JPH08202889A - 画像データの分割管理方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大容量画像データの読出処理及び更新処理を
高速化する。 【構成】 画像データの分割管理方法に、分割した画像
データの縦／横長さ情報、分割した画像データの絶対位
置情報及び分割した画像データのファイル名情報を画像
データとは別に記憶する分割画像管理情報記憶手段と、
画像データの読出要求に応答して、前記分割画像管理情
報から所望の読出範囲とオーバラップする分割ファイル
を検索し、該当する分割画像ファイルだけを読出してオ
ーバラップする画像データだけを切出し、前記所望の読
出範囲の画像データを合成し、読出要求プログラムに転
送する画像データ切出合成部と、前記画像データ及び分
割画像管理情報を前記分割ファイルを単位として登録／
更新処理する分割ファイル登録／更新部とを具えること
によって上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、大容量の画像データ
（例えば、地図データ）をパーソナルコンピュータ（以
下パソコンと略す）等の小型計算機で処理する場合に有
効な画像データの分割管理方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、地図上に商品の販売データや顧客
管理情報を重ねて表示したり、不動産物件の検索や観光
案内、施設の管理等地図情報と写真画像等を組合わせ
て、パソコンで画像処理することが一般に行なわれてい
る。しかしながら通常パソコン等の表示装置（例えばカ
ラーＣＲＴ、液晶ディスプレイ等）では６００画素×５
００画素又は１２００画素×１０００画素程度の解像度
しかないので、住宅地図等を表示装置に表示する場合、
１回の表示要求に応答して表示できる範囲は非常に限ら
れた範囲であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】かかる地図情報をスキ
ャナ等で入力して画像データを生成する場合、スキャナ
の入力画素単位で画像データを生成すると、１枚の住宅
地図に対して１つの画像データ・ファイルを生成でき
る。しかしながら、かかる画像データファイルは、通
常、２０００×２０００画素乃至４０００×４０００画
素程度の情報量となるので、以下のような問題点が生じ
ていた。 （１）１つの画像ファイルをオープンしておく為に大量
のバッファメモリ、ワークメモリ等が必要となる。 （２）１つの画像ファイルが大きいので、必要な範囲の
画像データを読出すのに時間がかかる。 （３）大容量のファイルであるため、画像データのコピ
ー、修正、更新作業等に莫大な時間がかかる。

【０００４】この発明は上述のような事情から成された
ものであり、この発明の目的は、上述の大容量画像デー
タファイルの欠点を除去し、画像データを小容量画像デ
ータに分割して管理し、画像データの読出時間を高速化
すると共に修正／更新作業等を高速化した画像データの
分割管理方法及び装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は画像データの
分割管理方法に関するものであり、この発明の上記目的
は、分割した画像データの縦／横長さ情報、分割した画
像データの絶対位置情報及び分割した画像データのファ
イル名情報を分割画像管理情報として予め登録するよう
にし、画像データの所望の読出範囲の読出要求があった
場合には、前記分割画像管理情報から前記読出範囲とオ
ーバラップする分割ファイルを検索し、該当する分割画
像ファイルだけを読出し、オーバラップする画像データ
だけを切出して前記所望の読出範囲データを合成し、読
出要求プログラムに転送すると共に、前記画像データの
登録／更新要求があった場合には、前記分割ファイルを
単位として登録／更新処理することによって達成され
る。

【０００６】また、この発明は、画像データの分割管理
装置にも関し、この発明の上記目的は分割した画像デー
タの縦／横長さ情報、分割した画像データの絶対位置情
報及び分割した画像データのファイル名情報を画像デー
タとは別に記憶する分割画像管理情報記憶手段と、画像
データの読出要求に応答して、前記分割画像管理情報か
ら所望の読出範囲とオーバラップする分割ファイルを検
索し、該当する分割画像ファイルを読出してオーバラッ
プする画像データだけを切出し、前記所望の読出範囲の
画像データを合成し、読出要求プログラムに転送する画
像データ切出合成部と、前記画像データ及び分割画像管
理情報を前記分割ファイルを単位として登録／更新処理
する分割ファイル登録／更新部とを具えることによって
も達成される。

