JPH08202888A - 図面読み取り装置におけるシンボル作画方法 - Google Patents
図面読み取り装置におけるシンボル作画方法Info
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- JPH08202888A JPH08202888A JP7013323A JP1332395A JPH08202888A JP H08202888 A JPH08202888 A JP H08202888A JP 7013323 A JP7013323 A JP 7013323A JP 1332395 A JP1332395 A JP 1332395A JP H08202888 A JPH08202888 A JP H08202888A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベースシンボルを選択するときの選択の母集
団を小さくするようにして選択の労力を軽減するととも
に、シンボルコードにシンボルの持つ意味を表現するよ
うにした。 【構成】 ステップS1でベースシンボルを選択した
後、ステップS2でベースシンボルを書き込む位置、角
度を指定してステップS3でベースシンボルの書き込み
を行ってベースシンボルを作画する。次にベースシンボ
ルが作画された空間にはいくつかの領域が設定される。
領域が設定されたなら、ステップS4の処理で、補助図
形の作画が指示され、その指示に対応する補助図形がス
テップS5でベースシンボル上に作画される。次にステ
ップS6の処理を行ってベースシンボルコードへ書き込
みを行う。その後、ステップS7で作画された図形は全
て複合化された後、複合化された図形にベースシンボル
コードがステップS8で付与される。
団を小さくするようにして選択の労力を軽減するととも
に、シンボルコードにシンボルの持つ意味を表現するよ
うにした。 【構成】 ステップS1でベースシンボルを選択した
後、ステップS2でベースシンボルを書き込む位置、角
度を指定してステップS3でベースシンボルの書き込み
を行ってベースシンボルを作画する。次にベースシンボ
ルが作画された空間にはいくつかの領域が設定される。
領域が設定されたなら、ステップS4の処理で、補助図
形の作画が指示され、その指示に対応する補助図形がス
テップS5でベースシンボル上に作画される。次にステ
ップS6の処理を行ってベースシンボルコードへ書き込
みを行う。その後、ステップS7で作画された図形は全
て複合化された後、複合化された図形にベースシンボル
コードがステップS8で付与される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、図面読み取り装置に
おけるシンボル作画方法に関する。
おけるシンボル作画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図面読み取り装置において、シンボルを
作画する手段として次に示す2つの方法がある。
作画する手段として次に示す2つの方法がある。
【0003】A.辞書を用いる方法 この方法は辞書に予めシンボルを登録しておき、必要に
なったときに辞書を参照して図面上に嵌込むようにした
ものである。
なったときに辞書を参照して図面上に嵌込むようにした
ものである。
【0004】B.線分や円を作図する方法 この方法はシンボルを図面読み取り装置が持っている線
分、円、文字等を作図する機能を用いて書き込むように
したものである。
分、円、文字等を作図する機能を用いて書き込むように
したものである。
【0005】上記の外シンボルを作画しようとすると
き、通常はシンボルの一覧から選択するか、シンボルの
IDを指定するかしてフォントを選択し、そのフォント
を任意の場所に作画する手段がある。
き、通常はシンボルの一覧から選択するか、シンボルの
IDを指定するかしてフォントを選択し、そのフォント
を任意の場所に作画する手段がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記Aの手段では、全
てのシンボルを辞書登録しておかなくてはならない。そ
のため、シンボルがある規則にそって膨大にあるとき、
シンボルの選択に多くの時間を費やすことになってしま
う問題がある。また、シンボルに傾きがあるときシンボ
ル中の文字も傾いてしまい文字が見づらくなってしま
う。例えば、数字の“6”と“9”や記号の“∩”と
“∪”等の区別が識別しにくくなってしまう。文字はシ
ンボルと別に作画するような方法もあるが、この場合、
シンボルコードを参照してもシンボル全体の情報がわか
らない問題がある。
てのシンボルを辞書登録しておかなくてはならない。そ
のため、シンボルがある規則にそって膨大にあるとき、
シンボルの選択に多くの時間を費やすことになってしま
う問題がある。また、シンボルに傾きがあるときシンボ
ル中の文字も傾いてしまい文字が見づらくなってしま
う。例えば、数字の“6”と“9”や記号の“∩”と
“∪”等の区別が識別しにくくなってしまう。文字はシ
ンボルと別に作画するような方法もあるが、この場合、
