JP2000316231A - 漏電警報機能付回路遮断器及び漏電遮断器 - Google Patents

漏電警報機能付回路遮断器及び漏電遮断器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範な主回路から、漏電警報動作に必要な負
荷電力を確実に供給可能な小形化・低消費電力の漏電警
報機能付回路遮断器及び漏電遮断器を提供する。 【解決手段】 主回路1を流れる過電流により主回路を
遮断すると共に、主回路を流れる電流の不平衡から漏電
を検出する漏電IC16と、この検出した漏電を警報す
る手段としてリレースイッチ20(負荷)を備えた漏電
警報機能付回路遮断器、あるいは、検出した漏電により
引外し装置20’(負荷)を起動して主回路を遮断する
漏電遮断器において、主回路1から得られる駆動電圧の
不要な電圧(V3)を、FETなどの耐高電圧特性の能
動素子により負担し、安定した低電圧を供給すると共
に、漏電検出時には、それら負荷に対して必要な電流の
供給を可能にし、小型化、負荷電流増加への対応を可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主回路に過電流が
流れた場合に主回路を遮断して電路を保護する回路遮断
器に関し、特に、当該主回路に流れる電流における不平
衡により漏電を検出して漏電の発生を警告する漏電警報
機能を備えた警報機能付回路遮断器、さらには、前記検
出した漏電により主回路を遮断する機能を備えた漏電遮
断器に関する。
【0002】
【従来の技術】主回路に流れる過電流を検出して開閉接
点を開極して電路を保護する回路遮断器は既に広く知ら
れており、さらに、上記の基本的な機能に加え、前記主
回路を流れる電流の不平衡により漏洩電流の発生を検出
して警告する漏洩電流警報機能付回路遮断器が、さらに
は、かかる漏洩電流の発生を検出して開閉接点を開極し
て電路を保護する漏電遮断器も既に知られている。
【0003】なお、かかる漏洩電流の発生を検出には、
主回路を流れる電流の不平衡を検出することが行われて
おり、例えば、特開平05−174697号公報にも示
されるように、主回路に零相変流器を設け、この相変流
器に発生する電流の不平衡により漏洩電流を電気的に検
出する。そして、漏洩電流の検出は、一般に、零相変流
器に発生した電圧を整流し、これを、例えばIC等に組
み込まれた比較器等の、漏電検出回路素子によって所定
の電圧値と比較することにより行われており、もって、
回路全体の消費電力を低減し、かつ、遮断器が使用可能
な電圧範囲を拡大する技術が知られている。
【0004】なお、この比較器等を組み込んだICの駆
動には、上記特開平05−174697号公報にも示さ
れるように、前記主回路に直接電気的に接続した整流器
から得られた直流電力を、定電流ダイオードと定電圧ダ
イオードの並列接続回路を複数接続して分圧し、すなわ
ち、前記定電流ダイオードと定電圧ダイオードの並列接
続回路によって前記ICの駆動に必要とされる以外の過
電圧を負担することにより、所定の駆動電圧(例えば、
24V)を得ることが行われていた。
【0005】なお、主回路から変圧器を用いて所定の駆
動電圧を発生・供給することも可能ではあるが、しかし
ながら、その場合、変圧器を遮断器内に実装しなければ
ならず、これでは、遮断器が大型化してしまうという問
題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の漏洩電流の警報機能付回路遮断器では、例えば
100V〜460Vの間で変化する各種の電源(例えば
100V電源、200V…電源等)に対応することが難
しく、また、その回路規模を小型化することが出来ない
という問題点が指摘される。すなわち、上記従来技術に
おける漏電検出回路素子への電力供給回路では、入力電
圧、すなわち、主回路の電圧(通常、±20%の変動幅
を許容することが要求されることから、80V〜552
V)が大きくなるに従い、その入力抵抗値を大きくする
か、定電流ダイオードと定電圧ダイオードの並列接続回
路の段数を増加させる必要がある。しかしながら、前者
の場合、前記入力抵抗値の増大に伴う発熱量の増加によ
り抵抗器自体を大型化しなければならず、また、後者の
場合には部品点数の増加につながることになる。
【0007】また、上記従来技術の漏洩電流の警報機能
