越えるようにT時間を設定するこ
とにより、コンデンサC3の両端電圧が設定レベルV
refdを越え、比較器26の出力が“H"となり、トランジス
タQ3がオンすることにより、コンデンサC4の電圧を比
較器11の設定レベルVrefcを越える前に第16図(d)に
示すようにリセットすることができ、結果比較器29の出
力は第16図(e)に示すように“L"のままでスイッチン
グ素子Q0をトリガしない。つまり雷サージでは開閉接
点Sを開離駆動することはないのである。
インバータ装置のような高周波発生装置を負荷装置と
して用い、その高周波発生装置で漏電が生じた場合、充
放電回路5のCR時定数を適宜設定しておくことにより、
短い周期で連続的に出力される比較器4の出力でやがて
充放電回路5の出力が設定レベルVrefbを越えて、比較
器6の出力が“H"となり、トランジスタQ2をオンす
る。従って通常の漏電検出と同様に遅延回路27の比較器
26の出力が“L"となってトランジスタQ3をオフする。
従ってコンデンサC4が充電され。その電圧が設定レベ
ルVrefcを越えて比較器11の出力が“H"となり、スイッ
チング素子Q0をトリガする。このスイッチング素子Q0
のターンオンにより引き外しコイル2が励磁されて、開
閉接点Sを開離駆動し、交流電路を断路する。
尚本実施例に用いる遅延回路27としてはリトリガブル
の単安定マルチバイブレータを使用しても良い。
[発明の効果] 請求項1記載の発明は雷サージのような過大サージ発
生時に生ずる漏洩電流に対応して単発で長時間連続して
発生する零相変流器の2次側出力を第1のタイマ手段で
設定される非検出期間により漏電検出のための漏電信号
としては用いず、そのため過大サージによる漏洩電流の
発生時に誤って漏電検出することが無く、通常の漏電発
生時にはこの非検出期間終了後にも第2のタイマ手段で
設定継続している検出期間において零相変流器から漏電
信号が発生するため、漏電信号により漏電検出が行え、
確実な漏電保護が図れるという効果がある。
また請求項2記載の発明は零相変流器が漏電信号とし
て発生する2次側出力に対応する最初の比較手段の出力
の立ち下がりを検出してから、次の比較手段の出力の有
無を検出することにより漏電検出を行うため、雷サージ
のような過大サージ発生時に生ずる漏洩電流では零相変
流器の2次側出力は単発で長時間連続した後消滅するた
め、比較手段の最初の出力の立ち下がり後、タイマ手段
が検出期間を設定している間には次の比較手段の出力が
発生せず、そのため誤った漏電検出は行われないという
効果がある。
請求項3記載の発明は比較手段の出力の発生個数をタ
イマ手段で定めた検出期間中においてカウント手段によ
りカウントする構成であるため、長時間連続するが単発
である雷サージのような過大サージの発生時には検出期
間中比較器からの出力の発生個数が2以上の所定数とな
ることがないため、誤った漏電検出は行われないという
効果がある。
請求項4記載の発明は雷サージのような過大サージの
発生時に出力される零相変流器の2次側出力が単発であ
るため、第2の比較手段の設定レベルに充放電回路の出
力電圧が達するまでに、遅延手段の出力で充放電手段の
出力が放電によってリセットされてしまうため、充放電
回路の出力が第2の比較手段の設定レベルを越えること
が無く、結果誤った漏電検出は行われないという効果が
あり、また通常の漏電検出時には遅延手段は複数の漏電
信号に対応する時延手段の出力を、充放電回路の出力電
圧が第2の比較手段の設定レベルを越えるまで遅延する
ことにより、確実に漏電検出が行えるという効果があ
る。
請求項5記載の発明は漏電信号の大きさが設定レベル
を越えたときに出力を発生する比較手段の出力を時延す
る時延手段の反転出力と、第1の時延手段の出力でトリ
ガされるタイマ手段の出力と、上記比較手段の出力とで
論理積をとるため、最初の零相変流器の2次側出力で非
検出期間が設定されることになり、そのため単発の雷サ
ージのような過大サージの発生時には零相変流器からは
非検出期間が終了した後のタイマ手段で設定される検出
期間中に次の2次側出力が発生しないため、誤った漏電
検出が行われないという効果がある。
請求項6記載の発明は請求項5記載の発明において、
第1の時延手段の出力でトリガされて一定の検出期間を
設定する別のタイマ手段及、この別のタイマ手段の反転
出力と第1の時延手段の出力との論理積を取る別の論理
手段を設け、この別の論理手段の出力を第2の時延手段
に入力して第2の時延手段により時延したのち上記スイ
ッチング素子のトリガ信号を発生させたので、高周波発
生装置が漏電して高周波の漏洩電流が交流電路に流れた
場合、短い周期で発生する零相変流器の2次側出力に対
応して上記比較手段からは短い周期で出力が発生し、そ
のため第1の時延手段の出力が保持された状態となり、
結果別のタイマ手段で設定された非検出期間を経た後第
1の時延手段の出力に応じて出力される第2の時延手段
で充電することになって漏電検出が行え、また別のタイ
マ手段によって非検出期間が設定されるため、単発のサ
ージの発生時においても特に誤った漏電検出は起きない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明に対応する実施例1の回路
図、第2図、第3図は同上の動作説明用タイムチャー
ト、第4図は請求項2記載の発明に対応する実施例2の
回路図、第5図、第6図は同上の動作説明用タイムチャ
ート、第7図は請求項5,6記載の発明に対応する実施例
3の回路図、第8図〜第10図は同上の動作説明用タイム
チャート、第11図は請求項3記載の発明に対応する実施
例4の回路図、第12図、第13図は同上の動作説明用タイ
ムチャート、第14図は本発明の実施例5の回路図、第15
図、第16図は同上の動作説明用タイムチャートである。 1は引き外しコイル、2は電源回路、3は零相変流器、
4は第1の比較器、5は第1の充放電回路、6は第2の
比較器、7,8は単安定マルチバイブレータ、9はアンド
回路、10は第2の充放電回路、11は第3の比較器、Q0