シンボルコードを参照してもシンボル全体の情報がわか
らない問題がある。
【0007】前記Bの手段では、作画する作業者によっ
てシンボルの細かい寸法が異なってしまう。また、コン
ピュータにはどこまでが1つのシンボルなのかの判断が
しにくかったり、あるいは、寸法を合わせるために多大
の労力が必要になる。さらに、図面からデータベースを
作成する際に、どのシンボルが書かれているのかの自動
判別が困難になるなどの問題がある。
てシンボルの細かい寸法が異なってしまう。また、コン
ピュータにはどこまでが1つのシンボルなのかの判断が
しにくかったり、あるいは、寸法を合わせるために多大
の労力が必要になる。さらに、図面からデータベースを
作成する際に、どのシンボルが書かれているのかの自動
判別が困難になるなどの問題がある。
【0008】上記の外、階段などにおいて、階段の端と
中程でシンボルのフォントが違うものを書こうとしたと
き、何回もシンボルフォントを選び直さねばならず効率
が悪くなる問題がある。
中程でシンボルのフォントが違うものを書こうとしたと
き、何回もシンボルフォントを選び直さねばならず効率
が悪くなる問題がある。
【0009】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ベースシンボルを選択するときの選択の母集団を
小さくするようにして選択の労力を軽減するとともに、
シンボルコードにシンボルの持つ意味を表現するように
した図面読み取り装置におけるシンボル作画方法を提供
することを目的とする。
ので、ベースシンボルを選択するときの選択の母集団を
小さくするようにして選択の労力を軽減するとともに、
シンボルコードにシンボルの持つ意味を表現するように
した図面読み取り装置におけるシンボル作画方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
上記の目的を達成するために、第1発明は、体系化され
たシンボル群からシンボルのベースを選択する工程と、
この工程で選択されたベースシンボルの書き込み位置お
よび角度を指定する工程と、この工程で指定された図面
読み取り装置の画面上にベースシンボルを作画した後、
そのベースシンボルが作画された空間に領域を設定し、
その領域に補助図形を指示して補助図形を作画する工程
と、この工程で補助図形を作画した後、シンボルを複合
化図形に形成するとともにその複合化図形にベースシン
ボルコードを付与する工程とを備えたことを特徴とする
ものである。
上記の目的を達成するために、第1発明は、体系化され
たシンボル群からシンボルのベースを選択する工程と、
この工程で選択されたベースシンボルの書き込み位置お
よび角度を指定する工程と、この工程で指定された図面
読み取り装置の画面上にベースシンボルを作画した後、
そのベースシンボルが作画された空間に領域を設定し、
その領域に補助図形を指示して補助図形を作画する工程
と、この工程で補助図形を作画した後、シンボルを複合
化図形に形成するとともにその複合化図形にベースシン
ボルコードを付与する工程とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0011】第2発明は、作画された補助図形とベース
シンボルコードの桁を1対1に対応させたことを特徴と
するものである。
シンボルコードの桁を1対1に対応させたことを特徴と
するものである。
【0012】第3発明は、ベースシンボルが作画された
空間の領域に補助図形を作画する際、領域と補助図形と
を1対1に対応させたことを特徴とするものである。
空間の領域に補助図形を作画する際、領域と補助図形と
を1対1に対応させたことを特徴とするものである。
【0013】第4発明は、シンボル内の文字の角度を調
整可能にしたものである。
整可能にしたものである。
【0014】第5発明は、シンボルを作画したい範囲を
指示する工程と、この工程で指示された範囲が正しいか
誤りであるかを判断する工程と、この判断で正しいとき
にはX,Y座標が最小となるところを行始点としてその
部位にシンボルを作画する工程と、この工程で次々とシ
ンボルを作画し、行終点に達したならその部位に適合す
るシンボルを作画する工程と、この工程での作画が終了
したならY方向に1行分進めて以後最終点まで作画する
工程とを備えたことを特徴とするものである。
指示する工程と、この工程で指示された範囲が正しいか
誤りであるかを判断する工程と、この判断で正しいとき
にはX,Y座標が最小となるところを行始点としてその
部位にシンボルを作画する工程と、この工程で次々とシ
ンボルを作画し、行終点に達したならその部位に適合す
るシンボルを作画する工程と、この工程での作画が終了
したならY方向に1行分進めて以後最終点まで作画する
工程とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はこの発明の第1実施例を示すフローチャー
トで、この第1実施例ではシンボルの体系を組み込んだ
シンボル作画専用コマンドを利用し、シンボル作画を行
っている。図1において、まず、ステップS1でシンボ