付回路遮断器では、上記定電流ダイオードと定電圧ダイ
オードの並列接続回路によって取り出せる電流は、その
回路構成から、定電流ダイオードの容量により制限され
ており、一般的に数mA程度の負荷電流、すなわち、そ
の負荷となるICを駆動するために必要な程度の電流し
か得られないという問題があった。すなわち、この数m
A程度の負荷電流によって回路遮断器の開閉接点を開極
させる引外し装置を起動するに必要な負荷電流(数十m
A〜数A程度)を得ることは不可能であることから、例
え主回路の漏洩電流を検出しても、これを警告灯の点滅
により警告することは可能であるが、さらに、上記の引
外し装置を起動することにより回路遮断器の開閉接点を
開極させることは不可能であった。そのため、各種の電
源に対応することが可能であり、漏警告灯の点滅による
警告以外の、比較的大きな消費電力を伴う警告動作・機
能を備えた漏電警報機能付回路遮断器を提供し、さらに
は、漏洩電流の発生を検出して開閉接点を開極して電路
を保護する機能をも備えた漏電遮断器を得ることは不可
能であった。
【0008】そこで、本発明では、上記従来技術におけ
る問題点に鑑み、各種の電源に対応することが可能であ
り、また、その回路規模を小型化することが出来、か
つ、各種の警報機能に対応することが可能な漏電警報機
能付回路遮断器を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明では、さらに、漏洩電流の発
生を検出して開閉接点を開極して電路を保護する機能を
も備えた漏電遮断器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、ま
ず、主回路を流れる過電流により当該主回路を遮断する
と共に、前記主回路を流れる電流における不平衡により
漏電を検出する回路素子と、検出した漏電を警報する手
段とを備えた回路遮断器において、前記漏電検出回路素
子は、高電圧が印加されても電気的あるいは熱的に問題
なく動作可能な特性(以下、耐高電圧特性)を有する能
動素子回路を介して前記主回路に電気的に接続されてお
り、もって、前記主回路からその駆動電源を得る漏電警
報機能付回路遮断器により達成される。
【0011】また、本発明によれば、前記した漏電警報
機能付回路遮断器において、前記耐高電圧特性を有する
能動素子回路をFETによって構成している。
【0012】さらに、本発明によれば、前記した漏電警
報機能付回路遮断器において、前記漏電警報手段は、漏
電の有無により接点位置を切り換える接点スイッチを備
えている。
【0013】さらに、本発明によれば、前記した漏電警
報機能付回路遮断器において、さらに、前記主回路の開
閉接点を開極させる引外し装置を備えており、前記漏電
警報手段は、前記引外し装置を起動するための手段を備
えている。
【0014】加えて、上記本発明の他の目的は、主回路
を流れる過電流や漏電の際に前記主回路における開閉接
点を開極させる引外し装置と、当該引外し装置を電気的
に起動する手段とを有する漏電遮断器であって、さら
に、前記主回路を流れる電流における不平衡により漏電
を検出する回路素子を備えており、前記漏電検出回路素
子は、耐高電圧特性を有する能動素子回路を介して前記
主回路に電気的に接続されており、もって、前記主回路
からその駆動電源を得ている漏電遮断器によって達成さ
れる。
【0015】また、本発明によれば、前記した漏電遮断
器において、さらに、前記引外し装置を起動する手段
が、前記耐高電圧特性を有する能動素子回路を介して前
記主回路に電気的に接続されている。
【0016】さらに、本発明によれば、前記した漏電遮
断器において、前記耐高電圧特性を有する能動素子回路
は、FETで構成した電圧降下形過電圧負担回路で構成
されている。
【0017】すなわち、本発明によれば、主回路から整
流して得られる直流電圧のうち、主回路を流れる電流に
おける不平衡により漏電を検出する回路素子に必要とさ
れる電圧以外の過電圧を、例えばFET等の耐高電圧特
性の能動素子で負担することによって、広範囲の入力電
圧(80V〜552V)に対しても、例えばICから構
成される前記漏電検出回路素子、又は、例えば電磁コイ
ル等から構成される警報手段あるいは前記主回路の引外