はスイッチング素子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 達 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 牧永 仁 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 石神 義久 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 神田 雅隆 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−220466(JP,A) 特開 昭58−159622(JP,A) 特開 昭59−44921(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02H 3/08 - 3/52

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電
    流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電
    信号の大きさが所定の大きさに達したときスイッチング
    素子をトリガして交流電路を遮断する漏電検出装置にお
    いて、上記漏電信号の大きさが設定レベルを越えたとき
    に出力を発生する比較手段と、該比較手段の出力を時延
    して手段を発生する第1の時延手段と、この第1の時延
    手段の出力でトリガされて非検出期間を設定する第1の
    タイマ手段と、上記第1の時延手段の出力でトリガされ
    て上記第1のタイマ手段で設定される非検出期間より長
    く且つその時間差が交流電路の交流の周期より長い検出
    期間を設定する第2のタイマ手段と、上記非検出期間経
    過後で且つ上記検出期間内に存在する上記比較手段の出
    力を取り出す論理手段と、この論理手段の出力を時延し
    て上記スイッチング素子をトリガするトリガ信号を発生
    する第2の時延手段とを備えたことを特徴とする漏電検
    出装置。
  2. 【請求項2】交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電
    流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電
    信号の大きさが所定の大きさに達したとき、スイッチン
    グ素子をトリガして交流電路を遮断する漏電検出装置に
    おいて、上記漏電信号の大きさが設定レベルを越えたと
    きに出力を発生する比較手段と、この比較手段の出力を
    時延して出力を発生する第1の時延手段と、この第1の
    時延手段の出力と上記比較手段の反転出力との論理積を
    とって上記比較手段の出力の立ち下がりに対応した出力
    を得る第1の論理手段と、この第1の論理手段の出力で
    トリガされて少なくとも交流電路の交流の周期より長い
    検出期間を設定するタイマ手段と、このタイマ手段で設
    定される検出期間中に存在する上記比較手段の出力を取
    り出す第2の論理手段と、この第2の論理手段の出力を
    時延して上記スイッチング素子をトリガするトリガ信号
    を発生する第2の時延手段とを備えたことを特徴とする
    漏電検出装置。
  3. 【請求項3】交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電
    流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電
    信号の大きさが所定の大きさに達したときスイッチング
    素子をトリガして交流電路を遮断する漏電検出装置にお
    いて、上記漏電信号の大きさが設定レベルを越えたとき
    に出力を発生する比較手段と、この比較手段の出力に対
    応して交流電路の周期より長い検出期間を設定するタイ
    マ手段と、このタイマ手段で設定される検出期間中にお
    いて2以上の所定数の上記比較手段の出力をカウントし
    たときに出力を発生して上記スイッチング素子をトリガ
    するカウント手段とを備えたことを特徴とする漏電検出
    装置。
  4. 【請求項4】交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電
    流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電
    信号の大きさが所定の大きさに達したときスイッチング
    素子をトリガして交流電路を遮断する漏電検出装置にお
    いて、上記漏電信号の大きさが設定レベルを越えたとき
    に出力を発生する第1の比較手段と、この第1の比較手
    段の出力を時延して出力を発生する時延手段と、この時
    延手段の出力の立ち上がりで出力を発生してこの時延手
    段の出力の立ち下がりから交流電路の交流の周期以上の
    一定期間出力を発生し続ける遅延手段と、この遅延手段
    の出力に応答して充電を開始しこの遅延手段の出力の停
    止に伴って短時間で放電される充放電手段と、この充放
    電手段の出力が設定レベルを越えたときに上記スイッチ
    ング素子をトリガするトリガ信号を発生する第2の比較
    手段とを備え、上記遅延手段が出力を発生し続ける上記
    一定時間より上記充放電手段の出力が充電開始から第2
    の比較手段の設定レベルを越えるまでの時間を長く設定
    して成ることを特徴とする漏電検出装置。
  5. 【請求項5】交流電路の漏洩電流を検出してこの漏洩電
    流の大きさにほぼ比例した漏電信号を発生し、この漏電
    信号の大きさが所定の大きさに達したときスイッチング
    素子をトリガして交流電路を遮断する漏電検出装置にお