ルのベースを選択する。このシンボルはベースシンボル
と呼ぶコードと対応付けられている。なお、図2はシン
ボル群の一例を示すもので、各シンボルは、実線で描い
た長方形図形21、破線で描いた長方形図形22、右側
に縦線が描かれた長方形図形23、破線で描いた長方形
に縦線を入れた長方形図形24、丸印図形25およびホ
ームベース図形26等で、各図形には文字が記入された
ものもある。これらシンボル群のうち、ベースシンボル
は図3に示すように、長方形図形、丸印図形やホームベ
ース図形などで、これら図形にはベースシンボルコード
“01XXXX”、“02XXXX”……が付されてい
る。このベースシンボルコードのうちX印の桁は、値が
決まっていないことを示す。
する。図1はこの発明の第1実施例を示すフローチャー
トで、この第1実施例ではシンボルの体系を組み込んだ
シンボル作画専用コマンドを利用し、シンボル作画を行
っている。図1において、まず、ステップS1でシンボ
ルのベースを選択する。このシンボルはベースシンボル
と呼ぶコードと対応付けられている。なお、図2はシン
ボル群の一例を示すもので、各シンボルは、実線で描い
た長方形図形21、破線で描いた長方形図形22、右側
に縦線が描かれた長方形図形23、破線で描いた長方形
に縦線を入れた長方形図形24、丸印図形25およびホ
ームベース図形26等で、各図形には文字が記入された
ものもある。これらシンボル群のうち、ベースシンボル
は図3に示すように、長方形図形、丸印図形やホームベ
ース図形などで、これら図形にはベースシンボルコード
“01XXXX”、“02XXXX”……が付されてい
る。このベースシンボルコードのうちX印の桁は、値が
決まっていないことを示す。
【0016】上述のようにステップS1でベースシンボ
ルを選択した後、ステップS2でベースシンボルを書き
込む位置、角度を図面読み取り装置の画面上の点を指定
してステップS3でベースシンボルの書き込みを行って
ベースシンボルを前記装置の画面上に作画する。このと
き、ベースシンボルの座標、角度が計算される。なお、
ベースシンボルコード中のX印はすべて“0”にセット
しておく。次にベースシンボルが作画された空間には図
4Aに示すように、自動的にいくつかの領域T1〜T7
が設定される。この領域T1〜T7はベースシンボル毎
に補助図形群と1対1になっている。また、ベースシン
ボルコードのある1つもしくは複数の桁とも1対1に対
応している。
ルを選択した後、ステップS2でベースシンボルを書き
込む位置、角度を図面読み取り装置の画面上の点を指定
してステップS3でベースシンボルの書き込みを行って
ベースシンボルを前記装置の画面上に作画する。このと
き、ベースシンボルの座標、角度が計算される。なお、
ベースシンボルコード中のX印はすべて“0”にセット
しておく。次にベースシンボルが作画された空間には図
4Aに示すように、自動的にいくつかの領域T1〜T7
が設定される。この領域T1〜T7はベースシンボル毎
に補助図形群と1対1になっている。また、ベースシン
ボルコードのある1つもしくは複数の桁とも1対1に対
応している。
【0017】図4Aに示すベースシンボルの各領域T1
〜T7には、例えば、次のようなベースシンボルのもの
が入る。領域T1、T2にはベースシンボルコードの第
6位のベースシンボルの線種が、領域T3には同じく第
5位の矢印が、領域T4には同じく第4位のシンボルの
方向線が、領域T5には同じく第3位のシンボル内の文
字が、領域T6には同じく第2位のシンボルの方向線
が、領域T7には同じく第1位の矢印がそれぞれ入る。
図4Bはベースシンボルコード表示の例である。
〜T7には、例えば、次のようなベースシンボルのもの
が入る。領域T1、T2にはベースシンボルコードの第
6位のベースシンボルの線種が、領域T3には同じく第
5位の矢印が、領域T4には同じく第4位のシンボルの
方向線が、領域T5には同じく第3位のシンボル内の文
字が、領域T6には同じく第2位のシンボルの方向線
が、領域T7には同じく第1位の矢印がそれぞれ入る。
図4Bはベースシンボルコード表示の例である。
【0018】上記のように領域が設定されたなら、ステ
ップS4の処理を行う。この処理には、マウスで領域を
左クリックすると対応する補助図形群の一覧が表示さ
れ、キーボードから番号を指定すると、その番号に対応
する補助図形をステップS5でベースシンボル上に作画
する。もし補助図形群が1つの補助図形からなるのであ
れば、マウスを左クリックするだけで補助図形が作画さ
れる。補助図形を作画すると対応するベースシンボルコ
ードの桁が判るので自動的にその桁に補助図形の番号が
書き込まれる。
ップS4の処理を行う。この処理には、マウスで領域を
左クリックすると対応する補助図形群の一覧が表示さ
れ、キーボードから番号を指定すると、その番号に対応
する補助図形をステップS5でベースシンボル上に作画
する。もし補助図形群が1つの補助図形からなるのであ
れば、マウスを左クリックするだけで補助図形が作画さ
れる。補助図形を作画すると対応するベースシンボルコ