し装置を起動する手段を駆動するに十分な電流を確保す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】まず、図1により、本発明の第1の実施の
形態になる漏電警報機能付回路遮断器の回路構成を示
す。なお、この漏電警報機能付回路遮断器100は、各
種の電源(例えば、100V〜460Vの電源等)の電
源回路(主回路1)の途中に設置され、図には示さない
が、過電流検出素子(バイメタル、コイル、変流器)に
より主回路1を流れる過電流を検出して、例えばバネ等
の弾性力を利用することにより主回路における開閉接点
2を強制的に開極させる引外し装置を起動して回路を遮
断することは、従来と同様である。
【0020】また、この漏電警報機能付回路遮断器10
0は、上記の機能に加え、さらに、上記主回路1を流れ
る電流における不平衡により漏電を検出することにより
主回路における漏電を検出し、この検出した漏電によ
り、漏電の警報を行うためのLED12と、さらには、
検出した漏電を例えば遠隔に配置された警報装置に伝達
するためのリレースイッチ20を備えている。なお、本
実施の形態においては、このリレースイッチ20として
は、図からも明らかなように、2組の接点を備えてお
り、例えばa接点(通常はOFF状態であり、ON状態
に移行する)、b接点(通常はON状態で、OFF状態
に移行する)と呼ばれるもの、さらには、これらa接点
とb接点とを組み合わせた3つの接点を有するc接点と
呼ばれるものを使用することも可能である。なお、これ
らの接点には、例えば、ブザーや警報灯等の警報装置が
接続され、もって、漏電が検出されると管理者等に警報
を発することとなる。
【0021】また、図1には、符号3により、いわゆ
る、零相変流器3が示されている。この零相変流器3は
上記主回路1上に設けられており、その出力は整流回路
30を介して漏電検出素子、本実施例では漏電検出回路
素子を集積回路化した素子(以下、漏電IC16)に入
力される。なお、零相変流器3からの出力はこの整流回
路30の働きにより、主回路1を流れる電流が平衡であ
る場合には信号が出力されないが、その電流が不平衡で
ある場合には、その不平衡に応じた電圧の出力信号を漏
電信号VLとして出力する。すなわち、漏電IC16
は、この出力信号Vを、その内部の漏電検出回路(比較
器)161により所定の閾値(電圧レベルVLth)と比
較することにより、漏電を検出することが可能になる。
【0022】さらに、漏電IC16は、この漏電を検出
することにより、やはりその内部に搭載されたトリガ回
路162を駆動して、上記リレースイッチ20のON/
OFFを制御するリレー11、11を駆動する。なお、
本実施の形態では、上記トリガ回路162の出力は、サ
イリスタ15のゲート端子に接続されており、図の回路
からも明らかなように、これによりサイリスタ15をO
Nし、もって、リレー11、11に所定の電流を流すこ
ととなる。
【0023】上記の説明からも明らかなように、漏電警
報機能付回路遮断器100では、上記零相変流器3と整
流回路30との働きによって漏電信号VLが出力される
こととなるが、この信号VLにより漏電の有無を判定す
る漏電IC16、さらには、この漏電IC16による漏
電の検出により漏電を警告するための警告手段、すなわ
ち、本例では、上記サイリスタ15やリレー11、11
は電気的な負荷を形成しており、それゆえ、上記漏電I
C16と共にこの電気負荷に対しても必要な電力を供給
することが必要となる。なお、漏電IC16に対して
は、あまり大きな電流(数mA程度で十分)の供給は必
要とされないが、所定の安定な電圧(例えば、9V)が
必要であり、他方、上記サイリスタ15やリレー11、
11に対しては、比較的大きな(数十mA〜数A程度)
電流の供給が必要となる。
【0024】次に、上記に述べた漏電IC16を含む電
気的な負荷に対し、本発明の特徴をなす、所定の安定な
電圧でかつ必要な電流の供給を行うための、漏電警報機
能付回路遮断器100に組み込まれた電力供給回路50
について、以下に詳細に説明する。
【0025】図1の回路図にも明らかなように、漏電検
出回路駆動用電圧は、開閉接点2より負荷側で取られる
様構成されており、具体的には、主回路1の負荷側左右
の極(本例では3相の内のU相とW相)から取られた電
圧は、耐ノイズ性能向上用に設けられた入力抵抗4、4