【０００７】

【作用】この発明では、大容量画像データを小容量の画
像データファイルに分割すると共に、各分割した画像デ
ータの絶対位置及び大きさ情報を分割画像管理情報とし
て画像データとは別に記憶するようにしている。従っ
て、画像データの読出処理では、分割画像管理情報を参
照して該当する分割画像ファイルだけを読出し、切出／
合成処理を行なえば良いので、大容量画像データの中か
ら所望の領域を高速に読出すことができる。また、画像
データを修正／更新処理する場合、該当する分割ファイ
ルのみ修正／更新処理すれば良いので、画像データの保
守作業が高速化／軽減化できる。

【０００８】

【実施例】この発明を実現する装置のハードウェア構成
の一例を図１に示す。図１は、従来式のマイクロプロセ
ッサ等の中央演算処理装置（以下ＣＰＵと略す）２と、
システムバス４を介して相互接続された複数の他の装置
とを有する、パーソナルコンピュータ（以下パソコンと
略す）／ワークステーション等の典型的なハードウェア
構成を示す図である。図１に示したパソコンは、ランダ
ムアクセスメモリ（ＲＡＭ）６と、読取専用メモリ（Ｒ
ＯＭ）８とフラッシュメモリ９と、フロッピードライブ
１０及び記憶手段（例えばハードデイスク装置）１２、
スキャナ１３等の周辺装置をバス４に接続するための入
出力アダプタ１４ａ〜１４ｃ等と、キーボード１６、マ
ウス１８、スピーカ２０、マイクロフォン２２、タッチ
スクリーン、ジョイスティック等のユーザ・インタフェ
ース装置をバスに接続するためのユーザ・インタフェー
スアダプタ２４と、パソコンを通信ネットワークに接続
するための通信アダプタ２６と、バスを表示装置３２に
接続するための表示装置アダプタ３０とを含んでいる。
このパソコン上にはオペレーティングシステムと、本発
明を構成しＯＳの一部又はアプリケーションソフトとし
て組込まれるコンピュータソフトウェアが常駐する。

【０００９】図２はこの発明の画像データの分割管理方
法を実現する装置のソフトウェア構成の一例を示すブロ
ック図であり、画像データ分割管理装置５０はマンマシ
ンインタフェース部５２、分割ファイル登録／更新部５
４、ユーザからの画像読取要求に応答して起動され、読
出範囲の画像をワークメモリ５８に生成する画像データ
切出合成部５６、分割画像管理情報記憶手段６０等から
構成されており、個々の分割画像データファイル６２
は、大容量記憶手段（例えば、ハードデイスク、光磁気
デイスク、シリコンデイスク等）１２又はフラッシュメ
モリ９又はフロッピーデイスク又はＲＡＭ６等に記憶又
はコピーされるようになっている。

【００１０】しかして、図３は分割画像管理情報６０の
更に詳細なデータ構造を示す図であり、登録ファイル数
が欄Ｄ２に格納され、分割された画像データのファイル
名が列Ｄ４に、分割画像の絶対位置が列Ｄ６に、分割画
像の大きさ又は対角位置情報が列Ｄ８に、ファイル作成
年月日が列Ｄ１０にそれぞれ格納されるようになってい
る。例えば図４に示すように画像を分割した場合、分割
画像ファイルｉに関して具体例を示すと、ファイル名は
ｂｘｘ．ｍａｐ（欄Ｄ１４）で登録され画像の絶対位置
は画像の左上端の絶対位置を採用して（ｘｉｓ，ｙｉ
ｓ）（欄Ｄ１６）で登録される。また、分割画像の大き
さはファイルｉの横サイズｘｉｌ，縦サイズｙｉｌ又は
右下端の絶対位置（ｘｉｅ，ｙｉｅ）で欄Ｄ１８へ登録
され、ファイル作成年月日は欄Ｄ２０へ９５．０１．０
６のように記入されるようになっている。

【００１１】かかる構成において、その動作を図５乃至
図９のフローチャートを参照して説明すると、先ず、シ
ステム側で分割画像データを以下のように作成する。市
販の住宅地図等の地図原画をスキャナ１３等に載置し、
デジタル化してハードデイスク等の大容量記憶手段１２
へ格納する（図５のステップＳ２）。次に入力デジタル
画像データを読出し、表示装置３２等に表示すると共に
マウス１８等で位置指定して図４に示すように所定の大
きさの領域に分割し、分割画像データファイルを作成す
る（ステップＳ４）。尚、分割画像の大きさは図４に示
すようにランダムに設定することもできるし、図１０に
示すようにそれぞれの分割画像の大きさを等しく設定す
ることも可能である。続いて分割画像管理情報６０を各
分割画像データファイル毎に登録する（ステップＳ
６）。この分割画像管理情報の登録処理はステップＳ４
の画像分割処理と連動させて実行しても良いし、画像分
割処理が済んだ後で、一括して管理情報６０の登録処理
を行なっても良い。