ードの桁が判るので自動的にその桁に補助図形の番号が
書き込まれる。
【0019】次にステップS6の処理のために、マウス
を右クリックするとクリックされた領域に対応する補助
図形の削除を行う。対応するベースシンボルコード上の
対応する桁には“0”が書き込まれる。別の領域を左ク
リックすればその領域に対応する補助図形が作画され
る。この作業を繰り返して必要な補助図形を作成する。
どの領域に対応する補助図形から作画して行くかの順番
は任意である。また、文字を書き込む場合には枠の大き
さの都合等を考えて見やすいように自動的に最適の角
度、位置に配置するようにしておく。もし必要な補助図
形を全て作画した時点でシンボルが規定外のものであっ
たときには、シンボル作画のコマンドを抜けることがで
きないようにしておき、シンボルを修正するか削除する
かしか選択できないようにする。
を右クリックするとクリックされた領域に対応する補助
図形の削除を行う。対応するベースシンボルコード上の
対応する桁には“0”が書き込まれる。別の領域を左ク
リックすればその領域に対応する補助図形が作画され
る。この作業を繰り返して必要な補助図形を作成する。
どの領域に対応する補助図形から作画して行くかの順番
は任意である。また、文字を書き込む場合には枠の大き
さの都合等を考えて見やすいように自動的に最適の角
度、位置に配置するようにしておく。もし必要な補助図
形を全て作画した時点でシンボルが規定外のものであっ
たときには、シンボル作画のコマンドを抜けることがで
きないようにしておき、シンボルを修正するか削除する
かしか選択できないようにする。
【0020】上記ステップS6において規定どうりのシ
ンボルであったときに中クリックで終了を指定すると、
ステップS7に示すように、ベースシンボルを作画して
から中クリックが行われるまでに作画された図形は全て
複合化される。さらに、この時点でのベースシンボルコ
ードはシンボルの種類に関して完全に一意である。違う
シンボルで同じベースシンボルコードになることはな
く、同じシンボルで違うベースシンボルコードになるこ
とはない。ステップS7の処理が終了したならベースシ
ンボルコードを作画され複合化された図形にステップS
8で付与する。上記のように処理することで、1つのシ
ンボルを作画することが終了する。
ンボルであったときに中クリックで終了を指定すると、
ステップS7に示すように、ベースシンボルを作画して
から中クリックが行われるまでに作画された図形は全て
複合化される。さらに、この時点でのベースシンボルコ
ードはシンボルの種類に関して完全に一意である。違う
シンボルで同じベースシンボルコードになることはな
く、同じシンボルで違うベースシンボルコードになるこ
とはない。ステップS7の処理が終了したならベースシ
ンボルコードを作画され複合化された図形にステップS
8で付与する。上記のように処理することで、1つのシ
ンボルを作画することが終了する。
【0021】なお、シンボルの位置、角度の修正を行う
場合には、まず、そのシンボルのコードを参照する。そ
のシンボルコードの各桁を調べることでどの補助図形が
書き込まれているのかが判別される。そして、マウスで
ベースシンボルの位置を指定することで自動的に補助図
形を書き込む。
場合には、まず、そのシンボルのコードを参照する。そ
のシンボルコードの各桁を調べることでどの補助図形が
書き込まれているのかが判別される。そして、マウスで
ベースシンボルの位置を指定することで自動的に補助図
形を書き込む。
【0022】上記実施例では、シンボル内の文字の角度
を自由に設定するようにすれば、コンピュータが自動的
に文字の角度を修正して文字が識別しやすくなる。ま
た、作業者によるシンボルの寸法のばらつきもなくなる
などの利点がある。
を自由に設定するようにすれば、コンピュータが自動的
に文字の角度を修正して文字が識別しやすくなる。ま
た、作業者によるシンボルの寸法のばらつきもなくなる
などの利点がある。
【0023】図5はベースシンボルコードを用いてシン
ボル体系を拡張する場合の説明図で、シンボル体系を拡
張するにはベースシンボル内の領域T8,T9を増やす
だけでよい。そのときの拡張されたベースシンボルコー
ドは、例えば“XX01XXXXXX”のように“0
1”の前に拡張コード“XX”を追加するだけである。
従って、シンボル体系を拡張は容易である。
ボル体系を拡張する場合の説明図で、シンボル体系を拡
張するにはベースシンボル内の領域T8,T9を増やす
だけでよい。そのときの拡張されたベースシンボルコー
ドは、例えば“XX01XXXXXX”のように“0
1”の前に拡張コード“XX”を追加するだけである。
従って、シンボル体系を拡張は容易である。
【0024】図6はこの発明の第2実施例を示すもの
で、この第2実施例は階段のようなシンボルを作画する
場合のものである。図6において、まず、図7に示すよ
うな階段のようなシンボルを作画する場合、その作画し
たい範囲(位置の指示)を破線の四角形で指定する。ス
テップS11はその位置の指示をマウスによりを行う処
理である。指示された範囲(位置)が正しいかをステッ