を介して全波整流用ダイオードブリッジ5に接続されて
おり、この全波整流用ダイオードブリッジ5により、交
流電力(入力電圧Vin)を直流に変換する。さらに、こ
の整流された直流電圧は、例えば、2段に接続された耐
高電圧特性の能動素子であるエンハンスメント形FET
7、71で構成される過電圧負担回路(負担電圧V3
1+V2)と、低電圧ダイオード8とトランジスタ9で
構成される定電圧回路(負担電圧V4)とによって負担
されている。
【0026】すなわち、漏電検出及び警報出力を行うた
めに必要な直流電圧は、定電圧ダイオード8、トランジ
スタ9で構成される定電圧回路により発生される電圧V
4により発生されており、この直流電圧V4が、漏電発生
時に警報を出すリレー11、11を駆動するためのリレ
ー駆動用電圧として使用され、さらに、この電圧は抵抗
器13と定電圧ダイオード14により分圧され、その定
電圧ダイオード14の両端に発生した定電圧が、上記漏
電検出を制御する漏電検出IC16の駆動用電圧V5
なるように構成されている。
【0027】続いて、上記にその構成を詳細に説明した
電源回路の詳細及びその動作について説明する。なお、
上記低電圧ダイオード8とトランジスタ9で構成される
定電圧回路(負担電圧V4)にて生成される電圧は、リ
レー駆動電圧等により支配されるが、通常、25V程度
〜60V程度である。また、上記の抵抗器13は、リレ
ー(負荷)駆動用電圧V4と、漏電IC駆動用電圧V5
差分を負担するための抵抗器である。
【0028】ところで、通常、前記全波整流用ダイオー
ドブリッジ5に入力される交流電力(入力電圧Vin
は、直流に変換された後、漏電検出及び警報出力を行う
ために必要な電圧(V4)以上である必要があり、他
方、上記の漏電警報機能付回路遮断器100を各種の電
源(100V〜460Vの電源)に共通的に使用可能と
する(汎用性を有する)ためには、使用される電源(本
例では、100V電源)でも上記の必要な電圧(V4
以上である必要がある。そのため、本回路遮断器100
が使用される回路の電源電圧が高い場合(本例では、4
60V電源)には、上記全波整流用ダイオードブリッジ
5により、上記必要電圧(V4)以上の電圧が発生され
ることとなる。そこで、本発明では、必要以外の電圧V
3は、上記2段直列に接続された(トーテムポール接続
された)上記FET7、71にて負担されることとな
る。なお、図において、符号10は平滑用コンデンサ、
符号6は電圧2分割用抵抗器を示している。
【0029】一方、図1の回路構成からも明らかなよう
に、上記直列FET7、71のドレイン−ソース間を流
れる電流は、前記定電圧ダイオード8及びトランジスタ
9により制御されており、これにより、上記必要電圧
(V4)を発生する回路(具体的には、平滑用コンデン
サ10の両端)に接続される負荷(すなわち、本例で
は、上記サイリスタ15により励磁電流が供給されるリ
レー11、11及び定電圧ダイオード14を介して定電
圧が供給される漏電検出IC16)によって決定される
電流と等しくなる。
【0030】これは、例えば、警報出力のためのリレー
11、11に必要な電力が上昇しようとした場合(例え
ば、リレー11、11の駆動に必要な数十mA〜数A程
度の比較的大きな電流)が流れようとすると、前記平滑
用コンデンサ10の両端の電圧(V4)が上記定電圧ダ
イオード8のツェナー電圧以上となろうとする。これに
より、定電圧ダイオード8が導通し、トランジスタ9の
ベースにベース電流を供給し、これにより、トランジス
タ9がオンすることとなる。このトランジスタ9がオン
すると、前記FET71のゲート−ソース間電圧を減少
させるため、その下段のFET71はオフし、それに伴
い上段のFET7もオフする。すなわち、これによっ
て、FETの2段接続による負担過電圧V3が上昇する
こととなり、もって、前記平滑用コンデンサ10の両端
の電圧(V4)は低下する(なお、この期間は、上記平
滑用コンデンサ10から電流が供給される)。
【0031】しかしながら、このV4の低下に伴い、定
電圧ダイオード8はオフし、上記トランジスタ9のベー
ス電流がなくなるため、このトランジスタ9もオフす
る。それに伴い、上記FET71のゲート−ソース間電
圧が上昇し、FET71がオンし、FET71もオンす
る。そして、これら2段のFETがオンすると、接続さ