【００１２】かくして、分割画像データ及び分割画像管
理情報が生成され、フロッピーデイスク又はＩＣカード
メモリ等に格納されると、ユーザ側では画像データ分割
管理装置５０を起動して操作メニューを表示し、画像デ
ータ登録ボタン（又はスイッチ）等を押す（ステップＳ
１０）。すると、画像データ分割管理装置５０内の分割
ファイル登録／更新部５４が起動され、ＦＤＤ１０等を
介して上述の分割画像管理情報６０が記憶手段１２等に
コピーされる（ステップＳ１２）と共に、分割画像デー
タファイル６２も記憶手段１２等にコピーされ（ステッ
プＳ１４）、分割画像ファイルの登録処理が終了する。

【００１３】次に、画像データの読出処理を説明する。
この画像データ読出処理では、画像データ分割管理装置
５０を起動して操作メニューを表示し、マウス１８等を
操作して図４に示すような読出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）
−（ｘｗｅ，ｙｗｅ）を設定すると共に、画像データ読
出ボタン（又はスイッチ）等を押す（ステップＳ５
０）。すると、画像データ分割管理装置５０内の画像デ
ータ切出合成部５６が起動され、先ず、記憶手段１２等
から図３に示すようなデータ構造の分割画像管理情報６
０が読出される（ステップＳ５２）。続いて、上述の読
出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）−（ｘｗｅ，ｙｗｅ）と各分
割画像ファイルｉ（その位置（ｘｉｓ，ｙｉｓ）−（ｘ
ｉｅ，ｙｉｅ）は分割画像管理情報６０内に格納されて
いる。）との間で重なる領域があるか否か、次式により
判定される（ステップＳ５４）。

【００１４】

【数１】（（（ｘｗｓ＜＝ｘｉｓ＜＝ｘｗｅ）ｏｒ（ｘ
ｗｓ＜＝ｘｉｅ＜＝ｘｗｅ）ｏｒ（（ｘｉｓ＜ｘｗｓ）
ａｎｄ（ｘｉｅ＞ｘｗｅ）））ａｎｄ（（（ｙｗｓ＜＝
ｙｉｓ＜＝ｙｗｅ）ｏｒ（ｙｗｓ＜＝ｙｉｅ＜＝ｙｗ
ｅ）ｏｒ（（ｙｉｓ＜ｙｗｓ）ａｎｄ（ｙｉｅ＞ｙｗ
ｅ））） 但し、読出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）−（ｘｗｅ，ｙｗ
ｅ） ファイルｉのサイズ（ｘｉｓ，ｙｉｓ）−（ｘｉｅ，ｙ
ｉｅ） 上述の数１により読出範囲と画像ファイルｉとの間で重
なる領域があると判定されると、分割ファイルｉが読出
され、読出範囲と重なる領域（ｘｓｓ，ｙｓｓ）−（ｘ
ｓｅ，ｙｓｅ）が切出されて、ワークメモリの（ｘｄ
ｓ，ｙｄｓ）−（ｘｄｅ，ｙｄｅ）の領域へコピーさ
れ、他の分割画像と合成されて保存される（ステップＳ
５６）。この画像切出合成処理を更に詳しく説明する
と、分割画像ファイルｉから切出す範囲（ｘｓｓ，ｙｓ
ｓ）−（ｘｓｅ，ｙｓｅ）は次式により算出される（ス
テップＳ７０乃至Ｓ９４）。