プS12で判別し、正しければ(「YES」)、ステッ
プS13の処理に進んで上記指示された範囲に適当なシ
ンボルフォント、例えば図8に示す3種類のフォントが
自動的に選択される。ステップS13は選択されたフォ
ントに従って、XYの座標が最小となるところを行始点
としてそこに見合ったシンボルを作画する行始点作画処
理を行う。この作画処理の後、その処理が行終端処理で
あるかをステップS14で判断し、「NO」ならステッ
プS15の処理を行う。ステップS15の処理はX方向
に1シンボル作画を進めるもので、ステップS16でそ
の作画を行う。このステップS15とステップS16は
行終端になるまで継続される。
で、この第2実施例は階段のようなシンボルを作画する
場合のものである。図6において、まず、図7に示すよ
うな階段のようなシンボルを作画する場合、その作画し
たい範囲(位置の指示)を破線の四角形で指定する。ス
テップS11はその位置の指示をマウスによりを行う処
理である。指示された範囲(位置)が正しいかをステッ
プS12で判別し、正しければ(「YES」)、ステッ
プS13の処理に進んで上記指示された範囲に適当なシ
ンボルフォント、例えば図8に示す3種類のフォントが
自動的に選択される。ステップS13は選択されたフォ
ントに従って、XYの座標が最小となるところを行始点
としてそこに見合ったシンボルを作画する行始点作画処
理を行う。この作画処理の後、その処理が行終端処理で
あるかをステップS14で判断し、「NO」ならステッ
プS15の処理を行う。ステップS15の処理はX方向
に1シンボル作画を進めるもので、ステップS16でそ
の作画を行う。このステップS15とステップS16は
行終端になるまで継続される。
【0025】ステップS14で行終端(「YES」)に
なったら、ステップS17の処理で行終端にあったシン
ボルの作画を行った後、ステップS18の処理に移って
Y方向に1行進める。その後、ステップS19に進んで
作画が最終端であるかを判断し、「NO」ならステップ
S13の処理に戻り、「YES」なら作画処理を終了し
て図7に示すような作画を得る。
なったら、ステップS17の処理で行終端にあったシン
ボルの作画を行った後、ステップS18の処理に移って
Y方向に1行進める。その後、ステップS19に進んで
作画が最終端であるかを判断し、「NO」ならステップ
S13の処理に戻り、「YES」なら作画処理を終了し
て図7に示すような作画を得る。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の請求項1
によれば、従来の辞書参照方式に比較すると、辞書参照
方式はシンボルの総数が膨大である時には、シンボルの
選択に時間を費やすことになるが、この発明では、選択
するのはベースシンボルであるから選択の母集団を比較
的小さくすることが可能であるために、労力を低減でき
るとともに、従来方式におけるシンボルコードはシンボ
ルの形にしか対応できず図形的に異なるシンボルに同じ
コードを付与できないが、この発明では同じコードを付
与できるようになり、これにより、シンボルコードはシ
ンボルの形ではなく、シンボルの持つ意味を表現できる
ようになって、図面をデータベースに取り込むことが容
易となる。
によれば、従来の辞書参照方式に比較すると、辞書参照
方式はシンボルの総数が膨大である時には、シンボルの
選択に時間を費やすことになるが、この発明では、選択
するのはベースシンボルであるから選択の母集団を比較
的小さくすることが可能であるために、労力を低減でき
るとともに、従来方式におけるシンボルコードはシンボ
ルの形にしか対応できず図形的に異なるシンボルに同じ
コードを付与できないが、この発明では同じコードを付
与できるようになり、これにより、シンボルコードはシ
ンボルの形ではなく、シンボルの持つ意味を表現できる
ようになって、図面をデータベースに取り込むことが容
易となる。
【0027】また、この発明の請求項2によれば、補助
図形とベースシンボルコードの桁を1対1に対応させた
ので、シンボルコードの計算が簡単にできるようにな
り、請求項3によれば、シンボル作画の操作が簡単にな
り、請求項4によれば、シンボル内の文字が自動的に見
やすいように設定できるようになる。さらに、この発明
の請求項5によれば、シンボルの作画の手間や時間を大
幅に短縮することができるようになる。
図形とベースシンボルコードの桁を1対1に対応させた
ので、シンボルコードの計算が簡単にできるようにな
り、請求項3によれば、シンボル作画の操作が簡単にな
り、請求項4によれば、シンボル内の文字が自動的に見
やすいように設定できるようになる。さらに、この発明
の請求項5によれば、シンボルの作画の手間や時間を大
幅に短縮することができるようになる。
【図1】この発明の第1実施例を示すフローチャート。
【図2】シンボル群の一例を示す説明図。
【図3】ベースシンボルコードの一例を示す説明図。
【図4】ベースシンボルの領域分割を示す説明図。
【図5】シンボルの拡張を示す説明図。
【図6】この発明の第2実施例を示すフローチャート。
【図7】階段のようなシンボルの作画説明図。