れた負荷に応じた電流が流れ、上記電圧(V4)が上昇
することとなり、もって、必要な負荷電力が供給される
こととなる。
【0032】このように、上記の回路構成によれば、上
記FET7、71、定電圧ダイオード8、トランジスタ
9の組合せにより、本回路遮断器が使用される回路の電
源電圧にかかわらず、接続された負荷に応じた電流が供
給され、もって、漏電警報機能付回路遮断器100の動
作である、漏電検出(上記漏電検出IC16による)、
及び、警報出力(リレー11、11の駆動)に必要な電
流・電圧を供給することが可能であると共に、かつ、必
要以外の過電圧は上記FET7、71により負担するこ
とが可能となる。
【0033】また、特に、上記の回路構成において、上
記2個の直列接続されたFET7、71は、抵抗器6の
定数を同値とすることにより、漏電検出及び警報出力に
必要な電圧以外を2分割して負担することが可能とな
る。例えば、入力される交流電圧Vinが400Vであ
り、かつ、必要とされる電圧V4(平滑用コンデンサ1
0の両端の電圧)が24Vである場合、必要とされない
過電圧V3はVin−V4=376Vとなる。本構成によれ
ば、前記過電圧V3(376V)は、2個のFET7、
71によりほぼ2分割されて負担される。このように、
過電圧負担用のFETを小型化するために2段とした場
合においても、入力電圧の大きさに拘わらず、常に負担
電圧割合を約50%とすることが可能となる。
【0034】このように、上記の回路構成によれば、そ
の回路電流は、過電圧を負担するために設けられる過電
圧負担素子として、従来のような電流制限素子(すなわ
ち、定電流ダイオードと定電圧ダイオードの並列接続回
路)や抵抗等を使用せず、むしろ、能動素子であるFE
Tを使用していることから、接続される負荷により決定
することが可能となる。すなわち、前記リレー11と、
漏電発生時に点灯して漏電発生を表示するLED12
と、前記漏電IC16を流れる電流の和となる。
【0035】なお、前記入力抵抗器4は、上述のように
耐ノイズ性能向上用の目的で設置しているため、その抵
抗定数は500Ω〜1kΩ程度であり、前記入力抵抗4
で負担する電圧は入力電圧Vinと比較すると微少であり
(例えば、回路電流10mAとすると、前記入力抵抗4
の負担電圧は5V〜10Vであり、入力電圧Vinを40
0Vと仮定すると約1.3%〜2.5%程度である)、
そのため、回路電流決定への影響度は小さい。よって、
上記の回路構成のように、過電圧の負担素子としてFE
Tを使用することにより、回路電流は入力電圧の大きさ
に依存せず、負荷供給電流にのみ依存するため、製品で
ある漏電警報機能付回路遮断器の使用可能な電圧を広範
囲(例えば入力電圧80V〜484V)とした場合で
も、従来技術と比べ、より小形でかつ低消費電力な構成
とすることが可能となる。すなわち、ノイズ成分除去用
の入力抵抗4を小定数化することで抵抗器自体を小型化
でき、回路消費電力低減、回路規模小型化を達成するこ
とが可能となる。
【0036】また、上記の過電圧負担素子のFETは、
一般的に、ドレイン電流容量が数A程度のものも入手が
容易であることから、FETを使用することにより、供
給負荷電流の増加への対応も容易となり、好ましい。ま
た、過電圧負担をFETで行うことにより、負荷電流の
増加対応も容易となる。なお、一般的には、トランジス
タを用いた定電圧回路構成が知られているが、主回路電
圧が400V級の場合には、安全面から考えて耐圧15
00V程度のトランジスタが必要となるが、現状では入
手が困難であること、また複数個の直列接続で構成しよ
うとした場合、ベース電流供給回路の構成が大型化する
ことから、素子自体の制御電流を必要としないFETで
の定電圧回路構成が有利となる。
【0037】図2に、本発明の第2の実施の形態になる
漏電遮断器の回路図を示す。なお、この漏電遮断器で
は、主回路1を流れる過電流の検出による引外し装置の
起動、主回路1を流れる電流の不平衡による漏電の検出
については上記の第1の実施の形態になる漏電警報機能
付回路遮断器と同様である。
【0038】しかしながら、上記の第1の実施の形態に
おける警報を出力するリレーとは異なり、この第2の実
施の形態になる漏電遮断器では、漏電の検出により主回
路における開閉接点2を強制的に開極させるための装
置、すなわち、逆励磁形の引外し装置20’を負荷とし