【００１５】

【数２】 ｉｆ（ｘｗｓ＜＝ｘｉｓ） ｘｓｓ＝０； ｅｌｓｅ ｘｓｓ＝ｘｗｓ−ｘｉｓ； ｉｆ（ｙｗｓ＜＝ｙｉｓ） ｙｓｓ＝０； ｅｌｓｅ ｙｓｓ＝ｙｗｓ−ｙｉｓ； ｉｆ（ｘｗｅ＞＝ｘｉｅ） ｘｓｅ＝ｘｉｅ−ｘｉｓ； ｅｌｓｅ ｘｓｅ＝ｘｗｅ−ｘｉｓ； ｉｆ（ｙｗｅ＞＝ｙｉｅ） ｙｓｅ＝ｙｉｅ−ｙｉｓ； ｅｌｓｅ ｙｓｅ＝ｙｗｅ−ｙｉｓ； 但し、切出範囲（ｘｓｓ，ｙｓｓ）−（ｘｓｅ，ｙｓ
ｅ） 読出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）−（ｘｗｅ，ｙｗｅ） ファイルｉのサイズ（ｘｉｓ，ｙｉｓ）−（ｘｉｅ，ｙ
ｉｅ） また、分割画像ファイルｉから切出した領域（ｘｓｓ，
ｙｓｓ）−（ｘｓｅ，ｙｓｅ）を画像合成用ワークメモ
リ５８へコピーする場合の、ワークメモリ５８の合成範
囲（ｘｄｓ，ｙｄｓ）−（ｘｄｅ，ｙｄｅ）は次式によ
り算出される（ステップＳ１００乃至Ｓ１２４）。

【００１６】

【数３】 ｉｆ（ｘｗｓ＞＝ｘｉｓ） ｘｄｓ＝０； ｅｌｓｅ ｘｄｓ＝ｘｉｓ−ｘｗｓ； ｉｆ（ｙｗｓ＞＝ｙｉｓ） ｙｄｓ＝０； ｅｌｓｅ ｙｄｓ＝ｙｉｓ−ｙｗｓ； ｉｆ（ｘｗｅ＜＝ｘｉｅ） ｘｄｅ＝ｘｗｅ−ｘｗｓ； ｅｌｓｅ ｘｄｅ＝ｘｉｅ−ｘｗｓ； ｉｆ（ｙｗｅ＜＝ｙｉｅ） ｙｄｅ＝ｙｗｅ−ｙｗｓ； ｅｌｓｅ ｙｄｅ＝ｙｉｅ−ｙｗｓ； 但し、合成範囲（ｘｄｓ，ｙｄｓ）−（ｘｄｅ，ｙｄ
ｅ） 読出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）−（ｘｗｅ，ｙｗｅ） ファイルｉのサイズ（ｘｉｓ，ｙｉｓ）−（ｘｉｅ，ｙ
ｉｅ） かくして、読出範囲（ｘｗｓ，ｙｗｓ）−（ｘｗｅ，ｙ
ｗｅ）とオーバラップした分割画像ファイルｉの切出合
成処理が終了すると、全ての分割画像ファイルが重なり
チェックされたか判定され（ステップＳ５８）、未チェ
ックの分割画像ファイルが残っている場合には、上述の
処理を繰り返す（ステップＳ６０）。しかして、全ての
分割ファイルに対する重なりチェックが終了すると、画
像合成用ワークメモリ５８の合成画像が読出要求プログ
ラムへ転送され（通常は、表示装置３２内の表示メモリ
へ転送されて表示される）、画像データ読出処理が終了
する（ステップＳ６２）。

【００１７】次に、画像データの追加／修正等の更新処
理を説明する。先ず、画像データを追加する場合は、シ
ステム側で追加する画像原稿データをスキャナ１３等に
よりデジタル化し、記憶手段１２等に格納する（ステッ
プＳ２０）。次に、このデジタル化した入力画像データ
を読出し、追加用分割画像データファイル及び管理情報
を編集／生成処理する（ステップＳ２２）。その後、更
新リストに分割画像データ及び管理情報を追加登録する
（ステップＳ２４）。また、画像データを修正する場合
はシステム側で修正する分割画像データファイルを読出
し（ステップＳ３０）、読出した画像データの修正作業
を行なった後（ステップＳ３２）、更新リストに修正し
た分割画像データファイル及び管理情報を登録する（ス
テップＳ３４）。

【００１８】かくして、追加又は修正された分割画像デ
ータファイル及び分割画像管理情報がフロッピーデイス
ク又はＩＣカードメモリ等に格納されると、ユーザ側で
は画像データ分割管理装置５０を起動して操作メニュー
を表示し、画像データ更新ボタン（又はスイッチ）等を
押す（ステップＳ４０）。すると、画像データ分割管理
装置５０内の分割ファイル登録／更新部５４が起動さ
れ、ＦＤＤ１０等を介して更新リストが読出され、更新
リストに登録されている分割画像ファイルに対しての
み、管理情報及び画像データが修正又は追加処理される
（ステップＳ４２）。