【図8】3種類の個別フォント説明図。
S1…ベースシンボル選択ステップ S2…ベースシンボル書き込む位置、角度の指定ステッ
プ S3…ベースシンボル書き込みステップ S4…補助図形の作画指示ステップ S5…補助図形の作画ステップ S6…ベースシンボルコードへの書き込みステップ S7…シンボルの複合化ステップ S8…シンボルコードの付与ステップ
プ S3…ベースシンボル書き込みステップ S4…補助図形の作画指示ステップ S5…補助図形の作画ステップ S6…ベースシンボルコードへの書き込みステップ S7…シンボルの複合化ステップ S8…シンボルコードの付与ステップ
Claims (5)
- 【請求項1】 体系化されたシンボル群からシンボルの
ベースを選択する工程と、この工程で選択されたベース
シンボルの書き込み位置および角度を指定する工程と、
この工程で指定された図面読み取り装置の画面上にベー
スシンボルを作画した後、そのベースシンボルが作画さ
れた空間に領域を設定し、その領域に補助図形を指示し
て補助図形を作画する工程と、この工程で補助図形を作
画した後、シンボルを複合化図形に形成するとともにそ
の複合化図形に複数桁からなるベースシンボルコードを
付与する工程とを備えたことを特徴とする図面読み取り
装置におけるシンボル作画方法。 - 【請求項2】 作画された補助図形とベースシンボルコ
ードの桁を1対1に対応させたことを特徴とする請求項
1記載の図面読み取り装置におけるシンボル作画方法。 - 【請求項3】 ベースシンボルが作画された空間の領域
に補助図形を作画する際、領域と補助図形とを1対1に
対応させたことを特徴とする請求項1記載の図面読み取
り装置におけるシンボル作画方法。 - 【請求項4】 シンボル内の文字の角度を調整可能にし
た請求項1記載の図面読み取り装置におけるシンボル作
画方法。 - 【請求項5】 シンボルを作画したい範囲を指示する工
程と、この工程で指示された範囲が正しいか誤りである
かを判断する工程と、この判断で正しいときにはX,Y
座標が最小となるところを行始点としてその部位にシン
ボルを作画する工程と、この工程で次々とシンボルを作
画し、行終点に達したならその部位に適合するシンボル
を作画する工程と、この工程での作画が終了したならY
方向に1行分進めて以後最終点まで作画する工程とを備
えたことを特徴とする図面読み取り装置におけるシンボ
ル作画方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7013323A JPH08202888A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 図面読み取り装置におけるシンボル作画方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7013323A JPH08202888A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 図面読み取り装置におけるシンボル作画方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202888A true JPH08202888A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11829956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7013323A Pending JPH08202888A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 図面読み取り装置におけるシンボル作画方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202888A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5027036A (en) * | 1988-11-25 | 1991-06-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Drive circuit for an electroluminescence display device |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7013323A patent/JPH08202888A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5027036A (en) * | 1988-11-25 | 1991-06-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Drive circuit for an electroluminescence display device |
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