て設けている。通常、漏電遮断器に使用される逆励磁形
の引外し装置20’では、大きな供給電流が必要である
が、しかしながら、従来の定電流ダイオードと定電圧ダ
イオードの並列接続回路では必要な大きな供給電流が得
られないため、例えばコンデンサの充電電荷などを使用
していたが、これによっても必ずしも充分な電流は得ら
れず、漏電時に引外し装置を起動することを可能にする
小形の漏電遮断器を提供することは難しかった。
【0039】これに対し、本発明になる漏電遮断器で
は、上記の回路構成のように電流制御素子をFETとす
ることで、積極的に必要な電流を供給することを可能に
して、従来のようなコンデンサ充電電荷に頼ることな
く、逆励磁形の引外し装置20’を確実に駆動すること
が可能となる。すなわち、引外し装置20’の駆動電流
をコンデンサ充電電荷に頼らないことで、遮断器の電源
投入時に漏電が発生していた場合においても、コンデン
サ充電による動作時間遅れも確実に解消されることとな
る。
【0040】添付の図3には、上記図1に示した漏電警
報機能付回路遮断器の変形例が、また、添付の図4に
は、上記図2に示した漏電遮断器の変形例が示されてい
る。なお、これらの変形例では、図からも明らかなよう
に、上記図1や図2に示した回路構成では2段のFET
で構成した過電圧負担素子を、1段のFETをで構成し
ている。なお、この変形例における動作原理自体は、上
記の図1や図2に示した漏電警報機能付回路遮断器及び
漏電遮断器と同一である。これらの変形例では、過電圧
負担部に使用するFETは、その耐圧、熱容量の点から
大型化するが、他方、回路構成自体を簡素化できるとい
う効果がある。
【0041】さらに、添付の図5及び図6には、やは
り、上記図1の漏電警報機能付回路遮断器及び上記図2
の漏電遮断器の他の変形例が示されている。なお、これ
ら他の変形例では、図からも明らかなように、2段のF
ETを直列接続する場合の上記図1や図2に示すとは異
なる接続方法の一例を示したものであるが、その動作原
理は上記と同様である。
【0042】加えて、添付の図7及び図8には、本発明
の漏電警報機能付回路遮断器及び漏電遮断器の更に他の
変形例が示されている。これらの変形例では、図の回路
構成からも明らかなように、過電圧負担部のFETのゲ
ート制御を定電圧ダイオード17だけで行う回路構成を
示している。かかる回路構成によれば、負荷への供給電
圧の精度が上記図1及び図2に示す実施の形態と比較し
て悪化するが、他方、回路構成的には簡素化できるとい
う利点がある。
【0043】なお、特に、2個あるいはそれ以上の数の
FETを直列に接続して過電圧を負担することによれ
ば、入力電圧の大きさに拘わらず、負担電圧割合を各素
子に均等に分担させることができる。そのため、素子自
体の寿命が著しく縮まることがなく、検出回路全体でみ
た場合において、高寿命化を図ることができるという効
果が期待される。
【0044】また、上記のように、過電圧負担部を、従
来の定電流ダイオードと定電圧ダイオード(電流制限素
子)の並列接続回路に代えて、高耐圧性の能動素子であ
るFETにより構成して過電圧を負担することによっ
て、検出回路全体の消費電流は、入力電圧の大きさに拘
わらずほぼ一定となるため、検出回路全体の消費電力低
減が可能となり、かつ使用可能電圧範囲を拡大すること
が可能となる。
【0045】さらに、上記過電圧負担素子が能動素子で
あるFETにより構成されるため、回路電流の大部分は
接続される負荷により決定される。また、高耐圧FET
のドレイン電流容量は、通常、数アンペア程度あるた
め、負荷電流増加への対応が容易である。
【0046】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる漏電警報機能付回路遮断器及び漏電遮
断器によれば、過電圧負担素子をFETのような耐高電
圧特性の能動素子により構成することにより、変圧器な
どを必要とせず、各種の電源に対応可能な汎用性の高
く、小型化の可能な回路遮断器とすることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態になる漏電警報機能
付回路遮断器の、特に、過電圧負担回路を含む漏電検出
部の回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態になる漏電遮断器