【００１９】尚、以上の説明ではデジタル入力した画像
データを図４に示すようにランダムなサイズで分割する
場合について分割画像データファイルの作成方法及び装
置の説明をしたが、図１０に示すようにデジタル入力画
像データをそれぞれ等しい大きさの画像領域に分割する
と、各分割画像データの横長さｘｌ及び縦長さｙｌが共
通化できて、分割画像管理情報６０’のデータ構造が図
１１に示すように簡略化できる。

【００２０】

【発明の効果】以上に説明したように、この発明の画像
データの分割管理方法及び装置によれば、地図データ等
の大容量の画像データを小容量の画像データに分割して
保存すると共に、分割画像管理情報を画像データとは別
に作成して予め登録しておくので、大規模な画像データ
の中から任意の読出範囲を高速に切出して表示／出力処
理することができる。また、画像データを追加／修正す
る場合も、追加／修正する範囲の分割画像データファイ
ルに対してのみ追加処理又は修正処理すれば良いので、
大規模な画像データの保存作業が高速化でき、操作ミス
等が低減できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明を実現する装置のハードウェア構成の
一例を示す図である。

【図２】この発明を実現する装置のソフトウェア構成の
一例を示す図である。

【図３】この発明の分割画像管理情報のデータ構造の一
例を示す図である。

【図４】この発明の画像データ分割処理の一例を示す図
である。

【図５】この発明の画像データ登録処理の動作を説明す
るためのフローチャートの一例である。

【図６】この発明の画像データ読出処理の動作を説明す
るためのフローチャートの一例である。

【図７】この発明の画像データ切出範囲を演算するフロ
ーチャートの一例である。

【図８】この発明の画像データ合成範囲を演算するフロ
ーチャートの一例である。

【図９】この発明の画像データ更新処理の動作を説明す
るためのフローチャートの一例である。

【図１０】この発明の画像データ分割処理のまた別の一
例を示す図である。

【図１１】その管理情報のデータ構造の一例を示す図で
ある。

【符号の説明】

２ ＣＰＵ ４ システムバス ６ ＲＡＭ ９ フラッシュメモリ １０ ＦＤＤ １２ 記憶手段 １３ スキャナ １８ マウス ３２ 表示装置 ５０ 画像データ分割管理装置 ５２ マンマシンインタフェース部 ５４ 分割ファイル登録／更新部 ５６ 画像データ切出合成部 ５８ ワークメモリ ６０，６０’ 分割画像管理情報記憶手段 ６２ 分割画像データファイル

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像データの分割管理方法であって、分
   割した画像データの縦／横長さ情報、分割した画像デー
   タの絶対位置情報及び分割した画像データのファイル名
   情報を分割画像管理情報として予め登録するようにし、
   画像データの所望の読出範囲の読出要求があった場合に
   は、前記分割画像管理情報から前記読出範囲とオーバラ
   ップする分割ファイルを検索し、該当する分割画像ファ
   イルだけを読出し、オーバラップする画像データだけを
   切出して前記所望の読出範囲データを合成し、読出要求
   プログラムに転送すると共に、前記画像データの登録／
   更新要求があった場合には、前記分割ファイルを単位と
   して登録／更新処理するようにしたことを特徴とする画
   像データの分割管理方法。
2. 【請求項２】 前記画像データが地図データである請求
   項１に記載の画像データの分割管理方法。
3. 【請求項３】 前記分割画像データの縦／横長さ情報を
   全ての分割画像ファイルでそれぞれ共通の長さとした請
   求項１又は２に記載の画像データの分割管理方法。
4. 【請求項４】 画像データの分割管理装置であって、分
   割した画像データの縦／横長さ情報、分割した画像デー
   タの絶対位置情報及び分割した画像データのファイル名
   情報を画像データとは別に記憶する分割画像管理情報記
   憶手段と、画像データの読出要求に応答して、前記分割
   画像管理情報から所望の読出範囲とオーバラップする分
   割ファイルを検索し、該当する分割画像ファイルを読出
   してオーバラップする画像データだけを切出し、前記所
   望の読出範囲の画像データを合成し、読出要求プログラ
   ムに転送する画像データ切出合成部と、前記画像データ
   及び分割画像管理情報を前記分割ファイルを単位として
   登録／更新処理する分割ファイル登録／更新部とを具え
   たことを特徴とする画像データの分割管理装置。
5. 【請求項５】 前記画像データが地図データである請求
   項４に記載の画像データの分割管理装置。
6. 【請求項６】 前記分割画像データの縦／横長さ情報を
   全ての分割画像ファイルでそれぞれ共通の長さとした請
   求項４又は５に記載の画像データの分割管理装置。