    いて、上記漏電信号の大きさが設定レベルを越えたとき
    に出力を発生する比較手段と、この比較手段の出力を時
    延して出力を発生する第1の時延手段と、この第1の時
    延手段の出力でトリガされて少なくとも交流電路の交流
    の周期より長い検出期間を設定するタイマ手段と、この
    タイマ手段と上記比較手段の出力と上記第1の時延手段
    の反転出力との論理積をとる論理手段と、この論理手段
    の出力を時延して上記スイッチング素子をトリガするト
    リガ信号を発生する第2の時延手段とを備えたことを特
    徴とする漏電検出装置。
  6. 【請求項6】上記第1の時延手段の出力でトリガされて
    一定の検出期間を設定する別のタイマ手段及び、この別
    のタイマ手段の反転出力と第1の時延手段の出力との論
    理積を取る別の論理手段を設け、この別の論理手段の出
    力を第2の時延手段に入力して第2の時延手段により時
    延したのち上記スイッチング素子のトリガ信号を発生さ
    せたことを特徴とすることを特徴とする請求項5記載の
    漏電検出装置。
JP6498990A 1990-03-15 1990-03-15 漏電検出装置 Expired - Lifetime JP2915956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498990A JP2915956B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 漏電検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6498990A JP2915956B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 漏電検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03265421A JPH03265421A (ja) 1991-11-26
JP2915956B2 true JP2915956B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=13273972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6498990A Expired - Lifetime JP2915956B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 漏電検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2915956B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4695659B2 (ja) * 2008-02-27 2011-06-08 森長電子株式会社 避雷器の切離し制御装置
JP5821014B2 (ja) * 2011-03-18 2015-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 漏電判定装置
KR101864624B1 (ko) * 2014-07-11 2018-06-07 엘에스산전 주식회사 누전 차단기용 누전 결정 회로
CN107819320A (zh) * 2017-11-09 2018-03-20 无锡华润矽科微电子有限公司 A型低压漏电保护器电路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03265421A (ja) 1991-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100449959B1 (ko) 누전차단기
KR100299014B1 (ko) 광대역노이즈면역성을갖는접지고장회로차단기
US6198611B1 (en) Arc fault circuit interrupter without DC supply
US6628487B1 (en) Method and apparatus for detecting upstream series arc faults
US20010040458A1 (en) Arc fault circuit detector device detecting pulse width modulation of arc noise
EP0021472B1 (en) Power line transient limiter
JP3267900B2 (ja) 漏電遮断器
JP2915956B2 (ja) 漏電検出装置
JP2004227809A (ja) 漏電遮断器の漏電検出回路
JP7356908B2 (ja) インパルス電圧発生装置および電力用半導体スイッチの保護方法
JPH04308678A (ja) 雷サージ保護装置
JP3227228B2 (ja) 地絡検出装置
JP6065252B2 (ja) 漏電検出装置
JP2974268B2 (ja) 電圧形インバータ
JP2801631B2 (ja) Vвоフリーサイリスタ変換装置
JPS61161921A (ja) 地絡検出装置
JP2874780B2 (ja) 電流検出装置
JP3266666B2 (ja) 地絡検出装置
JP2012202705A (ja) 漏電検出装置
JPH03256517A (ja) 漏電ブレーカ
JPS61154422A (ja) 地絡検出装置
JPH07302674A (ja) 開閉器付き避雷器
JP3028093B2 (ja) 系統故障電流検出装置
JP2505604B2 (ja) 地絡検出装置
JPH04212A (ja) 地絡検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

EXPY Cancellation because of completion of term