の、過電圧負担回路を含む漏電検出部の回路構成を示す
回路図である。
【図3】上記図1に示す漏電警報機能付回路遮断器の変
形例を示す回路図である。
【図4】上記図2に示す漏電遮断器の変形例を示す回路
図である。
【図5】上記図1に示す漏電警報機能付回路遮断器の他
の変形例を示す回路図である。
【図6】上記図2に示す漏電遮断器の他の変形例を示す
回路図である。
【図7】上記図1に示す漏電警報機能付回路遮断器の更
に他の変形例を示す回路図である。
【図8】上記図2に示す漏電遮断器の更に他の変形例を
示す回路図である。
【符号の説明】
1…主回路 2…開閉接点 3…零相変流器 5…全波整流器 7、71…FET 11…警報出力用リレー 12…表示用LED 15…サイリスタ 16…漏電IC(負荷) 20…リレースイッチ(負荷) 20’…引外し装置(負荷)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 幸英 新潟県北蒲原郡中条町大字富岡46番地1株 式会社日立製作所産業機器事業部内 Fターム(参考) 5G004 AA01 AB02 BA01 DA01 DB01 DC03 EA04 FA01 5G030 CA00 XX08 YY12 YY13 YY14 5G058 AA02 BB02 BC11 CC02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路を流れる過電流により当該主回路
    を遮断すると共に、前記主回路を流れる電流における不
    平衡により漏電を検出する回路素子と、検出した漏電を
    警報する手段とを備えた回路遮断器において、前記漏電
    検出回路素子は、耐高電圧特性を有する能動素子回路を
    介して前記主回路に電気的に接続されており、もって、
    前記主回路からその駆動電源を得ることを特徴とする漏
    電警報機能付回路遮断器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載した漏電警報機能付
    回路遮断器において、前記耐高電圧特性を有する能動素
    子回路をFETによって構成したことを特徴とする漏電
    警報機能付回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載した漏電警報機能付
    回路遮断器において、前記漏電警報手段は、漏電の有無
    により接点位置を切り換える接点スイッチを備えている
    ことを特徴とする漏電警報機能付回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載した漏電警報機能付
    回路遮断器において、さらに、前記主回路の開閉接点を
    開極させる引外し装置を備えており、前記漏電警報手段
    は、前記引外し装置を起動するための手段を備えている
    ことを特徴とする漏電警報機能付回路遮断器。
  5. 【請求項5】 主回路を流れる過電流や漏電の際に前記
    主回路における開閉接点を開極させる引外し装置と、当
    該引外し装置を電気的に起動する手段とを有する漏電遮
    断器であって、さらに、前記主回路を流れる電流におけ
    る不平衡により漏電を検出する回路素子を備えており、
    前記漏電検出回路素子は、耐高電圧特性を有する能動素
    子回路を介して前記主回路に電気的に接続されており、
    もって、前記主回路からその駆動電源を得ていることを
    特徴とする漏電遮断器。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載した漏電遮断器にお
    いて、さらに、前記引外し装置を起動する手段が、前記
    耐高電圧特性を有する能動素子回路を介して前記主回路
    に電気的に接続されていることを特徴とする漏電遮断
    器。
  7. 【請求項7】 前記請求項5に記載した漏電遮断器にお
    いて、前記耐高電圧特性を有する能動素子回路は、FE
    Tで構成した電圧降下形過電圧負担回路で構成されてい
    ることを特徴とする漏電遮断器。
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